スーパーロボット大戦V
スーパーロボット大戦V | |
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開発元 | B.B.スタジオ |
発売元 | バンダイナムコエンターテインメント |
対応機種 |
プレイステーション4 プレイステーション・ヴィータ Nintendo Switch パソコン(Steam) |
プロデューサー |
じっぱひとからげ 寺田貴信 國政修 佐竹伸也 最上頌平[1] |
ディレクター |
安斎誠 名倉正博 |
シナリオ | 名倉正博 |
キャラクターデザイン |
渡邉亘 糸井美帆 |
メカニックデザイン |
清水栄一 Mがんぢー 藤井大誠 |
主題歌 | 「THE EXCEEDER」 |
発売日 |
2017年2月23日(PS4/PSV) 2019年10月3日(Switch/Steam) |
価格 |
PS4 通常版
PS4 期間限定版
PSV 通常版
PSV 期間限定版
Switch 通常版
Switch 期間限定版
Steam 通常版
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CERO区分 | C(15歳以上) |
『スーパーロボット大戦V』は「スーパーロボット大戦シリーズ」のゲーム作品。
概要
スーパーロボット大戦シリーズ25周年記念タイトル第2弾。2016年6月4日に開催された記念イベント「鋼の超感謝祭2016」にて正式発表され、2017年2月23日に発売された。
PS4/PSVのマルチプラットフォームで、版権スパロボ初のPS4向けタイトルとなる。『第3次スーパーロボット大戦Z』と同様にPS4/PSV間のクロスセーブ、及びエディットBGM機能に対応する。
開発ラインはZシリーズに沿ったものとなっているが単独作品となっており、ストーリーも本作で完結するものとしている。また、戦闘シーンも『第3次スーパーロボット大戦Z』をベースに、PS4向けにさらにブラッシュアップされたものになっている。
海外展開が視野に入れられており、アジア地域での繁体中文・韓国語・英語でのローカライズ版発売が行われているが、それらの国々から海外ファンには日本の声優によるオリジナルの音声を望む声が強いとの意見があったため音声は日本語版と同一のものとなった[9]。これは先に海外展開された『OGMD』でも同様の仕様となっている。
PlayStation Awards 2018にて、累計出荷数(配信数) 50万本を超えたゴールドプライズを受賞した。
期間限定版
期間限定版としてスパロボシリーズでは初となる、参戦作品の主題歌・劇中BGMの原曲をゲーム用サイズに加工し収録した限定版「プレミアムアニメソング&サウンドエディション」が発売された。
購入特典
初回生産分及び3月22日までのダウンロード版には「初回封入3大特典」として、プレゼントシナリオ「スペシャルスターター・パック」、PS4/PSV用オリジナルテーマ、「グルンガスト」&「ヒュッケバイン」早期参戦が入手可能となるプロダクトコードが付属していた。更にダウンロード版のみプレゼントシナリオの「ダウンロード版購入プレゼントV」と「ワンダフル・プレゼントV」が追加されていた。
また、パッケージ版には『スパロボVクルセイド』のプロモーションカードが同梱されていた。
DLC
発売日と同日に全20本のボーナスシナリオが追加ダウンロードコンテンツとして販売された。更に2017年12月12日に2本のボーナスシナリオを含む「周回プレイ支援パック」が有料配信された。
Switch/PC移植版
2019年にNintendo SwitchおよびSteam配信によるPCへの移植が発表され、同年10月3日にリリースされた。「プレミアムアニメソング&サウンドエディション」は、Nintendo Switchダウンロード版のみの期間限定販売。収録楽曲はPS4版・PS Vita版と同一。
- 音楽ファイルをゲーム内BGMとして設定できるエディットBGM機能は、Switch版は機種の特性により非対応となっている。PC版も発売当初は対応していなかったが、2020年1月10日のアップデートにより機能が追加された。
