「ΖΖガンダム」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
206行目: 206行目:
 
:[[Ζガンダム]]同様[[バイオセンサー]]搭載のはずだが、こちらには特殊能力としては実装されず。通常版のハイメガキャノンに「対大型」特性があるのでサイズL(4)以上の敵には特に強くなる。一方[[マップ兵器]]版のハイメガキャノンにはVer.1.03パッチで「対宙」特性が付き、[[宇宙]]戦闘で特に威力を発揮する。
 
:[[Ζガンダム]]同様[[バイオセンサー]]搭載のはずだが、こちらには特殊能力としては実装されず。通常版のハイメガキャノンに「対大型」特性があるのでサイズL(4)以上の敵には特に強くなる。一方[[マップ兵器]]版のハイメガキャノンにはVer.1.03パッチで「対宙」特性が付き、[[宇宙]]戦闘で特に威力を発揮する。
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
:ジュドーは2016年2月のイベントで登場していたが、3月のプルツーイベントでようやく登場。レアリティSSRのシューター。2016年11月にはブラスター版が追加。
+
:ジュドーは2016年2月のイベントで登場していたが、3月のプルツーイベントでようやく登場。SSRシューター。2016年6月には大器型SSRディフェンダー、2016年11月にはSSRブラスターがそれぞれ追加。
 
:状態異常になったりHPが減少するほど攻撃力が跳ね上がっていくのが特徴。裏を返せば通常状態やHPが多いと攻撃力が上がらないうえにアビリティが発動しても攻撃力以外は変わらないため、撃墜の危険が常につきまとう。ド根性も覚えるのである程度は無理が利くが過信は禁物。敵の必殺スキルには常に気を配ろう。最終的には魂を覚えることもあり、アビリティがフル発動した状態での必殺スキル「ハイメガ・キャノン・フルパワー」は凄まじい威力を持ち、制圧力も高い。
 
:状態異常になったりHPが減少するほど攻撃力が跳ね上がっていくのが特徴。裏を返せば通常状態やHPが多いと攻撃力が上がらないうえにアビリティが発動しても攻撃力以外は変わらないため、撃墜の危険が常につきまとう。ド根性も覚えるのである程度は無理が利くが過信は禁物。敵の必殺スキルには常に気を配ろう。最終的には魂を覚えることもあり、アビリティがフル発動した状態での必殺スキル「ハイメガ・キャノン・フルパワー」は凄まじい威力を持ち、制圧力も高い。
 
;[[スーパーロボット大戦V]]
 
;[[スーパーロボット大戦V]]

2017年11月23日 (木) 15:14時点における版

ΖΖガンダム
読み ダブルゼータガンダム
外国語表記 ZZ Gundam
登場作品

ガンダムシリーズ

メカニックデザイン 小林誠
分類 汎用試作型可変モビルスーツ
型式番号 MSZ-010
全長
【Gフォートレス】
30.13 m
頭頂高 19.86 m
全高 22.11 m
全幅
【Gフォートレス】
18.52 m
本体重量 32.7 t
全備重量 68.4 t
動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 7,340 kw
スラスター推力

21,700 kg×2
14,400 kg×4

総推力
101,000 kg
アポジモーター 32
装甲材質 ガンダリウムγ
センサー有効半径 16,200 m
開発 アナハイム・エレクトロニクス
所属 エゥーゴ
テンプレートを表示
強化型ΖΖガンダム
外国語表記 Amplified ΖΖ Gundam
登場作品

ガンダムシリーズ

分類 汎用試作型可変モビルスーツ
型式番号 MSZ-010S
頭頂高 19.86 m
全高 22.11 m
動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 7,340 kw
スラスター推力

31,200 kg×4

総推力
124,800 kg
アポジモーター 36
装甲材質 ガンダリウムγ
センサー有効半径 16,200 m
所属 エゥーゴ
テンプレートを表示
コア・ファイター
分類 コクピット兼小型戦闘機
型式番号 FXA-07GB
全長 11.62 m
全幅 15.89 m
全備重量 11.6 t
動力 熱核融合炉
スラスター推力

