「機動戦士ガンダム00」の版間の差分

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:戦況オペレーター。愛称は「クリス」。元ハッカーでコンピューターの扱いに長けている。
 
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:AEUの大佐。的確な戦術から国連軍のソレスタルビーイング討伐隊の総指揮を任されている。2ndシーズン
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:[[セルゲイ・スミルノフ|セルゲイ]]の実の息子。父親であるセルゲイとは、過去の事件を切っ掛けとした確執が存在する。
 
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:2ndシーズンにおける地球連邦政府の大統領。その実態はイノベイターの傀儡である。スパロボでは『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』に登場するが、何故か[[キャラクター事典]]に記録されない。
 
:2ndシーズンにおける地球連邦政府の大統領。その実態はイノベイターの傀儡である。スパロボでは『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』に登場するが、何故か[[キャラクター事典]]に記録されない。
 
;[[第二代地球連邦大統領]]
 
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*2014年2月に放送されたアニメ『うーさーのその日暮らし 覚醒編』第7話のアバンタイトルに、本作から[[ヴェーダ]]がゲスト出演。声優ネタとして神谷浩史氏が演ずる「ダスウサ」がヴェーダにアクセスしていた。更にはエンドカードをキャラデザイン原案を手掛けた高河ゆん氏が担当。これまた声優ネタで宮野真守氏が演ずる「うーさー」が[[トランザム]]を発動する。
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*2014年2月に放送されたアニメ『うーさーのその日暮らし 覚醒編』第7話のアバンタイトルに、本作から[[ヴェーダ]]がゲスト出演。[[声優ネタ]]として、神谷浩史氏が演ずる「ダスウサ」がヴェーダにアクセスしていた。
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**更には、エンドカードをキャラクターデザイン原案を手掛けた高河ゆん氏が担当。これまた声優ネタで、宮野真守氏が演ずる「うーさー」が[[トランザム]]を発動する。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==

2015年11月23日 (月) 10:35時点における版

※公式で登場が確定した物のみ記事を作成してください。

概要

ガンダムシリーズのTVシリーズ第12作目および第13作目。2010年9月18日にシリーズ完結編『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』が公開。1stシーズンと2ndシーズンとの全25話、実質全50話と劇場版に渡って展開される。

1stシーズンと2ndシーズンは半年間のインターバルを開けて放送され、その間には『コードギアス 反逆のルルーシュR2』が放送されていた。商業上・制作上は別番組として扱われており(放送時間帯が変わったことも一因)、参戦も1stシーズンと2ndシーズンでは別扱いとなっているが、当Wikiでは同一の記事内で扱う。

ちなみに本作のノベライズ版は単なるメディアミックスではなく水島監督らの監修が入った公式な物語と1stシーズン第一巻後書きで明言されている。そのため、ノベライズ版で明かされた設定は作者による独自の解釈ではなく公式設定となる(実際、1stシーズンでは当時放送されていなかった2ndシーズンへの伏線が多く張られている)。

なお、「機動戦士ガンダムOO」ではないので注意(アルファベットのオーではなく、数字のゼロで「オー」と読む)。

ストーリー

西暦2307年。紛争の絶えない地球に、突如として4機の「ガンダム」が現れ、全世界に対して武力介入を始めた。そしてほどなくソレスタルビーイングを名乗る集団が世界に向けてメッセージを発する。彼らの目的は「武力による紛争根絶」。人類が紛争を続ける限り、ガンダムによる介入を続けるというのだ。既知の科学力をはるかに上回る技術力を持つ彼らに翻弄される三大国家群。しかし、世界が変革を続ける中、ソレスタルビーイングの計画は少しずつ歪みだす…。

登場人物

1stシーズンからの登場人物

ソレスタルビーイング

ガンダムマイスター

刹那・F・セイエイ
主人公で、ガンダムエクシアおよびダブルオーガンダムのマイスター。中東出身。ガンダムシリーズの主人公としては、(あまり類を見ない)家族との間に最も凄惨な過去が存在する。
2ndシーズン終盤において、人類初のイノベイター覚醒する。
ロックオン・ストラトス
ガンダムデュナメスのマイスター。AEU出身。凄腕のスナイパー。少年時代に以外の家族を自爆テロで亡くしている。
アレルヤ・ハプティズム
ガンダムキュリオスおよびアリオスガンダムのマイスター。人類革新連盟出身。超兵機関技術研究所から脱走してきた被検体E-0057。
ティエリア・アーデ
ガンダムヴァーチェおよびセラヴィーガンダムマイスター。出身地および年齢不明。中性的な容姿をしている。2ndシーズンで正体が判明するも、「人間」として生きる道を選ぶ。

