「メタス」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
259行目: 259行目:
 
**またこの僧侶メタスは、顔が何故か本来のモノアイではなく[[ジェガン]]に似たゴーグルアイになっている点でも異端な存在である。上記の「モノアイ=敵」という点を考慮して変更されたのだろうか。
 
**またこの僧侶メタスは、顔が何故か本来のモノアイではなく[[ジェガン]]に似たゴーグルアイになっている点でも異端な存在である。上記の「モノアイ=敵」という点を考慮して変更されたのだろうか。
 
*デジタルカードゲーム「ガンダムトライエイジ」でメタスのカードのフレーバーテキストでは明かにスパロボでのメタスの扱いについて触れているフレーバーテキストが書かれている。
 
*デジタルカードゲーム「ガンダムトライエイジ」でメタスのカードのフレーバーテキストでは明かにスパロボでのメタスの扱いについて触れているフレーバーテキストが書かれている。
**内容はインタビュアーにメタスに修理機能があるんだろう?と迫られ、エゥーゴのメカニック達が「わけのわからない事を」「いや…無いだろ!?」「どこから聞いたんだ?」と困惑する内容。ちなみに副題は「一部では『常識』?」である。
+
**インタビュアーにメタスに修理機能があるんだろう?と迫られ、エゥーゴのメカニック達が「わけのわからない事を」「いや…無いだろ!?」「どこから聞いたんだ?」と困惑する内容。ちなみに副題は「一部では『常識』?」である。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2023年10月6日 (金) 23:38時点における版

メタス
外国語表記 Methuss[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン 永野護
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 可変モビルスーツ
生産形態 試作機
型式番号 MSA-005
全長
【MA時】
21.8 m
全高

26.0 m

【MA時】
6.2 m
本体重量 27.8 t
全備重量 52.4 t
動力 核融合炉
ジェネレーター出力 1,640 kw
スラスター推力

18,600 kg×3(背部)
10,600 kg×2(脚部外側)

総推力
77,000 kg
アポジモーター 12
装甲材質 ガンダリウム合金
センサー有効半径 11,300 m
開発 アナハイム・エレクトロニクス
所属 エゥーゴ
主なパイロット ファ・ユイリィ
レコア・ロンド
テンプレートを表示

メタスは『機動戦士Ζガンダム』および『機動戦士ガンダムΖΖ』の登場メカ

概要

Ζプロジェクトによりアナハイム・エレクトロニクスで開発された初の可変モビルスーツ

機体概要

元々は可変機構の実験機として開発されていた。モビルアーマー形態に変形可能で、機動性が高い。

しかし、上半身と下半身を3本のアクチュエーターで接続しているだけであるために強度は低く、格闘戦はあまり得意ではない。また、武装も貧弱。

モビルアーマー形態

変形した形態。メタスはモビルアーマー形態での運用を基本としている。

高い運動性と速度を誇り、宇宙戦闘機としては十分な性能を発揮した。反面大気圏内での運用には適していない。

Ζガンダムに比べシンプルな変形機構が評価され、量産を考慮したΖIIリゼルはメタスの変形機構が参考にされている。

劇中での活躍

グリプス戦役中盤にアーガマの戦力として配備され、当初はレコア・ロンドが搭乗していた。レコアがエゥーゴを離反した後は補欠要員だったファ・ユイリィが専任パイロットとなり(尚、レコア機はヤザンとの戦闘で完全に爆発しているので、ファ機は2号機と思われる)、ティターンズの高性能MS群に苦戦を強いられるが、その高い機動力を活かし、最後まで戦い抜いている。時々、撃破される事もあったが、パイロットは脱出しているため、生存率は意外と高い。

第1次ネオ・ジオン抗争の序盤でも運用されたが、アーガマの物資・人員不足もありほとんど修理出来ていない状態で使用されていた。「ガザの嵐隊」との戦闘では接近戦で胴体フレームをへし折られてしまい、下半身を失っている(乗っていたのが素人同然のトーレスだったのも一因だが)。最後はジュドー・アーシタΖガンダムを庇ってハンマ・ハンマの攻撃を受け、そのままシャングリラへと流されていった。

