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:ナレーションを一切廃止。写真家・荒木経惟氏が撮影した(艶めかしい)花のスチール写真を背景に、エンディングとスタッフロールが一本化した形で流れる。 | :ナレーションを一切廃止。写真家・荒木経惟氏が撮影した(艶めかしい)花のスチール写真を背景に、エンディングとスタッフロールが一本化した形で流れる。 |
2018年11月23日 (金) 12:33時点における版
次回予告とは、アニメ等の映像作品における、次回のエピソードを紹介するパート。
概要
次回予告には、「(シリアスな雰囲気で)次回のエピソードを紹介する」といういわば通常通りの形式もあれば、「次話のエピソードの紹介はそっちのけで、その作品の登場キャラクターがフリートークを行う」というコミカルなものまで存在している。また、「最終話の前、あるいは劇中において何か出来事があった後では、通常のものとは異なる次回予告が流れる」…等、凝った作りのものも見られる。
スーパーロボット大戦シリーズにおける次回予告
スパロボでは、中断メッセージに登場作品の次回予告の決まり文句が採用されることが多い。
ゲーム中でストーリーや次回作が予告される場合もある。特に旧シリーズで多く見られた。
- 初代『スーパーロボット大戦』では、インターミッションがないため、シナリオ終了後に次回予告という形でストーリーが説明された。
- SFC版『スーパーロボット大戦EX』では、スタッフロールの後に『第4次スーパーロボット大戦』に続くことが予告された。
- 『スーパーロボット大戦F』では、『スーパーロボット大戦F完結編』に続くことが予告された。
- PS版『第2次スーパーロボット大戦』では、『第3次スーパーロボット大戦』の予告がナレーション入りで流れた。
- 『第2次スーパーロボット大戦Z破界篇』では『第2次スーパーロボット大戦Z再世篇』に、『第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇』では『第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇』に続くことが予告された。
主な次回予告の決まり文句
- 「テレビ・スイッチ・オン!」
- 『ゲッターロボ』および『ゲッターロボG』、ナレーター:山田俊司(現:キートン山田)。
- 「チャンネル・セェット!」
- 『鋼鉄ジーグ』、ナレーター・司馬宙:古谷徹。
- 「フェード・イン!」
- 『勇者ライディーン』、ナレーター・ひびき洸:神谷明。
- 「見てくれよ!」
- 『UFOロボ グレンダイザー』、ナレーター・兜甲児:石丸博也。
- 「スタンバイ!」
- 『大空魔竜ガイキング』、主なナレーター・ツワブキ・サンシロー:神谷明。
- 群像劇形式の『ガイキング』は、次回エピソードの主役を務めるキャラクターが当番制でナレーションを担当する。
- 「次回、コン・バトラーV『(サブタイトル名)』に、」「レッツ・コンバイン!!」
- 『超電磁ロボ コン・バトラーV』、ナレーター:キートン山田。「レッツ・コンバイン!!」の部分のみコン・バトラーチームが叫ぶ。
- 「次回、合身戦隊メカンダーロボ『(サブタイトル名)』に、トライアタック!!」
- 『合身戦隊メカンダーロボ』、ナレーター・ジミー・オリオン:神谷明。
- 「さぁて、どう戦い抜くかな?」
- 『無敵超人ザンボット3』、ナレーター・神北兵左衛門:永井一郎。
- なお、最終話予告では兵左衛門が既に故人であるので「さて、どう戦ってくれるかのう?」に変化する。
- 「次回、無敵鋼人ダイターン3『(サブタイトル名)』に、カァァァムヒアァァァッ!!」
