「セシリー・フェアチャイルド」の版間の差分
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2024年10月17日 (木) 23:14時点における最新版
セシリー・フェアチャイルド | |
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外国語表記 | Cecily Fairchild[1] |
登場作品 | |
声優 | 冬馬由美 |
デザイン |
安彦良和(F91) 長谷川裕一(クロスボーン) |
初登場SRW |
|
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
本名 | ベラ・ロナ |
種族 | 地球人 |
性別 | 女 |
年齢 |
17歳(F91)[1] 28歳(クロスボーン) |
所属 | クロスボーン・バンガード → 地球連邦軍 → 新生クロスボーン・バンガード |
セシリー・フェアチャイルド / ベラ・ロナは『機動戦士ガンダムF91』および『機動戦士クロスボーン・ガンダム』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
表向きはパン屋の娘だが、実際はロナ家の一人娘であるベラ・ロナである(ただし、このことについてはストーリー中に彼女自身も初めて知ることになる)。
パン屋の娘ということでパンを焼くのが得意。
機動戦士ガンダムF91[編集 | ソースを編集]
クロスボーン・バンガードの侵攻時にシーブック・アノーらと逃げる途中、兄ドレル・ロナに連れられてロナ家に戻り、祖父・マイッツアーにコスモ・バビロニアの象徴になるように求められる。
当初はそれを戸惑いながらも受け入れるが、後にシーブックと戦場で再会し、彼のいる連邦へと離反。ベラの名を捨て、バグによる大量虐殺を企む父カロッゾ・ロナに戦いを挑む。搭乗していたビギナ・ギナからカロッゾの手によって引きずり出された上、宇宙空間に投げ出され行方が分からなくなるが、ガンダムF91のバイオ・コンピュータの力とシーブックの想いによって無事救出される。
機動戦士クロスボーン・ガンダム[編集 | ソースを編集]
木星帝国の野望を知ったセシリーは、新生クロスボーン・バンガードを立ち上げ、再び「ベラ・ロナ」を名乗り戦うことを決める。
かつて自分の家族が大量虐殺を引き起こしたことに起因するのかは定かではないが、人の命を奪うことに極度の抵抗を抱いており、木星兵や連邦兵等、たとえ敵対するものであろうとも殺してはならない、と厳命していた。しかし、その考えの甘さを疑問視、あるいは指摘されることも多々あった。特にトビア・アロナクスは彼女の不殺主義を「それは偽善じゃないだろうか?」と、かなり厳しい意見を持っていた。また、ザビーネ・シャルが腹に一物抱えて自分に従っている事に全く気付いていなかったようで、キンケドゥ・ナウが自分が出撃でザビーネが艦に待機というベラの判断に「ザビーネを艦に残すのか」と尋ねた際に「うちのエースを二人とも出す必要はないでしょう」と笑顔で返している(ザビーネはこの状況に「キンケドゥがいない状況は好機ではある」と考えており、ベラの判断を危険視したキンケドゥはトビアを独断でX1に乗せ、自分も艦内に残っている)。
「ロナ家の娘」という出自と自らの素質による高いカリスマ性を持ち、常に威厳を保ってクルーを率いる女艦長であるが、艦長としての気負いと責任感から冷たい態度をとってしまうこともあった。特に、物語序盤の内はトビアに「美人だけどキツい人」という印象を持たれてしまっている。
その一方で、パンを焼いてストレスを発散させるという趣味を持っていたり、敵地に潜入した恋人であるキンケドゥの身を案じたり、彼の前では弱音を吐露したり、など普通の女性となんら変わらない一面を見せるときもある。それはキンケドゥがトビアに語った通り、彼女が「無理をしている」ことの現れでもあり、彼女の本質は争いを望まない心優しい女性……即ち、「セシリー・フェアチャイルド」である。
その後[編集 | ソースを編集]
『機動戦士クロスボーン・ガンダム』本編終了後にシーブックと共に地球でパン屋を営む。続編である『スカルハート』『鋼鉄の7人』ではシーブックとの間に2人の子供を設け、母となる。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
『F91』原作ではパイロットになるのは髪を切った後だが、宣材ポスター等では長髪でパイロットスーツを着ているものが多く、SRWでもほぼ毎回長髪の姿で参戦する。