プトレマイオスのクルー

スメラギ・李・ノリエガ
プトレマイオスの艦長役も兼任している戦術予報士。酒豪。「大胆かつ繊細な戦術」を得意とする。
クリスティナ・シエラ
戦況オペレーター。愛称は「クリス」。元ハッカーでコンピューターの扱いに長けている。
フェルト・グレイス
戦況オペレーター。両親(『00』外伝に登場している)が組織のメンバーであったため、生まれた時からソレスタルビーイングの一員。
リヒテンダール・ツエーリ
操舵士を務める。愛称は「リヒティ」。陽気な性格で、クリスに好意を持つ。
ラッセ・アイオン
砲撃士で、予備のガンダムマイスター。元マフィアという経歴を持つ。
イアン・ヴァスティ
元AEU所属の総合整備士。実は、美人の若い妻10代の娘がいる。
ハロ
ロックオンのハロ。色はオレンジ。本作ではサポートメカで、「兄弟」が沢山いる。

チームトリニティ

ヨハン・トリニティ
長男。ガンダムスローネアインのマイスターで、理知的な性格。
ミハエル・トリニティ
次男。ガンダムスローネツヴァイのマイスターで、直情的。
ネーナ・トリニティ
末妹。ガンダムスローネドライのマイスターで、幼さと残虐性を併せ持つ。
HARO
ネーナのハロ。色は紫で、目つきと言葉遣いが悪い。

エージェント

王留美(ワン・リューミン)
エージェント。世界の変革を強く求めている。
紅龍(ホンロン)
留美に仕えるエージェント。

関係者

イオリア・シュヘンベルグ
創設者。200年以上前の人物であり、既に死亡しているはずだが…?
アレハンドロ・コーナー
監視者の一人。表の顔は国連大使。内心では大きな野望を抱いており、1stシーズン終盤においてその本性を現す。
ラグナ・ハーヴェイ
監視者の一人。表の顔はリニアトレイン公社の総裁。チームトリニティの主でもある。
リボンズ・アルマーク
アレハンドロに仕えている少年。その正体は…

ユニオン

グラハム・エーカー
ユニオンのトップガンであり、MSWAD(エムスワッド)に所属するフラッグファイター。
ガンダムの圧倒的性能に大きな衝撃を受け(グラハム本人曰く「心奪われた」)、対ガンダム調査隊(後のオーバーフラッグス)に転属し、ガンダムを追い続けるが…
ビリー・カタギリ
ユニオンのMSWAD技術顧問。グラハムの親友。
レイフ・エイフマン
フラッグの設計者。ビリーやスメラギの師でもある。
ハワード・メイスン
グラハムの部下であるフラッグファイター。
ダリル・ダッジ
グラハムの部下であるフラッグファイター。
ジョシュア・エドワーズ
フラッグファイターの一人。グラハムに対抗意識を燃やしている。
ブライアン・ステッグマイヤー
ユニオン大統領。

AEU

パトリック・コーラサワー
AEUのイナクトのパイロット。(良くも悪くも)楽観的な性格の持ち主であるが、その腕前はスクランブル2000回以上で、模擬戦全勝。
非常に悪運が強く何度も生還するため、「不死身のコーラサワー」という通称を持つ。
カティ・マネキン
AEUの大佐。的確な戦術の腕前から国連軍のソレスタルビーイング討伐隊の総指揮を任されている。2ndシーズンでは、大学生時代の友人だったスメラギと何度も戦う事になる。

人類革新連盟(人革連)

セルゲイ・スミルノフ
人類革新連盟の指揮官。過去の戦乱で左目付近に大きな傷跡が残っている。「ロシアの荒熊」という異名を持つ。
ソーマ・ピーリス
人類革新連盟のパイロット。デザインベビーであり、「超兵機関技術研究所」で養成された「超兵」である。幼い頃からアレルヤと深い因縁がある。