- 『無敵鋼人ダイターン3』、ナレーター・破嵐万丈:鈴置洋孝。
- 「ジャスティーン!!」
- 『闘将ダイモス』、ナレーター:市川治。
- 「君は、生き延びる事ができるか?」
- 『機動戦士ガンダム』、ナレーター:永井一郎。
- 「がんばれ!」「若社長!!」「任しときぃっ!」
- 『無敵ロボ トライダーG7』、ナレーター・柿小路梅麻呂、厚井鉄男、砂原郁絵、木下藤八郎、竹尾ワッ太:永井一郎、藤本譲、潘恵子、正司トキオ、間嶋里美。
- 「クロォォォス・イン!!」
- 『未来ロボ ダルタニアス』、ナレーター:市川治。
- 「スペース・ランナウェイ!」
- 『伝説巨神イデオン』、ナレーター・イムホフ・カーシャ:白石冬美。
- 「その目でしかと見よ!」
- 『最強ロボ ダイオージャ』、ナレーター・エドワード・ミト:古川登志夫。
- 「次回、銀河旋風ブライガー。お呼びとあらば」「即、参上!」
- 『銀河旋風ブライガー』、ナレーター・柴田秀勝&コズモレンジャーJ9:曽我部和恭、塩沢兼人、麻上洋子、森功至。
- 「Not even justice, I want to get truth.」「真実は見えるか」
- 『太陽の牙ダグラム』、ナレーター:山内雅人&クリン・カシム:井上和彦(英語部分のみ)。
- 第2話予告のみ英語部分も山内氏が担当しており、さらに「Not justice, I want to get truth.」と若干異なっている。
- 「さて!」
- 『戦闘メカ ザブングル』、ナレーター:銀河万丈。
- 「次回、銀河烈風バクシンガー」「参る!」
- 『銀河烈風バクシンガー』、ナレーター・シュテッケン・ラドクリフ&銀河烈風隊:曽我部和恭、塩沢兼人、徳丸完、麻上洋子、森功至。
- 「アルカディア号、発進!」
- 『わが青春のアルカディア 無限軌道SSX』、ナレーター・キャプテンハーロック:井上真樹夫
- 主要メンバーでのかけあいで進行する。
- 「○○がショウを呼ぶ」
- 『聖戦士ダンバイン』、ナレーター:若本規夫。
- 「お楽しみに」
- 『機甲界ガリアン』、ナレーター・ジョルディ・ボーダー:菊池英博。
- なお、第17話の次回予告では第18話において「ジョジョの育ての父親であるアズベスが最期を遂げる」展開が語られた為か、「お楽しみ」が無い。
- 「次回、銀河疾風サスライガー。Let's get together J9!」「イェイイェーイ!」
- 『銀河疾風サスライガー』、ナレーター・安原義人&JJ9:曽我部和恭、塩沢兼人、麻上洋子、森功至。
- 「See you again!『(サブタイトル名)』」
- 『重戦機エルガイム』、ナレーター・ミラウー・キャオ:大塚芳忠。
- 「君は刻の涙を見る……」
- 『機動戦士Ζガンダム』、ナレーター・ヘンケン・ベッケナー:小杉十郎太。
- 「やってやるぜ!」
- 『超獣機神ダンクーガ』、ナレーター・藤原忍:矢尾一樹。
- 「ニュータイプの修羅場が見れるぞ!」
- 『機動戦士ガンダムΖΖ』、ナレーター・ジュドー・アーシタ:矢尾一樹。
- ただし、中盤以降はこの決まり文句以外のシメを使う場合も増えた。
- 「闇を操り、心を蝕む者達を俺は許さん!」
- 『マシンロボ クロノスの大逆襲』、ナレーター・ロム・ストール:井上和彦。
- 余談だが、最終回予告における導入部でのロム兄さんの口上は「どんな番組にも必ず終わりは来る。人、それを『最終回』と言う…!」である。
- 「ハッキシ言って、面白カッコいいぜ!」
- 『魔神英雄伝ワタル』、ナレーター・戦部ワタル:田中真弓。
- 「赤い獅子が吼えるぜ!」
- 『獣神ライガー』、ナレーター・大牙剣:田中真弓。
- 「俺、今モーレツに熱血している!」
- 『NG騎士ラムネ&40』、ナレーター・勇者ラムネス:草尾毅。
- 「ターゲット、ロック・オン!」
