「ビーチャ・オーレグ」の版間の差分

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;「お、おい!これが本物の引力だよ…俺達、落ちてるんだぜ!?」<br />「なんてバカでっかい水玉なんだ…地球って…!」
 
;「お、おい!これが本物の引力だよ…俺達、落ちてるんだぜ!?」<br />「なんてバカでっかい水玉なんだ…地球って…!」
 
:同話。百式のコクピットから見た地球への正直な感想。[[ガンダム・チーム]]は全員スペースノイドであり、皆地球の大きさや青さに圧倒され目を輝かせていた。
 
:同話。百式のコクピットから見た地球への正直な感想。[[ガンダム・チーム]]は全員スペースノイドであり、皆地球の大きさや青さに圧倒され目を輝かせていた。
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;「俺が中央から行く!イーノとエルは両側から挟みこめぇ!」<br />「ジュドー!!」
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:第25話。ロンメル隊の奇襲を受け孤立したジュドーのZガンダムを救うべく、ガンダムチームの仲間達に指示を出しつつ自ら正面へ突撃をかける。アニメ前半は臆病かつトラブルを起こす事が多かったビーチャだったが、地球に降下してから仲間を気遣うようシーンなどが増えていく。この辺りから指揮への適正のようなものが見られるようになるのもポイント。
 
;「人の悲しみを土足で踏みにじるような真似するからだ!」
 
;「人の悲しみを土足で踏みにじるような真似するからだ!」
 
:第28話より。リィナを失ったジュドーに対し、ビーチャを始め彼に同情的なシャングリラ組やプル達とは対照的に厳しい態度を取っていたルーに対しわざと邪険な態度を取り、さらに投げかけた怒り。
 
:第28話より。リィナを失ったジュドーに対し、ビーチャを始め彼に同情的なシャングリラ組やプル達とは対照的に厳しい態度を取っていたルーに対しわざと邪険な態度を取り、さらに投げかけた怒り。

2020年2月12日 (水) 22:22時点における版

ビーチャ・オーレグ
外国語表記 Beecha Oleg
別表記 ビーチャ・オレーグ
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 広森信吾(現:森しん)
デザイン 北爪宏幸
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人
性別
生年月日 宇宙世紀0072年2月21日
年齢 15歳
出身 サイド1・シャングリラ
身長 175cm
体重 61kg
血液型 A型
所属組織 エゥーゴ
所属部隊 ガンダム・チーム
特技 スケードボード
趣味 読書
好きな食べ物 スキヤキ
テンプレートを表示

ビーチャ・オーレグは『機動戦士ガンダムΖΖ』の登場人物。

概要

資料によっては姓はオレーグと表記されることもある[1]

シャングリラでのジュドー・アーシタのジャンク屋仲間のリーダー格。

ジュドーと共にアーガマについて行く事になるが、当初は自我の強さもあってアーガマの大人達に反発、元々対抗心を持っていたジュドーとも対立して相棒のモンド・アガケとともに、ネオ・ジオンに投降したりとのトラブルを起こしたが、中盤以降はガンダム・チームの一員として主に百式に搭乗し、ブライト・ノア退艦後にネェル・アーガマの艦長代理を務める等、戦いの中で成長していった。

