「黒い三連星」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
 
(4人の利用者による、間の6版が非表示)
2行目: 2行目:
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ガイア]]、[[マッシュ]]、[[オルテガ]]の3人の[[ジオン公国軍|ジオン軍]]所属[[モビルスーツ]][[パイロット]]によるチームの[[異名|あだ名]]。連携攻撃を得意としている。
+
[[ガイア]]、[[マッシュ]]、[[オルテガ]]の3人の[[ジオン公国軍|ジオン軍]]所属[[モビルスーツ]][[パイロット]]によるチームの[[異名|通称]]。連携攻撃を得意としている。
  
テレビ版では[[キシリア・ザビ]]麾下の勇士という設定。[[一年戦争]]初期におけるルウム戦役の際には[[地球連邦軍]]の高級軍人である[[レビル将軍]]を捕虜とするのに功績を挙げる。後に[[マ・クベ]]の援軍として地球に派遣され[[ホワイトベース隊]]と交戦するが、[[アムロ・レイ]]搭乗の[[ガンダム]]に敗れて全滅した。
+
テレビ版では[[キシリア・ザビ]]麾下の勇士という設定。[[一年戦争]]初期におけるルウム戦役の際には[[地球連邦軍]]の高級軍人である[[レビル将軍]]を捕虜とする功績を挙げる。後に[[マ・クベ]]の援軍として地球に派遣され[[ホワイトベース隊]]と交戦するが、[[アムロ・レイ]]搭乗の[[ガンダム]]に敗れて全滅した。
  
[[ドム]]の黒主体のカラーリングは、彼等が搭乗した際に染めたパーソナルカラーがそのままその他の機体に採用されたという設定、そして未だに各種作品でネタにされる[[合体攻撃|コンビネーションアタック]]「ジェットストリームアタック」の印象も強く、ガンダムシリーズファンにとっては「ドムと言えば、黒い三連星。黒い三連星と言えば、ドム」というイメージが強い。
+
[[ドム]]の黒主体のカラーリングは、彼等が搭乗した際に染めたパーソナルカラーがそのままその他の機体に採用されたという設定、そして未だに各種作品でネタにされる[[合体攻撃|フォーメーション攻撃]]「ジェットストリームアタック」の印象も強く、ガンダムシリーズファンにとっては「ドムと言えば、黒い三連星。黒い三連星と言えば、ドム」というイメージが強い。
  
SRWにおいても古くからドム、またはその発展型の機体(特に[[ドライセン]])に乗ってくるが、[[旧シリーズ]]の頃にはシステム上の都合などでそれ以外の機体に乗る事も多かった。なお、原作([[MSV]])においても黒い三連星は、ドムに乗る前は[[ザクI]]や[[ザクII]]に乗っていた事がある。
+
SRWにおいても古くからドム、またはその発展機(特に[[ドライセン]])に乗ってくるが、[[旧シリーズ]]の頃にはシステム上の都合などでそれ以外の機体に乗る事も多かった。なお、原作([[MSV]])においても黒い三連星は、ドムに乗る前は[[ザクI]]や[[ザクII]]に乗っていた事がある。
  
 
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
22行目: 22行目:
 
:DCのパイロットとして登場。前作ではドムの弱さを非難していたが、今回はフルチューンのドムに乗っての登場となった。その超絶な性能で、旧式の機体でも改造次第で活躍出来る事をプレイヤーに思い知らせてくれる。
 
:DCのパイロットとして登場。前作ではドムの弱さを非難していたが、今回はフルチューンのドムに乗っての登場となった。その超絶な性能で、旧式の機体でも改造次第で活躍出来る事をプレイヤーに思い知らせてくれる。
 
;[[スーパーロボット大戦F]]([[スーパーロボット大戦F完結編|完結編]])
 
;[[スーパーロボット大戦F]]([[スーパーロボット大戦F完結編|完結編]])
:DCのパイロットとして登場する。リアル系ルートでは一話から敵として出てくる。今回から声が入った。
+
:DCのパイロットとして登場する。リアル系ルートでは第1話から敵として出てくる。今回から声が入った。
 