アザディスタン王国

マリナ・イスマイール
本作のヒロイン。元々は一般家庭で育っていたが、王族の血を引いていたため皇女として担ぎ出された。刹那と何度か出会い、彼に対して多大な影響を与える。
シーリン・バフティヤール
マリナの側近であり、親友。2ndシーズンではカタロンの構成員に。

刹那の隣人達

沙慈・クロスロード
もう一人の主人公。1stシーズンでは刹那の隣人。2ndシーズンでは、事件に巻き込まれた事が切っ掛けでソレスタルビーイングと同行する事になる。
ルイス・ハレヴィ
スペインの留学生であり、沙慈のガールフレンド。ごく普通の少女であったが、戦争に巻き込まれてしまう。それが切っ掛けとなって、2ndシーズンではアロウズの兵士となる。
絹江・クロスロード
沙慈の姉で、日本の報道機関JNNのジャーナリスト。ソレスタルビーイングに興味を持ち、その取材活動を行う。だが…

その他

池田
日本の報道機関JNNの海外特派員。1stシーズンではモブキャラ同然の扱いだったが、2ndシーズンではまさかのカタロン構成員となる。
アリー・アル・サーシェス
己自身を「戦争屋」と嘯く傭兵。刹那の過去に重大な関わりがある。

2ndシーズンからの登場人物

ソレスタルビーイング

ロックオン・ストラトス(2代目)
ケルディムガンダムのガンダムマイスター。初代ロックオンの双子の弟。実は、1st第9話「大国の威信」において家族の墓参りの場面で姿を見せていた。
ミレイナ・ヴァスティ
イアンの娘。プトレマイオス2の戦況オペレーターを務める。
リンダ・ヴァスティ
イアンの妻でミレイナの母。後方支援のメカニック。
アニュー・リターナー
プトレマイオス2のブリッジクルーで、操舵士を担当。だが…
赤ハロ
ロックオンの相棒のハロとは別のハロ。オーライザーの制御を担当する。沙慈の相棒的存在になる。

カタロン

クラウス・グラード
カタロン中東第三支部のリーダー。

地球連邦軍アロウズ

ホーマー・カタギリ
アロウズ総司令官。ビリーの叔父。
アーサー・グッドマン
アロウズのNo.2である准将。
リー・ジェジャン
アロウズの中佐で、グッドマンの副官。
アーバ・リント
アロウズの少佐。殲滅戦を好む。
バラック・ジニン
アロウズの大尉。MS部隊を率いる。
ミスター・ブシドー
謎の仮面の男。独自行動のライセンスを持つ。どう見てもあの男だが…
アンドレイ・スミルノフ
セルゲイの実の息子。父親であるセルゲイとは、過去の事件を切っ掛けとした確執が存在する。
初代地球連邦大統領
2ndシーズンにおける地球連邦政府の大統領。その実態はイノベイターの傀儡である。スパロボでは『第2次Z再世篇』に登場するが、何故かキャラクター事典に記録されない。
第二代地球連邦大統領
2nd最終話「再生」エピローグにて、新たに就任した地球連邦大統領。なお、彼女の本格的な出番は劇場版である。

地球連邦軍(クーデター派)

パング・ハーキュリー
セルゲイの旧友。アロウズの所業を憂い、軌道エレベーター「アフリカタワー」を占拠してクーデターを起こす。

イノベイター

リジェネ・レジェッタ
イノベイターと称する者の一人。心中では、リボンズに対して反逆の意思を抱いている。
リヴァイヴ・リバイバル
イノベイターと称する者の一人。ガデッサに乗る。
ヒリング・ケア
イノベイターと称する者の一人。ガデッサやガラッゾに乗る。
ブリング・スタビティ
イノベイターと称する者の一人。ガラッゾに乗る。
デヴァイン・ノヴァ
イノベイターと称する者の一人。エンプラスに乗る。
量産イノベイド
ブリング、デヴァインタイプのイノベイド。

