ジェガン
ジェガン | |
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外国語表記 | Jegan |
登場作品 | |
分類 | 汎用量産型モビルスーツ |
型式番号 | RGM-89 |
頭頂高 | 19.0 m |
全高 | 20.4 m |
本体重量 | 21.3 t |
全備重量 | 47.3 t |
動力 | 核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,870kw |
スラスター推力 |
12,700 kg×1(バックパック・メインスラスター)
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アポジモーター数 | 19 |
装甲材質 | チタン合金ハイセラミック複合材 |
センサー有効半径 | 14,200 m |
開発 | アナハイム・エレクトロニクス |
所属 | 地球連邦軍 |
主なパイロット |
ケーラ・スゥ ハサウェイ・ノア |
ジェガンA2型 | |
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外国語表記 | JEGAN [A2 TYPE] |
登場作品 | |
分類 | 汎用量産型モビルスーツ |
型式番号 | RGM-89A2 |
頭頂高 | 19.0 m |
全高 | 22.3 m |
本体重量 | 24.2 t |
全備重量 | 50.6 t |
動力 | 核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,980 kw |
スラスター総推力 | 65,800 kg |
装甲材質 | チタン合金ハイセラミック複合材 |
センサー有効半径 | 16,300 m |
所属 | 地球連邦軍 |
概要
機体概要
ジムシリーズとネモの設計が統合され、開発・生産をアナハイム・エレクトロニクスが担当している。バックパックの形状や頭部のバルカンポッドなど、ガンダムMk-IIを参考にしたと思われる部分も多い。
従来のジムシリーズより遥かに高性能で、運動性や機動性に優れる。装甲もガンダリウム合金並みの強度があるなど、主力機として申し分ない性能を誇る。
この機体の優秀さから「ジムシリーズ」に代わる「ジェガンシリーズ」として地球連邦軍内で運用され続けることになる。
劇中での活躍
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
劇中ではロンド・ベルの主力MSとして登場し、新生ネオ・ジオンの主力MSのギラ・ドーガと対立。
ケーラ・スゥの最初の愛機として登場し活躍し、後半ではハサウェイ・ノアがクェス・パラヤを救出する為に無断で本機に乗り込んだが、失敗に終わり、終戦後は連邦軍に収容されている(その際、ハサウェイはクェスの死とチェーン・アギを殺害したショックで立ち直れない状態となった[1])。
終盤では無数の本機とジムIII、さらに敵軍のギラ・ドーガが、νガンダムと共に地球に落下するアクシズを押し戻す為に援護した。
また、実戦のデータを使って訓練シミュレーションを行うこともでき、劇中ではハサウェイやクェスが体験している(成績はクェスの方が上だった)。
機動戦士ガンダムUC
第2次ネオ・ジオン抗争から3年後のU.C.0096年を描いた『機動戦士ガンダムUC』でも主力MSとして運用されており、マイナーチェンジ版であるD型が新しく設定され、それをもとにした重武装のスタークジェガンや特殊部隊エコーズ仕様が登場するなどの機体バリエーションの豊富さが強調されている。また、ドゴス・ギア級戦艦『ゼネラル・レビル』に配備されたA2型と呼ばれる機体はビームライフルやシールドの形状が、後述する『F91』のJ型に近いものとなっている。
なお、シャアの反乱以後の操縦桿は一時期採用のアーム・レイカーは廃止され、通常のコントロールレバーへと戻された。
機動戦士ガンダムF90、 機動戦士ガンダムF91
30年以上後のU.C.0120年の第一次オールズモビル戦役(F90)とU.C.0123年のコスモ・バビロニア建国戦争(F91)でも連邦軍の主力MSである。J型・M型・R型の3タイプの強化型とされ、それぞれノーマルタイプ・Aタイプ・Bタイプとも呼ばれる。性能は向上しているものの1世代前の機体であることに変わりなく、ヘビーガン等の小型MSが開発された後は世代交代していくことになる。
『F91』作中ではクロスボーン・バンガードの小型MSには成す術もなくやられてしまっていたが、U.C.0150年代においても警備用MSとなり運用されているらしい。
登場作品と操縦者
地球連邦軍の主力機として一般兵が搭乗する事が多いが、基本的にはやられメカの一角を占める。
自軍だと流石にガンダムの名を冠した機体には敵わないが、なんだかんだでジム系では最強クラスの性能であり、改造次第でそれなりに使える作品もある。
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- 中盤辺りで気づいたら入手している。もう少し入手が早ければ使える能力なだけに惜しい。
- 第4次スーパーロボット大戦
- ルート次第でケーラ・スゥの乗機として、またはマップ「悲しい記憶(日本海ルートのみ)」クリア後に入手できる。隠し要素で2体同時に所有する事も可能。「合体できないガンダムMk-II」とでも言うべき性能。登場時期が早いこともあり、中盤までは十分使える。
