イザーク・ジュール

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イザーク・ジュール
外国語表記 Yzak Jule[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 関智一
デザイン 平井久司
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人コーディネイター
性別
生年月日 C.E.54年8月8日
星座 獅子座
年齢 17歳 → 19歳(DESTINY時)
出身 プラント・マティウス市
身長 175 cm → 177 cm(DESTINY時)
体重 66 kg → 56 kg(DESTINY時)
髪色
瞳の色 薄い青
血液型 O型
所属組織 ザフト
所属部隊 クルーゼ隊ジュール隊
役職 クルーゼ隊隊員(赤服) → ジュール隊指揮官(白服) → 最高評議委員警備隊隊員
軍階級 中佐(『DESTINY』後)
趣味 民俗学
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イザーク・ジュールは『機動戦士ガンダムSEED』および『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の登場人物。

概要

機動戦士ガンダムSEED

クルーゼ隊の一員。プラント最高評議会議員のエザリア・ジュールを母に持つ。

ヘリオポリスで奪取したデュエルガンダムのパイロットになる。

プライドが高く、嫌味な面も見られるが根は熱血漢。

隊の中ではディアッカ・エルスマンとは仲が良く、相棒関係。アスラン・ザラにはライバル心を抱き、衝突することが多いが憎らしくも認めている。アスランと仲の良いニコル・アマルフィに対しても何だかんだで仲間意識を抱いてはいる。

キラ・ヤマトの乗るストライクガンダムの攻撃で顔に傷を負ってしまう。現代の医療技術であれば顔の傷は消せるのだが屈辱を忘れないために傷を残し、以降は打倒ストライクに執念を燃やすようになる。ちなみに彼がここまで執念を燃やすのはストライクのパイロットがナチュラルだと思っていたことも大きい。

ニコルが戦死した際には怒りと悲しみを見せ、打倒ストライクを新たにするも次の戦闘でアスランとディアッカがMIA(戦闘中行方不明)になってしまう。アスランとは程無く再会を果たし、ネビュラ勲章を授与され、特務隊として、新たな任務に付くためにプラントへ帰還するアスランに対して「今度は俺が部下にしてやる。それまで死ぬんじゃないぞ」と不器用な彼らしい激励の言葉を送った。

ナチュラルを蔑視していたがオペレーション・スピットブレイクとパナマ攻略戦における連合・ザフト両軍の蛮行を目撃したこととコロニー・メンデルで再会したディアッカとの対話を経て、戦争の大局を見据える目を開眼させると同時にナチュラルに対する蔑視の言動もなくなった。小説版ではこの辺りのイザークの考えの変化が細かく描かれており、プラントを守るためにあえて、アスランやディアッカと違う道を進む事を選ぶ。

第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦においてはジュール隊の隊長となるが母・エザリアの配慮から後方部隊に配置された。その結果、キラやアスランと共にプラントを核攻撃から守る最終防衛線として活躍する。

悪役と設定されていたためか物語開始当初は威勢はいいがチームメイトのアスランには事ある毎に突っ掛かり、キラに敗退を繰り返す(更に彼の目の前で後述の凶事を犯す)など、嫌味な一面が強調されており、SEED版のジェリド・メサとでもいうようなキャラだった。イザーク役を担当した関智一氏の熱演や、女性ファンからの人気により、最後までそれなりの活躍をするキャラクターに出世したのは有名な逸話である。

意外なことに趣味は民俗学という設定があるが、一部のゲームを除き、この設定が使われる事は少ない。没シナリオではこの設定を活かした「オーブ潜入時に御守りを買い、それを仲間たちに渡す」というシチュエーションもあった。このシナリオは後に彼が率いる『ジュール隊』の隊員に御守りを渡すという形で採り上げられている。

ビームサーベルしか決定打にならない相手であるフォビドゥンガンダムを、アサルトシュラウドを盾に突撃し、接近戦に持ち込んで撃破するという功績を挙げている。他にも、薬物の副作用により半ば暴走していたレイダーガンダムを、バスターガンダムの武装を借りて撃墜し、地球連合軍核攻撃部隊であるピースメーカー隊の旗艦ドゥーリットルを撃沈するという戦果を挙げている。SEEDを発動した状態でフリーダムガンダムに乗っていたキラですら苦戦していた3機の新型Gの内の2機を撃破した事により、ファンからは『作中で最も強いパイロット』を推す声も少なくない。

機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 

ときた洸一氏による漫画ではロウ達がオーブへ立ち寄った際などで度々顔を見せている。

電撃ホビーマガジン連載のフォトストーリー『ASTRAY B』ではパナマ攻略戦の際にジャン・キャリーと交戦した事が語られている。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY 

一時政界にいたがザフトに復帰。前大戦の功績から本作では白服に昇格し、顔の傷も消した。前作で誤って、民間人を殺してしまった件については前作終盤の活躍とギルバート・デュランダルの取り成しのおかげで刑を受けずにすんだ…といっても劇中の描写だとイザークの責任を問えるものだったかは微妙だが[2]

青いスラッシュザクファントムで奪取されたセカンドステージのMS相手に互角以上の戦いを見せる。後半からは白いグフイグナイテッドに搭乗。ディアッカ・エルスマンがいるせいか、この頃は近接戦闘装備を選んでいる。彼もまた徐々にデュランダルの方針に疑問を抱くようになり、最終的にはディアッカと共にキラ達に協力した。その後は政界に復帰した。

