「アナハイム・エレクトロニクス」の版間の差分

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== アナハイム・エレクトロニクス(Anaheim Electronics) ==
 
== アナハイム・エレクトロニクス(Anaheim Electronics) ==
[[月]]を主な拠点とする巨大コングロマリッド(複合企業)。[[ガンダムシリーズ]]では主に[[モビルスーツ]](MS)を開発している[[企業]]として登場する。[[地球連邦軍]]の兵器受注でトップを占める。[[一年戦争]]後に、[[ジオン]]系の企業などを吸収合併・買収を繰り返しシェアを上げてきた。
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=== 概要 ===
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[[月]]を主な拠点とする巨大コングロマリッド(複合企業)。[[宇宙世紀]][[ガンダムシリーズ]](TV版および劇場版『[[機動戦士ガンダム]]』を除く)において主に[[モビルスーツ]](以下、「MS」と表記)を開発している[[企業]]
  
[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]』では、地球連邦軍による[[ガンダム開発計画]]に共同参加する。宇宙企業のため、基本的には[[エゥーゴ]]や[[ネオ・ジオン]]を援助しているが、予断を許さない情勢では[[ティターンズ]]にモビルスーツを供与するといった面も見られた。こういった行動から'''「死の商人」'''と揶揄されることも多い。
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「スプーンから宇宙戦艦まで」というキャッチフレーズが示すとおり、本来はMS開発だけを行う企業ではなく、電子機器や宇宙艦艇、果ては[[スペースコロニー]]の製造にも関わる総合商社である。
  
小型モビルスーツの開発に積極的でなかった為か、『[[機動戦士ガンダムF91]]』の時代にはかなり衰退しており、地球連邦軍所属の研究所である[[サナリィ]]に最先端モビルスーツ開発競争の先頭の座を明け渡している。しかし[[量産型]]モビルスーツでは依然トップシェア。『[[機動戦士Vガンダム]]』の時代には[[ラビアンローズ]]において[[リガ・ミリティア]]の戦艦[[リーンホースJr.]]を開発。地球連邦軍の主力モビルスーツであるジェムズガンやジャベリンはアナハイム製である。
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=== 来歴 ===
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[[一年戦争]]終結後、旧[[ジオン公国]]系の企業等を吸収合併・買収を繰り返してシェアを上げ、[[地球連邦軍]]の兵器受注でトップを占めるまでに至っている。
  
なお「スプーンから宇宙戦艦まで」というキャッチフレーズが示すとおり、本来はMS開発だけを行う企業ではなく、電子機器や宇宙艦艇、果ては[[スペースコロニー|コロニー]]の製造にも関わる総合商社である。
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[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]』では、地球連邦軍による[[ガンダム開発計画]]に共同参加した。
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[[グリプス戦役]]および[[第1次ネオ・ジオン抗争]](ハマーン戦争)では反[[地球連邦政府]]組織[[エゥーゴ]]の最大のスポンサーとなるが、予断を許さない情勢ではエゥーゴの敵対組織である[[ティターンズ]]や[[ネオ・ジオン]]([[アクシズ]]から改称)にMSを横流ししている。
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また、[[第2次ネオ・ジオン抗争]](シャアの反乱)およびラプラス戦争(第3次ネオ・ジオン抗争)の折には、地球連邦軍およびそれに対して反旗を翻す[[シャア・アズナブル]]率いる新生ネオ・ジオンと残党組織である[[袖付き]]の最新型MSを開発している。
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なお、小型MSの開発に積極的でなかった為か、『[[機動戦士ガンダムF91]]』の時代にはかなり衰退しており、地球連邦軍所属の研究所である[[サナリィ]]に最先端MS開発競争の先頭の座を明け渡している。しかしながら、[[量産型]]MSでは依然トップシェアを占めている。
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『[[機動戦士Vガンダム]]』の時代には、[[ラビアンローズ]]において[[リガ・ミリティア]]の[[母艦]][[リーンホースJr.]]を開発。地球連邦軍の主力MSであるジェムズガンやジャベリンはアナハイム社製である。
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=== 総評 ===
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宇宙企業であるため、前述した通りエゥーゴやネオ・ジオンを援助しているが、予断を許さない情勢ではティターンズにMSを供与するといった面も見られた。こういった行動から'''「死の商人」'''と揶揄されることも多い。
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宇宙世紀ガンダムシリーズの戦乱において使用されたMSを大量生産したアナハイム・エレクトロニクスという企業は、良くも悪くも「宇宙世紀ガンダムシリーズの陰の立役者」であるとも言えるだろう。
  
