「ララァ・スン」の版間の差分

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:同じく第34話にて。[[コンスコン]]の[[リック・ドム]]部隊と[[ガンダム]]の戦いの模様をTV中継で見て。
 
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:実際、戦いの結果はララァが予見した通りになった。ララァの群を抜いた[[ニュータイプ]]能力を象徴する場面である。
 
:実際、戦いの結果はララァが予見した通りになった。ララァの群を抜いた[[ニュータイプ]]能力を象徴する場面である。
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:これに対し、シャアは「ララァは賢いな」と賛辞を惜しまなかった。思い返せば、この時からシャアはララァに対して恋愛以上の依存をし始めていたのであろう…。
 
;「ウフッ…… 大佐が私の心を触った感じなんです」
 
;「ウフッ…… 大佐が私の心を触った感じなんです」
 
:第37話にて、テキサス・コロニーで[[マ・クベ]]の[[ギャン]]と戦う[[ガンダム]]を操るアムロが接近してくる様子を感じ取って。
 
:第37話にて、テキサス・コロニーで[[マ・クベ]]の[[ギャン]]と戦う[[ガンダム]]を操るアムロが接近してくる様子を感じ取って。

2015年8月14日 (金) 13:41時点における版

ララァ・スン(Larah Sune)

ジオン公国軍少尉。フラナガン機関で育成されたニュータイプ

エルメスに搭乗している。視界外からの攻撃「ビット」により地球連邦軍戦艦を破壊。ソロモンの亡霊」と地球連邦軍に恐れられた。

シャア・アズナブルを助けるために、アムロ・レイが乗るガンダムビームサーベルでコックピットを刺されて死亡する。彼女の死はその後の二人の人生に大きな影響を残すことになった。

機動戦士ガンダムΖΖ』での最終回にてハマーン・カーンとの戦いでピンチとなったジュドー・アーシタエルピー・プルフォウ・ムラサメカツ・コバヤシサラ・ザビアロフと共に彼を助けている。

アニメ版ではシャアと出会った切っ掛けは描かれていないが、富野監督の小説版『機動戦士ガンダム』ではサイド5(ルウム)の孤児で、サイド6で生活しているところを救われたという過去が明かされており、同じく富野監督の小説『密会 アムロとララァ』ではガンジス川付近の娼婦という設定で、シャアは客の一人だったとされている。また、安彦良和氏の漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、ニュータイプ能力をカジノ荒らしとして利用された所をシャアに救われた設定になっている。

登場作品と役柄

その特殊な位置づけから、スパロボでも「故人だが登場する」ことが最も多いキャラである。

敵として出てきた場合は説得可能な事が多い。また、時たまクワトロ・バジーナとしてのシャアと一緒に仲間になったりする時もある。このときは大抵“クワトロの副官、あるいは秘書”的な存在であることが多く、クワトロから意見を求められると、説得力のある的確な答えを返すのが定番となっている。そのためさしものクワトロも「ララァがそう言うのならば、そうなのだろう」と判断することが多く、全幅の信頼を寄せていることが伺える(ララァに対し「頭が上がらない」とも言えるかもしれないが)。さすがはクワトロ(シャア)をして「私の母親になってくれたかもしれない女性(ひと)」と言わしめただけのことはある。

なお、言うまでもなく呼び方も「大佐」ではなく「大尉」に変わっている。(ただし、二人きりの時は「大佐」と呼んでいる)。

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦
ディバイン・クルセイダーズ所属。第3話「ダカールの制圧」で、エルメスに乗って敵として登場するが、アムロの説得で仲間になる。しかし、恩人であるシャアと戦うのは忍びないと言って途中で離脱する。
第2次スーパーロボット大戦G
今回はシャアを撃破した上で説得すれば仲間に。今回は最後まで仲間に残る。アムロとの出会いのイベントが追加されるなど、第2次と比べて出番が増えた。
……が、何故かエルメスから乗り換え出来ず、当のエルメスが宇宙専用である。その上、精神コマンドを5つしか覚えない(本作では他にボスオリファーも該当)なため出番は殆ど無いだろう。
第3次スーパーロボット大戦
シナリオ「暗礁空域」に登場。シャアが忘れられなかったのか、またDCに戻ってしまっている。SFC版のデモではダイターン3と戦っている。ストーリーの進め方によっては生き残ってシャアとともにNPCとして登場する事もあり、シャア以上に圧倒的な強さを見せ付ける。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
αシリーズでは一年戦争ソロモン攻略戦の途中で休戦となったが、本編の時系列とは異なり戦死しているので未登場。
第2次スーパーロボット大戦α
アムロの夢の中に登場。
第3次スーパーロボット大戦α
最終話でαナンバーズを守る霊としてシャアと共にアムロの前に登場。