また、仲間のエル・ビアンノに気があり、終盤はいい仲になっていた。

UC0096年を描いた漫画『ラスト・サン』ではエルと共に成人した姿で登場している。

登場作品と役柄

SRWにおいては「幸運」担当。シャングリラ・チルドレンの中では能力値がジュドーに次いで高く、機体さえあれば活躍できないこともない。

旧シリーズ

第3次スーパーロボット大戦
初登場作品。
第4次スーパーロボット大戦S
名前のみの登場。エンディングでジュドーらと運送屋を始めた。
スーパーロボット大戦F
今回から声が入る。「」を覚えるので火力はある。
なおリアル編3話「シャングリラ・チルドレン」にて型落ち機体ばかりで文句を言うジュドーに「お前にはネモを用意したから少しはマシなはずだ」と言いつつエルにはもう少し性能が上のジムIIIをちゃっかりと用意していたりする(とは言え自分はザク改、モンドはガンタンクである)。
スーパー系では参入時にはガンダムに乗っている。アムロジェガンに乗っているためお下がりを借りたのだろう。
スーパーロボット大戦F完結編
挑発役の中では2回行動可能レベルが最も低い(と言ってもビルギットとは1しか違わないが)。加速を持つビルギットと、DCルート限定ながらエース級の基礎能力と精神コマンドを併せ持つガトーの存在が気がかり。
「トレーズ、立つ」で旧ザクを入手し、その後「灯火は炎となりて」にてジュドーやブライト艦長達に内緒でモビルスーツをブローカーに無断で売り飛ばそうとするも失敗しブライト艦長に修正され、反省房入りになる一幕がある。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
中盤の分岐でラビアンローズに忍び込み、モビルスーツを奪ってその後に加入。このときの乗機はVガンダムヘキサであり、自分だけいい思いをしている。本作では何故か格闘が異様に高い。
第2次スーパーロボット大戦α
加速」を最初から覚えるのが最大の強み。また、不屈があるので終盤の敵の強力な全体攻撃に対応できるのも良い。
ニュータイプ援護攻撃、「熱血」「必中」に加え「獲得資金+20%、命中率+10%」という優秀な小隊長能力を持つが、「幸運」係が定位置か。ジュドーも幸運を覚える為、ジュドーのSPを温存したい場合以外は別々の小隊にした方が効率が良い。
第3次スーパーロボット大戦α
「ビーチャ・オレーグ」表記。前作と精神コマンド、使い勝手共に同じ。「幸運」があるのも嬉しい。ΖΖガンダムのフルアーマーパーツやドーベン・ウルフ(orゲーマルク)の入手フラグに関わる。

VXT三部作

スーパーロボット大戦V
『第3次α』以来の登場。『F』以来となる音声の新規収録が行われた。今回はこれまでの「拡森信吾」から改名した現芸名での初出演になったため、「声の良く似た新人の代役か」と勘違いした人もいた模様。
また、ボーナスシナリオ「艦長代理、奮闘する」では原作のようにネェル・アーガマの艦長代理を行い、「『UC』設定のネェル・アーガマの指揮を執るビーチャ」という珍しい光景を見ることができる。
なお、合流ルート第23話「開かれた扉」ではネェル・アーガマの援護をするとファクトリーシナリオでTacPが手に入るのだが、ビーチャは援護攻撃援護防御も持っていない。二種の援護のスキルプログラム生産に必要なTacPが250なのに対し、入手するのは200なので、これだけのために生産すると損をしてしまうが、TacPの引継ぎ量が増えるため、周回プレイを視野に入れた場合の損得で言うなら得になる。
また、単独ルート第23話「赤い海と戦いの大地」ではビーチャに敵を3機撃墜させることが、ファクトリーシナリオの発生条件となっている。
戦力としては、かく乱を覚えることが強みだが、それ以外の魅力に乏しいと言わざるを得ない。
スーパーロボット大戦X
第16話マナの国ルートにて参戦。『V』と比べると、ド根性が削除されて根性に変更されているので、僅かだが弱体化した。
スーパーロボット大戦T
第12話宇宙ルートにて参戦。精神コマンドや能力、エースボーナスは『X』から据え置き。
エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「回避アップ」。

