医療・病障害
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ここでは医療やそれに従事する人物、そして疾病や障害などスパロボにおける「医」にまつわるデータを取り扱う。
スパロボシリーズにおける医療要素
一部生命工学的要素も便宜的に挙げる。
スパロボにおいては様々な作品が集う関係上、他作品の発達した医療関係技術を利用して、原作での病気や負傷を治療する等のクロスオーバーが存在する。
- メディカルルーム
- 主に母艦内に備え付けの医務室や病室などで、イベントなどで撃墜されたキャラクターが送られる先。
- またスーパー系の敵キャラクターなどの場合、治療用の液体で満たされた専用のメディカルルームが用意されていることもある。
- サイボーグ
- 失われた身体機能を機械などの人工部品で補う技術。詳しくは該当項目へ。
- デザインヒューマン / デザイナーベビー
- 環境適応力の向上や病障害の克服を目的に、遺伝子操作などによって常人より優れた能力を持った人間を作り出す技術。優生学や選民思想につながるとして禁忌とする向きも多い。
- シビリアンやコーディネイターがこれに相当する。
- 強化人間 / 人工ニュータイプ / 生体CPU / エクステンデッド / 超兵 / パーフェクトソルジャー / ブーステッド・チルドレン
- 薬物投与や精神操作により人間を戦闘マシーンへと変える禁忌の技術。その施術方法や過程により精神や肉体に異常を抱える事も多い。詳しくは各該当項目へ。
- クローン
- 生命体をそっくり複製することで、当然人間のクロー二ングも可能。こちらも多くは禁忌の技術とされる。詳しくは該当項目へ。
- 人造人間
- 人工的に創造される人間を模した生命体。上記のクローン・サイボーグ・強化人間等の要素を併せ持つ場合もある。詳しくは該当項目へ。
医療に関わる人物
主に医師(軍医)が中心であるがSRWではその性質上、パイロットを兼任していたり医師以上に科学者としての立ち回りが多いキャラクターも少なくない。
スーパー系
- 早乙女博士
- 本業はゲッター線を研究する科学者であるが、医療の分野にも詳しい。TV版・原作漫画版ともに外科手術を行なうシーンが存在する。
- ルゥ・リルリ
- チームDのメンタルカウンセラー。葵とくららを担当している。
- 冬月コウゾウ
- セカンドインパクト発生後の1年間は、愛知県旧豊橋市跡でモグリの医者をやっていた。当然モグリなので、医師免許は所持していない。
- イズミ
- 医者ではなく僧侶だが、「聖職者は回復魔法を使える」というファンタジーRPGの伝統を踏襲し、回復魔法(神の力を借りる奇跡)による怪我の治療を行うことができる。
- ドクター蛮
- アルカディア号の船医。
- ドゥエロ・マクファイル
- ニル・ヴァーナ一行で医者を務める。
- パイウェイ・ウンダーベルグ
- ニル・ヴァーナ一行のナースでドゥエロの助手。
ガンダムシリーズ
- セイラ・マス
- 『1st』では、医者の卵だったという事から避難したホワイトベースで、医療スタッフの補助などをしていた。
- フラウ・ボゥ
- 『1st』では、先輩であるセイラの手伝いをし、負傷兵の手当てなどに当たっていた。
- ファ・ユイリィ
- 『ΖΖ』では、アーガマを降りた後、精神崩壊を起こした幼馴染のカミーユを看病しつつ、ダブリンの病院で看護婦として働いていた。
- ハサン
- アーガマの船医。ロザミアを診察して、彼女が強化人間だと見破っている。
- マリア・ピァ・アーモニア
- ザンスカール帝国の女王。超能力による治療というガンダムとは別の世界観のようなことをやってのける。
- レオニード・アルモドバル
- リガ・ミリティアの老人チームの1人。メカニック兼医者という立場で、首にはよく聴診器を下げていた。
- レイン・ミカムラ
- ネオ・ジャパンのメカニック兼医療スタッフ。
- テクス・ファーゼンバーグ
- フリーデンの船医。また、フリーデンクルーのカウンセラーとしての役割も担っており、テクスの一言に救われた者もいる。
- カレン・ジョシュワ