5,240 kg×4

総推力
20,960 kg
装甲材質 ガンダリウムγ
センサー有効半径 15,480 m
主なパイロット ジュドー・アーシタ
テンプレートを表示

概要

アナハイム・エレクトロニクスΖプロジェクトにおいて開発したエゥーゴ可変モビルスーツ。開発時のコードネームは「θ(しーた)ガンダム」。

機体概要

当初は代わりにΖIIが開発されるはずだったが、エゥーゴの要望により本機の開発が優先されている。

一年戦争時に活躍したGアーマーの運用システムを単機で再現する事をコンセプトとしており、コアブロックシステムの導入およびAパーツ(コア・トップ)、Bパーツ(コア・ベース)とコア・ファイターの3機による分離・合体機構というシステムを採っている。このおかげでパイロットの生還率も向上している。反面、分離状態では3機のコアファイターが必要であり、合体時にはコア・トップとコア・ベースのコア・ファイターは戦線を離脱する必要がある。合体したままの変形も可能で、その状態は「Gフォートレス」と呼ばれる。劇中ではまずGフォートレス形態に合体し、そこからMS形態へと変形するパターンも多かった。

火力も戦艦並みであり、それらを運用するためにジェネレーターも高出力の物を3基搭載している。元々、搭載されるジェネレーターは2基の予定であり、分離・合体もA、Bパーツの2機のみのはずだったが、エゥーゴ上層部の要求を満たすためにはもう1基搭載する必要性が生じ、現在の形となった。

背部にはBパーツの大型のバックパックを装備し、また、バイオセンサーが搭載されており機動性も高い。

装甲もガンダリウムγを使用している事もあって強度が高いが、分離・合体や可変機構を採用していると言う事もあって構造的に脆弱な部分もある。 しかし至近距離からの爆発や200~300mの水圧に耐えられるくらいの強度はある。

構造が複雑で整備性が低く、パイロットを選ぶ機体であり、エネルギー消費が激しいために機体の作戦行動時間が短いなどの欠点もある。これらの事から、この時代のモビルスーツが恐竜的進化を遂げてしまい、進化の袋小路へと入り込んでしまっている事が分かる。これらの欠点を補うためにフルアーマーパーツも同時開発されており、先行試作型のFA-010A FAZZを経てFA-010SフルアーマーΖΖガンダムへと換装された。

上半身と下半身は自前の操縦席自動航行機能がなく、操縦には複数用意されたコア・ファイターの接続が別途必要となる。そのため合体するとコア・トップとコア・ベースから分離したコア・ファイターが余る。しかし、スパロボでは省略されてGフォートレスに変形するのみ。原作におけるGフォートレスはむしろ母艦ドック内での待機状態が多い。

強化型ΖΖガンダム

フルアーマーΖΖガンダムへの換装に合わせて改修されたマイナーチェンジ版。

バックパックやビームサーベルの更新、換装や機体自体の性能の強化が行われた。

Gフォートレス

ΖΖガンダムが変形した巡航形態。

Ζガンダムのウェイブライダー形態と比べれば大気圏突入機能は無く旋回性能も劣るが、圧倒的に高い火力と推進力が特徴。戦闘機と言うよりも小型の駆逐艦に近い性能を持つ。

構成機体

コア・ファイター
中核である小型戦闘機。合体時は胴体となり、メインコクピット部も兼ねる。
武装は小型ミサイルランチャーと機銃だが、合体時は収納されるため使えない。
コア・トップ
コア・ファイターに加え上半身とダブルビームライフルで構成された形態。ダブルビームライフル部分にもコクピットがあるため有視界戦闘が可能。
武装はダブルビームライフル。各形態の中でも特に空戦能力に秀でた性能を持つ。
コア・ベース
コア・ファイターに加え下半身とバックパックで構成された形態。コア・ファイターが機首となる。
武装はコア・ファイターの物に加え、バックパックのビームキャノンとミサイルも使用可能。高い推力と火力を持つ。

劇中での活躍

アーガマがシャングリラを出港して後本機は第1次ネオ・ジオン抗争時に受領、投入され、ジュドー・アーシタが主に搭乗。アーガマの主戦力として運用された。

その後もガンダム・チームの中核として多数のネオ・ジオン軍のモビルスーツを撃破した。クィンマンサ等グレミー派との決戦前に上述の機体改修、フルアーマーを実装され、最終決戦では素の強化型でハマーン・カーンキュベレイと交戦し、大破しながらもキュベレイを撃墜。ネェル・アーガマへ無事に帰艦した。

