「スーパーロボット大戦V」の版間の差分

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:さざなみ製作品(『NEO』・『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』)で採用されていた、ユニットの行動終了後やエネミーフェイズ中の戦闘直前での精神コマンドの使用が可能となった(ただし、「[[集中]]」などの1ターン効果のあるコマンドは持続が「ターン開始」とされ、EPで使用しても次のプレイヤーフェイズには持ち越されずターン開始と共に終了する)。
 
:さざなみ製作品(『NEO』・『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』)で採用されていた、ユニットの行動終了後やエネミーフェイズ中の戦闘直前での精神コマンドの使用が可能となった(ただし、「[[集中]]」などの1ターン効果のあるコマンドは持続が「ターン開始」とされ、EPで使用しても次のプレイヤーフェイズには持ち越されずターン開始と共に終了する)。
 
:コマンドラインナップには新たに「[[先見]]」が追加。また「[[希望]]」がB.B.スタジオ製作品では『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』以来の復活となった。
 
:コマンドラインナップには新たに「[[先見]]」が追加。また「[[希望]]」がB.B.スタジオ製作品では『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』以来の復活となった。
:他方、『[[スーパーロボット大戦R|R]]』以降常連であった「[[直撃]]」が先述のエクストラアクションとの兼ね合いにより廃止になり、また「[[偵察]]」も廃止され『OE』と同様交戦する前から敵機体のステータスの詳細を確認できるようになっている。
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:他方、『[[スーパーロボット大戦R|R]]』以降常連であった「[[直撃]]」、ないし「[[再動]]」が先述のエクストラアクション(ダイレクトアタック)・エクストラオーダー(行動回復)との兼ね合いの為か廃止(「直撃」がなくなった関係上、「[[勇気]]」の効果も変更されている)。また「[[偵察]]」も廃止され、『OE』と同様交戦前から敵機体のステータスの詳細を確認できるようになっている。
:Exオーダーに行動回復があるせいか「[[再動]]」もなくなっている。
 
 
:「[[熱血]]」や「[[魂]]」等のダメージ上昇系の精神コマンドの習得レベルが『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』以前までのレベルに下がった。
 
:「[[熱血]]」や「[[魂]]」等のダメージ上昇系の精神コマンドの習得レベルが『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』以前までのレベルに下がった。
 
;[[特殊技能|特殊スキル]]の変更点
 
;[[特殊技能|特殊スキル]]の変更点
 
:新スキルとして「[[プロテクション]]」「[[エースプラウド]]」などが追加。またB.B.スタジオ製作品としては[[集中力]]や[[アタッカー]]が初採用。
 
:新スキルとして「[[プロテクション]]」「[[エースプラウド]]」などが追加。またB.B.スタジオ製作品としては[[集中力]]や[[アタッカー]]が初採用。
:また養成系システムのある作品では初めて[[Eセーブ]]、[[Bセーブ]]等がレベル制となっている。
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:また養成系システムのある作品では初めて[[見切り]]、[[ガード]]、[[Eセーブ]]、[[Bセーブ]]等がレベル制となり、[[闘争心]]も『COMPACT3』以来にレベル制で養成できる(ただし最大レベルは大幅に短縮)。
 
:[[ダッシュ]]や[[戦術待機]]はスペシャル系スキルとなり、[[地形利用]]は養成不可の先天技能となった。
 
:[[ダッシュ]]や[[戦術待機]]はスペシャル系スキルとなり、[[地形利用]]は養成不可の先天技能となった。
:[[援護攻撃]]は与ダメージ倍率が0.5倍となり、大幅に下方修正。
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:[[援護攻撃]]は与ダメージ倍率が0.5倍と、大幅に下方修正。
 
;[[特殊能力]]の変更点
 
;[[特殊能力]]の変更点
:ユニットの剣装備が廃止され、B.B.スタジオ製作品では初めて[[切り払い]]が不採用となっている。
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:ユニットの「剣装備」が廃止され、B.B.スタジオ製作品では初めて[[切り払い]]が不採用となっている。
 
