「ヤクト・ドーガ」の版間の差分

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:[[ギュネイ・ガス]]専用機。機体色は青緑と金で、頭部にアンテナが付いている。
 
:[[ギュネイ・ガス]]専用機。機体色は青緑と金で、頭部にアンテナが付いている。
 
;[[ヤクト・ドーガ (クェス専用)]]
 
;[[ヤクト・ドーガ (クェス専用)]]
:[[クェス・パラヤ]]専用機。機体色は赤と銀。後に[[袖付き]]に改修されダークグリーンの塗装となった。
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:[[クェス・パラヤ]]専用機。機体色は赤と銀。
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:;[[GUNDAM:ヤクト・ドーガ (袖付き仕様)|ヤクト・ドーガ (袖付き仕様)]](SRW未登場)
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::クェス機を[[袖付き]]が改修した機体。ギラ・ドーガの右腕・バックパック・ビームマシンガンを流用して補修され、機体色もダークグリーンに変更されている。
 
;[[ヤクト・ドーガ (量産型)]]
 
;[[ヤクト・ドーガ (量産型)]]
 
:SRWオリジナルの量産型。機体色は薄緑。
 
:SRWオリジナルの量産型。機体色は薄緑。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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登場初期は[[ヤクト・ドーガ (クェス専用)|クェス機]]も[[ヤクト・ドーガ (量産型)|量産型]]も[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ギュネイ機]]の色違いグラフィックで登場していた。また、量産機として扱われている作品では、量産型ではなくギュネイ機が量産されて登場することが多い。
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なお、基本的にギュネイ機の登場時には[[ギュネイ・ガス|ギュネイ]]、クェス機の登場時には[[クェス・パラヤ|クェス]]も登場している。
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詳しくは各機体のページを参照。
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=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦}}
:ギュネイ機とクェス機が登場。しかし終盤では多くのMSパイロットがギュネイ機に乗って押し寄せてくる。
+
:初登場作品。[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ギュネイ機]]と[[ヤクト・ドーガ (クェス専用)|クェス機]]が登場。ギュネイ機は量産機としても扱われている。
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:PS版ではギュネイ機と[[ヤクト・ドーガ (量産型)|量産型]]に変更。クェス機は[[クェス・パラヤ|クェス]]と共に登場しなくなっている。
 
:;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}
 
:;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}
::ギュネイ機が登場。流石に今回は[[ガイア]]達は乗らず。
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::ギュネイ機のみ登場。量産機としても扱われている。
 
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}
:ギュネイ機とクェス機、そしてSRWオリジナルの量産型が登場。クェス機のみ終盤で[[プルツー]]を仲間にすると自軍ユニットとして運用できる(クェス本人は別のシナリオで何故かMS無しで加入)。貴重なファンネル持ちMSだが、三種類あるヤクト・ドーガの中でHPなどは一番低い。
+
:SFC版・PS版共にギュネイ機、クェス機、量産型が登場。なお、クェス機は'''[[プルツー]]'''が加入時に持ってくる。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦EX}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦EX}}
:ギュネイ機のみ登場で、しかもギュネイは参戦せずシュテドニアス軍のザコ兵士が乗ってくる。目玉のファンネルを使用してこないのでSRWシリーズの中でも扱いがかなり悪い…と思いきや、メガ粒子砲の性能がが'''攻撃力3900・射程2~8・消費EN5'''というとんでもない超兵器と化している。何故これをサザビーに搭載してくれなかったのか、実に悔やまれる。
+
:ギュネイ機のみ登場。機体のみの登場で、量産機として扱われている。
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}
+
:PS版では量産型に変更となり、ギュネイ機は登場せず。
:ギュネイ機とクェス機が登場。前回に引き続き今回もギュネイは参戦せず、ギュネイ機はザコ兵士の機体となっている。また前回より数が多いので中々鬱陶しい存在。
+
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S|S}}
:クェス機はリアルルート限定でクェスを仲間にすると手に入るが、その際[[ジェガン]]を所持しているとどちらかを廃棄させられてしまう。まぁここで敢えてジェガンを残すメリットは特にないのだが。基本性能は平凡だがファンネルは強力なので、[[ニュータイプ]]のガンダム系パイロットを多用するなら是非強化しておこう。
+
:ギュネイ機とクェス機が登場。ギュネイ機は量産機として扱われており、[[ギュネイ・ガス|ギュネイ]]本人は登場しない。
:;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S}}
+
:本作からクェス機のデザインが本来のものに書き換えられている。
::機体そのものはSFC版とあまり変化はないが、モブパイロットの強化兵が'''[[強化人間]]スキルをレベル40まで修得しない'''という謎の改変が行われたため、敵側のヤクト・ドーガがファンネルを撃ってくることはほぼ皆無となった。もちろんファンネルを撃てない本機などただの雑魚である。
 