第1次ネオ・ジオン抗争の終結後は修復されGMIIIの下半身+簡易バックパックをつけたZZ-GR(ズィーズィー・ジーアール)としてジュピトリスIIにて運用、後にシャングリラ仲間と妹リィナの助力によりコア・ベース2号機を受け取り元の姿に戻った。

また、『機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート』や『機動戦士Vガンダム外伝』では本機をジャンクパーツなどで改造したと思われるガンプと呼ばれる機体が登場している。

強化装備形態

フルアーマーΖΖガンダム
フルアーマー形態。

登場作品と操縦者

原作同様、ジュドー・アーシタが乗って登場する。大抵は中盤以降からの参加か、ΖΖ抜きでジュドーが仲間になり後で入手するパターン。

トレードマークでもある額のハイメガキャノンが範囲攻撃(マップ兵器)になっており、過去シリーズではUC系ガンダムパイロットは2回行動が早くから可能である為、密集した敵をハイメガキャノンで一網打尽にする様がよく見られる。また、ガンダム関係のパイロットを転々としてはレベル上げに使われることもある。ただし、ハイメガキャノンを除く一般兵装はΖガンダムより少し上程度で、ハイパーメガランチャー級の武器も無いため、マップ兵器を使わないと地味というハイメガキャノンありきのイメージであった。ただ、近年の作品においては合体攻撃やハイパービームサーベル、ダブルビームライフルの攻撃力の上昇、通常攻撃版のハイメガキャノンの追加によって通常戦闘においても強くなっている。 設定上は機動性や旋回性能等もZガンダムや百式と同等に高く、運動性にも優れた機体ではあるが、SRWにおいては(他のガンダムゲーでも同様の傾向があるが)運動性は低く抑えられて移動力も低めと、「高火力・重装甲な反面機動性に劣る機体」として設定されている。