:『F完結編』のバランスでもドライセンの基本性能が一般機と同じのため、強敵という印象があまりない。DCルートの決着シナリオに姿を現さないために3人揃って結末は不明である。
 
:『F完結編』のバランスでもドライセンの基本性能が一般機と同じのため、強敵という印象があまりない。DCルートの決着シナリオに姿を現さないために3人揃って結末は不明である。
  
67行目: 67行目:
 
== 関連用語 ==
 
== 関連用語 ==
 
;ジェットストリームアタック
 
;ジェットストリームアタック
:黒い三連星が得意とする[[合体攻撃|コンビネーションアタック]]。同型機で一列に並んで後続の姿を前衛で隠し突進、段階的に波状攻撃を行う。
+
:黒い三連星が得意とする[[合体攻撃|連携攻撃フォーメーション]]。同型機で一列に並んで後続の姿を前衛で隠し突進、段階的に波状攻撃を行う。元々は[[高機動型ザク]]に搭乗していた彼らが宙間戦闘において用いていた対艦攻撃用の連携フォーメーションであったが、ドムの[[ホバー]]移動による高い機動力によって大気圏内における対MS戦においても使用可能となった。
 
:かなりのインパクトを誇り、後続作品にオマージュが多数ある。
 
:かなりのインパクトを誇り、後続作品にオマージュが多数ある。
 
;クの国の赤い三騎士
 
;クの国の赤い三騎士
78行目: 78行目:
 
;[[ドムトルーパー]]
 
;[[ドムトルーパー]]
 
:『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』に登場する「ドム」の名を冠した機体。[[ヒルダ・ハーケン]](隊長)、[[マーズ・シメオン]]、[[ヘルベルト・フォン・ラインハルト]]が搭乗する。
 
:『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』に登場する「ドム」の名を冠した機体。[[ヒルダ・ハーケン]](隊長)、[[マーズ・シメオン]]、[[ヘルベルト・フォン・ラインハルト]]が搭乗する。
 +
:各パイロットも黒い三連星がモデルだが赤い三騎士ほど露骨ではなく、部分的要素のオマージュにとどまっている。
 
:ちなみに、三機のドムトルーパーによる「ジェットストリームアタック」という元祖と同名の連携攻撃を使用するが、技の内容は異なる。
 
:ちなみに、三機のドムトルーパーによる「ジェットストリームアタック」という元祖と同名の連携攻撃を使用するが、技の内容は異なる。
 
;ファントム3
 
;ファントム3
84行目: 85行目:
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*近藤和久氏の[[漫画]]作品『MS戦記 機動戦士ガンダム外伝』には、アニメ本編の登場人物は原則的に登場しないが、黒い三連星の三名のみは例外的に出演している。
 
*近藤和久氏の[[漫画]]作品『MS戦記 機動戦士ガンダム外伝』には、アニメ本編の登場人物は原則的に登場しないが、黒い三連星の三名のみは例外的に出演している。
**作中では、「新兵である主人公フレデリック・ブラウンを励まし、彼を[[ジオン公国軍]]の新型機であるドムのコクピットに座らせてあげる」等、面倒見の良い先輩として描かれている。
+
**作中では、新兵である主人公・フレデリック・ブラウンを励まし、彼を新型機であるドムのコクピットに座らせてあげる等、面倒見の良い先輩として描かれている。
 
*[[OVA]]版『[[機動戦士ガンダムUC]]』第2巻のとある場面において'''「BLACK THREE STARS」'''という看板が登場する。これは、「黒い三連星」を意識した制作側のお遊びであろう。
 