 
== 主な人物 ==
 
== 主な人物 ==
 
;メラニー・ヒュー・カーバイン
 
;メラニー・ヒュー・カーバイン
 
:会長。今で言うCEO。
 
:会長。今で言うCEO。
:スパロボでは[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]で名前のみ登場しており、'''軍産複合体[[ロゴス]]の一員として逮捕された'''ことが語られている。
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:SRWでは『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]』で名前のみ登場しており、'''軍産複合体[[ロゴス]]の一員として逮捕された'''ことが語られている。
 
;[[マーサ・ビスト・カーバイン]]
 
;[[マーサ・ビスト・カーバイン]]
 
:社長夫人。カーバイン家に嫁いだ[[ビスト財団]]の当主[[カーディアス・ビスト]]の妹。『[[機動戦士ガンダムUC]]』の主人公[[バナージ・リンクス]]の叔母にあたる。
 
:社長夫人。カーバイン家に嫁いだ[[ビスト財団]]の当主[[カーディアス・ビスト]]の妹。『[[機動戦士ガンダムUC]]』の主人公[[バナージ・リンクス]]の叔母にあたる。
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*[[サザビー]]
 
*[[サザビー]]
 
*[[ナイチンゲール]]
 
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*[[Gキャノン]](連邦軍の要請でサナリィ社からアナハイム社へと委託生産)
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*[[Gキャノン]](連邦軍の要請でサナリィからアナハイム社へと委託生産)
  
 
== 開発艦船 ==
 
== 開発艦船 ==
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:アーガマの発展型である宇宙戦艦。アーガマと共にエゥーゴの戦力となった。
 
:アーガマの発展型である宇宙戦艦。アーガマと共にエゥーゴの戦力となった。
 
;[[ネェル・アーガマ]]
 
;[[ネェル・アーガマ]]
:アーガマの後継となる[[戦艦]]。エゥーゴだけでなく、[[ロンド・ベル隊]]でも使用された。
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;[[ラビアンローズ]]
 
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:アナハイム・エレクトロニクスが所有するドッグ艦。大型の艦船の[[修理]]や[[補給]]を行う。
 
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;[[ティターンズ]]
 
;[[ティターンズ]]
 
:支援するエゥーゴの敵対組織ではあるが、[[量産型]]モビルスーツ・[[マラサイ]]を開発してティターンズに引き渡している。
 
:支援するエゥーゴの敵対組織ではあるが、[[量産型]]モビルスーツ・[[マラサイ]]を開発してティターンズに引き渡している。
;[[ネオ・ジオン]]
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;[[ネオ・ジオン]]([[袖付き]]を含む)
:地球連邦軍と並ぶ取引相手。[[サザビー]]や[[シナンジュ]]といった専用機や、[[シュツルム・ディアス]]、[[ギラ・ドーガ]]、[[ギラ・ズール]]といった量産機を開発・譲渡している。
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:地球連邦軍と並ぶ取引相手。[[サザビー]]や[[シナンジュ]]([[ネオ・ジオング]])といった専用機や、[[シュツルム・ディアス]]、[[ギラ・ドーガ]]、[[ギラ・ズール]]といった量産機を開発・譲渡している。
 
;[[ビスト財団]]
 
;[[ビスト財団]]
 
