セイラ・マス

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セイラ・マス
外国語表記 Sayla Mass
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 井上瑤
デザイン 安彦良和(1st・Ζ)
北爪宏幸(ΖΖ)
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
旧名 アルテイシア・ソム・ダイクン
種族 地球人
性別
生年月日 宇宙世紀0062年9月12日
年齢 17歳(1st)
25歳(Ζ)
26歳(ΖΖ)
出身 サイド3
身長 165cm
スリーサイズ B84/W60/H88
髪色 金髪
所属組織 民間人地球連邦軍 ⇒ 民間人
所属部隊 ホワイトベース隊
役職 ホワイトベース通信士 → パイロット
軍階級 軍曹(TV版)
准尉(劇場版)
趣味 医学の勉強
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セイラ・マスは「ガンダムシリーズ」の登場人物。

概要

旧名は「アルテイシア・ソム・ダイクン」。ジオン・ズム・ダイクンの遺児で、シャア・アズナブル(キャスバル・レム・ダイクン)の実妹。マス家の養子になった際に「セイラ・マス」に改名した。

機動戦士ガンダム

サイド7に移民してきた医者の卵[1]。サイド7の避難民としてホワイトベースに乗り込み、人手不足のホワイトベースで通信士となる。

その後はGファイター(劇場版ではコアブースター)のパイロットとして戦闘にも参加するようになり、最初は戸惑っていたものの次第に成果をあげるようになった。ホワイトベース隊エースアムロ・レイが謹慎処分を食らっている間はほんの一時期ではあるが、ガンダムの正規パイロットを務めたこともある。

実の兄であるキャスバルの消息を聞き出そうとして単身ガンダムで出撃したこともあり、作中では何度かシャアと遭遇したが、ザビ家への復讐を考える兄を否定し、最終回にて別れて以降は二度と出会うことは無くなる。

機動戦士Ζガンダム

ちょい役。クワトロ・バジーナダカール演説をどこかの別荘でTV視聴しているシーンがある(なお、声が無いのは井上氏がこの時海外旅行に出かけていた為)。1997年に発売されたプレイステーション用ソフト『機動戦士Ζガンダム』で、ようやく台詞が収録された。

劇場版では最終作『星の鼓動は愛』のエンディングでカイ・シデンと会っているシーンがある。

機動戦士ガンダムΖΖ

ジュドー・アーシタの妹リィナ・アーシタを保護。ブライト・ノアを介して最終話にてアーシタ兄妹を再会させている。事業家として成功している模様。一方の漫画版では、この役割は兄であるシャアが代わりに担当している。

登場作品と役柄

登場しない作品も多く、登場した場合でも途中離脱、あるいは何らかのフラグを立てないと最後まで使えないケースが半ばデフォルト化しているので、人気に反比例した不遇な扱いを受ける事が多い。ただし、シャアの口から(アルテイシアとして)名前だけ出る場合も少なくない。