小説版ではイザークの心境がかなり細かく描かれており、アスランの脱走を知ってデュランダルへの疑念を隠そうとしないディアッカに対して、「ヤツは脱走者だ。この状況で俺達が騒いでどうする!」と本心ではデュランダルを疑いながらも、ジュール隊を預かる隊長という立場上(しかも、かつてアスランと共にザフトと敵対した経緯があるディアッカをメンバーにしている)は大きな動きを取れない苦しい位置を強いられていることを吐露している。

なお、2作続けて近接戦闘向きの機体を操っているが、アカデミーの成績によると生身のイザークは射撃の方が得意分野である。しかし漫画では卒業前の合同シミュレーションで「男なら剣だろうが!」という発言もしている。アスランへの対抗心がそうさせているという説もある。アカデミーの射撃の成績では確かにイザークはアスランに勝っているが、その日アスランは熱で体調が万全ではなかった。それでも二番を取るあたり、アスランの能力がずば抜けているのをうかがわせると共に生真面目なイザークにとって、納得のいく勝ち方でなかったことが分かる。

登場作品と役柄

どの作品でも仲間になるが、原作でキラ側につくのが遅かったためか、正式加入するのが中盤で原作再現が終わるK以外は常に終盤であるのが痛い。おまけにディアッカは無条件で仲間になるのに対し、イザークは条件付きであることが多い。 DESTINY本編終了後設定の場合は登場しないか、NPCとしての出番に留まることもある。

能力自体は携帯機のSEEDチームではキラアスランシンに次ぎ、カナードと対等の能力と……と、明らかに優遇されているのだが、参戦の遅さがそれを帳消しにしている。原作でキラ達と共闘したのがSEED終盤なこと、アスランやディアッカと違い一度も所属陣営を変えていないなどの理由からか参戦がほぼ毎回原作シナリオ終了後のため原作でのフォビドゥンガンダムを撃墜する場面は今のところ第3次αを除けば自力再現が不可能となっている。なお、魂を覚える作品では絶対に必中を覚えないという特徴もある。本人の能力の高さの割りに搭乗できる機体が他のMSに比べると火力不足という点も問題である。DESTINY名義ではデフォルト乗機が大概グフイグナイテッドなのでなおさら火力不足が目立ってしまう。

原作では突撃戦法で高い戦果を挙げていたのが反映されてか、彼の搭乗機はいずれもP属性の武器が優秀である。特に、格闘武器の攻撃力が高く設定されている事が多い。

また、イザークを演じる関智一氏が演じたドモンの影響か、声優ネタが多いのが特徴。ある意味ディアッカとは別の形で優遇されていると言える。

αシリーズ

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
初登場作品。ルートやディアッカ・エルスマンの撃墜数等、隠し要素を満たせば、第51話「終わらない明日へ」中に仲間になる。この場合、原作にあったシャトル撃墜のシーンは、イザークからザフト兵へと変更される(恐らく後に仲間になった時に遺恨を残さないためと思われる)。諸悪の元凶だった上官ラウ・ル・クルーゼとはキッパリと決別。またキラ・ヤマトからは傷のことを謝られる。ディアッカがミリアリア・ハウの尻に敷かれてることについては情けなく思っている。ザフトに潜入するセレーナルートでは序盤にも一時、他のクルーゼ隊メンバーと共に操作可能。この時にも出会っている張五飛とは、気性の荒い者同士でもあり、以後も絡む場面が多い。
精神コマンドは回避系を習得せず、ド根性不屈必中などスーパー系のようなラインナップ。直撃の習得は敵が特殊能力で硬くなる時期なので地味にありがたい。加入が終盤のため実質的意味はないが、熱血をLv1で覚えるところに性格が表れている。強力な小隊長能力『反撃時の攻撃力+20%』を生かすなら全体攻撃を持つラゴゥに乗せたいが、改造引き継ぎがあるデュエルより改造費が余計にかかるのが悩ましい。デュエルに乗っての援護攻撃役が落としどころか。リアル系にしては防御が高いのでフェイズシフト装甲との相性は良いが、敵に特殊効果付き武装が増える終盤で集中を持たないのは少し辛い。
第51話の加入前には核ミサイル全撃破まで何度でもド根性を使うため、資金経験値稼ぎの餌にされてしまうが、それでも加入フラグには影響しない。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
説得次第で専用のグフと共に仲間になる。仲間にならない場合はメサイア攻防戦でアスランのやり方を見ると言い残して撤退して出番が終わる。隊長としての責任もあるからか、精神コマンドが昔ほどスーパー系では無くなったが、気合気迫が被っているのが痛い。隊長効果は強力だが『第3次α』などにあった大幅な改造引き継ぎもなく(機体と武器は3段階改造済み)、精神にサポート系が一切ないため小隊員としても微妙で、仲間にしても倉庫番の事が多い。乗り換えインパルスガンダムに搭乗できる為、使うならこちらに乗せた方が良い。能力もほぼレイの上位互換といって差し支えない。パートナーであるディアッカは参戦しなかった事が悔やまれる。しかしながら終盤のみ仲間になる割には、SEEDキャラ(原作では殆ど絡まなかったシン、レイ、ルナマリアなど)への特殊援護台詞やシロッコやギンガナム、エーデルやジ・エーデルなどの他作品のボスキャラクターへの特殊戦闘台詞も割りとたくさん用意されているので存在感は薄くはない。
スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク
シークレットエピローグでは再結成されたZEUTHに参加。小隊長として活躍させるつもりならインパルスに乗せると良い。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
今回はNPCとしてディアッカと共に顔見せでの登場。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦J
宇宙ルート第48話の冒頭でスポット参戦した後、本当にいつの間にか仲間になる。特に仲間になったとも言われないのに、次の話で何気なく会話に入ってて驚いたプレイヤーも多いと思われる。コーディネイター技能を持ち、能力も優秀。
スーパーロボット大戦W
声優ネタで何度もガンダムファイトに巻き込まれる。ルートとディアッカの説得、そしてフラグ次第で終盤ノイ・ヴェルターへ合流し仲間になる。仲間にしなかった場合は後でスポット参戦する。を持ち、コーディネイター技能を差し引いてもバランスの取れた高い能力を誇る(意外にもディアッカより射撃が高い上に、格闘も同値)……が、必中が無いという欠点がある。そのため育成するつもりなら命中を最優先に。初登場時は顔グラが傷無しのもので、しばらくすると傷有りに、EDでは再び傷無しの顔グラに変化する。
スーパーロボット大戦K
珍しく仲間になるのが早く、説得の有無に関わらず中盤で自軍参入。説得するとディアッカともどもその場で即仲間入りするが、強化パーツ資金のことを考えると撃墜した方がお得。専用グフは2段階改造済みだが、同じタイミングで手に入るハイネ機は3段階改造済みなのでちょっと見劣りする。能力的には結構良く、今回も魂を覚え、必中を覚えない。能力の高さを活かしてルナマリアからインパルスを奪うか、ムウからアカツキを奪うのも手である。白服という事もあってか、ザフトからの出向組の中では彼がザフトメンバーの代表をしていると思われる。
スーパーロボット大戦L
序盤、ユニウスセブン破砕の際に専用のザクに搭乗しスポット参戦する。その後はプラントの守備に就いていたのか相棒のディアッカと比べると出番は少ない。終盤原作同様の流れでLOTUSに合流する。今回は魂を覚えなくなったためパンチ力にかけるが、相変わらず能力はそのものは高く、さらに白服であることから指揮レベルが2まで上昇するためサポート役としては優秀。乗せる機体は前作同様インパルスでもいいが、格闘の高さを活かしてそのまま格闘ボーナスがある専用グフに乗せてもいいし、愛がある人ならかつての愛機デュエルに乗せてやってもいい。DESTINY名義での参戦でデュエルが手に入るのは現時点ではこの作品のみである。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
ディアッカ共々影が薄い。