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦
ジュドーの愛機として登場。中盤を過ぎるあたりまではハイメガキャノンが使えない。ちなみにハイメガキャノンはマップ兵器ではない。PS版ではマップ兵器。
第2次スーパーロボット大戦G
第4次S)』に準じた仕様で登場。ハイメガキャノンはマップ兵器扱いにはなったが、アストナージと合流するまでは故障中で使えない。またジュドーが幸運を覚えないため、アムロファララァに取られがちかもしれない。後者2人は熱血を覚えないが……。
第3次スーパーロボット大戦
今回からハイメガキャノンはマップ兵器となり、「幸運+熱血」で資金稼ぎというパターンが確立する。また、ビーム兵器扱いではない為ビーム吸収を持った相手にも有効。しかしジュドーが幸運を覚えない。
スーパーロボット大戦EX
マサキの章シナリオ「コーラルキャニオン再び」で本格的に登場。リィナが人質に取られてしまった為、最初はシーブックガンダムF91共々敵ユニットであるが、しばらくするとリィナが奪還され味方に加わる。今作ではハイメガキャノンがビーム兵器になった為、オーラバリアビーム吸収を持った相手には手も足も出ない。
第4次スーパーロボット大戦S
シナリオ「強襲! 阻止限界点」で登場。ちなみにここでジュドーのレベルをあえて上げず、次のシナリオ「ロンデニオン」の3ターン目に出現するポセイダル軍ヘビーメタルをハイメガキャノンで一掃すれば一気に2回行動可能になる。今回はハイメガキャノンの範囲がとてつもなく広い為、GP-02Aを除けばMSの中では最も強力である。使いこなせば、オーラバトラーをも上回る戦果を期待出来る。ビームコートも装備された。今作のジュドーは幸運を持っていないので、アムロやルーら終盤の部隊分けで共に行動する幸運持ちのパイロットを乗せると、レベルや資金を稼ぎやすくなる。ただ、リアル系は条件次第で終盤の分岐にジュドーがΖΖで強制出撃となるので注意が必要となる。
スーパーロボット大戦F
カラオケモードに登場。
スーパーロボット大戦F完結編
シナリオ「ラビアンローズ」で『F』から待っていたプレイヤーにようやくお目見え。運動性が高くなく、武器も貧弱なため、通常戦闘は苦手。やはりマップ兵器要員としての使用がよい。パイロットは幸運持ちのジュドーでもちろん大丈夫だが、奇跡持ちのフォウに奪われることも多々。ガンダム系のレベルアップに使いまわされる可能性も……。ハイメガキャノンの攻撃範囲は小さくなった。
スーパーロボット大戦コンプリートボックス
全作に登場。『第2次』及び『第3次』ではENの初期値がハイメガの消費ENときっかり同じ200しかないため、宇宙では1歩でも移動すれば使用不能になってしまう。もっとひどいのが『EX』で、ENが180しか無い為そのままではENを200消費するハイメガキャノンを撃てないという落とし穴がある。そのため敵に回った際も全く怖くはない。落とす資金も多く、倒しても次の面から普通に使えるため倒した方が得。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
原作のΖガンダム強奪シーンとΖΖガンダム搭乗シーンをアレンジし、カミーユの推薦でΖΖに乗るシーンが描かれた。
なお、ダブル・ビームライフルは火力が高いが、弾数は5発しかない。本作まで2回行動が可能なのでハイメガキャノンも健在。
コアファイターへの分離が再現された。
ルート選択と熟練度が特定値以上でフルアーマー化する。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
ガンダム試作3号機及びΖガンダムとの合体攻撃が追加された。
スーパーロボット大戦α外伝
第2話にて登場。
2回行動が無くなったものの、敵が援護や指揮効果を生かすため固まって動かないことが多いため、前作とは別の形でハイメガキャノンの価値が高い。性能も高く、ダブル・ビームライフルの弾数が10発で地形適応も優秀、素の状態の火力も高いため反撃役としても強力。反撃で気力を稼いで大物をハイメガキャノンで狙う運用も有効になった。MAP兵器を活かすなら、覚醒持ちのパイロットがオススメ。ただ武器改造での攻撃力の伸びが低く、ダブル・ビームライフルのクリ補正がマイナスだったりと通常戦特化機の火力にはどうしても及ばない。また∀ガンダムのMAP兵器版月光蝶の範囲がハイメガキャノンと全く同じであり、∀の方が武器改造費用が安く機体性能も良いため、武器改造するかは好みによる。
引き続きコアファイターへの分離が可能。
今回のフルアーマー化は熟練度が特定値以下と特定のマウンテンサイクル捜索が条件で換装扱い。
第2次スーパーロボット大戦α
通常兵器版のハイメガキャノンが久々に復活し、移動後使用可能のALL兵器で非常に便利。隠し要素のフラグを立てると終盤にハイメガキャノン・フルパワーが追加される。使用にはNTレベル6が必要であり燃費もかかるものの、マップ兵器以外でも十二分に活躍出来る様になった。なお武装追加イベント以降、戦闘BGMに「サイレント・ヴォイス」が追加される。
コアファイターへの分離は無くなった。
フルアーマーパーツが換装として導入された。原作同様、フルアーマーにすると変形が出来なくなった。
第3次スーパーロボット大戦α
ハイメガキャノン・フルパワーにニュータイプ及び強化人間カットインが追加された。
シャングリラ・チルドレンの撃墜数を稼いでおくと、早めにフルアーマー・パーツを入手可能(満たさなくても入手は可能)。
オプションの「ガイダンスシナリオ」にも、アラドが操作するユニットの一体として登場する。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
シナリオ「新たなる力」で参戦。しかし、この時は無改造の上にENが5しかない。2回行動でのMAP兵器要員としての運用がよい。
スーパーロボット大戦COMPACT for WSC
2回行動廃止の為、MAP兵器が使いづらくなり、有効性はかなり低下してしまった。
スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
古参だったがようやくパッケージイラストに採用された。2回行動が廃止されたので中々MAP兵器を使用出来る場面が無い為、敵増援の待ち伏せか覚醒持ちパイロットでないと活用は難しい。
スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
ジュドーと共にシーン2~4は使用不可能。通常戦闘用の武器の威力や運動性が低い為、MAP兵器係と割り切った方がいい。
スーパーロボット大戦IMPACT
第2部から登場する。機体性能はよく終盤まで使用可能だが、終盤息切れする可能性あり。また、ハイメガキャノンは有効範囲がわずか8マスしかなく、かなり使いづらい性能になっている。第3部のフルアーマー化までの辛抱だ。
スーパーロボット大戦COMPACT3
珍しく第1話から使用可能。マップ兵器版と通常兵器版のハイメガキャノンがあるが、マップ兵器版を多用する人が多い。ちなみに通常版ハイメガキャノンの射程は1-3という、非常に使いづらいものであった。P属性で射程1-5のダブルビームライフルは使いやすい。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander
MSの中では格闘武器が強め&装甲が厚い為、割と扱いやすい。他の強ユニットと比べると見劣りするが、使おうと思えば十分使える。ジュドーの射撃レベルを上げれば隠し必殺技のミサイルランチャーが使用可能になる。着弾点指定型なので使いやすいが、攻撃力はかなり低め。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
ルートによってはジュドー共々ラスト4話のみ使用可能という参入の遅さ。能力的には高めで、通常戦闘用の武器も軒並み強力。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
本作では武器改造の効率が極めて悪くハイメガキャノンもMAP版しかない(戦闘アニメは『MX』のフルパワー)為、マジンガーZやウイングガンダムゼロと共に取り沙汰される事が多い。一方で、弾数控えめなものの武装の種類は多く、ハイメガキャノンを除けばP武器ばかりなので、意外と小回りは効く。また、エースボーナスを取得したジュドーを乗せればハイメガキャノン迄P武器になるので、資金の多い敵機が大量に出現する最終盤では幸運による資金稼ぎに大きく貢献してくれる。
スーパーロボット大戦R
中盤に参入。ジュドーが乗っている。終盤、フルアーマーΖΖに強化される。『A』に引き続き、ダブルビームライフル、ハイパービームサーベルと高威力の武器となっている。通常兵器版のハイメガキャノンを持っているが消費ENがMAP兵器版と同値の100なため、コストパフォーマンスは劣悪である。携帯機では初めてΖガンダムとの合体攻撃が可能。
スーパーロボット大戦D
中盤、真ゲッターの最終シナリオにて参入。真ドラゴンに乗っかっているらしい描写が見受けられる。
Ζとの合体攻撃もあるため火力は高い。また、フラグを立てるとフルアーマー化する。しかしカミーユの方がジュドーより射撃値が高く、ジュドーの方がカミーユより格闘値が高いので、Ζ(ハイパービームサーベルにしろウェイブライダー突撃にしろ)とΖΖを交代した方がそれぞれにとって効率的となる。