- 『機動警察パトレイバー』、ナレーター・泉野明:冨永み~な。
- 「見てね!」
- 『ふしぎの海のナディア』、主なナレーター・ナディア・ラ・アルウォール、ジャン・ロック・ラルティーグ:鷹森淑乃、日高のり子。
- 『X』では「プレイしてね!」に変更されている。
- 「授業中でも、出動OK!?」
- 『絶対無敵ライジンオー』、ナレーター・日向仁:松本梨香。
- 「秘密のヒーローに大変身!」
- 『元気爆発ガンバルガー』、ナレーター・霧隠虎太郎:折笠愛。
- 「全員まとめて発進!」
- 『熱血最強ゴウザウラー』、ナレーター・峯崎拳一:高乃麗。
- 「君んちにも宇宙人、いる?」
- 『勇者エクスカイザー』、ナレーター・星川コウタ:渡辺久美子
- 「正義の力が嵐を呼ぶぜ!」
- 『勇者特急マイトガイン』、ナレーター・旋風寺舞人:檜山修之
- 「仮面の下の涙を拭え!」
- 『宇宙の騎士テッカマンブレード』、ナレーター・ハインリッヒ・フォン・フリーマン:鈴置洋孝。
- 「こんにちわ。私はユミ・フランソワ、テッカマンイーベルです!」
「次回、宇宙の騎士テッカマンブレードII『(サブタイトル名)』に、テックセッター!!」 - 『宇宙の騎士テッカマンブレードII』、ナレーター・ユミ・フランソワ:国府田マリ子。
- 最後の「テックセッター!!」は元祖『宇宙の騎士テッカマン』予告の〆と同じ。
- 「見てください!」
- 『機動戦士Vガンダム』、ナレーター・シャクティ・カリン:黒田由美(現:いちはらゆみ)。
- 「皆さんお待ちかねーッ!」
「次回、機動武闘伝Gガンダム『(サブタイトル名)』に、レディィィィッ・ゴォゥッ!!」 - 『機動武闘伝Gガンダム』、ナレーター・ストーカー:秋元羊介。
- なお、最終話予告のみ「みなさん、いよいよお別れです!」。
- 「絶対見てね!(光)」 / 「絶対見てよね!(海)」 / 「絶対見てくださいね!(風)」
- 『魔法騎士レイアース』、主なナレーター・獅堂光:椎名へきる
- メインは光で、回によって海、風が担当する事も。第二部開始予告のみ三人で「新展開、お楽しみにね!」。
- 「正々堂々と、試合開始!」
- 『疾風!アイアンリーガー』、主なナレーター・マグナムエース:松本保典。
- 「過激にファイヤー!」
- 『マクロス7』、ナレーター・熱気バサラ:林延年(現:神奈延年)。
- 「飛んで火に入る炸裂ボンバー!」「俺の歌で銀河が燃えるぜ!」等、視聴者公募で選ばれたキメ台詞を言う事も有った。なお、最終話予告は「銀河よ、俺の歌を聴け!」。
- 「次回も必ず見るべし!」
- 『覇王大系リューナイト』、ナレーター・アデュー・ウォルサム:結城比呂(現:優希比呂)。
- 中盤以降は、冒頭に「騎士道大原則! 一つ、○○○」の語りが追加された。
- 「この次も、サービスサービスぅ!」
- 『新世紀エヴァンゲリオン』、ナレーター・葛城ミサト:三石琴乃。
- 番組後半になるにつれて人間関係の悪化や物語のシリアス度合いが増すため、第拾九話以降は言わなくなった。
- 確かに、アスカが精神崩壊したりレイが自爆したりするショッキングな場面が続出するので、サービスしてるような状況ではない。また、「さぁて、この次もサービスしちゃうわよん!」のパターンもある。
- なお、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』でも、この決まり文句は健在。とはいえ、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』ではTV版後半以上にサービスしてるような状況ではなくなったのだが、「最後まで、サービスサービスぅ!」と形を変えて『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の次回予告が行われた。