『機動戦士クロスボーン・ガンダム』名義で参戦する時は「ベラ・ロナ」が登録名となる。
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。ラストバタリオンの一員として登場。隠し要素でシーブックで説得できるがNPCになるだけで、自軍には加わらない。プレイヤーによっては説得されずに倒されることが多く、不遇。『第2次G』では影も形もない。
- 第3次スーパーロボット大戦
- 後半、敵として登場するが、隠し要素でシーブックの説得によって仲間になる。最初から2回行動が出来るので、状況によっては即戦力になる。
- なお、前作でラストバタリオンにいたのがなかった事になっているようでシーブックがセシリーがパイロットになっている事に困惑している。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 隠し要素でブレックス・フォーラが死亡したルートのみ、終盤アナベル・ガトーと同時に自軍入りする。弱くはないが、加入の遅さと有用な補助系の精神コマンドがないこともあり、機体を奪われる。かなり不遇。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 音声初収録。第1話から加入。シーブックとの信頼補正やNT能力・魂修得・2回行動の早さ等からそこそこ戦えるパイロットではあるが集中や加速は覚えない。主人公と同様の欠点を抱えるヒロインの一人になってしまった。ただしレベル50まで育てると夢を覚える為、特にDCルートではGP-02Aに乗せておくと真価を発揮できる。奇跡を覚えるフォウには劣り気力を賄う手段が別途必要にはなるが、修理や補給でのレベリングが必須でないのが利点。
- 未参戦の『機動戦士クロスボーン・ガンダム』からの引用でパンを焼くイベントがあり、同タイミングでシーブックがイモの皮むきをしているのも同じネタ元である。
- スーパーロボット大戦コンプリートボックス
- 『第2次』『第3次』に登場、どちらも説得して仲間にする必要がある。
- 『F』では準一軍として十分に優秀なパイロットだが、残念ながら本作では二軍。本作のセシリーはニュータイプ補正込みでも回避値が妙に低く、シャングリラ・チルドレン4人組はおろか、オールドタイプであるコウにすら負けている。ニュータイプ技能の成長もLv4で止まってしまうため、ファンネルの射程が+2されず他キャラよりも射程外攻撃を仕掛けにくい。SFC版と同じく熱血を覚えないため、彼女を使用するメリットは少ないだろう。
- 『第3次』はSFC版と同じタイミングで加入するが、セシリーの二回攻撃可能レベルが1引き上げられたため、敵対時に二回行動しなくなり説得が若干楽になった。また、2回の説得チャンスの内、最初の1回は撃墜するとマグネットコーティング1を落とすようになっているため、1回目は説得せずに撃墜した方がお得。獲得資金も高いため、幸運を使って撃墜するとなお良し。
- 『第2次』は最終話でも使用できるように変更されたが、『第3次』と同じく熱血を覚えないため最終メンバーには組み込みにくい。一応補助系精神コマンドの愛を覚えるため、それ目的で出撃させてもいいが、出撃枠があるかどうか。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- ルートによっては中盤に原作同様の流れで敵対するが、すぐに自軍入りする。別ルート選択時は合流の際に加入。通常は搭乗機無しでの加入だが、隠し要素の満たし方によってはビギナ・ギナかガンダムF90Vを共に入手することができる。激励を使えるリアル系のパイロットの中では特に優秀な存在。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 戦闘も精神コマンドによるサポートもこなせるバランスの取れたニュータイプ。ダブルヴェスバーを使用するためにも愛機はF90Vで固定か。合体攻撃のため、PS版よりはF90Vを手に入れるメリットはあるが、競合相手のサザビーにも合体攻撃がある…。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 「ベラ・ロナ」名義で初登場。セシリーとしては『α』から引き続きの登場のため、もちろん大半のαナンバーズメンバーは正体を知っている。
