ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)

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ヤクト・ドーガ
(ギュネイ専用)
外国語表記 Jagd Doga[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン 出渕裕
初登場SRW スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 ニュータイプ専用モビルスーツ
機種 ヤクト・ドーガ
生産形態 試作機
型式番号 MSN-03
頭頂高 21.0 m
動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 3,340 kw
スラスター推力

17,000 kg×2
13,000 kg×2
13,000 kg×2

総推力
82,000 kg
アポジモーター 17
装甲材質 ガンダリウム合金
センサー有効半径 16,400 m
開発 アナハイム・エレクトロニクス
所属 ネオ・ジオン
パイロット ギュネイ・ガス
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ヤクト・ドーガ(ギュネイ専用)は『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の登場メカ。

概要[編集 | ソースを編集]

アナハイム・エレクトロニクス社が開発したネオ・ジオン軍のニュータイプ専用モビルスーツ

ヤクト・ドーガギュネイ・ガス専用機で、機体色は青緑色をベースに随所に金色を取り入れたカラーリングとなっており、角があるのが特徴。

ネオ・ジオン軍の戦力の中核として運用され、アムロ・レイの搭乗するリ・ガズィを相手にフィフス・ルナの核ノズルを防衛し、地球連邦軍ジェガンを多数撃墜するなど活躍したが、最後はνガンダムのバズーカとシールドを囮にした戦法にかく乱され、その隙に撃破される。同時にギュネイも戦死した。

映像では青に近い青緑色だったが、イラストでは緑に近い青緑色として描かれている。下記の商品情報を見れば分かる通り、商品化される場合は青に寄せる場合と緑に寄せる場合がある。SRWでは「旧シリーズ」の頃は青に寄せていたが、『α』以降は緑に寄せている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

ギュネイ専用の名に反してSRWでは量産化されて登場することも多く、中にはギュネイ未登場で本機のみが量産化されている作品もある。また、一部の作品では入手することもあるが、クェス機と比べるとそういった機会は少ない。

ギュネイ搭乗機は中ボスクラスの性能になっていることもある。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦
初登場作品。ラストバタリオンの一員として登場。量産化されており、ギュネイ以外にもガイアなどが搭乗する。
PS版ではギュネイ専用機となり、量産化されるのは量産型に変更されている。
第2次スーパーロボット大戦G
FC版と同様に量産化されているが、ガイアなどは搭乗しない。
第3次スーパーロボット大戦
量産型も登場している中で何故か二機製造されており、最終盤にギュネイとエリート兵が同時に乗り込んでいる。能力はそこまで高くないものの、1ターン目から突っ込んでくるので厄介。
PS版ではギュネイ搭乗の一機のみに変更されている。
スーパーロボット大戦EX
量産機として複数登場。何故かメガ粒子砲の性能が威力3900・射程8・消費EN5と異常に高性能に設定されているのが特徴。
PS版では全て量産型に変更されたため登場しない。なお、メガ粒子砲の性能も落ち着いたものになっている。
第4次スーパーロボット大戦S
量産機として登場。長射程のファンネルが嫌な存在。
また、カラオケモードではダンクーガの対戦相手となっている。
スーパーロボット大戦コンプリートボックス
各作品での扱いは該当項を参照。
DISC2の「バーチャルスタジアム」では、収録部隊の「ロングレンジ部隊」「アクティブメンバー」に所属している。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
ギュネイ専用機として登場。特に性能が高いわけではないが、ギュネイが底力持ちなので少し厄介。
性能は武装に至るまでクェス機とほぼ同一[2]。本来のビームアサルトライフルを持たず、クェス機と同じメガガトリングガンを装備。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
今回は原作通りビームアサルトライフルを携行。攻撃力が増して中々の強敵に。
第2次スーパーロボット大戦α
第32話「妄執の妖花」から敵機として登場。クェス機との比較では武装のメガ・ガトリングガンとビーム・アサルトライフルのみ異なる。本機の後者の方が攻撃力・射程とも大きく劣るため、ファンネルが使用可能な気力110に達する前に先制攻撃を掛けたい。とはいえギュネイが超強気なのですぐに気力は上がってしまうが。
終盤ではクェス共々α・アジールに乗り換えられる。ただしハマーン・カーンと休戦の道を選ぶと、ネオ・ジオンとの最終決戦シナリオ、第54話「逆襲のシャア」は地上ステージとなり、2人とも再度ヤクト・ドーガに乗り換えることになる。α・アジールとの対戦を経た後だと驚くほど呆気ない。
オープニングムービーではガンダムF91と戦っている姿が確認できる。ただし後ろ姿しか見えない。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
序盤から敵として登場し、後半に一時的に加入する。序盤は高い回避力と長射程のファンネルに苦戦させられる。なお、一時加入時に改造しても離脱時に改造資金は還元されるため、改造を我慢する必要はない。
余談だが、ファンネルの演出が「6基全射出」から半分の「3基射出」に変更されている。なお、この演出は他機のファンネルもほぼ同様。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
再び敵として登場する。条件を満たせば後半にギュネイ共々加入するが、戦力としては少々物足りない。
『時獄篇』には無かった4連メガ粒子砲が追加されており、味方用のグラフィックも新規に用意された。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦COMPACT
量産機として登場。ギュネイも乗る。また、シーン6のシナリオ「ジオンの血」を最初に選択することで入手可能となっている。
スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor
入手条件がシナリオ「ジオンの血」を最後に選択に変更されている。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
シーン7のシナリオ「メビウスの宇宙を越えて」に複数機登場。ギュネイも乗る。
スーパーロボット大戦IMPACT
第3部シーン6に複数機登場。また、ギュネイ搭乗機は機体性能が大幅に上昇している。
α』と同様にビームアサルトライフルではなくガトリングガンを装備している。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦APORTABLE
量産機として終盤に登場。モビルスーツ系の雑魚としては高めの耐久力を持ち、大きな隙も無い面倒な相手。
スーパーロボット大戦R
ギュネイ専用機として序盤に登場。周回引継ぎの無い一周目はファンネルがツラい。
スーパーロボット大戦D
ギュネイの一機のみの登場で、敵対もしない珍しい作品となっている。クェス機とは合体攻撃もあるため、両機セットで運用すると良い。序盤はリ・ガズィでは高いニュータイプ能力が活かせず、クェスとの合体攻撃も使えるアムロを乗せるのも一考。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X
機体のみが登場。中盤にクリムが乗り込み、条件成立時はそのまま加入する。原作における専用宇宙用ジャハナムに近いポジション。最大火力は低いものの、使い勝手は悪くない。
「ヘルメスの薔薇」のデータから復元された機体であり、初登場時にクリムが乗り込んでいるためか、機体BGMは『Gのレコンギスタ』のものが設定されている。
スーパーロボット大戦T
中盤から敵として登場するが、ルートによってはスポット参戦することも。条件を満たした場合はギュネイと共に正式に加入する。

