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*'''シャア専用ザクは、[[アムロ・レイ|アムロ]]搭乗の[[ガンダム]]の攻撃も含めて一度も被弾していない'''ため、'''「シャア専用ザクに搭乗していた頃の[[シャア・アズナブル|シャア]]が一番強かった」'''などとネタにされることもある。 | *'''シャア専用ザクは、[[アムロ・レイ|アムロ]]搭乗の[[ガンダム]]の攻撃も含めて一度も被弾していない'''ため、'''「シャア専用ザクに搭乗していた頃の[[シャア・アズナブル|シャア]]が一番強かった」'''などとネタにされることもある。 | ||
**ただし、小説版ではテキサス・コロニーでガンダムと戦い大破、漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではオデッサでガンダムに首を刎ねられてしまい、どちらもシャアに乗り捨てられる結果となった。 | **ただし、小説版ではテキサス・コロニーでガンダムと戦い大破、漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではオデッサでガンダムに首を刎ねられてしまい、どちらもシャアに乗り捨てられる結果となった。 | ||
− | **[[パソコン|PC]]/[[プレイステーション|PS]]作品『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』ではガンダムの[[ビームサーベル]]で右腕を切断されてしまうが、一方で「[[ホワイトベース隊]]が保有する[[ガンタンク]]と[[ガンキャノン]] | + | **[[パソコン|PC]]/[[プレイステーション|PS]]作品『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』ではガンダムの[[ビームサーベル]]で右腕を切断されてしまうが、一方で「[[ホワイトベース隊]]が保有する[[ガンタンク]]と[[ガンキャノン]]を単機で撃破する」という原作以上の大戦果も挙げている。ちなみにプレイヤーが選択肢を間違えると、'''シャア専用ザクがガンダムを「[[鋼鉄ジーグ|ベアハッグで破壊する]]」、「ビームサーベルを持った腕を受け止めて押し付ける」、「パンチ一発でノックアウトさせる」'''といった光景を見る事が出来る。 |
*角付き[[ザク改]]の色換えなど、本来の「シャア専用ザク」ではない機体で登場している場合は、作品内でイジられていることもある。 | *角付き[[ザク改]]の色換えなど、本来の「シャア専用ザク」ではない機体で登場している場合は、作品内でイジられていることもある。 | ||
**『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』の[[ロボット大図鑑]]では「正確な名称は、ザクⅡ改改(笑)だと思われる。」とイジられていたが、[[スーパーロボット大戦V|19年後]]には[[クロスボーン・ガンダムX1改・改|「改改」(正確には「改・改」)が正式名称に付いているガンダム]]が本当に参戦してしまった。 | **『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』の[[ロボット大図鑑]]では「正確な名称は、ザクⅡ改改(笑)だと思われる。」とイジられていたが、[[スーパーロボット大戦V|19年後]]には[[クロスボーン・ガンダムX1改・改|「改改」(正確には「改・改」)が正式名称に付いているガンダム]]が本当に参戦してしまった。 | ||
− | **なお、シャアは長谷川裕一氏の[[外伝]][[漫画]]作品『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』にて「'''[[ザクIII改]] | + | **なお、シャアは長谷川裕一氏の[[外伝]][[漫画]]作品『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』にて「'''[[ザクIII改]]・改(通称・スザク)'''」なる機体で[[イデオン|伝説巨神]]と戦ってたりする。 |
*『ギレンの野望』や『G-GENERATION』など一部ゲームでは、「戦争初期は「角無しの赤いザク」に乗っていた」という独自設定になっているものもある。 | *『ギレンの野望』や『G-GENERATION』など一部ゲームでは、「戦争初期は「角無しの赤いザク」に乗っていた」という独自設定になっているものもある。 | ||
**当時はまだ戦争初期を描いた映像作品がなかったのも理由の一つ。その後『MS IGLOO』にて戦争初期から角付きの赤いザクに乗っていたことが判明した。 | **当時はまだ戦争初期を描いた映像作品がなかったのも理由の一つ。その後『MS IGLOO』にて戦争初期から角付きの赤いザクに乗っていたことが判明した。 |
2024年10月25日 (金) 00:23時点における最新版
シャア専用ザク | |
---|---|