;[[エース]]系システムの変更点
 
;[[エース]]系システムの変更点
 
:従来のエースボーナスに加えて上位ボーナスである「グレートエース」が追加。撃墜数80以上(エースプラウド所持で70以上)で取得可能で効果は全パイロット一律で「出撃時にExC+1」と「出撃時SPが最大値の75%に」。
 
:従来のエースボーナスに加えて上位ボーナスである「グレートエース」が追加。撃墜数80以上(エースプラウド所持で70以上)で取得可能で効果は全パイロット一律で「出撃時にExC+1」と「出撃時SPが最大値の75%に」。

2017年5月13日 (土) 21:24時点における版

  • 発売日:2017年2月23日発売
  • 機種:プレイステーション4 / プレイステーション・ヴィータ
  • 開発:B.B.スタジオ
  • 発売:バンダイナムコエンターテインメント
  • 定価
    • PS4 通常版 パッケージ・ダウンロード 8600円+税 ダウンロードのみ初期購入価格 7740円+税(3月22日まで)
    • PSV 通常版 パッケージ・ダウンロード 7600円+税 ダウンロードのみ初期購入価格 6840円+税(3月22日まで)
      • PS4 期間限定生産版 パッケージ・ダウンロード 12600円+税(4月24日まで生産・配信) ダウンロードのみ初期購入価格 11340円+税(3月22日まで)
      • PSV 期間限定生産版 パッケージ・ダウンロード 11600円+税(4月24日まで生産・配信) ダウンロードのみ初期購入価格 10440円+税(3月22日まで)
  • CERO区分:C(15歳以上)
  • 主題歌:「THE EXCEEDER」
  • 前:スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ(PS4/PS3)
  • 次:

概要

スーパーロボット大戦シリーズ25周年記念タイトル第2弾。2016年6月4日に開催された記念イベント「鋼の超感謝祭2016」にて正式発表された。

PS4/PSVのマルチプラットフォームで、PS4版は版権スパロボ初の同ハード向けタイトルとなる。『第3次スーパーロボット大戦Z』と同様に各プラットフォーム間のクロスセーブに対応する。

開発ラインはZシリーズに沿ったものとなっているが単独作品となっており、ストーリーも本作で完結するものとしている。また、戦闘シーンも『第3次スーパーロボット大戦Z』をベースに、PS4向けにさらにブラッシュアップされたものになっている。

海外展開が視野に入れられており、アジア地域での繁体中文・韓国語・英語でのローカライズ版発売が予定されているが、販売予定の国々から海外ファンには日本の声優によるオリジナルの音声を望む声が多いとの意見があったため音声は日本語版と同一のものとなった。これは先に海外展開された『OGMD』でも同様の仕様となっている。

スパロボシリーズでは初となる参戦作品の主題歌・劇中BGMの原曲をゲーム用サイズに加工し収録した限定版「プレミアムアニメソング&サウンドエディション」が発売された。

初回生産分には「初回3大特典」を入手できるプロダクトコードが封入されており、更にダウンロード版のみ10%割引と共に「ダウンロード版購入プレゼントV」、「ワンダフル・プレゼントV」が追加されていた。また、パッケージ版には『スパロボVクルセイド』のプロモーションカードが同梱されていた。