登場メカ

1stシーズン登場メカ

ソレスタルビーイング

プトレマイオスチーム

ガンダムエクシア
実体剣であるGNソード等、7本の剣(通称「セブンソード」)を所持する近接戦闘に特化したガンダム。1stシーズンの主役機。
ガンダムデュナメス
遠距離狙撃を最も得意とするガンダム。また、球体型のロボットであるハロが機体制御を担っている。
ガンダムキュリオス
飛行形態に変形可能なガンダム。左手に持つGNシールドには、クローおよびニードルが仕込まれている。
ガンダムヴァーチェ
恰幅のある外見が特徴的な遠距離砲撃戦を得意とするガンダム。装甲をパージすることによって、ガンダムナドレになる。
ガンダムナドレ
秘匿されているガンダムヴァーチェの本体。ヴェーダとリンクした機体を支配下に置く「トライアルシステム」を発動させる事が可能。
プトレマイオス
ソレスタルビーイングの多目的輸送艦。航行可能領域が宇宙空間にのみ限られている上に、1st第22話「トランザム」で強襲用コンテナが搭載されるまで、非武装であった。

チームトリニティ

ガンダムスローネアイン
ガンダムスローネシリーズの一つ。遠距離砲撃戦を得意としており、中でもGNランチャーは他のスローネ2機とドッキングすることによってより威力が増大する。
ガンダムスローネツヴァイ
ガンダムスローネシリーズの一つ。近接戦闘が得意だが、遠距離誘導兵器「GNファング」によって中距離戦闘も得意とする。
ガンダムスローネドライ
ガンダムスローネシリーズの一つ。上記の2機と異なり、戦闘支援をメインとしている。敵軍をかく乱するGNステルスフィールドを搭載している。

ユニオン

ユニオンフラッグ
ユニオンリアルドの後継機であるユニオンの最新の量産型可変モビルスーツ
グラハム専用ユニオンフラッグカスタム
極限にまで改造されたユニオンフラッグ。ユニオンのエースであるグラハム・エーカー専用機である。旋回時には多大なGが掛かるのが特徴。通称「カスタムフラッグ」。
グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII
GNドライヴ[Τ]を移植させたグラハム専用ユニオンフラッグ。強力な格闘武器であるGNビームサーベルを所持する一方で、機体バランスが劣悪かつ変形も不可能になっている。通称「GNフラッグ」。
オーバーフラッグ
グラハム専用ユニオンフラッグカスタムで得たデータを元に強化改修したユニオンフラッグ。

人類革新連盟

ティエレン地上型
人類革新連盟の量産型モビルスーツ。動きは鈍重だが、装甲は堅牢。武骨な外見が特徴的な「西暦世界におけるザク」と言うべき機体。
ティエレン宇宙型
宇宙戦用のティエレン。機体全身には姿勢制御用スラスターを、両脚部には推進剤である水が入ったプロペラントタンク(シールドも兼ねる)を備えているのが特徴。
ティエレン宇宙指揮官型
ティエレン宇宙型の指揮官仕様機。通常の宇宙型と比較して、頭部センサーや両肩部の装甲が強化されている。
ティエレン高機動B指揮官型
ティエレン高機動型を改良したティエレン高機動B型の指揮官仕様機。ホバー移動する事が可能で、ティエレン地上型よりも機動性が向上している。
ティエレン長距離射撃型
300mm×50口径長滑腔砲を頭部に搭載して遠距離砲撃戦に特化したティエレン。なお、砲撃時の反動防止目的に機体をアンカーで固定しているので、移動はほぼ不可能になっている。
ティエレンタオツー
「超兵」用に開発されたティエレン。全身ピンク色の外見が特徴的。「超兵」第1号であるソーマ・ピーリスの専用機である。

AEU

AEUヘリオン
AEUの量産型モビルスーツ。大量生産されたヘリオンが民間にも出回る一方で、それがテロリストにも使用されているため社会問題になっている。
AEUイナクト
AEUの最新型可変モビルスーツ…なのだが、ユニオンフラッグの機構を参考にしているため「フラッグの猿真似」呼ばわりされてしまう。
サーシェス専用AEUイナクトカスタム
PMCトラストが独自にカスタマイズしたAEUイナクト。凄腕の傭兵であるアリー・アル・サーシェスの専用機である。
アグリッサ
サーシェス専用AEUイナクトカスタムと合体させて用いるモビルアーマー。敵パイロットだけを直接攻撃するプラズマフィールドを搭載している。

国連軍

GN-X
国連軍の主力であるGNドライヴ[Τ]を動力とする量産型モビルスーツ。量産機ながら、その性能はソレスタルビーイングのガンダム各機とほぼ互角である。
アルヴァトーレ
アレハンドロ・コーナーが搭乗する金色のモビルアーマー。7基のGNドライヴ[Τ]を動力としており、大型GNビーム砲およびGNフィールドと攻防両面において優れている。
アルヴァアロン
アルヴァトーレの核となるGNドライヴ[Τ]を動力とする金色のモビルスーツ。アルヴァトーレにも負けず攻防両面において優れている。