外国語表記 | Char's Zaku[1] |
登場作品 | |
デザイン | 大河原邦男 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 汎用モビルスーツ |
機種 | ザク (指揮官機) |
生産形態 | 専用機(色付け) |
型式番号 | MS-06S |
頭頂高 | 17.5 m |
本体重量 | 56.2 t |
全備重量 | 74.5 t |
動力 | 核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 976 kW |
スラスター推力 | 51,600 kg |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
センサー有効半径 | 3,200 m |
開発 | ジオニック社 |
所属 | ジオン公国軍 |
パイロット | シャア・アズナブル |
概要[編集 | ソースを編集]
ジオニック社が開発したジオン公国軍の量産型モビルスーツ「ザク」の専用機。
シャア・アズナブルの専用機で、機体そのものは指揮官用ザクのカラーリングを赤に変更しただけである。赤色になった理由は「軍学校在籍時、シャアの成績に嫉妬していた教官が、わざと彼の乗るザクを赤くする(本塗装前の錆止め塗料を塗っただけの状態で引き渡す)も、シャアは逆に喜んで受領した」とされている。
シャアの持つ天才的な戦闘センスでアムロ・レイの乗るガンダムを圧倒したものの、ザクの3倍のエネルギーゲインとルナ・チタニウム装甲を有するガンダムに致命打を与えることが出来ず、ニューヤークでのガルマ・ザビ戦死の「落とし前」の為に没収され、シャアは左遷された。
「通常の3倍の速度」 [編集 | ソースを編集]
劇中ではシャアのエースパイロットとしての優れた技量と相まって高い機動性を誇っており、その事から「通常の3倍のスピード」と言われ、恐れられた。無論、実際に3倍のスピードで動いていた訳ではなく、その言い伝えについては「小惑星や残骸を蹴っていた」等の諸説有るが、真偽は不明である。
もっともらしい説としては、例えば時速100kmで逃げるMSを時速110kmで追えば「相対速度は時速10km」となるが、時速130kmで追えば「相対速度は時速30km」となり、「追われる側からしてみれば3倍の速度」である[2]。1.3倍増し程度の出力ならば、高級機・カスタム機において実現不可能ではないレベルだろう。
また、シャアの異名である「赤い彗星」の由来も、上記の伝説から来ている。この機体以後、ザクIIの高機動型が幾つも開発されていくが、その高い機動力に通常のパイロットは付いて来れず、エースパイロット向けの機体となった。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
SRWではシャア本人が実際に搭乗した赤い指揮官用ザクと、ザク改で再現した「シャア専用機カラーのザク改」の2種類が登場する。シャアが後者の機体に搭乗した事は設定上はなく、機体グラフィックの使いまわしに因るものである。ある意味、スパロボオリジナル機体と言えなくはない。
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。DC所属。原作通りシャアが乗る。記念すべき第1話のボスを務める。FC版の第2次は量産型ザクの色違いグラフィックで登場したせいで角が無い。これは単なるグラフィックの都合なのだが、後述の『電視大百科』ではあろうことか、本当に角が無いという独自設定を作ってしまっている。
- 後年のSLG『ギレンの野望』シリーズや安彦良和氏の漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、士官に出世する前のシャアが本当に「角の無い赤色のザクに乗っている」という偶然の一致を見ている。
- 第2次スーパーロボット大戦G
- シャアが乗り、中ボスとして登場。旧シリーズでは初の角つきグラフィックが採用されている。
- 第3次スーパーロボット大戦
- DC所属。第1話のみの登場。こちらもSFC版第3次は量産型ザクの色違いグラフィックで登場したせいで角が無い。HPは高くないものの、最強武器のハンドグレネードで返り討ちにされかねないので、マジンガーZなどで先手必勝をおススメ。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 隠しユニット。本作では「シャア専用ザクII」名義。
- バーニィが入手条件に関わっているせいか、単純にザクのデータが無いためか、実際はザク改に角をつけたモノ。元々ザク改のグラフィックが(武装とカラーリングのせいで)ザクにしか見えないので、違和感は意外と少ないのだが。
- ちなみに移動力は本当にザク改の3倍である(ザク改4:本機12)。ついでに運動性もおよそ3倍弱で、なんとガンダムF91より高い。
- 入手時のクワトロ曰く「私がロンド・ベルと戦っていた時に乗っていた機体」らしいが、その割には性能差が大きすぎるような……。シャアのDC離脱後に改造されたのだろうか?