単独作品

スーパーロボット大戦Card Chronicle
「W」以来の『SEED』設定の彼が登場する。シナリオが進むと『DESTINY』設定に変化する。
今作ではキラに顔に傷をつけられず、ジュール隊にニコルとディアッカの2人が参加するという展開となる。
スーパーロボット大戦X-Ω
デュエルガンダムに搭乗している。
スーパーロボット大戦DD
1章Part4から登場するエネミーユニット。『Z』以来12年ぶりの声付き参戦で、『SEED』設定となると『第3次α』から15年ぶりとなる。

パイロットステータス

精神コマンド

スーパー系に近い攻撃的な精神コマンドが最大の特徴で、他のSEED系があまり覚えない根性系・気合系の精神コマンドを習得する。

第3次α
熱血不屈ド根性必中気迫直撃
J
集中ひらめき闘志熱血ド根性気合
W
集中不屈ド根性熱血闘志
K
集中不屈根性熱血闘志
L
集中不屈闘志気迫熱血
Z
集中気合不屈熱血気迫
X-Ω
集中鉄壁闘志

特殊技能(特殊スキル)

第3次α(セレーナルート序盤時)
底力L6、戦意高揚切り払いL3、気力+ (ダメージ)
第3次α
底力L6、戦意高揚切り払いL3、気力+ (ダメージ)援護攻撃L3
J
斬り払い撃ち落としシールド防御コーディネイターカウンター指揮L1、援護攻撃L2、援護防御L2、コンボL2
W
斬り払い撃ち落としシールド防御コーディネイターカウンター底力L6、援護攻撃L3、指揮L1、マルチコンボL2
Z
底力L7、戦意高揚ブロッキング指揮官L3

小隊長能力(隊長効果)