旧シリーズ

第3次スーパーロボット大戦
初登場作品。ロンド・ベルのメンバーとして、初めはジムに乗っている。シャアやランバ・ラルとの戦闘で会話イベントあり。
シャア説得してクワトロが仲間になった場合は離脱してしまうが、説得しなかった場合は残留する。反応が高いので2回行動到達レベルがアムロ並みに早く、やや遅いが幸運も覚える。
PS版では幸運持ちのMSパイロットの殆どが改悪された中、彼女の幸運は幸運にも健在。ただし普通に進めていると丁度覚える頃にクワトロとの交代イベントが起きてしまう。他に幸運を持つモンドは能力が低く、プルは加入がやや遅いので、残留した場合は稼ぎ頭として活躍が期待できる。
スーパーロボット大戦F完結編
隠し要素で『スーパーロボット大戦F』からのターン数によって、あるシナリオの特定のポイントにアムロ・レイを行かせると仲間になる。クワトロと再会するイベントがあるが、その後の出番はほとんど無い。
ちなみに、『F』から計画的にプレイしないと規定ターンをオーバーしやすいので、キャラクター事典を100%にしたい人は注意が必要。幸運持ちと言えど、残念ながらその加入難度に見合う強さとは到底言えず、愛着が無ければ二軍行きは必至。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
ダカール演説のイベントで少しだけ登場。キャラクター事典には声優が表記されているが、パイロット登録もされなければDVEも存在しない。エンディングでも何やらカイと思わせぶりな会話をしているが結局、続編には登場しなかった。
内部データには、没パイロットデータが用意されているので何らかの形で自軍に加入する予定があったのかもしれない。ニュータイプシールド防御切り払いがかなりの成長をし、精神コマンドも攻守を万能に備える。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
『ΖΖ』版での参戦。序盤のみの参入で星の屑作戦後永久離脱する。星の屑作戦は宇宙ルートの話なので、地上ルートを選んだ場合はその時点でお別れ。精神コマンドは低いレベルで全て習得できる。
育成は無駄に見えるが、様々な隠し要素に関わっているので欲しいならば出さないわけにいかない。中でもGファイターは重要で、Gファイターを入手するか、ガンダムフルアーマー化するかのフラグは彼女とアムロの撃墜数に関わってくる(セイラの撃墜数がアムロ以上だと、Gファイターが手に入る)が、Gファイターが欲しい人も、大抵セイラを使うのではなくアムロを封印する。ララァを仲間にするのに重要な役割を担っているが、大半の人はV-UPユニット欲しさに無視するかも知れない。
なお、第7話でシャアと交戦させると、シナリオ終了後にシャアから金塊資金10000がもらえる。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
リメイク前とほぼ同じ。『ΖΖ』での声付きでは初であるが、声優の井上氏がすでに他界しているのでライブラリ出演である。なお、キャラクター事典説明文は『GC』の流用で、肝心のΖΖ時代のことは書かれていない。

単独作品

スーパーロボット大戦GC
原作通りサイド7でホワイトベースに乗り込み、序盤の中頃で勝手にガンダムで出撃した後、Gファイターのパイロットになる。
なお、クワトロを意図的に避けているのか、彼との会話が一切無い。
まあ原作では兄とアムロとの因縁の少女を具体的に意識する事は無かったはずなので、いざ揃ってしまうと、その年齢をはじめ胸中はさぞ複雑だろう…。
スーパーロボット大戦XO
クワトロ加入時に彼の元へ真意を問質しに行くイベントが追加された。しかし、その後は意図的に避けているのか、兄とギクシャクした関係に。
スーパーロボット大戦Operation Extend
第一章より登場。GファイターがガンダムGRの要なので、シナリオ面以上に戦力面で輝くポジションに。
どうも、サイド7でシャアと遭遇しなかったようで、シャアとの戦闘前会話でも彼を兄のキャスバルではなく「赤い彗星」として見ている。連邦軍のクワトロとして現れた兄との触れ合いは相変わらず少ないが、5章のガンダムファイト後には改めて落ち着いた対話をしている。
スーパーロボット大戦X-Ω
『Ζ』設定。SSRサポートユニット。

関連作品

リアルロボット戦線
第1面から味方パイロットとして登場。どのルートでも永久離脱はしない。努力を覚える。

パイロットステータス

精神コマンド

「幸運」を持っていることが多いが、それは『Ζ』の時代で事業家として成功したことに由来するのだろうか。

また、「愛」とはおそらく、キャスバル兄さんに対するものなのだろう。

第3次
根性気合熱血幸運友情
F完結編
根性気合幸運友情熱血
AA PORTABLE
幸運ひらめき熱血集中信頼激励
GCXO
幸運ひらめき集中熱血激励覚醒
OE
加速感応
リアルロボット戦線
信頼ひらめき必中激励努力補給

特殊技能(特殊スキル)

