偽名
その名の通り、本来の名前や素性を隠すための偽りの名前。仮面キャラが素顔を隠すのと併用して名乗ることも多い。
あだ名・異名・芸名・ペンネーム・称号は偽名に含まない。また、フルネームが長いので省略する場合も「愛称」となる為、偽名ではない。つまり、なんと名乗っているかではなく「本人が意図的に素性を隠しているか」が判断基準である。
スパロボに登場する偽名キャラ
“( )”の中には、キャラの本名を記載する。
版権作品
ガンダムシリーズ
- シャア・アズナブル / クワトロ・バジーナ(キャスバル・レム・ダイクン)
- この他にエドワゥ・マスとも名乗るが、これは改名した本名(詳細はセイラの項に)[1]。ロボットアニメ作品屈指の有名な偽名キャラ。
- アポリー・ベイ(アンディ)
ロベルト(リカルド・ヴェガ) - 本名は両者共に、漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』で判明。
- クェス・エア(クェス・パラヤ)
- ネオ・ジオンに身を投じた時に名乗った名前。父親が地球連邦政府の高官ということもあるので、こう名乗った。
- キンケドゥ・ナウ(シーブック・アノー)
- 『機動戦士クロスボーン・ガンダム』での彼のもう一つの名前。その精神はトビア・アロナクスへと引き継がれる。
- ベルナデット・ブリエット(テテニス・ドゥガチ)
- 木星からの船に密航してきた際に名乗った名前。木星戦役後もこの名で生活していたが、木星に戻ってからはテテニス・ドゥガチとして生きる事を決意している。
- シャクティ・カリン(アシリア・カリン)
- アニメ版では出なかったが、小説版では本当の名前は「アシリア」である事が判明している。
- マリア・ピァ・アーモニア(マリア・カリン)
- ザンスカール帝国の女王としての名前。
- オードリー・バーン(ミネバ・ラオ・ザビ)
- 偽名の由来は、女優オードリー・ヘプバーン。
- オードリー・ヘプバーンが映画『ローマの休日』で演じたアン王女に、部下の目を盗んで単独行動する自身の境遇をなぞらえていたミネバが、バナージに名前を聞かれた時にとっさに答えた(原作小説ではとっさに名乗ったが、OVA版以降では『ローマの休日』のリバイバル上映が行われているためそれを見て名乗った)。
- マリーダ・クルス(プルトゥエルブ)
- 「マリーダ」の名は、スベロア・ジンネマンの愛娘「マリィ」に由来する。
- マスター・アジア(シュウジ・クロス)
- 本名は外伝漫画『機動武闘外伝ガンダムファイト7th』にて判明。祖国から追放され、ネオ・ホンコンに流れ着いた際に名前を変えたとされる。
- シュバルツ・ブルーダー(キョウジ・カッシュ)
- キョウジのクローン(本人の人格・記憶を持つので、クローンというよりもむしろコピー)が亡くなったネオ・ドイツのGFから拝借。
- ゼクス・マーキス(ミリアルド・ピースクラフト)
- シャアのオマージュ。亡国の王子であることを隠しOZの将校となるため。ちなみに、彼の素性は上官のトレーズも知っていた。
- マリーメイア・クシュリナーダ(マリーメイア・バートン)
- トレーズの後継者としての正統性を主張するため。
- のちの続編小説において、彼女の正体はトレーズの血を引いた実の娘ではなく、デキム・バートンの娘レイアのクローンであると明示された。
- ノモア・ロング(ドーラット)
- 元は宇宙革命軍の科学者であったが、「ライラック作戦」の失敗を受けて地球への降下後にこの偽名を名乗った。
- ローラ・ローラ(ロラン・セアック)
- 女装時の名前。妙な性癖を持つグエン様が勝手につけた。ゲーム中ではこの姿の時だけローラ名義になるなど凝った部分も。
- ラウ・ル・クルーゼ(ラウ・ラ・フラガ)
- こちらもシャアのオマージュキャラ。ムウの父アル・ダ・フラガのクローン。
- マリーン(ジュリ・ウー・ニェン)
