テンカワ・アキト
テンカワ・アキト | |
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漢字表記 | 天河 明人 |
登場作品 | |
声優 | 上田祐司(現:うえだゆうじ) |
デザイン | 後藤圭二 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦A |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 |
18歳 23歳(劇場版) |
出身 | 火星 |
身長 | 175 cm |
体重 | 62 kg |
所属 | 民間人→ナデシコクルー(コック見習い兼パイロット)→民間人 |
好きな食べ物 | 地球のもの |
嫌いな食べ物 | インスタント食品 |
概要[編集 | ソースを編集]
火星出身で、IFS処理を施している事でそれに対応した乗り物を操縦する事が可能。茶髪で童顔のイケメン。
それ以外はごく普通の青年に過ぎなかったのだが、木星圏より飛来した木星蜥蜴の襲撃を受けて、その運命が大きく変わる事になってしまう…。
人物[編集 | ソースを編集]
ミスマル・ユリカとは家が隣同士の幼馴染。2歳上の幼馴染ユリカが父親のコウイチロウと共に地球へと旅立った直後に、両親をテロで亡くし、天涯孤独の身となった。両親はネルガルでボソンジャンプの研究の権威であったが、ボソンジャンプを一般公開しようとした為に、当時のネルガル会長の命令でテロに見せ掛けて暗殺されている。両親の遺産等も多額あったはずだが、劇中では語られていない。幼少期はこれらの出来事が重なった結果、根暗で、何事においても無関心な態度しか示せないようになった。
その後は苦労を重ねたのか、ナイーブさを持った青年に成長しているが、人との関わりを何処か避けている節があった。また、木星蜥蜴の襲撃によって死にかけた為か、戦争に対しやや神経質なまでに恐怖心を抱いており、それが原因で度々現実逃避に近い行動に出てしまう事もあった。一方で、他人を思いやり、時に身を挺してでも守ろうとする優しさや強い意志を見せる事もあり、その事からユリカだけでなく、メグミ・レイナード、スバル・リョーコ、ホシノ・ルリといった女性達に好感を抱かれる事もあった。(アキト当人としては単に彼女等より年上ということで頼れるお兄さんとして無理して振舞っていたに過ぎない。また彼女等に対してのみリョーコ等が正式に軍属となってからも『ちゃん』付けをする等)ただし、アキト自身は元々他者との付き合いが苦手な事もあってか、戸惑う事が多かった。
ユリカと再会し、成り行きで乗り込んだナデシコでの生活に辟易する事もしばしばあったが、クルーの面々と関わり、様々な戦いを経験していくにつれて、悩みながらも自分なりにやるべき事を見つけ、最終的には気付かぬ内に抱く様になっていたユリカへの想いと向き合い、結婚するに至るのだが…。
劇中での活躍[編集 | ソースを編集]
機動戦艦ナデシコ[編集 | ソースを編集]
幼少期に両親を失ったアキトは、火星のターミナルコロニーで天涯孤独の身で暮らしていた。木星蜥蜴の襲撃を受け、トラックを操縦して避難民を守ろうとした際、目の前で周囲の人間が死んでいく光景を目の当たりにし、自身も命を落としかけるのだが、とある理由によりアキトは一人生き延びる事になり、地球へと辿り着く事になる。
地球への移住後はコックの見習いを目指していたが、木星蜥蜴に殺されかけた恐怖から立ち直れず、現実から逃げる様に仕事に打ち込もうとしていた為に、それを見かねた店長によって、あえてクビを言い渡される。その後、道中にて偶然幼馴染のユリカと再会。両親の死に彼女の父であるコウイチロウが関わっていたのではないかと疑っていたアキトは、彼女を追ってサセボシティのドッグへと向かい、そこで成り行きでプロスペクターからコックとしてナデシコのクルーに雇われるのだが、ドッグを襲撃してきた木星蜥蜴をエステバリスで撃退した腕を見込まれ、パイロットとしての任務も兼任する事になってしまった。
あくまでもコックでいたかった事から戦いに消極的であったが、ナデシコの目的が火星の住民を救出に行く事であるのを知り、また正規パイロットであるダイゴウジ・ガイとは趣味の『熱血ロボ ゲキ・ガンガー3』というアニメで意気投合した事で、火星の人達を守りたいという思いから戦う決意をする。だが、ガイはムネタケ・サダアキがナデシコから脱出する際に偶然居合わせてしまった結果、ムネタケに銃撃されその怪我が元で殉職、短い付き合いになった。その後はリョーコ達3人(更にアカツキ・ナガレも追加され5人組に)のパイロットを加えて引き続き戦う事になるが、火星の住民を救出する事は出来ずに終わり、地球への帰還後は連合宇宙軍やネルガル重工の「大人の事情」に振り回され、更にはナデシコが連合軍参加として本格的に戦争へ参加する事が決定してからは、戦う理由について見失い、一度は軍から言い渡されたクビに従う形でメグミと共にナデシコから下りる。
しかし、エリナ・キンジョウ・ウォンから自身が以前火星での木星蜥蜴襲撃時に、次元跳躍能力であるボソンジャンプによって生き延びた推測を聞かされ、更には木星蜥蜴側から有人機であるジンシリーズが投入された結果、危機に陥ったナデシコを救うべく大量のCC(チューリップクリスタル)を使って、マジンを道連れにする形で二週間前の月へと二度目のボソンジャンプを果たす。
その後、木星蜥蜴の正体が人間の軍事組織…「木連」である事実を知った際は、当初こそ火星を襲撃され、更に月で世話になっていた一家の夫人がダイマジンの襲撃で死亡してしまった怒りから激しい憎しみを抱いていたものの、白鳥九十九やその妹である白鳥ユキナもまた人間である事実に気付いたアキトは、戦争を終わらせる為に戦う事を決意。一時の潜伏期間を経てユリカ達と共に接収されたナデシコを取り戻し、和平の為に奔走していた九十九が親友の月臣元一朗に撃たれ命を落とした事で、一度は現実に絶望しかけるも、ネルガルと木連が手に入れようとしているボソンジャンプの演算ユニットとなる火星極冠遺跡を巡る戦いを経て、自分の信じていた気持ちと向き合い、幼なじみのユリカに告白。この告白が後の「熱血クーデター」の切っ掛けとなり、戦争を終わらせる事になった。
テレビ版終了後[編集 | ソースを編集]
戦後はコックに戻り、ナデシコのメインオペレーターであった少女ホシノ・ルリを引き取り、ユリカと共に屋台のラーメン屋を開く。そしてユリカの父・コウイチロウとのラーメン勝負に打ち勝ち、晴れてユリカと結婚。そして新婚旅行に宇宙へ向うシャトルへ乗り込んだが、事故で爆発。束の間の新婚生活になってしまった。小説『ルリAからBへの物語』で語られる。
劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-[編集 | ソースを編集]
劇場版本編では23歳。実はシャトルに乗り合わせた際に、火星の後継者の北辰らに拉致されていた。アキト曰く「奴らの実験で頭の中をかき回された」ために特に味覚などがダメになってしまい、コックの夢を断たれる。
ネルガルシークレットサービスに救出された彼はユリカ奪還と復讐を誓い、シークレットサービスの一員となっていた月臣元一朗指導のもと機動兵器操縦技術や様々な体術を身に付ける。ネルガルからはアカツキ・ナガレの意向によりブラックサレナの前身となるエステバリス・アキト機が再び与えられている。この頃から視力補助の黒いバイザーや火器を仕込んだ黒ずくめの衣装を身につけるようになった。
その後は火星の後継者を相手に工作活動を開始するが、IFSのフォローが有るとはいえ五感にハンデを抱えた状態で新鋭機の夜天光や六連に一対複数の状態での戦闘を常に強いられ、敗れてはボソンジャンプで命からがら逃げ帰る日々であった。その度に乗機も被弾しても継戦出来るよう追加装甲が付き、更にそれによる機動力低下を補う大型スラスターなどが増設され、元々のエステバリスとはかけ離れた姿(ブラックサレナ)へと変貌していった。また、単独行動中に敵研究施設からラピス・ラズリを救出。さらに火星の後継者の隠れ蓑であるヒサゴプラン、それに関連するターミナルコロニーを次々に襲撃、破壊していく。
墓地でホシノ・ルリと再会した際、「彼の生きた証」として「テンカワ特製ラーメン」のレシピを渡した。その後、ナデシコCの活躍で火星の後継者の作戦は失敗し、かつてのナデシコの仲間達のサポートを受けたアキトは北辰との最後の対決に勝利する。だがその後は仲間達のもとには戻らず、ユリカを仲間達に託して皆の前から姿を消した。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
TV版[編集 | ソースを編集]
基本的にTV版で登場すると序盤から仲間になる。素人ということを考慮してか、主人公キャラクターでありながら技量があまり高くなく、他の能力値も脇役勢と同等。加えて当初は特別な特殊技能や精神コマンドがあるわけでもなく、ガイやリョーコの方が優秀ということもあった。また、合体攻撃のパートナーであるガイがフラグ次第で死亡する場合、大きく使い勝手が落ちるなど、非常に使いにくかった。だが、作品を重ねるにつれ能力が強化され、合体攻撃も『IMPACT』『R』『W』ではガイが無条件生存、『BX』ではアカツキがパートナーとなるなど、大幅に改善されている。