- マザー・バンガードの艦長。NT補正に乗艦の能力もあって、シリーズの艦長全体で見ても上位に入る強さ。一人乗りなのが弱点…のようで精神ポイントが他の艦長の1.5倍程度あり、さらにSP回復の初期習得で、ほとんど弱点にもなっていない。戦艦でも回避できるほどのスペックがあり、シールド防御まで習得すれば守りも万全。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 直接登場はしないが、『第2次α』ラストで行方不明になったアラド・バランガが、彼女とシーブックの元で世話になっていたという設定がある。
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦COMPACT
- シーブックと共に終盤で登場。戦闘とサポートの両方が可能だが器用貧乏のきらいも。「熱血」「激励」「魂」を必ず覚える。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
- 終盤も終盤、シーン6で仲間に。必修精神コマンドは「熱血」「激励」「覚醒」。援護技能はLv2まで上がる。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
- シーン1終了時に長期離脱した後、シーン5で合流。本人はいいが機体が息切れしてくる。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 第2部でビギナ・ギナに乗りシーブックと共に参入。カットインが初めて付いた。シナリオ面ではノイ・レジセイアとの最終決戦後、閉じ込められたアインスト空間から脱出するために、バイオセンサーを応用して通常空間への出口を見つける作戦を提案するという、重要な役どころを担った。能力的には「再動」を覚えるのが特徴。コストが重く覚えるのも最終盤だが、やろうと思えば修理・補給ユニットで早期育成できるのも利点。
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦V
- 「ベラ・ロナ」名義のNPC。序盤にキンケドゥと共に登場するが木星でヤマトを降り、木星の人々をまとめあげている。
- 通常ルートの場合、第50話でエンブリヲのハーレムの一人として拉致される。
- スーパーロボット大戦X
- 『F完結編』以来となる、『F91』版での音声が新規収録されている。
- 今回は髪型がショートカットとなっている。援護攻撃を持ち、祝福を最少コスト(特殊誕生日の主人公除く)のSP40(Magicカスタマイズのコストサポート込みなら30)で使えるので育てて損はない。エースボーナスも出撃時のSP+25%と精神サポートにうってつけ。
- 祝福の習得はホープス・C.C.に次いで3番目に早いLv20なので、ルート分岐が宇宙部隊なら早めの育成を心がけよう。
- ニュータイプ技能も高めに伸びるため、ビギナ・ギナよりも他のニュータイプ専用機(カミーユ合流前のΖガンダムや余ったサザビーなど)を使った方が良い場合も多い(これはトビアと事情は同じ)。
- スーパーロボット大戦T
- NPC。木星戦役後もベラ・ロナとして活動していたが、EDでセシリーに戻りシーブックと共に地球で暮らすことを決めた。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦64
- 『リンクバトラー』からのコンバートでシーブックと共に参戦。本作もシーブックとパートナー補正がある「最強カップル」の片割れ。本作では攻撃、防御に+30%という高い効果がある。NTで2回行動も早いため、彼女の戦闘力も侮れない。夢はなくなり祈りを修得するようになった。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 『F91』版はレアリティSRのサポートユニット。
- 『クロスボーン』版は2019年7月のイベント「綯い交じる、今」から登場。[Ω]SSR戦艦マザー・バンガードの艦長。戦艦アクション演出にてボイスが使われている。ベラとしてのボイス付き参戦は『第2次α』以来となる。
関連作品[編集 | ソースを編集]
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
全体的に、主人公であるシーブックの能力値より一回り抑えめ。その分を優秀な精神や技能で補う形になっている場合が多い。シーブックとは二人三脚で戦っていける、ガンダムシリーズの「戦うヒロイン」の代表格と評せるだろう。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
- 第2次(PS版)、第3次(PS版)
