大獣神

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大獣神
読み だいじゅうじん
登場作品 恐竜戦隊ジュウレンジャー
声優 丸山詠二
SRWでの分類 機体
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スペック
分類
全長 41.7m
重量 570.0 t
動力 ガイアトロンエネルギー
所属 恐竜人類
パイロット ジュウレンジャー/自律行動
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大獣神は『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の主役メカ。

概要[編集]

巨大。5体の守護獣が合体した姿というよりも本来のそれに近い姿であり、恐竜人類の守護神でもある。

5体の守護獣が「合体、ダイノミッション!」のコールで合体した「獣戦車ダイノタンカー」から、「発動! 大獣神!」のコールで変形することで顕現する。コクピットは頭部。実は6人分のシートが存在しているが、6人目の戦士であるブライがめったに外界に出られない都合上、6人全員が揃うのは第31話「復活! 究極の神!」のみ。また、自意識を持っているためか操縦は全員揃わなくとも可能。

スーパー戦隊シリーズにおいて、巨大化した敵との戦い、いわゆる「巨大戦」に投入される戦隊ロボの位置づけだが、これ以前の作品と異なり、明確な自意識を持った「生命体」であることが大きな特徴(これ以前の類例は『超電子バイオマン』のバイオロボ)。ジュウレンジャー達を導き、恐竜の系譜と地球の命を守ることを使命としており、それゆえ時にレンジャーたちにあえて厳しい態度で臨み、試練を与えることも少なくない。

当初はその存在をバーザすら知らなかったが、ドーラスフィンクスの前に大苦戦を強いられ仲間を奪われたゲキに守護獣たちが見せた敗北の未来において、倒れて砂に埋もれている状態でその存在が示された。その後、結束を取り戻したジュウレンジャーによって合体に成功、以後は彼らとともにバンドーラ一味に立ち向かった。ちなみに、デビュー戦となったドーラスフィンクス戦では、正面激突が不利とみたドーラスフィンクスが人間形態になってクイズ対決を挑み、それに付き合わされるという一風変わった戦いになった(このモンスターの能力が、クイズに答えられなかった相手を吹き飛ばして木に融合させるというもの)。

神だけあって数々の奇跡的な現象を引き起こすが、戦闘では意外に苦戦することが多い。特に宿敵・大サタンとは作中二度に渡って対峙したが全く歯が立たず、二度目に至ってはその力で超強化されたドーラタロスに左腕を切り飛ばされて完全敗北を喫している。

これは、5人が「大獣神」と呼んでいるこの形態が不完全な姿であることが理由。本来の大獣神はゲキ達が「究極大獣神」と呼ぶ7体の守護獣の合体形態なのだが、かつての大サタンとの死闘で受けたダメージが大きすぎたことにより、守護獣という仮の姿に分かれることを余儀なくされていた(ゲキ達の世代よりもさらに昔の出来事らしく、バーザを始め誰もこの姿の存在を知らなかった)。

さらに復活を遂げた後も、ドラゴンシーザーが一時敵対し、キングブラキオンは沼地に眠っていたことに加え、力が完全に戻り切っていなかったために本来の姿に戻れずにいたが、のちにすべての守護獣が復活し、ジュウレンジャーが己の使命を確立したのに呼応して最後の封印が解け、究極大獣神として完全復活を果たした。

獣戦車ダイノタンカー[編集]

守護獣5体の合体形態であり、前段階。初登場の第6話とその次の第7話以外ではほとんど出番がないが、一応合体のたびにこの形態になり、そこから大獣神に変形するプロセスが踏まれている。

守護獣[編集]

恐竜人類の守護神たち。大サタンとの戦いのダメージによって分離した仮の姿であり、それぞれが別の部族を守護する。なお、この状態でも大獣神としての自我は健在だが、分離状態では基本的に守護獣個々の自我が優先され、普段はレンジャーの相棒に近い。

守護獣ティラノザウルス
ヤマト族の守護獣。胴体と頭部を構成する。
守護獣ジュウマンモス
シャーマ族の守護獣。背部と両腕を構成する。
守護獣トリケラトプス
エトフ族の守護獣。左足を構成する。なお、他の守護獣と違い脚部はキャタピラ。
守護獣サーベルタイガー
ダイム族の守護獣。右足を構成する。
守護獣プテラノドン
リシヤ族の守護獣。胸部を構成する。