シナリオ面においては「ガイの死亡」「ゲキ・ガンガーを乗り越える」と言った彼にまつわる重要イベントがあまり再現されず、冷遇気味であった。ガイ生存時には、彼に活躍の場を喰われ、主役でありながら脇役気味の扱いを受ける事も。また、劇場版と同時登場する作品においてはTV版のアキトは前座扱いであり、その点でも不遇。『BX』では本格的にTV版のシナリオがしっかり再現され、ようやく改善された。
また、TV版では甲児達と同年代だが、『J』以降からは甲児達からアキトさんと呼ばれることが増えてきている。
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦IMPACT
- TV版設定で、音声初収録。担当声優のうえだゆうじ氏はこの作品でスパロボ初参加となった。
- 第1部序盤から何度かスポット参戦するが、仲間になるのは第2部後半。ガイとの合体攻撃が強力なのだが、ガイ無しでもそこそこである。
- 戦闘台詞の「射撃は得意じゃない」発言は本作からだが、能力面では別に低くない(そもそも原作ではそんな設定は特にない)。ユリカもそうだが上書き不可のナノマシン処理とA級ジャンパー所持のため、スキルコーディネイトによる補強がしづらい。援護防御を上書きして集中力をつけるのが無難。また、本作では現状シリーズ中唯一幸運を覚える(但し幸運効果を含む愛を覚える作品はある)。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦A
- 初登場作品。序盤の初登場シナリオで本編同様に成り行きから出撃するのだが、NPC扱いで撃墜されるとゲームオーバーになる。味方で囲んでも平気ですり抜けて積極的に突っ込んで行く上に被弾率が高く、減少したHPを修理装置や精神コマンドで回復できないため、ゲーム序盤の難所となっている。更にこのシナリオではHP減少で撤退するボスが多く、撃墜するためにダメージ調整しているところに割り込んで撤退させてしまうのにも注意が必要。
- 仲間になってからはややパンチ力に欠けるが、ガイを生存させていれば合体攻撃で活躍できる。ガイ死亡時は月面フレームを使うのも手。援護回数と突撃のおかげで、同じく合体攻撃のないアカツキよりは相性がいい。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- リメイク元の『A』と扱いは同じ。追加されたエースボーナスは「戦闘終了後に火星丼を一つ入手」。SP大量消費を基本戦略としている場合には世話になる。『R』辺りからキャラ性能が見直されていたが、エースボーナスを除けばリメイク前同様平凡な性能となった。
- スーパーロボット大戦J
- 序盤から登場し、最後までほとんどの期間仲間にいるが、ガイが序盤で抜ける上に場合によっては帰ってこないので、その場合はエステの火力の低さから苦戦を強いられる。しかもガイが帰ってきた場合、草壁との対決台詞をガイに持っていかれてしまう。さらにガイの復帰は遅い上に、グレートゼオライマーなど沢山の隠し要素を捨てなければならないためかなり不遇。ベンチウォーマーになりやすい。
- ただ『R』と違い、影が薄いということはなく、出番自体は多い。スパロボでは珍しく、原作序盤によく見られた自分勝手な面が結構描写されている。両親を亡くしたのが幼少期ではなく火星会戦時に変更されているほか、火星を襲撃したのがグラドス軍であるため、ル・カインらグラドス軍との戦闘前会話がある。今回も射撃の方が高い。でも「射撃は得意じゃない」の戦闘台詞はそのまま。
- スーパーロボット大戦BX
- 音声新規収録。本作ではガイが死亡しているが、まさかのアカツキとのダブルゲキガンフレアがあるので序盤から火力に困る事はないどころか気力さえ溜まればトップクラスの火力を出せる。アカツキとは合体攻撃の動作だけでなく、掛け合いの会話でも(多少口喧嘩っぽい雰囲気ではありながらも)なかなか息の合ったコンビネーションを見せており、今までのスパロボシリーズにおける2人の険悪な関係しか知らなかったプレイヤーを驚かせた。
- そのほか、『ガンダムAGE』のジラードと交流を深め、彼女の説得イベントにも大きく関わるというクロスオーバーもあり、存在感はかなり大きい。
単独作品[編集 | ソースを編集]
劇場版[編集 | ソースを編集]
劇場版で登場すると能力的にはブラックサレナの反則的なまでの強さも加え文句無く主役クラスの性能。一方シナリオ面では原作通り1度どこかへ去って行って、最終話近くで彼に縁が深い人間がピンチに陥ったところを助けに来るというのが、復帰のお約束となっていた。余談だが、そのイベントで相手にする敵は不死身を自称する者達である。この通り本格参戦が遅くプレイヤーが使える期間が短かったが、『V』以降は解消傾向にある。
劇場版のアキトは「復讐」というネガティブな動機で戦っているのであるが、上記のとおり戦争を終わらせ最愛の人との新婚旅行の最中に襲撃を受け拉致された末、妻は敵が利用するために奪われ、自分も人体実験の末に夢であった料理人に一番大事な味覚も含めた五感のほとんどを失ってしまう…というその身に受けた過酷さと、ルリやリョーコへの気遣いを見せるなど良心まで捨て去ってはいなかったこと、そして敵の火星の後継者や北辰らの悪辣さからか、復讐を諌められることはほとんどなく、むしろ「決着は彼の手で付けさせてやりたい」と後押しされることになる。
皆の元を去るという原作再現は『X-Ω』のイベントくらいで、最後はユリカと一緒にいるほか、手術による五感回復やリハビリメニューなど彼を救う展開が用意されている。そういう面では劇場版の彼もスパロボで救われたキャラなのかもしれない。
また、劇場版では主人公ではないのだが、TV版の主人公という事からか、戦闘前会話では主人公扱いされていることが多い。
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦V
- 『MX』以来の音声の新規収録が行われた。
- 過去作では自身の動機のためか、参戦が遅い上に他作品とのクロスオーバーが少なかったが今作では史上最速の参戦(正確には火星での火星の後継者との決戦の最中に、宇宙世紀世界に飛ばされた後なし崩し的に自部隊に入る)。他キャラクターとのクロスオーバーやインターミッションでの出番も多い。また、自分から黒衣を脱ぎ捨てる努力をしているので『W』の時以上にTV版のキャラが出ている…が、容姿が黒アキトのままTV版時代のような台詞を言うので場合によってはギャップで笑いを誘うことも……。
- また、元一朗から戦闘訓練を受けていた設定が活かされており、胡蝶相手に木連式・柔を披露している。
- 本作では、前述の通りシナリオや早期加入の都合からTV版的発言が多いが、穿った見方をすれば同時参戦の『勇者特急マイトガイン』が所謂お約束満載のヒーローアニメであるため、暗に『お約束』の解説代わりの意味でTV版を意識した発言やメタ発言が多いとも取れる。
- 困難ルートEDでは味覚を取り戻し、ユリカと屋台のラーメン屋を営んでいるが、そこでも(接客はユリカがするとはいえ)黒衣を着たままである。そして当然突っ込まれた(一応本作では、例の黒衣は正常に機能しない五感の補助用ということになっているらしいが……)。
- パイロットとしての能力は高いが精神コマンド「集中」を習得しないため、早めに被弾させて底力を発動させると安定する。
- スーパーロボット大戦T
- 音声新規収録。
- 今回は歴代最速の4話からの参戦となるが、第8話クリア後に離脱し、復帰は第15話となる。しかも、4話では話の流れで無理やり誘われる形ではなく、自分から売り込みに行くという非常に珍しいパターンで参戦する。同じ「黒衣の復讐鬼」であるヴァンとは絡みが非常に多く、両作を知っていると思わず涙を誘うシーンも。
- なお、もはやお約束と化した感はあるが今回も黒衣を着たまま「ぼすらーめん」で働くEDを迎えた(が、今回に限ってはエキスパンション・シナリオが控えているため、メタ的に絶対に脱がせられない理由はあった)。
- エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「格闘アップ」。インタビュアーはラミィ。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦MX
- 度々NPCとして登場。火星の後継者との決着でスポット参戦し、その後終盤で最後の仲間として正式加入する。本人もブラックサレナも強いのだが、合体攻撃を持つリアル系のユニットに攻撃力で劣ることと、仲間になるのが遅すぎるのがネック。ナデシコCが電童のゼロによって沈められそうになったとき、ボソンジャンプで不意をつき助けに来た。仲間になった後はルリを含めたナデシコCの面々とさえ全く会話が無く、当然ナデシコ以外の自軍キャラとも一切会話しておらず、竜崎一矢のように終盤までアキトの事を気に掛けてくれる者とですら直接的な交流は皆無という有様。最終戦まで息をつく暇がない展開だったため仕方ない気はするが、あろうことか、最終戦後に迎えに来たユリカとも全く会話しない。これはシナリオを書いた寺田貴信氏の劇場版のキャッチコピー『キミノオモイデニ、サヨナラ』を踏まえた「原作を尊重し、後日談を最小限にする」という考えによるものだったとのこと。[1]