反撃時の攻撃力+20%
第3次αZでのもの。
反撃時の攻撃力+10%
こちらは第3次αでのセレーナルート序盤限定版。能力が通常時よりもダウンしている。

人間関係

機動戦士ガンダムSEED

エザリア・ジュール
母親。ザラ強硬派のナンバー2でもあるプラント最高評議会の議員。イザークの事を溺愛しており、第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦において、戦地に赴く息子の身を案じて後方に配置させた。
第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦の終盤、ザフト軍本部の軍事衛星で、優勢にも関わらずヤキン・ドゥーエの自爆シークエンスが始まったことに関して困惑している最中に、クライン派のクーデターで拘束された。その後は長く描写されなかったが、『FREEDOM』にて紫服となった姿で再登場している。
ドラマCD『イザークの憂鬱』ではいつまでも彼女を作らぬ我が子が実はホモなのではないか?と疑われた事で見合いさせようと見合い相手のバーチャル&声は自分で吹き替えという色々とはっちゃっけたママっぷりを見せる。
ラウ・ル・クルーゼ
上官。『機動戦士ガンダムSEED』の黒幕であり、最終的には敵対関係になるが、原作では直接対決は無かった。SRWでは直接対決の機会がある。
アスラン・ザラ
同僚かつライバルだが、ニコルの死後は不器用ながらも友情を示すように。『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』では自分達に相談もなしにデュランダルと戦う道を選んだアスランについて怒っていた(結局自分も協力するのだが)。
ディアッカ・エルスマン
同僚かつ親友。性格的に馬が合う。『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』では、イザークは彼の為に裏で根回しをして、自分の隊の副官に任じた。とはいえSEEDでは同じ赤服だったのに、DESTINYではイザークは隊長クラスの白服、ディアッカは除隊後再入隊のためヒラの緑服に降格という格差に。
ニコル・アマルフィ
同僚。当初はその穏やかさを「軟弱」と軽んじていたが、いざとなれば躊躇なく冷徹に行動する様を見て認識を改めた。以降は仲間として信頼し、彼の死には涙し激昂した。
ミゲル・アイマン
同僚。原作では死んだが、Wでは部下にする。
アンドリュー・バルトフェルド
ディアッカと共に一時的に指揮下に入る。その際、顔の傷について「戦士が消せる傷を消さないのは、それに誓ったものがあるから」と見抜かれた。
シホ・ハーネンフース
イザーク率いるジュール隊のメンバー。『SEED』及び『SEED DESTINY』にも登場しているが、喋らないので、完全な背景キャラ。イザークに好意を持っているらしい。イザークは彼女の戦い方を『鳳仙花のようだ』と評したが、ハーネンフース(Hahnenfuss)はドイツ語で「(ヨーロッパの)金鳳花」である。
アイザック・マウ
ジュール隊のメンバー。ザフトからのオブザーバーとしてマーシャンに同行し、隊を離れた。『SEED DESTINY』にも登場しているがシホと同じく背景キャラ。ちなみにおまけ4コマにて、アグニスとナーエの様子を見てイザークとディアッカの姿をダブらせていた。SRW未登場。
ラクス・クライン
本編での絡みはないが、小説版では彼女のファンの一人だという事が判明している[3]。それ故に彼女が脱走した際には信じられないと考えていた。
キラ・ヤマト
顔に傷をつけた仇敵だが、最後は共闘する。幾度も戦った相手だが、実はディアッカと違いアニメ本編では彼と生身で対面しているシーンは殆どない。
第3次αにおいてはキラから直接謝罪を受け、それに対して憎悪が氷解している事を伝える。ドラマCDでプラントで遭遇した際も遥か昔のことだと気にしていないことを伝えている[4]
Wではいずれ決着を付けたいと思ってるようだが、優柔不断なキラに発破をかける事も。
キラからはアスランに有る事無い事吹き込まれたせいか苦手意識を持たれている。
カガリ・ユラ・アスハ
第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦で(結果的に)ナチュラルコーディネイターの壁を越え、危機を救った。その後顔見知りになったらしく、『SEED DESTINY』でイザークに反応する場面がある。
シャニ・アンドラス
最終決戦で彼のフォビドゥンを撃破。
クロト・ブエル
最終決戦でディアッカと共に彼のレイダーを撃破。
エル
彼女ら民間人が脱出艇に乗っているとは知らず、誤って殺害してしまう。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY

シン・アスカ
原作ではあまり絡みは無かったが、Zではイザークが仲間に加わった後、彼の熱血ぶりに感心すると同時に驚く場面があった。ドラマCDではアスランがシンと仲良くなれない理由にイザークと同類な点を挙げている。
ルナマリア・ホーク
原作では絡みはなかったが、X-Ωのガナーザクウォーリアのユニットクエストでは一時的にジュール隊預かりになる。その後インパルスガンダムに乗り換えた彼女を自らしごくことに。
ハイネ・ヴェステンフルス
原作では絡みはなかったが、Lでは部下。尤もイザークはハイネ自身に指摘されるまで、彼に遠慮して敬語で話していた。

機動戦士ガンダムSEED ASTRAY

ジャン・キャリー
パナマ攻防戦で戦っていたが、グングニールでジャンが戦闘不能になった際に見逃した。
ロウ・ギュール
デュオほどではないが、ガンダムファイトネタを振ってくる。原作でも彼と出会っているが、お互い覚えてはいない。

他作品との人間関係

ガンダムシリーズ

アムロ・レイ
第3次αでは、当初は彼と敵対しαナンバーズのエースという事から、打倒に執念を燃やす。
カミーユ・ビダン
第3次αでは、当初は彼と敵対し相手がナチュラル故に、憎悪を剥き出しにしたところニュータイプである彼から自分の心を感じ取られ、ナチュラルとコーディネイターの溝が簡単に埋まるものではないと痛感させられる。
パプテマス・シロッコ
Zにおける最大の敵の一人。戦闘の際にも専用の特殊台詞がある。
ドモン・カッシュ
中の人が同じ。Jにて一度だけ対戦前にガンダムファイトを申し込まれるが、絡みはこれだけ。
デュオ・マックスウェル
Wにて何度もガンダムファイトを挑まれる。
張五飛
第3次αにおいて、お互いに好戦的な性格である事から衝突し、ライバルになった。
ギム・ギンガナム
ZにてターンXに乗る彼に向かって「シャイニングフィンガーとやらを見せてみろ!」とを発言。もちろん声優ネタである。
ミハイル・コースト
Wでは部下。
スウェン・カル・バヤン
Kではブルーコスモスだった彼の部隊参加に難色を示す。とは言っても、「ブルーコスモスだった彼が自分達コーディネイターと共に戦う事が出来るのか」という点で難色を示しており、イザーク自身は共闘には肯定的だった。

