機動戦士ガンダムUC

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機動戦士ガンダムUC
読み きどうせんしガンダムユニコーン
外国語表記 Mobile Suit Gundam Unicorn
原作 矢立肇
富野由悠季
監督 古橋一浩
脚本 福井晴敏(「ストーリー」表記)
むとうやすゆき
キャラクターデザイン 安彦良和(原案)
高橋久美子
メカニックデザイン カトキハジメ
佐山善則
石垣純哉
玄馬宣彦
音楽 澤野弘之
制作 サンライズ(第1スタジオ)
発表期間 2010年3月12日 -
2014年6月6日
話数 全7話
巻数 全7巻
シリーズ

ガンダムシリーズ

次作 機動戦士ガンダムNT
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
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機動戦士ガンダムUC』はサンライズ制作のOVA作品。

概要[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』から3年後にあたる宇宙世紀0096年を舞台に、謎の最高機密「ラプラスの箱」を巡り地球連邦軍ネオ・ジオン残党軍「袖付き」の争いに巻き込まれた少年バナージ・リンクスの「ラプラスの箱」に辿り着くまでの旅と戦いを描く物語。なお物語の根幹には宇宙世紀0001年に発生したラプラス事件が深く関わっている。

漫画雑誌『ガンダムエース』2007年2月号から2009年8月号まで連載された福井晴敏氏による同名小説のアニメ版。また漫画版である『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』が『ガンダムエース』2010年3月号~2017年2月号まで連載された。小説OVA漫画版共に大筋の展開は共通しているが、登場人物・機体及び場面等の設定にそれぞれ異なる部分がある。特段注記が無い場合は、商品化やスパロボも含むゲーム化はOVA版を基にしている。

『逆襲のシャア』より3年後が舞台であるため登場人物や機体にもその設定が深く反映されているが、『機動戦士Ζガンダム』や『機動戦士ガンダムΖΖ』の設定も積極的に取り入れられている。特に『ΖΖ』に関しては『劇場版Ζ』との兼ね合いもあったため扱いがどうなるか注目されていたため反響を呼んだ。また、時系列的に未来にあたる『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』と『機動戦士ガンダムF91』に繋がる設定も見られる。

2016年4月から9月まで地上波放送用に再構成を施したTVシリーズ『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096(リ:ダブルオーナインティシックス)』が放送。テレビ朝日系列でガンダムシリーズ作品が放送されるのは『機動新世紀ガンダムX』以来20年ぶり。

2018年11月には続編である劇場版作品『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』が公開された。

ストーリー[編集 | ソースを編集]

シャアの反乱から3年後の宇宙世紀0096年、工業コロニー「インダストリアル7」においてビスト財団ネオ・ジオン残党軍「袖付き」に「それが開かれる時には地球連邦政府が滅びる」とまで言われる最高機密「ラプラスの箱」を譲渡しようとしていた。

一方、コロニー内のアナハイム工専に通う少年バナージ・リンクスは箱の譲渡を阻止しようと単身潜入した謎の少女オードリー・バーンと出会い、次第に彼女に惹かれていく。

だがそこに取引を察知した連邦政府とアナハイム・エレクトロニクス社が軍を介入させ、コロニーは戦火に包まれてしまう。そのような中でオードリーを探していたバナージはビスト財団当主カーディアス・ビストと対面。彼から出生の秘密を聞かされると同時に「箱の鍵」とされるMS「ユニコーンガンダム」を託される。

果たして、「ラプラスの箱」の正体とは、そして、バナージの運命は……。

登場人物[編集 | ソースを編集]

民間人[編集 | ソースを編集]

バナージ・リンクス
本作の主人公。ユニコーンガンダムを託される。
オードリー・バーン
「袖付き」の要人であり、コロニーに単身潜入した際にバナージと出会う。正体はミネバ・ラオ・ザビ。
タクヤ・イレイ
バナージの同級生である友人。
ミコット・バーチ
バナージの同級生。

地球連邦軍[編集 | ソースを編集]

ロンド・ベル[編集 | ソースを編集]

