「合体」の版間の差分

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== 演出上でのみ合体する機体 ==
 
== 演出上でのみ合体する機体 ==
 
ユニットとしては登場しない。攻撃の演出の一環として合体する。合体元の機体が揃ってユニットとして登場する場合は[[合体攻撃]]として実装され、そうでない場合はいわゆる「[[召喚攻撃]]」の変則型として実装される。
 
ユニットとしては登場しない。攻撃の演出の一環として合体する。合体元の機体が揃ってユニットとして登場する場合は[[合体攻撃]]として実装され、そうでない場合はいわゆる「[[召喚攻撃]]」の変則型として実装される。
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*[[スペイザー]]([[グレンダイザーU]])([[グレンダイザー (U)|グレンダイザー]]:反重力ストーム)
 
*[[ゲッターノワール・G]]([[ゲッターノワール1号機]]&[[ゲッターノワール2号機|2号機]]&[[ゲッターノワール3号機|3号機]]:ダブルトマホークダークネス、ゲッタービーム、ギガントミサイルストーム、ズワルト・シャインスパーク)
 
*[[ゲッターノワール・G]]([[ゲッターノワール1号機]]&[[ゲッターノワール2号機|2号機]]&[[ゲッターノワール3号機|3号機]]:ダブルトマホークダークネス、ゲッタービーム、ギガントミサイルストーム、ズワルト・シャインスパーク)
 
*バルバジーグ([[鋼鉄ジーグ (新)]]:バルバジーグ)
 
*バルバジーグ([[鋼鉄ジーグ (新)]]:バルバジーグ)

2024年11月23日 (土) 23:43時点における最新版

合体とは、「スーパーロボット大戦シリーズ」のシステムのひとつ。

概要[編集 | ソースを編集]

特殊能力の一種で、複数のユニットが集まって1つのユニットとなる。3体以上の合体では対象ユニットを周囲8マス内(『W』等、作品によっては隣接している必要がある)に配置すると出現する個別コマンド「合体」によって成立する。

移動前後共に可能で、移動前なら行動終了とは扱われない。2体合体の場合、パートナーのマスに移動することで個別コマンドが出現するため移動後の行動終了が前提となるが、作品によって3体以上の合体と同様の形式がとられる場合もある(『GC』等)。

『NEO』では非隣接だけでなく母艦格納時であっても実行可能で(システム後継作である『OE』ではパートナー側がユニットとして登場せず、後述の単体合体の形式になる)、実行後はHPENともに全回復するが、行動前にしか選択できない。また、ユニットサイズが一段階大きくなるので、合体実行ユニットの周囲に1サイズ大きくなったユニットが入れるだけのスペースがない場合も実行できない。

ただし小隊システムを採用する『第2次α』『第3次α』『Z』では対象ユニットを同一小隊に組み込まないと合体は不可能。また『K』『L』では対象機体のパイロット全員が気力110以上、『NEO』『UX』『BX』では気力が120以上あることが発動条件となっている。

出撃時に合体済みか否かは運用上の大きな分かれ目で、合体済みでなければ複数機分の出撃枠を必要とする。

分離→メイン以外のユニットが攻撃→再合体という戦術は(分離形態での戦闘力にもよるが)手数を増やすのに非常に有効でありツメスパロボでも求められる戦術の一つであったが、『NEO』および『L』以後の携帯機シリーズでは一度合体したユニットを分離させるのは不可能となっている。

現行作品では各分離メカの戦闘アニメを描く労力を省く為か、設定的に合体ロボであってもシステム的にオミットされる傾向がある(特に'70~'80年代のスーパー系作品に代表されるような合体した状態が基本のロボに顕著)。

また、ユニットとして独立していない専用の部品(パイロットや機体独自の意思の有無は問わない)を召喚して既存のロボットに合体、姿を変える場合があり、こちらはシステム上では変形換装、または武装の演出で再現される。

合体ユニット一覧[編集 | ソースを編集]

2体合体[編集 | ソースを編集]

主な使用ユニット(版権作品)[編集 | ソースを編集]

※1:『BX』では「超無敵合体」表記。

※2:「合神」表記。

※3:合体状態で出撃。カミナ死亡後は単体ユニットとなる。

※4:「ウイングクロス」表記。合体するのはウイングルの翼部分のみで、ウイングルも翼無しの状態になったままフィールド上に残る。そのため厳密には合体というよりも「2機のユニットが同時に変形を行う」と言った方が近い(ただし元の形態には戻せない)。

主な使用ユニット(オリジナル)[編集 | ソースを編集]

※1:フォルテギガスは、『D』では副主人公が離脱する場合、単体ユニットとなる。OGシリーズでは最初から単体ユニット(分離は攻撃演出として使用)。

※2:スーパーソウルセイバーを分離させると、ヘッドセイバーとセイバーブースターになる。

※3:「輝煌合体」表記。

3体合体[編集 | ソースを編集]

