「フレイ・アルスター」の版間の差分
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2024年10月13日 (日) 23:13時点における版
フレイ・アルスター | |
---|---|
登場作品 | |
声優 | 桑島法子 |
デザイン | 平井久司 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ |
SRWでの分類 |
サポートユニット ユニットパーツ |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(ナチュラル) |
性別 | 女 |
生年月日 | C.E.56年3月15日 |
星座 | 魚座 |
年齢 | 15歳 |
没年月日 | C.E.71年9月27日 |
身長 | 162 cm |
体重 | 53 kg |
スリーサイズ | B84・W56・H83 |
血液型 | A型 |
所属 | アークエンジェル隊 → ドミニオン |
役職 |
|
フレイ・アルスターは『機動戦士ガンダムSEED』の登場人物。
概要
大西洋連邦事務次官ジョージ・アルスターの娘で、キラ・ヤマト達の後輩。キラの友人サイ・アーガイルの婚約者でもあり、カレッジのマドンナ的存在。ナチュラルで、典型的お嬢様タイプ。母とは幼少時に死別しており、父とも仕事で滅多に会えない生活を送っていた。
育ちは良いのだが、父親に甘やかされて育ったのか、世間知らずで一般常識や自制心に欠けている一面が有り、尚且つ感情的に任せて発言する事も多い為、それが原因で人間関係でのトラブルを起こす事も少なくなかった。 また、劇中では明かされていないが、父親はブルーコスモスの幹部格(組織内では穏健派閥所属だとされる)であり、その影響でコーディネイターに強い偏見を抱く性格を形成してしまっている。カズイ・バスカークに「フレイはブルーコスモスなのか?」と指摘された際には否定はしても、彼等のコーディネイター排斥の主張は「正しいとは明言こそしなかったが、同時に間違っていない」と思っている。
経緯
ヘリオポリスがザフトの襲撃を受けた際に救命ポッドで脱出するが、推進器の不調で難破状態になっていたところをキラの搭乗するストライクに回収された。以後、アークエンジェルと行動を共にするが、目の前で父親が乗った艦がザフトの攻撃を受けて撃沈し、号泣/嗚咽。これがきっかけで元々のコーディネイターへの偏見が憎しみへと変貌してしまい、地球連合軍に入隊を志願。さらに復讐の手段として自らの身体を使ってキラを誘惑し、戦うように仕向ける。当然、サイとの婚約も一方的に破棄してしまっている。
しかし、キラとの関係は最終的に破局し、さらにキラのMIAにショックを受け、サイとよりを戻そうとするものの、キラへの想いを見透かされた上に、コーディネイターへの復讐のあまりサイを含めた周囲の人間への日頃の行いの悪さが仇となって信用を失い、あまりにも独り善がりである為に拒絶された。そのショックからか、ミリアリア・ハウと揉め事を起こしていたディアッカ・エルスマンを、怒りに任せて撃ち殺そうとしたが、ミリアリアによって阻止されている。
その後、アラスカ基地でアークエンジェルを降りる事となるが、それを嫌がりムウ・ラ・フラガが別れの挨拶をしようと移動の順番待ちから離れた際に同じく離れ、その際に基地に侵入していたラウ・ル・クルーゼに誘拐される。
その後は、クルーゼの保護下であったが、コロニー・メンデル戦でニュートロンジャマーキャンセラーのデータをクルーゼに持たされて解放されるが、フレイがその内容の危険性など知る由も無く、ドミニオンに回収された事でニュートロンジャマーキャンセラーのデータがムルタ・アズラエルの手に渡ってしまい、戦争は泥沼化してしまった。
以後は本人の希望と艦長ナタル・バジルールの口利きでドミニオンのオペレーターとして配属される[1]。最期は嘗ての自分とも言えるアズラエルが暴走した際にナタルから「アークエンジェルへ行け」と言われて他のクルーと共にドミニオンから脱出したが、脱出艇がクルーゼの搭乗するプロヴィデンスの攻撃を受け、キラとの一瞬の再会の後、父親と同じように彼の眼前で死亡した。
死後は霊体となって、「自分の本当の想い」でキラを守る。クルーゼとの死闘後、ジェネシスの直撃を受けてフリーダムは大破したが、それでもキラが生きていたのはフレイのお陰だったのかもしれない。しかし、その本当の想いをキラに伝えることだけは叶わず、フレイの死はキラの心に拭い難い傷を残すことになる。
キャラクターの総評
フレイ・アルスターは「番組序盤から中盤にかけて感情の赴くままに自己中心的な行動を繰り返す」等、アークエンジェル内のトラブルメーカー的な役回り故に視聴者からその行動を大いに問題視されていた。しかし番組後半でキラを利用して死んだ(と思った)際にはを本心から悔い、そしてキラの生存を知った後は再会と謝罪を望みながらも、最終的にキラの目の前で生前の謝罪も叶わないまま、悲劇的な最期を遂げた事で評価が序盤から大きく変わっていた。