- 第08MS小隊のパイロットだが、元医大生で亡き夫も軍医である。
- ミハイル・コースト
- 本業は医師だが、「ドクター」の異名を持つパイロットとしても活動している。戦闘を「オペ」と表現する。
- サリィ・ポォ
- 統一連合軍所属時は医療情報部の少佐。ヒイロ・ユイを診察した一件からガンダムパイロットに興味を深めていく。
- JB・モレノ
- 「国境なき医師団」からソレスタルビーイングに転身。プトレマイオスの船医を務めた。
- ユノア・アスノ
- ディーヴァの医療班長。彼女の甥であるキオを心身両面にわたって支えた。
- メリビット・ステープルトン
- 純粋な医者ではないが、医療技術の心得がある。
リアル系
- メディック・コルト
- アイアン・ギアーに於ける医療活動を一手に引き受ける。
- ガジェット・M・千葉
- バトル7の軍医兼サウンドフォース・アドバイザー。日頃の言動&奇行で胡散臭く思われがちだが、「医師」としての力量は本物。
- 第3次αではイルイの脳に埋め込まれた針の摘出手術を行ない、これを見事に成功させている。
- カナリア・ベルシュタイン
- パイロット兼医師。かつてはランカの主治医だった。
- イネス・フレサンジュ
- ナデシコの医療班。
- 遠見千鶴
- 遺伝子工学の研究者。アルヴィスではファフナーパイロット達の体調管理を担当する。
- ミーシャ
- 月光号の船医。
- オルダム
- ガルガンティア船団の船医。
- 佐渡酒造
- ヤマトの衛生長。
- マギー
- アルゼナルの軍医。
- ドクター・ゲッコー
- アウラの民の御殿医にして、遺伝子工学の権威。
- デンギル・エッチーノ
- ノーチラス号の船医。
- イコリーナ・エッチーノ
- ノーチラス号の看護師。デンギルの孫娘。
- 耶賀頼蒼真
- 新芦原市に住む医師。
バンプレストオリジナル
- クスハ・ミズハ
- OGシリーズでは当初、看護兵だった。
- 柏葉真紀
- 第2新東京市内の病院に勤務する看護師。ある意味一番リアルな本職。クロノ改革派においても衛生兵として活動している。
- ベネット・コリーヴレッカン
- 元は看護師だが、「フェノメナー」能力者であったことからグラフディンのパイロットに選ばれた。
病障害
- 多重人格
- 一人の人間に二人、またはそれ以上の人格が存在している状態を指す用語。「解離性同一性障害」とも呼ばれ精神疾患の一種として扱われるが、スパロボにおける多重人格者はこれに該当しない者も多い。
- 記憶喪失
- 何らかの受傷・発症より昔の記憶が抜け落ちてしまう症状。
- PTSD(心的外傷後ストレス障害)
- 命の危険や強い恐怖感を感じる体験(特に戦争体験や性暴力被害)をした人がそのつらい経験を普段何気ないときに突然鮮明に思い出す精神疾患。ロボットアニメにおいてはPTSDで機体が動かせなくなるという描写がある。
- 対人恐怖症(あがり症)
- 人とコミュニケーションすることや他人の注目下での行動に強い不安や恐怖を感じる病気。日本文化に特異的な病気とされ、アメリカなどでは「社交不安症」に類似したものとして知られる。先述の精神的症状の他に、手足・声の震えや動悸、発汗や赤面、腹部の不快感や息苦しさなどの肉体的症状が起きることもある。症状が重い場合は自然治癒が期待できず、治療が必要な病気である。
- 悪性腫瘍
- 「癌(がん)」や「悪性新生物」の呼び名で知られる、遺伝子に異常を来たした細胞(癌細胞)が体内で増え続ける増殖性疾患。日本人の死亡原因の第1位でもある。
- 『ベターマン』のラストボス・カンケルは名称(英語名・キャンサーのラテン語読み)・設定共に悪性腫瘍を由来としている。
- アルジャーノン(ベターマン)
- 精神が崩壊し、大量殺戮の後に自殺を行う謎の奇病。その正体は全生命体に対する癌細胞と言えるカンケルを倒すため、アルジャーノン感染者を苗床に育つアニムスの花でベターマンを呼び寄せるためのアポトーシス機能。生体死滅インパルス・プリオン蛋白を焼き付けられることで発症する。
- ダイブインスペクションに参加した彩幹生、都古麻御、カクタス・プリックル、梅崎博士、魔門麦人、オフィサーの5名がキャリアとなり、世界中にバラ撒かれた。