- 「太正桜に浪漫の嵐!」
- 『サクラ大戦』、ナレーター・真宮寺さくら、マリア・タチバナ、アイリス、神崎すみれ、桐島カンナ、藤枝あやめ、米田一基、李紅蘭:横山智佐、高乃麗、西原久美子、富沢美智恵、田中真弓、折笠愛、池田勝、渕崎ゆり子。
- 『1』と『2』、OVAやTV版などで使用。帝都と帝国華撃団を象徴する決まり文句(ここでは『1』でナレーターを担当したキャラクターおよび声優のみを表記する)。
- なお、『3』と『V』では舞台となる都市および華撃団が異なる為、それぞれ別の決まり文句を使用する。
- 「愛の御旗のもとに」
- 『サクラ大戦』、ナレーター・エリカ・フォンティーヌ、コクリコ、グリシーヌ・ブルーメール、ロベリア・カルリーニ、北大路花火、メル・レゾン、シー・カプリス、加山雄一、グラン・マ、サリュ:日高のり子、小桜エツコ、島津冴子、井上喜久子、鷹森淑乃、小島幸子、かないみか、子安武人、相沢恵子、高山みなみ。
- 『3』とOVAで使用。巴里と巴里華撃団を象徴する決まり文句(ここでは『3』でナレーターを担当したキャラクターおよび声優のみを表記する)。
- 『3』の主題歌「御旗のもとに」のタイトル及び歌詞にも用いられている。
- 「次回、機動戦艦ナデシコ『(サブタイトル名)』を、みんなで見よう!」
- 『機動戦艦ナデシコ』、ナレーター・ウリバタケ・セイヤ:飛田展男(ただし、途中から固定ナレーター制ではなくなる。この点に関しては後述)。
- 昭和ウルトラシリーズの予告でよく用いられた決まり文句でもある。
- 「君たちに最新情報を公開しよう」
「次回もこのチャンネルで、ファイナルフュージョン承認!」
「これが勝利の鍵だ!」 - 『勇者王ガオガイガー』および『勇者王ガオガイガーFINAL』、ナレーター:小林清志。
- なお、「勝利の鍵」のくだりは厳密には次回予告内ではなく、提供クレジット後のエンドカードと共に挿入される。
- 「風が○○○」
- 『∀ガンダム』、ナレーター・ロラン・セアック:朴璐美。
- 「サラリーマンだって、平和を守れるんだ!」
- 『地球防衛企業ダイ・ガード』、ナレーター・赤木駿介:伊藤健太郎。
- 「今度もめちゃくちゃ動きまくるぜ!」
- 『ゾイド -ZOIDS-』、ナレーター・バン・フライハイト:岸尾大輔(現:岸尾だいすけ)。
- 「世は音に満ちて……」
- 『ラーゼフォン』、ナレーター・如月久遠:桑島法子。
- 「○○○(命令形)、ガンダム!」
- 『機動戦士ガンダムSEED』、ナレーター・マリュー・ラミアス:三石琴乃。
- 「オーバーヒート!」
- 『オーバーマン キングゲイナー』、ナレーター・ゲイナー・サンガ:野島裕史。
- 「来週も皆さんの平和をご奉仕します!」
- 『超重神グラヴィオン』『超重神グラヴィオン Zwei』、ナレーター・テセラ:内川藍維。
- 「あなたはそこにいますか?」
- 『蒼穹のファフナー』、ナレーター・遠見真矢:松本まりか。
- 「ビルドアーップ!!」
- 『鋼鉄神ジーグ』、ナレーター・草薙剣児:小野大輔。
- 「心の炎が燃え上がるぜ!」
- 『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』、ナレーター・ツワブキ・ダイヤ:田中真弓。
- 「〇〇の歌、銀河に響け!」
- 『マクロスF』、ナレーター・キャサリン・グラス:小林沙苗。
- 「ヒーローマァーン……アタァーック!」
- 『HEROMAN』、ナレーター・ジョセフ・カーター・ジョーンズ:小松未可子。
- 「あなた、最低です!」
- 『鉄のラインバレル』、ナレーター・城崎絵美:能登麻美子。進行自体は次の話の中心人物が担当するのだが、作品内でのキャラが崩壊しており、調子に乗ったり衝撃発言をしたり愚痴ったりして、最後に絵美に切って捨てられる。顕著なのは加藤久嵩と森次玲二。