また、『機動戦士ガンダムSEED』の監督である福田己津央氏は、講演会にてフレイ・アルスターというキャラクターについて「自分の居場所を求めていた不安な女」と語っている。また、「もしフレイが生きていたら、互いに罪悪感を抱えながらもキラは彼女と一緒に生きていっただろう」というコメントを残している。
登場作品と役柄
そのキャラクター性ゆえに、作品によって扱いは大きく変わる。終始印象の悪いまま死亡することもあれば、憑き物が落ちたうえに生存することも。
αシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 初登場作品。DVE用の音声収録が行われている。大体、原作と似たようなポジションで、作中では原作と同様に感情的な発言が目立つ為、同世代のアスカに思惑を見透かされる場面もある等、αナンバーズの面々からあまり快く思われていなかった。
- また、αナンバーズに同行していた期間が短い為、死亡した際もキラ以外に彼女の死を悲しむ描写はなく、同じ声のナタルほどでないにせよ悪役に近い扱いを受けている感はあり、不遇と言える。
- 名前のみだが、最終話でトール・ナタル・他の登場作品の死亡したキャラ達と共にαナンバーズに力を貸した。
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- フレイ自身は『Z』以前に死亡している為本人は登場しないが、中盤のあるイベントにて、キラが彼女の名前を口にしており、今もなお、彼女の死が大きな悲しみとしてキラの心に刻み込まれている事がわかる。
- 名前のみとはいえフレイについてはっきり触れられたのは、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』が参戦しているスパロボ作品では初の事である(『SEED DESTINY』のアニメ本編や各媒体でも、『SEED DESTINY』設定で参戦した過去のスパロボ作品においても、キラが『SEED』での戦いで心に大きな傷を負った事に触れられた事はあっても、フレイについてはっきりと触れられた事は殆ど無かった)。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 直接名前こそ出てこないものの、第40話「レア・イグラー」のシナリオエンドにてキラが今でも彼女を失った瞬間の悪夢にうなされていることをアンディに話している。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- やはり原作と似たようなポジション。しかし、不遇だった『第3次α』と比較すると、中の人繋がりでナデシコに乗りたがったり、オルファンの影響で大時化で着水しているアークエンジェルが大揺れしたため船酔いを起こしてグロッキーになるなど、コミカルな描写も多い。結果的に死亡してしまうのは避けられないとはいえ、原作死亡時の一枚絵があったり、クルーゼとの対決でフレイを殺害したことに激怒している台詞を言うキャラも何人かいる(両主人公、ボルテスチーム、獣戦機隊)ので、ぞんざいと言うわけではない。
- スーパーロボット大戦W
- 別名綺麗なフレイ様。アークエンジェルに回収される場面がヴァルストークファミリーに置き換わり、アークエンジェルに送られるまでカズマ達と交流するため、後にキラが行方不明になった際、キラとサイを利用した事への苦悩をカズマに打ち明ける。
- そして、サイに謝罪しようとするがクルーゼに誘拐され、原作と同じ流れでジンに乗せられて(操縦はAIがやっており、ドミニオンに向けて勝手に動く)戦場に放り込まれる…が、ここで何とドミニオンではなくアークエンジェルが回収するというIF展開になる(ちなみに、このとき回収できずにドミニオンに隣接=原作通りの展開を辿るとゲームオーバー)。その際、キラとの関係を知ったクルーゼに撃ち落されそうになるがラクスに助けられ、生存する。
- その後、自らの出生を知った上にラクスを誘拐されて引きこもったキラを支える。なお、ラクスの救出をキラに頼み込む上にEDでプラントに訪れる事からコーディネイターへの差別意識も消えた模様。余談だが、同じ声を持つナタル・バジルールも無条件で生き残る一風変わったスパロボになっている。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- レアリティSRのサポートユニット。
- スーパーロボット大戦DD
- 序章ワールド3から登場。地球降下後にクルーゼ隊が追ってくるというオリジナル展開で序章が始まるのもあって「キラを利用しようとするフレイ」の構図が最初からずっと続く形となり、その間はキラ共々周囲を遠ざけているため、他作品の登場人物との会話が殆どない。
- アラスカ基地でアークエンジェルから降りた後は、2章Part1「終わらない明日へ」にてクルーゼの捕虜として再登場。原作通りの流れでドミニオンに回収され、脱出艇に乗る。だがジンに拿捕された上でクルーゼに撃たれる所を、トランザムを発動させたガンダムエクシアによって助けられる。その後は戦闘から離れるよう促され、キラと直接対話をした上で地球へと降りて行った。