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2017年4月のイベント「じぶんらしくあるために」期間限定参戦。パイロットパーツはボイス付き。
- 2020年1月のイベント「Nearest and…」では復刻参戦。今作では火星の後継者の残党を狩るという名目で、皆の元を去るという原作再現が初めてなされた。
- スーパーロボット大戦DD
- 序章ワールド5より登場。原作開始前参戦のため、当初『ナデシコ』は彼(と支援でラピス)のみが登場していた。第2章Part6において自分の世界に帰還、着くや否や自軍から離れ、ユーチャリスに帰投しユリカの奪還に向かう。
- 3章Part2で決着をつけ、一度は去ろうとするが火星極冠遺跡に現れたカイル・メナケブからユリカを護るために残留。戦闘後ユリカと再会し、ディバイン・ドゥアーズに保護される。また、二人一緒にGGGにて治療を受けており、3章Part5にて戦線復帰した時点である程度五感が戻っている。
- また本作でも料理ネタがあり、ラー・カイラムの食堂のラーメンのレシピを極秘裏に変更したのを始めとして、ニンジン料理のレシピも持参し子供のニンジン嫌い改善に協力するなどの出番がある。
関連作品[編集 | ソースを編集]
その他[編集 | ソースを編集]
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦R
- TV版・劇場版両方の設定。序盤は劇場版の復讐鬼で登場。何事もなくナデシコCと合流しており、リョーコ達も誰一人として突っ込まない。過去に跳んでからはTV版に。「技術の前倒し」のおかげで後半はTV版の設定でブラックサレナに搭乗することになる。料理の腕前も前倒ししたらしくテンカワ特製ラーメンをYナデシコの食堂で振る舞っている。ガイや九十九が妙に目立つためか、シリーズの中でも非常に影が薄い。和平会談失敗後はほとんど台詞がない。EDでは歴史が変わったために劇場版の事件には巻き込まれず、ユリカとの間に子供ができるというハッピーエンドとなる。原作では明らかに格闘戦の印象が強かったが、本作では格闘より射撃が高くなっており、以降の作品ではどちらが高いかはまちまちとなっている。能力値は相変らず平凡だが、魂を覚えたためようやく脇役との差別化が図られた。参戦話数が少ないからか、TV版と劇場版で能力値差がまるでない。技量くらいは劇場版の方が高くてもいいと思うが…。
- スーパーロボット大戦W
- TV版・劇場版両方の設定。何度かスポット参戦した後、第1部の中盤に差し掛かる頃に仲間に。第1部では終盤までガイがいないので苦戦を強いられる。能力値はエースクラスで、技量も高い。
- 第2部では劇場版設定で序盤はNPCとなり資金&経験値泥棒となってしまう。しかも厄介なことに、第1部でのアキトの養成を引き継ぐ。その後火星の後継者との決着でスポット参戦し、本作ではここでイネスの正体を知らされる。その後も1回スポット参戦し、最終話2話前に凱を拾ってユリカの危機を救い加入する。しかし『MX』よりも加入が遅くなってしまった上に上記の資金&経験値泥棒の件もあり、さらに本作のブラックサレナは非常に使いづらく、出撃枠争いも多いため倉庫番になりやすい。ただ、幻の劇場版ガイとのダブルゲキガンフレアはナデシコファンにとっては必見なので出撃させるかどうか悩みどころではある。
- 『R』と違い、ちゃんとTV版の時より能力値が上がっている。第1部で自軍に参加してたこともあり、『MX』と違い普通に他作品キャラとも絡む。台詞自体も大幅に増えている。EDでは五感を取り戻すためのリハビリとして、ユリカと2人で雪谷食堂でバイトをしている。…しかし理由を説明しているとはいえ容姿が黒アキトのままだったのでプレイヤーのツッコミを招いた(アキトがリハビリ中であるのと、「完全に治ってサングラスを外せる日が来る」と発言している)。なお、本作では彼の料理の腕前の上達ぷりもきちんと描写されている。また、『MX』と比べると人体改造から再会までにそれほど時間がたっていないため、かつてのアキトらしい熱血漢な一面を見せるときがある。特に終盤で自軍と合流してからは顕著。TV版と同時参戦の為か、劇場版仕様になってからも戦闘前会話ではルリでなく彼が主人公扱いされている。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
TV版では、射撃・格闘ともに及第点で、どちらもそつなくこなせる。基本的には格闘の方が高い作品が多いが、R、J、BXは射撃の方が高い。参戦当初は命中・回避は平均レベルで、素人だからか技量は低い。『R』以降からはエステバリス自体の能力が回避重視へ大きく方向転換したのと同時に、命中・回避も高めに設定された。
劇場版では、全ての能力値が高くなりエースとして申し分ない能力を持つ。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
集中、ひらめき、必中、熱血、魂などを習得するため使いやすい。覚醒を習得することも多い。『R』や『W』ではTV版と劇場版のアキトが登場するため、精神コマンドがそれぞれ異なる。気力上昇系の精神を持たない作品が多く、気力制限のあるゲキガンフレアや合体攻撃の解禁に手間がかかるという欠点があったが、『V』以降気迫を覚えるようになった。
TV版[編集 | ソースを編集]
- IMPACT
- 熱血、幸運、集中、ひらめき、突撃、覚醒
- A(PORTABLE)
- ひらめき、集中、加速、突撃、熱血、覚醒
- R
- ひらめき、集中、熱血、友情、覚醒、魂
- J
- 集中、ひらめき、友情、熱血、覚醒、魂
- W
- 集中、ひらめき、鉄壁、熱血、覚醒、魂
- BX
- 集中、ひらめき、直感、魂、覚醒
劇場版[編集 | ソースを編集]
- R
- ひらめき、集中、熱血、必中、魂、愛
- W
- 集中、ひらめき、必中、熱血、覚醒、魂
- V、T
- 不屈、加速、直感、気迫、魂、愛
- 魂や愛も重要だが、自軍でも最速クラスで「気迫」を覚えるのがポイント。プラーナコンバーターによる稼ぎを安心して任せられる。ただ、集中が取り上げられたので雑魚相手の回避率が不安。
- MX(PORTABLE)
- ひらめき、集中、鉄壁、必中、魂、愛
- X-Ω
- 加速、集中、魂
- DD
- 突撃、不屈、かく乱、熱血、愛、魂
特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]
TV版[編集 | ソースを編集]
底力を持つがあまりLvは上昇しない。『J』、『W』、『BX』ではIFSにより気力と共に能力が上昇する。
- IMPACT
- ナノマシン処理、A級ジャンパー、援護攻撃L4、援護防御L4
- 特に効果がない死にスキル「ナノマシン処理」によってスキル枠を一つ潰してしまっている。「A級ジャンパー」はイベントで習得。
- A(PORTABLE)
- 底力L5、斬り払いL5
- R
- 底力L5、防御L2、援護攻撃L1、援護防御L1
- J
- 斬り払い、撃ち落とし、IFS、底力L5、援護攻撃L2、援護防御L2、コンボL2
- W
- 斬り払い、撃ち落とし、底力L5、マルチコンボL2
- BX
- 底力L7、援護攻撃L2、援護防御L2、全体攻撃L2、IFS
劇場版[編集 | ソースを編集]
TV版と違い「復讐」を思わせる技能を多数習得する。またブラックサレナやエステバリスカスタムが剣装備でないため切り払いは習得しない。
- R
- 底力L5、援護攻撃L1、援護防御L1
- 登場が序盤だけなのでTV版よりも遥かに早く底力がL5に到達する。
- W
- 撃ち落とし、IFS、カウンター、底力L8、マルチコンボL2
- V、T
- IFS、底力L9、ダッシュ、サイズ差補正無視L2
- MX
- A級ジャンパー、リベンジ、闘争心、戦意高揚
- DD
- IFS(アキト)
- 防御力・運動性が増加する。
- 木連式・柔
- 敵ユニットのアクション時、与ダメージ・回避率が増加する。
- 覚悟(アキト)
- 攻撃力が増加する。気力が120、150以上のとき、ステージ中一度「熱血」(レベルが上がると「集中」も追加される)がかかる。
- [+]執念(アキト)
- 攻撃力・照準値、HPが増加する。気力上限が増加する。被ダメージ時と攻撃を回避した時の気力上昇量が増加する。
- [Z]意地(アキト)
- 照準値・運動性・スピードが増加する。出撃後1度だけ、ステージ開始時「加速」がかかる(LV5で追加される)。出撃後1度だけ、戦闘終了時にHP45%以下の時「不屈」(レベルが上がると「ひらめき」も追加される)がかかる(LV10で追加される)。攻撃を命中させた時の気力上昇量が増加する(LV20で追加される)。
- 戦意高揚(アキト)
- 運動性が増加する。HPが増加する(LV10で追加される)。
- 底力(アキト)
- 防御力・照準値が増加する。出撃後1度だけ、戦闘終了時にHP50%以下の時「直撃」(レベルが上がると「強靭」も追加される)がかかる(LV10で追加される)。
エースボーナス[編集 | ソースを編集]
- 「MAPクリア時に「火星丼」をひとつ入手」
- 『AP』で採用。コックならではの技能。SP量が絶対的に少ない本作では「火星丼」は貴重な強化パーツである。
- 敵対する軍勢のフェイズ時に与ダメージ1.3倍、最終回避率+20%。
- 『V』、『T』で採用。コック衣装を捨てて「復讐鬼」と化した劇場版のアキトらしいボーナス。