- ロウ・ギュールに接触する際に名乗った。
- アレックス・ディノ(アスラン・ザラ)
- カガリ護衛時の名前。クワトロのオマージュだが、こちらもあっさりバレた。
- 一方、スパロボ(特に任天堂携帯機シリーズ)では、この名義を用いる期間が原作より長いこともある。
- ラクス・クライン(ミーア・キャンベル)
- デュランダルの策略で、本物のラクス・クラインになりすましている。
- ソレスタルビーイングのメンバー
- ほぼ全員がコードネームを使っている。
- なお、劇中で本名が明かされた人物は刹那・F・セイエイ(ソラン・イブラヒム。1st第19話にて判明)、初代ロックオン・ストラトス(ニール・ディランディ。1st第9話にて判明)、スメラギ・李・ノリエガ(リーサ・クジョウ。2nd第9話にて判明)の合計3名のみ。
- さらに2ndシーズンでは、死亡したニール・ディランディの代わりに彼の双子の弟であるライル・ディランディが、二代目ロックオン・ストラトスとして加入している。
- ソーマ・ピーリス(マリー・パーファシー)
- 超人機関の「超兵1号」としてのコードネームと別人格。2nd第3話にて判明。
- なお、本人は「ピーリス」という別名に格別な思い入れがあるため、本名を思い出した後も名乗っている。
- キャプテン・アッシュ(アセム・アスノ)
- 宇宙海賊ビシディアンの首領としての名前。もっとも、初登場回で早々に自らバラしている。
- ジラード・スプリガン(レイナ・スプリガン)
- ヴェイガンへ寝返る際に、連邦への恨みも込めて恋人の名前「ジラード」を名乗った。
スーパー系
- 宇門大介(デューク・フリード)
- 地球で生活する際に名乗っていた名前。
- TV版・永井豪氏の漫画版では偽名としての自覚を持っているが、他メディアミックスでは自身の素性に纏わる記憶を封じられているケースもある。
- 美角鏡(タケル)
- 早乙女ミユキ(ゴーラ)
- 恐竜帝国のスパイとして早乙女博士の養女になっていたときの名前。
- 渓(早乙女元気)
- 地上をゲッター線で汚染した早乙女博士の子供であることを隠すために弁慶が名付けた名前。
- 梅本(ナバロン)
- シュバルツ・バルト(マイクル・ゼーバッハ)
- マイクルは記者時代の名前。事故による容貌の変化に合わせた。
- 闇野響史(ヤミノリウスIII世)
- 人間(職業はジャーナリスト)に化けている際に名乗る偽名。また、女装して闇野龍子(職業はバスガイド)と名乗ったことも。
- テラル(リラ)
- 亡くなった恋人の代わりとなる為、恋人の姿を模した生体アンドロイドに意識を移植している。
- ひびき玲子(レムリア)
- 弐神譲二(十文字猛)
- その本名について「某改造人間みたい」と突っ込みを入れる攻略本も存在。
- 元ネタは今もシリーズが続いている『仮面ライダーシリーズ』の第1作目『仮面ライダー』の主人公、本郷猛と一文字隼人を混ぜたものと思われる。
- 鳥飼守(シノン・ベル・バラム)
- マグナムエース(シルバーフロンティア)
- 宇宙の戦場から帰還し、アイアンリーグに復帰した際に、自分を戦場へ送り込んだダークスポーツ財団出身であることを隠す為。
- 正体が露見しやすいロボットなので、外観を変え、体内の製造番号タグまで消している(人間に例えるなら全身整形手術を施し、指紋を消した状態)。
- 銀鈴(ファルメール・フォン・フォーグラー)
- 「バシュタールの惨劇」のフランケン・フォン・フォーグラー博士(スパロボ未登場)の親族であることを隠す為。実兄の幻夜(エマニュエル・フォン・フォーグラー、スパロボ未登場)も同様の理由から。
- なお、この名前は厳密には国際警察機構のコードネームでもある。
- クライン・サンドマン(ジーク・エリクマイヤー)
- 地球亡命時に本名は隠した。ついでに娘まで隠した。
- カルメン99(カルール・メンドゥーサ)
- 厳密には偽名ではなく通称。