- 2023年12月にはストライクフリーダムガンダムの参戦に合わせて支援ユニットパーツとして参戦。ボイスも本作に合わせた原作終了後設定のものが新規収録されている。
ステータス
サポートアビリティ
- アルスター家のお嬢様
- SR。攻撃力大アップ、装甲大ダウン。
支援効果
パーツ | メイン効果 | サブ効果 | 精神コマンド | 専用演出対応 |
---|---|---|---|---|
素直な想い | 運動性ダウンIII | タイプ強化IV・攻撃・照準値(攻撃&命中)(キラ・ヤマト) | ひらめき | ストライクフリーダムガンダム (キラ・ヤマト) |
人間関係
家族
母親は幼少時に他界しており、登場しない。母親の早い死がフレイのファザコン気質と差別意識の土壌を作ったとされる。
- ジョージ・アルスター
- SRW未登場。父親で大西洋連邦事務次官。世間知らずで自己中心的で、他人に依存しないと何も出来ないところは父娘そっくりである。娘の眼前で乗艦のモントゴメリを沈められ死亡した。
- なお、フレイも「自分を大事に思ってくれた人間の前で自分が乗っていた艦艇をザフトによって沈められる」という父と同じ死に方をする事に。
ヘリオポリス時代
- ミリアリア・ハウ
- 同じサークルに所属している一期先輩で同性という事もあり、親しい仲だった。
- キラ・ヤマト
- 同じ工業カレッジに通う、一期先輩でミリアリアの友人。
- 想いを寄せられていたが、父を助ける事が出来なかったキラを怨み、自身の肉体を使ってまでキラを死ぬまで自分の為に戦わせようとしていた。
- 本編中では一瞬とはいえ彼との性行為を示唆する描写すらあった。
- だが、図らずもそれにより自分が最も彼の心に触れる存在となり、いつしか本気で好意を抱くようになる。
- そして彼が一時行方不明になった際に自覚することになったが、この後キラとフレイが直接対面することは二度と無かった。
- キラを利用したことを何度も謝ろうと思っていたフレイだったがそれが叶ったのは皮肉にも自身が死亡した後であり、キラに言葉を伝えること自体は叶わなかった。
- 死後、霊体となったフレイはキラの力となるべく、彼を「自分の本当の想い」で守ったが、彼の方はフレイの死を後の時代まで引きずるトラウマになってしまった……。
- 『W』および『DD』では無事に生存し和解している。
- サイ・アーガイル
- 親同士で決めた婚約者で恋人だったが、キラを利用するために解消。
- その後キラが行方不明になった事でよりを戻そうとするが、それまでにした彼の仕打ちから当然拒絶されてしまい、結果的に破局した。
- しかし、フレイが乗っていた脱出艇が撃墜され死亡した際には唖然とフレイの名を呟いていたことからサイ自身は心の奥底ではフレイの死に思うところがあったと思われる。
- 一方、『W』では和解し無事によりを戻す。
- トール・ケーニヒ
- ヘリオポリスのカレッジのメンバーの仲では一番しっかりしていたため、自分の我儘を彼に諌められる事も少なくなかった。
- 尤も劇中の様子から見ても、フレイはトールの忠告に聞き入れた様子はなかったが…。
- カズイ・バスカーク
- キラやサイ程繋がりは無いが、フレイの反コーディネイター感情を見てブルーコスモスではないのかと指摘する。実際、フレイの父親がブルーコスモスの幹部であった為に、「疑われても仕方が無かった」とも言える。
アークエンジェル隊
- マリュー・ラミアス
- 序盤で成り行きで彼女が艦長を務める事になったアークエンジェルに回収され、最初は民間人として搭乗するものの後に軍に志願した事でクルーとして配属。連合軍本部のアラスカ基地に着いて、転属命令を下されるまでは行動を共にしていた。
- ムウ・ラ・フラガ
- 上官。連合軍本部のアラスカ基地で、彼やナタルと共に転属命令を下された。
地球連合軍
- ナタル・バジルール
- 彼女が艦長を務めるドミニオンに回収される。
- その後、彼女に頼み込んでフレイはドミニオンのオペレーターになる。
- 最後は、アズラエルに殺されそうになったフレイを庇って、ドミニオンのクルーと共にアークエンジェルへ逃げるように促したが、フレイもナタルの後を追うように戦死してしまった。
- 『スパロボW』、『スパロボDD』では、共に生存している。
- ムルタ・アズラエル
- ブルーコスモスの盟主にして、コーディネイターへの憎しみに囚われた彼女が辿ったかもしれない成れの果て。
- ドミニオンに回収された後は、クルーゼから「戦争を終わらせるための鍵」として、中身を知らずに手渡されたニュートロンジャマーキャンセラーのデータを彼に渡してしまい、戦争を激化させてしまう。
- 最後は狂気的な本性を現し暴走する彼に反旗を翻し、彼の怒りの矛先が自分に向いてしまい殺されかける。
- 生体CPU3人組(オルガ・サブナック、クロト・ブエル、シャニ・アンドラス)
- ザフトから救命ポッドに入れられ宇宙空間に放り出されたところを彼らに回収される。後にドミニオンのオペレーターに就任した後は彼らと行動を共にした。
- ジェラード・ガルシア
- 彼から言いがかりのような疑惑をかけられたミリアリアを救うべくキラが名乗り出た際に、キラの立場がどうなるかも考えずにコーディネイターである事を彼の目の前で明かしてしまい、状況を悪化させてしまった。