リアル系

相良宗介
同じ声繋がりで頭部を破壊されそうになる。これもガンダムファイトネタである。

バンプレストオリジナル

セレーナ・レシタール
第3次αにおいて、ザフトに潜入した彼女を警戒していた。

名台詞

SEED

「あれだ……。クルーゼ隊長の言ったとおりだな」
ディアッカ「突けば慌てて巣穴から出てくるって?」
「やっぱり間抜けなもんだ。ナチュラルなんて」
第1話より。本編初台詞。多数の同僚たちと共にヘリオポリスに潜入し、ジンの攻撃を受けた地球連合軍が新型機動兵器「G」を運び出すところを望遠鏡で眺めながら。
この時はまだザフトのエリート部隊として戦場に出て以来苦戦した経験も無かったため、コーディネイター特有のナチュラルに対する蔑視感情が大きく感じさせる台詞となっている。
「自業自得です。中立とか言っといてさ」
第3話より。ヘリオポリスに対する再攻撃のためにジンにD装備(重爆撃仕様)を換装している場面で。ニコルはヘリオポリスに甚大な被害が出ることを懸念しているが、イザークは条約違反をした相手ということもあり、バッサリと切り捨てている。
初期の嫌味なエリートキャラをイメージした台詞だと思われるが、物語後半の彼の性格を考えるとむしろ違和感を感じる人も多いかもしれない。
「臆病者は黙っているんだな」
第11話より。ローラシア級ガモフでアークエンジェルを追尾していたが、モビルスーツで攻撃を仕掛けても約10分で地球連合軍第八艦隊の射程圏内に入ってしまう事を懸念したニコルに対して。当然ニコルは不快な表情となった。
しかし、作中ではディアッカ、ニコルと共に絶妙な連携を行っている場面やアークエンジェルの押さえをニコル一人に任せる等、ニコルの能力を軽視している様にはあまり描かれない。単に当時はアスランをライバルとして強く敵視しているため、そのアスランと仲の良いニコルに対する当てこすりの類だろう。
「痛い…痛い…痛い…!」
同話。キラの反撃を受け、顔に傷を負わされた際の苦痛の叫び。この傷は彼の未熟さと屈辱の証として、彼の容姿のみならず、苛烈な性格の最大の特徴となった。とはいえ、真に深かったのは身体よりも精神的な傷のように見える。
「煩いッ! さっさと誘導しろ…」
(ストライクめぇ…アサルトシュラウドが貴様を撃つ!)
第12話。顔に傷を負った後、アサルトシュラウドを装備したデュエルに初めて乗り込んだ時の台詞。この時はかなり無理をしており、「まだ安静に…」と止めた医官を跳ね除け、誘導員からも「止せイザーク! お前はまだ…」と止められたが、頭に血が上りすぎたイザークには全く聞切れなかった。
ただ残念なことに追加された武装は実弾オンリーなためストライクには効果が薄い。
小説版ではこの場面で彼のストライクに対する激しい対抗意識が描写されており、自身の能力に絶対の自信を持っていたが故にナチュラルに敗北した事実(実際はナチュラルではなくスーパーコーディネイターだったが)が受け入れられず激しい憎悪を抱いてしまった事が分かる。
「出てこいストライク…でないと…でないと傷が疼くだろうがぁあああ!」
第13話。戦場で自身に傷を負わしたストライクを探している時の台詞。
「逃げ出した腰抜け兵がぁ!!」
同上。シャトル狙撃時の台詞。イザークは知らなかったが実際は兵士ではなく避難民を乗せたシャトルであり、キラが守り続けた少女・エルも搭乗していた。ストライクと交戦している最中の凶事の為、キラも目撃しており、彼に深い傷を残した[5][6]
後に「SEED DESTINY」でイザークの回想により彼自身はあのシャトルに乗っていたのが民間人だったと知ってしまった様であり、罪の意識を感じている描写がある。またこれが元で「民間人への不当な虐殺行為」の罪で処刑されかけたが、デュランダルによって弁護された。
「こいつら!足場さえ…うわぁ!」
21話。砂漠地帯でバルトフェルド隊とアークエンジェルとの戦闘中に痺れを切らしてレセップスから飛び出したが、キラの様に機体OSを弄って砂地に合わせる事は出来なかった。
そのため完全に身動きが取れなくなり、レジスタンスのミサイル装甲車に一方的に嬲られるという醜態を晒す羽目に。
「ザラ隊の諸君! さて、栄えある我が隊初任務の内容を伝える。それは、これ以上ないほど重大な……隊長の捜索である」
第24話。バルトフェルド隊壊滅後、クルーゼにアークエンジェル追撃を懇願し、クルーゼがアスランを隊長に指名。すぐに追撃するためカーペンタリア基地へ移動したが、アスランの輸送機が行方不明になってしまう。カーペンタリア基地司令部に確認に行ったイザークが戻ってきた際の台詞。基地司令部から自分たちで探せと言われた模様だが、明らかに状況を皮肉った発言である。
アスランの安否を心配しているニコルは焦るが、ディアッカは爆笑。イザークとディアッカは不謹慎すぎるが、これは単純にイージスに乗ったアスランなら大丈夫だろうという一種の信頼があるからこその態度だった模様。
ディアッカ「ニコル……」
「馬鹿なぁ……クッソ! ストライクゥッ!!」