- 『MX』で所持していたリベンジの強化版であり、アタッカーとフルカウンターを付けた上で気迫を使うことで無双を狙える。
- 『T』では回避が伸びにくいため、最終回避率が上がるのも非常にありがたい。
- ただ、上記の通り、集中がないのでこのボーナスがあっても一撃で仕留めきれなくなってくる終盤は敵陣に放り込みすぎるのも危険。
パイロットBGM[編集 | ソースを編集]
- 「YOU GET TO BURNING」
- 主題歌。
- 「GO!エステバリス」
- エステバリスパイロットのBGM。かなりの名曲で、ファンからの人気も高い。劇場版での北辰衆との戦闘時もこれがかかった。
- 「ブラックサレナIII」
- 劇場版バージョンのBGM。非常にダークな雰囲気と危険な空気を醸し出しており、「復讐鬼アキト」をこれでもかというほど表現している。
人間関係[編集 | ソースを編集]
機動戦艦ナデシコ[編集 | ソースを編集]
- ミスマル・ユリカ
- 幼馴染み。彼女の熱烈なアプローチに辟易していたが、火星での木星蜥蜴襲撃時、アキトの脳裏にユリカの姿が映っていた事からも、実はアキト自身もずっとユリカに思いを寄せていたのではないかと思われる。しかし、優柔不断な面があってか、なかなかその気持ちと向き合おうとしなかったが、火星極冠遺跡を巡る戦いを経て告白。戦後に結婚するが悲劇に見舞われ、束の間の幸せになってしまう。劇場版で彼女を奪還するがその後はアキト自身が姿を消してしまいそれっきりとなる。
- スパロボではどの作品でも最後は必ず彼女の元へ帰っていく。
- ホシノ・ルリ
- 「オモイカネ」以外に誰も心を開いていなかったが、それを巡る問題でアキトとの関わりを経て、初めて心を通わせた。戦後は行く当てもなかった所を、(紆余曲折あって)アキトとユリカに引き取られるも、新婚旅行の際にアキトはユリカと共に、シャトルの爆破に見せかける形で火星の後継者に拉致されてしまい、ルリの心に深い傷を残す。
- ダイゴウジ・ガイ
- 『ゲキ・ガンガー3』というアニメの趣味で意気投合するが死別。
- スパロボでは殆どの場合ガイは生き残ってくれるので、終始相棒として一緒に行動する。
- ハルカ・ミナト
- アニメ版とは違い、漫画版では一時的に彼女と男女の仲になる。
- メグミ・レイナード
- 異性として好意を寄せられていた。交際していた時期もある。しかし戦争に対する価値観の違いからお互いに見切りをつけて別れる。
- スバル・リョーコ
- パイロット仲間で、異性として好意を寄せられていたが、アキトが本心ではユリカの事が好きであるのを見抜き、腹パンで後押しする形で身を引いた。
- アイちゃん
- アキトと友達になった少女。火星で木星蜥蜴の襲撃で死亡したと思われたが……思わぬ形で再会することに。
- アカツキ・ナガレ
- お互いの「正義」という価値観が違うことを思い知らされるが、何だかんだで火星極冠遺跡を巡る戦いでは最終的に共闘する。その後アキトの協力者となる。
- エリナ・キンジョウ・ウォン
- 当初は彼女から観察対象として見られていたが次第に好意を寄せられるようになる。しかし、彼女の行いもありなびくことは一切無かった。
- ホウメイ
- ナデシコ艦内食堂の料理長。アキトがナデシコ乗艦の際コックという触れ込みで乗り込んだこともあり、一時期彼女の元で下働きや料理の指導も受けていた。
- 白鳥九十九
- 当初は地球を襲った彼を敵視していたが、ゲキ・ガンガー3を通じて和解し、戦友となった。
- 両親
- 故人。ネルガル所属の技術者であり、チューリップクリスタルの情報を公開しようとしたためにネルガルによって暗殺された。
- イツキ・カザマ
- 一時退艦した際の後任パイロット。彼女から「料理を食べてみたかった」と言われている。
劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-[編集 | ソースを編集]
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]
- アムロ・レイ
- 『A(PORTABLE』)』では、囮の為にエステバリスに乗せられた時には、今の自分と似たような過去を持つ彼から戦えないなら下がるようにとリードされる。
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- 『IMPACT』では、ロンド・ベル隊として共に戦うものの、終盤の隠しルートでネオ・ジオンの総帥となった彼と敵対する事になる。彼が地球人類に絶望してしまった気持ちに一定の理解を示しながらも、それを理由に地球潰しをするという行為自体は真っ向から否定した。
- エルピー・プル / プルツー
- 『MX』での初登場時、北辰衆に対する怨念を鋭敏に感じ取った彼女達を、図らずも畏怖させてしまった。
- ヒイロ・ユイ
- 『R』では、地球と木連が和平を結ぶことになった時に、かつて木星蜥蜴に自分の周囲の人間を皆殺しにされ、同じように奴らを皆殺しにしてやりたいと思った事を語った際に、「それは人間として当然の感情だ」とフォローされた。
- リリーナ・ドーリアン
- 『R』では、かぐらづきにおいて行われた地球と木連による和平交渉で、地球圏統一国家の代表として出席した外務次官の彼女に同行する。
- フレイ・アルスター
- 『J』では、握手を求めてきたラクスに、暴言を吐いた彼女を窘めた。
- ムウ・ラ・フラガ
- 『J』で合流時に彼がいないことをアカツキに問いただす。同じく分岐中にいなくなる彼については一切触れないのだが…。
- ロウ・ギュール
- 『W』では月に飛ばされた際に彼らに拾われた。
- 叢雲劾
- 『W』では戦いに疑念を抱いていた頃に彼に窮地を救われ、彼に諭されて奮起した。
- ジラード・スプリガン
- 『BX』で、月に飛ばされた際に面識を持ち、世話になる。それゆえ彼女の裏切りには人一倍大きなショックを受け、彼女が憎しみにとらわれ、暴走した時はキオ・アスノと共に説得した。
- ドモン・カッシュ
- 『T』においては親友の一人となり、彼に武術の教えを請う。アキト曰く「声が心に染み入る」とのこと。
リアル系[編集 | ソースを編集]
- ケーン・ワカバ、タップ・オセアノ、ライト・ニューマン
- 『A』では彼らのドラグナー登録解除とアキトのクビが重なって一緒に艦を降りる。しかし、一足先に元の鞘に戻った彼らの姿を見て、アキトも命を張ることになる。
- 『X-Ω』のイベント「じぶんらしくあるために」では、劇場版設定で黒のリヴァイアスにアキトが流れ着いた際の処遇で穏健な立場をとっていた。
- ル・カイン
- 『J』ではグラドス軍に火星を襲撃されたため、敵意を燃やす。
- 相良宗介
- 『W』第2部では宗介とよく絡む。復讐者となった自分と重ね合わせて何かと助けている。そして食い逃げ犯の1人。
- 千鳥かなめ
- 『W』にてラーメンを食い逃げされる。
- ヒルダ
- 『V』では脱走した末に母親に拒絶され警官に暴行を受けていた彼女を助け、保護している。また自分と同じく絶望を味わった彼女に同情しながらも強く立ち直ることを信じている。
- 尾瀬イクミ
- 『X-Ω』のイベント「じぶんらしくあるために」にて共演。一時的にリヴァイアスに滞在していた際に徐々に暴走し道を踏み外していく彼を危惧すると共に自身と重ねて自分のようにならないよう諭している。彼はそんな自身を心配するアキトの言葉を必死に否定しようとするが、その言葉は彼の心に重く残る事になった。
- スパイク・スピーゲル
- 『T』ではアキトの境遇を自分と重ねて見ており、理解者の一人としてその戦いを助ける。
- キリコ・キュービィー
- 『T』では愛する女性を取り戻す為に戦い続けるアキトに対して深く理解を示しており、彼も常にアキトの戦いを助けている。
- アンジェラ・バルザック
- 『T』ボーナスシナリオ「楽園グルメ紀行」にて、料理人への気持ちを無下にする彼女の態度に眉をひそめるも、自身が味覚を失っていることから強く言えないでいたが、彼女がホイから、料理と料理を作ってくれた人に対して大切なことを知ってからは彼女に自身が作ったラーメンを味見してもらっている。
- 日向アキト
- 『DD』で共演した同じ名前の男。名前絡みの展開がある他、復讐鬼として孤独に戦う姿に彼の方から思うところがあった模様。
- ソゴル・キョウ
- 『DD』では彼とアビスの決着を後押ししており、決着後は生身を得たことによる空腹を感じた彼に試作という名目で特製ラーメンを馳走している。
スーパー系[編集 | ソースを編集]
- 三輪防人
- 『A』では彼にクビを宣告される。
- 神勝平
- 『V』ではかつてガイゾックとの戦いで共闘した仲で、現在でも兄貴分の一人として慕われている。
- 神江宇宙太、神北恵子
- 『V』ではガイゾックとの決戦の際に彼等を助けた。
- 破嵐万丈
- スパロボ全般では、彼と敵対するメガノイドの本拠地が火星である故か、共演すると必然と言っていいほど絡みが多い。
- 『IMPACT』では彼に色々と助けてもらうが、ボソンジャンプにも無事だった万丈を訝しむ一幕も。
- 『R』では、地球と木連による和平交渉で、地球側の代表であるリリーナの護衛として彼とも同行。彼のダイターン3に乗せてもらう事に。
- 『V』では旧友かつ相棒に近い関係にもなっており、行動を共にする場面も多い。また、共に北辰を追う者同士でもある。