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
第41話「二つの赤い彗星」のインターミッションにて、ゼロシステムで迷いを断ち切ろうとしたシャアの意識に接触し、彼を導いている。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
敵としては登場せず、クワトロと共に仲間になる。モビルスーツに乗ってくるわけではないので、使う場合は機体を用意してやる必要がある。
実は、クワトロよりも射撃が高いノイエ・ジールや原作では乗らなかったNT専用機(クィン・マンサヤクト・ドーガα・アジールなど)に乗せよう。奇跡を習得するパターンもあるのでGP02もオススメ。
スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
3部作通してプレイし、条件を満たして逆襲のシャアルートに進んだ場合、アムロの夢の中に登場。
スーパーロボット大戦IMPACT
COMPACT2と同様。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
フラグを立てれば仲間に。しかし長射程とはいえ、戦力としては他に代役が効くことも多く、V-UPユニットの方が選ばれて撃墜されることも。彼女を撃墜すると、アムロ気力が-30されるので、できれば最後の方に倒したい。余談だが、該当ステージはターン制限のあるMAPである。
ちなみに仲間にした状態だと、クワトロ合流時にロンド・ベルでの彼女の階級が少尉である事が解る。三輪の性格上、合流した事を言い包めるのは簡単だろうが、よくジオン時代と同じ階級を了承したものである(現実だと尉官は上級士官である)。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
移植作であり、作中の扱いに変化無し。V-UPパーツ全てが廃止されたので仲間にされやすいかと思いきや、本作で数少ないターン式EN回復パーツである「ソーラーパネル」を所持するため、むしろ狙われることに。
スーパーロボット大戦D
アムロ、シャアでHi-νガンダムフィン・ファンネルΖガンダムのウェイブライダー突撃を使うと、幻影が現れる。

単独作品

スーパーロボット大戦GCXO
最初は敵として登場するが、物語中盤で自軍が地球に帰ってきたら、クワトロ化したシャア共々ホワイトベースの戦力になっていたという、ある意味度肝を抜く仲間入りを果たす。
これがクワトロ=シャアに付き従う形であろうことは想像に難くないが、建前としては「星間連合に下ったジオン軍を見限った」というような発言をしており、立場の位置づけはエゥーゴに近い。
ニュータイプ関係のイベントでの出番も多く、カミーユフォウを気にかけたりもするなど、ニュータイプのパイロット達の人間関係の要とも言える存在。EDでは、クワトロやジュドーと共に木星へ旅立っていった。
XOではプルツーが自軍に入った際にクィン・マンサが手に入るので、それに乗せても良い。精神コマンドはサポート寄りで、祝福献身を覚えるため、サポート&援護要員で活躍させるのが妥当か。
また、地味にアムロクワトロ両者よりもニュータイプレベルが9に到達するのが早い(アムロ・レベル55、クワトロ・レベル56、ララァ・レベル54)のは流石というべきか
ただし、ジュドーやカミーユよりは遅い(それぞれレベル52と53で到達)ため、全キャラ中最速というわけではない。音声も新規収録された。
余談だが、今作ではエルメス戦闘時のBGMは彼女の曲(曲名:「ララァ」)が用意されており、そういう点でも地味に優遇されている。

関連作品

ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦
既に故人であり、アムロの夢の中にしか登場しない。
リアルロボット戦線
名前のみ登場。本作のアムロとシャアは彼女が死ぬ前の時期に転写されたため、それほど深刻に憎み合ってはおらず、ルートによっては当たり前のように行動を共にしている。

パイロットステータスの傾向

精神コマンド

第2次
直感必殺ひらめき
第2次(PS版)第3次(PS版)
加速幸運ひらめきてかげん必中奇跡
第2次G
加速幸運ひらめきてかげん必中
GCXO
集中ひらめき祝福加速献身覚醒
AA PORTABLE
集中ひらめきてかげん熱血祝福献身

特殊技能

第3次(PS版)
ニュータイプL5シールド防御L5切り払いL5
GCXO
ニュータイプL9シールド防御援護L3
COMPACTA
ニュータイプL9
A PORTABLE
ニュータイプL9ガンファイトL5

固有エースボーナス

A PORTABLE
射撃+10%、回避+10%

パイロットBGM

「颯爽たるシャア」
第2次(PS)にて採用。

人間関係

機動戦士ガンダム

ジオン公国軍

シャア・アズナブル
悲惨な境遇から救い出してくれた恩人。恋愛感情を抱いている。

地球連邦軍

アムロ・レイ
同じニュータイプとして意識を共鳴させる。
ブライト・ノア
原作では敵対関係であり、これといった面識はないが、GC及びXOでは彼の指揮するホワイトベース隊で、クワトロとしてのシャアと共に地球を守るために戦っていた。

機動戦士ガンダムΖΖ

カミーユ・ビダンカツ・コバヤシフォウ・ムラサメサラ・ザビアロフエルピー・プル
ΖΖの最終回で、彼らと共にジュドーに力を貸す。
GCXOでは、カミーユとはシャアとブライトの推薦でMSパイロットとなったのをきっかけに、ホワイトベース隊で共に地球を守るために戦っていた。
GCXOでは、プルの事をニュータイプ同士なのか無邪気な彼女を妹のように可愛がっていた。
ジュドー・アーシタ
ΖΖの最終回で、彼を助ける。