単独作品

スーパーロボット大戦
ガンダムチームを選ぶと最初から味方ユニットとして登場。HDリメイク版では回避系コマンドがないため、防御重視の戦い方をしよう。
スーパーロボット大戦64
大抵、チェーンがνガンダムと一緒にから持ってくる。作中、原作とは反対にフルアーマー化が無しであることをジュドーが嘆いていた。
スーパーロボット大戦MX
ジュドーと共にリアル系では1話から入手可能。Ζガンダムとの合体攻撃があり、機体性能も高い。単機での性能はνガンダムディジェSE-Rに劣るが、合体攻撃による攻撃力という点ではこちらに分がある。そもそも本作ではアムロ・カミーユの参入がしばらく後の為この機体の恩恵はかなりある。スマートな立ちポーズや豪快なハイパービームサーベルのアニメなどが特徴的で、評価も良いようだ。
スーパーロボット大戦GCXO
アラン率いる北米の反グラドスレジスタンスに搬入されていて、それをジュドーが盗んで乗るという形で登場。通常兵器版ハイメガキャノンは単体リアル系ではフル改造時トップクラスの攻撃力。それだけに燃費も悪いが。
スーパーロボット大戦Operation Extend
地球連邦軍からコネクト・フォースへ受け渡される新型モビルスーツとして登場。受け渡し場所がシャングリラで、情報を察知したネオ・ジオンが強奪に現れ、戦闘に巻き込まれたジュドーが乗り込むという形となる。
Ζガンダム同様バイオセンサー搭載のはずだが、こちらには特殊能力としては実装されず。通常版のハイメガキャノンに「対大型」特性があるのでサイズL(4)以上の敵には特に強くなる。一方マップ兵器版のハイメガキャノンにはVer.1.03パッチで「対宙」特性が付き、宇宙戦闘で特に威力を発揮する。
スーパーロボット大戦X-Ω
ジュドーは2016年2月のイベントで登場していたが、3月のプルツーイベントでようやく登場。SSRシューター。2016年6月には大器型SSRディフェンダー、2016年11月にはSSRブラスターがそれぞれ追加。
状態異常になったりHPが減少するほど攻撃力が跳ね上がっていくのが特徴。裏を返せば通常状態やHPが多いと攻撃力が上がらないうえにアビリティが発動しても攻撃力以外は変わらないため、撃墜の危険が常につきまとう。ド根性も覚えるのである程度は無理が利くが過信は禁物。敵の必殺スキルには常に気を配ろう。最終的には魂を覚えることもあり、アビリティがフル発動した状態での必殺スキル「ハイメガ・キャノン・フルパワー」は凄まじい威力を持ち、制圧力も高い。
スーパーロボット大戦V
第14話「血塗られた白き翼」でジュドーが乗って参戦。スラスターが2連×2の強化型仕様となっている。中盤のイベントで特殊能力にバイオセンサーが追加され、条件を満たせば中盤に、満たせなくても困難ルート終盤にフルアーマーΖΖガンダムへの換装も追加される。
カスタムボーナスが3種類のハイメガキャノン(フルパワー含む)の強化なので、序盤から改造をしておけばMAP兵器版で大暴れができる。また、ダブルビームライフルがハイメガランチャーに匹敵するレベルの攻撃力になり、バイオセンサー発動中はハイパービームサーベルの攻撃力も同等に向上するため、通常戦闘でもかなり強力。
ただし、フルパワーがジュドー専用になったため実質ジュドー専用機になっている点は注意。