第3次(PS版)
ニュータイプL4シールド防御L4切り払いL4
GCXO
ニュータイプL8援護L3シールド防御

固有エースボーナス

敵撃墜時の入手資金+25%
A PORTABLE』で採用。
回避(回避+20%)
OE』で採用。

サポートアビリティ

赤い彗星の妹
SSR。セットしたシューターの攻撃力アップ、クリティカル率アップ。

人間関係

機動戦士ガンダム

家族等

ジオン・ズム・ダイクン(SRW未登場)
父親。ムンゾ自治共和国の議長。
アストライア・トア・ダイクン
母親。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』に登場。なお、父には母とは別に正妻がおり、二人は正式な夫婦関係ではなく愛人であるため、兄キャスバルとセイラは妾腹の私生児に当たる。
キャスバル・レム・ダイクン(シャア・アズナブル / クワトロ・バジーナ)
実兄。ザビ家への復讐を誓って家出した兄を長い間気にしていたが、最終的に決裂。その結果、「兄は鬼子です」と言い切るまでに至った。
一方のシャアは小説『ベルトーチカ・チルドレン』において、死の直前まで地球に残した妹アルテイシア(セイラ)の事を気にかけていた。
ルシファ
幼少時の飼い猫。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』に登場。母アストライアの訃報の直後に加齢によって衰弱死する。
テアボロ・マス
義父。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではキャスバル・アルテイシアの幼少期が本格的に描写されており、それに伴い登場したORIGINオリジナルキャラクター。アナハイム・エレクトロニクスを商売敵とする程の実業家で、旧友であったジンバ・ラルの頼みを受けてダイクン兄弟を養子にした。
スペースコロニーの政争に巻き込まれる可能性もあったため、彼個人は乗り気ではなかったが、妻に先立たれていた彼は子供らと接して家庭人としての幸せを噛みしめるようになり、二人を実子当然に愛するようになる。
その後にザビ家(というよりはキシリア)が放った刺客の襲撃を受けるなどの災難に巻き込まれながらも複雑な立場の子供たちの為に尽くすが、ルウム戦役の最中でジオン派の住民が多い地区に住んでいたため、連邦派のルウム市民に襲撃され、混乱の中で病状が悪化し、息を引き取る。セイラはテアボロを父として強く慕っており、遺体に泣きすがりながらの独白では謝罪と感謝の言葉が述べられている。
ローゼルシア・ダイクン(SRW未登場)
父ジオン・ズム・ダイクンの正妻。若き日のダイクンを支えた女性だったが、子を成す事が出来ず、ダイクンの子供を産むことが出来たアストライアを激しく憎悪していた。そのため、幼少期のセイラは母につらく当たるローゼルシアを非常に毛嫌いしていた。

ジオン公国

ランバ・ラル
ダイクン家に忠実なラル家の子息。幼少期に可愛がってもらった縁があり、互いに素性を知っている。THE ORIGIN版でジオン・ズム・ダイクン急死後の護衛役として、キャスバルやアルテイシアを地球に逃す任務に全うする。その後戦場で再会するも、皮肉にもランバの致命傷をもたらした。

ホワイトベース隊

アムロ・レイ
TV版および劇場版では仲間の域を出ないが、アムロに一番近い位置にいると言える。
一方、小説版機動戦士ガンダム』では彼と肉体関係を持つ。この展開は、TV版の視聴者達にとっては衝撃的であった。
ちなみに、小説版におけるアムロはセイラの事を「金髪さん」と秘かに呼んでいる。
漫画『機動戦士ΖガンダムDefine』では、戦後は『お互いを必要とする関係』であったが、アムロが連邦軍に拘束され幽閉生活を強いられてからは、助けたくても何もできない日々を余儀なくされる。後に、兄・キャスバルの手引きによりシャイアン基地を脱走した後は、パリ郊外で再会を果たし抱擁を交わした。
ミライ・ヤシマ
ホワイトベースでは数少ない近い年頃の同性であるのもあって、仲が良かった。
カイ・シデン
初対面早々にカイを「軟弱者」呼ばわりし、以後もあまり快く思っていないところがあった。
しかし、カイ自身はセイラの態度に憤りつつもどことなく好意を寄せていた面があり、彼女自身も完全に嫌悪しているわけで無かったと思われる。
また、『劇場版Ζ』のラストでは、カイがセイラの許を訪れる場面がある。
ブライト・ノア
指揮のために高圧的に振る舞うブライトをして自然に「さん」付けさせる。
互いに信頼しており、初代では最初に彼女の素性を知ることになり、ΖΖでは彼にシャアの不穏な動きを伝える事になる。