- キャプテン・ガリス(ドーベル・アージェス)
- エンネア(ネロ)
- 記憶喪失を偽って九郎達に接触した際の名前。
- ただし、ネロという名前自体は他のアンチクロス同様に古代ローマの皇帝に由来したもので、原作エンディングではエンネアとして物語の語り部を務めている為、どちらが本名か偽名かという線引きは難しい所でもある。
- アクバルジン・バドバヤール(ジン・ムソウ)
- 経歴を偽ってネオ・ディーバへと潜入した際の名前。言いづらいのか、周囲の人物はよく噛んでいた。
- 綺羅星十字団のメンバー
- ほぼ全員コードネームを名乗っているため、団員同士でも正体を知らないことが多い。
- 内藤ルンナ(胡蝶)
- 旋風寺コンツェルンに潜入する際の名前。
リアル系
- アマンダラ・カマンダラ(オルドナ・ポセイダル)
- 真のオルドナ・ポセイダル。ミアンを仮初めの支配者として仕立て上げ、自らは死の商人として影からペンタゴナワールドを支配していた。
- OZ(オルフェウス・ジヴォン)
- 読み方は「オズ」。元々は愛称だったが、ピースマークの依頼で活動する際の偽名及びコードネームとして利用している。
- クインシィ・イッサー(伊佐未依衣子)
- ジョナサンからオルファンの女王に相応しい名前として与えられた。また家族を捨てる強い決意との意味もある。
- ジョナサン・グレーン(ジョナサン・マコーミック)
- クインシィと同様に母・アノーアとの確執から。
- バロン・マクシミリアン(アノーア・マコーミック)
- 素性を隠して息子・ジョナサンに近づき、成長を促しつつ側にいるため。
- キャサリン(ゲイナー・サンガ)
ブカレス・ゴンザレス(ゲイン・ビジョウ)
アスアスア・ムーン(アスハム・ブーン) - 原作第10話にて変装したときの名前(ゲイナーに至っては女装までしている)。
- ちなみに(積極的に隠しているわけではないが、)「ゲイン・ビジョウ」という名前も偽名であり、本名はシャルレ・フェリーベ。
- ナリア(ナルナル)
エリヤ(ベルベル) - 姉妹共にフォルケンに与えられた名前。幼い頃に人攫いから助けられた際、「過去の辛い記憶から逃れられるように」という意味で新しい名前を与えられた。
- ドルンカーク(アイザック)
- 地球からガイアに転移した後に名前を変えたが、少なくともアレンの父レオンと行動を共にしていた時には本名を名乗っていた模様。なお、キャラのモデルは実在人物のアイザック・ニュートン。
- ゼロ(ルルーシュ・ランペルージ)
- さらに言えば、ランペルージ姓(母方の姓)も偽名であり、厳密な本名はルルーシュ・ヴィ・ブリタニアである。
- なお、ゼロという偽名は個人名ではなく「記号」に過ぎない。『R2』エピローグでは別の人物がゼロの役割を引き継ぐ。
- ナナリー・ランペルージ(ナナリー・ヴィ・ブリタニア)
- 兄と同様。
- クガヤマ・タクマ(タテカワ・タクマ)
- 「ニュージーランドから帰国してきた短期留学生」と偽って日本に入国する際に名乗った偽名。
- グレイス・オコナー(グレイス・ゴドゥヌワ)
- 劇場版設定(TV版ではオコナー姓が本名)。
- クーゲル(ストライカー)
- クーゲルの死後にストライカーがそれを隠蔽し、両者二つの顔を演じる事で「神」と自称して船団を支配していた。
- リィザ・ランドッグ(リザーディア)
- アウラ奪還のためミスルギ皇国に潜入した際の偽名。姓名のランドッグはドラゴンのアナグラムである(「RANDOG」→「DRAGON」)。
- 下山むつみ(神凪いつき)
- スール学園に潜入するために名乗った偽名。
スパロボで名乗った偽名
- ヒイロ・ユイ(デュオ・マックスウェル)
- 『W』冒頭にて。
- 森戸圭一(三輪防人)
- 『MX』にて隠れ蓑として名乗った偽名。
- ザ・ストーム(破嵐万丈)
- 『Z』にて。どちらかというと二つ名(異名)というべきか?