2ndシーズン登場メカ

ソレスタルビーイング

ダブルオーライザー
ダブルオーガンダムの真の姿。オーライザーとのドッキングによってツインドライヴシステムが安定稼働しており、驚異的な性能を発揮する。
ガンダムを超えた存在」として「ガンダム」の名が外されている。
ダブルオーガンダム
左右の肩部にそれぞれGNドライヴ、いわゆる「ツインドライヴシステム」を搭載したガンダムエクシアの後継機。ただし、ツインドライヴシステムの稼働は不安定であった。2ndシーズンの主役機。
オーライザー
ダブルオーガンダムの支援機。ダブルオーガンダムの背部でドッキングし、ツインドライヴシステムの稼働を安定させる働きを持つ。成り行きで沙慈・クロスロードが搭乗する事になる。
ガンダムエクシアリペア
4年前の戦いで中破したガンダムエクシアを刹那が改修した機体。ただし、左腕を喪失した状態のままであり、頼みの武装であるGNソードの剣先が欠けている等、満身創痍の状態である。
ケルディムガンダム
ガンダムデュナメスの後継機。GNビームサーベルが廃されており、狙撃・銃撃戦に特化している。また、遠隔操作が可能な「GNシールドビット」を搭載しており、ハロが制御を担う。
アリオスガンダム
ガンダムキュリオスの後継機。飛行形態時に両肩のGNビームシールドをクロー状に展開させて、敵機を切断する事が可能。
GNアーチャー
ガンダムアリオスの火力面を補う可変モビルスーツ。飛行形態のアリオスと本機体が合体した形態を「アーチャーアリオス」と呼ぶ。
セラヴィーガンダム
ガンダムヴァーチェの後継機。最大出力時にバックパックにあるガンダムフェイスが展開する。…実は、そのバックパックこそがセラヴィーガンダムの本体というべきセラフィムガンダムである。
セラフィムガンダム
ガンダムナドレの後継機。普段はセラヴィーのバックパックに偽装しており、GNドライヴも保有している。ナドレよりも強力な「トライアルフィールド」を発動させる事が可能。
プトレマイオス2
ソレスタルビーイングの2代目となる母艦。先代艦と異なって武装が有り、宇宙空間に限らず大気圏内や水中も航行できるようになった。さらに、トランザムまで可能になっている。

地球連邦軍(アロウズ)

GN-X III
GN-Xの後に開発されたGN-X IIの後継機。連邦正規軍仕様とアロウズ仕様の2つのバージョンが存在している。
アヘッド
GN-X IIIの発展型のモビルスーツで、アロウズの指揮官が搭乗する。ソレスタルビーイングの第3世代ガンダムを超える高性能の機体である。
アヘッド・スマルトロン
アヘッドのカスタム機の一つ。脳量子波に対応しているため、「超兵」であるソーマ・ピーリスが搭乗する。後に、ルイス・ハレヴィが搭乗した。
アヘッド・サキガケ
アヘッドのカスタム機の一つ。近接戦闘に特化している。謎の仮面の男であるミスター・ブシドーの専用機。
マスラオ
ビリー・カタギリが盟友であるミスター・ブシドーの要請によって開発したモビルスーツ。二振りの強力なGNビームサーベルを所持する。(擬似ではあるが)ソレスタルビーイング以外に初めてトランザムシステムを再現した機体。
スサノオ
マスラオを強化・改修したモビルスーツ。GNビームサーベルに代わって二振りの実体剣を装備している。また、量産化を想定したビーム兵器「トライパニッシャー」が追加されている。もちろん、トランザムも可能。
ティエレン全領域対応型
ティエレンタオツーで得られたデータを元に開発された地上大気圏内宇宙空間でも運用可能な次世代型ティエレン。