第30話。ニコル死亡直後、ディアッカと共に大破したブリッツを前に愕然。イザークは三人の中で、もっとも早く我に返り憎悪を剥き出しにストライクを攻撃し、アスランの撤退を援護した。
「くそぉ!!くそっくそっくそっくそっくそ!くそぉぉ!!くそ!っこの!…」
「何故あいつが死ななきゃならない!こんなところで!ええ!?」
第30話。ニコルが死亡した後、更衣室で怒りをぶつけるイザークの台詞。この台詞の後にアスランとケンカになりかけるもディアッカの仲裁で落ち着きを取り戻し、ストライクへの復讐を涙ながらに誓うのだった。この様子から口ではニコルを臆病者と罵りながらも実際は大事な仲間として見ていたという、イザークの根底の優しさが垣間見える台詞と言える。
「貴様!どのツラ下げて戻ってきやがった!!」
第31話。ストライクと相打ちになり、MIAとなっていたアスランがオーブ軍に救助され、ザフトへ生還した彼と再会した際の台詞。口では厳しい言葉を浴びせるも、同時にアスランとすれ違った後で安堵した表情を見せていた。
「今度は俺が部下にしてやる!…それまでに死ぬんじゃないぞ」
第34話。ストライク撃破の功績でFAITH(ただし当時はFAITHと言う名称はなく単にザフト特務隊)に認定され、隊を抜けることになったアスランに対してかけた言葉。ニコルが死に、ディアッカもMIAだった状況でイザークがこれ以上仲間を失いたくなかった事が伺える。尤も、アスランもザフトを離れてしまっており、さらに小説版ではアスランに対して明確に失望している。
『第3次α』ではDVEとなった。
「うわぁぁぁっ!? ……がぁっ……あっ?」
「あいつ……何故……?」
第35話。アラスカ戦の途中で突然現れたフリーダムとの交戦に入り、フリーダムからコクピットにビームサーベルの横薙ぎを食らいかけた彼は死を覚悟する。しかしフリーダムのパイロットは何故かコクピットを避け、両脚を切断するに留める。その上トドメを刺さず、「早く脱出しろ!」と呼びかけ去って行った。彼が不可解に思ったフリーダムの行動の意図、ひいてはそのパイロットの正体、そしてこれがガンダムSEEDという物語に於いて重要視される「憎しみの連鎖を断つ行為」だった事を知るのはもう少し先である。
「動けない敵を撃って、何が面白い…」
第37話。パナマ戦にて、グングニールによってストライクダガーが動かなくなった連合軍に対して虐殺を始めた自軍に対して。上述の通り、シャトルを撃った彼自身にも当てはまる言葉だが、小説版ではこの発言の後、虐殺を行う友軍とストライクを追っていた頃の自分を重ねてしまい、コーディネイターの優位性に疑問視するきっかけとなった。
PS2ゲーム『終わらない明日へ』のミッションモード「いかずちの戦場」では「敵の足元につけ込み、姑息な兵器で軍配を上げるやり方…アラスカでのあいつ等と我が軍…何ら変わらない!」と続けて吐き棄てる。
「ストライク……!!…バスター!?」
「貴様っ!! よくもディアッカの機体でっ!!」
第44話より。エターナル追撃任務中、コロニーメンデル内でストライクとバスターと遭遇した際の台詞。
小説版ではストライク追撃の際に遂に帰投しなかったディアッカをイザーク本人内心諦めていたが、それでも機体を失って連絡が取れない状態になっているのではと希望を捨てきれていなかった。
しかし、目の前にストライクと共にバスターが現れたことで「アークエンジェルのナチュラル共がディアッカを殺して、その機体を我が物顔で乗り回している」と早合点してしまい、激しい憎しみに駆り立てられている。
「ディアッカ…本当に貴様なのか…?」
ディアッカ「ああ…そうさ」
「…それが何故、ストライクと共に居るッ!? どういうことだ貴様ッ! 生きていてくれたのは嬉しい。…が、事と次第によっては貴様でも許さんぞぉッ!」
同話より。上記の後、バスターから死んだと思ったディアッカ本人に呼び掛けられた際の反応。
死んだと思っていた当人に突然呼び掛けられ、しかもニコルを殺したストライクと行動を共にしているという状態であるため、流石に困惑した模様。
「あのミサイルを落とせぇッ! プラントをやらせるなぁぁッ!」
ピースメーカー隊がプラントに向けて核ミサイルを発射した際に。ユニウスセブンの二の舞を繰り返させぬと、部下に対して涙ぐみながら必死の叫びをあげる。
核ミサイルはミーティアを装備したフリーダムとジャスティスによって全弾撃墜され、プラントのコロニーは守られた。
「母上」
第48話より。ザフト軍本部の軍事ステーションにて、イザークが母であるエザリアを見かけた場面にて。母親をやや古風な感じで呼んでいる様であり、意外に思った視聴者も多いだろう。ちなみに母上は相手を敬った表現となるが、別にイザークはマザコンといった描写は一切ない。むしろ、母親の方が息子に対して過保護な節が強い。
「くっ…そいつをよこせ!」
最終話。暴走しながら襲いかかってきたレイダーガンダムに対して、バスターガンダムの長射程狙撃ライフルを借りた時の台詞。
「こんなやつにぃぃっ!」
レイダーを撃墜した際の台詞。スペシャルエディションではプロヴィデンスと戦闘する前のバスターがレイダーを撃墜するため、この台詞を口にしない。