- 第26話「鉄の影」の予告は本編で一度も予告に出られなかったイズナが担当したが、途中で強制的に終了させられてしまい、切って捨てられたのはスタッフだった。
- 「君の銀河はきっと輝く」 ※第1話~第7話
「叫べ、アプリボワゼ!」 ※第9話~第15話
「君の銀河は、もう輝いている」 ※第16話~第21話
「みんな、バビューンと見てくれよ!」 ※第22話~ - 『STAR DRIVER 輝きのタクト』、ナレーター・ツナシ・タクト:宮野真守。
- 「三つの運命が歴史になる」
- 『機動戦士ガンダムAGE』、ナレーター・フリット・アスノ:井上和彦。
- 「次回、『(サブタイトル名)』。人類滅亡まで、あと○日」
- 『宇宙戦艦ヤマト2199』、ナレーター・沖田十三:菅生隆之。
- 日数は「300と65日」のように百の位とそれ以外を分けて言うが、200日を切ってからは一息に言う。第25話(最終話予告)のみ異なる。
- 「君の中のニュータイプが目を覚ます」
- 『機動戦士ガンダムUC』のTV再編集版『RE:0096』、ナレーター・フル・フロンタル:池田秀一。
- 「革命機ヴァルヴレイヴ…それは、世界を暴くシステム」
- 『革命機ヴァルヴレイヴ』、ナレーター:関俊彦
- 「日曜朝7時、みんなでヘボ~っ!」
- 『ヘボット!』、ナレーター・ヘボット:井澤詩織。
- 一見よくある決め文句であるが、実は最終回の展開への壮大な伏線であった。
決まり文句以外の印象的な演出
- 宇宙戦士バルディオス
- 冒頭に宇宙空間が描かれ、「宇宙……限りなく広がる星の海。地球の運命は……そして、マリンの運命は……?」というナレーションの後に画面がホワイトアウト、次回予告が表示されて始まる。ナレーター:石森達幸。
- 戦国魔神ゴーショーグン
- 当番制によるナレーターの変更とフリートークで進行する、所謂『サザエさん』方式を導入。敵であるドクーガ3将軍も、しっかりナレーションとしての仕事をこなしている。
- なお、彼等劇中の登場人物達には事前にスタッフから予告用の台本が手渡されている事が、OVAの当番回で明らかにされている。
- ちなみに、最終話予告の重責を託されたのはサバラス隊長。
- 忍者戦士飛影
- 『戦国魔神ゴーショーグン』と同じく、当番制によるナレーターの変更とフリートークで進行。
- ジョウらエルシャンク側だけでなく、敵キャラクターであるハザード等も次回予告を担当する事もあった。
- ボトムズシリーズ
- 高橋良輔監督が自ら次回予告を執筆しており、それを読み上げる銀河万丈氏の名調子もあって強烈な印象を与える。
- 特定の決まり文句は無いのだが、特に有名なのはTVシリーズにおける「来週もキリコと地獄に付き合ってもらう」と「キリコが飲む、ウドのコーヒーは苦い」、『ペールゼン・ファイルズ』の「嘘を言うなッ!!」だろうか。
- 機甲猟兵メロウリンク
- 大塚明夫氏演じるキーク・キャラダインによるモノローグにより進行。
- 時に過去を振り返る主人公のメロウリンク・アリティーに対して「メロウ、お前も結構暗いぜ」と親身そうに物思う素振りも見せるが、それだけに最終回での展開が衝撃的である。
- 蒼き流星SPTレイズナー
- ナレーションを一切廃し、次回の劇中ハイライトと台詞で構成された予告方式を採用。
- 今日ではアニメやドラマ等でごく普通に用いられている手法であるが、次回予告にナレーションが付くのが当たり前であった当時においては斬新な演出法であった。
- 機甲戦記ドラグナー
- 基本的にケーン、タップ、ライトの三人で進行。軽妙なフリートークで今までのおさらいをしながら次回に臨む…という構成。プラクティーズやヒロインらが予告を担当した事もあった。