- 「早期購入3大特典」として、プレゼントシナリオ「スペシャルスターター・パック」、ラブリー・プレゼントV、「グルンガスト」&「ヒュッケバイン」早期参戦が入手可能。パッケージ版の特典は初回生産分のみ、ダウンロード版は2019年10月30日まで付属する。特典コードの有効期限は2020年10月2日まで。
- PS4版・PS Vita版では発売日同日に別途有料配信されていたボーナスシナリオ全20話は、最初からソフト本体に含まれる。2019年10月31日に「周回プレイ支援パック」が有料DLCとして配信された。 全てのボーナスシナリオ報酬を受け取ると資金900万、TxcP.4万という膨大な量の資産を獲得できる。過去の周回でクリアしていれば2周目以降は第2話開始前のインターミッションで報酬の即時獲得が可能。
- Nintendo Switch版では通常版と期間限定版は別物扱いになる為、セーブデータを共有することは出来ない。通常セーブデータはSDカード容量の許す限り無制限、中断セーブは独立して1枠のみとなっている。
- PC版はSteamのクラウドセーブに対応しているが、セーブデータを9個までしか保存できず、さらに中断セーブと枠を共有するため物足りなく感じやすい。ただし、中断セーブが通常セーブと同じ扱いのため複数中断データを残せるようになった。
- PC版はマウスとキーボードでの操作に対応。キーバインドの変更や画質変更のオプションが追加されている。また、Steamの機能で言語変更する事で英語・中国語(繁体字)・韓国語でのプレイが可能。他にトレーディングカード[10]、実績[11]などに対応している。
システム
本作は据置機向け版権系スパロボとしては『スーパーロボット大戦NEO』以来となる単機出撃制となっている。
新システム
- スキルルート
- パイロット養成系の新システム。パイロットポイント(PP)による育成ではなく、タックポイント(TacP)と呼ばれるリソースを消費して各種スキルを開発・生産するシステム。生産したスキルは「スキルプログラム」で任意のパイロットに修得させる事が可能。また本システムを採用した関係で、スキル修得枠は最大30枠と大幅増加し、先天技能が0から2個・一般技能28個と死にスキル以外はすべて同時修得可能になった(ホシノ・ルリのみ先天技能を3個持っているが死にスキルがあるため全て修得可能)。そのため、技能の上書きや順番変更ができなくなった。
- スキルは従来の特殊スキルにあたる「スキル系」、パラメータ・地形適応上昇に関わる「パラメータ系」、開発に特殊な条件を要する「スペシャル系」の3種に大別される。
- 大まかに言えば、PP系養成とスキルパーツ系養成を折衷したようなシステムとなっている。
- エクストラアクション
- 『第3次Z』のタッグコマンドをブラッシュアップしたシステムで、ExC(エクストラカウント)と呼ばれるポイントを消費して戦闘を有利にする様々な効果を得る。
- エクストラオーダー
- 戦艦ユニットのみが使用可能なコマンド。これとは別にエクストラアクションも使用可能。気力上昇以外は使用者を選択できない。
- ファクトリー
- TacPを消費して強化パーツの取引やシステム面のアップグレードを行うシステム。
- 「購入」「TACカスタマイズ」の2種のメニューがありそれぞれ『第3次Z』のDトレーダー・Zクリスタルの仕様を概ね引き継いだものとなっている。
- シークレットシナリオ
- 特定の条件を満たす事で追加される隠しシナリオ。メインシナリオとの違いは通算話数にカウントされない事(タイトル上はシークレットシナリオ「○○」)とSRポイント取得条件が設定されていない事のみでルート分岐の一種である。名称がついただけで条件付きで追加される隠しシナリオは『第4次S』の「救出」などの前例がある。
既存システムと変更点
- 武器属性の変更点
- 反撃時に使用すると必ずカウンターが発生する「カウンター武器」が新たに追加された。
- 本属性と新スキル「フルカウンター」の存在により、本作では従来のスキルとしてのカウンターは存在しない。