単独作品

スーパーロボット大戦64
中盤でジュドーら共々加入。なんと中盤で奇跡を覚え、ニュータイプ技能や片思いだがエルに対する恋愛補正もあるので準一軍ぐらいの活躍が可能。GP-02に載せればスーパーロボットの代用とすることも可能。終盤ムゲの宇宙に行く時ブライトに変わって、ネェル・アーガマの艦長に立候補しようとするが、行くと戻れない可能性がわかって辞退する場面もある。
スーパーロボット大戦MX
「ビーチャ・オレーグ」表記。序盤から習得する「幸運」がコスト25という驚きの安さで、資金稼ぎに役立つ。SP回復や集中力をつければさらに多用でき、ディジェSE-Rの入手フラグにも関わるので、中盤までは積極的に起用していきたい。おそらく彼が最も活躍する作品。既に艦長代理を経験していた為、リアル系ルートの序盤ではジュドーの精神状態を考慮したり、後に何度も交戦する事を見越してドーレムの戦力を下調べしようとするなど、リーダーとしての成長振りを窺わせる描写が有ったが、終盤ではリアル系第1話から因縁のあったプラクティーズを新入りとしてこき使おうとして、逆にミン大尉の迫力に押されてしまうなど、従来のお調子者キャラへと逆行してしまった。
スーパーロボット大戦GCXO
命中率アップ系の精神コマンドの取得が遅く(レベル45でやっと「必中」を覚える)、やや育てにくいが「幸運」は健在。また、レベル1止まりだが指揮技能を持つため、使おうと思えばそれなりに使える。
スーパーロボット大戦X-Ω
SRサポートユニット。

パイロットステータス

能力値

ジュドー、ルーに続く実力で、中級ニュータイプといったところ。平均的なリアル系。

精神コマンド

集中」を覚えず、代わりに「必中」「ひらめき」「不屈」等のスーパー系寄りの精神になるのが特徴。シリーズによっては「」等の強力なコマンドを得られる場合も。

第3次
根性ド根性加速気合熱血友情
FF完結編
ひらめき熱血挑発友情鉄壁
リンクバトラー
友情ひらめき熱血挑発
64
ひらめき熱血挑発友情奇跡
α
ひらめきド根性友情熱血奇襲
α for DC
根性集中幸運努力奇襲期待
第2次α第3次αGC
加速幸運不屈熱血鉄壁必中
MX
加速幸運不屈熱血努力必中
V
ド根性努力不屈友情熱血かく乱
XT
根性努力不屈友情熱血かく乱

特殊技能(特殊スキル)

指揮(指揮官)技能を修得する場合も。

第3次(PS版)
ニュータイプL3、シールド防御L3、切り払いL3
FF完結編64
ニュータイプL6、シールド防御L6、切り払いL3
αα for DC
ニュータイプL7、シールド防御L7、切り払いL5
第2次α第3次α
ニュータイプL7、援護攻撃L3、援護攻撃L3
GCXO
ニュータイプL7、援護L3、指揮L1、シールド防御
V
ニュータイプL5、底力L5、プロテクション
XT
ニュータイプL5、底力L5、BセーブL1

小隊長能力(隊長効果)

獲得資金+20%、命中率+10%
第2次α』、『第3次α』で採用。

エースボーナス

HPが50%以下の敵ユニットへの与ダメージ1.1倍。
V』、『X』、『T』で採用。『弱った相手に対して強気になり、実力を発揮できる』という、彼らしいエースボーナス。対象が「自分よりレベルが低い相手」ではないので、ボス戦でも先に削って貰えれば活かすことが可能。逆に、敵のHPが半分を切らないと効果が発動しないので、囮として敵陣に放り込んで初撃を任せるという運用には不向き。彼の精神コマンドが囮に向かないことと合わせて、弱った敵に追い打ちを加えるorとどめを刺す為のエースボーナスであると言えるだろう。

サポートアビリティ

後方支援
SR。味方戦艦のHP1/2以上で回避率アップ。

パイロットBGM

「アニメじゃない」
前期OP主題歌。『第2次α』・『第3次α』で採用。
「サイレント・ヴォイス」
後期OP主題歌。『F』・『64』などの旧シリーズではこちらがメイン。
「宇宙のジュドー」
劇中BGM。『MX』にて採用。

人間関係

シャングリラ組

ジュドー・アーシタ
仲間。後半まで彼に対抗心を持っていたが、一方で仲間としての信頼も厚い。
イーノ・アッバーブ
仲間。性格的に当初は強気のビーチャに押される事が多かったが、後半はビーチャに強気な発言をする事もあり、ビーチャも驚いていた。
モンド・アガケ
仲間。相棒的存在としてコンビを組むことが多い。
エル・ビアンノ
仲間。好意を持っており、最初は友人としてしか見られていなかったが、最終的には彼女のハートを射止めた。
リィナ・アーシタ
仲間。なんだかんだで彼女を救出しようとしたりとジュドーの妹として大事に扱っている。反面、リィナには不良行動を咎められた事も。