- 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
- ガンダムシリーズでは唯一ナレーションを一切廃止、次回の劇中ハイライトと台詞で構成された予告方式を採用している。
- また、予告の〆として作品タイトルと次回タイトルが交互に流れている。
- ふしぎの海のナディア
- 登場人物による掛け合いで進行しつつ、画面上で視聴者から投稿されたイラストを紹介する。エンディングにおける投稿イラストの紹介は『ナディア』のみならずNHK製作アニメでは定番のスタイルである。
- なお再放送時にはカットされている場合もある。また映像ソフトには、DVDを最後に収録されていない。
- 新世紀エヴァンゲリオン
- 番組前半は次回エピソードの映像を使用した一般的な次回予告だったが、後半に進むに連れ、殆ど動きの無い1カットやテロップの連続、ラフ画や絵コンテ、果てはト書きされた台本で映像が構成されるようになった。
- 演出の一環だったのか、当時の製作現場が(精神的にも)息詰まっていた故なのかは定かではないが、『エヴァ』の作風の象徴の一つとして話題になった。
- 次回予告は放映当時は15秒だったが本来は30秒を想定しており、ビデオフォーマット版ではこの30秒verが収録されている。
- 天空のエスカフローネ
- 菅野よう子氏による「short notice」の民族的な響きと共に呟かれる「エスカフローネ……」の台詞で始まり、次回の劇中ハイライトが目まぐるしく流れ、最後にタロットカードの背景と次回タイトルの画面となる。
- 機動新世紀ガンダムX
- エンディングと一体化しており、冒頭に次回予告、最後に次回タイトルとなるキャラクターの台詞部分を流す。
- なお、第26話「何も喋るな」では、タイトルを逆手にとって無言にされている。
- サクラ大戦
- そもそもゲーム作品であるため次回予告は本来必要ないのだが、アニメ的演出の一つとして採用されシリーズの定番となった。
- 該当エピソードのイラストやムービーをそのまま使うだけでなく、それらの素材に予告用の加工を施したり、オープニング映像やゲーム中では使われなかったイラスト等も用いて作られているのも特徴。
- 『スーパーロボット大戦X-Ω』における期間限定参戦の際にも、上記の決まり文句と声優のナレーションでゲームの次回予告を意識したPVが作られた。
- 機動戦艦ナデシコ
- ナレーションではしばしば単なる物語の狂言回しという役割を超えて、よりオタク目線寄りかつメタ視点からの発言を行っており、例えば脚本家を「『戦国魔神ゴーショーグン』の首藤剛志」等と作品名を挙げて紹介したり、「ある者は火星のプリンセスを見た」だの「これを冷たい方程式と呼んだ」等の古典SFのネタを入れたりと、素人視聴者を置いてけぼりにしつつハイテンションで行われている。また、第12話予告では途中まで単なるウリバタケ本人として喋っており、まともに予告していない。
- 第2クールからはナレーターが固定でなくなり、キャラクターのフリートーク形式に変更。その初回はいきなり『ゲキ・ガンガー』の天空ケンが喋りだしたり、声優自身が自己紹介したり、自分で死にそうな事を危惧してたり、本編で説明し切れなかった背景事情をここで話してしまったり…等々、かなりはっちゃけている。
- カウボーイビバップ
- 「当番制によるナレーターの変更」パターンを踏襲しており、取り留めの無い世間話から少し考えさせられる愚痴、次回の内容らしき話題へと繋げていくのが基本形だが、単なるフリートークで終わる事が殆どである。たとえゴリゴリのハードボイルド回だろうと、次回予告では覇気の無いだらけきった口調でテキトーに紹介する事も珍しくない。