リディ・マーセナス
地球連邦軍ロンド・ベル隊のMSパイロット。実質的にもう一人の主人公とも言える存在。
オットー・ミタス
ネェル・アーガマ艦長。
レイアム・ボーリンネア
ネェル・アーガマの女性副長。
ミヒロ・オイワッケン
地球連邦軍ロンド・ベル隊ネェル・アーガマのオペレーター。あだ名は「チビ戦車(スモールタンク)」。
ナイジェル・ギャレット
トライスターの1人。クールな優男といった印象。
ダリル・マッギネス
トライスターの1人。
ワッツ・ステップニー
トライスターの1人。
ブライト・ノア
言わずと知れた元ホワイトベース艦長。『逆襲のシャア』に引き続きラー・カイラム艦長およびロンド・ベル指揮官を務めている。
メラン
『逆襲のシャア』に引き続きラー・カイラムの副長を務めている。
ハサン
『ΖΖ』までと同様に軍医としてネェル・アーガマに駐在。

エコーズ[編集 | ソースを編集]

ダグザ・マックール
特殊部隊「エコーズ」の司令。
コンロイ・ハーゲンセン
ダグザを補佐する副司令。

その他[編集 | ソースを編集]

エイブルス
コロニーレーザー管制室「カフカスの森」司令。

ネオ・ジオン残党軍[編集 | ソースを編集]

袖付き[編集 | ソースを編集]

フル・フロンタル
「袖付き」首魁。「シャアの再来」と呼ばれており、仮面や容姿、声まで酷似している謎の仮面の男。戦闘力や交渉術に関しても一流の物をもつ。
マリーダ・クルス
強化人間の女性パイロット。
アンジェロ・ザウパー
フロンタル親衛隊の隊長。
スベロア・ジンネマン
ガランシェールの船長。
フラスト・スコール
ガランシェールのクルー。
ギルボア・サント
ガランシェールのクルー。
アレク
ガランシェールのクルー。
トムラ
ガランシェールの整備士。
ヒル・ドーソン
レウルーラの艦長。
ネオ・ジオン兵
「袖付き」の一般兵。

ジオン残党軍[編集 | ソースを編集]

ロニ・ガーベイ
OVA版設定。原作小説ではまた別の勢力に属している。
ヨンム・カークス
残党軍のリーダー格で、ロニの保護者。

ビスト財団[編集 | ソースを編集]

カーディアス・ビスト
ビスト財団第2代当主。サイアム・ビストの孫。「袖付き」に「ラプラスの箱」を譲渡しようとする。
アルベルト・ビスト
カーディアスの息子。
マーサ・ビスト・カーバイン
カーディアスの妹。
ガエル・チャン
カーディアスの側近。
サイアム・ビスト
ビスト財団創始者。冷凍睡眠により西暦の時代から100歳以上の高齢で生き永らえている。

その他[編集 | ソースを編集]

ローナン・マーセナス
リディ・マーセナスの父親。地球連邦政府の高官。
カイ・シデン
元ホワイトベース隊のジャーナリスト。
ダイナーの老主人
オードリーが地球で出会った小食堂のマスター。禅問答めいた会話をオードリーと繰り広げる。

登場メカ[編集 | ソースを編集]

OVAでは以下の他にも連邦軍、ジオン残党軍の機体として過去作品から様々な機体が登場する。中にはアニメに初めて登場した機体も多い。

地球連邦軍[編集 | ソースを編集]

ユニコーンガンダム
フルアーマー・ユニコーンガンダム
ユニコーンガンダム ペルフェクティビリティ
リゼル
ジェガン
ジェガン (エコーズ仕様)
GUNDAM:プロト・スタークジェガン
GUNDAM:スタークジェガン
ロト
デルタプラス
ジェスタ
ジェスタ・キャノン
ジムIII
GUNDAM:ジムII
ネモ
バイアラン・カスタム
GUNDAM:ガンキャノン・ディテクター
GUNDAM:ネモIII
GUNDAM:ガンタンクII
GUNDAM:アクアジム
バンシィ
バンシィ・ノルン
アンクシャ
GUNDAM:Ζプラス
GUNDAM:グスタフ・カール

袖付き[編集 | ソースを編集]

シナンジュ
ネオ・ジオング
クシャトリヤ
ギラ・ズール
ギラ・ズール (親衛隊機)
アンジェロ専用ギラ・ズール
ローゼン・ズール
ギラ・ドーガ
ドライセン
ドラッツェ
ズサ
GUNDAM:シュツルム・ガルス