地球連邦軍

マチルダ・アジャン
TV版第24話では、自身の未熟さがマチルダの死に繋がったと感じて嗚咽する。

機動戦士ガンダムΖΖ

リィナ・アーシタ
彼女を保護し、ジュドーと再会させた。

他作品との人間関係

ガンダムシリーズ

バーナード・ワイズマン
第3次』では、沖縄で海水浴をしていた時にナンパしてきた彼を「軟弱者」と称している。
アイナ・サハリン
A』では、シローがアプサラスIIのパイロットと知り合いである事の話に立ち合い、彼女の名前を聞くやサハリン家についても僅かだがジオン公国の貴族で兵器開発に関わっていた事を知っていた様子であった。

リアル系

リンダ・プラート
兄が敵方のエースパイロットである設定が共通しており、Aでは自身が艦を降りる際、リンダに「兄を信じて欲しい」と言う。
マイヨ・プラートプラクティーズダン・クリューガーウェルナー・フリッツカール・ゲイナー
『A』では、序盤で民間船アイダホにのっていたところを強襲して来た彼らによって拿捕されてしまう。

名台詞

機動戦士ガンダム

TV版

「それでも男ですか、軟弱者!」
第2話で、負傷者を無視しようとするカイを引っ叩いた直後に。セイラを代表する名台詞である。
「そんな…不良みたいな口の利き方、おやめなさい!」
頬を張られた事で、反抗的な態度を取るカイを更に咎める。この一連のやり取りで、セイラは凛とした気高いキャラクター性を確立させた。
「兄さん…!?」
ヘルメットとマスクを取ったシャアの素顔を見た際のセイラの感想。これが、生き別れとなっていた兄妹の再会であった。
「誰だって自信を持ってやっているわけではないわ」
「でもね、あなたには才能があるわ。自信を持って…」
「あなたならできるわ」
第5話より。大気圏に突入間近で出撃する危険な状況で出撃するアムロに言った台詞。特に「あなたならできるわ」は、セイラを象徴する名台詞のひとつで、作中で幾度もアムロやカイ達を鼓舞した。
他の場面においてもこの台詞を言う機会があるが、アムロからは「無茶を言わないでください」等とボヤかれることもしばしば、カイから「気休めがお上手」と言われた事も。
「シミュレーションで完全に覚えているつもりなのに……Gがこんなにすごいなんて……!」
第16話より。単身ガンダムで出撃したときの台詞。
逆に言うと、「身体に多大なGのかかるガンダムを乗りこなすアムロがどれだけすごいか」ということがよくわかる台詞でもある。
「でもリュウ、このままアムロのわがままを通させる訳にはいかないわ」
第18話でガンダムに乗って脱走したアムロを批難した台詞。ただし、当のセイラも第16話で無断出撃しているので、人の事は言えないが…。
「アルテイシアと知って…何故銃を向けるか!」
第20話で白兵戦の最中にラルに出会って返した台詞。この一喝でラルはひるみ、致命傷を負うことに…。
(…な、何も…出来なかったなんて…)
第24話でGファイターを駆っての初戦闘に挑むも、黒い三連星に翻弄された挙句マチルダ搭乗のミデアを撃墜されてしまった事で、己の無力さを痛感し呆然と呟く。
「私が…不慣れなばかりに…すみません、マチルダさん…!」
壊滅したマチルダ隊へクルー一同が哀悼の意を捧げる中、彼女の魂へ自身の至らなさを謝罪し落涙する。
「やめなさい、アムロ! やめなさい、兄さん!」
「二人が戦う事なんて無いのよ! 戦争だからって二人が戦う事は…!」
最終話、生身で鍔迫り合うシャアとアムロを目の当たりにして、両者を制止するべく必死に叫ぶ。
だが、セイラは二人の戦いを何一つ理解出来ていなかったとも言える。…シャアとアムロには、既に戦争など関係なく戦わなければならない理由が存在していたのだから。
「人が、そんなに便利になれるわけ……ない」
ア・バオア・クーを脱出した後、「ニュータイプの力でアムロを探してくれ」とブライト達から頼まれたときの台詞。
ニュータイプでありながらも互いに歩み寄ることができなかったシャアとアムロのやり取りを見ていれば、そんな気持ちにもなるのだろう。