イノベイター

リボーンズガンダム(リボーンズキャノン)
リボンズ・アルマーク専用に開発されたガンダム。砲撃形態である「リボーンズキャノン」にも変形が可能。
2基のGNドライヴ[Τ]によるツインドライヴシステムおよびトランザムシステムの完全再現によって、ダブルオーライザーと互角の高性能を持つ。
ガデッサ
「GNZシリーズ」と呼ばれるモビルスーツの一つ。遠距離砲撃戦を得意としている。GNメガランチャーを所持。2ndシーズン終盤では(ソレスタルビーイング由来の)トランザムシステムが搭載された。
ガラッゾ
「GNZシリーズ」と呼ばれるモビルスーツの一つ。近接戦闘を得意としている。5本の指から発生させたビームサーベルを収束させてGNビームクローで敵機を切断する。
ヒリング・ケア専用ガラッゾ
ヒリング・ケア用にカラーリングされたガラッゾ。2ndシーズン終盤では(ソレスタルビーイング由来の)トランザムシステムが搭載された。
ガッデス
「GNZシリーズ」と呼ばれるモビルスーツの一つ。あまり戦闘向けの機体ではないが、中距離戦闘を想定して「GNサーベルファング」を搭載している。
エンプラス
イノベイターが開発したモビルアーマー。大型GNキャノンや敵機を拘束するエグナーウィップを搭載している。後述のレグナントの試作機。
レグナント
イノベイターが開発した可変型のモビルアーマー。エンプラスの武装に加えて、指状になった10基のGNファングを搭載している。パイロットであるルイス・ハレヴィの憎悪を体現させたかのような外見が特徴的。
ガガ
「GNZシリーズ」と呼ばれるモビルスーツの一つで、量産機。武装は「トランザムを利用した特攻」のみ。
アルケーガンダム
ガンダムスローネツヴァイのデータを元にして製造されたアリー・アル・サーシェス専用のガンダム。ガンダムとかけ離れた禍々しい外見が特徴的。

その他

ピラー破片
メメントモリ2号機によって破壊された軌道エレベーター「アフリカタワー」の外壁部の破片。

楽曲

1stシーズン

オープニングテーマ
「DAYBREAK'S BELL」(第1期)
歌:L'Arc-en-ciel
日本語訳すると「夜明けの鐘」。1stシーズン最終話および2ndシーズン最終話のEDテーマでもある。
さらには劇場版エピローグでも本曲を連想させる演出が存在しており、『機動戦士ガンダム00』という作品全体を象徴する曲となっている。
第2次Z破界篇』にて採用(余談だが、『第2次Z破界篇』第48話のサブタイトルは「夜明けの鐘」である)。『第2次Z再世篇』でもイベントで流れる。
「Ash Like Snow」(第2期)
歌:the brilliant green
エンディングテーマ
「罠」(第1期)
歌:THE BACK HORN
「フレンズ」(第2期)
歌:ステファニー
劇中BGM
「FIGHT」
トランザム発動時のBGM。曲名を知らなくても「アーアアー」(速い方)で大抵通じる。『第2次Z』『OE』で採用。

2ndシーズン

オープニングテーマ
「儚くも永久のカナシ」(第1期)
歌:UVERworld
『第2次Z再世篇』『OE』で採用。
「泪のムコウ」(第2期)
歌:ステレオポニー
ACEP』で採用されているが、SRWにおいては未採用。
エンディングテーマ
「Prototype」(第1期)
歌:石川智晶
「trust you」(第2期)
歌:伊藤由奈
「TOMORROW」(2nd第14話)
歌:マリナ・イスマイールと子ども達
2ndシーズン最終話では挿入歌として使用。
劇中BGM
「TRANSAM-RAISER」
ダブルオーライザーのトランザム発動時のBGM23。聞く人が聞けば作曲者が一発で解る川井節全開の曲であり、作曲を手掛けた川井憲次氏にとってもお気に入りの曲である。『第2次Z再世篇』で採用。
「00 GUNDAM」
本作の放送当時、『機動戦士ガンダム00』2ndシーズンの配信を行うYahoo! JAPANの映像配信サービス「GYAO!」のCMでも使用されていた。『OE』で採用。

登場作品と扱い方

スパロボにおいては『第2次Z』以降、『00』が(シリーズを跨いで)連続参戦しているような印象を受けるが、実際に連続参戦しているのは劇場版の方である。TV版である本作が本格参戦しているのは、『第2次Z』と『X-Ω』の二作(三作)のみ(『OE』は刹那と一部の人物のみのいるだけ参戦)であり、『第2次Z』では実質1stと2ndで分割されている。