劇場版においては、1号機と新たに2号機である「メタス2」がアーガマに配備されている。1号機はΖガンダムやGディフェンサーと共に搬入され、レコアの乗機となった。また、TV版のゲルググの代わりに百式のメガ・バズーカ・ランチャーのエネルギー供給用の機体としても使用された。その後の戦闘でヤザンハンブラビに撃墜されている。2号機はファ・ユイリィが乗り込み、弾薬の補給や損傷機回収の為の支援機として運用されていた。

登場作品と操縦者

前半で貴重な飛行可能、かつ修理機能を持ったユニット。基本はファの初期機体扱いで、彼女のSRW参戦回数の恩恵を存分に受けているユニットともいえ、仮にも原作前半主役機のガンダムMk-IIより登場回数が多く、初登場も先である

武装が貧弱なため戦力になる事は少ないが、乗り換え可能な修理ユニット、またはパイロットのレベル上げ用として最後までお世話になる事が多い。

修理装置は『機動戦士ガンダムΖΖ』における性能を再現した物だが、原作で弾薬の補給を行う支援機としての運用がされていたのに補給装置は『第2次Z再世篇』まで実装されなかった。ゲームシステムレベルでの自軍の支援手段が増加した影響もあってか、同作からはZシリーズ以外でも何らかの形で両装置を有する仕様が定番化している。

なお、MS形態のあまりに貧弱な上半身と下半身の接続方法故か、MA形態の方が装甲が厚い事が多い。

上述通り参戦回数は最多クラスに位置するものの、機能面のテコ入れはシリーズを通じてほとんど行われていない。上述の補給装置の追加や、強化パーツ運用の面で補強が行われる程度で、戦闘力はほぼ水平飛行水準。登場を重ねたプレイヤー側のユニットはやられメカ量産機でさえ強引気味に武装を追加される傾向があり、ある意味、旧シリーズ以来これほど仕様が変わり映えしないのは珍しい。