ザフト
- ラウ・ル・クルーゼ
- 父親と声が似ているため安堵感を覚えていた。しかし結局フレイは彼に散々利用され、最期は用済みと見なされて命を奪われた。
- なお殺されずに拉致されたのは、出会い頭に彼の事を思わず「パパ」と呼んでしまった事で、彼から自分がクルーゼ自身のルーツに繋がる血縁の者の可能性を疑われたためであるが、結局はクルーゼの思い違いであり他人の空似であった。
- 実は父親が落命した時の戦場で、父の乗っていたモントゴメリを沈めた時にザフト側での作戦を指揮していたのは、他ならぬこのクルーゼであり、最後まで彼が父を殺した憎むべき本当の敵である事は知らなかった。
- 『DD』では声に関する内容は省略されたので、アルスター家の子女なら利用価値があるという理由で拉致された。
- イザーク・ジュール
- ザフトで捕虜となっていた間、行動を共にしていたクルーゼの部下。クルーゼ隊の同期達が離散し唯一クルーゼの下に残った彼からも、上官に囲われている女とはいえナチュラル故に快く思われておらず、フレイ自身も彼がコーディネイターという事で終始怯えていた。
- ディアッカ・エルスマン
- 中盤でアークエンジェルに投降し、捕虜となった彼がミリアリアといざこざを起こした際に、サイに拒絶されたショックもあって衝動に駆られ射殺しようとしたが、割って入ったミリアリアに止められ未遂に終わっている。
プラント
- ラクス・クライン
- 絡んだのは序盤だけだが原作ではコーディネイターである彼女に対しても激しく嫌悪感を示しており友好的に握手を求めた彼女の姿勢を一貫して拒絶していた。ちなみにフレイがキラと離れ離れとなった後は最終的にキラの恋人という立場は彼女に落ち着くことになる。
- 一方『W』では彼女によってクルーゼの攻撃から庇われ命を救われることになる。その後、キラに謝罪しつつ攫われてしまった彼女の救出を頼み込んでいることから、この事に関しては本気で恩を感じていたようである。
オーブ連合首長国
- カガリ・ユラ・アスハ
- オーブに着くまでしばらくの間行動を共にしていたが、バルトフェルドとの戦いで心に傷を負ったキラを彼女が元気付けるところを見て無意識のうちに嫉妬する等、お互いにあまり快く思っていなかった。
- なお、どちらも世間知らずなところがあるが、バナディーヤの街に買い出しに行った際に、どう考えても砂漠で手に入るはずのない「エリザリオの乳液」や「化粧水」といった代物を注文したのを彼女から呆れ果てられた事から、世界のあちこちを渡り歩いているカガリの方が若干マシなようである。
- 余談であるが、ゲームボーイアドバンス用ソフト『機動戦士ガンダムSEED 友と君と戦場で。』では、女の勘から「フレイが自分自身と同類のどこかの令嬢である」事に勘づくイベントが有る。
その他
- エル
- アークエンジェルに収容されていたヘリオポリスの避難民の少女。
- アークエンジェルの通路でキラとぶつかってしまい転んだところをフレイに助けられるが、キラを自分の復讐に利用せんと企む彼女の本性に気付き、その場から逃げている。
- エルの死後、彼女がキラに贈った折り紙の花が、フレイがキラにトラウマを植え付けるために利用されている。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
ガンダムSEEDシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- カミーユ・ビダン
- 『第3次α』序盤で父親を守れなかったキラに対するフレイの怒りが、むしろ憎悪に近い感情である事を敏感に感じ取る。
- 一方で原作において彼自身も親を亡くした際に[2]錯乱するあまり周囲に当り散らしていたため、カミーユだけはフレイの行動に一定の理解を示していた。
- フォウ・ムラサメ
- 『第3次α』ではサイに拒絶されショックを受け、足を運んだ医務室でミリアリアとディアッカがいざこざを起こしていた時に、原作通りにディアッカを拳銃で射殺しようとしたところを、ファやジュドーと共にその場に居合わせた彼女に止めるように忠告されるも、耳を貸そうとしなかった。
- ジュドー・アーシタ、ルー・ルカ
- 『第3次α』の序盤に身勝手且つ空気の読めていない発言を繰り返したが為に、彼らにも不快感を抱かれる。
- また、ジュドーもカミーユ同様にフレイが発する負の感情に気付いていた。
- サウス・バニング
- 『第3次α』では、地球の砂漠に降下して間もなく、自分の謀略でキラとサイがもめ事を起こした際に、彼から自分を含めた3人を「まだ娑婆っ気が抜け切れていない野戦任官の小僧達」と皮肉と哀れみを込めて評された。
アナザーガンダムシリーズ
リアル系
スーパー系
- 兜甲児
- 『J』では、原作通り避難していた救命ポッドがキラのストライクによって回収され、アークエンジェルに収容された際に、初めて会った彼から「カワイイ」と評される。
- 弓さやか
- 『J』では、上記の台詞でラクスを拒絶した際に、カズイに代わって「ブルーコスモスなのか?」と彼女に問い詰められる。
- 三輪防人