機動戦士ガンダムUC

フル・フロンタル

他作品との人間関係

ガンダムシリーズ

宇宙世紀ガンダムシリーズ

エマ・シーン
GC及びXOでは、彼女と共にホワイトベース隊の一員として地球を守るべく戦っていた。
ハマーン・カーン
原作で面識があったかどうかは不明だが、GCXOではシャアをめぐって三角関係となり恋敵のような関係になる。戦闘前会話も、ほぼ昼ドラのような痴話喧嘩のようなものに近く、彼女から凄まじい殺意、憎悪、嫉妬をぶつけられる。まさに、ニュータイプの修羅場である。
エレドア・マシスミケル・ニノリッチ
XOでは、ホワイトベース隊の仲間ではあるが元ジオン軍のパイロットという経歴から、最初は彼らから色眼鏡で見られる事に。

アナザーガンダムシリーズ

ヒイロ・ユイデュオ・マックスウェルトロワ・バートンカトル・ラバーバ・ウィナー張五飛
COMPACTでは、トロワ、カトル、五飛には会っていないにも関わらずニュータイプ能力による直感で、彼らを「とてもいい子たち」と称していた。

スーパー系

シャピロ・キーツ
GCXOでは、ア・バオア・クーにおけるジオン軍ギガノス軍との最終決戦の後に、アムロクワトロですら気付かなかった彼の傲慢と野心による悪意のプレッシャーを感じ取っていた。

名台詞

「……美しいものが嫌いな人がいるのかしら…… それが年老いて死んでいくのを見るのは、哀しい事ではなくって?」
第34話にて。アムロと初めて出会った時、力尽きた白鳥が湖に落ちて行くのを見て。
「白いモビルスーツが勝つわ」
同じく第34話にて。コンスコンリック・ドム部隊とガンダムの戦いの模様をTV中継で見て。
実際、戦いの結果はララァが予見した通りになった。ララァの群を抜いたニュータイプ能力を象徴する場面である。
これに対し、シャアは「ララァは賢いな」と賛辞を惜しまなかった。思い返せば、この時からシャアはララァに対して恋愛以上の依存をし始めていたのであろう…。
「ウフッ…… 大佐が私の心を触った感じなんです」
第37話にて、テキサス・コロニーでマ・クベギャンと戦うガンダムを操るアムロが接近してくる様子を感じ取って。
そう言われたシャアは、「…そういう冗談は止めにしてくれないか」と照れ臭そうに返す。
CB第2次では、DVEで収録されている。
「大佐、どいてください、邪魔です」
第40話にて、マグネットコーティング処理されたガンダムに圧倒されるシャアに対して。
純粋にシャアを案じて出た台詞ではあるが、こんなことを言われてはパイロットとしても男としても、シャアのプライドはズタズタであろう……。
なお、名曲と(迷曲とも)言われる「シャアが来る」は、よりによってこのシーンで流される
「大佐…… 今日からノーマルスーツを着けて出撃なさって下さい」
第41話にて。ノーマルスーツを着用しないシャアの身を案じて。そして、二人は出撃前の口づけを交わした
「あぁ…… 刻が見える……」
同じく第41話にて。エルメスを撃墜されたときの最期の台詞。

スパロボシリーズでの名台詞

「フォウは今、自分の行為に充足を感じているわ。それをわかってあげなさい」
「人にとって本当につらいのは自分の力で何もできない事…でも彼女は今、自分にできる事を通して新しい生き方を探しているのよ」
GC』第39話「蒼き鷹、再び」or『XO』第39話「獣たちの目覚め」より。
空回りする優しさがもとでフォウとすれ違ってしまうカミーユを諭した台詞。ガンダムシリーズの最初のニュータイプとしての威厳と貫禄を見せ付けたシーン。
「アムロは言ったわ……人はいつか、時間さえも支配できると……」
「でも、私は思います……。過去を振り切ることが出来るのも人の力だと……」
「前に進んでください、大佐……」
第3次Z時獄篇41話より。ゼロシステムを起動させたシャアの意識に現れた際の言葉。
ララァとのこの接触により、シャアは自らが特異点として成すべきことを見据え、人類が前に進めると信じて動き始めることに。

余談

  • 機動戦士ガンダム』のパロディアニメ作品『ガンダムさん』(大和田秀樹:作。原作漫画名『機動戦士ガンダムさん』)に登場するキャラクター「ララァさん」の役を演じている声優は、『機動戦士ガンダム』にてララァ・スンを演じた潘恵子氏の娘・潘めぐみ氏である。
    • ちなみに、『ガンダムさん』は(作品の異なる)ララァを演じている潘氏親子が共演しているアニメ作品でもある。

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