劇場版

「かつてジオン・ダイクンが提唱したニュータイプは、便利屋ではないんですけどね」
劇場版II「哀・戦士たち」における黒い三連星の襲撃シーンで追加されたセリフ。セイラがニュータイプであるかどうか試そうという連邦軍とマチルダに対してのもので、もはや正体がアルテイシアだと認めたような発言である。
対してマチルダは「存じているつもりです」とし、ニュータイプの定義を議論している場ではないとばかりに突き放した。
「慣れていくのね……自分でもわかる……」
劇場版III「めぐりあい宇宙編」より。パイロットとして出撃する機会も増えたこともあり、爆発の光の先で多くの命が消えていくことに、普通の光景のように感じていくのであった…。
「半舷休息のはずなのに……」
劇場版IIIの入浴シーンで追加された台詞。映像ソフト化が乏しかった当時、映画館でカメラのフラッシュが多数焚かれたという伝説がある。

機動戦士Ζガンダム

「兄さん…」
(兄さんは、父の遺志を継いで政治家になるより、まだ戦いの中に身を置きたがっているの…)
(もし兄さんが、ダイクンの血を引く者として自分を人身御供だと思い、エゥーゴを率いていこうというのであれば、やはり私の手で兄さんを殺さねばならないのかも…)
(…でも、今の私は普通の女よ……ニュータイプのなり損ないの………)
(戦争は当分続く……か……)
地中海沿岸の街で、マイクロテレビで兄・シャアダカール演説を見ながら呟いた独白。
TV版第37話では声が無かったが、1997年に発売されたプレイステーション用ソフト『機動戦士Ζガンダム』にて、ようやく井上瑤氏による台詞が新録された。
元ネタは小説版『機動戦士Ζガンダム』からの引用で、もしもセイラがアウドムラにいてダイクンの家が人身御供の家系である事への苛立ちを聞けば、兄を危険なものと判断して自らの手で殺していたかもしれないとあり、この時は兄に対して殺意に限りなく近い感情を抱いていたとしている。
なお、一年戦争締結後の兄の消息については、アステロイド・ベルトに逃げ込んだザビ家一党の中に潜伏しているらしいという噂は聞いており、数年前にグラナダから手紙を貰ったきり音沙汰がなかったとある。

機動戦士ガンダムΖΖ

「そんな兄は見たくありません、いっそ死んでくれれば…」
第46話より。ブライトと再会してシャアの話題になった際、シャアが何らかの行動を起こす準備を密かにしていると推測するブライトに対して。
「野心と妄想…。兄は、なにか宇宙の意志のようなものに従わねばならないと思っているんです」
上の台詞を言った理由をブライトが問うた際の返答。確かにシャアにそう言った面があるのは事実だが、その裏にアムロとの決着をつけたいというもう一つの目的がある事には思い至っていない模様。

THE ORIGIN版 

「バリケードをつくりなさいっ‼︎」「ドアと窓をふさいで‼︎戦うのよっ‼︎」
「ケダモノたち…連邦もジオンも変わらない! あるのは…狂気だけ!」
「何が狂わせたの⁈憎しみ⁈欲⁈それとも…」
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より、サイド5テキサス・コロニーにて暴徒と化した民衆から家族を守るために発砲して。
幼少期から暴力を忌み嫌ってきたセイラも、迫り来る暴力に対抗する”戦士”にならざるを得ず、暴徒の脳天を的確に射抜く険しい顔には涙が浮かんでいた…。
彼女の奮闘も虚しく、この混乱で義父テアボロと死に別れることとなる。

搭乗機体

ホワイトベース
初期は通信士を担当していた。
Gファイター
TV版でのメイン搭乗機。
コアブースター
劇場版でのメイン搭乗機。
ガンダム
第16話および第20話で搭乗。初回は無断で搭乗して出撃するが、実戦経験の不足の為に不利な状況に陥っている。
二回目はアムロが謹慎中だったため、代わりに搭乗。相変わらずだがやや実戦には慣れたようで、ザクを一機撃破する戦果を挙げている。