エゥーゴ

ブライト・ノア
第9話で彼に叱責を受けた事を契機に、ビーチャとモンドはネオ・ジオンへ一時寝返る事になる。後半はネェル・アーガマの艦長代理をブライトから任された。
ルー・ルカ
仲間。基本的に息は合う場面は多いが、リィナを失ったジュドーにルーが厳しい言葉を投げかけた事に怒って、彼女がアーガマから出て行くように仕向けた。
エマリー・オンス
ネェル・アーガマの艦長代理になった後、彼女から叱咤された事もある。
アストナージ・メドッソ
無断出撃した際はΖΖを破損させてしまった事を謝罪している。
トラジャ・トラジャ
SRW未登場。アーガマの整備士で、23話で大人の戦争の尻拭いをやらされる事に反発して出撃を拒否したビーチャに替わり、大人としてその言葉に責任を感じて百式に乗ろうとした。
カミーユ・ビダン
原作では精神崩壊した状態の彼としか接触していないが、SRWでは仲間であり先輩に当たる。『GCXO)』では、MSを盗もうとしたものの失敗してしまい拘束されたところを、彼に修正されてしまう。

ネオ・ジオン

ゴットン・ゴー
ネオ・ジオンに転じていた際の上司。彼とその部下からは完全な下っ端扱いにされた事がエゥーゴに戻る主要因となり、MSで仕返ししようとした事もあった。
キャラ・スーン
ゴットンと同じくネオ・ジオンに転じていた際の上司。

その他

ヤザン・ゲーブル
初対面時は胸倉を掴まれた挙句にヤザンの気迫に押される。その後のアーガマ襲撃で行動を共にした。

他作品との人間関係

ガンダムシリーズ

アムロ・レイ
原作では面識はないが、SRWシリーズでは上司。
F』では、序盤で彼にニュータイプである事を評価され、エルと共に増長したところを一喝されている。
シャア・アズナブルクワトロ・バジーナ
原作では面識はないが、SRWシリーズでは上司。
GCXO)』では、彼の愛機であるサザビーを整備したり、百式のメガ・バズーカ・ランチャーを使用可能にするなど縁の下で彼を支える。
また、彼の機体である百式の後継パイロットという関係上、『MX』では後述の通り、彼と間違えられてしまってタジタジになる。
オットー・ミタス
『V』では、ネェル・アーガマの艦長となった彼と丁々発止のやり取りを繰り広げる。
ナタル・バジルール
第3次α』では、軍の規律を重んじるあまり厳格に振舞う彼女を快く思っておらず、「ああいうのが道を間違えると三輪のオヤジみたいになっちゃうんじゃないか?」とさえ評していた。
トール・ケーニヒカズイ・バスカーク
『第3次α』では、彼らに対して先輩風を吹かしてみるが痛烈なカウンターをお見舞いされ、狼狽える羽目に。
イザーク・ジュールディアッカ・エルスマン
『第3次α』では、ロンデニオン防衛戦において対峙するが、モンドとの漫才のようなやり取りを見ていたディアッカからは「緊張感のない奴ら」と皮肉られてしまう。
ニコル・アマルフィ
『第3次α』では、ステルス機能であるミラージュコロイドを搭載したブリッツに苦戦を強いられこっ酷くやられてしまう。
シン・アスカ
『V』のDLC「男たちのジェラシー」では、それぞれの彼女を万丈アスランに取られたと思い込んで意気投合する。