- 舘ひろみ(館華くらら)
- 『UX』にてJUDAに潜入したときに名乗った偽名。元ネタは多くの刑事ドラマに出演した俳優の舘ひろし氏と思われる。
- ちなみに舘ひろし氏は、くららの「私の後ろに立つと痛い目を見る」という台詞の元ネタであるスナイパー「ゴルゴ13」の担当声優でもある。
偽名というには微妙なもの
- セイラ・マス(アルテイシア・ソム・ダイクン)
- 地球連邦政府の正規の手続きを経て、テアボロ・マスの養子になった際に改名した本名。
- 漫画『ガンダムTHE ORIGIN』では、セイラ本人が自分の意志で素性を隠した訳ではなく、養父テアボロが厄介事を避けるために改名させたという設定。
- 兄と養父が亡くなっている(エドワゥは「公式記録上」死亡、テアボロは病没)ので遺産相続して、一年戦争後に実業家となった。兄が兄だけに誤解される。
- セシリー・フェアチャイルド(ベラ・ロナ)
- 本人は知らなかったが、『F91』でセシリーからベラに変わり最終的にセシリーに戻るものの、クロスボーン・バンガードでは再びベラと名乗り、結局最後はセシリーに戻っていることから、本人はセシリーが本名であるとしているようだ。
- 名前数がトップのシャアは都合4回変えているが(キャスバル→エドワゥ→シャア→クワトロ→シャア)、生まれた時がベラで母と養父の駆け落ちで名前を変えているならば、彼女の場合都合5回となりトップとなる。
- リリーナ・ドーリアン(リリーナ・ピースクラフト)
- 本人は知らなかった。しかも、正規の手続きを経て養子になっている。『Endless Waltz』では、ドーリアン姓に戻している。
- キラ・ヤマト&カガリ・ユラ・アスハ
- これも両者共に知らず。作中のキャラの言葉を全て信じ、二人が育ての親の養子でなかったならば「キラ・ヒビキ」「カガリ・ヒビキ」になる。
- ちなみに、カガリは素性を隠してレジスタンス「明けの砂漠」に参加していた際に「カガリ・ユラ」と名乗っていた事がある。
- ネオ・ロアノーク(ムウ・ラ・フラガ)
- ジブリールに刷り込まれた偽の記憶と名前。最終決戦の際にムウ・ラ・フラガとしての記憶を取り戻す。
- 黄金の騎士(騎士シャア)
- 本人は名前を名乗っておらず、その姿から「黄金の騎士」と呼ばれている。
- なお、『SDガンダム外伝』におけるシャアとセイラは本名である。後に「聖機兵物語編」と「機甲神伝説編」で名乗った「軍師クワトロ」は紛れもなく偽名。
- ダバ・マイロード(カモン・マイロード)
- 「カモン・マイロード」がヤーマン族カモン王家の末裔としての本名。「ダバ」の名(ファミリーネーム)は、養父ダバ・ハッサーから受け継いだ。その意味では、どちらも本名。
- オルドナ・ポセイダル(ミアン・クゥ・ハウ・アッシャー)
- 真のポセイダル(=アマンダラ・カマンダラ)の影武者。真のポセイダルとは恋仲であり、愛する彼のためにペンタゴナワールドの支配者を演じ続けた。
- 長きにわたって真のポセイダルを演じ、またバイオリレーションシステムの影響によって記憶を改竄されたために、真のポセイダル本人だと思いこまされている。
- ジョジョ(ジョルディ・ボーダー)
- 「ジョルディ・ボーダー」がボーダー王家の嫡子としての本名。ジョジョの名はアズベスが王家との繋がりを隠すために付けた。
- ディランドゥ・アルバタウ(セレナ・シェザール)
- 本人は知らない上に、性別・姿・記憶を改変させられている。後述のレスカやゲーザと同類。
- 大粒あんこ(小楯保)
- 彼の息子・衛が愛読する漫画『機動侍ゴウバイン』の作者としてのペンネーム。
- 実は、『機動侍ゴウバイン』を元々描いていた漫画家「(真の)大粒あんこ」が存在していたのだが、保は(死亡したと推測される)本物のペンネームおよび筆致を受け継ぎ、息子・衛の為に続きとなるストーリーを創作・執筆していた。
- カレン・シュタットフェルト(紅月カレン)
- 父方の姓であり、ブリタニア人としての名前と言える。アッシュフォード学園にはこちらの名前で入学していた。カレン本人は家での確執や日本人としての意識から、この名前はあまり好きではない。
- 千草(ヴィレッタ・ヌゥ)
- 記憶喪失時に扇によって付けられた名前。
- 天海護(ラティオ)
- 出自を含めて、本人は知らなかった。地球人としての名前と言った方が近い。
- ゴンザレス(霧隠藤兵衛)
- 呪いで犬に変えられた際に、事情を知らない娘から、ただの犬と思われて名付けられてしまった。事情を話せないために多くの人間の前では、犬の「ゴンザレス」として振舞うしかない。