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}
:[[オープニング戦闘デモ]]で量産機が久々に登場。……ただしそちらの出番はここだけ。
+
:[[オープニング戦闘デモ]]に量産型、本編にクェス機が登場。また、[[没データ]]にはギュネイ機も存在しており、作中には登場しない量産型も含め機体性能や武装がしっかりと設定されている。
:クェス機は終盤の分岐でポセイダルルートに進むとクェスが持ってくるが、同時に[[サザビー]]も持ってきてくれるため影が薄い。ファンネルをフル改造すると[[MAP兵器]]版も追加されるが、やはりサザビーも同様なのでそちらを優先されがち。本機も弱いわけではないのだが。
+
:本作から量産型のデザインがクェス機の色違いに変更されている。
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦コンプリートボックス}}
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:DISC1収録の三作品、DISC2の「バーチャルスタジアム」に登場。
  
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}({{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC}})
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}({{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC}})
:ギュネイ機とクェス機が登場。ギュネイ機は敵専用ということもあってか、クェス機よりファンネルの攻撃力がかなり低い。
+
:[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ギュネイ機]]と[[ヤクト・ドーガ (クェス専用)|クェス機]]が登場。量産化はされていない。
 
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}
:ギュネイ機とクェス機が登場。逆襲のシャアのイベント再現もあり、この二機も目立つ存在。
+
:ギュネイ機とクェス機が登場。量産化はされていない。
  
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
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;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}} / {{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇}}
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:[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ギュネイ機]]と[[ヤクト・ドーガ (クェス専用)|クェス機]]が登場。量産化はされていない。
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
 
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=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT}}
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT}}({{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor|WSC}})
:ギュネイや強化兵が乗ってくる他、シーン6の選択肢でステージ『ジオンの血』を<B>最初にクリアする</B>と、入手できる。強MSが出そろっている時期なので、有用性は今一。ニュータイプで出撃枠を埋めたいなら。
+
:[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ギュネイ機]]のみ登場。量産機としても扱われており、最終話では[[人工知能|AI]]搭載の無人機が出現する。
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor}}
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}
::シーン6の選択肢でステージ『ジオンの血』を<B>最後にクリアする</B>と、入手できる。
+
:ギュネイ機のみ登場。量産機としても扱われている。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
:隠しシナリオでギュネイ機とクェス機が登場。両者の他に一般兵も乗ってくる。
+
:ギュネイ機とクェス機が登場、どちらも量産機として扱われているが、なぜかギュネイ機の方が攻撃力が高い。雑魚仕様とボス仕様がいるが、どちらにせよ[[ニュータイプ]]または[[強化人間]]が乗っており、シールド持ちで、[[防御]]技能によって[[斬り払い]]が頻発し、そのため命中が低く[[必中]]の無いパイロットだと有効打を与えにくい。射程が長く[[援護]]持ちなのでお互いの位置取りにも注意が必要。
 +
:一般兵の場合、先に登場する[[ギラ・ドーガ]]より全体的に少し強い。ギュネイ機とクェス機に隣接して出現する個体は中々に邪魔ったらしい。[[マップ兵器]]を活用してもいいだろう。最終話は雑魚を倒し過ぎるとゲームオーバーになってしまうため、ギラ・ドーガは極力無視し長射程高命中のこちらを優先して減らしたい所。
 +
:ボスの場合、HP5万越えでクェス機よりギュネイ機の方が性能が若干高く、どちらも防御技能があるのですこぶる耐久性が高く感じられる。特にギュネイの場合は防御LV8に[[反骨心]]まである。ただ2度目の登場は無い。一方でクェス機は(射撃がギュネイより高いとはいえ)攻撃力で劣るものの、[[底力]]LV7に加えて命中・回避に関してはギュネイより僅かに勝るため、必中が無いとニュータイプでも中々当てられなくなるので一気に削り落としたい。
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}}
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}}({{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE}})
:ギュネイ機とクェス機が終盤に登場。[[ハマーン・カーン]]率いるネオ・ジオンの戦力で、ザコ兵士達が搭乗する。位置づけはギュネイ機が指揮官機、クェス機が隊員機。
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:[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ギュネイ機]]と[[ヤクト・ドーガ (クェス専用)|クェス機]]が登場。どちらも機体のみの登場で、量産機として扱われている。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦R}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦R}}
:
+
:ギュネイ機とクェス機が登場。クェス機は量産機としても扱われている。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦D}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦D}}
:ギュネイ機とクェス機が序盤から登場し、仲間として使える。ギュネイ機が少し装甲が高く、クェス機は運動性で勝る。
+
:ギュネイ機とクェス機が登場。量産化はされていない。
:同時期にほぼ上位互換な[[サザビー]]も加入するが、こちらはメガ粒子砲の命中補正が高いという地味ながら大きな利点がある。
 