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦
初登場作品。ファ・ユイリィがパイロット。最初の内は貧弱な支援機的な性能に思えるが、高レベルになるにつれどんどん素早さが上がり、レベル50で素早さがカンストし、νガンダム以上の素早さとなる。よって、後半になると修理だけでなく、積極的に戦闘に参加させることもできる。自分自身の修理も可能なため、特に1対1の戦闘に滅法強く、レベルが十分で相手が単体であれば例え相手がヴァルシオンだろうとグランゾンだろうと、一応メタスだけで倒すことが出来る。ヴァルシオンはともかく、グランゾンをメタス単体で倒すにはとてつもない時間が掛かるだろうが…。
後半より武装がアームビームガン→ビームサーベル(MS)/メガ粒子砲(MA)に変更される。原作で未所持のメガ粒子砲は射程はあるがビームサーベルより威力は低い。前半はアームビームガンの射程が1のみなので攻撃手段が乏しいが、後半は状況に応じて変形し、近距離・遠距離の攻撃を使い分けた戦法が可能になる。
第2次スーパーロボット大戦G
システムの大幅変更により、上記のような活躍はできない。修理で経験値も入らないが、序盤では貴重な「飛行できるMS」であり、空が飛べず移動力も低いガンダムVガンダムガンイージより快適に移動できるので武器を改造すると意外に強い。序盤で山岳や森林の多いマップが出てきたら、アムロウッソをこちらに乗せてみるのも手。
第3次スーパーロボット大戦
ブルーガーと並んでロンド・ベルの生命線となるユニットであり、どれだけ鍛えるかによってゲーム難易度が大幅に変わってしまうほどの戦略的価値を持つ。HP・装甲の改造は惜しまずに。
スーパーロボット大戦EX
リューネの章序盤でファが乗ってくる。リューネの章では唯一の修理役の為に重要性は高い。
第4次スーパーロボット大戦S
第1話(『S』では2話)からファの乗機として登場。強制廃棄はされず、任意で廃棄する事もできないので最後まで残る。
ただでさえ基本性能が控えめなうえに、序盤から出現するヘビーメタルに対してかなり不利な武装をしてるため戦力と数えるには厳しいが、序盤では貴重な飛行MSであり初期ユニットの中では破格の限界反応を持っているのでリ・ガズィ入手までは武器2つを少々改造してからアムロを乗せてみても面白い。
なお本作の敵ユニットは修理・補給能力を持つ機体を優先的に狙うルーチンが組まれており、その中で本機は貴重なリアル系であるため、改造しておくと囮役として最適なユニットになる。
素の攻撃力はMSでも最低クラスで、また反撃が選択できるようになったため修理装置の恩恵も減った。しかし移動力は極めて高く、アイテム回収に向いている他、ミデア救出マップではその機動力と修理能力で大活躍する。
スーパーロボット大戦F
今回から修理で経験値が入るようになったので、ガンダム系パイロットのレベル上げ用ユニットとして、ファ・イーノ・エル、挑発目当てならビーチャも加えて4人が取り合う事になる。修理・補給ユニットが優先的に狙われる『第4次』と異なり、本作は単にHPの少ないユニットが優先されるため、改造するならHPと装甲を中心に強化しよう。
ゴラオンの救援に機動力の高さを理由に1ステージだけジュドーが搭乗して強制出撃するステージがある。戦闘能力という点では若干不安なようでジュドー本人は不満気だったところをファに睨まれる。
スーパーロボット大戦F完結編
序盤から一級MSが多数登場し、それらとニュータイプの組み合わせが猛威を振う『F完結編』では、味方の被弾が大きく減るため活躍の機会は徐々に少なくなっていく。レベル上げ目的で使うにしても、今作ではよりレベル上げに向いたユニットであるコアブースターがいる。とは言え「ティターンズの追撃」や「アマンダラ・カマンダラ」等、NPCを防衛するシナリオがちょくちょくあるため、そういったシナリオでは活躍が見込める。
スーパーロボット大戦コンプリートボックス
3作全てに登場。武器の性能が『第3次』準拠、かつダメージ計算式が『F』仕様になった影響で、ただでさえ低かった攻撃力が更に下がり完全な戦力外ユニットとなった。一方で、システムが『F』仕様になった影響で修理時に経験値を得られるようになり、ガンダム系パイロットのレベル上げが楽になってもいる。『第3次』では有用な精神コマンドを覚えるイーノかルー、『EX』ではステータスは微妙だが2回行動が早いフォウが乗ると思われる。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
登場はかなり前倒しされていて、ガンダムMk-II奪取前からアーガマに積まれている。それでも原作通り、最初はレコアが乗っている。序盤では貴重な飛行ユニットで移動力もあることから戦闘にも回せる。
MS形態の地形適応が全てB以下という冷遇機。MA形態との優位性がビームサーベル(+切り払い)位しかない。
スーパーロボット大戦α外伝
修理ユニットとしては悪くないが、修理だけでなく補給も可能なホワイトアークブルーガーの方が優秀。戦闘ユニットとしては、武器改造効率が良いため最終攻撃力はそこそこ、P属性射程5で飛行可能ではあるが、武器の対地性能と弾数に不安がある。パーツスロットも含めた移動能力では今作トップなのでアイテム回収をさせる手もある。
第2次スーパーロボット大戦α
コスト1で修理装置持ち。ファの魅力的な精神コマンドと併せ、小隊員機として優秀。
移動力と運動性が上がるMA形態の使用がほぼ前提だが、ファの空適応がBなのが難。変形させつつも防塵装置を着けて陸を這わすも一手。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
『第2次α』と同じ。ちなみにオプションの「ガイダンスシナリオ」にも、アラドが操作するユニットの一体として登場する。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
修理装置を持つ為、被弾する事が前提であるスーパー系の小隊員に向いている。レコアとファの2機が入手できるが、レコア機は撃墜されて使用不可になる(改造費用は戻ってくる)。MS形態とMA形態でPLAの射程や地形適応が違うので注意。
第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
単機出撃制になりサブオーダーが導入されたため、資金稼ぎ要員育成機としてガンダム系で乗り回される。
MA形態が武装1つなのはお約束だが、それがP武器で射程3。最終的には自軍最低の最大射程ユニット(形態)となってしまう。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
基本は前作と同じだが、フル改造ボーナスにより、なんと補給装置が実装される。なお、OZでは何故か他の宇宙世紀及びSEED系ガンダム共々封印扱いになっていた。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
前作から引き続きカスタムボーナスで補給装置が実装。スーパー系サブに向いている。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
第1話から使用可能。『時獄篇』と同様、カスタムボーナスで修理装置と補給装置を両立できるため強力なMSが多数入手できる今作でもサブユニットとして長く使っていける。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
シナリオ「サイン・オブ・ゼータ」でファが乗ってくる。
スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
第1話から使用可能。地上では高低差によって援護できるかどうかが変わるため、序盤では戦闘にもかりだされる。HPをパーツで上げておこう。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
地上にあるものとは別の機体が登場。序盤から使用できる。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
当たれば確実に落ちるうえに、トリプル・ジムが本格参戦するので立場が危うい。
スーパーロボット大戦IMPACT
第1話から使用可能。修理、補給ユニットが優先して狙われる第3部からは修羅の道。弱小ユニットほど改造幅の大きい本作の仕様上攻撃力だけは人並みレベルにできるが、主武装となるビームガンの射程や装弾数が心もとない為使い勝手は悪い。
スーパーロボット大戦COMPACT3
第1話から使用可能。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
リアル系ルート第2話でファが乗ってくる。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
フル改造ボーナスで「戦艦と同じ消費系パーツの使用方法が可能」となる。終盤の木連ルートではドン・ザウサーという強敵が待ち構えており、戦艦ユニットのナデシコ(Yユニット)はパーツスロットが2つしか無いため、フル改造ボーナス付のメタスに火星丼を4つ搭載すると非常に役立ってくれる。
スーパーロボット大戦R
過去の世界で登場。
スーパーロボット大戦D
宇宙ルート第4話から使用可能。中盤以降はホワイトアークの方が役立つ。