- 『覇界王 ガオガイガー対ベターマン』では、覇界王の出現に伴い、バイオネットのドクター・タナトスの他に、GGGブルーの一部の人物が発症した。
- 同化現象(蒼穹のファフナー)
- フェストゥムに近づく現象のこと。これが進行していくと廃人となり、最悪の場合は身体が結晶化して死に至る。
- V型感染症(マクロスF)
- バジュラの腸内細菌(V型ウィルス)が人体に感染して起こる病気。感染後、末期に至ると死亡する。また、これに感染している母親から胎内の子供へと母子感染する場合もある。
- シェリル・ノームが感染。
- マーズ・レイ(機動戦士ガンダムAGE)
- 火星における磁気嵐が原因で起きる死に至る病。これによって、多くの火星移住者が犠牲になっている。
- ムタチオン(ガンダム Gのレコンギスタ)
- 金星圏で発生している遺伝病で、身体が極度に痩せ細ったり小人化したりする。クンパ・ルシータはこのことに絶望、「弱肉強食の争いが人類を強化する」と主張して「ピアニ・カルータ事件」等を起こした。
- 風土病(新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop)
- 火星圏で発生している不治の病で、老化が促進されてしまう。老化の促進具合は個人差があり、デュオ・マックスウェルに至っては老化促進速度が異常に早かった。
- 遊星爆弾症候群(宇宙戦艦ヤマト2199)
- ガミラスが投下した遊星爆弾に内包された胞子が原因で引き起こされた病。
- 沖田十三が罹患。
- ラット病(戦闘メカ ザブングル)
- 「ラット熱」とも言う。これに感染すると発熱の後に暴走気味となり、最後は全身が腫れあがって死に至る。
- コトセット・メムマが感染。
- ラビッドシンドローム(神魂合体ゴーダンナー!!)
- 擬態獣が持つインサニアウイルスに感染して起こる病気。これが発症すると凶暴化して破壊の限りを尽くすようになり、肉体が擬態獣のような異形の姿「狂態化」となってしまう。
- リミテーションシンドローム(ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU)
- 極限的な精神状況下へ置かれ続けることで発症する一種の集団ヒステリー。主な症状は幻覚など。
- エレファントマウス症候群(ROBOTICS;NOTES)
- あねもね号集団失神事件の被害者である八汐海翔と瀬乃宮あき穂の患った後遺症。二人の症状は異なるが、体感時間に異常を引き起こす。
- 血塗られた瞳(仮称)
- 『第3次Z』で登場する架空の症状、症例名などは無いため便宜上作中で多用された表現で記す。症状は両目の瞳が血塗られたように真っ赤な状態になり、自分からは一切の行動をとる事が出来ず、周囲からの問いかけなどに対しても何も反応出来なくなってしまう。更に時空振動や「テンシ」と呼称される存在に近づく事で、パニック状態を引き起こしてしまうようになるなど、精神病そのものといっていい。
- 作中で患っているのはヒビキ・カミシロ、大原信也、白井美沙子の3名。ヒビキの場合は片目だけと症状が軽いためか、平常時は普通に生活でき、血塗られた瞳にもならないが、「テンシ」などに接触するとパニック状態になってしまうのは同様。
- 天獄篇で明かされた原因は、Zシリーズの万象に宿る霊子が弱まる事によって生きる意思そのものが挫かれることによって発生した症例であった。
- 御使いの様な圧倒的な存在に対しての畏怖の感情に心が押しつぶされる、もしくは特殊な装置等で霊子そのものを減退化させられる事によって発症してしまい、天獄篇ではラース・バビロンの霊子吸収装置に繋がれた人々やアドヴェントと対峙したZ-BLUEのメンバーも発症した。
病障害に関わる人物
ここではスパロボ登場キャラクターの中で、本人ないしそれに近しい人物が病障害と関わったものを挙げる。
なお、二重人格など解離性障害に該当するものについては多重人格を参照のこと。
スーパー系
- デューク・フリード