- 『第3次α』では(スパロボに登場しない)原作のウィリアム・サザーランドに代わり、ザフトに父を殺されて連邦軍に在籍するフレイを連邦軍のプロパガンダに利用しようと考えていた。
- ユウキ・コスモ
- 『第3次α』にて危機感の無いフレイ達の態度を嘲笑した。
- 惣流・アスカ・ラングレー
- 『第3次α』では思い上がった考えを彼女に看破され、激しく非難を受けて動揺する。
- アスカとのイベントに代表されるように、『第3次α』におけるフレイは途中離脱もあったとはいえ、他作品のキャラと良好な関係を築くことが出来ず、後述のNJCデータ受け渡しの際の台詞を彼女からは「助けて欲しいが故のハッタリ」だと思われてしまっている。
- 葛城ミサト
- 『第3次α』ではミサトにいち早く自身の悪女的な本質を見抜かれている。
- ミサトにも似た様な経験が有ったため、ある意味では「同類」とも言うべき存在。
バンプレストオリジナル
- クォヴレー・ゴードン
- 『第3次α』では、始まりこそ綺麗なものではなかったがフレイの存在がキラの戦いに対する重要な意味となっていたことを語っている。
- カズマ・アーディガン
- 『W』ではヘリオポリス壊滅後にヴァルストークに回収されたことから彼と出会って親しくなる。
- キラとサイを利用してしまった事の対する苦悩を彼に打ち明ける等、良き相談相手になり、同作のフレイの行動に大きく関わった。ある意味、カズマとの出会い無くしてフレイも救われる事は無かっただろう。
- ディド
- 『DD』では彼のせいで並行世界に跳ばされてしばらく帰れなく(父親の仇が討てなく)なったことで、度々恨み節を向けていた。
名台詞
- 「コーディネイターの癖に、なれなれしくしないで!」
- 初対面で友好のための握手を求めたラクスに対して、コーディネイターへの偏見を露わにする。
- 小説版ではキラがその場にいたことに思い当たり、彼には慌ててフォローを入れている。
- しかし、フレイのこの言葉で精神的に深く傷ついたキラの、フレイへの憧憬と淡い好意は砕け散ることとなった。
- 「この子を殺すわ!」
「パパの艦を撃ったら、この子を殺すって、『あいつら』に言って!!」
「そう言ってぇぇぇっ!!!」 - 第9話。父の乗る地球軍のネルソン級宇宙戦艦「モントゴメリ」が危機に晒されている事に居ても立ってもいられず、再びブリッジに入ってきた際にラクスを連れ込んでクルーに訴えた台詞。
- 最初にブリッジに飛び込んだ際にはドレイク級宇宙護衛艦「ロー」が爆散する姿を直に見てしまったため、焦燥してしまったのは仕方がないだろう。
- しかし、直後にヴェサリウスの主砲がモンドゴメリの胴体を貫通。目の前で爆散してしまった。
- なお、第3次αでもほぼ同じやり取りがあるが、違うところは最初にブリッジに入ってきた時に、この事を思いついたので現場にラクスはいない点。
- そのため、台詞も「あの子を殺すわ!」といった具合に変更されている。
- 「…パパの船は?…パパの船は…どうしたの?…ねえ!…いやぁぁー…!…」
「嘘よ!そんなの嘘よ!…嘘ぉぉ!!」
「…うっ…うっ…」
「嘘つき!!」
「大丈夫って言ったじゃない! 僕達も行くから大丈夫だって!」
「何でパパの艦を守ってくれなかったの!?」
「何であいつらをやっつけてくれなかったのよぉっっ!?」
「あんた…自分もコーディネイターだからって、本気で戦ってないんでしょう!!」
「パパを…パパを返してよ…!」 - 第10話でキラに対して泣きながら訴えるフレイの台詞。
- 目の前で父親を殺されてしまった以上、感情的になってしまい、号泣/嗚咽してしまうのは仕方がないが、キラ自身も相手がアスランが搭乗していたイージスだった事もあり、「本気で戦ってないんでしょう!!」の言葉は何よりもキラの心に突き刺さってしまっていた。
- 第3次αでもDVEで収録されているが、若干シチュエーションが異なっており、その場にいたαナンバーズのメンバーであるカミーユ、ジュドー、ヒイロ、ムウらにも怒りをぶちまけている(後述)。
- 「このままには、しないわ…!」
- 第10話でベッドでぼそりとつぶやいた独白。
- 以前からコーディネイターに偏見を持っていたが、父を殺された事でそれが憎悪に変わってしまった決定的な瞬間である。
- 「そうよ…みんな、やっつけてもらわなくっちゃ…」
- 第11話で、アークエンジェルの廊下でキラにぶつかって転んだエルを「また戦争だけど大丈夫。このお兄ちゃんが戦って、守ってくれるから」と宥めた後、格納庫へ向かったキラの姿を見つめながら呟いた台詞。
- この時、フレイはキラとぶつかったエルの左手を強く握っており、左手を折られそうになったエルはその場から逃げている。
- 「なら…私の想いが…あなたを護るわ」
- 第13話にてキラがフレイの元に戻ってきた際の台詞。
- この時はキラを自身の復讐に利用しようとしていたが…。
- 「キラは…戦って、戦って、戦って、死ぬの…でなきゃ許さない…!」
- 第15話でフレイが口にした、キラに対する強い憎悪に満ちた台詞。
- 「関係なくないわよ! 私、夕べはキラの部屋にいたんだから!」
- 一方的に別れ話を持ち出され、問い詰めようとしたサイに対する爆弾発言。
- ある意味『ガンダムSEED』を代表するシーン。
- (馬鹿…!)