:宇宙世紀の政財界に巨大な影響力を有する組織。
 
:宇宙世紀の政財界に巨大な影響力を有する組織。
:財団の創始者サイアム・ビストが草創期のアナハイムに役員として迎えられて以来、一心同体ともいうべき関係にある。社長夫人となったマーサもビスト家出身。
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:財団の創始者[[サイアム・ビスト]]が草創期のアナハイム・エレクトロニクスに役員として迎えられて以来、一心同体ともいうべき関係にある。社長夫人となったマーサもビスト家出身。
 
;[[サナリィ]]
 
;[[サナリィ]]
 
:地球連邦軍の海軍戦略研究所で、アナハイム・エレクトロニクスにとっては[[ライバル|商売仇]]にあたる。
 
:地球連邦軍の海軍戦略研究所で、アナハイム・エレクトロニクスにとっては[[ライバル|商売仇]]にあたる。
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;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
:今作ではオサリバン常務が登場。[[ティターンズ]]残党のヤザンと裏取引をしている。また、[[サナリィ]]で開発された[[量産型ガンダムF91]]や[[クロスボーン・ガンダム]]を委託生産している(元々サナリィには生産施設はないため)。どちらも優秀な性能を発揮していた辺り、原作の[[Gキャノン]]の件とは違い技術提供が問題なく行われたか、アナハイムの技術力がサナリィと同等だったとも解釈できる。しかし、原作でF91のデータを盗用したアナハイムが量産型F91を作るのは皮肉と言えなくもない。
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:今作ではオサリバン常務が登場。[[ティターンズ]]残党のヤザンと裏取引をしている。また、[[サナリィ]]で開発された[[量産型ガンダムF91]]や[[クロスボーン・ガンダム]]を委託生産している(元々サナリィには生産施設はないため)。どちらも優秀な性能を発揮していた辺り、原作の[[Gキャノン]]の件とは違い技術提供が問題なく行われたか、アナハイム社の技術力がサナリィと同等だったとも解釈できる。しかし、原作でF91のデータを盗用したアナハイム社が量産型F91を作るのは皮肉と言えなくもない。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
 
:[[ブルーコスモス]]([[ロゴス]])の影響力があり、アナハイム側も今までの[[ガンダムタイプ]]のデータの引き渡しを迫られるなど危機的状況が伝えられている。
 
:[[ブルーコスモス]]([[ロゴス]])の影響力があり、アナハイム側も今までの[[ガンダムタイプ]]のデータの引き渡しを迫られるなど危機的状況が伝えられている。

2016年1月16日 (土) 12:52時点における版

アナハイム・エレクトロニクス(Anaheim Electronics)

概要

を主な拠点とする巨大コングロマリッド(複合企業)。宇宙世紀ガンダムシリーズ(TV版および劇場版『機動戦士ガンダム』を除く)において主にモビルスーツ(以下、「MS」と表記)を開発している企業

「スプーンから宇宙戦艦まで」というキャッチフレーズが示すとおり、本来はMS開発だけを行う企業ではなく、電子機器や宇宙艦艇、果てはスペースコロニーの製造にも関わる総合商社である。

来歴

一年戦争終結後、旧ジオン公国系の企業等を吸収合併・買収を繰り返してシェアを上げ、地球連邦軍の兵器受注でトップを占めるまでに至っている。

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』では、地球連邦軍によるガンダム開発計画に共同参加した。

グリプス戦役および第1次ネオ・ジオン抗争(ハマーン戦争)では反地球連邦政府組織エゥーゴの最大のスポンサーとなるが、予断を許さない情勢ではエゥーゴの敵対組織であるティターンズネオ・ジオンアクシズから改称)にMSを横流ししている。

また、第2次ネオ・ジオン抗争(シャアの反乱)およびラプラス戦争(第3次ネオ・ジオン抗争)の折には、地球連邦軍およびそれに対して反旗を翻すシャア・アズナブル率いる新生ネオ・ジオンと残党組織である袖付きの最新型MSを開発している。