- ベガトロン放射能に肉体を蝕まれており余命いくばくも無い状態で戦い続けていたが、後に親友モルスの治療を受け全快する。
- 流竜馬(ネオゲッターロボ)
- 恐竜帝国との戦いで記憶喪失に陥るほどの重傷を負い、武蔵が自爆するまで記憶が戻ることはなかった。
- 南原ちずる
- 当初は心臓弁膜症を患っており、仲間にもそれを隠していた。後に手術により克服。
- 岡防衛長官
- 不治の病を患っている事が判明するも、時を置かずして戦死する。
- アイザム
- アイザロン粒子の開発過程で起きた事故の影響により、不治の病に冒される。
- 北条真吾
- ドクーガとの抗争終結後はアルコール依存症に陥った挙句、風呂場で転倒して脚を骨折し入院中である事が語られている。
- スパロボでも、彼のパッとしない後日談に言及する事が間々ある。
- スーグニ・カットナル
- 極度のヒステリー体質で、発作を抑えるための精神安定薬を常備している。
- なお、第2次αと第3次αでは、カットナルの常用する薬「カットナライザー」が、強化パーツとして登場する。
- 真幌羽士郎
- 悪性の眼病に苦しめられながらも戦い続けていたが、後に症状が悪化し完全に失明してしまう。
- ハザード・パシャ
- 水虫を患っている。なお、UXではスキルパーツとして「ハザード愛用水虫薬」が登場する。
- オオタコウイチロウ
- 宇宙放射線病を患っている。
- 葛城ミサト
- セカンドインパクトでの精神的ショックにより失語症を患う。現在は克服。
- 伊吹マヤ
- PSP版『新世紀エヴァンゲリオン2 造られしセカイ -another cases-』では、潔癖症故に手掛けている仕事の辛さに神経を病んでしまい、過食と嘔吐を繰り返した挙句、拒食症に悩まされている時があった。
- 峯崎拳一
- 虫垂炎を発症し、戦闘中のゴウザウラー内部で手術を受ける。
- 阿嘉松紗孔羅
- 極度の虚弱体質かつ、ADHD(注意欠陥・多動性障害)を抱えている。
- 青山圭一郎
- 母親が入院している。そのため、一時はダイ・ガードを降りて21世紀警備保障を退職しようとまで考えていた(結局、考え直して退職しなかったが)。
- 森次玲二
- 「生まれつき痛覚がない」という体質(現実では紛うことなき病気である)。
- 山下サトル
- 嘗てファクターにならないと生きていけない重病を抱えていた。
- 中島薫
- 浩一達と出会った時点ですでに末期癌を患っており、最期は宗美、絵美、シズナ、道明寺に看取られて息を引き取っている。
- シュレード・エラン
- 病弱な体を押し、残り少ない生命を削りながらアクエリオンで戦い続けた。
- レイ・ラングレン
- 海底トンネルにて対峙したシン・センに向けてロングバレルビームランチャーを放った際に右目にダメージを負い、銃の照準が付けられなくなった。
- 更にカギ爪らとの決戦を迎えた頃には両目とも視力がほとんど無い状態にまで悪化した。その為、戦闘の際には後方からジョシュアによる管制指揮のバックアップを受けている。
- 尾瀬イクミ
- 過去のトラウマが原因で男性機能不全に陥っており、そのためガールフレンドのこずえにモーションを掛けられた際も避けるようにあしらっている。
- コンラッド・ヴィスケス
- 黒のリヴァイアスの暴走事故の際に宇宙線病を患っており、既に余命幾許ない状態にある。
- イーグル・ビジョン
- 原作では徐々に睡眠時間が長くなる眠り症で、最終的に永遠の眠りにつくとされている。アニメ版では吐血を伴う病を患っていた。
- 大山トチロー
- 物語後半にエメラルダスを救った際に宇宙病を患ってしまい、最終的にはアルカディア号のメインコンピューターに自分の意識を移植した。
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- アムロ・レイ
- 1stでは度重なる戦闘を通じてのストレスから(リュウ曰く)「新兵がよくかかる病気」にかかり、その結果脱走を図っている。
- 近藤和久の漫画版『Ζ』では一年戦争後の数年の幽閉時代、アルコール依存症に陥っていた設定がある。
- カミーユ・ビダン