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初参戦作。今回の多元世界地球側の主軸となる。原作ではAEU人革連と並んで三大勢力の一つだったユニオンは、『コードギアス』に登場する神聖ブリタニア帝国と合併し、オリジナル勢力「ブリタニア・ユニオン」として登場する。また、AEUや人革連も他作品の勢力を取り込んでいる。
今作ではファーストシーズンの物語のみ展開されるため『機動戦士ガンダム00 1st Season』名義で記されているが、原作とは違って人類全体の敵や巨大なテロ組織が数多存在する世界の為、それらの台頭を防ぐためにソレスタルビーイングが物語序盤で武力介入を自粛する方針となり、自軍と対立する事は無い。
この辺は、前作における『SEED DESTINY』のアークエンジェル隊が他作品のキャラ達から総スカンを喰らった件と意図的に対比させている。もっとも、実際には物語上の関係や『ガンダムW』や『コードギアス』など実質的なテロリストが主役となる作品が今回多いため、前作のように下手に弄れないのも要因の一つだろう。
原作における最終決戦まで再現されるが、ソレスタルビーイングの壊滅は『再世篇』まで持ち越しとなったため、本作では一部の人物が原作と異なって生き残る。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
2ndシーズン込みで参戦。表記は一括され『機動戦士ガンダム00』名義。アロウズが原作通りの暴れっぷりを見せており、各参戦作品のキャラ達からも大いに憎まれている。
今作では『破界篇』から1年程しか経っていないにも関わらず各キャラ達は原作通り4年分成長しているが、その事について他のキャラたちからはあまり突っ込まれない(せいぜいが「大人っぽくなった」「成長期だから」などと言われる程度。ある意味、スパロボの恒例みたいなものなのだが)。全体的に『新機動戦記ガンダムW』『コードギアス 反逆のルルーシュR2』とのクロスオーバーが多く見られる。
なお、続編第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇』では劇場版と入れ替わっているため参戦作品には含まれていないが、刹那達は前作と同一人物とされている。また、登場はしないが、アニューが生存している事が語られている。

単独作品

スーパーロボット大戦Card Chronicle
サービス開始時から参戦。シナリオ展開の都合上いつの間にか2ndシーズンの人物・機体が登場したり、人物の顔グラが2ndシーズンのものになっていることも。
本家では実現していない2人のロックオンの共演およびクリスリヒティの生存も実現。
スーパーロボット大戦Operation Extend
いるだけ参戦で、1stシーズンからはガンダムエクシア、2ndシーズンからは刹那・F・セイエイ沙慈・クロスロードミスター・ブシドーダブルオーライザースサノオが登場する。
なお、刹那およびエクシアはコロニー自治勢力の所属、ミスター・ブシドーは当初は地球連邦軍所属という設定になっており、ソレスタルビーイングに関しては言及されない(トランザムシステム起動時の戦闘デモにソレスタルビーイングのエンブレムが表示される程度)。
スーパーロボット大戦X-Ω
サービス開始時から参戦。既に三大国家群による国連軍が結成されており、ソレスタルビーイングはそれに追われる身である。

組織

ソレスタルビーイング
イオリア・シュヘンベルグが「紛争根絶」を目的に創設した私設武装組織。本作の主人公である刹那・F・セイエイらが所属する。西暦2307年に全世界への武力介入を開始する。

1stシーズン

ユニオン
主に南北アメリカオセアニア各国で構成される『00』世界における三大国家群の一つ。ちなみに、アメリカ合衆国がユニオンにおける盟主的な立場で、日本はユニオン領の「経済特区」という扱いである。
人類革新連盟(人革連)
主に中国・ロシア(モスクワ以外)・インドを中心にユーラシア大陸(アジアが主)の各国で構成される『00』世界における三大国家群の一つ。裏では、「超兵」等の非人道的な研究を進めている。
AEU
主にヨーロッパ・(ロシアから独立した)モスクワの各国で構成される『00』世界における三大国家群の一つ。アフリカに軌道エレベーター「ラ・トゥール」を建設している。
PMCトラスト
AEU所属の国家であるモラリア共和国に存在する民間軍事会社。多数のMSや傭兵を抱えており、もはや「一国の軍隊」という規模である。
国連軍
1st第20話「変革の刃」にて、ソレスタルビーイングの壊滅を目的として国連加盟国である上記の三大国家群の軍隊で結成された軍隊。擬似太陽炉搭載型MSであるGN-Xを主戦力とする。