ジオン残党軍[編集 | ソースを編集]

シャンブロ
ザクI・スナイパータイプ
ジュアッグ
ガルスK
ズゴック
GUNDAM:ゾゴック
ドワッジ
GUNDAM:ドム・トローペン
GUNDAM:イフリート・シュナイド
カプール

戦艦・その他[編集 | ソースを編集]

ネェル・アーガマ
ラー・カイラム
クラップ級巡洋艦
ガルダ級超大型輸送機
レウルーラ
エンドラ級巡洋艦
ムサイ改級軽巡洋艦
ガランシェール
ファット・アンクル改
ゼネラル・レビル

用語[編集 | ソースを編集]

ラプラスの箱
ラプラス事件
ビスト財団
袖付き
サイコフィールド

楽曲[編集 | ソースを編集]

劇中BGM
「UNICORN」
その壮大な曲調とサビ入りの迫力から非常に人気が高い楽曲。本作の代表曲といっても過言ではなく、よくTV番組等でも使用される。
『第3次Z』『BX』『V』『DD』で採用。基本的にスパロボ及びGジェネでは後半3分30秒からのものが使用されており、サビ入り部分はカットされている場合が多いが、『BX』では少し長めのロング版も採用されている。『DD』ではイベント「強攻の一手」「天に凶星、地に一角獣」にてクエスト用BGMに採用。
「MOBILESUIT」
『第3次Z』『X-Ω』で採用。『X-Ω』ではイベント「策謀渦巻く宇宙」にてクエスト用BGMに採用。
「RX-0」
デストロイモード発動後はこちらになる。「UNICORN」と「RX-0」は基本的にユニコーンガンダムを象徴するテーマだが、バナージ自身には「ON YOUR MARK」という、作品が出来上がる遥か以前に作られたというテーマ曲が存在する。
『第3次Z』『BX』『V』『X-Ω』で採用。『X-Ω』ではイベント「光の先に」にてクエスト用BGMに採用。
「6thMob.:UNICORN GUNDAM」
「UNICORN」と、劇伴BGM「MAD-NUG」(SRW未採用)を組み合わせた、ep7で使用されたアレンジバージョン。「UNICORN GUNDAM」表記の場合もある。
アレンジバージョンゆえに「UNICORN」と被る部分も多いため、スパロボでは2:17~2:46を前奏として4:13以降につなげる構成となっている。
『第3次Z天獄篇』『BX』『V』『X-Ω』『DD』で採用。『BX』では前奏部分が無くなっている。『X-Ω』ではイベント「呼応する力」にて、『DD』ではイベント「想いは翼を輝かせて」にてクエスト用BGMに採用。
エンディングテーマ
「流星のナミダ」
作詞 - 田中秀典、中山豪次郎 / 作曲 - 中山豪次郎 / 編曲 - 釣俊輔、野村陽一郎 / 歌 - CHiAKi KURiYAMA
ep1エンディングテーマ。
「Everlasting」
作詞 - 渡邊亜希子、Kylee / 作曲 - Carlos K.、龍 / 編曲 - Naohisa Taniguchi / 歌 - Kylee
ep2エンディングテーマ。『V』限定版で原曲を収録。
「merry-go-round」
作詞 - 堂珍嘉邦、川畑要 / 作曲・編曲 - UTA / 歌 - CHEMISTRY
ep3エンディングテーマ。『RE:0096』第9話でもEDに採用。
「B-Bird」
作詞 - FLAT5th Rico / 作曲・編曲 - 齋藤真也 / 歌 - earthmind
ep4エンディングテーマ。
「BROKEN MIRROR」
作詞・作曲・編曲・歌 - BOOM BOOM SATELLITES
ep5エンディングテーマ。
「RE:I AM」
作詞・作曲・編曲 - Hiroyuki Sawano / 歌 - Aimer
ep6エンディングテーマ。『RE:0096』第18話ではOPに採用。
「StarRingChild」
作詞・作曲・編曲 - Hiroyuki Sawano / 歌 - Aimer
ep7エンディングテーマ。『RE:0096』第22話でもEDに採用されている。『V』限定版で原曲を収録。