- なお、ゴンザレスから略して「ゴン」と呼ばれることも。
- ドロロ兵長(ゼロロ)
- 偽名というよりは改名。
- レスカ(アララ・カフェオレ)
- 記憶を改変されていた為、本人は知らなかった。スパロボでは「アララ・カフェオレ」に戻った後も愛称は「レスカ」のまま。
- Dボゥイ(相羽タカヤ)
- 素性を隠していることには違いないが、自分から名乗った訳ではないので、むしろ異名の方に近い。
- 明神タケル(マーズ)
- 出自を含めて、本人は知らなかった。地球人としての名前と言った方が近い。
- レイヴン(紅アヤカ)
- かつて存在した人物の名前を襲名するので、偽名と言うよりもむしろ役職名である。
- ダイゴウジ・ガイ(ヤマダ・ジロウ)
- 本人曰く“魂の名前”とのこと(「芸名みたいなもの」と、ツッコまれる)。
- パイ・サンダー(バリアス)
- 記憶を消されていたため、本人は知らなかった。
- 剛健太郎(ラ・ゴール)
- 地球人としての名前。レムリアのケースに近い。
- ヤーブ・スケルジ(薮助治)
- 成り行きでヴォルフ・フラーケンの次元潜航艇UX-01に所属することになり、ザルツ人に見間違われたため。
- アルゼナルのメンバー
- アンジュ(アンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギ)やヒルダ(ヒルデガルト・シュリーフォークト)など、偽名と言うよりは「名前を奪われた」境遇の者たち。
- ヴィヴィアン(ミィ)
- 幼い頃に母親と生き別れになり、アルゼナルにたどり着いた彼女の名前を誰も知らなかったため、名付けられた。本人も本名をわすれてしまっていた。別世界の人間である彼女は他のメンバーと違い、「名前をもらった」境遇である。
本名が不明なキャラ
- ボス
- 本名は「本人も原作者の永井豪氏でさえも知らない」とのこと。
- 派生作品においては『Zマジンガー』における棒田進、『マジンサーガ』におけるボース・ベンソンなど本名が用意されている場合もあるが、あくまでそれぞれの作品における設定であって『マジンガーZ』のボスの本名という訳ではない。
- リュウ・ドルク
- 神代ゆい、まい姉妹の兄なので「神代」姓なのは確かだが、名前の方は公式で明記されなかった。産まれて間もなくドラゴ帝国に攫われたとも解釈できる。
- 強化人間&ブーステッドマン&エクステンデッド
- ざっと挙げてもフォウ、ロザミィ、オルガ、シャニ、クロト、ステラ、スティング、アウル等々、本名が不明な方々。ただし、全員が偽名という訳ではなく、本名と経歴を抹消されコードネームが付けられている。
- 一応、フォウに関しては小説作品『機動戦士Ζガンダム フォウ・ストーリー そして、戦士に…』にてキョウという本名であったらしい事が語られている。
- ジン・ジャハナム
- リガ・ミリティアの指導者「ジン・ジャハナム」の影武者を務める中年男性。本名は劇中では明かされていない。
- なお、「本物のジン・ジャハナム」も存在するのだが、最期の特攻シーンも相まって「ジン・ジャハナム」の名は影武者を務める彼の物として視聴者の記憶に残ることとなった。
- ヒイロ・ユイ
- 作中に登場する暗殺された「指導者ヒイロ・ユイ」の名をコードネームとして用いている。SRWでは前述のとおり「デュオ・マックスウェル」を偽名として使ったこともある。
- デュオ・マックスウェル
- ヒイロやトロワとは違い、別人の名というわけではなく、デュオ自身がつけた自称の名。
- トロワ・バートン
- ヒイロと同じく。ただし、彼の場合は自分の名前を本当に知らない(その為、この偽名以前は「名無し」と呼ばせていた)。
- 一応、彼はキャスリン・ブルームの弟であるトリトンである可能性が作中で示唆されており、もしそうならば「トリトン・ブルーム」が本名になる。……が、本人がそれを知る事は恐らく無いので実質「トロワ・バートン」が本名と言っても過言ではない。
- アレルヤ・ハプティズム
- 幼少期に超人機関に拉致されて、本名を含む全記憶を喪失する。しかし、そこで出会った少女マリー・パーファシーから「神への感謝」という意味の「アレルヤ」という名前を与えられ、以降はその名を名乗る。なお、「ハレルヤ」とは、彼のもう一つの人格の名前。
- アリー・アル・サーシェス
- 本編中では「ゲイリー・ビアッジ」など多くの偽名を使い分けている。また、小説版によると「アリー・アル・サーシェス」も偽名とのこと。
- エンジェル
- 「ケイシー・ジェンキンズ」、「パトリシア・ラブジョイ」など、幾つもの偽名を使い分けている。
- B.D.
