コクリコ

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コクリコ
外国語表記 Coquelicot[1]
登場作品 サクラ大戦
声優 小桜エツコ
デザイン 藤島康介(原案)
松原秀典
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人(ベトナム人とフランス人のハーフ)
性別 女
生年月日 1914年10月10日
年齢 11歳(『3』)
12歳(『4』)
出身 ベトナム
身長 142 cm
体重 36 kg
髪色 茶色
瞳の色 茶色
血液型 A型
所属 巴里華撃団
シルク・ド・ユーロ
役職 巴里華撃団・花組隊員
サーカス団員
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コクリコは『サクラ大戦』のヒロインの一人。初登場は『サクラ大戦3 ~巴里は燃えているか~』。

ベトナム人のファム・ヴァン・ニャン(范文仁)とフランス人のスザンヌ・ベールの子供。スザンヌはサイゴン近郊にゴム農園を持つ裕福な家庭で育ち、ニャンはその農園の奉公人だった。農園のそばにいた親からはぐれた子猫が出会いの切っ掛けとなり、身分の違う2人は親密になった。スザンヌのたっての願いで2人は駆け落ちし、ニャンは1度は捨てた故郷に戻る。その折にコクリコは産まれた。コクリコというフランス語の名前を希望したのはスザンヌだった。

だが、幸せな時間は長く続かず、コクリコが産まれてほどなくしてスザンヌが突如失踪してしまう[2]。ニャンはスザンヌがフランスに帰った事実を知り、欧州大戦の兵士に志願する。フランスへ渡ったニャンはスザンヌに会う為に何度も脱走を試みたが悉く失敗、最終的に罰として前線に送られ戦死する。

コクリコは教会に預けられニャンの帰りを待ったが彼がベトナムに戻る事はなく、教会の神父が亡くなり親族中をたらい回しにされた挙句、「シルク・ド・ユーロ」の団長であるジャック・ドニクールに見い出される。シルク・ド・ユーロは世界中を旅する移動式のサーカスであり、1924年のマルセイユ公演でフランスを訪れた後、1926年に巴里のモンマルトルで長期公演に入る。この公演期間中に大神一郎らと出会い、ある事件で霊力の素質を開花させ、自らの意思で巴里華撃団・花組の隊員となった。サーカスは脱退せず、そのまま掛け持ちしている。

幼くも壮絶な人生を歩んできたコクリコは、ジャック・ドニクールの元で過酷な扱いを受けていた事もあって、大人びた性格をしている。それでも子供らしい輝きは失っておらず、サーカスの動物たちの世話を日々の楽しみとしている。また、サーカスで培った身体能力とマジックの腕前は一級品であり、霊子甲冑での戦闘では霊力と持ち前の能力を掛け合わせて戦う。

父と母の出会いの切っ掛けになった子猫「ニャンニャン」は教会から親族に引き取られる際に別れる事になったが、両親と過ごす時間が殆どなかったコクリコにとっては「家族」の一員であり、この猫をデフォルメした姿を霊子甲冑の肩部アーマーに書き込んだり霊力エネルギー体のモチーフとして選んでいる。特に注意書きがない限り、ニャンニャンと言えばこのデフォルメされた猫の方を指す場合が多い。

登場作品と役柄

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単独作品

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スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2017年3月のイベント「永遠の歌に花束を」期間限定参戦。
2019年3月の復刻ガシャの際にパイロットパーツが用意された。
スーパーロボット大戦30
大神及びエリカの特殊戦闘台詞で名前が登場。

パイロットステータス

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X-Ω
応援、閃き、友情
パイロットパーツ装備時
必中、夢、勇気
X-Ω
  • 光武F2 (コクリコ機)(シューター)
アビリティ 効果〈通常〉 効果〈アリーナ〉 備考
『シルク・ド・ユーロ』の団員 状態異常にならない 命中率、回避率120%アップ、行動力1100アップ
マジカルエンジェル 通常攻撃に貫通を付与 自分と、前方1マスの味方ユニットの命中率25%アップ、行動力250アップ
ネコのマーク 命中率特大アップ、移動速度、クリティカル倍率大アップ HPが1/5以上のときに、5回まで致命ダメージに対して残りHP10%で耐える
かわいい手品師 味方Sサイズユニット全体の攻撃力、回避率、クリティカル率、移動速度大アップ 味方のCRT率、回避率、状態異常耐性25%アップ、行動力250アップ ※[3]

人間関係

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大神一郎
上司。隊員の中では珍しく下の名前で「イチロー」と呼び、子供らしく懐いている。
エリカ・フォンティーヌ
同僚。エリカの破天荒な性格から、コクリコの方が彼女の面倒を見たりする。巴里華撃団結成以前、コクリコが世話をしていたサーカスのライオン「クリン」が脱走した末に銃撃された際、たまたま出くわしたエリカが霊力でクリンを助けている。
グリシーヌ・ブルーメール
同僚。巴里花組の良識派として意見が一致する場合が多い。
ロベリア・カルリーニ
同僚。泥棒であるロベリアを当初は毛嫌いしていた。
北大路花火
同僚。積極的に前に出ようとしない花火を年下ながらリードする事も。
ファム・ヴァン・ニャン
父。スザンヌに会う為に欧州大戦に出兵するが、結局その願いは叶わず第二次マルヌ会戦で戦死。SRW未登場。
スザンヌ・ベール
母。夫と娘を置き去りにした自分を責めた。コクリコはスザンヌの居場所を知り彼女と出会う。SRW未登場。
ロランス・ロラン
宝石商。1924年のマルセイユ公演の際に知り合い、以降もコクリコの境遇を気に掛けている。フランスに戻って以降のスザンヌの足取りをコクリコに教えたのも彼である。SRW未登場。
ジャック・ドニクール
シルク・ド・ユーロの団長。コクリコに過酷な労働を強いていた。ただし、当時の世相を考慮すると彼が特段酷いという訳でもない。ある事件で行方不明となる。SRW未登場。
ベルナール・ドニクール
ジャックの弟であり彼の失踪後のシルク・ド・ユーロの団長[4]。ジャックより商才はないが、団員からの人望は厚い。SRW未登場。
アイリス
『3』では会うなり嫉妬全開の彼女に噛みつかれ、大喧嘩に発展した。
桐島カンナ
『3』では、体格が大きくて優しい彼女が、コクリコがかつて一緒にマジックをしていたゴリラのクレオパトラにそっくりで、餌のつもりでリンゴやバナナをあげた。