リアル系

ギャブレット・ギャブレーチャイ・チャー
『F』のリアル系ルート序盤では、住んでいたシャングリラポセイダル軍である彼らに襲撃され、ジャンク屋仲間に無理を言って借りてきた旧式MS・ザク改に乗って立ち向かう。
プラクティーズダン・クリューガーウェルナー・フリッツカール・ゲイナー
『MX』では新入りとしてこき使おうとするが、ミン大尉の迫力に気圧されて失敗した。
ミン大尉
彼女からの牽制に相方共々震え上がり、率先してパシリ役を買って出る羽目に。
ル・カイン
『GC(XO)』では、原作と違ってシャングリラではなく地球の北アメリカに住んでいたという設定で、住んでいた地区を彼が率いる部隊に制圧され圧政を強いられた事から、かなりの怨恨を抱いていた。
ホシノ・ルリ
『MX』での初対面時、自分よりも年下で艦長に就任した[2]彼女の出現により、最年少艦長記録が更新された事で著しく凹む。代理とはいえ、それなりの誇りを持っていた事が窺える。
クルツ・ウェーバー
『V』のDLC「男たちのジェラシー」では、万丈やアスランよりモテるために奮戦しようと同志となるが…。

スーパー系

アラン・イゴール
『GC(XO)』では、ホワイトベースの新型MSを盗もうとして失敗し拘束され、彼の判断によって自習室入りを命じられる。なおも、減らず口を叩いてみるが睨み返され引き下がった。
ボス
『V』のDLC「男たちのジェラシー」では、万丈やアスランよりモテるために奮戦しようと同志となるが…。