- 精神コマンドの変更点
- さざなみ製作品(『NEO』・『OE』)で採用されていた、ユニットの行動終了後やエネミーフェイズ中の戦闘直前での精神コマンドの使用が可能となった(ただし、「集中」などの1ターン効果のあるコマンドは持続が「ターン開始」とされ、EPで使用しても次のプレイヤーフェイズには持ち越されずターン開始と共に終了する)。また第三次ZやNEO同様にSPは出撃時に最大値の50%からスタートし、ターンごとに自動回復するようになっている。
- コマンドラインナップには新たに「先見」が追加。また「希望」がB.B.スタジオ製作品では『Z』以来の復活となった。
- 他方、『R』以降常連であった「直撃」が先述のエクストラアクション(ダイレクトアタック)との兼ね合いの為廃止(「直撃」がなくなった関係上、「勇気」の効果も変更されている)。また「偵察」も廃止され、『OE』と同様交戦前から敵機体のステータスの詳細を確認できるようになっている。
- 「熱血」や「魂」等のダメージ上昇系の精神コマンドの習得レベルが『第2次Z破界篇』以前までのレベルに下がった(ただし、習得自体は5番目か6番目であり、各キャラが習得する精神コマンドの中では遅い)
- 特殊スキルの変更点
- 新スキルとして「プロテクション」「エースプラウド」などが追加。またB.B.スタジオ製作品としては集中力やアタッカーが初採用。
- また養成系システムのある作品では初めて見切り、ガード、Eセーブ、Bセーブ等がレベル制となり、闘争心も『COMPACT3』以来にレベル制で養成できる(ただし最大レベルは大幅に短縮)
- ダッシュや戦術待機はスペシャル系スキルとなり、地形利用は養成不可の先天技能となった。
- 援護攻撃は与ダメージ倍率が0.5倍と、大幅に下方修正。
- 特殊能力の変更点
- ユニットの「剣装備」が廃止され、B.B.スタジオ製作品では初めて切り払いが不採用となっている。
- エース系システムの変更点
- 従来のエースボーナスに加えて上位ボーナスである「グレートエース」が追加。撃墜数80以上(エースプラウド所持で70以上)で取得可能で効果は全パイロット一律で「出撃時にExC+1」と「出撃時SPが最大値の75%に」。
- サブオーダーの変更点
- 基本仕様は『第3次Z』までのものとほぼ同じだが、最大オーダー人数が『第2次Z』と同じ20人へ戻されている。
- またゲームシステム変更の関係で「トレーニング」のボーナス対象がPPからTacPへ変更されている。他にも基本数値は固定されており、オーダー人数分獲得できるように変更されている。
- ユニットパラメータの変更点
- 従来作より殆どの機体の移動力が軒並み下げられており、特殊スキルやカスタムボーナス無しで8を越える機体が存在しない。
- またダッシュや一部の強化パーツも効果を下げられている物が存在する。
- ゲームモードの変更点
- 『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』に引き続いて初心者向けの「ビギナーズモード」を実装。『OGMD』の同モードとの違いとしてSRポイントそのものが存在せず、マップクリア時に無条件で資金とTacPをボーナスとして獲得できる他、ルートが固定化される事もない。
- また、ゲームモードはオプションから変更することも可能になっている。
- ライブラリーの変更点
- 『OGMD』に引き続き、「中断メッセージ集」が実装されている。版権スパロボでは初となる。他、参戦作品の簡単なあらすじ紹介閲覧も実装された。
- 「キャラクター事典」や「ロボット大図鑑」も原作終了後の作品はラストまで、それ以外の作品の大半は途中までの詳細になっている。例外は『宇宙戦艦ヤマト2199』と『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』の二作品でクリア前は詳細も少なめになっている。
- 搭載の変更点
- 全ての戦艦の搭載時のHP・ENの回復量が100%/1ターンとなった。なお、搭載した直後でも70%ほど回復するので、エクストラオーダーの「緊急回収」と組み合わせる事で使い勝手が向上する。