- TV版『Ζ』最終話では、自身の意志とは関係無しにニュータイプ能力が肥大化していき、シロッコが死に際に放った思念によってトドメを刺され精神崩壊させられてしまう。ダメ押しになった事態は違うが、小説版でも類似した症状に陥って『Ζガンダム』は〆くくられている。
- 続編『ΖΖ』では療養生活に入っているが、『ΖΖ』最終話にて精神崩壊から回復した様子が見られる。
- バスク・オム
- 一年戦争時代に、ジオン公国軍の捕虜となり苛烈な拷問を受けた事により極度の視覚障害を患う(常日頃からかけているゴーグルはそれを補うための矯正用メガネでもある)。
- そして、それが原因で反スペースノイド思想に拍車が掛かり、暴走。大量殺戮兵器を使用してスペースノイドの弾圧に心血を注ぐなど暴挙に走るようになった。
- サウス・バニング
- 搭乗機体の加速中にレッドアウトのような症状に陥ったり、負傷した足の治りが思っていたより遅いなど、体力的な限界を感じて老化に悩まされるシーンが多い。
- エイパー・シナプス
- 症状の詳細は不明だが、身体(おそらく肝臓)が悪いらしく軍医から摂取する酒の量を制限されていた。
- ウォレン・トレイス
- 緊張すると発熱を起こすという体質を持ち、それで仮病を装って検問を突破した。
- カテジナ・ルース
- 最終話にてザンスカール帝国との戦争終結後、記憶と視力を失ってしまう。富野監督曰く「これは、カテジナのこれまでの所業による罰である」とのこと。
- ギニアス・サハリン
- 病に冒されており、余命が幾許も無い身である。そのため、ギニアス自身が推進するアプサラス計画の実現のためには手段を選ばなくなっている。
- トビア・アロナクス
- 『鋼鉄の7人』作戦において視力を失う。(理由に明言は無いが、視力を保っている最終場面には発射寸前だったコロニーレーザーが爆砕する出口付近におり、そこで発した膨大な光量を浴びたためと思われる。)
アナザーガンダムシリーズ
- チボデー・クロケット
- 5歳の頃に、母親とサーカスを見に行った際にピエロの変装をしたテロリストに襲撃され母親と生き別れになった経緯ゆえのトラウマから、ピエロ恐怖症となっている。
- 東方不敗マスター・アジア
- 強靭な精神力でDG細胞の感染を跳ね除けるなど病気持ちにはとても見えなかったが、実は病(症状の詳細は不明だが、度々咳き込んでいる)に冒されており身体は全盛期の頃と比べるとかなり衰弱していた。
- それが原因でデビルガンダムの生体ユニットとしては不適切と判断され、本人はそれにどうしようもない悔しさを覚えていた。
- ジェントル・チャップマン
- 病に冒されており、本来ならば戦える身体ではない。しかし、ネオ・イングランド国民の期待に応えるために、精神強化剤を使用してまで第13回ガンダムファイトに出場した。
- キラル・メキレル
- 過去のガンダムファイトでの事故により視力を失い、その後盲目の暗殺者となった。
- トロワ・バートン
- ゼロシステムに取り込まれ暴走するカトルを救った際に自らは記憶喪失に陥ってしまう。その後、終盤に記憶を取り戻している。
- レディ・アン
- ツバロフの凶弾を受け、一時は昏睡状態に陥るなど危険な状態だったが後に回復。皮肉にも、それがきっかけで不安定となっていた二重人格が統合した。
- ジャミル・ニート
- 15年前の戦争体験がトラウマとなりコクピット恐怖症(=PTSD)を患う。後に自力で克服。
ガンダムSEEDシリーズ
- ムウ・ラ・フラガ
- 第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦にて、アークエンジェルを庇って死亡したかに見えたが、実は記憶喪失と重傷を負いながらも生きており、ジブリールによって回収され、ファントムペインの指揮官「ネオ・ロアノーク」としての偽りの記憶を植え付けられていた。
- しかし、第2次連合・プラント大戦との最終決戦で再びアークエンジェルを庇った際に、脳裏に2年前の光景がフラッシュバックして記憶を取り戻した。
- アッシュ・グレイ
- かつて特殊な病を患っていた。
西暦作品
- 刹那・F・セイエイ