- ロミナ・ラドリオ
- 『IMPACT』では月までの跳躍を行ったことで意識を失うも、彼女のエルシャンクへと収容され手当てを受けていた。
- アブゾルート、ウィッター、グルメイ
- 『R』のEDでは、彼ら3人を弟子に加えルリやラピスと共にラーメン屋を切り盛りしている。
- スバル
- 『R』では、苦心の末に完成させたテンカワ特製ラーメンを御馳走し、美味しいと賞賛された。
- ゼロ
- 『MX』では彼の猛攻からナデシコCを救い、後に彼の挑発を毅然と撥ね付けた。
- 獅子王凱
- 『W』第2部ではソール11遊星主に捕らわれた彼の救出に駆けつけたり、イバリューダーとの戦いでボロボロになった彼を救出するなど、何かと助ける。
- 『BX』では、彼と初対面時に名前を聞いてもう一人のガイの方を思い出した。
- 獅子王雷牙
- 『W』EDでは彼にリハビリメニューを作成してもらい、それを基にしてリハビリに励んでいる。
- ソルダートJ
- 『T』では同じ復讐者として彼からも共感されている。
- 腕原種
- 『T』DLC「黒いストレス」ではアキトとヴァンの憎しみの念を利用しようとするが、彼の計画を見事に打ち破る。
- パルパレーパ
- 『W』では彼の攻撃からユリカを救い、救出した凱と共に対決する。
- 旋風寺舞人
- 『V』では彼のヒーロー性に希望を持ち、万丈と共に度々彼を導いている。かつてヒーローに憧れたアキトは、まるで絵に描いたような舞人の英雄性を羨望していたのだろう。
- 『T』では絡みこそ少ないものの彼の生き様を「俺の理想」と評するなど、彼への羨望の念は健在である。
- 内藤ルンナ(胡蝶)
- 『V』では彼女の舞人を見る目とある日突然ヒーローに近づいてくる謎の美少女は大抵がスパイというアニメのお約束というメタ的な理由から彼女がミフネの間者であることに気付いた。
- 撃退した際に「浜田君を悲しませるな」と忠告して見逃しており、彼女がミフネを裏切りミフネに撃たれようとした時にはミフネを攻撃し彼女を助けている。
- ホイ・コウ・ロウ
- 『V』のDLC「再起への誓い」では料理人だった頃のホイはアキトにとって憧れの存在であったことが明らかになる。
- 『T』のDLC「楽園グルメ紀行」では『V』とは逆に味覚を失っても料理人復帰を志すアキトに「ぼすらーめん」を紹介すると共にかつての自身のように道を踏み外さないようにとアドバイスをもらっている。
- ブラックノワール
- 『V』では自身のエゴのためにゲキ・ガンガー3を汚し、ユリカを弄んだ者として怒りを露にしている。
- ヴァン
- 『T』で共演する同じ黒衣を纏った、愛する女性のために戦う復讐の鬼。改造人間同士であるなど共通点も多く、お互いの心情を深く理解し合っている。その一方で彼の食事の仕方には苦言を呈している。戦いの中で親友と言える篤い信頼関係を築くと共に、お互いの復讐を助け合っていく。
- レイ・ラングレン
- 『T』では同じ復讐鬼として共演。非正規ルートでは香港で彼と出会い、情報交換しつつ自軍に引き入れる。レイの方もヴァンとは一触即発になりながらもアキトの助言には素直に従うなどシンパシーは感じているようである。
- 戦部ワタル
- 『DD』では料理人として彼にすっかり信頼されており、好きではないニンジン料理もアキトのレシピであればと食べる気を起こしている程である。
- 遥大地
- 『DD』では彼のニンジン嫌いを直すためのきっかけ作りとして、ニンジン料理企画に協力し、親身にしている。
ダイナミック系[編集 | ソースを編集]
- 兜甲児 (OVA) / ボス / 弓さやか / 流竜馬 / 神隼人 / 車弁慶
- 『W』にて食い逃げされてしまう。その後、アキトが「ラーメン代をおごる」と言った際には、甲児に「これで金取るのはどうかと思う」と容赦なく突っ込まれる。
- なお、『W』からリアルタイムで約11年後にボスが『マジンカイザー』とは別の世界線にてラーメン屋を営んでいるというまさかのオチがつき、『T』EDでは彼のぼすらーめんでラーメン作りのリハビリに励んでいる。
- 剣鉄也
- 『T』では蜥蜴戦争時に共闘した仲だったことから、復讐鬼となったアキトの姿に心を痛めていた。
- デューク・フリード
- 『A』では正義について教えてもらい、成長のきっかけとなった。
その他の版権作品 [編集 | ソースを編集]
- ハーロック
- 『T』における師の一人でもある漢。ルリ達の元に帰れないアキトの心情を汲み、彼からアルカディア号に来るよう誘われ暫くの間その一員になる。アキトも彼には敬服し強く信頼しており、彼も奪われた者を取り戻さんと足掻くアキトを漢と認め常にその戦いを助けている。
- 漫画版ではガヴァメントというかなりハーロックそのまんま(乗艦の外見もアルカディア号ほぼそのまんまである)なパロディキャラが味方として登場するので、『T』の展開もそれを意識したものかもしれない。
バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]
- ラウル・グレーデン / フィオナ・グレーデン
- 『R』ではボソンジャンプでタイムスリップしてしまいそうになるが、エクサランスで救出された。
- カズマ・アーディガン
- やはりラーメンを食い逃げされる。他にも絡みは多い。
- ヨウタ・ヒイラギ
- 一番星コンテストの際に一緒に厨房の手伝いに入り、互いに父親の事について打ち明け合う。
- ナイン
- ファクトリーでのエーストークの際に彼女からリハビリ用のメニューを受け取る。困難ルートEDからこのメニューでリハビリに励んでいたことが伺える。
- サイゾウ・トキトウ、サギリ・サクライ
- 『T』では彼らに火星で暗躍するテロリストとの戦いの為に自分を雇うよう売り込み、特務三課一行に同行する。
名台詞[編集 | ソースを編集]
TV版[編集 | ソースを編集]
- 「俺はコックになるんだ、戦いで死ぬなんてごめんだ!」
- 第1話「『男らしく』でいこう!」より。初出撃時の台詞。SRWでも戦闘台詞に採用。なお、台詞の前後の出来事を踏まえると、エステバリスを奪って逃亡する気だった模様。
- 「へへっ……何だ、俺って結構やれるじゃん」
「で、でも今さら……」 - 同上。ワイヤード・フィストでバッタやジョロに応戦して。IFSで思った通りに動くエステバリスのおかげで自信が出るものの、脳裏に浮かんだ少女の事を思い出してしまい…。
- 一行目の台詞は最初の笑い声を除き、SRWでも戦闘台詞に採用されている。
- 「ガイ、ガイーッ! 何か言えよ! 何か言ってくれよ! ガーー-イッ!!」
- 第4話「水色宇宙に『ときめき』」より。何者かの銃撃を受けて、手当の甲斐無く亡くなった親友ダイゴウジ・ガイに対して。
- ちなみに、ナデシコクルーの中でガイの死を最も悼んでいたのは、ほぼアキトだけであった。
- 「俺、パイロットッスから!」
- 同話より。メグミからの励ましを受け、それまでなりゆきで乗ってパイロットであることを否定していた主張とは一転、自らの意思で乗り込んだ。
- 「テンカワ・アキトVだ!!!」
- 同話より。ガイが死んだ後の戦闘で。何か良く解らないがパワーアップしたらしく、新技「ゲキガンフレア」を繰り出して敵を撃退した。
- 「火星、メシ…マズいから」
「こいつらのおかげで空気はまともになったけど、土まで良くなるわけないしさ…野菜、マズいんだ。でもコックさんの手にかかれば美味しくなる。なんか魔法みたいで、それで…」 - 第6話「『運命の選択』みたいな」より、メグミに土から掘り返したミミズのようなナノマシンを見せた後、コックになった理由を語る。
- 「自分の悪行を消し去るためだ! 失敗を人のせいにして、また一人で生き残るんだ!」
「どうしてそんなに良い風に考えるんだよ!」 - 第7話「『いつかお前が『歌う詩』』」より、木星トカゲの攻撃からナデシコを逃すために一人でクロッカスに乗ったフクベへ向けて。1話冒頭で描かれた火星の悲劇を生んだ張本人という事もあり、フクベに対する不信感が現れている。
- 「だから許せって? だから感謝しろ!? あいつは生きるべきだった! 火星の人たちのために、無様に…生き続けるべきだった!」
- 同話、フクベ特攻後に遺書を書き溜めていた事をホウメイから知らされて、その行いを真っ向から否定した。直後にホウメイは「だからあたしたちはそうするのさ」と諭す。
- 『BX』では上記の台詞共々多少改変された上でプロローグにて発言。
- 「フッ、嬉しい事言ってくれるぜ…ずっと前から…ずっと好きで…そう!」
「お前は知っているか! ゲキ・ガンガーは28話からゲキ・ガンガーVになった事を! そして! 幻の変形パターン『ドラゴン・ガンガー』を知っているか!」 - 第12話「あの『忘れえぬ日々』」より。オモイカネの自衛プログラムであるゲキ・ガンガーに対して、自分のゲキ・ガンガーVをガイから聞いた設定のみ存在するドラゴン・ガンガーへと変化させて打ち倒す。
- 「CCを…俺に…!」
「俺にできる事…俺にしかできない事…本当にあるのか? 俺は何かになれるのか?」 - 第13話「『真実』は一つじゃない」より。ナデシコを放逐された後、紆余曲折の末にチューリップ・クリスタルをバラまく事でマジンをボソンジャンプで送り返す事に成功する。そしてアキトは二週間前の月へとジャンプした。
- 『BX』ではDVEとなった。