- 所得物の変更点
- スキルルートシステムに変更されたため、一部の敵が落とす所得物に地形適応以外の「ステータス系」と「スペシャル系」のスキルプログラムが追加されている。また各種「スペシャル系」の開発開放は、それぞれ一度この方法で入手することになっている。
演出面
- ステージマップは版権系としては『Z』以来の3Dクォータービュー形式が復活。ただしユニットアイコンはOGシリーズと異なり2Dで表示される都合トップビューへの切り替えはできない。
- シナリオデモのレイアウトは直近の『X-Ω』に引き続きバストアップ形式で、デモ中の背景やキャラクターのグラフィックには同作品から引き継がれているものがある。
- 前述の通り単機出撃制となった関係で、『第3次Z』では全体攻撃属性だった武装のアニメーションが作り直されている。また、高低差によるアニメーション変化も廃止されている。
- バンプレソフト時代を含めてB.B.スタジオ製スパロボ作品としては初めて、マップ兵器がアニメーション再生される形式となった。『第3次Z』より継続参戦のユニットの一部のマップ兵器は全体攻撃属性武器の演出を転用したものとなっている。
難易度
第1話から加入する宇宙戦艦ヤマトは非常に強力な戦艦であり、パイロットの沖田十三が持つ艦隊指揮による周囲のユニットへのサポートも手伝って、序盤に苦戦することは全くない。ただし、敵の命中は全体的に高めであり、終盤ではボスユニットの武器の命中補正が50~60台というケースもザラである。その為、リアル系ユニットが下手に突出すると痛い目に遭う可能性が高い。ヤマトが抜けている時期やルート分岐では注意が必要。
エクストラアクションのマルチアクションに必要なExCの量から、『第3次Z』のように単機でマルチアクションで殲滅することは難しくなっている。一方で、新要素のエクストラオーダーが強力であり、従来作と比べて運用面における戦艦系ユニットのウェイトが増している。
『第3次Z』においてPPとZチップに分割されていた育成系のシステムがTacPに統合されたため、その遣り繰りは人によって何を優先するかが分かれる。とはいえ、Tacカスタマイズで部隊全体を底上げし、強力な強化パーツを購入すれば一気に戦局を覆すことも可能。
ビギナーズモードはSRポイントが取得できない(=プラチナエンブレム入手不可)という欠点こそあれど、敵ユニットの改造段階が照準値を除いて上昇しないことやステージクリア毎に資金やTacPのボーナスが得られるため、苦労する点はほとんど存在しない。ノーマルモードの難易度はSRポイント全取りを考慮すると『第3次Z時獄篇』と同程度と言える。 『α』よりは難しいが全体的な難易度は高くないので、初心者にも勧められるスパロボとも言える。『α』からの復帰勢でもシステムを理解すれば十分に進めるほどのバランスに仕上がっているだろう。
なお、プラチナエンブレムは全てのSRポイントを獲得しても使えるのは僅か2シナリオしかなく、Zシリーズより使い勝手が悪くなっている。
参戦作品
★は新規参戦、●は機体のみ参戦。
- 無敵超人ザンボット3
- 無敵鋼人ダイターン3
- 機動戦士Ζガンダム
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- ★●機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム
- ★機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート
- ★●機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
- 機動戦士ガンダムUC
- ★勇者特急マイトガイン
- 劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-
- 真ゲッターロボ 世界最後の日
- 真マジンガー 衝撃! Z編
- ★●真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍
- フルメタル・パニック!