- 根性、加速、ド根性、必中、ひらめき、愛
- 第4次(S)
- てかげん、集中、信頼、熱血、覚醒、友情
- F完結編
- ひらめき、てかげん、信頼、魂、激励、夢
- リンクバトラー
- ひらめき、てかげん、激励、祈り、魂、信頼
- 64
- ひらめき、てかげん、信頼、魂、激励、祈り
- α
- てかげん、ひらめき、信頼、愛、熱血、激励
- α for DC
- てかげん、集中、信頼、熱血、期待、激励
- 第2次α
- 加速、集中、鉄壁、熱血、感応、愛
- IMPACT
- ひらめき、集中、信頼、熱血、祝福、再動
- X
- 信頼、閃き、必中、祝福、期待、愛
- 祝福によるサポートに加えて期待もあるため、周回プレイで祝福が不要になっても活躍できる、優秀なラインナップ。
特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]
- 第2次(PS版)・第3次(PS版)
- ニュータイプL4、シールド防御L4、切り払いL4
- 第4次(S)
- 切り払いL5、ニュータイプ
- F完結編、64
- ニュータイプL8、シールド防御L5、切り払いL6
- α(α for DC)
- ニュータイプL8、シールド防御L4、切り払いL8
- 第2次α
- ニュータイプL8、援護攻撃L3、指揮官L4、SP回復
- IMPACT
- ニュータイプL6、防御L6、援護攻撃L2
- X
- ニュータイプL8、底力L4、ガードL2、援護攻撃L1
エースボーナス[編集 | ソースを編集]
- 最終回避率+15%。出撃時のSPに最大値の25%が足される
- 『X』で採用。ビギナ・ギナのカスタムボーナスと合わせれば最終回避率+35%になり、集中が無い欠点を補うことができる。
- 更に、L8まで育つニュータイプやL3まで上げた見切りと組み合わせると、最大で+80%(そのうち、最終回避率+50%)もの回避率補正がかかるため、ビギナ・ギナに乗せるとまず被弾しない。ビギナ・ギナを能力が低いマニィなどに譲り、他の機体に乗せ換えるのも選択肢に入る。
- また、グレートエースボーナスの効果とも合わさるため、出撃時のSPが最初から最大値になるため、SPアップL9まで育てて祝福や期待が使いやすくなる。
小隊長能力[編集 | ソースを編集]
- 獲得資金+20%
- 『第2次α』で採用。
艦長スキル[編集 | ソースを編集]
- その名を名乗る覚悟
- SSR。「ベラ・ロナ」名義。バトルで獲得する資金アップ。
サポートアビリティ[編集 | ソースを編集]
- 父との決別の覚悟
- SR。「セシリー・フェアチャイルド」名義。クリティカル率、回避率アップ。
パイロットBGM[編集 | ソースを編集]
- 「颯爽たるシャア」
- 旧シリーズで主に採用。
- 「F91ガンダム出撃」
- 『F完結編』、『64』にて採用。
- 「君を見つめて -The time I'm seeing you」
- 『COMPACTシリーズ』及び『IMPACT』にて採用。
人間関係[編集 | ソースを編集]
地球連邦軍・レジスタンス[編集 | ソースを編集]
- シーブック・アノー(キンケドゥ・ナウ)
- 思いを寄せ合う男性。家族の縁を断ち切った彼女の心の支え。
- トビアには「昔、一時期恋人だった」「女艦長を始めてからは忙しくて何もなかった」と説明しており、どうやらベラ・ロナに戻ると決めた時点で一応別れた模様。
- 後に彼との間に2人の子供をもうけ、地球でパン屋を営む。その頃にはアノー姓を使っている模様。
- ビルギット・ピリヨ
- セシリーがレジスタンスに投降した際、当初は疑ったが、後に疑念を解く。
ロナ家[編集 | ソースを編集]
- カロッゾ・ロナ
- 実の父親。大量虐殺を実行してしまい暴走する彼に立ち向かった。そのときに負った心の傷は後の彼女の行動に大きな影響を与えた。
- ドレル・ロナ
- 腹違いの兄。両親や祖父と異なり特段の感情は抱いておらず、逆を返せば家族の中で最もマシな印象を持っていた可能性が高い。
- 『第2次α』ではルート次第で共闘できる。
- マイッツァー・ロナ
- 祖父。彼女を貴族主義の象徴に仕立て上げた張本人。彼の提唱するコスモ貴族主義とそれに反発する母の存在は彼女の後の生き方に大きく影を落とすことになった。SRW未登場。
- ナディア・ロナ
- 母。マイッツァーの娘。