関連作品

ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
修理中なので名前のみの登場。ZZシールドも登場している。ちなみにハイメガキャノンがνガンダムの最強技である。
ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦
本編未登場だが前日談の漫画版に登場。月面基地からの脱出時、緊急避難的な処置として仮面ライダー達をライフル側のコクピットに乗せていた。

装備・機能

能力的には運動性移動力は高くないが、反面MSにしては高いHP装甲を持つ。

武装・必殺武器

武装

ダブル・バルカン
頭部に左右2門内蔵されているバルカン砲。
21連装ミサイルランチャー
バックパック上部の左右に21発ずつ実装されている。
同じP属性武器ダブル・キャノンより射程が長い分、威力で劣る。Gフォートレス形態でも使用可能。αシリーズでは全体武器、『SC』では広域必殺技となっている。
S型では(18連×2)×2となった。
ハイ・メガ・キャノン
本機の象徴とも言える、額に内蔵された高出力ビーム砲。出力50MWとコロニーレーザーの20%分の出力というMSの兵装としては桁外れな威力を誇るが、フルパワーで発射するとエネルギーが足りなくなり、一時的に動けなくなる。発射の際のレバーは合体レバーと連動している。劇中ではドックを一撃で消滅させるなど圧倒的な破壊力を見せつけた。なお、物語中では後述のフルパワーも含めてたった4回しか使用されていない。正に「伝家の宝刀」と言うべき武装である。
上記のガンプ状態ではカバーが施されており、一見ではΖΖと分からなくなっている。その時すでに発射に耐えられないほど機体にガタがきていた上に、嘗ての威力も無く閃光だけに終わっている。
SRWでは基本的にマップ兵器であり、ΖΖを象徴する武器。近年の作品では通常攻撃版も装備するようになり使い勝手が良くなった。『F完結編』以降、音声収録を行ったキャラ毎に個別にハイメガキャノン使用時の台詞が存在する。
ハイパー・ビーム・サーベル
高出力のビームサーベルで、ガンダリウム合金や20m以上の物体ですら両断する。
旧シリーズではENを消費するものの、威力は低く使いにくかった。ただし戦闘アニメに関しては『第4次S)』の時点でエフェクトが通常のビームサーベルよりも派手になっていた。近年では威力が高くなり有射程であるなど強力な武器となっている。さらに『V』ではバイオセンサーが起動すると攻撃力が1000も跳ね上がってΖのハイパーサーベルにも迫り、また原作初登場時に披露した「隕石斬り」(大上段からの一刀両断)を決めるトドメ演出も追加された。
ビームキャノン
「ダブルキャノン」とも表記される。ハイパービームサーベルをバックパックにマウントしている時はビーム砲として機能する。
旧シリーズより本機のP属性武器として使用される。近年はGフォートレス形態時のP属性武器として有用。
2連装メガビームライフル
通称は「ダブル・ビーム・ライフル」。名称通り2門のビーム砲を備えたビームライフル。通常のビームライフルと遜色ない連射性能を持つ上に、デバイス内に複数のジェネレーターを持ち、更にMS本体からのエネルギー供給を受ける(構造的に腕部エンジンと直結する)ことで、出力10.6MW×2と、MS用手持ち携行火器のサイズに収まりつつ、片方だけでΖガンダムの武装でも最も出力が高い「ハイパー・メガ・ランチャー(出力8.3MW)」すら凌駕し、2門併せれば百式のメガバズーカランチャーに匹敵する威力を有する、非常に強力な兵装となっている。また、Gフォートレスやコア・トップ時の機首にもなる。ちなみに機首にはコックピットがあり、コア・トップではここから操縦できる。ただしMS形態では手持ち武器の末端というとんでもない位置に配置されるため、ライフルを振り回したり打撃武器にしたりするとこちらのパイロットはヒドイ目に合う[1]
このように設定ではZや百式の最高威力の武装にすら匹敵あるいは凌駕するとてつもない兵器であるが、SRWではただでさえハイメガキャノンという必殺武器を有す本機という事もあり、ゲームバランスの兼ね合いからか通常武器の範疇に収まる性能となっている。旧シリーズでは威力は並のビームライフルと大差なかったが、現在ではそこそこ長射程高威力の武器となっており、『V』ではΖガンダムのハイメガランチャーと同等にまで上がった。Gフォートレスでも射程が長いままだが、その形態では攻撃力が落ちる上、弾数が一般的なビームライフルの半分しかなくあまり乱用はできない。
前述の通り設定上はサブパイロットも乗せられるがビームライフルに好き好んで乗りたがるヤツがいるはずがない負担が大きいためか、SRWではΖΖが複数人乗りユニットになったことはない。
ウイングシールド
両腕に装備している防御兵装。Gフォートレスやコア・トップの主翼にもなる。耐ビームコーティング処理が施されており、低出力ビームなら防げる。破壊されるとおそらく飛行に支障があると思われる(SRWではシールドのHPや使用回数が尽きても変形可能)。