RE:0096[編集 | ソースを編集]

オープニングテーマ
「Into the Sky」
作詞 - Benjamin & mpi / 作曲・編曲 - 澤野弘之 / 歌 - SawanoHiroyuki[nZk]:Tielle
エンディングテーマ
「Next 2 U -eUC-」
作詞 - 澤野弘之、cAnON. / 作曲・編曲 - 澤野弘之 / 歌 - SawanoHiroyuki[nZk]:naNami
第1話~第8話、第10話~第12話で使用。
「bL∞dy f8 -eUC-」
作詞 - cAnON. / 作曲・編曲 - 澤野弘之 / 歌 - SawanoHiroyuki[nZk]:Aimer
第13話~第21話で使用。

登場作と扱われ方[編集 | ソースを編集]

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
初参戦作品。前日譚である『逆襲のシャア』と同時参戦。
参戦発表当時は最終章であるep7を残した状態であったため、物語はep4のシャンブロ撃破直後までが展開される(そのためバンシィは未登場)。OVA作品の4話分であるため、原作再現自体は意外と少なめ。
その一方で『逆襲のシャア』との絡みが描かれ、アムロとフロンタルは元より、シャアフロンタルの関係性に比重が置かれているなど見所は満載。
反面、主役であるバナージとユニコーンの能力が抑え目になっていたり、リディはニュータイプ技能を所持していなかったり(原作再現なので仕方ないのだが)とパイロットステータスや機体性能面での扱いはあまり良くない。前者は本領を発揮するようになるととんでもないことが平然と出来るようになるため、仕方ないといえば仕方ないが。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
前作に引き続いての登場。原作再現の終了は第45話と比較的早く、ep5部分はルート分岐中に原作再現が行われるため時獄篇に続いて原作再現自体は意外と少なめ。
ラプラスの箱に隠された真実が今作の分水嶺となっており、「それでも」という言葉で未来を手にする人類の姿が描かれる。
OVA版完結後の参戦となるが、OVA版の結末は(前情報は貰っていたが)スパロボスタッフ側も実際に確認したのは一般視聴者と同じタイミングで、視聴後即座に「天獄篇でのガンダムUCの再現をどうするのか」という会議が行われた事が『うますぎWAVE』第402回で寺田プロデューサーの口から明かされた。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦BX
任天堂携帯機シリーズ初参戦。さらに宇宙世紀ガンダムが参戦するスパロボ作品の中で、現状ただ一つの逆シャア前の宇宙世紀ガンダムを差し置いて参戦である。
『第3次Z』と異なり尺の問題なのか、主要イベントは概ね再現されているがかなり駆け足でストーリーが進む。その大半も分岐ルートで発生し、バナージの正式加入も中盤と影の薄さは否めない。また自軍に加入するキャラクターが少なく味方MSパイロットとして使用できるのはバナージ、リディ、隠し要素のマリーダのみ。
今回は敵味方とも、『機動戦士ガンダムAGE』やキャラデザイナーが同じ安彦氏の『巨神ゴーグ』との絡みがある他、意外な形で『SDガンダム外伝』の面々とも絡む。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦V
後時代である『閃光のハサウェイ』と『クロスボーン・ガンダム』シリーズと同時参戦。
時系列の整理・入れ替えが行われており、バナージ達が中盤まで箱の存在を知らなかった事もあり、箱の争奪戦よりも連邦とジオン残党の憎しみと殺し合いをメインに据えた形になっている。中盤からのミネバの行動が原作とは大幅に異なる展開に舵を切っていく。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
第1期参戦作品として参戦。
2019年5月にはペルフェクティビリティがSRW初登場。
スーパーロボット大戦DD
ワールド2の構成作品。ネオ・ジオンだけでなくティターンズ残党もラプラスの箱を狙っているなどのクロスオーバーが存在する。
ストーリー開始時点でep3まで終了済みながらダグザが生存している、オットーではなくブライトが艦長として同行しているなど大胆な改変がされている。
序章・1章の段階では一部のキャラクターが登場する程度で、原作シナリオの展開は2章Part9からPart14にかけて行われた。Part14では『勇者王ガオガイガー』の『ゾンダー編』最終シナリオと共に2章のトリを飾っている。
原作シナリオ自体は終了したが、その後は正史とは違い密かに生存していたハマーン・カーンパプテマス・シロッコ達が暗躍を開始するオリジナル展開が描かれる事になる。