- 2nd第14話にてサーシェスに有害な赤いGN粒子入りの銃弾を撃ち込まれたことが原因で細胞障害に冒される。しかし、症状の進行は極めて緩やかだった。それは、刹那の変革が始まっていた影響によるものである。
- 一方、スペシャルエディションIII「リターン・ザ・ワールド」では、刹那の負傷および細胞障害の描写がシーンごとカットされている(そのため、彼の身体は健康な状態のままである)。
- ロックオン・ストラトス
- 1st第21話での国連軍との戦闘にて、利き目である右目を負傷してしまう。
- モレノ医師からは「最低でも3週間の療養」を宣告されるが、ロックオンは負傷後も無理を押して戦場へと赴く。しかし、それが彼の敗死する原因となってしまった。
- ルイス・ハレヴィ
- 1st第18話で有害な赤いGN粒子に曝された事で重度の細胞障害を負うが、2nd第24話でトランザムバーストによって完治した。
- また劇場版の時点では過去の戦争体験によるPTSDに苦しめられており、入院生活を送っている。
- ラッセ・アイオン
- 1st第25話で有害な赤いGN粒子による細胞障害に冒される。ラッセの細胞障害は悪化の一途をたどっていくが、2nd第24話でトランザムバーストによって完治した。
A.G.作品
- シャナルア・マレン
- 難病である妹の治療費を稼ぐ目的で、敵軍に内通していた。
- ちなみに、ゲーム版および小説版ではシャナルアの戦死後、フリットの計らいで彼女の妹に対して治療費となる戦死弔慰金が送られた。
- フェザール・イゼルカント
- ヴェイガンの最高指導者。火星の磁気嵐がもたらす死病「マーズ・レイ」によって、彼の息子ロミおよび多くの同胞達の命を奪われている。そして、イゼルカント自身もまた、身体を「マーズ・レイ」によって蝕まれていた。
- ルウ・アノン
- 「マーズ・レイ」の末期症状によって、ほぼ寝たきりの生活を送っている。その為、再び外出する事を夢見ていた。
- なお、ルウは程無く病没したが、OVA『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』(SRW未参戦)エピローグにおいて彼女(および兄ディーン)の墓が『エデン』の地である地球に建てられている。
P.D.作品
- 三日月・オーガス
- 阿頼耶識システムを酷使し続けた代償として視力や四肢の自由を失っていく事となり、ガンダム・バルバトスルプスレクスに搭乗する頃には誰かに担いでもらわなければコクピットに乗り込めない状態となっていた。
SDガンダムシリーズ
リアル系
- クワサン・オリビー
- バイオリレーションシステムの影響で精神に変調をきたし、最終話では真のポセイダルの死によってそれが暴走してしまい、精神崩壊してしまう。
- その後は、オリビーの義兄で婚約者であるダバの介護を受けて余生を過ごすことになる。一方、白石琴似氏の漫画版では、オリビーが精神崩壊から回復することが示唆されている。
- エリザベス・クレブリー
- レジスタンス活動の激務と性格面の要因により精神的疲弊を窮めた結果ノイローゼを発症する。
- エルチ・カーゴ
- 最終話の戦いで失明してしまう。なお、劇場版『ザブングル・グラフィティ』では、エルチの見えなくなった眼の治療のために、復活したアーサー・ランクによって連れて行かれる。
- テンカワ・アキト
- 劇場版にて「火星の後継者」から非人道的な生体実験を受けた結果、視覚・味覚をはじめとする五感の大半を失ってしまう。
- ラッセ・ルンベルク
- 白血病を患っている。
- Dボゥイ
- 中盤からテックシステムからの強制排除の影響で肉体の組織崩壊が始まり、治療されるもののテックセット不能に陥る。
- それを解決すべく組織崩壊加速のリスクを承知でブラスター化処置を受けるが、その組織崩壊は脳細胞に集中するに至り、最終的に全ての記憶を失ってしまい、数年間廃人同然の状態になっていたが、後日談作品では回復済み。
- 相羽ミユキ
- テックシステムから排除された事で肉体の組織崩壊が進行し、スペースナイツと合流した頃には既に手の施しようが無い状態に陥っていた。
- 相羽シンヤ