「サイ…馬鹿よね…あなたに敵うはず無いのに…」 - 前者は第19話のラスト、後者は第20話でキラに吐露した台詞。
- サイに対しての思いが垣間見える。
- 後者の台詞がきっかけで、キラはフレイがサイを思い続けていることと自分への強い偏見を感じ取り、フレイと距離を置くようになった。
- 「キラも家族来てるんでしょ? 何で会いに行かないの?」
「嘘、嘘よ! 何よ! 同情してんの!? あんたが…私に…?」
「私には誰も会いに来ないから…だから、かわいそうって…そういうこと!?」
「冗談じゃないわ! やめてよね、そんなの…! 何で私があんたなんかに同情されなきゃなんないのよ!?」
「つらいのはあんたの方でしょ! かわいそうなのはあんたの方でしょ! かわいそうなキラ…独りぼっちのキラ…戦ってつらくて…守れなくてつらくて…すぐ泣いて…だから! なのに…なのに、何で私があんたに同情されなきゃなんないのよ…!?」 - 第28話。同級生たちが両親と再会する中、キラだけが親に会わずにM1アストレイの技術協力を行っていた。
- その姿を見たフレイは同情されたのだと思い癇癪を起こし、結果的に二人の関係は破局を迎えた。
- 台詞自体をよく見てみると、最後の台詞は完全にキラへの理解が表れているが、この時は抱えていた内心を素直に出せずの破局だったのが悲しい。
- 尚、この時のキラには両親と会いたくない理由があったのだが、フレイはそれを吐露出来る相手ではなかった。
- 「あなた、わかってたじゃない! 本当はキラの事なんか…」
- キラがMIAになった報告を聞いた後、サイとよりを戻そうとし、キラはただ利用していただけと語るが、自分でも気が付かないままキラの事を好きになっていたことを見透かされ、直後に冷たく拒絶される。
- それでもフレイは「違う」と必死で言い続ける始末。
- 小説版ではフレイの心情が細かく描写されており、上記でのキラに対する癇癪を後悔。戦闘からキラが戻ってきたら謝罪して、もしキラが許してくれるなら関係を最初から見直してもう一度彼を支えたいと覚悟をしていたが、その矢先にキラはMIAとなってしまう。当初の自分が望んだ結末の達成でもあったのだが、フレイは「自分がキラを死に追いやった」という事実にただ愕然とする事となった。
- 結局はこの時のサイの指摘はフレイの心情を的確に言い当てており、フレイも自分がキラを死なせたという罪悪感から逃れるための行動だったため、それ故にフレイも感情的な反論に終始してしまった。
- 「コーディネイターなんて…みんな、死んじゃえばいいのよ!」
- ディアッカを殺そうとしたミリアリアに同調する形で彼を殺そうとする。
- しかしその時彼女の脳裏にあったのは、短い間に育んだキラとの思い出の数々だった。
- 「種」としてのコーディネイターを憎悪しながらも、そのコーディネイターであるキラを上記の通り愛してしまった矛盾が爆発したシーンと言える。
- 小説版では、フレイがこの凶行を犯そうとした理由について、ミリアリアが「キラの死によるショックが強過ぎたから」と分析した描写がされている。
- 「あんただって憎いんでしょ、こいつが! トールを殺したコーディネイターが!」
「何よ…あんただって、同じじゃない! あんただって、私と同じなんじゃない!」 - ディアッカを銃撃しようとしたのをミリアリアに止められて。コーディネイターはみんな死ねばいい発言で「キラの件があってもコーディネイターに対する差別意識を持っている」と非難される事もあるが、このセリフからこの時のフレイはあくまで「キラを奪ったコーディネイターが憎い」と考えて行動した事が窺える。
- もっともミリアリアも怒りに任せて殺そうとしたという共通点はあるものの、ミリアリアの怒りはあくまでもディアッカ個人に対してのものであり、コーディネイター全体に対しての怒りではない。
- 一連の台詞は『第3次α』においてDVEとなった。
- 「嫌よ! 嫌です私! ぇ…離して! うっ…ぅ…艦長!なんで私だけ…」
- 転属を拒否し駄々を捏ねる台詞。その直後、泣き崩れるフレイはナタルに咎められる。
- 自分から軍隊入りを志願したのだが、この台詞を見る限りどうにも兵士としての自覚には欠けている。
- ちなみにアラスカ基地が戦闘状態に突入した際も脱出の潜水艦の列から離れてアークエンジェルに戻ろうとしたが、小説版では誰かに泣き付けば押し通せる程度にしか考えておらず、命令違反をしているとの意識は全くなかったとの事。