- ロナ家の家風に染まった夫カロッゾに失望し、娘のベラ(セシリー)を連れて不倫相手のシオと駆け落ちしたが、そのシオさえもうだつの上がらない優柔不断な男と見限りロナ家に見つからない為という理由でシオとセシリーを残して行方を晦ました。それでもなお娘への愛情はあったものの、再会した際にはロナ家の責任も母親の責任も放棄した彼女を批判している。SRW未登場。
- シェリンドン・ロナ
- いとこ。具体的には祖父マイッツァーの長男であるハウゼリーの娘。
- 「貴族主義再建の為にお姫様として担ぎ揚げられた存在」という意味では似たような境遇の持ち主であるが、セシリーとは違い彼女自身も貴族主義に肯定的な思想の持ち主。
クロスボーン・バンガード[編集 | ソースを編集]
- ザビーネ・シャル
- 当初は「ベラ・ロナにこだわるべきではない」と悔やむ節もあったが、最終的には彼女を「支配者の器」と見定め、女王に擁立しようと執念を燃やすが、当の彼女自身は貴族主義に否定的であった。
- 新生クロスボーン・バンガードでは共闘するが、ザビーネがコスモ貴族主義の立て直しを画策しているとは露にも思わなかった。
- ただし、彼女が貴族社会の支配者として向いている事自体は正しく分析出来ており、その事を明確に指摘できたという面では劇中唯一の人物である。
- アンナマリー・ブルージュ
- ザビーネが野心からベラとの結婚を画策していると勘違いして出奔した[2]。
- 原作ではアンナマリーの死後にセシリーが投降したため、味方側での共闘はないが、『第2次α』では共闘し、ザビーネに連れられて木星帝国に投降させられたところを救出されている。
新生クロスボーン・バンガード[編集 | ソースを編集]
- トビア・アロナクス
- 仲間。ベラの不殺主義に対して「それは偽善じゃないだろうか」という、否定的な意見を持たれていた。
- マザー・バンガード轟沈時はベルナデットと3人で同じ脱出カプセルに乗り、地球へと難を逃れた。
- ウモン・サモン
- 仲間。
その他[編集 | ソースを編集]
- シオ・フェアチャイルド
- 義父。母の不倫相手。フロンティアIVでパン屋を営んでいた彼の娘として育つが、母が逃げた後、金と保身と引き換えにクロスボーン・バンガードへと売り渡されてしまう。SRW未登場。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- チェーン・アギ
- 『IMPACT』では完成したばかりのνガンダムを見学していた際、そのスペックについて彼女から説明を受ける。
- リムル・ルフト、九条美海
- 『CC』では彼女らから説得を受ける。
- 卯都木命
- 『第2次α』にてキンケドゥの生存を絶望視していたところを彼女に励まされ立ち直った。
- イーグレット・イング
- 居候。
- アラド・バランガ
- 版権の都合上名指しこそされていないが、遠まわし的に『第2次α』のED後から『第3次α』の間まで、居候していた事が語られる。
- イルイ・ガンエデン
- 同じくアラドによって助けられた後はキンケドゥ夫妻のもとで共に居候していた。
- エンブリヲ
- 『V』通常ルートでは彼に新世界の花嫁候補として拉致される。
- ナディア
- 『X』にて、母親と同じ名前という事もあってか気にかけている。
名台詞[編集 | ソースを編集]
F91[編集 | ソースを編集]
- 「お母様のおっしゃる自由は逃げ回るための口実にしか聞こえません」
- ロナ家に戻った後に自分を連れ戻しに現れた母親に対して。実際問題母親の身勝手さがロナ家フェアチャイルド家双方の問題をややこしくしているためこの怒りももっともである。
- 「こうなっちゃったのよ! こうできちゃったのよ! どうすればいい!?」
- シーブックからビギナ・ギナに乗っている理由を聞かれて。
- 「私はまだ、セシリー・フェアチャイルドよ!」
- 戦場という異常な状況でシーブックと再会した際、彼に「ロナ家に戻るつもりだったんじゃないのか」と問われて。コスモ・バビロニアの女王ではなく、一人の少女としてありたいという彼女の悲痛な叫び。もっとも、その数年後には自らの意志で再び「ベラ・ロナ」を名乗ることになってしまうのだが…。
- 「そうさせたのは、仮面を外せないあなたでしょう!」
- ナディアを引き合いに出して「女とは御しがたい」と恨み事をぶつけるカロッゾに対して。
- 「ロナ家は、わたしの家ではないわ」
- 小説版での台詞。「セシリーは、どうするの」とシーブックに聞かれての返答。劇場版と比較すると、「家」という枠組みに対して明確な否定を見せた。
- 「機械ごときにっ!」/「機械をわかる必要はないっ!」
- 小説版での台詞。小説版ではシーブックとの合流の仕方が違うためか、カロッゾに対して攻撃的な発言が目立つ。