  
 
=== VXT三部作 ===
 
=== VXT三部作 ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X}}
:ギュネイ機とクェス機が機体のみ登場。『[[ガンダム Gのレコンギスタ|Gのレコンギスタ]]』のキャラが搭乗している。
+
:[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ギュネイ機]]と[[ヤクト・ドーガ (クェス専用)|クェス機]]が登場。どちらも機体のみの登場で、量産化はされていない。
:「ヘルメスの薔薇」に遺されていたデータから復元された設定になっているためか、機体BGMが『Gレコ』の前期OP曲になっている。
+
:「ヘルメスの薔薇」のデータから復元されたという設定のためか、機体BGMは『[[ガンダム Gのレコンギスタ|Gのレコンギスタ]]』のものが設定されている。
:長射程で弾数制のファンネルと射程1-4でP兵器のメガ粒子砲と武装のバランスがよく、NTならばだれを乗せても使いやすい機体。
 
:ただし最終的な火力はかなり低めなので、改造資金をつぎ込むかどうかは微妙な所。
 
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦T}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦T}}
:
+
:ギュネイ機とクェス機が登場。量産化はされていない。
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦}}
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;{{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク|SPD}})
:初登場作品。
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:[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ギュネイ機]]と[[ヤクト・ドーガ (クェス専用)|クェス機]]が登場。ギュネイ機は量産機としても扱われている。
;{{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦}}
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:SPDはフリーバトルに登場。
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}
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:ギュネイ機とクェス機が登場。ギュネイ機は量産機としても扱われている。
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
 
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:;{{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}}
 
::
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}
 
:ギュネイ機とクェス機が登場。クェス機は条件を満たすと記憶喪失となったクェスと共に加入する最後の自軍参加ユニットとなる。但し使用できるのは最終話のみなので念入りに改造しないとまともに活躍できない。
 
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}
:1章Part2より、ギュネイ機がエネミーユニットとして登場。
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:エネミーユニットとしてギュネイ機が登場。
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=== 関連作品 ===
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;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]
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:ザコ敵として[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ギュネイ機]]が登場。ヤクト・ドーガIIという上位種も登場する。
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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;[[サザビー]]
 
;[[サザビー]]
 
:発展型。結局ヤクト・ドーガでも総帥専用機としては性能不足であったため、この機体が開発されている。
 
:発展型。結局ヤクト・ドーガでも総帥専用機としては性能不足であったため、この機体が開発されている。
;[[GUNDAM:サイコ・ギラ・ドーガ|サイコ・ギラ・ドーガ]](SRW未登場)
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;[[GUNDAM:サイコ・ドーガ (ベルトーチカ・チルドレン)|サイコ・ギラ・ドーガ]](SRW未登場)
 
:小説版(『ベルトーチカ・チルドレン』)にて、[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]の代役として登場した機体。
 
:小説版(『ベルトーチカ・チルドレン』)にて、[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ヤクト・ドーガ]]の代役として登場した機体。
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== 余談 ==
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*『[[全スーパーロボット大戦電視大百科|電視大百科]]』の解説では、[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ギュネイ機]]は『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』のギュネイ機の画像、[[ヤクト・ドーガ (クェス専用)|クェス機]]は『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』のクェス機の画像、[[ヤクト・ドーガ (量産型)|量産型]]は'''『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])』のギュネイ機の画像'''が使用されているという妙な状態になっている。
 +
**これは、[[ギュネイ・ガス|ギュネイ]]が搭乗した青のヤクト・ドーガのみが「ギュネイ機」で、彼以外が搭乗した青のヤクト・ドーガは全て「ギュネイ機カラーの量産型」という扱いになっていることと、『電視大百科』の「原則として最終登場作品の画像を使用する」という使用基準が合わさった結果によるものである<ref>そのため、『電視大百科』ではギュネイ機の登場作品は『第2次(G)』『第3次』、量産型の登場作品は『第2次(G)』『第3次』『EX』『第4次(S)』となっている。</ref>。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2024年3月20日 (水) 11:04時点における最新版