*[[OVA]]版『[[機動戦士ガンダムUC]]』第2巻のとある場面において'''「BLACK THREE STARS」'''という看板が登場する。これは、「黒い三連星」を意識した制作側のお遊びであろう。
*漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではランバ・ラル同様にMS開発計画に初期から関わっていたという設定で、元々はランバ・ラルとも面識があり、三連星の面々が将校に出世した事を驚いている。ラルは彼らを「'''兵隊ヤクザども'''」と称しており、実力はともかく素行は悪かった様で、オルテガはルウム戦役後の新聞でシャアが三連星よりメディアから注目されている事をホテルマンに高圧的に八つ当たりしたり、OVA版でのミノフスキー博士亡命阻止の戦闘「スミス海の虐殺」ではガイアが戦意を失ったガンキャノンを執拗に追い詰めてランバの制止を無視してまでトドメを刺した結果、ミノフスキー博士が巻き添えで死亡する事態を招いている<ref>亡命阻止が至上命令であるため、命令違反を犯したとは言い難い。しかし、連邦軍のガンキャノン中隊は壊滅し、移動手段の車を失った博士の亡命は完全に失敗しており、無駄な犠牲を出したのも事実である。</ref>。
+
*漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではランバ・ラル同様にMS開発計画に初期から関わっていたという設定で、元々ラルとも面識があり、三連星の面々が将校に出世した事を驚いている。ラルは彼らを「'''兵隊ヤクザども'''」と称しており、実力はともかく素行は悪かった様で、オルテガはルウム戦役後の新聞でシャアが三連星よりメディアから注目されている事をホテルマンに高圧的に八つ当たりしたり、OVA版でのミノフスキー博士亡命阻止の戦闘「スミス海の虐殺」ではガイアが戦意を失ったガンキャノンを執拗に追い詰めてラルの制止を無視してまでトドメを刺した結果、ミノフスキー博士が巻き添えで死亡する事態を招いている<ref>亡命阻止が至上命令であるため、命令違反を犯したとは言い難い。しかし、連邦軍のガンキャノン中隊は壊滅し、移動手段の車を失った博士の亡命は完全に失敗しており、無駄な犠牲を出したのも事実である。</ref>。
 
**更にルウム戦役では戦闘不能になったマゼラン級宇宙戦艦『アナンケ』から脱出しようとした脱出艇をマッシュが撃ち落とそうとするが、レビルが搭乗した『大将機』であったため、こちらはガイアに止められる。ただし、OVA版6巻では制止される前に『大将機』以外の脱出艇を全て撃ち落としており、攻撃した理由も『'''大きな的に飽きたから'''』という残虐性を感じさせるもので、彼らの非情な性格を示している。
 
**更にルウム戦役では戦闘不能になったマゼラン級宇宙戦艦『アナンケ』から脱出しようとした脱出艇をマッシュが撃ち落とそうとするが、レビルが搭乗した『大将機』であったため、こちらはガイアに止められる。ただし、OVA版6巻では制止される前に『大将機』以外の脱出艇を全て撃ち落としており、攻撃した理由も『'''大きな的に飽きたから'''』という残虐性を感じさせるもので、彼らの非情な性格を示している。
*オマージュされた作品は数多あるが、焼きたて!!ジャぱん第29話「迫撃!!ブラックジャぱん誕生!」では'''キャラクターデザインと名前がそのままで登場'''し、イメージではあるが'''リックドム3機で月面でジェットストリームアタックを[[ノーベルガンダム]]に行う'''という凄まじいパロディ回が存在する。画面が完全にガンダムアニメと化す為か、テロップに『(注)この番組は!!ジャぱんです』と表示されている。
+
*オマージュされた作品は数多あるが、焼きたて!!ジャぱん第29話「迫撃!!ブラックジャぱん誕生!」では'''キャラクターデザインと名前がそのままで登場'''し、イメージではあるが'''リックドム3機で月面でジェットストリームアタックを[[ノーベルガンダム]]に行う'''という凄まじいパロディ回が存在する。画面が完全にガンダムアニメと化す為か、テロップに『(注)この番組は焼きたて!!ジャぱんです』と表示されている。
**同じサンライズ製作なので可能になった高度なセルフパロディである。
+
**同じサンライズ製作なので可能になった高度なセルフパロディである。ちなみに「颯爽たるシャア」風の劇伴曲に加え、三人組のうちオルテガの担当声優にTV版のドズル役の[[声優:郷里大輔|郷里大輔]]氏、もとい『[[機動戦士ガンダム]]』出演者を起用するという徹底ぶりだった。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==