各話リスト[編集 | ソースを編集]

OVA[編集 | ソースを編集]

話数 サブタイトル 登場メカ 備考 再現スパロボ
episode 1 ユニコーンの日 ユニコーンガンダム
リゼル
ロト
クシャトリヤ
ギラ・ズール
ギラ・ズール (親衛隊機)
ガランシェール
episode 2 赤い彗星 シナンジュ
アンジェロ専用ギラ・ズール
episode 3 ラプラスの亡霊 デルタプラス
ジェガン (エコーズ仕様)
episode 4 重力の井戸の底で ガルスK
ジュアッグ
バイアラン・カスタム
ザクI・スナイパータイプ
シャンブロ
バンシィ
ジェスタ

ファット・アンクル改

episode 5 黒いユニコーン ローゼン・ズール
アンクシャ
episode 6 宇宙(そら)と地球(ほし)と フルアーマー・ユニコーンガンダム
バンシィ・ノルン
ネオ・ジオング
小説版よりタイトル変更(惑星→地球)
episode 7 虹の彼方に
PV Unti-L ユニコーンガンダム ペルフェクティビリティ BD-BOXに収録
イベント上映アニメ『機動戦士ガンダムUC ペルフェクティビリティ』の再収録

RE:0096[編集 | ソースを編集]

話数 サブタイトル 備考
第1話 96年目の出発(たびだち)
第2話 最初の血
第3話 それはガンダムと呼ばれた
第4話 フル・フロンタル追撃
第5話 激突・赤い彗星
第6話 その仮面の下に
第7話 パラオ攻略戦
第8話 ラプラス、始まりの地
第9話 リトリビューション ED変更
第10話 灼熱の大地から
第11話 トリントン攻防
第12話 個人の戦争
第13話 戦士、バナージ・リンクス ED変更
第14話 死闘、二機のユニコーン
第15話 宇宙(そら)で待つもの
第16話 サイド共栄圏
第17話 奪還! ネェル・アーガマ
第18話 宿命の戦い OP変更
第19話 再び光る宇宙
第20話 ラプラスの箱
第21話 この世の果てへ
第22話 帰還 ED変更

余談[編集 | ソースを編集]

  • タイトル名の『UC』は「UniCorn(一角獣)」及び「Universal Century(宇宙世紀)」のダブルミーニングになっている。
  • 原作小説は文章媒体という事もあるためか登場人物の設定(特にジオン側の人間に顕著)を始め、性的及び残酷要素が多く見受けられる事でも有名。OVA及び漫画版ではこれらは若干マイルドに描かれている。
    • また729と920の番号を持つ特殊部隊、正体不明のシーゴーストに撃沈される潜水艦ボーンフィッシュ、圧死するキクマサ等、ところどころに福井晴敏作品のセルフパロディが取り入れられている。
    • 映像化にあたり、出番等を削られたり大幅な変更を行われたり登場すらしなかったりする人物がいる。中には、原作小説版と異なり生存を果たす人物も存在している。また、それとは別に原作には無いシーンや設定が追加されている。
  • 原作小説の著者である福井晴敏氏は『∀ガンダム』の小説版も執筆している。今でこそガンダムファンとして知られる福井氏だが、当時は数々の賞を受賞した作家がアニメのノベライズを担当するという事で話題になった。
    • ちなみにその内容はというと、中盤まではアニメ本編に準ずる形でストーリーが進行していくものの、終盤には敵味方共に多数の死者が発生し、主要人物も次々に命を落としていくという、いわゆる「黒富野」を彷彿とさせるものだった。そのため『UC』でも同様の悲劇が繰り広げられるのではないかと戦々恐々としていた読者も多い。
  • 本作以前のスパロボを含めたゲーム作品でブライト・ノアの声は2006年に没した鈴置洋孝氏のライブラリ音声が流用されていたが、OVA第4章の公開と同時に成田剣氏が二代目ブライトに起用された。

商品情報[編集 | ソースを編集]

  • OVA

  • 原作小説

資料リンク[編集 | ソースを編集]