- 余談だが、フレイとナタルを演じた桑島氏は「(声優が同じ両者の)共演シーンは別録ではなく同時収録」とラジオで語っていた。
- 「パパ?」
- アラスカ基地内部でクルーゼと初めて会ったシーンより。この後、クルーゼに拉致されてザフトの捕虜となってしまう。
- 余談だが、この台詞の直後にクルーゼはフレイを殴って気絶させたため「そこまで歳は取っていない」事で怒ったと、視聴者の間でネタにされた事も。
- 「私、持ってるわ! この戦争を終わらせる『鍵』を!」
- 第46話より。『鍵』とはクルーゼに持たされたニュートロンジャマーキャンセラーのデータのこと。
- クルーゼの狙い通り、フレイはデータと共に連合軍に保護された。
- この時、フレイは皮肉にもキラが命懸けで戦っていた戦場の怖さというものをわが身に嫌というほど思い知らされたのである。
- 「でも、私…どうしても会いたいんです。」
「キラ、生きてた……!だから、あって今度こそちゃんと話っ、私…みんなとも。」
「怖いけど!私、何も分かってなかった!…ずっと!」 - 第47話より。
- ナタルに頼み込んで前線へ出るドミニオンのクルーになることを望んだのは敵同士でも最もアークエンジェルに会える可能性が高いから。ブリッジを選んだのも戦闘中、ただ部屋で震えているだけのアークエンジェル時代の自分を恥じたから。
- 父を失った時もキラだけでなくサイやミリアリアも本当は怖かったはずだと実感した。
- みんなが心の何処かで抱いた戦場の怖さを自分も味わわなければという、自分自身の罪への戒め。
- 同じお嬢様でもラクスやカガリと違い、ただの我が儘なお嬢様から大きく成長したことをうかがわせる。
- ちなみに小説版ではナタルはフレイを心配し、当初は除隊を勧めており、次には後方勤務など安全な部署に配属させようとしたが、フレイの強い意志によりドミニオン配属になった事が語られている。
- 本編でもフレイに「月基地に残っていた方が良かったのではないか?」と語っており、本心から身を案じられていた事が分かる。
- もっとも月面プトレマイオス基地に残留した場合は後にジェネシスの第二射に巻き込まれて本編以上に凄惨な死に方をしてしまっただろう。
- 「駄目! もうやめて! アークエンジェル、逃げて!!」
- 第49話のアークエンジェルとドミニオンの最終決戦において、ムルタ・アズラエルが「(一時的に無防備状態になっていた)アークエンジェルをローエングリンで沈めろ!」と命じる光景を見かね、アークエンジェルの仲間たちに通信を送ろうとした際の台詞。その直後、フレイはアズラエルに殴られてしまう。
- 悲しいことに、これがフレイがアークエンジェルに対して行った最初で最後の善行であった。
- キラ「うっ…うっ…うぅ…」
「キラ…」
キラ「そんな…フレイ…そんな…!」
「ありがとう…ごめんね…」
キラ「…どうして……」
「…ずっと…あやまりたかった…」
キラ「くっ…どうして…君が…フレイ!」
「苦しかった…怖くて、ずっと…。知らなかったから…私…何もわかってなかったから…」
キラ「フレイ!」
「でも、今…やっと自由だわ。とても素直に…あなたが見える」
キラ「僕は…くっ…!」
「だから、泣かないで…」
キラ「ちくしょお…僕は…!」
「あなたはもう泣かないで…」
キラ「君に何も…!」
「…護るから…私の本当の想いが、あなたを護るから…」
キラ「…!」 - 死亡直後にキラに答え彼の力となるべく霊体となった際の台詞。
- 第13話での台詞の対比となっている。
- 『第3次α』でも、桑島氏と保志氏のDVEで収録されている。
- アムロとララァを彷彿とさせるシーンだが……キラはニュータイプでも霊能者でもないので、実際にはこの時のフレイとは会話していない。
- 微妙に通じていない会話の内容がそれを物語っており、後の時代のキラは涙すら枯れ果てたように感情を出せなくなってしまった……。
- なお、監督の福田己津央氏は「霊体となった際のフレイのモデルはララァではなく、カイに語り掛けるミハルがモデル」だと語っている。
- 『DD』では無事に生還しキラと再会した際に、4行目~8行目の台詞を直接交わしている。
- フレイが本当に自分の想いをキラに伝えられた瞬間となり、キラへの精神的なトドメとなってしまった原作とは逆に、二人にとっての最大の救いとなった。
スパロボシリーズでの名台詞
αシリーズ
- 「でも、あなた達は好きで戦っているんでしょう?」
「私には好きこのんで戦っているようにしか見えないわ」