2024年9月22日 (日) 08:34時点における最新版

黒い三連星とは、『機動戦士ガンダム』に登場する集団。

概要[編集 | ソースを編集]

ガイアマッシュオルテガの3人のジオン軍所属モビルスーツパイロットによるチームの通称。連携攻撃を得意としている。

テレビ版ではキシリア・ザビ麾下の勇士という設定。一年戦争初期におけるルウム戦役の際には地球連邦軍の高級軍人であるレビル将軍を捕虜とする功績を挙げる。後にマ・クベの援軍として地球に派遣されホワイトベース隊と交戦するが、アムロ・レイ搭乗のガンダムに敗れて全滅した。

ドムの黒主体のカラーリングは、彼等が搭乗した際に染めたパーソナルカラーがそのままその他の機体に採用されたという設定、そして未だに各種作品でネタにされるフォーメーション攻撃「ジェットストリームアタック」の印象も強く、ガンダムシリーズファンにとっては「ドムと言えば、黒い三連星。黒い三連星と言えば、ドム」というイメージが強い。

SRWにおいても古くからドム、またはその発展機(特にドライセン)に乗ってくるが、旧シリーズの頃にはシステム上の都合などでそれ以外の機体に乗る事も多かった。なお、原作(MSV)においても黒い三連星は、ドムに乗る前はザクIザクIIに乗っていた事がある。

登場作品[編集 | ソースを編集]

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦G
DCのパイロットとして序盤に登場。ガイアだけ終盤にヤクト・ドーガに乗って再登場する。
第3次スーパーロボット大戦
DCのパイロットとして登場。初っぱなからドムではなくケンプファーで登場という衝撃の展開で、ドムには一度も乗らない。途中でドライセンに乗り換えた際には「こいつはなかなかの機体だ!」と喜んでいた。この発言が、次作の『EX』での例の発言に繋がる事に。
スーパーロボット大戦EX
主人公がビアン総帥の娘である為か、リューネの章では隠し要素で選択次第で三人まとめてドライセンに乗って仲間になる。マサキの章にてオルテガのドムに対する発言は、ファンの間にちょっとした物議を醸し出す事に。
なお、『スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE』第360回にて、寺田プロデューサーと杉田智和氏は「ティターンズではなく黒い三連星がシュウの章で仲間になる」と勘違いしていた。通常ならば間違いについては番組中に指摘が入るが、この回は訂正が無く終了してしまったため、リスナーから指摘のメールが大量に来たと第363回で言及している。
第4次スーパーロボット大戦S
DCのパイロットとして登場。前作ではドムの弱さを非難していたが、今回はフルチューンのドムに乗っての登場となった。その超絶な性能で、旧式の機体でも改造次第で活躍出来る事をプレイヤーに思い知らせてくれる。
スーパーロボット大戦F完結編
DCのパイロットとして登場する。リアル系ルートでは第1話から敵として出てくる。今回から声が入った。
『F完結編』のバランスでもドライセンの基本性能が一般機と同じのため、強敵という印象があまりない。DCルートの決着シナリオに姿を現さないために3人揃って結末は不明である。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
ジェットストリームアタックがイベントで再現。ただしこの時の機体はドムII。ソロモン攻略戦ではドライセンに乗り替え。