- バハムートの妨害を極力除去する為、本名始めとする地上でのプロフィールを封じる目的で名乗っている。
- C.C.
- 本名は本人とルルーシュしか知らない。
- 鉄牛
- 国際警察機構のコードネーム。原典と同じなら「李逵(りき)」が本名になると思われるが、明示されてはいない。
- プロスペクター
- 本人によるとこの名前はペンネームに近いらしい。
- 相良宗介
- この名前は飛行機事故で生き残った彼の衣服にあった「さがらそうすけ」にカリーニンが当て字をした物であるため、実際の本名は不明(さがらそうすけが本名でない可能性もある)。
- ガウルン
- アマルガム幹部としてのコードネーム。
- レイス
- ミスリル情報部としてのコードネーム。
- マロン、ワッフル、ショコラ
- かなめに着けられた愛称。
- コトナ・エレガンス、リンナ・エレガンス
- アイアンロックの掟により、添い遂げる相手以外の者には本名を教える事ができないため。
- チーフ
- MARZの使命に生きるために本名は捨てたとの事。メタ的に言うと、原作ゲームでは名前が無く、各プレイヤーの分身という扱いである事に配慮しての処置だと思われる。
- イッシー・ハッター軍曹
- DNA在籍時代の登録コード「Issy/H-AT/R_sgt」を音読する際の「イッシー・ハッター軍曹」が、そのまま通り名として使われており、本名は不明。
- ドクター・ツー(ダイヤの父)
- ダリウスの科学者としての名前。なお、ダイヤの父としての本名は最後まで明かされなかった。
- おちゃめ
- 自分の名前を覚えていないため。
- ジャン・ポール・ロッチナ
- 長らくこの名前が本名だと思われていたが、『ペールゼン・ファイルズ』での「ある設定」により、偽名であることが示唆されている。以前の名前も、ボトムズシリーズでの彼の役割を鑑みると偽名である可能性が高く、本名は今のところ不明。
- 船長
- 小型船の船長のためこう呼ばれた。
- レイヴン
- アニメではプロイツェンに拾われた際に名付けられた。……のだが、本名に関しては本人が記憶を失っていることもあってか(一応二部終盤あたりでリーゼが見せた幻覚で過去が少々語られたが)本編中に明らかにされることはなかった。
- なお、漫画版『機獣新世紀ZOIDS』では「ジョイス・チェン」が本名となっている。
- 尾瀬イクミ
- 実家との確執から本名を捨て、偽名を名乗っている。
- 豪和ユウシロウ
- 能の師である空知(SRW未登場)の孫であるが本来の豪和家四男「憂四郎」が死亡した際にその記憶を植え付けられ、新たな豪和家の四男に仕立てられた。空知の孫としての本名は不明。
バンプレストオリジナル
- シュウ・シラカワ(クリストフ・グラン・マクソード)
- 「シュウ・シラカワ」という名前は母親が名付けたプライベートネーム。本人はこの名前が気に入っているため、本名で呼ばれる事をあまり好まない。
- サフィーネ・グレイス(サフィーネ・ゼオラ・ヴォルクルス)
- シュウに付く際にヴォルクルスの名を捨てた。なお、姉と姓が違うがその理由は不明。
- ひょっとこ仮面(ロドニー・ジェスハ)
- エリス救出の際に名乗った名前。一部の人間以外にはバレバレだが本人は関係を否定する。
- ロザリー・セルエ(ロザリー・ギムナス)
- 父バリーを殺したシュメルに近づくために名乗った名前。正体を明かした後も一貫して「ロザリー・セルエ」を名乗っている。
- ヴィレッタ・バディム(ヴィレッタ・プリスケン)
- イングラムのクローンではあるが、今では一人の人間としてのパーソナリティを確立している。
- レビ・トーラー(マイ・コバヤシ)
- キチンとしたアヤの妹という確証がないため、「マイ・コバヤシ」も実質偽名に近い(恐らく戸籍はマイで登録されている)。
- レーツェル・ファインシュメッカー(エルザム・V・ブランシュタイン)
- これもクワトロをオマージュしている。どちらかというと自身に対する偽名であり、本気で正体を隠していないので周りにはバレバレであるが、『OG2』以降は一貫してこの名前で参加している。ただし、オペレーション・プランタジネット後のダイテツの追悼の時はエルザムとして弔った。
- 孫光龍(アクラヴ・アヴォット)
- 本人曰く、本名を口にして良いのは初代マシヤフとV・Bだけとのこと。
- アイム・ライアード(ハーマル・アルゴー)
- 『第2次スーパーロボット大戦Z』の敵。「I'm Liard(私は嘘つきである)」の名の通り息をするように嘘を付くが、『第2次Z再世篇』終盤まで彼の本名である「ハーマル・アルゴー」やその詳細が語られることは無かった。
- ちなみに、本名だと明言されたのは『第3次Z時獄篇』のキャラクター事典である。
- ジエー・ベイベル(ジ・エーデル・ベルナル)
- 『Z』の自ら作った人形にエーデル・ベルナルを名乗らせ影で操った。明らかにポセイダルのオマージュだが、それよりも遙かにタチが悪い。
- この名前にしても「真のエーデル・ベルナル」という意味で即興で名乗ったもので、本名も別に存在すると思われるが……?