SEED ASTRAY

「ち…やるか」
オーブ潜入時にロウ達から道を聞かれて。当然、オーブの地理を知るはずもなく正体がバレないように手を挙げようとしたがアスランに制止され上手く誤魔化された。
小説版『SEED』でもこの場面は描かれており、(勘違いではあるが)平和ボケしたオーブ国民たちの様子に怒りを覚えていた。
「なんだと、この裏切り者め!」
パナマ戦の際にジャン・キャリーから自分はコーディネイターであると聞かされて。一部ゲームでもこの場面が再現されている。

SEED DESTINY

「貴様ぁ! こんなところで何をやっている!?」
「うるさい! 今は俺が隊長だ。命令するな! 民間人があぁぁぁ!!」
第6話、相変わらず口うるさいアスランに放った台詞。クルーゼ隊時代に自身を差し置いてアスランが隊長に任命されたことをまだ根に持っているのかもしれない。しかし、憎まれ口を叩きながらもアスラン、ディアッカと共にルーキーが驚嘆するほどの腕前とチームワークで敵を圧倒していく。
「笑い事ではないわ!」
「実際大変なことだぞ!これは!ただ連合と戦うより遙かに!」
「少しは自分でも考えろ!その頭はただの飾りか!ふん!」
DESTINY中盤、デュランダル議長によってロゴスの存在が暴露され、「ロゴスの商品の不買運動でもするんじゃないか」と茶化したような会話をしている年上の副官クラスに対して、こう怒鳴りつけた。
ただでさえ、議長の方針に疑問を感じ、苛つき始めているのに、年上の部下がこんなのんきな会話をしているのでは無理もないと言える。ディアッカからは「お前の頭は今に爆発するぜ?」と言われてしまうが…。
「今俺が殴りたいのはあいつだけだ!」
「よくもまたおめおめと…あんなところに!」
ディアッカは本気でアスラン達を敵にするかと心配していたが、イザークの怒りは寝返ったことではなく脱走を試みて死んだと思われたアスランが生きていて、何事もなく自分達の前に現れたことであった。小説版では『素直じゃない』と口で呆れられていた。
「貴様ぁ!またこんなところで何をやっている!?」
大方のファンが予想していたとおり、イザークとディアッカは寝返った。小説版ではアルザッヘルへの攻撃を理由に明確にデュランダルからの離反を決意していた心情が描写され、ディアッカと共に二人を援護してステーションワンの破壊に貢献した。
「ザフトの船だ、あれは!」
小説版ではこの台詞のフォローがなされており、イザークは生真面目な性分故にこういう大義名分を付けたとの事。また、ジュール隊の部下達を反逆者にしないための方便とする説もある。
マガジンZ版ではエターナルを狙うインパルスを攻撃して、旗下のMS隊にエターナルの援護を宣言すると共にあくまで自分の独断であると宣言した。この宣言を受け取った彼らは、イザークと共にエターナルの援護に回った。

迷台詞

ドラマCD『機動戦士ガンダムSEED featuring SUIT CD』では、本編とは打って変わってコミカルな言動を多く見せている。

「どうせ俺の母はヒラの評議員で、アカデミーの総合成績は2番だし、婚約者はいねぇよ!」
ドラマCD5巻にてディアッカにアスランの身分(アカデミー首席卒業で父親は国防委員長で婚約者はラクス・クライン)を言われた際に思わず突っかかる。アスランに対してのライバル心剥き出しの台詞(というより5巻全体に渡ってライバル心剥き出しである)。
ちなみに母親のエザリア・ジュールはプラント最高評議会にも出席しているザラ派ナンバー2とも言うべき大物議員であり、決してヒラではないのだが……。
アスランもこのやり取り(特に最後の「婚約者」の部分)を後年まで覚えていたらしく、「イザークが自分に突っかかるのはラクスのファンだから」と誤解しキラに吹き込んでいる。
「絵に歌なんて俺だって苦手だバカ野郎!!」
「あぁ! 楽器ならまだちょっとは出来るからそっちの方で勝負してくれって言っといてくれ! …って一体何でそんな話になるっ!? 大体そんなモンでどうしろってんだ!?」
同じくドラマCD5巻。ディアッカからアスランが絵と歌が苦手と教えてもらい、それをイザークへと教えるが逆ギレし、さらにノリツッコミである。
「クッソォォ!! あの野郎~~!! クッソオオオオオオオオ!!」
ドラマCDラスト。遂にチェスでアスランに勝利するも、爽やかな顔で勝利を祝われ手まで差し出された事でイザークの怒りに余計に火に油を注いでしまった。何とも面倒くさい性格である…。
ちなみにアスランは自室にてこっそりと悔しがっていたというオチが付いた。
「さっき取れたついでにしほにあげようかと思って持ってたんだ。」
ガンダムエースの漫画『SEED CLub 4こまえーす』の一説。卒業式恒例の第二ボタンの事で、その内容は文の通り。いつもの彼らしからぬ穏やかなセリフとなっている。

スパロボシリーズの名台詞

αシリーズ

第3次α

「この戦いが一人の男によって操られていた事は聞いた…」
「決まっている! プラントの未来を一人の人間のエゴによって決められてたまるか!」
第51話「終わらない明日へ」より。ジェネシス内部での決戦に駆けつけて、クルーゼと対峙して。
「フン……この傷は以前の愚かな俺への戒めのようなものだ。全ての決着がついてから消すつもりだ」
第52話「世界の中心でアイを叫んだけもの」より。キラと初めて直接出会い、彼と和解して。
「一機たりとも逃がすか…!」
「そこだーっ!!」
ハイマット・フルバースト使用時の没台詞。カットインも用意されていたがお蔵入りになった。

Zシリーズ

「ストライクだと!ええい、古傷がうずくようだ!」
Zの43話で、現れたストライクガンダム(実際はストライクルージュ)を目撃した時。
「自分が正しいと思うのなら、なぜ言葉でそれを語らない! 力で意志を通そうと言うのなら、こちらも力で当たるだけだ!!」
Zの終盤でアスランと戦闘した時の台詞。
「お前達がデスティニープランの犠牲者だとしても!」
「自分の価値を信じられないお前達は、腰抜けだっ!!」
Zにてフロスト兄弟相手の特殊戦闘台詞。さり気に「腰抜け」というSEED時代を思わせる言葉を用いている。
「俺にシャイニング・フィンガーとやらを見せてみろ!」
Zにてギム・ギンガナム相手の特殊戦闘台詞。声優ネタ
「プラントと地球を引っ掻き回した女狐め!許さんぞ!」
Zにてエーデル・ベルナルとの特殊戦闘台詞。
「ジ・エーデル!貴様を討たねばプラントに未来はない!!」
Zにてジ・エーデル・ベルナルとの特殊戦闘台詞。