本作では一年戦争時に於ける彼らの勇名ぶりが、神隼人アースノイドの間でも認知されている。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
ジェットストリームアタックが合体攻撃に。終盤に登場する際、原作通りアムロ相手に使ってもらうことも可能。なお、ドライセンに乗り替えると使用できなくなる。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦APORTABLE
ジオン軍(本作では既に壊滅済み)のパイロットで、ジェットストリームアタックは健在。序盤からドムIIを駆りランバ・ラルと共に登場、途中からデラーズ・フリートに合流して星の屑作戦に参加、シャアガトーの部下的存在として共に行動する。星の屑作戦失敗後はアクシズへと逃れ、終盤にドライセンに乗って再登場する。
64』と同様、相変わらず周囲のパイロットがメット無し状態で描かれているにもかかわらず、彼らは頑なにメット装着状態を維持している(『64』で同じくメット装着だったデュークも同様)。ちゃんとメット無し状態も用意されているデュークはともかく、彼らはやはり原作でメット無しで出たのが一瞬だけなので、一見して誰だか判らないからであろうか。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦T
本人達は未登場だが、今作の世界観において、10年前の一年戦争において甲児竜馬を含むホワイトベース隊と交戦した。
またボーナスシナリオ「十年越しの三人」でもジオン残党のドワッジ部隊がジェットストリームアタックを繰り出してくるイベントがある。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦64
ジェットストリームアタックが合体攻撃として初採用。ただしこの時の機体はドライセンで、本来ないジャイアント・バズをこの時だけ持ち出す。
この作品では名前有りパイロットのグラフィックはヘルメット無しが基本なのだが、彼らは相変わらずメット装着状態で描かれている。
スーパーロボット大戦GC
原作通りドムでジェットストリームアタックのイベントを再現。宇宙ではリック・ドムに乗り、ドライセンも出てくるがそちらには乗り換えない。各人にカットインが入ったり、宇宙に上がってア・バオア・クー戦まで登場したりと、なにかと三枚目っぽい役回りが多かった旧シリーズに比べると扱いは良くなっている。
スーパーロボット大戦XO
ジェットストリームアタックを合体攻撃としても使用してくる。第12話では自部隊からマチルダの仇として激しく憎悪される。
スーパーロボット大戦Operation Extend
三人そろってオデッサ戦を生き延び、以降もホワイトベース隊の前に立ちはだかる。彼らの乗るドムはHP一万越えのボス仕様で、かなりの強敵。
スーパーロボット大戦X-Ω
本人達(というか1stガンダム)は未参戦だが、ドモン・カッシュのユニットクエストにて、黒い三連星を騙ったティターンズ兵たちが登場する。黒いガンダムMk-IIでジェットストリームアタックを仕掛けるが、ドモンにあっけなく倒される。
スーパーロボット大戦30
本人達は未登場だが、艦内ミッション「失格の豹馬」で小介がシミュレータでギラ・ドーガを用いてジェットストリームアタックを再現するイベントが存在。