- 「こんな船なんて…。火星も、もうどうだっていいんス。俺はただ木星蜥蜴が許せない。あいつらに背を向ける自分も許せないだけなんス」
- 第15話「遠い星からきた『彼氏』」より。月基地へ侵攻してきたダイマジンを相手に、再びエステバリスに乗る際に。
- 「やめろ! そこにはみんなが…戦えないみんながいるんだァー!!」
- 同話より。ダイマジンの攻撃によって基地は半壊する。
- なお、第15話ではアキトは食堂を営む一家と交流を持つ場面が描かれており、この台詞と併せて嫌な予感を感じさせてくれる。そして、次回ではそれが的中してしまう…。
- 「君は何もわかってない!! これはもう『僕達の戦争』なんだよ!!」
- 第16話「『僕達の戦争』が始まる」より。「戦うのをやめてくれ」とせがむメグミに対して。サブタイトル「『僕達の戦争』がはじまる」に掛かっている台詞。
- 幼少期から今まで、木星蜥蜴によって身近な人間を数多く失っているアキトにとって、戦争はもはや他人事にできることではなかった。
- SRWでは「これは僕達の戦争なんだよ!!」という形で戦闘台詞に採用されている。
- 「そうだね…確かに俺らしいかもね。でも俺はそうなりたかったわけじゃない。俺は、『ゲキガンガー』を見ている大人じゃなく、ゲキガンガーになれると思ってた…」
- 同話。「アキトらしくない。『ゲキ・ガンガー』を見ている方がアキトらしい」と言ったメグミに対して。アキトの『ゲキ・ガンガー』への想いが垣間見える。
- 「名前知ってる相手と、殺し合いしたくない」
- 同話。九十九に名前を尋ねられ、自らも名乗ろうとした九十九を遮って。後に九十九が和平のためにナデシコへ訪れた際に、改めて互いに名乗ることとなる。
- 「な、何言ってんだよお前ら!…あれ?あれ?」
- 同話ラスト。メグミから別れを切り出された挙句ウリバタケたちから「諦めろ」と言われた際に、失恋のショックでか知らぬ間に涙を流していた事に気づく。
- 「なんかみんな光ってる。木星の奴らみたいに戦うだけの冷たい奴とは違うもんな」
- 第19話「明日の『艦長』は君だ!」より。「ミス一番星コンテスト」を見て。この台詞を聞いたリョーコは自分とダブらせてしまう。
- 「でも、それって正しいのかな…何かを守るために戦うって、当たり前だけど…相手は死にますよ…。戦うのに理由が要る…それがヒーローなのかな…」
- 第21話「いつか走った『草原』」より、軍に協力しない事を決めるもエリナから「君の好きなゲキ・ガンガーだってそうでしょ!」と言われて。ゲキ・ガンガーから心が離れつつある事が解る一幕。
- 「あれぇ? 何でアイちゃんがここに?」
- 同話で起きた記憶マージャンにて。その場にいないはずのアイちゃんの牌を見つけてしまった…。これに対して、イネスは少し動揺している。
- 「最終回見ちゃうと、俺の中にある『ゲキ・ガンガー』が終わっちゃう気がしてさ…。でも、今回は見るって決めたんだ。みんなと最終回を見て木星との和平を成功させようと思ってる」
- 第24話「どこにでもある『正義』」より。九十九との交流によって、今まで未視聴だった『ゲキ・ガンガー』の最終回を見る決心をする。だが…。
- 「俺、何も見えてなかったんだ…好きだったから…すげぇ好きだったから…都合のいいとこしか見てなかったんだ…」
- 同話より。九十九暗殺後、自分が「現実」ではなくゲキ・ガンガーで描かれているような「理想」だけしか見ていなかった事を悟る。直後、床に放り投げられたゲキ・ガンガー3の設定資料集に涙を垂らした。
- もっとも、この台詞は木連の面々にも当てはまってしまっているが。
- 「俺はもう『ゲキ・ガンガー』は捨てた! 木星の奴らを見て分かった!」
「あれが俺が大好きだったものの正体だったんだ! 倒すべき敵だ!」 - 第25話「『私らしく』自分らしく」より。アカツキから「ホント、君達はどこまでも『ゲキ・ガンガー』だな」と言われての返し。
- これに対してアカツキは「見方が一方的だ」とバッサリ切り捨てた。
- 「ユリカ…。俺、『ゲキ・ガンガー』の最終回を見たよ。そりゃあ、もうひどい話だった。ひどい話だった…。ひどい話だったけど、ゾクゾクした。ゲキ・ガンガー3とゲキ・ガンガーVが一緒になって戦うとこ」
- 最終話「『いつか逢う貴女のために』」より。ユリカに『ゲキガンガー』の最終回を見た事を告白。
- 九十九の暗殺後もあり、今までほど『ゲキ・ガンガー』を神聖視していないが、同時にやはり『ゲキ・ガンガー』が好きである事も伺える。
劇場版[編集 | ソースを編集]
- 「もう必要ないんだ。君の知っているテンカワ・アキトは死んだ。彼の生きた証、受け取って欲しい」
- 墓地で再会したルリに、屋台で作っていたテンカワ特製ラーメンのレシピを渡そうとする。MXではDVE。
- 「ちがうんだよルリちゃん…奴らの実験で、頭ン中かき回されてね。それからなんだよ」
「特に味覚がね……駄目なんだよ……感情が高ぶると、ボーッと光るのさ。マンガだろ」
「もう、君にラーメンを作ってあげることはできない…」 - レシピの受け取りを拒否したルリに、アキトはバイザーを外して語り掛ける。「もうあの頃に戻ることは出来ないのだ」と…。
- 2行目の台詞は、石ノ森章太郎氏が執筆した萬画『仮面ライダー』に登場する本郷猛/仮面ライダー1号および一文字隼人/仮面ライダー2号を意識している(彼らも感情が高ぶると、顔面に改造手術の傷跡が浮かび上がる。余談だが、これらの元ネタは有名SF小説『虎よ、虎よ!』で、更にボソンジャンプの大元も同作が発祥である)。MXとVではDVE。
- 「勝負だ」
- 劇中の最後、北辰と一対一で戦うときの台詞。RやWでは戦闘台詞に採用。MXではDVE。
迷台詞[編集 | ソースを編集]
- 「お前を殺す」
- 第2話「『緑の地球』は任せとけ」におけるユリカの妄想場面でのアキトのハードボイルド風な台詞。
- ちなみに、上記の台詞で有名な人物といえばヒイロ・ユイだが、彼が主人公の『新機動戦記ガンダムW』(1995年)は『機動戦艦ナデシコ』(1996年)の前年に放映されていたのでぶっちゃけパロディ。
- 「僕には守る者がある。それは、ガイです!」
- 第8話「温めの『冷たい方程式』」より。ナデシコに残って戦う理由をアカツキに対して話した時に。要するに「ガイのように戦争ではなく地球を守る戦いがしたい」という事。
- なお、この時のアキトの台詞は大真面目なものだったのだが、彼の傍に乗っていたユリカとメグミは呆気にとられ、ヒカルは大喜びし、リョーコは「アイツらしい」と呆れていた。
- 「美味あぁーーーーーーーーーーーーーーい!!」
- 第10話「『女らしく』がアブナイ」より。アキトに夜食のチャーハンを作っているユリカの妄想にて、チャーハンを食べた際のリアクション。まるでどこぞの味っ子アニメの主人公の様である。なお、実際の出来はドクダミみたいな匂いがする出来栄えであり、食べたアキトはぶっ倒れてしまった。
- 「彼女…彼女は、俺にとってのアクアマリンなんだ!」
- 同話、探しに来たユリカとメグミを前にして思わず宣言。しかし、直後にエラい目に遭う事に…。
- 「アハッ! もう、勘弁してくれェーッ! 俺は、悲劇の主人公だァーーッ!!」
- 同話ラストより。このエピソードにて始終女難に見舞われ続けたアキトによる悲鳴である。しかし、後に劇場版で本当に訪れる悲劇を知った上で聞くと全く笑えない台詞である…。
- 「惜しいなぁ。リョーコちゃんもナデシコアイドルコンテストに出れば良かったのに。今の顔なんか可愛いじゃん」
- 第19話「明日の『艦長』は君だ!」より。見ての通り天然ジゴロな発言であり、ある意味では元大関スケコマシやサブロウタよりもたちが悪い。
- 「2年前に会った時、アイちゃんはまだ小さな女の子だったんだ。それなのに、俺のせいで過去に飛ばされて、苦労して…こんなひねくれもののおばさんになっちゃったんだ…」
- 最終話「『いつか逢う貴女のために』」より。イネスの正体を知った後の病室内での台詞だが、最後の一言が余計である。事実、これを聞いたイネスは顔をしかめていた。
- 『BX』ではこの台詞は見られないが、似たようなことは言ったらしいことがユリカの台詞から分かる。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
TV版[編集 | ソースを編集]
- 「それで悲しい思いをする人が少しでも減るなら……俺はかまわない!」
- 『A』最終話「極めて近く、限りなく遠い世界に」に於けるヴィンデルとの戦闘前会話より。「なりたいものになれず、成すべき事が出来なかった時、お前はどうする」と劇場版を示唆した問いをうけての答え。
- 「俺達に協力するとかしないとか…そんなんじゃないんだ」
「ただ、あれだけゲキ・ガンガーを好きな奴が死ななくて良かったって…きっと、このロボもそう思ってると…」 - 『IMPACT』第3部銀河決戦篇第28話「マーズ・アタック」で白鳥の生存が確定した場合、発生する台詞。彼の愛機を見上げながら上述の台詞を呟くアキトは、ヒカルから「詩人」と評された。
- 「真っ黒な機体だなんて、まるでベタベタな悪のライバル機って感じだけど…!不意打ちとはいえ、さっきはあれだけ追い詰められたんだ!その強さもライバル級だな…!」
- 『BX』第10話「皇の浮上」より。黒騎士と対峙した際の台詞。
- 後に当の本人がベタベタな悪のライバル機に乗るとは知る由もない…。