- 機体性能自体は終盤でも通用するほど高いが、武装はザク改と全く同じなので貧弱。しかし終盤のマップでは規定ターン以内に目的地を目指したり、あるいは救助対象がいるために囮役が必要になったり等、要所要所で活躍。そうでなくても、しっかり改造した上でパイロットを選べば、強力な囮/削り役として活躍させられる。
- 全スーパーロボット大戦電視大百科
- 『第3次』と『F完結編』のシャア専用ザクがそれぞれ別の項目で紹介されている。「『第3次』の方は角が無い事、『第3次』と『F完結編』では性能差が大きすぎる事により別機体の可能性がある」というスパロボ独自設定。
- スーパーロボット大戦コンプリートボックス
- 『第2次』版と『第3次』版が登場。名義が「ザクII」に変更されている(「シャア専用ザクII」ではない)。
- 『F完』版とは異なる新規のグラフィックが用意され、『第2次』と『第3次』版にもちゃんとアンテナがある。しかしロボット大図鑑の解説までは手が回っておらず、ザク改の色違い扱いされている。
- この他DISK2のバーチャルスタジアム用チーム「ZAKU」にも所属している。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- 隠しユニット。こちらも赤く塗って角を付けたザク改。通常はドーベン・ウルフだが、条件を満たすとジュドーが搭乗する。
- この時、クワトロはアクシズで監禁されていたので、アムロがものすごく動揺する。また、ジュドー本人はシャアが乗っていたS型ではなくザク改と同じFZ型の事をネタにしており、「レプリカかジョニー・ライデン機(SRW未登場)ではないだろうか?」と思っていた。
- 旧式なだけに攻撃力は低いが、運動性が非常に高く、空は飛べないが移動力も9と破格。更に全武器がP属性であり、特に240ミリバズーカは射程2~7のP武器という攻撃力と弾数以外は破格の性能を持ち、中々使いやすい。CRT補正も全体的に高く、低めの攻撃力がある程度はフォローされている。何故か地形適応が異常に優秀で海A。移動適応が無いとはいえ、今回登場しない別の専用機の立場があったものではない。
- ちなみにザク改よりENが3倍、運動性が2倍、装甲値が1.5倍高い。しかしHPは2100とザク改に毛が生えた程度なので、一発でも攻撃を喰らえば致命傷、あるいは撃墜も見える。また、パーツスロットも1つしかない。隠し機体なだけはあり、ガンダムと比べてもHPとパーツスロット数以外は全て上回る。
- OPムービーにも登場しガンダムとつばぜり合いをしているが、こちらは頭部の形状からS型である事が確認できる。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- HPが増えたが装甲が低下、240ミリバズーカの攻撃力が増したが、移動後使用不可になりその他武器の攻撃力も低下…と微妙な調整がなされている。今回は運動性と移動力以外はガンダムとどっこいの性能。
- 逆にドーベン・ウルフが敵補正でとんでもない性能になっているため、ザクを選ぶ価値はかなり低くなったと言わざるをえない。PS版とは異なりS型扱いでジュドーにも本物扱いされている。ロボット大図鑑の解説が新規のものになっている。
- スーパーロボット大戦α外伝
- ユニットとして登場しないが、黒歴史の映像で一年戦争時のガンダムとの対決が流された。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 登場はしないが、ある場面でデュオが「シャアザクかよ!?」と発言する。
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦COMPACT
- シーン1でボスとして登場するシャアの愛機。最初の面にてアムロでシャアを説得すると、シーン1クリア後にいつの間にか入手している。対地専用だがショルダーアタックが命中が高く使いやすい。ザクバズーカも強い。この時点にしては破格なHPなので、バーニィを乗せて自爆するのも悪くない。敵の場合はバズーカの射程の穴を狙いたいが、マシンガンなども序盤のABやMSに大ダメージを与えてくる。アムロやショウで早めに撃墜しよう。
- スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor
- 基本的にはモノクロ版同様だが、入手できなくなった。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
- ベンメルコレクションとして登場。しかし手に入らない。バーニィで撃墜すると、第2部で高機動型ザクに改造されて自軍に配備される。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 地上編の「裏切りのコレクター」において、コマンダー・ベンメルを10EPまで生かしておくと敵としてG-3ガンダムと共に出現。これをバーニィで撃墜すると、そのシーンが終わるインターミッションで入手。敵の状態ではシールド耐久値がものすごく高いが、パイロットが防御スキルを持たないので意味が無い。同時に入手できるG-3ガンダムと比べると、最長射程・移動力・武器適性で優る。
- まず長所を挙げると、フル改造時武器攻撃力が全て3000越えで最大3900、最長射程のシュツルムファウストがP武器で非常に強力。シールド持ちで、地形が陸・宇S、しかもパーツスロット4。一方の短所は、機体性能が普通に低く(限界は改造でよく伸びる)、大金が必要、シュツルムファウスト以外の主力武器の命中・クリティカル補正の低さが地味に痛い。また切り払いにすこぶる弱いのは終盤辛く、必中を持たないパイロットでは厳しくなる。反撃や援護を活用するとなると装弾数が若干心もとないが、大型カートリッジを持たせれば使い勝手が向上する。そして何故か修理費10000。
- ちなみに機体と武器のグラフィックは『α』からの流用で、ザク改に指揮官用のツノ(アンテナ)をつけ機体色を赤にしたものである。ザク改にはない武器やショルダータックルのアニメのみ新録。
Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- ボスユニットとして第7話に登場。シャア(グラフィックはクワトロ時の素顔)の乗機で、序盤に登場する割には結構強いので要注意。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 勿論シャアが乗るのだが、クワトロが仲間になった際に他のシャア専用機と共にホワイトベースの格納庫に何故か転がっている。…正体隠す気があるのだろうか?