関連作品[編集 | ソースを編集]

ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
フリーランスの傭兵として登場。シロッコに雇われ、彼の指示でアムロの名を騙ってνガンダムを盗み出す。
ドムに乗り、ゼウスメンバーとは2回戦うが、2戦目はアムロの単独行動時のうえ、HPが減ると高威力のジャイアント・バズを撃ってくるので非常に厄介。
また、そろそろドムを買い換えてドライセンにしようか?等と会話しているシーンも存在している。
リアルロボット戦線
3人揃って惑星ウルスに転写され登場。ルート次第では、同じく転写された赤い三騎士と対決する。

関連用語[編集 | ソースを編集]

ジェットストリームアタック
黒い三連星が得意とする連携攻撃フォーメーション。同型機で一列に並んで後続の姿を前衛で隠し突進、段階的に波状攻撃を行う。元々は高機動型ザクに搭乗していた彼らが宙間戦闘において用いていた対艦攻撃用の連携フォーメーションであったが、ドムのホバー移動による高い機動力によって大気圏内における対MS戦においても使用可能となった。
かなりのインパクトを誇り、後続作品にオマージュが多数ある。
クの国の赤い三騎士
聖戦士ダンバイン』にて登場するガラミティ・マンガンニェットダーの三人によるチーム。赤いカラーリングのビアレスに搭乗。
同じ富野作品という事もあってか、各パイロットの顔は黒い三連星のものと酷似(というより本人そのもの)[1]している。
しかも「トリプラー」という、三機のビアレスによる連携攻撃を使用するも、ビルバインに踏み台にされる等、セルフパロディが徹底している。
トライスター
機動戦士ガンダムUC』に登場するナイジェル・ギャレット(隊長)、ダリル・マッギネスワッツ・ステップニーの三人からなる小隊
劇中ではガンダムタイプMSによって僚機を踏み台にされる、という元祖・黒い三連星をオマージュした場面が有る。
ドムトルーパー
機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する「ドム」の名を冠した機体。ヒルダ・ハーケン(隊長)、マーズ・シメオンヘルベルト・フォン・ラインハルトが搭乗する。
各パイロットも黒い三連星がモデルだが赤い三騎士ほど露骨ではなく、部分的要素のオマージュにとどまっている。
ちなみに、三機のドムトルーパーによる「ジェットストリームアタック」という元祖と同名の連携攻撃を使用するが、技の内容は異なる。
ファントム3
機動戦士ガンダムAGE』のキオ編より登場するヴェイガンの特殊部隊。隊長のゴドム・タイナムを中心とした、連携技「デルタアタック」を得意とする。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 近藤和久氏の漫画作品『MS戦記 機動戦士ガンダム外伝』には、アニメ本編の登場人物は原則的に登場しないが、黒い三連星の三名のみは例外的に出演している。
    • 作中では、新兵である主人公・フレデリック・ブラウンを励まし、彼を新型機であるドムのコクピットに座らせてあげる等、面倒見の良い先輩として描かれている。
  • OVA版『機動戦士ガンダムUC』第2巻のとある場面において「BLACK THREE STARS」という看板が登場する。これは、「黒い三連星」を意識した制作側のお遊びであろう。
  • 漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではランバ・ラル同様にMS開発計画に初期から関わっていたという設定で、元々ラルとも面識があり、三連星の面々が将校に出世した事を驚いている。ラルは彼らを「兵隊ヤクザども」と称しており、実力はともかく素行は悪かった様で、オルテガはルウム戦役後の新聞でシャアが三連星よりメディアから注目されている事をホテルマンに高圧的に八つ当たりしたり、OVA版でのミノフスキー博士亡命阻止の戦闘「スミス海の虐殺」ではガイアが戦意を失ったガンキャノンを執拗に追い詰めてラルの制止を無視してまでトドメを刺した結果、ミノフスキー博士が巻き添えで死亡する事態を招いている[2]
    • 更にルウム戦役では戦闘不能になったマゼラン級宇宙戦艦『アナンケ』から脱出しようとした脱出艇をマッシュが撃ち落とそうとするが、レビルが搭乗した『大将機』であったため、こちらはガイアに止められる。ただし、OVA版6巻では制止される前に『大将機』以外の脱出艇を全て撃ち落としており、攻撃した理由も『大きな的に飽きたから』という残虐性を感じさせるもので、彼らの非情な性格を示している。
  • オマージュされた作品は数多あるが、焼きたて!!ジャぱん第29話「迫撃!!ブラックジャぱん誕生!」ではキャラクターデザインと名前がそのままで登場し、イメージではあるがリックドム3機で月面でジェットストリームアタックをノーベルガンダムに行うという凄まじいパロディ回が存在する。画面が完全にガンダムアニメと化す為か、テロップに『(注)この番組は焼きたて!!ジャぱんです』と表示されている。
    • 同じサンライズ製作なので可能になった高度なセルフパロディである。ちなみに「颯爽たるシャア」風の劇伴曲に加え、三人組のうちオルテガの担当声優にTV版のドズル役の郷里大輔氏、もとい『機動戦士ガンダム』出演者を起用するという徹底ぶりだった。

商品情報[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. なお、ムック本『聖戦士ダンバイン大事典』によれば、クの国の赤い三騎士の設定画に小さく「いいのか?」と記載されていた模様。
  2. 亡命阻止が至上命令であるため、命令違反を犯したとは言い難い。しかし、連邦軍のガンキャノン中隊は壊滅し、移動手段の車を失った博士の亡命は完全に失敗しており、無駄な犠牲を出したのも事実である。

資料リンク[編集 | ソースを編集]