スパロボでの搭乗機体

ジム
第3次にて搭乗。
ちなみに漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』においては、ジム増加装甲タイプ(SRW未登場)に搭乗するなど、結果的に展開を先取りする事態となった。

余談

  • 機動戦士ガンダム』の企画当初の段階では、セイラ・マスの名前は「アリシア・マス」であった。
    • なお、この段階における彼女のデザインは「髪型が(金髪の)ロングストレートで、(決定稿と比較して)柔和な印象を受ける表情である」ものや、「髪が橙系統の色(ただし、髪型は決定稿と同じ)で、制服が灰色」という、決定稿と異なっているものがある。
    • また、この段階における彼女には「シャア・アズナブル(本名:キャスバル・レム・ダイクン)の実妹である」という設定が存在していなかった。
  • ガンダムシリーズの生みの親である富野由悠季監督は、セイラ・マスの名前の由来については「テレビコードに引っかかるので説明できない」としている。
  • 放映当時まだ規制がしっかりと確立していなかった時期もあり、セイラはTV版や劇場版で他のメイン級女性キャラクターと共に処理無しの全裸入浴シーンを晒している。
    • なお、男性ファンの人気が非常に高いキャラであった事もあり、劇場版ではセイラの入浴シーンをこっそりと撮影する者も多かったという。
  • アニメ雑誌『月刊OUT』1980年3月号にて「悩ましのアルテイシア」というタイトルのセイラの全裸ヌードポスターが掲載されたことがある。
    • ちなみに「悩ましのアルテイシア」が掲載された号の売れ行きは、かなり良かったという。なお、同様のエピソードがフォウ・ムラサメにも存在している。
    • 「悩ましのアルテイシア」については、富野監督が「ねえ! どうせ出すなら、もっときれいに描いてくれないの!」と感想を述べている。
  • 一年戦争後に、シャアから受け取った金塊を元に株取引で成功した」という設定があり、ファンの間では冗談交じりで「セイラはニュータイプ能力を最も有効活用した人物」と言われる事がある。
  • 漫画『機動戦士Ζガンダム Define』では、軍を退役した後にカウンセラーの仕事をしており(小説版のような株の投資はしていない)、一年戦争で被害にあった子供達の心の治療に当たっている。
    • 作中において、セイラはアムロの行方を追っていたクワトロことシャアと7年ぶりの再会を果たしている。また、「エゥーゴとティターンズの戦いが終わったら亡父ダイクンの遺志を継ぐ」というシャアの真意を聞き、アムロの所在を教え(完全ではないながらも)シャアとようやく和解できた。なお、アムロが軟禁状態であった事も知っていたようである。
  • セイラ・マス役の声優である井上遥氏は2003年に亡くなられているが、2015年までの約12年もの間代役は起用されていなかった。
    • 劇場版 機動戦士Ζガンダム』においても、ライブラリ出演(ちょっと声を出しただけ)である。それだけに、SRW以外のゲームでも、セイラの扱いに苦慮している面が見受けられる。
    • 2015年2月28日に公開された『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』(SRW未参戦)第1部「青い瞳のキャスバル」において、潘めぐみ氏が幼少時代のアルテイシア(セイラ)役を担当している。さらに、以降の続編においても潘氏がセイラ役を担当している。
  • 実写PS用ソフト『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』にはセイラ・マスが登場しない…が、彼女に似た顔と髪型をした金髪の女性士官であるサラ・ホリンズ(Sarah Hollins)が登場している。
  • 新機動戦記ガンダムW』第41話でOZロームフェラ財団の軍事拠点「宇宙要塞バルジ」のオペレーターにセイラに非常によく似た顔と髪型をした女性オペレーターが登場しており、同話内での出番も結構多い。
    • 彼女は索敵やバルジ砲の発射シークエンス等を担当したが、最後はゼクス・マーキスガンダムエピオンにビームサーベルでバルジを真っ二つにされて戦死。遠目ながら司令室で吹き飛ばれてる瞬間が確認できる。

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脚注 

  1. 『THE ORIGIN』では地球滞在時から医療ボランティアに励む姿が描かれている。