- 特筆すべきは「動物キャラ」ゆえ本編内で一切人語を発しない筈のアインが、Session#19「ワイルド・ホーセス」に於いて堂々とサブタイトルを読み上げている事[1]。また、Session#20「道化師の鎮魂歌」予告は同話のゲストキャラ・東風の不気味な笑い声が延々木霊するのみ、という極めてホラー指数の高い予告編だった。最終話予告に至っては全部アドリブである。
- ブレンパワード
- ナレーションを一切廃止。写真家・荒木経惟氏が撮影した(艶めかしい)花のスチール写真を背景に、エンディングとスタッフロールが一本化した形で流れる。
- ガサラキ
- 主人公の豪和ユウシロウによる朗読形式。予告の中で次回エピソードの内容を表した和歌が詠まれるが、この和歌の全文が正式サブタイトルという扱い。なおボトムズシリーズ同様に高橋良輔監督が予告の和歌の作成を担当している。
- ベターマン
- 基本的に紗孔羅の独白で進行するが、その声はエコーがかかっておりかなり不気味。特に、十夜「蟲-MUSI-」を紹介する次回予告は非常にインパクトがある。
- 無限のリヴァイアス
- 主人公の相葉昴治による独白形式。その内容は混沌としていくストーリーを写すかのように不穏なものばかり。サブタイトルの読み上げがない代わりに、独白の中にサブタイトルのワードが盛り込まれている。
- THE ビッグオー
- エンディング後、画面暗転。画面から電話の音が鳴り響き、やがて黒電話と多くの砂時計が置かれたロジャーの書斎に切り替わる。ロジャーが受話器を取ると何者かの声が英語でタイトルを呟く…というシンプルなもの。
- 真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ
- 帝王ゴールら恐竜帝国三幹部の妙にノリノリな掛け合いにより進行される。 最終話の予告のみゴールと號の掛け合い。
- フルメタル・パニック!
- 前半はかなめの独白で進行、最後に宗介の台詞で〆るというものだったが、後半は様々なキャラが当番制で次回予告を担当した。
- BGMは海外ドラマ『特攻野郎Aチーム』のテーマのパロディ。
- フルメタル・パニック?ふもっふ
- 宗介とかなめの掛け合いで進行。楽屋ネタを暴露する事も有った。
- フルメタル・パニック! The Second Raid
- 『フルメタ』無印、『ふもっふ』とは異なり、宗介の独白で進行する。『装甲騎兵ボトムズ』をオマージュした台詞を言う事も。
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 前作同様、マリュー・ラミアス役の三石琴乃氏がナレーションを担当し「○○○(命令形)、ガンダム!」とシメるのだが、今回は「ガンダム」の部分に様々なメカが入る。特にPHASE-46「真実の歌」の予告では「悲しき涙、忘れるな! ハロ!」とハロがまさかの登場。視聴者に大きな衝撃を与えた。
- ちなみにFINAL PHASE(最終話)「最後の力」の予告の〆は「明日を信じて、飛べ! フリーダム!」であった。「デスティニー」ではないあたりが悲しい。
- ついでに言うと、新録されたHDリマスター版FINAL PHASE(最終話)「選ばれた未来」の予告の〆は「新たな時へ、飛び立て! ガンダム!」である。
- 新ゲッターロボ
- 早乙女博士の独白で進行、最後にサブタイトルを静かに呟いて〆。
- ただし、第6話ではBGM代わりの経文と少な目のナレーション、最終話の予告ではサブタイトルが伏せられ、竜馬への語りかけで締め括られている。
- 機獣創世記ゾイドジェネシス
- 中川幸太郎氏による予告BGMと共に次回のハイライトを静かに流し、最後にラ・カン役の松山鷹志氏が次回のサブタイトルを呟くまで、ナレーションを一切廃止している。
- ガン×ソード