システム

本作は据置機向け版権系スパロボとしては『スーパーロボット大戦NEO』以来となる単機出撃制となっている。

新システム

スキルルート
パイロット養成系の新システム。パイロットポイント(PP)による育成ではなく、タックポイント(TacP)と呼ばれるリソースを消費して各種スキルを開発・生産するシステム。生産したスキルは「スキルプログラム」で任意のパイロットに修得させる事が可能。また本システムを採用した関係で、スキル修得枠は最大30枠と大幅増加されている。
スキルは従来の特殊スキルにあたる「スキル系」、パラメータ・地形適応上昇に関わる「パラメータ系」、開発に特殊な条件を要する「スペシャル系」の3種に大別される。
大まかに言えば、PP系養成とスキルパーツ系養成を折衷したようなシステムとなっている。
エクストラアクション
『第3次Z』のタッグコマンドをブラッシュアップしたシステムで、ExC(エクストラカウント)と呼ばれるポイントを消費して戦闘を有利にする様々な効果を得る。ユニットコマンドの「Exアクション」で実行可能。ExCはレベルが上がるか敵を撃墜すると加算され(戦艦ユニットの場合は更に味方全体の撃墜数が10の倍数毎に加算される)、最大10までストック可能。
選択できる効果は以下の通り。『第3次Z』と比較して回復・ボーナス系コマンドが廃止され、戦闘面により特化した構成となっている。
コマンド 消費ExC 効果
ブーストダッシュ 2 移動力が+2され、地形による移動力の低下と敵ユニットを無視して移動可能。さらに侵入不可の地形を通過する事ができる。
ダイレクトアタック 2 1度だけ特殊スキル・特殊能力・サイズ差を無視した攻撃が可能となる。
スマッシュヒット 3 1ターンの間、すべての攻撃がクリティカルとなる。熱血とも重複。
マルチアクション 3 コマンド使用後の攻撃で敵ユニットを撃墜するともう一度行動可能となる。撃墜できなかった場合は権利を失うが攻撃以外の行動を取った場合は権利が継続する。反撃時に撃破しても効果はないが、権利も失わない。
エクストラオーダー
戦艦ユニットのみが使用可能なコマンド。これとは別にエクストラアクションも使用可能。
コマンド 消費ExC 効果
緊急回収 1 周囲8マス内にいる味方1ユニットを回収する。
気力上昇 2 周囲4マス内の味方ユニット1体の気力を10上昇させる。
ExC上昇 3 周囲4マス内の味方ユニット1体のExCを2上昇させる。
行動回復 5 周囲5マス内の行動済み味方ユニットを再び行動可能にする。
ファクトリー
TacPを消費して強化パーツの取引やシステム面のアップグレードを行うシステム。
「購入」「TACカスタマイズ」の2種のメニューがありそれぞれ『第3次Z』のDトレーダーZクリスタルの仕様を概ね引き継いだものとなっている。
シークレットシナリオ
特定の条件を満たす事で追加される隠しシナリオ。メインシナリオとの違いは通算話数にカウントされない事(タイトル上はシークレットシナリオ「○○」)とSRポイント取得条件が設定されてない事のみでルート分岐の一種である。名称がついただけで条件付きで追加される隠しシナリオは『第4次S』の「救出」などの前例がある。