VXT三部作

スーパーロボット大戦V
第35話でファが乗ってくる。歴代でも最遅レベルの参戦。相変わらず宇宙世紀MSでは唯一の修理(と補給)持ちなのでレベル上げには使えるが、戦闘に参加させることはまず不可能。ファを使うなら、エース(またはグレートエース)になるまでは他の機体で撃墜数を稼ぐか、サブオーダーで撃墜数を稼ぐと良いだろう。十分な撃墜数を稼げたら、あとはメタスで修理・補給に専念すれば良い。
スーパーロボット大戦X
第29話で加入。加入時点で3段改造済みなのですぐにでも5段階まで改造しよう。今回も修理(と補給)持ちだが、補給の方はカスタムボーナスで追加される機体が多い上に両方持ちも対抗馬が3機も存在する為、それらと比べて参戦時期が遅い本機はやはり使われにくいが、ファの精神コマンドが相変わらず優秀なのと、レスキューユニットを装備させたい機体が少なくないことを考えると、そのままファを乗せて使うのも十分に有用である。
なお、同シナリオ終了後は条件を満たせば特殊な強化パーツである「エクストラアームズ」を得られる。武器攻撃力の低い(特に武器が一つしかないMA形態)本機との相性が極めて高いため、そのまま装備させても構わないだろう。
スーパーロボット大戦T
第11話より登場。本作では、修理と補給を1機でこなせるのは、本機を除くとゲシュペンストだけで、しかもあちらはサポート能力においてファが搭乗する本機に大きく劣るため、参戦の早さと合わせて、『V』や『X』と比べて支援機としての重要性が増したと言えるだろう。
ファの撃墜数の稼ぎにくさもサブオーダーの仕様変更により改善されたため、「ファを他の機体に乗せ換えて撃墜数を稼ぐ」という必要が薄れたのも、本機にとって追い風になっている。ファ以外のパイロット候補は、イーノあたりだろう。