ヤクト・ドーガ
外国語表記 Jagd Doga[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン 出渕裕
初登場SRW スーパーロボット大戦
テンプレートを表示
スペック
分類 ニュータイプ専用モビルスーツ
生産形態 試作機
型式番号 MSN-03
頭頂高 21.0 m
本体重量 28.0 t
全備重量 64.6 t
動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 3,340 kw
スラスター推力

17,000 kg×2
13,000 kg×2
13,000 kg×2

総推力
82,000 kg
アポジモーター 17
装甲材質 ガンダリウム合金
センサー有効半径 16,400 m
開発 アナハイム・エレクトロニクス
所属 ネオ・ジオン
主なパイロット ギュネイ・ガス
クェス・パラヤ
テンプレートを表示

ヤクト・ドーガは『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

ネオ・ジオン軍のニュータイプ専用モビルスーツ

開発はギラ・ドーガをベースにしたネオ・ジオン総帥であるシャア・アズナブル専用機候補であるレーテ・ドーガを前身としている。しかし、総帥専用機とするには性能不足であるとして、「ギラ・ドーガ サイコミュ試験型」を経て本機が開発される事になった。

基本フレームはギラ・ドーガの物と同一であるが、大型ジェネレーターやスラスターを追加するなどの改装が行われており、実質的にはギラ・ドーガとは別物と言っても良い。

本機の製作過程でサイコミュを搭載するには手狭な設計であったため、それを補う技術として開発されたのがサイコフレームである。これを搭載する事により、基本性能が大幅に向上し、ファンネルの搭載が可能になった。しかし、ニュータイプ専用機としてはやや強引に仕上げているため、機体のバランスには多少の問題がある。

バリエーション[編集 | ソースを編集]

ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)
ギュネイ・ガス専用機。機体色は青緑と金で、頭部にアンテナが付いている。
ヤクト・ドーガ (クェス専用)
クェス・パラヤ専用機。機体色は赤と銀。
ヤクト・ドーガ (袖付き仕様)(SRW未登場)
クェス機を袖付きが改修した機体。ギラ・ドーガの右腕・バックパック・ビームマシンガンを流用して補修され、機体色もダークグリーンに変更されている。
ヤクト・ドーガ (量産型)
SRWオリジナルの量産型。機体色は薄緑。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

登場初期はクェス機量産型ギュネイ機の色違いグラフィックで登場していた。また、量産機として扱われている作品では、量産型ではなくギュネイ機が量産されて登場することが多い。