- エルガン・ローディック(ジ・エーデル・ベルナル)
- 『第2次Z再世篇』終盤では『Z』のジ・エーデルの並行存在であるという衝撃の事実が明らかになる。
- ティティ(楽しみのテンプティ)
- 自身の楽しみを満たすため、Z-BLUEに接触した際に名乗った名前。
- ストラウス(エルーナルーナ・バーンストラウス)
- 全軍司令官の威厳を出すためにフルプレートアーマーで姿を隠していた時の名前。名字の「バーンストラウス」から取ったもので、どちらかというと略称。
- マシンボイスで会話していたため、尸空、バルビエル、ガドライト、アウストラリス、そしてハイアデスの面々以外は彼女が男だと思っていた。
- 皇帝アウストラリス(次元将ヴィルダーク)
- サイデリアルの表向きの統率者として名乗っていた名前。
- カイト(カズマ・アーディガン)
- 第二部序盤に使用。和訳すると鳶。「鷹が鳶を生む」という諺をたとえ、「タカの目」の異名をもつ父親と比べて自らを卑下している。
- グロフィス・ラクレイン(グロフィス・デルファルテ)
- 家柄で人生を決められることを嫌がり、実家から出奔した際にラクレイン姓を名乗った。
- アルテウル・シュタインベック(ユーゼス・ゴッツォ)
- 大目的のために暗躍している時にこの名を名乗っている……のだが、正体を明かしてから仮面を被るというおかしな行動を取る。
- もともとバルマーの人間なのである意味当然なのかもしれないが、「ユーゼスの素顔は仮面の方である」という暗示なのかもしれない。
- カーリー・ナウマン(リー・リンジュン)
- インスペクター事件において名前が知れ渡っていたため、アルテウルによって与えられた名。
- ちなみに「仮名+本名」というネーミングであり、考えたのは寺田P。やっぱり5秒で考え付いたらしい。
- エグレッタ・ウーノ(イーグレット・ウルズ)
- 仮面を被った状態でこれを名乗る…のはいいが、初対面時にあっさり正体をバラしてしまっている。
- ネギラス・バエン(ワッシャー・ニールカン)
- 『練金学協会』債務調査課の目から逃れるために名乗った名前。
- 極楽亭リチャード(リチャード・クルーガー)
極楽亭サヤ(サヤ・クルーガー) - アーニーの前に姿を現した際に落語家を装って偽の芸名を使った。……明らかに怪しいにも程があるが、アーニーは真に受けた。
- アポロン総統(ギリアム・イェーガー)
- ネオ・アクシズの首領としての名前。
- ヘリオス・オリンパス(ギリアム・イェーガー)
- OGシリーズで使用されたギリアムのもう一つの偽名。名前の所以は『ヒーロー戦記』でのアポロン総統の本拠地だったヘリオス要塞と彼が行おうとした「プロジェクト・オリュンポス」と思われる。
- 『ヒーロー戦記』のファンならば、この名前だけで正体に気づけるというある意味秀逸な偽名。
- 轟剛太郎(持田和樹)
- 私立スパロボ学園進学時に使用した名前。
- 天使吹雪(天使噛恵留)
- 本人は自分の本名を嫌っている(所謂DQNネームのため)、家を飛び出しているらしい。
- ヨン・ジェバナ(ガヤットーバ・スチェッカ)
- メキボスの命を受け、地球圏で活動する際に名乗った偽名。素性を明かした後も仲間内では「ヨン・ジェバナ」で通している。
- セルドア・シウン(エ=セルダ・シューン)
- アシュアリー・クロイツェルにいたときに名乗った偽名。
- アリスター・リンクス(アル=ヴァン・ランクス)
- エ=セルダと同じくアシュアリーで名乗った偽名。カルヴィナからは「アリー」と呼ばれていた。
- ジュリアン(ジュア=ム・ダルービ)
- 上2人と同上。名字は不明。
- ベルゼバイン(ベルゼルート)