- が、中盤ではザク改と選択で廃棄するイベントがあり(この時捨てると資金3千入手)、更にクェス・パラヤを仲間入りさせた際にヤクト・ドーガと引き換えに廃棄しなければならない(こちらでは資金は増えない)。その際にはクェスに「何これジェガン?まだこんなダッサイの使ってんの?」「ジェガンはポイね」とあんまりなことを言われる(これらのイベントではジェガンを2機所有していると、その内片方が失われるだけ)。
- またロザミアの出撃イベントに利用はできるが、その場合もやはり失われる。とはいえ、リアル系主人公で「Ex-Sガンダム、ヤクト・ドーガ、ロザミア」の全てを手に入れる為には、本機2機セットかザク改のどちらかは必須なのだが。
- なお一部の攻略本では「『悲しい記憶(太平洋ルート)』でも入手できる」と誤記されている。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 『第4次』と同じ扱いだが、ジムIIIとガンタンクの廃棄イベントがなくなった為、そちらをロザミアのイベントに回すこともでき、結果的に本機を最終面まで残す事もできる。
- スーパーロボット大戦F
- 補充物資とかヘビーガンが出ない代わりでビルギット・ピリヨの乗機として加入したりなど、ルートにもよるがザク改以上に妙にジェガンをやたら入手することになる。しかし今回はラスト登場の百式を除いてΖガンダム、リ・ガズィ、スーパーガンダムに次ぐ性能を誇る(火力だけならスーパーガンダムと互角)ので、序盤はエース級が使い、後半はお気に入りのMSパイロットが乗り回す。実弾系兵器や射程のあるP兵器を持っているのもポイント高い。おそらくジェガンに最もお世話になるスパロボだろう。
- スーパーロボット大戦F完結編
- エルが乗って強制出撃+無改造の旧ザク(ジュドー)と一緒に孤立状態、さらに施設防衛という笑えないシナリオがある。火力的に太刀打ちできるのがドムくらいで、オーラバトラーには攻撃が当たらないので無理させないように。どのジェガンに乗るのかは内部データ依存(改造段階や強化パーツは無視、インターミッションでの確認不可能)なので、強化パーツをつける場合はどれに乗るのかリセットを駆使してでも確かめておかないと無駄になる。
不要なユニットを下取りに出すイベントにおいて、性能がよくなくても思い入れのあるユニットやユニットのバリエーションを残したい場合に、数があるジェガンが犠牲に下取られることになりやすい。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 前半に味方となるケーラとビルギットが乗ってくる。強力なMSが序盤からどんどん揃うので強制出撃時以外出番はない。作中イベントでまたしても衝撃のアルベルトに粉砕されたり(64に次いで二度目)、強化兵の操るベルガ・ギロスに蹂躙されたりとやられメカ的な扱いを受けているのも納得の低性能ユニット。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 第6話のアムロ達の救出シナリオで、熟練度が「難」だと増援のアムロが乗ってくる。その後はカツ・コバヤシのデフォルト搭乗機となる。今回は弱い機体の武器の改造効率がずば抜けてはいるものの、本機は武器の地形適応が低いため同じ改造段階ならばジム・カスタムよりも火力が低い。一応最大射程は6ある。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 前作『第2次α』にはいなかったが、復活した。おそらく前作のヘビーガンの代理と思われる。「ビームライフル(連射)」がΖΖガンダムのハイメガキャノンを除けば、UCガンダム系で唯一の移動後攻撃可能な全体攻撃なので、意外と使いやすい。序盤のステージを少ないターンで攻略したい時には重宝する。スペシャルモードではフル改造で脅威の高性能機になる。連邦軍のモビルドールやレプリジンといった敵ユニットとしても登場する。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 第3次αから9年ぶりの登場。カツ、ハサウェイが乗る他、敵としても登場する。機体パラメータの低さに加えて、全体攻撃や際立った特殊能力もないためリゼルが空いた後は、本機には乗り手がいない状態が多い。カスタムボーナスでアシスト武器の攻撃力が上がるので、サブとして使うのが無難か。
- また、実戦のデータを使ったシミュレーションを行う場面がスパロボでは初めて再現されており原作同様ハサウェイとクェスが体験している(恐らくデータはカツの物と思われる)。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 逆シャア仕様の緑のジェガンとコンロイが使用するエコーズ仕様の黒いジェガンが登場。
- 緑色のノーマル機は前作と同様の使い勝手。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦IMPACT
- コンテナから入手できる。初期値は雑魚そのものだが改造段階が高く、たっぷり資金を投入すれば化ける。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦R