- タカヤに対抗するためにやはりリスクを承知でブラスター化処置を受けたため、肉体の組織崩壊が始まった。
- 相良宗介
- ナムサクでのクラマとの戦いで負った負傷が肝臓に達していたため、代謝機能に障害を抱える。
- ガウルン
- 膵臓癌を患っている。それが原因で、自らの命を軽視するような行為が目立ち始める。
- デューイ・ノヴァク
- 漫画版では幼少時にホランドを助けた際のケガが原因で、左足が義足になっている。
- 皆城総士
- 幼い頃の事件で左目を失明している。
- 羽佐間翔子
- 遺伝性の肝機能障害を患っている(彼女の養母である容子は、その病を患っていない)。
- 西尾暉
- 幼少時におけるある出来事によって失語症を患ってしまう。その為かTV版では無口のままだったが、その2年後にファフナーに乗ったことがきっかけで回復した。
- セイジュウロウ
- 不治の病を患っており、しばしば喀血していた。後にソラノヒトの医療技術によって完治。
- ナナリー・ランペルージ
- 過去の事件が原因で、下肢の運動障害と視力障害を負う。
- ただし、視力障害は後にシャルルのギアスによる記憶改竄であるものと判明し、終盤ルルーシュと対峙した時に打ち破るが、それが元でギアスをかけられ、ダモクレスの鍵を奪われる。本編終了後にジェレミアによって完全に解除されている。
- ヴィレッタ・ヌゥ
- シャーリーに撃たれたことで記憶喪失になるが、終盤で回復。
- 黎星刻
- 不治の病を患っており、戦闘中にしばしば喀血していた。なお、『R2』エピローグの演出で「星刻は不治の病によって他界したのでは?」と視聴者の憶測を呼んでいる。
- 第303独立愚連隊
- 物語開始から8年前に起きた大災害「ドーハの悲劇」によって実年齢が17歳であるにも関わらず、外見が老けてしまった上に肉体の老化も通常の3倍となってしまう。
- クーゲル
- 地球の風土病を患い、レドと再会した際には既に死亡していた。
- 沖田十三
- 前述の遊星爆弾症候群に侵されている。
- シルヴィア・斑鳩・ミスルギ
- 過去の落馬事故が原因で下肢に運動障害を負っており、車椅子での生活を余儀なくされている。しかし、実際は物語開始時点で既に完治していた。
- アラタ・ナル
- 呼吸器疾患を罹っており、病弱である。
- スバル・イチノセ
- コックピットに乗り続けていないと動悸が激しくなるコックピット依存症を患っている。ちなみに、チョコバーを握ったりマッサージチェアやラーメン屋のカウンター席などコックピット的な何かに座ると大分落ち着く。
- 八汐海翔
- エレファントマウス症候群を患っている。「スローモー」とよばれる発作が起こり、体感時間が急激に引き延ばされる。周りからは超反応と呼ばれるような反射速度で動くことができる。
- 瀬乃宮あき穂
- エレファントマウス症候群を患っている。「ファスト・フォワード」なる発作が起こり、時間が彼女の主観では高速で流れるように感じ、周りから緩慢な動きをしているように見られてしまう。
- 進士幹泰
- ストレス性の胃炎を抱えており、胃薬を常用している。
- アサギ・トシカズ
- あがり症により頻繁に胃痛を起こしており、胃薬を常用している。
- 『30』では愛用の「西園寺製薬の胃薬」が強化パーツとして登場。
- 連坊小路アキラ
- 過去のいじめ体験が原因で対人恐怖症になっており、以後引きこもり状態となっている。
- 界塚伊奈帆
- 第一期ラストで左目をスレインに銃撃されて失う。第二期からは義眼を装着している。
- 鞠戸孝一郎
- PTSDを患っており、カタフラクトでの戦闘に難を抱える。
バンプレストオリジナル
- リチャード・クルーガー
- オルフェスの空間転移機能による副作用で肉体を蝕まれ、そのせいで第9話にてパイロットを退き、第31話にて余命半年を宣告される程状態が悪化してしまう。
- セツコ・オハラ / アイム・ライアード / ユーサー・インサラウム
- スフィアの反作用が持続的かつ顕著に心身を侵した例にあたる。
- この内、五感が失われつつあったセツコは、後にスフィア・リアクターとして成長すると完全な回復を果たした。