単独作品

スーパーロボット大戦64
特定ルートを通るとメタス改に強化され、攻撃力が大幅に上がる。
スーパーロボット大戦Card Chronicle
ファが乗っている。
スーパーロボット大戦X-Ω
C・SSRアタッカー、Rシューターが登場。
スーパーロボット大戦30
ファが加入すると同時に入手。本作ではルオ商会からの補給物資として搬入されている。
今作は過去作より強化された「エクストラアームズ」系の強化パーツが手に入る為、サポートのみならず火力要員なメタスも夢では無くなっている。
本作では修理装置、補給装置を両方を強化パーツ無しで保持できる通常ユニットは本機のみとなっている特徴がある[2]
MA形態の移動力+強化パーツ3スロットを活かした、MxPコンバーター等による歩数稼ぎとも好相性。ハロウッソサブパイ)やクワトロの「加速」で飛び回るだけでも積み重ねれば馬鹿にならない収入を生む。
なお、MS形態の戦闘アニメ開始時に機体が動いていないにもかかわらずバーニアを吹かすSEが鳴る。これが不具合かどうかは不明。

関連作品

リアルロボット戦線
ファが乗り登場。本作には修理装置自体が存在せず、性能は低い。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

ビーム・サーベル
脚部に6本マウントしている。斧状のビームを形成する事も出来る。
何故6本も持っているのかは不明。機体の強度を考えれば接近戦は不得手なはずなので、ますます不可解である。弾薬の補給を行う支援機として運用をされていた事を考えると、他のMSへと譲渡する[3]という、補給の一種として複数所持していたのかもしれない。
ごく一部のゲームでは必殺技として6本同時に投擲を行うオリジナル技も存在するが、SRWではこちらは未採用。
『X-Ω』ではアタッカータイプの通常攻撃に採用。
アーム・ビーム・ガン
両腕に固定装備されている小型ビーム砲。使用時は砲身を180°回転させ、グリップを握って射撃する。MA形態時はグリップ無しで発射可能。
SRWではMS形態は移動後攻撃不可で射程が少し長いビームライフルの同系武装、MA形態ではやや射程が短くなるが移動後使用可能という扱いになっている事が多い。
『X-Ω』ではシュータータイプの通常攻撃に採用。
アーム・ビーム・ガン(連射)
『X-Ω』での必殺スキル。

オプション武装

バルカン砲
頭部に二門搭載されている(と思わしき)バルカン砲。
TV版第23話にて牽制として発射しているシーンがあるが、デザイン上では銃口が存在しないので作画ミスの可能性が高い。
SRW未採用。SRW以外でも採用された例はない。
ミサイル
腕部からグレネードランチャーのように発射されるミサイル。TV版第38話にて使用されていたものの、こちらも設定上は存在しない為作画ミスの可能性が高い。
ごく一部のゲームでは採用された例はあるものの、それ以外ではSRWを含め未採用。
クレイ・バズーカ
火力不足を補うために携行式武装。ΖIIの装備を逆輸入した設定で同機のようにバックパック部分に2丁マウントしている。
一部ゲームでは採用している例はあるが、ほぼオリジナル設定の為SRWでは未採用。