登場作品と操縦者[編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2017年5月10日~16日開催の期間限定イベント「5色の恐竜戦士」でアタッカー属性のSSRユニットとして入手可能。
メインパイロットはティラノレンジャーで残りはサブパイロットとなっており、Ωクロス必殺技でない方のカットインでは全員が顔を出す。
アタッカーとしては破格のHPが目に付くが、他は案外控えめで運動性は低い。火力はアビリティ及び精神スキルで補う事になる。その為、最大火力の発揮にはアタッカーのコアを必ず1個以上維持する必要があるという一風変わった運用が必須になる。無論アビリティの最大解放にはLv80を要する為、最大限界突破は必須。他の難点としては必殺技である「超伝説雷光斬り」の範囲が非常に狭い事か。
ちなみに本編では空間戦闘は一度も無かったのだが、あろう事か宇宙Aである為宇宙でも問題なく戦える。また、通常使用する武器はどういう事かこれまた恐竜剣ゴッドホーンに設定されている

装備・機能[編集]

武装・必殺武器[編集]

格闘
基本的には徒手空拳での格闘戦がメイン。

武装[編集]

大獣神ビーム
目から放つビーム。
破壊光線
目から放つ光線。
吸引ビーム
目から放つ吸引用光線。
二門砲
背中に装備している二門砲。正式名称は不明。
恐竜剣ゴッドホーン
主力にして最強の武器。ティラノレンジャーの呼び声に応じて虚空から飛来する。この剣の召喚=雷光斬りによる勝利フラグなのだが、第14話ではバンドーラに唆されて巨大化した少年に奪われた他、劇中一度目の大サタン戦ではゾンビフランケの強化を止めるために逆手で投射したところ、届く前に消し飛ばされてしまった。
マンモスシールド
ジュウマンモスの頭部をそのまま盾として用いる。第18話では、敵時代のドラゴンレンジャーの攻撃を防ぐ際に使用。

必殺技[編集]

超伝説・雷光斬り
電撃をまとったゴッドホーンで敵を一刀両断する。袈裟懸けの斬り落としと逆袈裟の斬り上げの2パターンがある。ただし、ドーラフランケには通じなかった。

特殊能力[編集]

インファイト(攻撃力・移動速度アップ)、守護獣メダル(同色のコアを戦闘開始時に一つ所持)、恐竜戦隊(攻撃力、装甲アップ)、正義の戦士(赤のコアを一つ以上所持しているとき、攻撃力、装甲、命中率アップ)

移動タイプ[編集]

スーパー戦隊の1号ロボで飛行能力を持つのはほんの僅かであり、大獣神も例に漏れず飛行不可。

サイズ[編集]

L

対決・名場面[編集]