単独作品[編集 | ソースを編集]

新スーパーロボット大戦
量産機として登場。ギュネイも乗る。中ボス相当の性能に統一されているため、強化兵搭乗機もザコMSにしては耐久力が高い。
なお、ギュネイはファンネル使用時にカットインが入る。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトルに登場。
スーパーロボット大戦64
量産機として登場。ギュネイも乗る。ギュネイ搭乗機は改造段階が高く、バルーンダミーを所持している。
スーパーロボット大戦Card Chronicle
スーパーロボット大戦DD
1章Part2から登場。ギュネイが乗るエネミーユニット。攻撃&回避タイプ。

関連作品[編集 | ソースを編集]

ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
ザコ敵として登場。ヤクト・ドーガIIという上位種も登場する。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

武装[編集 | ソースを編集]

ミサイル
両肩部のアーマーの裏側に各3発、計6発装備。
シールド
左腕に装着する実体盾。
メガ粒子砲
シールドに4門内蔵している。
ヒートナイフ付きビームサーベル
接近戦用の武装。その名の通り、サーベルの柄にヒートナイフが付属している。左腰部にマウント。
ビームアサルトライフル
アサルトライフル的な性能を持つビームライフル。軽量かつ小口径だが威力は通常のビームライフルと同等。連射と精密射撃に切り替える機能を持つ。
グレネードランチャー
ビームアサルトライフル上部に1発装備。
ファンネル
両肩部のアーマーに各3基、計6基装備。
ファンネルの用プラットフォームを持たない為、使い切りの武装である。

その他[編集 | ソースを編集]

メガガトリングガン
α』『IMPACT』で所持。本来ギュネイ機は持っていない。

合体攻撃[編集 | ソースを編集]

ダブルファンネル
クェス機との合体攻撃。Dのみ使用可能。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

剣装備、盾装備、銃装備
切り払いシールド防御撃ち落としを発動。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

『ファンネル』の弾数+4、CRT+25
第3次Z』『X』で採用。
「ファンネル」の弾数+4、攻撃力+400。
T』で採用。
これにより、ギュネイ・クェスの両機は共通のボーナスとなった。

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「翔べ!ガンダム」
初代にて。
「BEYOND THE TIME」
D』で採用。
「BLAZING」
『X』にて採用。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

vsリ・ガズィ
アムロ・レイ搭乗時、ケーラ・スゥ搭乗時の計2回交戦している。
1度目は作中冒頭のフィフス・ルナ攻防戦にてアムロとの対決。基本性能で勝り、更にファンネルという大きなアドバンテージがあったにも関わらず、パイロットの歴然たる技量差から、撃破寸前まで追い込まれてしまった。しかし、割って入ったシャアの支援で撤退に成功。
逆にケーラとの対決では、機体の性能差を有効に活かして圧倒。リ・ガズィを半壊状態に追い込み、パイロットの生け捕りにも成功した。
vsνガンダム
アムロの駆るνガンダムと2度交戦している。初戦では先に捕えたケーラを人質にすることで武装解除させ、機体の強奪を狙ったが、ファンネルの放棄を要求してパージされたフィン・ファンネルを単なる放熱板と勘違いしたギュネイが逆上、ケーラを殺害して攻撃を仕掛けるも勝負は着かず、その場は互いに撤退することとなった。その後、クェスの駆るα・アジールとの共闘で再戦に臨むも、結果は概要の通り呆気なく撃墜されてしまう。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 電視大百科』ではギュネイが搭乗した青いヤクト・ドーガのみをギュネイ機として扱っているため、本機の登場作品は『第2次(G)』『第3次』となり、解説には『第3次』のギュネイ機の画像が使用されている。
    • なお、ギュネイ以外が搭乗した青いヤクト・ドーガ量産型として扱われているため、量産型の登場作品は『第2次(G)』『第3次』『EX』『第4次(S)』となり[3]、解説には『第4次(S)』のギュネイ機の画像が使用されている。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ヤクト・ドーガ (クェス専用)
クェス用のヤクト・ドーガ。
ヤクト・ドーガ (量産型)
SRWオリジナル機体。

商品情報[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. MS、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』公式サイト、2022年2月6日閲覧、2022年2月5日閲覧。
  2. ギュネイ機の方が、メガ粒子砲のCT率が僅かに高い。
  3. なお、この中で本来の量産型である緑のヤクト・ドーガが登場したのは『第3次』のみである。

資料リンク[編集 | ソースを編集]