既存システムと変更点

武器属性の変更点
反撃時に使用すると必ずカウンターが発生する「カウンター武器」が新たに追加された。
本属性と新スキル「フルカウンター」の存在により、本作では従来のスキルとしてのカウンターは存在しない。
精神コマンドの変更点
さざなみ製作品(『NEO』・『OE』)で採用されていた、ユニットの行動終了後やエネミーフェイズ中の戦闘直前での精神コマンドの使用が可能となった(ただし、「集中」などの1ターン効果のあるコマンドは持続が「ターン開始」とされ、EPで使用しても次のプレイヤーフェイズには持ち越されずターン開始と共に終了する)。
コマンドラインナップには新たに「先見」が追加。また「希望」がB.B.スタジオ製作品では『Z』以来の復活となった。
他方、『R』以降常連であった「直撃」、ないし「再動」が先述のエクストラアクション(ダイレクトアタック)・エクストラオーダー(行動回復)との兼ね合いの為か廃止(「直撃」がなくなった関係上、「勇気」の効果も変更されている)。また「偵察」も廃止され、『OE』と同様交戦前から敵機体のステータスの詳細を確認できるようになっている。
熱血」や「」等のダメージ上昇系の精神コマンドの習得レベルが『第2次Z破界篇』以前までのレベルに下がった。
特殊スキルの変更点
新スキルとして「プロテクション」「エースプラウド」などが追加。またB.B.スタジオ製作品としては集中力アタッカーが初採用。
また養成系システムのある作品では初めて見切りガードEセーブBセーブ等がレベル制となり、闘争心も『COMPACT3』以来にレベル制で養成できる(ただし最大レベルは大幅に短縮)。
ダッシュ戦術待機はスペシャル系スキルとなり、地形利用は養成不可の先天技能となった。
援護攻撃は与ダメージ倍率が0.5倍と、大幅に下方修正。
特殊能力の変更点
ユニットの「剣装備」が廃止され、B.B.スタジオ製作品では初めて切り払いが不採用となっている。
エース系システムの変更点
従来のエースボーナスに加えて上位ボーナスである「グレートエース」が追加。撃墜数80以上(エースプラウド所持で70以上)で取得可能で効果は全パイロット一律で「出撃時にExC+1」と「出撃時SPが最大値の75%に」。
サブオーダーの変更点
基本仕様は『第3次Z』までのものとほぼ同じだが、最大オーダー人数が『第2次Z』と同じ20人へ戻されている。
またゲームシステム変更の関係で「トレーニング」のボーナス対象がPPからTacPへ変更されている。他にも基本数値は固定されており、オーダー人数分獲得できるように変更されている。
ユニットパラメータの変更点
従来作より殆どの機体の移動力が軒並み下げられており、特殊スキルやカスタムボーナス無しで8を越える機体が存在しない。
またダッシュや一部の強化パーツも効果を下げられている物が存在する。
ゲームモードの変更点
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』に引き続いて初心者向けの「ビギナーズモード」を実装。『OGMD』の同モードとの違いとしてSRポイントそのものが存在せず、マップクリア時に無条件で資金とTacPをボーナスとして獲得できる他、ルートが固定化される事もない。
また、ゲームモードはオプションから変更することも可能になっている。
ライブラリーの変更点
『OGMD』に引き続き、「中断メッセージ集」が実装されている。版権スパロボでは初となる。他、参戦作品の簡単なあらすじ紹介閲覧も実装された。
キャラクター事典」や「ロボット大図鑑」も原作終了後の作品はラストまで、それ以外の作品の大半は途中までの詳細になっている。例外は『宇宙戦艦ヤマト2199』と『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』の二作品でクリア前は詳細も少なめになっている。
搭載の変更点
全ての戦艦の搭載時のHP・ENの回復量が100%/1ターンとなった。なお、搭載した直後でも70%ほど回復するので、エクストラオーダーの「緊急回収」と組み合わせる事で使い勝手が向上する。
所得物の変更点
スキルルートシステムに変更されたため、一部の敵が落とす所得物に地形適応以外の「ステータス系」と「スペシャル系」のスキルプログラムが追加されている。また各種「スペシャル系」の開発開放は、それぞれ一度この方法で入手することになっている。

演出面

  • ステージマップは版権系としては『Z』以来の3Dクォータービュー形式が復活。ただしユニットアイコンはOGシリーズと異なり2Dで表示される都合トップビューへの切り替えはできない。
  • シナリオデモのレイアウトは直近の『X-Ω』に引き続きバストアップ形式で、デモ中の背景やキャラクターのグラフィックには同作品から引き継がれているものがある。
  • 前述の通り単機出撃制となった関係で、『第3次Z』では全体攻撃属性だった武装のアニメーションが作り直されている。また、高低差によるアニメーション変化も廃止されている。
  • 版権スパロボとしては『MX』以来、マップ兵器がアニメーション再生される形式となった。

難易度

第1話から加入する宇宙戦艦ヤマトは非常に強力な戦艦であり、沖田の艦隊指揮による周囲のユニットへのサポートも手伝って、序盤に苦戦することは全くない。ただし、敵の命中は全体的に高めであり、終盤ではボスユニットの武器の命中補正が50~60台というケースもザラである。その為、リアル系ユニットが下手に突出すると痛い目に遭う可能性が高い。ヤマトが抜けている時期やルート分岐では注意が必要。

エクストラアクションのマルチアクションに必要なExCの量から、『第3次Z』のように単機でマルチアクションで殲滅することは難しくなっている。一方で、新要素である戦艦のエクストラオーダーが強力であり、従来作と比べて戦艦のウェイトは増している。