バンプレストオリジナル

スレイ・プレスティ
第2次α』では例によってモンド共々余計な一言を発し、彼女から威圧される。

名台詞

「あー、ほ、本日は晴天なり、ほ、本日は…」
「えーアーガマの皆さん、大変お忙しい所を失礼します。じ、実は私達は…」
第2話より。アーガマ襲撃の際に演説を打つが、あまりの噛みっぷりと内容のおかしさで「選挙演説じゃないんだぞ」とジュドーに突っ込まれる。
「山の手なんてやられちゃえばいいのさ」
第6話より。マシュマー搭乗のズサのミスで山の手地区に被害が出たのを聞いた際の台詞。作中でのシャングリラ市長であるダマールの豪奢な生活振りと合わせてシャングリラにも貧富の差が激しい事が窺える台詞。
「あぁ!!」
「…外れた」
第18話。アクシズ内部でリィナを見つけアーガマへ連れて帰ろうとし、通りがかりに見つけたバウに搭乗するも自分たちをコキ使ったゴットン達に対して仕返しをするが、その最中に操縦レバーが外れてしまった。シリーズでも珍しい直球なギャグシーン。
「相変わらず単細胞だねぇ」
「これで主役交代ってこと」
「ジュドーにばっかいい思いさせてたまるかよ」
第22話。モンドと共にリィナ救出に躍起になるジュドーにZZガンダムに爆弾のコンテナを大量に搭載してハマーン艦隊に脅しをかける作戦を提案し、ジュドーが去った後に呟いた台詞。
内容に若干メタ要素が入っているが、最近目立った活躍をしているジュドーを妬み、ZZガンダムごと爆発させようとするとても仲間とは思えない作戦…というかもはや罠と言える行動を実行させてしまう。ビーチャとジュドーはライバル関係であり、数話前にはお互い助け合ったりしているが、余りにも急な展開かつ動機も不純でビーチャの株を大きく下げるシーンのひとつ。SRWではこういった負の部分は全く再現されず、ある意味美化されていると言える。
なお、この爆弾作戦は結果的ハマーン艦隊に打撃を与えることに成功し、ジュドーも特に不満を漏らしておらず、シンタとクムに棒で百叩きにされるだけで済んだ。
「大人達が勝手に始めた戦争に、なんで子供の俺達が戦って、尻拭いしなきゃなんないんだよ!」
第23話より。出撃を拒否し、エルに理由を聞かれた際の発言。子供ならではの目線から、戦争というものの核心を突いた台詞。
スパロボではキャラクター事典で聞けることがある。
「百式は、俺のですからね。パイロットが悪くちゃMSが良くても、意味ないでしょ!」
上の台詞の後、頑なに出撃を拒否するものの、ビーチャの行動に涙ながらに激怒したエルの姿と上のビーチャの言葉に責任を感じて自らが百式に乗ろうとしたアーガマクルーのトラジャ(SRW未登場)の行動を受けて自ら出撃する事を決意した際の台詞。
「お、おい!これが本物の引力だよ…俺達、落ちてるんだぜ!?」
「なんてバカでっかい水玉なんだ…地球って…!」
同話。百式のコクピットから見た地球への正直な感想。ガンダム・チームは全員スペースノイドであり、皆地球の大きさや青さに圧倒され目を輝かせていた。
「俺が中央から行く!イーノとエルは両側から挟みこめぇ!」
「ジュドー!!」
第25話。ロンメル隊の奇襲を受け孤立したジュドーのZガンダムを救うべく、ガンダムチームの仲間達に指示を出しつつ自ら正面へ突撃をかける。アニメ前半は臆病かつトラブルを起こす事が多かったビーチャだったが、地球に降下してから仲間を気遣うようシーンなどが増えていく。この辺りから指揮への適正のようなものが見られるようになるのもポイント。
「人の悲しみを土足で踏みにじるような真似するからだ!」
第28話より。リィナを失ったジュドーに対し、ビーチャを始め彼に同情的なシャングリラ組やプル達とは対照的に厳しい態度を取っていたルーに対しわざと邪険な態度を取り、さらに投げかけた怒り。
「ジュドーが強いのはマシンのせいだろ。ZZに乗れば俺だって、ヒーローできる!」
第32話より。ZZガンダムで活躍してエルやプルに褒められるジュドーに嫉妬しての台詞。この後、強引にZZで出撃するが、使いこなす事が出来ずにオウギュストのドライセンに圧倒され、逆にジュドーが搭乗した百式に助けられてしまう。この後エルと喧嘩しつつもジュドーの実力を認めたり、アストナージに素直に謝ったりとなんだかんだで成長している事が分かる。
「総員、第一戦闘配備! 砲撃手、弾幕薄いぞ! なにをしている!」
ネェル・アーガマを見学した際、艦長席に座ってブライトの物まねをした際の台詞。この時は周囲からボロクソに言われるが、まさかこの後に艦長になるとはビーチャも周囲も思わなかったであろう。
「よし!総員持ち場につけ!」
「ネェル・アーガマ、発進!」
ネェル・アーガマの艦長代理として出航した際の台詞。
「旧式が! こっちは変形だって出来るんだぞ!」
第41話より。Ζガンダムでスタンパ・ハロイの所持するMSを攻撃した際の台詞。
「ああ、シャングリラ魂だ!」
最終話で一人、ハマーンとの最後の決着をつけるべく、格納庫に向かうジュドーを送り出した際の台詞。
「俺だって平気なわけないだろ!だけどな、ジュドーの言う通りなんだよ!ハマーンとジュドーの関係は見れば分かるだろ!だから俺は…!」
「……いや、俺達に出来ることっていえば…奴が帰ってこれる場所を、確保することくらいなんだよ…だけど…!」
ジュドーを一人で送り出した事に怒るエルを窘めた際の台詞。
「子供を戦いに巻き込みたくないって気持ちは当然だ けどさ 今までその道理が罷り通った戦争なんてあったか?」
漫画『ラスト・サン』より。宇宙世紀の戦争はかつての一年戦争をはじめ、子供が巻き込まれていた。かつて「戦争に巻き込まれた子供」という当事者の1人であったビーチャが語るためその重みは増していく。
しかし、のちの宇宙世紀の世でも戦争に子供が巻き込まれていくのであった…。

スパロボシリーズの名(迷)台詞

戦闘台詞

「百式の親戚だったら、俺にピッタリだ!」
『V』における、デルタプラスに搭乗時。

αシリーズ

第3次α

「つべこべ言うな!トイレ掃除が終わったなら、次は機体の整備を手伝ってもらうぞ!」
「さあ、お前ら。わかったら、とっとと動け」
セレーナ編第11話「パワー・ジャンクション」より。キラヘリオポリス学生組に先輩風を吹かせ尊大な態度で発した命令。だが、直後にトールカズイからアークエンジェルを降りる事を告げられ、先輩風が吹かせなくなるやも知れぬ事態に、大慌てで彼らを引き止める。
「ああいうのが道を間違えると三輪のオヤジみたいになっちゃうんじゃないか?」
第29話「押された烙印」より、アスランの攻撃で行方不明となったカガリの捜索を続けようとするキラに対して厳格に突っぱねたナタルを見ての感想。どちらもビーチャにとっては苦手なタイプとはいえ、軍人としての本質は三輪とナタルでは大きく違うのだが、作中では結局ナタルも三輪と同じ陣営に着くことになるのであながち間違いではない。