2ndシーズン

地球連邦政府
国連加盟国である上記の三大国家群を統合して、西暦2311年に成立した地球圏を統治する政府。旧三大国家群が持っていた国力および戦力を引き継いでいる。
地球連邦軍
旧三大国家群の軍隊を解体させた後、新たに改組した地球連邦政府の軍隊。2ndシーズンでは「連邦軍」「正規軍」等と呼称される。
アロウズ
地球連邦政府直轄の独立治安維持部隊。「恒久和平実現」を目的に成立しており、その為ならば反連邦勢力に対する弾圧や虐殺をも厭わない。正規軍よりも強大な権限および軍事力を有する。
カタロン
地球連邦政府(特に、アロウズ)の弾圧に対抗して成立した反連邦勢力。旧三大国家群出身のパイロットも参加している。ただし、MSの質や数量で地球連邦軍に水を空けられている。

用語

ガンダムマイスター
ソレスタルビーイングが保有する機動兵器「ガンダム」のパイロットの総称。
GNドライヴ
ソレスタルビーイングが保有する機動兵器「ガンダム」の動力機関出力が莫大かつ稼働時間に限界が無い為、ガンダムは圧倒的な性能を誇る。「太陽炉」とも呼称する。
GNドライヴ[Τ]
ヴェーダ内部にあるGNドライヴのデータを盗んで製造・流出された動力機関。稼働時間に限界は有るが、性能面ではGNドライヴとあまり大差が無い。「擬似太陽炉」とも呼称する。
GN粒子
GNドライヴから放出される光の粒子。通信障害を起こす効果が有り、圧縮する事によってビーム兵器バリア等にもなる。
トランザム
GNドライヴのブラックボックス内部に秘匿されていた時間制限付きのオーバーブーストシステムの一種。
当初はGNドライヴのみが有していた機能であったが、2ndシーズン中盤以降はGNドライヴ[Τ]でも再現されるようになってしまった。
脳量子波
人類が発しているとされる特殊な脳波。人類革新連盟において秘かに研究されている。通常の人間の脳量子波は微弱であるが、超兵やイノベイドやイノベイターのものになると強力である。
ヴェーダ
ソレスタルビーイングの行動の根幹となる量子型演算処理システム。世界中のコンピュータとリンクしており、ソレスタルビーイングの「頭脳および耳目」の役割を果たす。
1stシーズン終盤においてリボンズ・アルマークによって掌握されてしまった。
軌道エレベーター
『00』の世界観の主軸となる(地球の)地表と静止軌道より上を結ぶエレベーター。『00』世界の三大国家群がそれぞれ1基ずつ領有しており、互いにオービタルリングで結ばれている。
メメントモリ
アロウズが低軌道オービタルリング上に建造した衛星兵器。大都市を消滅させる程の威力を持つ。2機存在するが、いずれもソレスタルビーイングの奇襲によって完全破壊された。
イノベイター
強い脳量子波を持ち、他者と意識を通わせる力を持つ人類。これこそが、イオリアが待ち望んだ「革新者」である。
リボンズ一派および彼らの自称と区別する意味で、「純粋種の~」「真の~」と表記する場合がある。
イノベイド
イオリアによって(将来的に誕生すると想定されたイノベイターを模倣して)造られたヴェーダの生体端末

主要スタッフ

制作
サンライズ(第3スタジオ)
原作
矢立肇・富野由悠季
監督
水島精二
シリーズ構成・脚本
黒田洋介
キャラクターデザイン
高河ゆん(原案)、千葉道徳
メカニックデザイン
海老川兼武、柳瀬敬之、福地仁、寺岡賢司、鷲尾直広、大河原邦男
音楽
川井憲次

余談

  • 2014年2月に放送されたアニメ『うーさーのその日暮らし 覚醒編』第7話のアバンタイトルに、本作からヴェーダがゲスト出演。声優ネタとして、神谷浩史氏が演ずる「ダスウサ」がヴェーダにアクセスしていた。
    • 更には、エンドカードをキャラクターデザイン原案を手掛けた高河ゆん氏が担当。これまた声優ネタで、宮野真守氏が演ずる「うーさー」がトランザムを発動する。

商品情報

DVD

1ndシーズン

2ndシーズン

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