- フルメタル・パニック?ふもっふ
- フルメタル・パニック! The Second Raid
- フルメタル・パニック! (原作小説版)
- ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
- ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
- ●ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
- ★宇宙戦艦ヤマト2199
- ★クロスアンジュ 天使と竜の輪舞
機体のみの参戦と発表されている作品のうち、『機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』以外はキャラクターも登場する。
また、艦隊戦がメインであり、個人のパイロットが操縦するロボットがほぼ登場しない作品としては『宇宙戦艦ヤマト2199』が初となる。
タイトルに反して「V」の名を冠した作品が参戦していないが、「鋼の感謝祭2016」で寺田貴信プロデューサーが明かしたところによれば、タイトル自体決まったのが正式発表のかなり近日だったとのこと。ただし過去作品を見れば分かるように、元々作品タイトルのアルファベットと参戦作品に相関関係があることはない。
記載はないが、プレミアムアニメソング&サウンドエディションのみ『機動戦士ガンダム00』『機動戦艦ナデシコ』『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』名義の楽曲が収録される。
SRWシリーズの25周年記念のスペシャル参戦ロボットとして、グルンガストとヒュッケバインが本作独自の設定で参戦する。『秋の生スパロボチャンネル 第弐弾』によると、この参戦はバンダイナムコ側からの提案で、寺田Pは『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』発売直後であることや、独自作品である『V』がOGシリーズと混同される恐れがあるとして参戦させるかどうか悩んだが、参戦に賛成な塚中健介Pの意見も聞いたバンダイナムコが総合的に参戦させるという判断を下したとのこと。
世界観
世界観/Vを参照。
バンプレストオリジナル
登場人物
『スーパーロボット大戦Z』以来となる男女選択制を採用し、選択しなかった方はサブ主人公として同行する。主人公、敵対勢力は渡邉亘氏、テストパイロットのキャラクターデザインは糸井美帆氏が担当。
- 叢雲総司
- 男主人公。月面特殊戦略研究所防衛隊の隊員。前向きで人当たりがいい性格。不屈の精神を持ち、パイロットとしての腕前も高い。担当声優は桐本拓哉氏。
- 如月千歳
- 女主人公。第三特殊戦略研究所防衛隊の隊員だが、実戦経験はほぼゼロ。マジメで明朗快活な性格で、周囲の人間の心を明るくする。担当声優は神田朱未氏。
- ヴェルターブ・テックスト
- ヒュッケバインのテストパイロットで、通称はヴェルト。知的で理性的だが、うんちく好きの一面を持つ。担当声優は金本涼輔氏。
- シャルロッテ・ヘイスティング
- グルンガストのテストパイロットで、通称はロッティ。能天気な性格だが、直観力と洞察力に優れる。担当声優は本作品で初参加の照井春佳氏。
- ナイン
- 主人公と行動をともにする少女。ヴァングレイのOS“システム99”と密接な関係を持っている。担当声優は本作品で初参加の山本希望氏。
- 神宮司辰ノ進
- 西暦世界に転移した主人公を保護する老爺。
- アールフォルツ・ローム・ハルハラス
- ガーディム第8艦隊司令官。
- ジェイミー・リータ・スラウシル
- ガーディム第8艦隊一等武官。
- グーリー・タータ・ガルブラズ
- ガーディム第8艦隊二等武官。
- ネバンリンナ
- ガーディムが開発した文明再建システム。本作のラスボス。
- コマンダー
- ジェイミーを元に作られたアンドロイド。
- ソルジャー
- グーリーを元に作られたアンドロイド。
- エージェント
- ガーディムのアンドロイド。
登場メカ
- ヴァングレイ
- 本作の主人公機。第三特殊戦略研究所で開発された対異星人用試作機動兵器で、高機動、重装甲、高火力の3要素の並立がコンセプト。
- ヒュッケバイン
- ニコラ・ヴィルヘルム研究所ドイツ本部が開発したパーソナルトルーパー。
- グルンガスト
- ニコラ・ヴィルヘルム研究所アメリカ支部が開発したスーパーロボット。
- アールヤブ
- ブラーマグ
- マーダヴァ
用語
- 新正暦
- 本作における暦・年号。西暦2000年を境に変更されている。
- 第三特殊戦略研究所
- 坊ノ岬沖地下に存在する。ヤマトの一部設備の研究も行っていた。
- 月面特殊戦略研究所防衛隊
- ニコラ・ヴィルヘルム研究所
- ヒュッケバイン、グルンガストを開発した。劇中ドイツ本部、アメリカ支部の二箇所が言及されている。
- 空白の10年