「だって、そうでしょう? 戦争は大人の軍人に任せておけばいいのに」 - (リアル系男主人公ルート)第8話「誘う声」のシナリオデモにてアークエンジェルに保護されて、αナンバーズのメンバーからには自分と同年代から年下の子までいる事を聞かされて、子供を戦わせている異常さを感じて呟いた感想。
- 「あなた達がザフトを追い払ってくれなかったから、パパが…パパの艦が…!」
- (リアル系男主人公ルート)第10話「消えていく光」のシナリオエンドデモにて。
- 「…そういうのって理屈で割り切れるものじゃないわよ。コーディネイターと同じでね」
「もちろん、キラは別よ。私達のために戦ってくれているんだから。ねえ、キラ?」 - 第24話「戦神の星で」より。コスモとカズイがバームの火星移住計画に難色を示していた場面にて、「不幸な誤解から始まった事件」とバームを擁護したトールへの台詞。
- 2行目は一応キラをフォローしているようであるが、よりにもよって本人の目の前で上記の口にしている時点でかなり説得力がない。
- 「私達が平和ボケしてるですって? 冗談じゃないわ。私のパパはコーディネイターに殺されたのよ…!」
「自分達だけが被害者のような顔をしないで欲しいわ…!」 - 同話にて、コスモからの皮肉に激昂した際の台詞。彼の被害者意識が強いのは確かだが、女である事を最大限に活用しているフレイの行動理念も、被害者感情に裏打ちされたものであろう。
携帯機シリーズ
- 「キラ…今度は私があなたの力になるわ…」
- AAに救出された後、キラが引きこもってしまった事を聞いて。
- 「…キラ…ごめんなさい…。私…あなたにひどい事をした…」
「こんな事…私が言うのもおかしいし…本当なら、あの子にも謝らなくちゃいけないけど…」
「ラクスって子…助けてあげて…。あの子…私を守ってくれた…。だから…」
「ごめんなさい…。それだけ…言いたかったの…」
「食事…持ってきたから…。よかったら、食べてね…」 - キラへの謝罪。フレイの謝罪と献身によりキラは立ち直ることが出来たため、そういう点でも今作のフレイは本当に綺麗な存在になっている。
単独作品
- 「ミリアリア、カズイ…サイ…みんな、ごめんなさい」
ミリアリア「ごめんだなんて…水臭いわよ」
カズイ「いいんだよ、もう…」
サイ「フレイ…お帰り」
「ありがとう、みんな…。今なら、とても素直な…素直な気持ちで話せる」 - 第2章Part1「終わらない明日へ」より。上述の死亡後の幻影の台詞の一部を、生きてキラと直接交わす事が出来た後の続き。仲間達とも生きて言葉を交わし、憎しみに駆られて酷い扱いをしてしまったサイにも謝ることができ…『W』とはまた別の形で、綺麗にわかりあうことができた。
- 「キラ、こんな風にあなたと話せるなんて」
- 支援ユニット「素直な想い」のキラ(ストライクフリーダムガンダム)専用演出の台詞。原作では叶わなかったシチュエーション。
余談
- 続編『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のヒロインの1人、ステラ・ルーシェもフレイと同じ桑島法子氏が演じており、フレイと同様に悲劇的な最期を迎えてしまう。しかし、自分を守る事が出来なかった自責の念に苛まれていたシンの心を救ったのが、フレイとの大きな違いである。
- 対戦アーケードゲーム『ガンダムエクストリームバーサス』の家庭移植版にて「フリーダムに搭乗するキラのカットインには、霊体となったフレイが登場する」というサプライズが有る。フレイのファンならば、感涙ものである。
- アニメ製作の初期段階では、当初フレイがMSパイロットになる予定であり、その際の搭乗機がストライクルージュであった。あの赤色はフレイが乗る事を想定して塗られた色である。なお、現在のところフレイがMSに乗って戦う作品は、スパロボには無い(Gジェネシリーズでは何度か有るが)。
- 人間爆弾となってアークエンジェルへと送り返され、サイと共に死亡するという案もあったようだ。
- サウンドトラック『機動戦士ガンダムSEED ORIGINAL SOUNDTRACK III』(2003年9月21日発売)には、「フレイの死」というタイトルの曲が収録されている。
- 『機動戦士ガンダムSEED』の監督である福田己津央氏は、「フレイのモデルは、1983年に放送されたテレビドラマ『スチュワーデス物語』に登場する、女優の片平なぎさ氏が演じる新藤真理子である」とインタビューで発言している。
脚注
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