- 機体性能としてはほとんどの点でザクよりも優秀で、何故か地形適応も陸と宇宙がSになっている(大概は片方がA止まり)。武装にもEN・弾薬無消費で射程のあるショルダーアタックが追加されており、改造次第では十分戦力になる。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 序章から早速シャアが乗って登場。シャアの持つ二連撃とヒートホークのファイヤ特性のため火力が意外に高く、まだニュータイプに覚醒する前のアムロという条件も重なり、原作もかくやのプレッシャーを味わう事になる。以降も第2章までシャアが乗ってくる。
- スーパーロボット大戦DD
- 2024年9月のイベント「第3次スーパーロボット大戦ANOTHER Part1」にてユニットアイコンのみ登場。
関連作品[編集 | ソースを編集]
- ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
- シャアの戦闘時における姿で、冒頭のイベントバトルにて敵として登場。「シャアザク」名義。角は無い。
- リアルロボット戦線
- 名称表記は「ザクII 赤」。自軍が最初から所有しているが、より強力な機体も揃っているため、わざわざ使う必要は無い。なお敵としては登場しない。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
- キック
- 文字通り「脚部で蹴りつける」攻撃手段。後の作品においてもオマージュされている程、視聴者の印象に残る攻撃手段である。
- 実は劇中でこの攻撃が直撃したのは、ガンダムとの初遭遇の時だけである。それでもなお、さほどのダメージを受けた様子の無いガンダムにシャアは驚愕していた。
- ショルダーアタック
- 武装ではなく、スパイクの付いた左のショルダーアーマーで体当たりを行う技。作品によっては「体当たり+原作でガンダム相手に使用した飛び蹴り」のコンボをお見舞いする演出も。
基本装備[編集 | ソースを編集]
- シールド
- 右肩に固定装備されている実体盾。強度はさほどでもなく、流れ弾対策程度のもの。劇中では、ガンダムのバルカン砲を受けただけで機体ごと反動で弾かれている。
- ヒート・ホーク
- 接近戦用の斧。刃の部分から高温を発し、敵機の装甲を焼き切る。対モビルスーツ戦を意識して、キシリア・ザビが提案した事がきっかけで装備される事となった。横腰部にマウント可能。
- 120mmマシンガン
- 通称「ザク・マシンガン」。本機の主兵装で、上部にドラムマガジンを固定しそこから給弾する。実は、口径だけならばガンタンクの主砲と同スケールという、機関砲系武装としては破格の大口径である。
- しかし、ガンダムの装甲に対してはかすり傷一つ負わす事ができなかったため、初対決以降シャアはガンダムとの戦闘が予想される状況ではザクバズーカを装備して出撃している。
- SRWではザク改のグラフィック流用版の場合、こちらもMMP-80マシンガンの外見になっていることがある。
- 280mmバズーカ
- 通称「ザク・バズーカ」。元々は核弾頭発射用に開発されていたが、南極条約締結後は通常の弾頭が使用されている。
- 通常弾頭でもガンダムのシールド(ガンダムの装甲と同じ材質で三重構造)をあっさり破壊する程の威力が有り、アムロもこの武装に対しては警戒を怠らなかった。後腰部にマウント可能。
オプション装備[編集 | ソースを編集]
- シュツルムファウスト
- 使い捨ての無誘導ロケット推進弾。OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO』(SRW未参戦)で使用。
- 『IMPACT』では、射程7のP武器で装弾数も6と優秀な武器になっている。切り払いに弱い事が難点。
- クラッカー
- 炸裂弾式の手榴弾。腰部にマウントしており、マニピュレーターで投げて使う。主に陸戦で使用される。
- 劇中ではシャアがこれを使用した事はなかったが、一部のゲームで装備している事がある。
- マゼラトップ砲
- マゼラトップの主砲を取り外し、モビルスーツ用の携行兵装に改良したもの。こちらも劇中では使用した事は無いが、一部のゲームで装備している事がある。
- ハンドグレネード
- ザク改が使用するものと同じタイプの手榴弾。
- SRWではグラフィック流用の関係上装備している事がある。
- 流用ではないPS版『第2次』『第3次』でも使用するが、有射程P武器のため注意。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- Mまたは3(OE)