必殺技

ハイ・メガ・キャノン・フルパワー
原作最終話でプルララァフォウカツサラなどの戦いで散っていった人々の魂の力を借りたジュドーが「憎しみは憎しみを呼ぶだけだって、分かれ!!」という叫びと共にハマーンへ放った最大出力以上のパワーのハイメガキャノン。その凄まじい出力はΖΖ本体の頭部と砲門を熔解によって損傷させてしまったほど[2]
第2次α』と『第3次α』でも自壊の演出[3]は採用(『第3次α』ではハイメガキャノン・フルパワー発射中に、ニュータイプ及び強化人間カットインが入る)。原作ではコアファイター形態で行動した後に、AパーツとBパーツを引き寄せて再合体を果たした後に放っていた。スパロボでは一旦分離して再合体してから放つ演出となっている。
V』では分離→再合体の演出や自壊の演出が無くなり、代わりに魂の力を借りる演出と発射後に額がスパークする演出に変更されており、ハイメガキャノンの発射も真正面から見た物になっている。また、ジュドー搭乗時専用の武装になっている。

合体攻撃

ダブルメガランチャー
MS形態にて使用可能。Ζガンダムとの合体攻撃。本機のハイメガキャノン(シリーズによってはダブル・ビーム・ライフル)とΖガンダムのハイパー・メガ・ランチャーを同時に発射する。Zガンダム側の負担は増えるものの、多くの作品では単独版のハイメガやフルパワーよりも燃費がよく、ボス戦以外でも比較的使いやすい。
トリプルメガランチャー
MS形態にて使用可能。『α for DC』にて実装。本機とガンダム試作3号機及びΖガンダムの3機による合体攻撃。本機のハイメガキャノンと、ガンダム試作3号機のメガ・ビーム砲及びΖガンダムのハイパー・メガ・ランチャーを同時に発射する。3機分の武器改造コストや消費ENの膨大さといった問題からお世辞にも扱いやすい合体攻撃とはいえない。
Gフォーメーション
XO』にて実装。ガンダムΖガンダムとの合体攻撃。
ニュータイプの修羅場
『XO』にて実装。ΖガンダムガンダムMk-IIとの合体攻撃。