『第3次Z』においてPPZチップに分割されていた育成系のシステムがTacPに統合されたため、その遣り繰りは人によって何を優先するかが分かれる。とはいえ、Tacカスタマイズで部隊全体を底上げし、強力な強化パーツを購入すれば一気に戦局を覆すことも可能。

ビギナーズモードはSRポイント(並びにプラチナエンブレム)が取得できないという欠点はあれど、敵の改造段階が照準値を除いて上昇しないことやステージクリア毎に資金やTacPのボーナスが得られるため、苦労する点はほぼない。ノーマルモードの難易度は『第3次Z時獄篇』と同程度であろう。

プラチナエンブレムは獲得条件が厳しくなっている面があり(全てのSRポイントを獲得しても使えるのは2シナリオのみ)、Zシリーズより使い勝手が悪くなっている。


参戦作品

★は新規参戦。

機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』・『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』・『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』・『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』は機体のみの参戦と発表されているが、『鋼鉄の7人』以外はキャラクターも登場する。

また、艦隊戦がメインであり、個人のパイロットが操縦するロボットがほぼ登場しない作品としては『宇宙戦艦ヤマト2199』が初となる。

タイトルに反して「V」の名を冠した作品が参戦していないが、「鋼の感謝祭2016」で寺田プロデューサーが明かしたところによれば、タイトル自体決まったのが正式発表のかなり近日だったとのこと。ただし過去作品を見れば分かるように、元々作品タイトルのアルファベットと参戦作品に相関関係があることはない。

記載はないが、プレミアムアニメソング&サウンドエディションのみ『機動戦士ガンダム00』『機動戦艦ナデシコ』『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』名義の楽曲が収録される。

世界観

世界観/Vを参照。

バンプレストオリジナル

登場メカ(オリジナル)

ヴァングレイ
本作の主人公機。デザインは『鉄のラインバレル』の作者である清水栄一氏。第三特殊戦略研究所で開発された対異星人用試作機動兵器で、既存の機体フレームにありあわせの装備を詰め込んだ急造の機体。高機動、重装甲、高火力の3要素の並立がコンセプト。
ヴァングネクス
ナインが主人公の意見を先読みしてスピードタイプとして開発したヴァングレイの後継機。
グランヴァング
ナインが主人公の意見を先読みしてパワータイプとして開発したヴァングレイの後継機。
ヴァングレイII
大破したヴァングレイを修復、改修した機体。
ヒュッケバイン
ニコラ・ヴィルヘルム研究所ドイツ本部が開発したパーソナルトルーパー
グルンガスト
ニコラ・ヴィルヘルム研究所アメリカ支部が開発したスーパーロボット。
アールヤブ
ブラーマグ
マーダヴァ
マーダヴァ・デグ
スリニバーサ
バースカル
アーケイディア

登場人物(オリジナル)

スーパーロボット大戦Z』以来となる男女選択制を採用し、選択しなかった方はサブ主人公として同行する。主人公は渡邉亘氏、テストパイロットのキャラクターデザインは糸井美帆氏が担当。

叢雲総司
男主人公。月面特殊戦略研究所防衛隊の隊員。前向きで人当たりがいい性格。不屈の精神を持ち、パイロットとしての腕前も高い。CVは桐本拓哉氏。
如月千歳
女主人公。第三特殊戦略研究所防衛隊の隊員だが、実戦経験はほぼゼロ。マジメで明朗快活な性格で、周囲の人間の心を明るくする。CVは神田朱未氏。
ヴェルターブ・テックスト
ヒュッケバインのテストパイロットで、通称はヴェルト。知的で理性的だが、うんちく好きの一面を持つ。CVは金本涼輔氏。
シャルロッテ・ヘイスティング
グルンガストのテストパイロットで、通称はロッティ。能天気な性格だが、直観力と洞察力に優れる。CVは本作品で初参加の照井春佳氏。
ナイン
主人公と行動をともにする少女。ヴァングレイのOS“システム99”と密接な関係を持っている。CVは本作品で初参加の山本希望氏。
神宮司辰ノ進
西暦世界に転移した主人公を保護する老爺。
アールフォルツ・ローム・ハルハラス
ガーディム第8艦隊司令官。
ジェイミー・リータ・スラウシル
ガーディム第8艦隊一等武官。
グーリー・タータ・ガルブラズ
ガーディム第8艦隊二等武官。
ネバンリンナ
ガーディムが開発した文明再建システム。本作のラスボス
コマンダー
ジェイミーを元に作られたアンドロイド。
ソルジャー
グーリーを元に作られたアンドロイド。
エージェント
ガーディムのアンドロイド。