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「いつか空に届いて」
- 『IMPACT』にて採用。本機の出典作ではなく本来は『ポケットの中の戦争』の主題歌だが、ゲーム作中における搭乗者に準拠している。
- 「砂煙の彼方に」
- 『OE』で採用された「颯爽たるシャア」っぽいオリジナル曲。
- 「『OE』の版権契約では「颯爽たるシャア」を使用できなかったためにオリジナル曲になったのではないか?」とも噂されているが、真相は不明。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- 対ガンダム戦
- TV版・劇場版共に、幾度と無く激闘を繰り広げた相手であるが、シャアの卓越した技量故に(初戦闘で奇襲的に撃たれたバルカン砲をシールドで防いだ事を除いて)ザク本体は一度も被弾していない(逆に、ガンダムの方は被弾はするが傷が付かなかった)。
- 対ガンタンク戦
- 岡崎優氏の冒険王で連載された漫画版では、背後を取ってから投げ飛ばし、ダウンさせた。
余談[編集 | ソースを編集]
- ゲーム作品やプラモデルでは「渋い色調の赤にカラーリングされている」ことも多いが、原作ではピンク色に近い赤色である。
- 『機動戦士ガンダム』ではピンク色は他にも、ビームサーベルやライフルの閃光、モノアイ、爆煙等、光っているものの表現にも多用されたので、シャア専用ザクがピンク色になった理由は「制作当時のサンライズにピンク色の絵の具が大量に余っていたから」と噂されるようになったが、これは誤り。実際の理由は、「赤色はシャアの服やガンダムの腹に使われている色なので、同じ色にするとお互いの色が溶け合って見づらくなるから」である。
- 漫画作品『SDガンダムフルカラー劇場』では、「赤ではなく、ピンクと茶色のタラコ色ザク」呼ばわりされていた。
- 完全に赤色なザクはMSVに登場するジョニー・ライデン専用高機動型ザクや、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のルナマリア搭乗ガナーザクウォーリアなどであり、一部ゲームやコラボ企画『ガンダム&ハローキティプロジェクト』などではこれらの機体と間違われていた。
- シャア専用ザクは、アムロ搭乗のガンダムの攻撃も含めて一度も被弾していないため、「シャア専用ザクに搭乗していた頃のシャアが一番強かった」などとネタにされることもある。
- ただし、小説版ではテキサス・コロニーでガンダムと戦い大破、漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではオデッサでガンダムに首を刎ねられてしまい、どちらもシャアに乗り捨てられる結果となった。
- PC/PS作品『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』ではガンダムのビームサーベルで右腕を切断されてしまうが、一方で「ホワイトベース隊が保有するガンタンクとガンキャノンを単機で撃破する」という原作以上の大戦果も挙げている。ちなみにプレイヤーが選択肢を間違えると、シャア専用ザクがガンダムを「ベアハッグで破壊する」、「ビームサーベルを持った腕を受け止めて押し付ける」、「パンチ一発でノックアウトさせる」といった光景を見る事が出来る。
- 角付きザク改の色換えなど、本来の「シャア専用ザク」ではない機体で登場している場合は、作品内でイジられていることもある。
- 『ギレンの野望』や『G-GENERATION』など一部ゲームでは、「戦争初期は「角無しの赤いザク」に乗っていた」という独自設定になっているものもある。
- 当時はまだ戦争初期を描いた映像作品がなかったのも理由の一つ。その後『MS IGLOO』にて戦争初期から角付きの赤いザクに乗っていたことが判明した。
- なお、『ギレンの野望』におけるアニメムービーでは当時のシャアの階級が中尉であった事を反映してか、ヘルメットに角が無いなど衣装デザインが異なっている。
脚注[編集 | ソースを編集]
商品情報[編集 | ソースを編集]
プラモデル[編集 | ソースを編集]
- 1/144、1/100
- その他
フィギュア等[編集 | ソースを編集]
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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