立て! 大獣神
第8話。守護獣の見せた敗北のビジョンを乗り越えるべく奔走するゲキは、バーザのヒントと直後の戦いの中で、攻撃の余波で粉砕された石切り場に埋まっていたダイノクリスタルを発見。仲間たちをドーラスフィンクスの封印から解き放ち、五体の守護獣がついに一つとなる。巨大化したドーラスフィンクスを相手にダイノタンカーが突撃するも、二度の攻撃をしのいだスフィンクスが反撃。勝負所と見たゲキは仲間に号令をかけ、ダイノタンカーは変形。迫るドーラスフィンクスに向けて悠然と歩むその巨影こそ、恐竜の守り神・大獣神であった。
破れ!暗黒超剣
第15話。暗黒剣デュランドルの力を得たドーラナイトに大苦戦のジュウレンジャー。バンドーラは一気にケリを付けるべく、ドーラナイトを巨大化させ、大獣神も圧倒する。だが、デュランドルを制作した少年・坂本茂だけは斬れないことが判明し、マンモスレンジャーの機転で茂も乗り込んだことでデュランドルを無力化した大獣神は逆転勝利を収める。
大獣神最期の日
第20話。バンドーラは日食作戦で大獣神を弱体化させて倒そうとする。ジュウレンジャーは人質にされた幼稚園バスと恐竜の卵を見捨てることが出来ず、大獣神を呼び出して、幼稚園バスを救助し、恐竜の卵はバーザの活躍でバンドーラ一味に渡らずにすんだが、川に流れて行ってしまう。グリフォーザー夫妻に攻撃されながらも撤退しようとする大獣神だったが、ドラゴンレンジャーも参戦したことで逃げ道を失い、グリフォーザーとドラゴンレンジャーの合体光線で敗北。分離して地の底に落ちてしまった。
大獣神復活
第22話。地の底に落ち、マグマで溶けてしまったと思われた守護獣たちだったが、マグマにも含まれているガイアトロンで傷を癒し、復活を果たした。ドラゴンシーザーとの対決では、最初はティラノザウルスで相手をし、最終的には大獣神となって、ドラゴンシーザーに勝利。
復活! 究極の神
第31話。不死身のドーラモンスター・サタンフランケと、地獄の悪魔・大サタンの前に窮地に陥った大獣神とドラゴンシーザー。大サタンを倒し全てを救うには、大獣神の力を取り戻し、かつての姿へ戻すしかない。
立ちはだかる試練と戦いながら北へ向かうジュウレンジャーは、恐竜人類が残した守護神の石版の前に集う。それこそが、大獣神の力を取り戻すために、彼らの祖先が用意したものだった。戦士の証たる守護獣のメダルと共に、己の使命を明らかにする6人。愛・希望・勇気・知恵・力・正義、6つの力が一つに連なり、最後の封印が解けた大獣神はドラゴンシーザーと合体。
獣帝大獣神の一撃がサタンフランケを瞬殺し、立て続けに最後の守護獣・キングブラキオンが出現。7体の守護獣が一つとなり、ついに真の姿へと回帰した究極大獣神は、必殺の一撃で大サタンを退ける。かくして恐竜の守り神は、ここに完全なる復活を果たしたのだった。
最終決戦
バンドーラ一味との最終決戦が始まり、バンドーラの息子・カイが洗脳した子供たちと共に操縦するドーラタロスを究極大獣神で倒しつつ人質も救出したジュウレンジャーであったが、バンドーラの罠でキングブラキオンが砂地獄に落とされてしまう。
改修されたドーラタロスとの戦いでは、大サタンも加勢したことで大獣神とドラゴンシーザーは敗北。キングブラキオンと同じく、魔法界に封印されたが、ジュウレンジャーの尽力で復活。究極大獣神となって、ドーラタロスと大サタンを倒す。

名台詞[編集]

「超伝説・雷光斬り!」
「ジュウレンジャーのリーダー、ゲキよ! 悪は、元から断ち切らねばならない! お前もブライに、とどめを刺すのだ!」
第22話「合体! 剛龍神」にて。ついにブライを倒したゲキ。それと同時に、ドラゴンシーザーと戦っていたティラノザウルスも大獣神に合体。ドラゴンシーザーを叩き伏せる。
突然の事に戸惑うジュウレンジャー五人に向けて大獣神が試練を下す。「悪の道に堕ちたブライを殺せ」と。
「ジュウレンジャー! 私は今こそ、究極の大獣神として蘇る。乗り込むのだ!」
第31話「復活! 究極の神」にて。サタンフランケの溶解液を浴びて溶かされつつあったところで最後の封印が解け、本来の力を取り戻して6人をコクピットに召喚。そしてここから、ジュウレンジャー怒涛の反撃が幕を開けた。
「魔女バンドーラ、お前の魔力は消えた! お前は一人息子のカイを失い、涙を流した。魔女が涙を流せば、魔力は失われる。バンドーラ! お前も敗北したのだ!」
最終話「恐竜万歳!」にて、魔力を失ったバンドーラに敗北を宣告する。

関連機体[編集]