- 「言ってろよ!別に俺はひとりで戦ってるわけじゃない!みんなと協力すればいいだけだ!」
- 『BX』第17話「みんなの心をひとつにしろ!」より。「一機程度では俺の敵ではない」と嘲笑するブルーヴィクターと対峙して。
- 「ジラードさん…!俺達と一緒に生きましょうよ!」
ジラード「ウフフ!綺麗事を言いながらも、あなたは私をジラードって呼んでるッ!」
「俺の見てるジラードさんは、あなたの中でも、過去のジラードでもない!現在(いま)を生きてる、俺が初めて会ったジラードさんだッ!」 - 『BX』第39話「どこにでもある『正義』」に於けるジラードを説得した際の台詞。直前に、「ジラード」というのが、亡くなった彼女の恋人の名前だと知ったアキト。しかし、彼にとって「ジラード」は、かつて自分を助けてくれた「ジラード・スプリガン」であることに変わりはない。過去の恋人の「ジラード」ではなく、現在の「ジラード」として生きてほしいからこそ、アキトは彼女を「ジラード」と呼び続ける。
- 「ゆっくり考えましょうよ。一緒にうまいもんでも食いながら。俺、また作りますから!」
- 同上。ジラードの生存フラグを満たした時の、ジラード撃破後の会話。復讐以外に生きる道のない彼女に、「これから何か食べて考えればいい」と返すアキト。しかし、アキトの料理の腕はまだまだなので、彼女に冗談交じりに「美味しい物なんて食べられない」と返されるのであった。
- 「ひねくれすぎなんだよ、あんた! 本当に好きなら、そんな事をせずに救える方法を最後の最後まで探してみろぉぉぉ!」
- 『BX』第45話「伝説の光芒」に於けるマーダルとの戦闘前会話。
劇場版[編集 | ソースを編集]
- MX
-
- 「…お前も対応できまい。この俺の動きに」
「お前にはやらせない…ナデシコの名を受け継いだ艦を」
「そして、ユリカが愛した仲間達を…!」 - 第51話(『MX PORTABLE』では第52話)「希望、それは最後のGEAR」より。ゼロに翻弄されるナデシコCを助けに来たときの台詞。ガイが居たら憧れそうな登場である。
- 「後悔なら、もう充分だ。あとは先へ突き進むのみ…!」
- 上記の台詞の直後、ゼロに「後悔させてやる」と言われて返した台詞。
- 「俺に鎧はもう必要ない…。心の鎧はな」
- 第52話(『PORTABLE』では第53話)「W-Infinity」より。ガルファとの決戦にて、ゼロの挑発を毅然と撥ね付けて。
- 「最後に学べ、AI1…敗北という言葉を…執念という言葉をな」
- 最終話「約束の地」におけるメディウス・ロクスとの戦闘前会話。既にこの時点で、後に明かされるAI1の決定的な敗因を示唆している。
- 「忘れ物を……取りに来たんだ」
- エンディングより。アキトの帰りを待ち続けるユリカの前に復讐者の証たる黒衣とバイザーを脱ぎ捨て有し日の姿で帰還して。原作では顔を合わせることもなく行方不明になるのを考えると感動的な場面と言える。
- 「…お前も対応できまい。この俺の動きに」
- W
-
- 「もう二度と悲劇を繰り返さないために、俺は戦う!」
- 第2部ダブルゲキガンフレア用の台詞。ファンにとっては夢にまで見た二人である。
- 「やるのか…ガイ!」
- 同上。親友同然だったガイは原作ではTV版序盤で死に、アキトも劇場版では復讐鬼になってしまうものの、『W』では劇場版仕様のガイが登場。180度変わってしまったアキトとはいえ、ガイとの合体攻撃に関しては名前を呼び合って攻撃するなど熱い(流石にアキトが叫ぶことは無くなってしまったが)。それに何だか嬉しそう。
- 「燃える…」
- 第49話「戦いの海に勇気の帆を」より。ヴァルザカード初合体時に。ぼそりと呟くのが面白い。第1部~第2部の間が半年なので熱血が抜けきっておらず、他にも終盤は度々熱血好きの発言を行う。
- 「ルリちゃん…約束を果たすよ。一年前に君を守るといった約束を」
「みんな、守るよ…ユリカもルリちゃんもアイちゃんも…」 - 第53話「朝をよぶ者達」より。ソール11遊星主・イバリューダーとの決戦に駆けつけたときの台詞。3人も、彼の帰還を心から喜ぶ。だが、一番喜んでいるのはガイかもしれない。
- 「悪の帝国との最終決戦…。勝つのは俺達だ」
「決めたのは俺じゃない。悪が滅びるのは不滅のお約束だ」 - 第54話「忘れえぬ思い出を胸に」におけるシンクラインとの戦闘前会話より。もはやヒーロー以外の何者でもない。劇場版の決着シナリオが「黒衣の復讐鬼の最期」とあるように、ユリカの救出を以て復讐者としてのアキトは死んだということなのだろう。この台詞をダブルゲキガンフレアで出すと更に燃えるものがある。
- 制作側としても印象深い台詞だったのか、「悪が滅びるのは~」は『V』にてイベント時(後述)や対大ボス相手の特殊戦闘台詞に採用された。また、「勝つのは俺達だ」も『V』にて戦闘前会話で使われており、こちらでも「悪が滅びるのは~」の前振りになっている。
- V
-
- 「犯した罪を、その身で償え…!」
「許さない…お前達だけは…!」
「お前達は…俺が潰す…!」 - 対火星の後継者の特殊台詞。『T』でも発言するが、あちらでは彼らの素性が判明する前はこれらの台詞は出ない。
- 「いわゆる必殺技だ…!」
- ディストーションアタックS使用時の台詞の一つ。この時点でだいぶ黒衣を脱げているといえる。
- 「今日がお前達の最終回だ…!」
- 対大ボス相手の特殊台詞であり、上述の「悪が滅びるのは~」と別のパターン。本来のアキトに戻りつつある上に、お約束まみれの共演先を意識した台詞の多い本作ならでは。
- 「愛を知った女スパイが改心する…。お約束だが、美しい展開だ。そして、その後に来るのは…」
ミフネ「来るのは…!?」
「ヒーローだ」 - 第28話西暦世界ルート「激突する正邪」より。胡蝶をミフネの攻撃から庇った後、マイトカイザーが現れる。本作のアキトはこういったお約束を意識した台詞が多い。
- 「…だが一度は、絶望を味わった…」
アンジュ「だから、そこから這い上がれると?」
「それはお前達自身にかかっている。そして仲間は、それを助けてくれる」
ヒルダ「言ったろ! あたしには仲間なんていねえんだよ!」
「強い言葉を吐いているのに、お前の心は悲しみに満ちている」
ヒルダ「てめえ…」
「ロザリーとクリスには謝っておけ」 - 第30話西暦世界ルート「裏切りの故郷」より。故郷と家族に拒絶されたアンジュとヒルダに対して、同じ様に絶望を味わいながらも仲間に助けられた者として励ます。そして、強がり続けるヒルダに対して芯を突いた。
- 「だから、燃える…」
- 第33話「飛び立て、偉大な勇者!」より、グレートマイトガインの合体後に「かっこいい」と呟いたシンジに対するアスカの「あんなのアニメかマンガのヒーローそのまま」の台詞に続く一言。上記『W』のワンシーンを彷彿とさせる。
- 「再生怪人など恐るるに足らずだ」
- シークレットシナリオ「シ者、来訪」より。復活した使徒たちに対して。復活した強敵が弱体化するのはアニメや特撮、スパロボなどでもよくある事である。
- 「所詮、赤にも青にもなれない中途半端な紫のお前では、俺の黒には勝てない」
「勝つのは俺達だ、パープル!悪の幹部らしく派手に散るんだな!」 - 第43話「紫色の悪意」におけるパープルとの戦闘前会話。黒は無ではなく、何色にも染まらず自分の意思を貫く色なのである。
- 「悪は必ず滅びる…。お前が悪である以上、それからは逃れられない」
パープル「そんな事を誰が決めた!?過去の偉人が言ったのか!?」
「そうじゃない…」
「これは不滅のお約束だ」 - 同じく第43話からパープル撃墜時のイベントより。かくしてパープルは「不滅のお約束」通りに引導を渡され、悪の幹部らしく派手に散ったのであった。この台詞も上述の『W』の名台詞をオマージュしたものと思われる。
- 「だったら、一つだけ注文だ…」
「あいつの事はダイゴウジ・ガイと呼んでやってくれ。魂の名前だからな」 - 「紫色の悪意」クリア後のファクトリー会話にて。同話で舞人を導く際に語り聞かせたヤマダ・ジロウという人間に興味を持ったナインたちに頼まれ、今は亡き親友との思い出話を聞かせる前に彼女らに言った願い。これまでのシリーズでは劇場版仕様のアキトがガイについて言及する機会はほぼ皆無であり(半オリジナル展開で共演を果たした『W』は例外)、これもアキトが復讐鬼から脱することができた『V』ならではの救いの一つといえる。
- 「どけ」
「もうお前に用はない。俺とユリカの生きる世界を救う邪魔をするな」
「向かってくるのなら、相手をしてやる…!さっさと地獄に落ちろ!」 - 第50話より。北辰との戦闘前会話だが、意にも介さなかった事で北辰は激昂する。既にアキトにとって北辰は単なる障害物程度の存在でしかなくなっており、むしろ北辰の方がアキトを打倒することに拘っている感があり、見事にかつてと立場が逆転してしまってる感がある。
- 「奴の存在など、もうどうでもいい」
- 続けて北辰撃破時。ユリカを取り戻した今となっては、もはや「黒衣の復讐鬼」は当の昔に死んだも同然なのだろう。
- 「ただの宇宙空間用の迷彩だ」
「陳腐な発想だな、悪の首領。所詮、お前は壊れたシステムだ」
「覚悟しろ、ブラックノワール…!ゲキ・ガンガーを汚したお前はあいつに代わり、俺が討つ!」
「そして、ユリカを苦しめた報いを受けろ!!」 - 第51話より、ブラックノワールとの戦闘前会話。再び憎しみを煽ろうとする彼(彼女)の妄言を一蹴、ゲキ・ガンガーを汚し、自分をはじめとする多くの人々の運命を弄び、あまつさえ愛する者を苦しめた怨敵を前に、かつてない怒りを爆発させる。