- ある人物が、次の話で起こった事や当時の自分の心情を話す。
- 話している人物も含め、次回予告は全て伏線である。話が進むにつれて解かれていき、その人物の姿が明らかになる事で最初にして最後の伏線が明かされる仕組みになっている。
- なお、DVD版では第1話予告が別途製作されている。時系列的に第1話予告が最初の伏線である。
- ゼーガペイン
- 次回予告冒頭で表示された人物が独白、もしくは対話形式で進行(第22話予告ではまさかのゼーガAIが参加)。「消されるな、この想い」(第1クール)「忘れるな、我が痛み」(第2クール)と締めくくる。
- 第26話(最終話)「
森羅万象 」予告のみ冒頭の人物表示が無く(ナレーションは川澄綾子氏が演じるミサキ・シズノ)、これまでの締めの台詞だった「消されるな、この想い。忘れるな、我が痛み」から始まる。 - コードギアス 反逆のルルーシュ / コードギアス 反逆のルルーシュR2
- ルルーシュが次回発生する事象への決意表明を独白で示すのが基本形だが、稀に自身の詰めの甘さを嘆いたり年相応の苦悩を吐露する等、本編では明確に表さなかったその時の胸中を曝け出す場になる事も有る。
- なお、サブタイトルは画面表示されるのみで、読み上げる事は無かった。
- 天元突破グレンラガン
- 物語の節目ごとに予告担当キャラが変わる。第2話~第8話予告はカミナが熱く語り上げ、第9話~第15話予告はニアが好奇心旺盛に語り、第17話~第22話予告はロシウが静かに、しかし切々と語り、そして第23話~第26話予告にて、満を持してシモンがカミナのごとく熱く語り上げ、そして最終話予告で詩的に紡ぐ。なお、総集編の第16話予告のみヴィラルが担当。
- どの予告も各々の持ち味と脚本家・中島かずき氏の腕が光る。
- 獣装機攻ダンクーガノヴァ
- メーンライターが同じ『戦国魔神ゴーショーグン』のように、当番制によるナレーターの変更とフリートークで進行する。
- なお、最終回予告の重責を託されたのはF.S.。その決め台詞は「やってやるぜ!!」。
- スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター - 当番制によるナレーター変更方式。基本的にはその話か次回の主要登場人物及びその関係者が語る事が多いが、中にはアクセルとアルフィミィという『OG外伝』以降の状況をネタにしたパターンもあった。
- 翠星のガルガンティア
- エイミーが乗るヨットの帆に次回の映像が映し出される。ナレーションは無し。
- ガンダムビルドファイターズ
- 作品自体がガンダムシリーズのパロディのようなものなので、次回予告でも各シリーズの次回予告や予告映像の文句を改変したものを使用したり、同じ声優が出演しているのを利用したパロディなどが行われた。
- クロスアンジュ 天使と竜の輪舞
- アンジュをはじめとした多くの人物が色々な事をぶっちゃけるのがお約束となっており、次回予告の体をなしていない。
- 「絵だけを見れば次回の内容はわかるだろ」と言わんばかりの次回予告であるが、殆どが「絵だけで次回の話なんてわかるわけあるか!」という内容の予告である。
- ガンダム Gのレコンギスタ
- ベルリの富野節全開の一人語りで進行する。シメの台詞も様々(詳細はベルリの項を参照)。
- 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
- 登場キャラクターたちが持ち回りで担当するが、予告そっちのけで現在思っている事をぶちまけていくという内容。時には本編で出番の少なかったキャラの意外な一面が披露される事もあった。一応、最後に次回サブタイトルを言ってくれるだけマシだろうか。
関連する用語
脚注
- ↑ CVは山寺宏一氏がスパイクとの兼ね役で担当している。