- 序盤から使用可能。性能は低いが、ケーラの乗っていたジェガンを改造しておくと、フォウ・ムラサメが乗るものに引き継がれるので第20話の攻略が少し楽になる。条件達成でジェガンがガンダムMk-IIIに変化するが、改造引き継ぎは変わらない。
- スーパーロボット大戦BX
- ユニットアイコンとしてのみ登場。地球連邦軍の主力MSの一角のはずなのだが、クランシェやGN-X IVの出番が圧倒的に多く、ジェガンを見かけることはめったにない。
- なお、『UC』しか宇宙世紀作品が参戦していないため、正確に言えばジェガンD型であると思われる。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- スーパー系主人公の場合は序盤にルー・ルカが、リアル系主人公の場合は序盤後期にエマ・シーンが自軍に加わる際に乗ってくる。中盤に入りかかる頃でコウ・ウラキも初登場時に乗っているが、こちらは入手できない。また、ゲリラの乗るジェガン(とザク)が衝撃のアルベルトに素手で粉砕されるイベントがある。
- スーパーロボット大戦V
- ゼネラル・レビル配備型のA2型とエコーズ仕様が登場。通常機はマップアイコンのみ。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- バルカン砲
- 頭部右側に装備。ガンダムMk-IIのバルカンポッドを小型化、固定化したもの。地味な武器だが、ギラ・ドーガをシールドごと蜂の巣にするほどの威力を有する。
- ハンドグレネード
- 手投げ式のグレネード弾。左腰に3個装備。
- SRWでは未だに手投げで使ったことがなく、後述のミサイルランチャーと混同していると思われる演出がされている。P武器として扱われる作品が多い。
- ビームサーベル
- 右腰に装備。本機の唯一の格闘武器。
- ビームライフル
- 本機のメインウェポン。取り回しを重視した短銃身型となっている。シールド裏にマウント可能。
- ハサウェイはこの武器でクェスを亡き者にしたリ・ガズィを撃墜、同時にチェーンを殺してしまった。なお、小説版(『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』)では、シャアを倒そうとしたハサウェイのミスでα・アジールを撃墜し、自分自身でクェスを殺してしまった。
- シールド
- シールド内にミサイルランチャーを内蔵。なお、ハサウェイが乗った本機には装備されていない。
- 『64』では衝撃のアルベルトにシールドごと(シールド防御発動)粉砕されていた。
- ミサイルランチャー
- シールド内に2連装の発射口を2基内蔵している。
オプション装備
- ハイパー・バズーカ
- 小説版(『逆襲のシャア べルトーチカ・チルドレン』)のカセットブック版で使用。この武器でクェスのα・アジールを撃墜してしまった。
- シールド
- A2型が持つミサイルを増設した新型シールド。
- ミサイルランチャー
- シールド内に4連装の発射口を2基内蔵している。
必殺技
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
- 『ビーム・ライフル』の攻撃力+300
- 『第3次Z』にて。
機体BGM
関連機体
- 本Wikiでは主にスパロボ関連のものを取り上げる。それ以外の機体についてはGUNDAM:ジムシリーズを参照されたし。
バリエーション
- ジェガンD型
- 『機動戦士ガンダムUC』に登場したジェガンのマイナーチェンジ機。
- スターク・ジェガンの追加装甲を装備するために肩アーマー等の形状が変わっている。基本性能も向上しており、実質通常のジェガンの上位機種と言える。
- スターク・ジェガン
- 『機動戦士ガンダムUC』に登場した指揮官用の特務仕様機。肩部ミサイルランチャーや追加装甲を装備し、火力支援型であるジムIIIのコンセプトを引き継いでいる。
- 肩部ミサイルランチャーはフルアーマー・ユニコーンガンダムの追加武装として使われている。
- 初出は『CCA-MSV』だが、デザイン・設定が一部変更さたものが『UC』に登場し、元の『CCA-MSV』版のデザインはジェガンを改造した運用試験機「プロト・スタークジェガン」という設定となった。
- ジェガン (エコーズ仕様)
- 特殊部隊「エコーズ」仕様の改修機。
- ジェスタ
- ジェガンをベースに開発された上位機種。
関連機
- ジムシリーズ、ネモ
- ジェガンはこれらの機体の集大成である。
- ガンダムMk-II
- 細部がガンダムMk-IIに似ており、参考にされたと思われる。
- リゼル、アンクシャ
- ジェガンのパーツを多数利用した量産型可変MS。
- ヘビーガン
- ジェガンを小型、スケールダウンした機体。
- フルアーマー・ユニコーンガンダム
- ジェガンの3連装ハンド・グレネード・ユニットを武装として追加している。
余談
- 『逆襲のシャア』公開当初は「ガンダムと互角の性能」という設定だった。当時の設定ではガンダムの性能は現在より遥かに高く、グリプス戦役時代のMSでも並ぶものは少ないという感じだったため、今から見ると失笑物のこの謳い文句でも箔付けになった。
- 『機動警察パトレイバー』の「AV-98イングラム」とはデザイナーが同じ人で、頭部が似ているとネタにされることが多い。
脚注
商品情報
※ここではD型も扱う
- プラモデル
- フィギュア
資料リンク
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