- ヒビキ・カミシロ / 大原信也 / 白井美沙子
- 「テンシ」と接触したことにより以降「血塗られた瞳」と呼ばれる謎の症状に苦しめられている。病気の類とは違うが、症状だけなら完全な精神障害である。
- 『天獄篇』のEDでは元凶となる御使いを倒した事により、全員完治している。
- 尸空
- スフィアによる反作用か、それ以外の後天的な要因によるものか生まれつきかどうかは不明だが、実は盲目。
- フィリオ・プレスティ
- 不治の病に冒されており、それが原因でこの世を去ってしまう。
- フェイルロード・グラン・ビルセイア
- 常用していた薬物の副作用で病魔に冒されてしまう。
- ツレイン・ザン・レカニバン
- 配属直後から激戦続きの状況が続いた結果、精神的なストレスが蓄積し情緒不安定に陥ってしまう。後には克服。
- トレイス・クオ・ハイネット
- 父親や過去の誘拐事件によるトラウマを抱えている。特に、父親に関してのトラウマは『父親』という単語を口に出そうとすると呼吸困難になるほどに根が深い。
- コーデック・テクリナク
- 肺に不治の病を抱えているが命に関わるレベルのものではなく、自らネタにまでしている。
スパロボで医療技術がクローズアップされた人物
- 破嵐万丈
- クロスオーバーとして、メガノイド関連の技術を人命救助に役立てる事がある。
- ロバート・H・オオミヤ
- 『α』では両腕を負傷した葵豹馬にサイボーグ手術を施し、彼の戦線復帰に貢献した。
- イズミ
- 『NEO』にて回復魔法で剣鉄也の怪我を治療した。また、戦闘において回復魔法は範囲HP回復能力として採用されている。
- 騎士アレックス
- 『BX』にて、SFCソフト『大いなる遺産』で使用可能な回復魔法「ラビアム」が特殊行動コマンドとして採用されている。
- 法術士ニュー
- 『BX』のシナリオ中ではヴェイガンにおいて法術による医療を行う凄腕の医者として知られており、暗殺されかけた白鳥九十九の治療や、『ガンダムAGE』のラスボスであるゼラ・ギンスの治療も行っていた。
- なおSDガンダム外伝のゲーム化作品における法術士ニューは回復魔法を使えたり使えなかったりまちまちで、上述の『大いなる遺産』では不可。
- そのためか『BX』ではアレックスの様な回復能力は持たない。
比喩表現としての病障害
学術的に定義された疾病等ではなく、特定の行動やジンクスを病気に喩えたもの。
- 中二病
- 主にミドルティーン年齢期に起こる特有の思考や行動の事。そのパターンは様々だが、平たく言えば「カッコつけ」である。「厨二病」と表記される場合も。
- スパロボでは『W』第2部にてカズマ・アーディガンが発症したものが最も有名。また、罹患したままの人物としてはベルタ・ベルンシュタインがいる。
- リュウセイ病
- 武装や各種システムへ勝手にロボットアニメの必殺技のような名前をつける癖を指す。妙に感染力が高いらしく、『OGs』以後の作品ではラトゥーニやマイなど一部のキャラも彼の真似をするようになり、第2次OGの時点ではラトゥーニの真似という形でシャインも発症した。またライにも似たような症状が見られるが、そちらは彼の親類を見る限り遺伝性の可能性もある。
- なお、リュウセイによるネーミングは当然ながら正式なものではないが、SRX・バンプレイオスの武装に関してはチーム内で通称として使用されている。
- オデコに触られると借金が増える病(仮)
- クロウ・ブルーストが患う病で、彼の友人達曰く「不治の病」「全身に転移している」。
- 総士病
- 真壁一騎の皆城総士への依存ぶりをファンが「病気」に揶揄したもの(とはいったものの、ややもすると「共依存」というれっきとした症例の一種にも当てはまりうる)。原作後半~劇場版では乙姫病なるよく似た病も確認されている。
- なお、一騎は『UX』においてアスカ病まで併発した(ただし、こちらは感染力が強い反面症状は軽い模様)。
- 地球病
- 『蒼き流星SPTレイズナー』において、グラドス人が地球の文化に感化される事を揶揄したもの。他作品で喩えるなら「ヤック・デカルチャー」が近いか。