なお、小型MSの開発に積極的でなかった為か、『機動戦士ガンダムF91』の時代にはかなり衰退しており、地球連邦軍所属の研究所であるサナリィに最先端MS開発競争の先頭の座を明け渡している。しかしながら、量産型MSでは依然トップシェアを占めている。

機動戦士Vガンダム』の時代には、ラビアンローズにおいてリガ・ミリティア母艦リーンホースJr.を開発。地球連邦軍の主力MSであるジェムズガンやジャベリンはアナハイム社製である。

総評

宇宙企業であるため、前述した通りエゥーゴやネオ・ジオンを援助しているが、予断を許さない情勢ではティターンズにMSを供与するといった面も見られた。こういった行動から「死の商人」と揶揄されることも多い。

宇宙世紀ガンダムシリーズの戦乱において使用されたMSを大量生産したアナハイム・エレクトロニクスという企業は、良くも悪くも「宇宙世紀ガンダムシリーズの陰の立役者」であるとも言えるだろう。

主な人物

メラニー・ヒュー・カーバイン
会長。今で言うCEO。
SRWでは『SC2』で名前のみ登場しており、軍産複合体ロゴスの一員として逮捕されたことが語られている。
マーサ・ビスト・カーバイン
社長夫人。カーバイン家に嫁いだビスト財団の当主カーディアス・ビストの妹。『機動戦士ガンダムUC』の主人公バナージ・リンクスの叔母にあたる。
なお、社長であるマーサの夫(本名不明)はメラニーであると解釈されることもあるが、メラニーは「会長」であって社長ではない。
アルベルト・ビスト
幹部。カーディアス・ビストの息子で、『機動戦士ガンダムUC』の主人公バナージ・リンクスの異母兄にあたる。
ウォン・リー
幹部。エゥーゴとの連絡役。
オサリバン
フォン・ブラウン支社常務。ガンダム開発計画責任者。
ニナ・パープルトン
フォン・ブラウン支社の社員。試作ガンダム1号機2号機担当システムエンジニア。
ルセット・オデビー
フォン・ブラウン支社の社員。試作ガンダム3号機担当システムエンジニア。
ミリィ・チルダー
ラビアンローズ所属の社員。
オクトバー・サラン
フォン・ブラウン支社の社員。νガンダムの開発主任。

関連地名

フォン・ブラウン
月面都市。郊外に自社ビル「アナハイム・ビル」を持つ。最重要拠点。
インダストリアル7
サイド4(旧サイド5)に位置するアナハイム・エレクトロニクス社が所有する工業コロニー。コロニー内にはアナハイム工業専門学校がある。

アナハイム・エレクトロニクス社製のモビルスーツ

ガンダム開発計画

Ζプロジェクト

その他

委託製作

開発艦船

アーガマ
ホワイトベースを参考にして建造した宇宙巡洋艦。エゥーゴの旗艦となる。
ラーディッシュ(アイリッシュ級)
アーガマの発展型である宇宙戦艦。アーガマと共にエゥーゴの戦力となった。
ネェル・アーガマ
アーガマの後継となる母艦。エゥーゴだけでなく、ロンド・ベル隊でも使用された。
ラビアンローズ
アナハイム・エレクトロニクスが所有するドッグ艦。大型の艦船の修理補給を行う。
リーンホースJr.
大破したリーンホースとガウンランドをザンスカール帝国から鹵獲したスクイード1を使用し、ドッグ艦ラビアンローズにて改修した宇宙戦艦。