- 新正暦世界において、本編開始時の100年前、一年戦争から第2次ネオ・ジオン抗争までのアースノイドとスペースノイドの対立によって発生した地球圏の戦争が終結した後の時代。
- 数多くの記録が遺失しているが、マフティー・ナビーユ・エリンの悲劇的な処刑によって幕を閉じたことだけは明らかになっている。
- Gハウンド
- 地球連邦軍総司令部直属の精鋭部隊。
- デンジャラスゴールド同盟
- 『勇者特急マイトガイン』に登場する犯罪組織が一つに集まった組織。
- ラプラス
- ネオ・ジオンのナナイ・ミゲルを中心に立ち上げられた反戦組織。
- 超文明ガーディム
- 惑星フェルディナ
- 終盤、囮となったナデシコ隊が訪れた地球型惑星。
楽曲
歌:JAM Project
- オープニングテーマ
-
- 「THE EXCEEDER」
- エンディングテーマ
-
- 「NEW BLUE」
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ゲーム中データ
話題
- タイトルの「V」は『スーパーロボット大戦Z』につけられるはずだったが没となったもの。本作では仮称として使用されており、「スーパーロボット大戦ユニバース」「スーパーロボット大戦 天駆(あまがけ)」など2、30個ほど候補が挙がったが、結局「V」に決定した。[12]
- 魂ウェブ公式サイトにおいて、マジンガーシリーズの新ロボット「マジンエンペラーG」の発表と共に、同機体のデビューが本作からとなることが明らかにされた。
- バンプレストオリジナルの女性主人公の登場は『スーパーロボット大戦Z』のセツコ・オハラ以来9年ぶりとなる。
- 性的にきわどい描写が多い『クロスアンジュ』の参戦のためか、本作のCERO区分はスパロボシリーズ初のC(15歳以上対象)となっている。
- 本作のプロモーションの一環として、スパロボファンを公言するお笑い芸人の博多大吉氏がシリーズへの熱意を語るロングインタビュー動画が制作され、同インタビューの一部が抜粋された映像がTVCM第2弾においても使用されている。
- パッケージイラストは『第3次Z天獄篇』まで担当していたかげやまいちこ氏に替わって藤井大誠氏が新たに手掛けている。
- 本作はバンプレソフト時代含めてB.B.スタジオ開発作品では『α』以降定番であった3DCGによるオープニングムービーが珍しく制作されていない(『α外伝』以来二例目)。
- 新作である『スーパーロボット大戦X』発表記念として、2017年12月12日~2018年1月8日まで、DL版とDLCボーナスシナリオを30%OFFで販売するキャンペーンが実施されている。
- アジア圏へ販路を広げたのが功を奏したか国内外を合わせた累計生産出荷数および配信数が50万超となるセールスを記録、ソニーインタラクティブエンタテインメント(SIE)が主催する「PlayStation Awards 2018」にてシリーズ初となる「Gold Prize」を受賞した。
- 2019年に『スーパーロボット大戦X』と共にNintendo Switchとパソコンゲーム用プラットフォーム・Steamへの移植が発表された。アーカイブス化やリメイクの体裁を採らない他プラットフォームへの移植は『スーパーロボット大戦F/完結編』以来となる。
- DLCについては、「周回プレイ支援パック」を除いたボーナスシナリオ全20話が収録済みとなる。プレミアムアニメソング&サウンドエディションについては、期間限定かつSwitch版はダウンロード版のみでの提供となる。
脚注
- ↑ Switch/Steam版より担当
- ↑ パッケージ・ダウンロード、3月22日までダウンロードのみ初期購入価格7740円+税
- ↑ パッケージ・ダウンロード、4月24日まで生産・配信、3月22日までダウンロードのみ初期購入価格11340円+税
- ↑ パッケージ・ダウンロード、3月22日までダウンロードのみ初期購入価格6840円+税
- ↑ パッケージ・ダウンロード、4月24日まで生産・配信、3月22日までダウンロードのみ初期購入価格10440円+税
- ↑ パッケージ・ダウンロード
- ↑ ダウンロード、2020年1月31日まで配信
- ↑ ダウンロード、公式サイトではオープン価格表記。Steamストアでは税込表示のみ確認可能。
- ↑ 最新作『スーパーロボット大戦V』&シリーズ25周年を記念して寺田貴信氏のインタビューをお届け 2020年6月12日閲覧。
- ↑ Steamで提供されているデジカルトレーディングカード。ゲームを一定時間プレイするとそのゲームのカードが入手でき、全て集めるとバッジを作成してユーザーレベルを上げられる。ユーザー間でのトレード、売買も許可されている。
- ↑ PS4/Vita版のトロフィーと同じ機能。
- ↑ アスキー・メディアワークス『電撃PlayStation』Vol.633、54頁。
外部リンク
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