主な使用ユニット[編集 | ソースを編集]

※1:パーツ提供のみのため合体後も1人乗り。

4体合体[編集 | ソースを編集]

主な使用ユニット[編集 | ソースを編集]

5体合体[編集 | ソースを編集]

主な使用ユニット[編集 | ソースを編集]

単体合体[編集 | ソースを編集]

合体の際に複数のユニットを使用せず単体で合体を行うタイプ。合体には一定条件を満たす(気力上昇・HP減少等)ことが必要。このタイプは基本的に不可逆性で合体後は元の形態には戻れないが、ゴッドグラヴィオンと『第2次Z破界篇』のダンクーガノヴァはシステム上の制限により合体は1マップ1回のみで、合体後規定ターンを超えると強制的に元の形態に戻る。

原作ではゴッドマーズは6体合体、ゴッドグラヴィオンは5体合体(パイロットは6名)であるが、スパロボにおいて分離状態のユニットとして登場するのはガイヤーやグランカイザーのみ。基本的に不可逆。

イクサーロボはパイロットの特殊技能であり、分離・合体を比較的自由に行えるなど、かなり特殊な扱いである。

主な使用ユニット[編集 | ソースを編集]

※1:『64』では初期出撃時を除き、『D』では中盤のイベント後、常にゴッドマーズで出撃。『第2次Z』では「六神合体」表記。

※2:「合身」表記。

※3:「合身」表記。任意に分離・合身可能なので半ば変形のような扱い。

※4:「合神」表記。サブパイロット5名追加。中盤のイベント後、常にゴッドグラヴィオンで出撃。

※5:「イクサーロボ合体」表記。イクサーΣ以外はサブパイロット1名追加。可逆であるため「気力制限のある変形」に近い。

※6:『第2次Z破界篇』のみで「超獣合身」表記。サブパイロット3名追加。中盤のイベント後、常にダンクーガノヴァで出撃。

※7:第6章のイベント後まで実行不可。サブパイロット4名追加。

※8:ユニット能力としては「オーガノイド合体」表記。サブパイロット1名追加。外見上の変化は無し。

※9:「超合体」表記。

変形扱いの合体[編集 | ソースを編集]

これ以外にもゲッターロボの変形も分離・合体を介してのものである。

原作や設定上では複数のメカが合体する事により完成するユニット[編集 | ソースを編集]

※1:ヴァルガード+アルムアルクス+アルムストラの組み合わせ。合体後は周回クリアまで分離不能。

敵専用の合体ユニット[編集 | ソースを編集]

敵ユニットの場合はシステム上の合体が用意されておらず、イベントで表現されるか、合体済みで登場することが多い。

※1:プロトデビルンであるため「融合」というのが正しい。

※2:本来は両機とも合体機能は持っていないが、シドがヴェイガンギアを取り込もうと「寄生」しようとした結果合体してしまった。

演出上でのみ合体する機体[編集 | ソースを編集]

ユニットとしては登場しない。攻撃の演出の一環として合体する。合体元の機体が揃ってユニットとして登場する場合は合体攻撃として実装され、そうでない場合はいわゆる「召喚攻撃」の変則型として実装される。

敵機体

※1:磁偉倶は合体攻撃には参加するが、銅鐸を託すのみで合体しない。

※2:演出上、合体相手のゴスペルの姿は描写されず、フォルテの台詞で触れられるのみ。

※3:演出上、合体相手のゼンカイオーブルマジーンおよびゼンリョクイーグルの姿自体は描写されない。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 日本における「合体ロボ」の元祖は、特撮ドラマ『ウルトラセブン』(1967~68年放送)に登場した宇宙ロボット・キングジョーとされている。
  • ロボットアニメにおける初代合体ロボといえば『ゲッターロボ』であり、プラモデル等で再現が可能な合体を初めて行ったのが『コン・バトラーV』とされる。
    • ロボットアニメにおいて合体時の制限や合体の所要時間の二つが重要な要素となる。
  • ロボを構成する各パーツを2号ロボやサポートメカと交換する換装に近い合体は「マルチ合体」と呼ばれている。
  • いわゆる夫婦や恋人同士の一つのの形の事を「合体」と揶揄する俗語が、映画『釣りバカ日誌』の影響で広まっている。
    • ロボットアニメ作品においても『神魂合体ゴーダンナー!!』の様にこの意味をタイトルや旦那メカと嫁メカが合体する事に暗喩させているケースや、『創聖のアクエリオン』シリーズの様に(メカ同士の)合体を「気持ちいい」とあからさまに表現しているケースもある。
    • 無論、「合体」は人類はおろか、この世に生きるあらゆる生物(単細胞生物等は除く)の繁栄には非常に重要な事である。

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