- 「……シーブック、目を覚ましてよ。そして、あたしがいられる場所を教えてよ……」
- 小説版での台詞。ラフレシア撃破後、気絶したシーブックを見守りながら。
クロスボーン[編集 | ソースを編集]
- 「――コック長」
「ええ あのね パン焼いていい?」 - 第6話より。ベラ艦長といえばこれ。この時の彼女は何が恥ずかしいのか扉の影に隠れるようにしており、艦長としての堅苦しさは微塵も感じられない。
- 「キャアアアア キンケドゥ! キンケドゥ!」
「こたえてキンケドゥ…お願いよ! 返事をして! キンケドゥ!」
「死なないで! キンケドゥ!」
「シーブーック!!」 - 第19話より、ザビーネのX2改にコクピットを貫かれ、地球に墜ちてゆくX1(キンケドゥ)に向かって。その姿に取り乱し、彼の本当の名前を思わず叫んでしまう。
- 「おかえりなさい…シーブック!」
- 最終話にて。ドゥガチの死後キンケドゥはシーブックへ、ベラはセシリーへと戻り地球で暮らすこととなる。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「フィン・ファンネルならば!」
「このフィン・ファンネルで!」 - νガンダム、Hi-νガンダム搭乗時にフィン・ファンネルを使用した際の特殊戦闘台詞。
- 「…あなたが自分のしてきた事を罪と思うのならば、その力を人々のために役立てて下さい」
「それこそが最良の償いであり、お兄様もお喜びになるでしょう」 - 『第2次α』アイビス編第37話「輝きを一つ」より。スレイのαナンバーズへの加入を上述の台詞で承認し、多少張り詰めた感のある空気を和らげる。
- 「…やらなければならないこと…」
(そうよ…私はまだベラ・ロナで在り続けなければならない…!)
「ありがとう、命。私、大事なことを忘れていたわ」
「こんなところでくじけていたら…彼が帰って来た時に怒られてしまうものね」 - 『第2次α』第43話「スーパーロボット軍団、怒りの大反撃!!」より。キンケドゥの生存を絶望視していたところを命に励まされて。原作ではキンケドゥが生還するまで落ち込みっぱなしだったので、ある意味では救われたと言えなくもない。
- 「あの人の目指しているものは…鉄仮面とは違う…だけど…だけど、そのための行為は同じ…!」
- 『IMPACT』第3部銀河決戦篇隠しシナリオ最終話「メビウスの宇宙を越えて」より。徹底抗戦の構えを見せるシャアの性急な方法論を上述の台詞で断じる。
- 「寄せ集めである私達は他人の価値観を認め合う事も必要よ」
- 『X』第13話「ナディアの家出」より。一触即発となったアンジュとナディアを見かねて。
- 「では、海賊らしく…」
トビア「いただいてゆく!」 - 『X』シークレットシナリオ「シュワルビネガーの秘密」より。物資が尽きてきたところで大量の金のゴーレムが出てきてのトビアとの名台詞の掛け合い。『V』プレイ済みプレイヤーにはデジャ・ヴュしか感じない場面。今の彼女が海賊を名乗るのは未来でも見えたのだろうか……。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
劇中での搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- デナン・ゲー
- セシリーが訓練用に初搭乗したクロスボーン・バンガードのMS。
- ビギナ・ギナ
- セシリーに与えられたクロスボーン・バンガードの指揮官用MS。彼女が「やわらかい乗り物」と評した通り、優美な外見を持つ。
- マザー・バンガード
- ベラが艦長を務める新生クロスボーン・バンガードの母艦。
他作品での搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- ガンダムF91
- 『ガンダム無双』シリーズで搭乗。そもそも同シリーズにビギナ・ギナが登場していない。
SRWでの搭乗機体[編集 | ソースを編集]
脚注 [編集 | ソースを編集]
- ↑ 1.0 1.1 セシリー・フェアチャイルド|キャラクター|『機動戦士ガンダムF91』公式サイト 2020年3月21日閲覧。
- ↑ ザビーネ自身が没落貴族の出身である事への劣等感とベラへの個人崇拝を抱いていたのは事実だが、結婚については全く触れられていない。
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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