守護獣ドラゴンシーザー
ヤマト族もう一つの守護獣。剛龍神合体時には上半身を、究極大獣神では頭部上方と両肩を構成する。他の守護獣と異なり、ドラゴンレンジャーが受け継ぐ「獣奏剣」に呼応して現れる。他の守護獣よりも若干子供っぽい性格であり、もっぱら「シーザー」と呼ばれている。
獣騎神キングブラキオン
守護獣の使徒。唯一の独立行動体で、覚醒後はティラノレンジャーの声に応じて現れる。究極大獣神の下半身を形成する。
剛龍神
ティラノザウルスとプテラノドンの代わりに、ヤマト族もう一つの守護獣であるドラゴンシーザーを核とした4体合体による別形態。この状態でも人格その他は同じ。ドラゴンシーザーの胸部と尾が変形した「剛龍槍ドラゴンアントラー」を武器とする。必殺技は「超爆裂・龍神突き」。
劇中では何らかの理由で大獣神に合体できない時にこちらの形態になる。合体コールは「合体、ドラゴンミッション!」だが、大獣神と異なりタンカー形態は存在しない。
なお、シリーズでは初となる「コアとなるマシンを換装する事によって登場する2号ロボ」でもある。
獣帝大獣神
大獣神の状態から、ドラゴンシーザーを装着する形で合体した形態。より本来の姿に近くなっている。前段階とは異なり砲撃戦特化になっている。ちなみに設定上はドラゴンアントラーを用いた接近戦もこなせるのだが、スーツが重くなりすぎてアクターが歩けなかったため没になっている。
なお、基本的に究極大獣神への繋ぎであるためか、最終盤ではジュウレンジャーどころかバンドーラにすら存在を忘れられていた。
究極大獣神
キングブラキオンを含めた7体の守護獣全てが「究極合体」することで顕現した真の姿。細かなパーツの組み換えはあるものの獣帝大獣神がキングブラキオンの背中に搭乗した形であり、兵士が馬を使った古代戦車(チャリオット)の手綱を握っているようなシルエットとなる。「大獣神」とは本来この姿を指す名前だが、復活後はこちらの名前で通している。
「究極」の名にふさわしく劇中では無敗(というよりも、必殺技の「グランパニッシャー」を耐えられた敵が皆無。ちなみにこれに合体=即グランパニッシャー=相手は死ぬというパターンが殆ど。というのも造形の都合で、最終話以外はスーツが存在せずミニチュア撮影のみのため)を誇ったが、一度目のドーラタロス戦では分離したスキを突かれてキングブラキオンを砂地獄に沈み、魔法界に封印されてしまった。
実はシリーズ初の「3号ロボまでの構成機全てが合体した最強形態」になる。それまでのシリーズでは、1号ロボと2号ロボの合体形態と自部隊の所有する基地(要塞)との合体による最強形態は存在したが、3号ロボは武器になるがグレート合体に関わらなかったロボットだった。この全機体が合体した最強形態は、次回作になる『五星戦隊ダイレンジャー』でも採用されている。
豪獣神
海賊戦隊ゴーカイジャー』に登場するロボ。『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』において、メガゾードキーの力で大獣神に変身した。
この形態そのものは『爆竜戦隊アバレンジャー』のアバレンオーがモチーフだが、別形態の「豪獣レックス」を含め大獣神・剛龍神をオマージュした技や武器が多い。
キョウリュウジン
『獣電戦隊キョウリュウジャー』に登場する獣電巨人。『獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦!』では、本機の獣電池の力で召喚された。

余談[編集]

  • 海外版『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』では原典と異なり、意志を持たない純粋なロボットという設定となっている。
    • 同『パワーレンジャー』では「メガゾード」(より正確に言うとダイノタンカーが「メガゾード・タンクモード」、大獣神が「メガゾード・バトルモード」)という名称。守護獣は「ダイノゾード」と呼ばれている。後に、他のシリーズとの区別のため「ダイノメガゾード」とも呼ばれるようになった。
      • 『特命戦隊ゴーバスターズ』ではこのメガゾードの呼称が逆輸入され、同作品内における敵味方含めた巨大ロボットの総称となっている。
    • 2017年版『パワーレンジャー』では構成するゾードのモチーフこそ原典と同じではあるが、合体後のメガゾードの姿及び各ゾードの構成は原典とは大きく異なっている。
  • 本作のファンタジー的な世界観を反映したため従来の戦隊ロボと比べて兵器感の薄い異色のデザインであり、この大獣神以降は個性的な戦隊ロボが増えていくことから戦隊ロボの歴史の中でもエポックメイキングなロボットとして認識されている。