なお、基本的にギュネイ機の登場時にはギュネイ、クェス機の登場時にはクェスも登場している。

詳しくは各機体のページを参照。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦
初登場作品。ギュネイ機クェス機が登場。ギュネイ機は量産機としても扱われている。
PS版ではギュネイ機と量産型に変更。クェス機はクェスと共に登場しなくなっている。
第2次スーパーロボット大戦G
ギュネイ機のみ登場。量産機としても扱われている。
第3次スーパーロボット大戦
SFC版・PS版共にギュネイ機、クェス機、量産型が登場。なお、クェス機はプルツーが加入時に持ってくる。
スーパーロボット大戦EX
ギュネイ機のみ登場。機体のみの登場で、量産機として扱われている。
PS版では量産型に変更となり、ギュネイ機は登場せず。
第4次スーパーロボット大戦S
ギュネイ機とクェス機が登場。ギュネイ機は量産機として扱われており、ギュネイ本人は登場しない。
本作からクェス機のデザインが本来のものに書き換えられている。
スーパーロボット大戦F完結編
オープニング戦闘デモに量産型、本編にクェス機が登場。また、没データにはギュネイ機も存在しており、作中には登場しない量産型も含め機体性能や武装がしっかりと設定されている。
本作から量産型のデザインがクェス機の色違いに変更されている。
スーパーロボット大戦コンプリートボックス
DISC1収録の三作品、DISC2の「バーチャルスタジアム」に登場。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦αDC
ギュネイ機クェス機が登場。量産化はされていない。
第2次スーパーロボット大戦α
ギュネイ機とクェス機が登場。量産化はされていない。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇 / 天獄篇
ギュネイ機クェス機が登場。量産化はされていない。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦COMPACTWSC
ギュネイ機のみ登場。量産機としても扱われており、最終話ではAI搭載の無人機が出現する。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
ギュネイ機のみ登場。量産機としても扱われている。
スーパーロボット大戦IMPACT
ギュネイ機とクェス機が登場、どちらも量産機として扱われているが、なぜかギュネイ機の方が攻撃力が高い。雑魚仕様とボス仕様がいるが、どちらにせよニュータイプまたは強化人間が乗っており、シールド持ちで、防御技能によって斬り払いが頻発し、そのため命中が低く必中の無いパイロットだと有効打を与えにくい。射程が長く援護持ちなのでお互いの位置取りにも注意が必要。
一般兵の場合、先に登場するギラ・ドーガより全体的に少し強い。ギュネイ機とクェス機に隣接して出現する個体は中々に邪魔ったらしい。マップ兵器を活用してもいいだろう。最終話は雑魚を倒し過ぎるとゲームオーバーになってしまうため、ギラ・ドーガは極力無視し長射程高命中のこちらを優先して減らしたい所。
ボスの場合、HP5万越えでクェス機よりギュネイ機の方が性能が若干高く、どちらも防御技能があるのですこぶる耐久性が高く感じられる。特にギュネイの場合は防御LV8に反骨心まである。ただ2度目の登場は無い。一方でクェス機は(射撃がギュネイより高いとはいえ)攻撃力で劣るものの、底力LV7に加えて命中・回避に関してはギュネイより僅かに勝るため、必中が無いとニュータイプでも中々当てられなくなるので一気に削り落としたい。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦APORTABLE
ギュネイ機クェス機が登場。どちらも機体のみの登場で、量産機として扱われている。
スーパーロボット大戦R
ギュネイ機とクェス機が登場。クェス機は量産機としても扱われている。
スーパーロボット大戦D
ギュネイ機とクェス機が登場。量産化はされていない。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X
ギュネイ機クェス機が登場。どちらも機体のみの登場で、量産化はされていない。
「ヘルメスの薔薇」のデータから復元されたという設定のためか、機体BGMは『Gのレコンギスタ』のものが設定されている。
スーパーロボット大戦T
ギュネイ機とクェス機が登場。量産化はされていない。

単独作品[編集 | ソースを編集]

新スーパーロボット大戦SPD
ギュネイ機クェス機が登場。ギュネイ機は量産機としても扱われている。
SPDはフリーバトルに登場。
スーパーロボット大戦64
ギュネイ機とクェス機が登場。ギュネイ機は量産機としても扱われている。
スーパーロボット大戦Card Chronicle
スーパーロボット大戦DD
エネミーユニットとしてギュネイ機が登場。

関連作品[編集 | ソースを編集]

ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
ザコ敵としてギュネイ機が登場。ヤクト・ドーガIIという上位種も登場する。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ギラ・ドーガ
大元の原型機。ヤクト・ドーガの前身であるレーテ・ドーガ(SRW未登場)は、この機体をベースにサイコミュとファンネルを搭載した「ニュータイプ専用ギラ・ドーガ」とも言うべき機体であった。
サザビー
発展型。結局ヤクト・ドーガでも総帥専用機としては性能不足であったため、この機体が開発されている。
サイコ・ギラ・ドーガ(SRW未登場)
小説版(『ベルトーチカ・チルドレン』)にて、ヤクト・ドーガの代役として登場した機体。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 電視大百科』の解説では、ギュネイ機は『第3次』のギュネイ機の画像、クェス機は『F完結編』のクェス機の画像、量産型第4次(S)』のギュネイ機の画像が使用されているという妙な状態になっている。
    • これは、ギュネイが搭乗した青のヤクト・ドーガのみが「ギュネイ機」で、彼以外が搭乗した青のヤクト・ドーガは全て「ギュネイ機カラーの量産型」という扱いになっていることと、『電視大百科』の「原則として最終登場作品の画像を使用する」という使用基準が合わさった結果によるものである[2]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. MS、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』公式サイト、2022年2月6日閲覧、2022年2月5日閲覧。
  2. そのため、『電視大百科』ではギュネイ機の登場作品は『第2次(G)』『第3次』、量産型の登場作品は『第2次(G)』『第3次』『EX』『第4次(S)』となっている。

資料リンク[編集 | ソースを編集]