特殊能力

剣装備、銃装備
切り払い撃ち落としを発動。
変形
MA形態へ変形する。移動力運動性装甲が全て上昇するので、基本的にMA形態で運用する事の方が遥かに多い。
修理装置
『ΖΖ』第10話では使用不能になったΖガンダムのライフルを修理している[4]。SRWにおける本機の存在意義とも言える能力。
小隊制の作品等ではHP回復と同じ効果も持つ。
補給装置
前述通り作中でも補給・支援機としての描写がある。『第2次Z再世篇』以降カスタムボーナスとして追加された能力。その為、最初から持っているわけではない。
支援機としての使い勝手が飛躍的に上昇する。

移動タイプ

MS形態時。
MA形態時。飛行可能。

サイズ

M

カスタムボーナス

超合金Z
第2次G』で採用。
戦艦と同じ強化パーツの使用方法が可能。
A PORTABLE』で採用。後のパーツ供給のような能力で、上述した通り分岐ルートでの生命線となる。
修理によるHP回復量が2倍になる
第2次Z破界篇』で採用。
特殊能力『補給装置』を得る
第2次Z再世篇』から『X』までの作品で採用。ようやく原作の再現をされた。
特殊能力『補給装置』を得る。装甲値+200。
T』『30』で採用。

機体BGM

「颯爽たるシャア」
第2次G』、『第3次』、『EX』にて採用。
「モビルスーツ戦~交戦」
第4次』、『F』、『α』など多くの作品でBGMとして採用。
「艦隊戦」
第2次α』、『第3次α』、『V』『30』にて。
「水の星へ愛をこめて」
A』にて。

関連機体

メタス改
ハイメガキャノンを装備した武装強化型。
ガンキャノン・ディテクター(SRW未登場)
『Z-MSV』『UC』に出演。
名前はガンキャノンではあるがメタスのフレームを流用しており、それを活かした簡易変形機能を持つ。
Ζガンダム
開発に際しメタスで得たデータが反映されている。
ΖIIリゼル
メタスの変形機構を参考にしている。

余談

  • 企画段階ではハンブラビが「メタス」という名称になる予定であった。
  • ΖΖ』で退場してしまった理由として、「モノアイのMSは敵方」という了解が製作側に出来てしまった事がある。味方から敵方に移されてしまったリック・ディアスの後継機と同じ事情である。
  • コンパチヒーローシリーズ」の1つ『ロストヒーローズ』(PSP/3DS)でも、メタスは数多の歴代ガンダム達を差し置いて、女性人格でアシストサブ登場を果たしている。
    • バンプレスト作品におけるメタスの優遇は謎というより、もはや伝統なのかも知れない。
  • SDガンダムシリーズ」でもメタスは女性キャラとして登場することが多いが、『SDガンダム外伝』の僧侶メタスは珍しく男性人格[5]である。
    • またこの僧侶メタスは、顔が何故か本来のモノアイではなくジェガンに似たゴーグルアイになっている点でも異端な存在である。上記の「モノアイ=敵」という点を考慮して変更されたのだろうか。
  • デジタルカードゲーム「ガンダムトライエイジ」でメタスのカードのフレーバーテキストでは明かにスパロボでのメタスの扱いについて触れているフレーバーテキストが書かれている。
    • インタビュアーにメタスに修理機能があるんだろう?と迫られ、エゥーゴのメカニック達が「わけのわからない事を」「いや…無いだろ!?」「どこから聞いたんだ?」と困惑する内容。ちなみに副題は「一部では『常識』?」である。

脚注

  1. Mobile Suit、機動戦士Ζガンダム、2022年2月4日閲覧。
  2. 戦艦であればAoSアップデート適応後のドライストレーガーも両方所持する。
  3. 特に腕部にエネルギー供給経路が無く、他機体の装備の受け渡しや鹵獲が出来ないガンダムMk-II向けの内容である可能性が高い。
  4. ただし、実際に修理を行ったのは本機から降りた生身のファ本人。
  5. カードダスでは性別を示す描写はないが、OVAでは男性である菊池正美氏が声を当てている。

商品情報

資料リンク