名(迷)台詞

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「みんなともだちだから!」
『3』の初登場時、市場に乱入した暴れ馬を見事になだめたコクリコに大神が感心していた際の一言。
コクリコが動物を分け隔てなく愛している事を伺えるが、サーカスで暴れた動物をドニクールは簡単に殺処分しようとするといった事情から来る台詞でもある。
「あはっ!オジサン、なかなかやるね。ちょっとカッコ悪かったけど。」
同じく『3』での初登場時の台詞。
当時の大神の年齢は23歳だが、初対面の際はコクリコにオジサン扱いされていた。コクリコも大神とその場にいたエリカに男の子だと勘違されている[5]。
「みんな、こんにちは!マジカルエンジェル・コクリコの夢のマジックショーだよっ‼」
『3』にて、市場の一件で知り合いになった大神達がシルク・ド・ユーロのサーカスを見に来た際のコクリコの挨拶。
「マジカエルエンジェル・コクリコ」の芸名はシャノワールのダンサーとしても使用しており、舞台人としてのコクリコの代表的な台詞。前述の通り、『X-Ω』でも「マジカルエンジェル」がアビリティとして採用されている。
30周年企画において、コクリコの代表的な台詞の1つとしてこの台詞の一部がピックアップされた[6]。
「ボク……どんなに悲しいときでも泣かないんだ……」
「泣いてもつらいことはなくならないもん……」
「だから……ボクは笑うんだ…………悲しい時ほど……笑うんだ、つらい時ほど笑うんだよ……」
「ねえ、イチロー……ボク笑ってるよね……?泣いてなんかいないよね?」
『3』にて、信頼していたある人物に裏切られた際の台詞。
コクリコが泣かなくなったのは子猫のニャンニャンの引き取りを叔父に拒否された時だった。ひどく怒られた彼女は「泣いて大人を困らせたら生きていけない」と知り、人前で常に笑顔でいる事が処世術だと悟った。だが、ある人物の裏切りはそんなコクリコでも耐えられない程の心の傷を与え、抑えられていた感情が霊力として発現するに至る。
「がんばれがんばれ、イチロー!グリシーヌなんかやっつけちゃえ~!!」
『3』にて、大神とグリシーヌの決闘の際の台詞。
チームワークの強化という目的で羽根突き等の日本の遊びを催した大神だが、グリシーヌがこれに反発し決闘という流れに。遊びを楽しんでいたコクリコは当然大神の支持に回る。
子供らしい遠慮のない発言だが、裏を返せばコクリコが既にそれだけ巴里花組の仲間に馴染んでいる証拠でもある。

搭乗機体

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光武F2 (コクリコ機)
  • コクリコが描いたニャンニャンは結原りん氏がデザインを担当した[7]。『サクラ』のメカニックを紹介する『ドリームキャストマガジン』の連載コーナー「蒸気工廠」では、ニャンニャンがイメージキャラクターと結原氏による4コマ漫画の主役を務め、人気を博した。コーナーの内容が巴里華撃団から帝国華撃団や紐育華撃団に移行しても、そのまま継続して登場している。因みに、原作ゲームのニャンニャンには小桜エツコ氏によるサウンドエフェクトが付けられているが、蒸気工廠では明確に人語を話し直立歩行する猫として設定されている。
    • 『サクラ』のメカニックデザイン担当である明貴美加氏にとってもニャンニャンはお気に入りのキャラだったらしく、ニャンニャンにガンダムを彷彿とさせる角を組み合わせたイラストを自身の自画像として用いていた事がある[8][9]。
  1. ↑ ソフトバンクパブリッシング『サクラ大戦4 ~恋せよ乙女~ 最終攻略&設定資料集』P18より。
  2. ↑ この失踪の真相については2つの説がある。1つは、二人の駆け落ちを認めておらず、かつ欧州大戦による恐慌を恐れたスザンヌの父が、数年かけて彼女の居場所を突き止め連れ去ったという説。もう1つは、閉鎖的な農村と徹底的に開放されたプライバシーが重んじられない身内同士の生活に馴染めなかったスザンヌが、産後の不安定な精神状態の末に発作的に村を飛び出したという説。このエピソードが描かれた小説『巴里前夜』1巻でも、どちらにも取れる記述になっている。
  3. ↑ 『3』第2話のタイトルと同じ。
  4. ↑ シルク・ド・ユーロを立ち上げたのはそもそもベルナールであり、結果的に元の鞘に収まる形となった。
  5. ↑ 帽子でツインテールが隠れていた為。
  6. ↑ CHARACTER サクラ大戦シリーズの登場キャラクター、サクラ大戦ドットコム、2026年8月4日閲覧。
  7. ↑ ソフトバンククリエイティブ『サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~ 原画&設定資料集』P35より。
  8. ↑ ニャンニャン風船、サクラ大戦ドットコム、2021年4月23日閲覧。
  9. ↑ メカデザイナー/イラストレーター明貴美加(2019年11月29日時点のアーカイブ)、魂ウェブ、2022年10月3日アーカイブ閲覧。