単独作品

「あ、なんなら俺が艦長代理をやりましょうか」
エル「ビーチャがぁ!? あんたは絶対行かないもんだと思っていたわ」
「え? あ、そうか、行ったら戻ってこれないかもしれないんだっけ!? や、やっぱやめようかな~」
『64』より。終盤、ムゲの宇宙に行く際、艦長を名乗り出るが、帰れなくなるかもしれないと知り辞退する。多くの人が「ついに艦長か!」と思ったかもしれない。さらにこの後ネェルアーガマに搬入する食料を盗もうとして、罰としてファに芋の皮むきをやらされるハメにとさえない扱いである。
「ちょ、ちょっと待った!あんな大物と間違えるなって!」
『MX』より。リアル系主人公ルート第1話「追撃者」での初戦闘で、百式のパイロット=クワトロという先入観から警戒するウェルナーの発言を、慌てて否定する。
「そう言やぁ、そうだな。リィナリンダセイラさん、あと、プルおちゃめも妹みたいなもんだ」
『XO』第48話「オリビー・クライシス」においてモンドから「この部隊って妹率高くないか?」と言われた際に。セイラの名前を挙げている事から、今作ではクワトロは彼女とは兄妹であることを他者に隠してはいないらしい。
「格納庫でサッカー大会をやったのがマズかったですか? それともブリーフィングルームで誕生パーティーをやった事ですか? もしかして艦長用のコートを着て記念撮影したのがバレたとか…?」
『V』のDLC「艦長代理、奮闘する」より。オットーでなくともお前は何をやってるんだと言わざるをえない。
クルツ「ビーチャ!シン!この状況でも、お前達は黙っているつもりか!?」
「答えは...ノーだ!」
シン「俺達は断固として戦う!」
ボス「ビーチャ、シン!今この瞬間から、俺達は同志だ!」
『V』のDLC「男たちのジェラシー」より。自分たちの彼女が万丈やアスランに取られた(と思い込んで)シンやボス達と共に嫉妬する。
「負け惜しみかよ!超文明が聞いて呆れるぜ!」
『V』の困難ルート最終話にてデウスーラII世よりも先にバースカルを撃墜した場合、捨て台詞を吐いて撤退したアールフォルツをこの一言で切り捨てる。

搭乗機体

百式
メインに使用した機体。
ガンダムMk-II
34話で搭乗。
Ζガンダム
20話・21話・32話・41話で搭乗。
ΖΖガンダム
32話・43話で搭乗。32話ではジュドーに嫉妬した形で強引に搭乗するが、使いこなす事が出来ずに苦戦した。43話では無難に使いこなしている。
R・ジャジャ
14話で搭乗。キャラの搭乗機であるが、ガザDに括りつけられたリィナを助ける為に搭乗した。
バウ
18話で搭乗。アクシズ内部にて奪い、リィナを連れて出るのが目的であったが、結局は自分達をこき使ったゴットンとその部下達への仕返しに使用する。
ネェル・アーガマ
後半にブライトに替わって艦長代理を務めた。
アウドムラ
ダブリンのコロニー落としの際に全滅したカラバのブリッジクルーに代わって操縦した。

スパロボでの搭乗機体

ザク改
F』のリアル系ルートで搭乗。
ガンダム
F』のスーパー系ルートではこの機体に乗って参入。
Gディフェンサー
F完結編』で搭乗。
Vガンダムヘキサ
α』で搭乗。​

脚注

  1. 小説版ではオレーグ表記になっている。
  2. とは言え、ルリは劇場版のストーリーに到るまでの間にナデシコBの艦長に就任しているので、別に16歳で艦長に就任した訳ではない。その為、艦長に就任した時点の年齢はルリの方が年下と考えられる