用語

新正暦
本作における暦・年号。西暦2000年を境に変更されている。
新正暦世界
アースノイドとスペースノイドの戦いから100年が経過し、ガミラスによって滅亡に瀕している世界。
宇宙世紀世界
新正暦世界の100年前に似た歴史を持つが、度重なる災害の影響で異なる歴史となった世界。
西暦世界
MSやガンダムの存在を除くと他の世界とは完全に異なる歴史を辿っている世界。
第三特殊戦略研究所
坊ノ岬沖地下に存在する。ヤマトの一部設備の研究も行っていた。
月面特殊戦略研究所防衛隊
ニコラ・ヴィルヘルム研究所
ヒュッケバイングルンガストを開発した。劇中ドイツ本部、アメリカ支部の二箇所が言及されている。
空白の10年
新正暦世界において、本編開始時の100年前、一年戦争から第2次ネオ・ジオン抗争までのアースノイドスペースノイドの対立によって発生した地球圏の戦争が終結した後の時代。
数多くの記録が遺失しているが、マフティー・ナビーユ・エリンの悲劇的な処刑によって幕を閉じたことだけは明らかになっている。
Gハウンド
地球連邦軍総司令部直属の精鋭部隊。
デンジャラスゴールド同盟
勇者特急マイトガインに登場する犯罪組織が一つに集まった組織。
ラプラス
ネオ・ジオンのナナイ・ミゲルを中心に立ち上げられた反戦組織。
超文明ガーディム
惑星フェルディナ
終盤、囮となったナデシコ隊が訪れた地球型惑星。

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ゲーム中データ

分類 記事
全話一覧 全話一覧/V
隠し要素 隠し要素/V
精神コマンド 精神コマンド/V
強化パーツ 強化パーツ/V
特殊能力 特殊能力/V
特殊技能 特殊技能/V
メカ&キャラクターリスト メカ&キャラクターリスト/V

話題

  • 魂ウェブ公式サイトにおいて、マジンガーシリーズの新ロボット「マジンエンペラーG」の発表と共に、同機体のデビューが本作からとなることが明らかにされた。
  • SRWシリーズの25周年記念のスペシャル参戦ロボットとして、グルンガストとヒュッケバインが本作独自の設定で参戦する。『秋の生スパロボチャンネル 第弐弾』によると、この参戦はバンダイナムコ側からの提案で、寺田Pは『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』発売直後であることや、独自作品である『V』がOGシリーズと混同される恐れがあるとして参戦させるかどうか悩んだが、参戦に賛成な塚中Pの意見も聞いたバンダイナムコが総合的に参戦させるいう判断を下したとのこと。
  • バンプレストオリジナルの女性主人公の登場は『スーパーロボット大戦Z』のセツコ・オハラ以来9年ぶりとなる。
  • 性的にきわどい描写が多い『クロスアンジュ』の参戦のためか、本作のCERO区分はスパロボシリーズ初のC(15歳以上対象)となっている。
  • 本作のプロモーションの一環として、スパロボファンを公言するお笑い芸人の博多大吉氏がシリーズへの熱意を語るロングインタビュー動画が制作され、同インタビューの一部が抜粋された映像がTVCM第2弾においても使用されている。
  • 本作はバンプレソフト時代含めてB.B.スタジオ開発作品では『α』以降定番であった3DCGによるオープニングムービーが珍しく制作されていない(『α外伝』以来二例目)。

資料リンク