- 「犯した罪を、その身で償え…!」
- T
-
- 「貴方も…俺と同じか…!」
- エメロードとの特殊戦闘台詞。突如襲い掛かってきた彼女に魔法騎士を始め多くの者たちが困惑する中、真相にいち早く気付いたようだ(さらに言うとこの時のエメロードの衣装は黒衣)。
- 「料理が泣いているな…」
- 第5話「キャプテンハーロック」より。例によって料理に大量の調味料をかけて食べるヴァンを見ての一言。実にその通りなのだが、当のアキトが味覚を失った身である事を考えると物悲しさも感じられる。
- 「お前の声は俺の心に染み入る…」
ドモン「声…?」
「こちらの話だ」
ドモン「では行くぞ」
(北辰…。俺は…お前を越える…) - シークレットシナリオ「プライベート・ミッション」より。ドモンとの修行時の対話。所謂声優ネタだが、五感に障碍を持つ今のアキトにはそれ以上の意味があるのだろう。
- 「覚えておけ。これがヒーローというやつだ」
- 第29話「それぞれの誇り」より。ジョーとの決戦中にドンピシャのタイミングでマイトカイザーが合流し、グレートマイトガインに合体したことを「出来すぎだ」と驚くスパイク達に向けて。口元には微笑をうかべており、本来の性格に戻ってきている。
- 「まさに…無敵ゲッターロボ…」
- 第31話非正規部隊ルート「歪んだ進化」より。ストナーサンシャインでメタルビーストの大群を一掃した真・ゲッター1の勇姿を見て。元ネタは『ゲッターロボ』第1話のサブタイトルからだろう。その言葉と共に、その脳裏にゲキ・ガンガーの勇姿と亡き戦友の顔が浮かんだのかもしれない。
- 「ユリカ! 目を覚ませ、ユリカ!」
ユリカ「………」
「帰ろう、ユリカ! 俺にそんな事を言う権利はもうないが…!」
「俺は…! もう一度だけ、お前に会いたいんだ!」
「ユリカァァァッ!!」
ユリカ(黒い…王子………)
ユリカ「アキ…ト…」 - 第46話「闘志、氷原に燃ゆる」より。プラネット・デストロイヤーの発動を止める為にユリカに呼びかける。師匠に影響されたかのごとき熱い告白シーン。なんと一連の流れがDVEと非常に豪華な仕様となっている。この時、限定版ではイベントBGMの代わりに「ROSE BUD」が流れる。この「ROSE BUD」のサビからの一連の歌詞は、まさにアキトそのものを表現した内容であり、必聴モノである。
- DD
-
- 「…だが、失った方が都合がいい記憶もある」
- 第1章Part8「ウエットダメージ」より。激しいダメージを負うとメモリーが消失するセレブラムの話を受け、「記憶そのものが進行形で失われていくのは辛い」と悲しむフォウの言葉を聞き、ぽつりと語る。あまりにも大きな悲しみを背負ったアキトの心情が伺える。
- 「アキトは、1人で十分だ」
- 2章Part11「キミトノサイカイ」にて、ディバイン・ドゥアーズとの一時的な再会を終えて離脱する際の台詞。戦闘前、墓参りに北辰衆が乱入するシーンで対峙の際日向アキトが名乗っていたことを継いだ名前ネタでもある。
- 「あの頃と同じように作れるかどうかわからないけど、頑張ってみるよ」
「これは俺が…俺達が生きた証だから」 - 3章Part5「パーティング・ギフト」にて、ルリからラーメンのレシピを返却された際の台詞。GGGでの治療も受けた本作のアキトはこの時点で五感も快方に向かっており、失った時間を取り戻す可能性を得た台詞である。この台詞を以て、互いに「ただいま」「おかえり」を返し、本当の意味でアキトは復活を果たす。ルリの望むように、3人でまた昔のラーメンを食べられる日も近そうである。
- 「大地、お前がニンジン嫌いだということは知っている。それを好きにさせるのも料理人の役目だ」
「もちろん、無理強いはしないが…ニンジンを好きになる切っ掛けは作ってやりたいと思っている」 - 第12回共闘戦内のシナリオにて、ライジングラフディンズが料理番組を起こす際にクッキングアドバイザーとして協力する中、ニンジンが嫌いな遥大地に対して。アキトであればと興味を示した戦部ワタルに対して未だ尻込みする大地に、料理人として親身に接する。
- 結局、大地はこの時一歩を踏み出すことはできなかったものの、ワタル達が美味そうに食べていたのを見て苦手を乗り越えようとする意識自体は芽生えた様子。
スパロボシリーズの迷台詞[編集 | ソースを編集]
TV版[編集 | ソースを編集]
- 「くそおおおおおっ!!あいつら、食い逃げかよ!!」
- 『W』第12話(1周目)「放送不可のウォークライ」より。散々ラーメンがまずいと言われた挙句、甲児達がお代払わずに店を出て行ったことに対して。やり取りや同じシナリオで「部活帰りで何でも食えるくらい腹が減ってない限り金を出して食うようなモノじゃない」と酷評されている事から考えると、味の悪さから食べてもらえずに帰ってしまったという方が正しい。その後、アキトが彼らにお代を払わせたかは不明。
- 「!?」
- 『BX』のキャンペーンマップ「チョコレートカーニバル&フェスティバル」クリア後。ユリカに続いてリョーコにアレな味のチョコを差し出された時のリアクション。
- 一見取り立てておかしい所はないのだが、この時ニュータイプの直感的な効果音が入って瞬時に出来を察している。
- 「子供の頃から戦争はいけない事だと教わってきた…」
「最後の手段を使った時、良心以外の何かが痛んだ…」
「でも、やられたはずの仲間が助かるっていう気持ち良さもあった…」
「正しい遊び方なんかないって言いながら、ごり押しだと言われれば腹が立った…」
「僕達は、やり直しを繰り返す事を求めていたわけじゃない…」
「ただ、どの結果も僕達の望んだ結末じゃないんだ…」
「次回、スーパーロボット大戦「いつか変わる『結末』」をみんなで見よう!」 - 『BX』の中断メッセージにて。台詞だけならおかしくはないのだが、直前までシリアスな雰囲気だったのに最後の台詞で突然ウリバタケの声真似をし出すため、ギャップに笑ってしまう。
- ちなみにこのノリはTVシリーズ25話次回予告が元ネタ。
劇場版[編集 | ソースを編集]
- 「……」
「……」 - 『W』の第2部ダブルゲキガンフレア用の台詞なのだが、上二つとは違い完全にガイをシカトし、ガイの空回りっぷりが強調されたパターンである(一方で、無理に熱血を求めないガイの気遣いが見られるパターンでもあるが)。
- 「そう、極秘に入手した『スーパーロボット大戦』の攻略法だ。各ボスの倒し方から、隠し機体の入手方法まで、ありとあらゆる情報が載っている」
「もう必要ないんだ。つい昨日だけどね…。ありとあらゆる要素を含めてクリアしたんだ…」 - 『V』中断メッセージ「アキトの空白」より。劇場版でラーメンのレシピをルリに渡すシーンのパロディだが、シュールこの上ないセリフである。
- 「中の人などいない」
- 『V』シークレットシナリオ「想いの形」にて。ボン太くんの中身ネタはスパロボのお約束であるが、よりにもよって劇場版のアキトが言うのがシュール極まる光景。おまけにボン太くんの中の人がガイと同じ声優なのも何ともはや…。
- 「そして、何より…ヒーローに近付く謎の少女は敵のスパイ…。こういうお約束は、よく知っている」
- 『V』第28話西暦世界ルート「激突する正邪」より。スパイとして暗躍する胡蝶を止め、何故正体に気付いたのかと問われたときの返答。本作のアキトは劇場版仕様ながらこの手のマニアックなセリフが多いが、ここでは直前に「闇に生きる者の目は、知っているつもりだ」とシリアスな発言をしているだけに余計にギャップが強い。もっとも、この直前のパーティーのシーンでの仲間とのやり取りも含め、アキトが原作よりも遥かに明るくなっていることの証左でもあるため、喜ばしいことではあるのだが…。
- 「そんな大層なものじゃないから」
- 『V』第36話「星を継ぐ者」より。初めて見る「なぜなにナデシコ」のセットに困惑しつつも興味津々のアスランや刹那、ティエリアに対して放った言葉。なんてことない一言だが、劇場版仕様のアキトが言っているのが笑いを誘う。さらに言えばその後『UC』関連のシリアスな話にBGMも併せて変化していくのに、背景が「なぜなにナデシコ」のままなのが何とも言えない。
- 「エンブリヲ幼稚園…だと…」
- 『V』第37話西暦世界ルート「Necessary」。エルシャが何故エンブリヲ側へと就いたのか理由を知るのだが、どうもネーミングセンスに絶句しているように見えてしまう。
- 「では、まず…」
「『ゲキ・ガンガー3』を全話、観る事から始めよう」 - 『V』第43話のファクトリーシナリオで、ガイの事をナイン達から聞かれて。正直、そこから始めなくてもいいような…
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- エステバリス
- TV版で搭乗。アキト機はマゼンタ。
- エステバリス・テンカワSPL
- 単機でのボソンジャンプを実証するために改造された機体。
- ブラックサレナ
- 対北辰衆用に全身を黒衣の追加装甲で固めた形態。劇場版におけるメイン形態。
- 高機動型ブラックサレナ
- ブラックサレナに外装ユニットを追加装備した形態。
- エグザバイト(SRW未登場)
- 漫画『遊撃宇宙戦艦ナデシコ』(SRW未参戦)での最終乗騎。TV版における0Gフレームに相当。