携帯機シリーズ

J

「モビルファイターごときで俺が止められるかぁぁぁーっ!!」
第17話「ウィスパード 前編」におけるドモンとの戦闘前会話。所謂声優ネタ。

W

「くっ…!なぜ、こいつはこうも俺にG同士で戦わせたがるんだ!?」
第41話「想いと力、その向かう先」でアラスカ戦にてまたしてもデュオにガンダムファイトを挑まれて。
「貴様!この俺にG同士のファイトを挑む気か!?」
第45話(火星ルート)「生まれ落ちた悪意」における宗介との戦闘前会話。デュオやロウに散々ガンダムファイトを挑まれたせいか、とうとうイザークからこんなことを言い出すハメに。もちろんアーム・スレイブはガンダムではないのでガンダムファイトとは言えない。しかも、宗介も律儀に「頭部」を破壊しようとする。
「…それにこの傷をつけてくれた男の帰還も見たいしな」
「俺はそれほど子供ではない。…あいつと決着をつけるのは全ての戦いが終わってからだ」
第51話(プラントルート)「進んだ道の先」でノイ・ヴェルターに加わる際の台詞。
「クルーゼ隊長…いや、ラウ・ル・クルーゼ!プラントと地球の戦いを裏から操っていたお前は絶対に許さん!」
「その通りだ!この変わり始めている世界をお前の闇に包ませるものか!」
第54話「忘れえぬ思い出を胸に」おけるクルーゼとの戦闘前会話。

L

「俺達の任務はザフトの援護だ」
「だから、ミネルバとエターナルの援護に入るんだ!あれはザフトの艦だからな!」
第33話「選ばれた未来」にて、LOTUSの援護に入る際のセリフ。実にイザークらしい物言いでディアッカも「全く、お前って奴は…」と零していた。
「デュエルとバスターもある。足手まといにはならんつもりだ。」
同じく第33話にて仲間になる際、デュエルとバスターの入手フラグを満たしているとこの台詞を言う。
「デュエルもまだまだ現役だ!」
Lでデュエル搭乗時の専用台詞。

搭乗機体

デュエルガンダム
ヘリオポリス内で強奪した4機のGのうちの1機。
デュエルガンダム アサルトシュラウド
キラの搭乗するエールストライクとの交戦によって損傷したデュエルに追加装甲『アサルトシュラウド』を装備させた機体。
ディン
小説版においてパナマ攻略戦の際に搭乗。デュエルの修復が間に合わなかったものと思われる。
ザクファントム
機動戦士ガンダムSEED DESTINY』における最初の搭乗機。青く塗装された機体に搭乗。
スラッシュザクファントム (イザーク専用)
近接戦闘用のウィザードを装備した状態。水色に塗装されている。
ブレイズザクファントム
一部ゲーム等で換装。
グフイグナイテッド (イザーク専用)
DESTINY後半の搭乗機。パーソナルカラーである白に塗装したグフイグナイテッド。近接戦闘に特化した武装を装備している。

余談

  • 機動戦士ガンダムSEED』の監督である福田己津央氏は、「当初の構想ではイザークはあそこまで熱血漢なキャラクターとしてイメージしたのではなかったのだが、次第に声を担当した関智一氏の演技に引かれていった。その結果、役者の演技の方を尊重して、劇中におけるイザークの性格が変わっていった」とコメントしている。
    • 事実、物語当初のイザークは冷静で嫌味な言動も多いなど初期設定の名残をうかがわせている。
    • 関氏曰く、作品が進むにつれてイザークは悪い奴ではなく、結構良い奴なのではないか?と思い始め演技を変えていったとのこと。生き残ったこと自体は嬉しかったものの「それって(当初)思ってる通りに演じられなかったってことじゃないですか。だからちょっと反省点でもあり、あまり胸を張って語れるエピソードではないんですよね」と複雑な心境も明かしている。
    • また、福田監督は「当初の予定では、関智一氏にトール・ケーニヒ役をキャスティングしようかと考えていた」とも語っている。
  • イザーク・ジュールは、PS2ソフト『機動戦士ガンダムSEED』においてラストボスとして登場する
    • ちなみに、上記のソフトにおけるイザークの登場ステージ(アラスカ基地)では、プレイ中にサイクロプス発動まで5分のタイムリミットが設定される。したがって、制限時間(実質的には残り時間約2、3分)以内にイザークが駆るデュエルガンダム アサルトシュラウドを撃破しなければならない

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脚注

  1. リマスター版第1クールのオープニングにて判明。
  2. ただし、単純な事実状況を見れば「シャトルに乗っていたのは中立国オーブ国籍の民間人達でイザークはそれを意図的に撃墜した」となってしまっている為、問題視されてしまうことは不思議ではない。
  3. ドラマCDではFC会員1番などの噂が広まっているが本人はファンではあるがデマだと強く主張している。
  4. この時はむしろキラを快く思わない連中が本国には多いだろうと逆に心配していた。
  5. 漫画版REではストライクを狙ったミサイルの流れ弾による誤射に変更されている。
  6. 民間人の脱出の通告をしていなかった地球連合側の非も大きいが、大気圏突入中という混乱の最中でもあり、さらNジャマーによる通信障害が激しい状態で通信可能だったのかは疑問。本戦闘の低軌道会序盤ではクルーゼ隊の艦船が、戦闘不能になり離脱中だった地球軍艦艇二隻を容赦なくビーム砲で砲撃・撃墜するという行為を行っていたため、通告できていたとしても攻撃対象となっていた可能性は否定できない。むしろ、司令官のハルバートンとしては通告なしで脱出させ、シャトルを注目させない方が攻撃される可能性が少ないと判断しても仕方がない状況だろう