特殊能力

剣装備、盾装備、銃装備
切り払いシールド防御撃ち落としを発動する。
対ビームコーティング/ビームコート
射撃系ビーム兵器のダメージを軽減するバリア
バイオセンサー
気力上昇により発動。機体の性能が上がる。
サイコフィールド
『V』にて採用。バイオセンサー発動時に有効化。1500以下のダメージを無効化する。
変形
Gフォートレス形態に変形する。
分離
コアファイターへ分離する。
換装
フルアーマーΖΖガンダムに換装する。大抵の場合、換装には条件を満たす必要がある。

移動タイプ

MS形態
Gフォートレス形態
飛行可能。
空・陸
『V』のみ陸に下りる事が可能。例によって適応は低いが。

サイズ

M

カスタムボーナス

バイオセンサー(限界反応+15)
第2次G』でのボーナス。
全武器攻撃力+300
A PORTABLE』でのボーナス。
「ハイ・メガ・キャノン」と名の付く各武器の消費EN-20、必要気力-10。
V』でのボーナス。MAP兵器を撃ちまくってくださいと言わんばかりのボーナスと言える。
通常版も消費ENが40と他の主役級MSの必殺技並の消費となり、通常戦闘でもハイメガキャノンを撃ちやすくなる。

装備・機能(コア・ファイター)

武装・必殺武器

機銃
マイクロ・ミサイルランチャー

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

S

機体BGM

「翔べ!ガンダム」
第1作、『第2次』にて採用。
「颯爽たるシャア」
第2次G』、『第3次』、『EX』にて採用。
「サイレント・ヴォイス」
第4次』で初採用。以後基本的にはこのBGMが採用される。『V』限定版においては原曲バージョンが設定。
「アニメじゃない」
IMPACT』で採用。
「宇宙のジュドー」
COMPACT3』と『MX』で採用。
「始動! ダブルゼータ」
GCXO)』で採用。

対決・名場面

ハンマ・ハンマ
第11話のΖΖガンダム初登場シーン。メガ粒子砲付きのシールドを装備したハンマ・ハンマの前にΖガンダムを戦闘不能に追い込まれたジュドーだったが、仲間達が新型機で駆けつけたことで形勢が逆転。ΖΖガンダムへと合体変形し、ダブル・ビーム・ライフルの一撃でハンマ・ハンマを撤退へと追い込んだ。
サイコガンダムMk-II
キュベレイ
最終話より。最終決戦で1対1の状況になるが猛攻の前にZZは傷つき、ジュドーはコア・ファイターで離脱を図るが捉えられてしまう。勝利を確信するハマーンだったが、ジュドーのNT能力と死者たちの魂が感応、動かないはずのZZは再合体を果たす。自壊しながらも放ったハイメガキャノン・フルパワーでキュベレイは中破。最後はビームサーベル同士の斬り合いでほぼ相打ちとなるが、敗北を悟ったハマーンはジュドーの手を拒絶、愛機と共に爆発に消えた。
余談だがこの戦いで下半身を失ったためか、OVA『GUNDAM EVOLVE』や漫画『機動戦士Vガンダム外伝』などに登場するZZの改修機は下半身のデザインが大きく異なっている。

関連機体

Ζガンダム
ΖII
Gファイター
Sガンダム

他作品の関連機

闘士ダブルゼータ
SDガンダム外伝に登場した、ΖΖガンダムがモチーフのキャラ。
関羽ガンダム
SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriorsに登場した、ΖΖガンダムが演者のキャラ。

余談

  • 第2の主人公メカなのだが、番組のアイキャッチは全話全てΖガンダムになっており、本機が登場してもそのままだった。
    • 機動戦士ガンダムΖΖのBlu-ray版の映像特典ではアイキャッチになっている。
  • 『ヒーロー戦記』『ガイアセイバー』『リアルロボット戦線』といったスパロボ関連作品では、原作番組自体は参戦しているのに本機は登場しないという謎の扱いを受けている。

注釈

  1. 本来はメンテナンス・緊急用のコックピットであり、通常はコア・ブロック側に搭乗するのが正解なのだが、戦闘機の機首という分かりやすい位置にあるためか、度々使用されていた。
  2. しかし、ハマーンはサイコフィールドにより、機体を損傷させながらも直撃に耐え切った。
  3. 出力が上がった瞬間にアンテナが溶解しているのが確認できる。

商品情報

資料リンク