- 人物ではないが、アシュアリー・クロイツェル社へ襲撃者の正体を判断するために、カルヴィナが自分の機体を「ベルゼバイン」と呼ばれている。
偽名というには微妙なもの
- ゲーザ・ハガナー(テンザン・ナカジマ)
アタッド・シャムラン(ジェニファー・フォンダ)
ガルイン・メハベル(カーウァイ・ラウ) - それぞれ改造された後の名前。人格が変化しているのでもう一つの名前と言うべきかも知れない。
- デュミナス(デュナミス3)
- 『OG外伝』においてダークブレインが語った『デュミナス』の本当の名。最期は欠陥品として処分された。
- 『R』ではそもそも名前自体が存在せず、創造主の「過ち」という意味で発した単語を自分の名前と解釈していた。
- 紫雲統夜/トーヤ・シウン(トーヤ=セルダ・シューン/トウ=ヤ・シューン)
- 『J』では前者、『OGMD』では後者の名義である。が、本人も本名を知らなかったので偽名というには微妙なところか。
- 『OGMD』では、自分の出自を明かした後本名を名乗るようになる。
- ガイオウ(次元将ヴァイシュラバ)
- 『第2次Z』のラスボス。呼び出された時は記憶喪失になっており、カルロス・アクシオン・Jr.によって名付けられる。
- 後に元の記憶を取り戻したが、ガイオウの名前が気に入っていたためか本名は名乗らず、判明したのは『第3次Z天獄篇』になってからであった。
- ゲールティラン(ヴィシュラカーラ)
- 人物では無く、ガイオウが搭乗する機体(次元獣)。召喚された際に名前を知るガイオウが記憶喪失になっていたため、カルロス・アクシオン・Jr.によって名付けられた。
- ゲームでは常にゲールティラン表記だが、ガイオウの記憶が戻った後の最終話の戦闘時セリフでは彼から「ヴィシュラカーラ」と呼ばれている。
- クォヴレー・ゴードン(アイン・バルシェム)
- 元々はロンド・ベルに潜入するための偽名だったのが、記憶を失ったことで本名となっている。
- 麻宮サヤ(サヤ・クルーガー)
- 早瀬浩一や道明寺誠の通う巽学園に現れた際に名乗った名前……というか、即興で発言した文句。元ネタは『スケバン刑事』の麻宮サキであると思われる。
本名が不明なキャラ
- マイ・コバヤシ、アヤ・コバヤシ
- 姉妹揃ってケンゾウの養子扱いなので少なくとも苗字は古林ではないと思われる。マイとアヤの名前を誰が付けたかは不明。但し戸籍はこの名前で登録されていると思われる(でないと軍人にはなれない)。
- ラトゥーニ・スゥボータ
- ジャーダ・ベネルディとガーネット・サンデイが付けた名前。スゥボータとはロシア語で土曜日の意味。
- アラド・バランガ、ゼオラ・シュバイツァー、オウカ・ナギサ
- クエルボ・セロがつけた名前。スクールに入る前の本名は不明。
- バルビエル・ザ・ニードル
- この名前自体は「怨嗟の魔蠍」の洗礼名であり、本名はサイデリアルの一員となった際に捨てている。
- ガエン、ウーフ
- どちらもラ・ギアスにおける神の名前を拝借したコードネーム。ガエンの場合は仲間になった後も本名を名乗らず、記憶を失っているので本名を覚えているかは不明。
- 後にガエンはかつてエーゼナフという名前で呼ばれていた事が明らかになるが、この名前も神話の英雄から取られているので偽名と思われる。
- アディーナム、ヴァールニーヤ
- トレイス・ハイネット
- エリアル王国の兵器メーカーであるベルロード社の社長令嬢であるが、色々な理由により偽名を使っており本名は明かしていない。
- サイバスター
- 人物ではないが、対魔術用としての守護名である。真の名前については物凄く長い事だけが明かされている。なお、サイバスターに限らず、ラングラン製の(少なくともB級以上の)魔装機は全て対魔術用の守護名である。