関連組織

地球連邦軍
派生した軍事組織も含めて、アナハイム・エレクトロニクスの最大の取引相手と言える。
エゥーゴ
アナハイム・エレクトロニクスが支援する反地球連邦組織。
スポンサーであるアナハイム・エレクトロニクスの意向に振り回される面があり、「アナハイム社の私兵」と揶揄されることもある。
ロンド・ベル
アムロ・レイ専用モビルスーツであるνガンダムを開発している。
ティターンズ
支援するエゥーゴの敵対組織ではあるが、量産型モビルスーツ・マラサイを開発してティターンズに引き渡している。
ネオ・ジオン袖付きを含む)
地球連邦軍と並ぶ取引相手。サザビーシナンジュネオ・ジオング)といった専用機や、シュツルム・ディアスギラ・ドーガギラ・ズールといった量産機を開発・譲渡している。
ビスト財団
宇宙世紀の政財界に巨大な影響力を有する組織。
財団の創始者サイアム・ビストが草創期のアナハイム・エレクトロニクスに役員として迎えられて以来、一心同体ともいうべき関係にある。社長夫人となったマーサもビスト家出身。
サナリィ
地球連邦軍の海軍戦略研究所で、アナハイム・エレクトロニクスにとっては商売仇にあたる。
リガ・ミリティア
アナハイム・エレクトロニクスが協力する民間軍事組織。大破したリーンホースをリーンホースJr.として改修している。

登場作品

旧シリーズ

第4次スーパーロボット大戦S
ニナの台詞の中などに登場。
エゥーゴのスポンサーだが、DCにもMSを提供している。
スーパーロボット大戦F完結編
フルアーマー百式改などロンド・ベル(クワトロ)に譲渡し、イデオン解析するなどイベントにも絡んでいる。

αシリーズ

第2次スーパーロボット大戦α
今作ではオサリバン常務が登場。ティターンズ残党のヤザンと裏取引をしている。また、サナリィで開発された量産型ガンダムF91クロスボーン・ガンダムを委託生産している(元々サナリィには生産施設はないため)。どちらも優秀な性能を発揮していた辺り、原作のGキャノンの件とは違い技術提供が問題なく行われたか、アナハイム社の技術力がサナリィと同等だったとも解釈できる。しかし、原作でF91のデータを盗用したアナハイム社が量産型F91を作るのは皮肉と言えなくもない。
第3次スーパーロボット大戦α
ブルーコスモスロゴス)の影響力があり、アナハイム側も今までのガンダムタイプのデータの引き渡しを迫られるなど危機的状況が伝えられている。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
本作では黒歴史由来の機体の残骸を解析・研究することで、本来の歴史よりも早くサイコフレームの開発に成功しており、これによりνガンダムも早く登場した。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
サイコフレームが開発されてるため『機動戦士ガンダムUC』も本来の歴史よりも早い時間軸で参戦を果たしている。
また、カミーユフォウカツがテストパイロットとして、ファもカミーユのアシスタントとして入社している他、Ζガンダムνガンダムのサイコミュ搭載機をオーバーホールと偽って(実際カミーユらも急な事に不信感を抱いていた)封印している。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦IMPACT
ネルガル重工とはライバル関係であることがプロスペクターから明かされた。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
ストーリー根幹に0083は関わっており、エンディングでオサリバン常務が死亡する。
スーパーロボット大戦BX
地球連邦保守派の代表格としてほぼ敵対組織として登場。本来ライバル企業のGAILとも保守派として利害が一致し手を組む。なお、設定上は連邦軍の兵器シェアの大部分を占めているはずなのだが、ゲーム中にはジェガンがアイコンだけ時折出てくるくらいで、そのうえブレイヴとの競合に敗れてリゼルやアンクシャが不採用となっている。

単独作品

スーパーロボット大戦64
オクトバー・サランが初登場。OZと協力関係を結んでいるのか、OZルートへ進むとフルアーマー百式改量産型νガンダムを納品してくる。

関連作品

ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
エゥーゴ連邦に存在する企業として登場。MSを召喚するパーソナル転送システムをエゥーゴに供給しているが、同システムはテロリスト達も所有している為「横流しをする死の商人」と罵られている。
νガンダムも開発するが、納入相手のアムロの名を騙った黒い三連星に渡してしまうなど、無責任な企業として描かれている。

資料リンク