「破嵐万丈」の版間の差分

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紳士的でありながら型破り、優男に見えて冷静沈着、射撃や身体能力、その他どれをとっても非の打ち所のない快男児であるが、その一方でメガノイドに関しては激しい憎悪を持つ。原作の最終回で[[ドン・ザウサー]]を倒した後、いずこと無く姿を消してしまう。
 
紳士的でありながら型破り、優男に見えて冷静沈着、射撃や身体能力、その他どれをとっても非の打ち所のない快男児であるが、その一方でメガノイドに関しては激しい憎悪を持つ。原作の最終回で[[ドン・ザウサー]]を倒した後、いずこと無く姿を消してしまう。
  
その最後や、作品内で描かれた人間の枠を超えた力、メガノイドに対する異常なまでの敵意、そして、宿敵ドン・ザウサーの正体に関する疑惑などから、彼自身もまたメガノイド(それも、完成体というべき究極のメガノイド)であるという説(あるいは解釈)もあるが、彼に関することの多くは未だ謎に包まれたままである。ただメガノイド相手であっても情や色恋沙汰には弱いようで、部下思いのメガノイドを倒した時には墓を建て、愛する者の死に直面し嘆くメガノイドにダイターン3のバッテリーを渡し命を助けた。
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その最後や、作品内で描かれた人間の枠を超えた力、メガノイドに対する異常なまでの敵意、そして、宿敵ドン・ザウサーの正体に関する疑惑などから、彼自身もまたメガノイド、それも完成体というべき究極のメガノイドであるという説(あるいは解釈)もあるが、彼に関することの多くは未だ謎に包まれたままである。ただメガノイド相手であっても情や色恋沙汰には弱いようで、部下思いのメガノイドを倒した時には墓を建て、愛する者の死に直面し嘆くメガノイドにダイターン3のバッテリーを渡し命を助けた。
  
関わった多くの人に愛される作品、キャラクターと言って過言ではない。例えば富野監督は、彼を私立探偵として設定した世界観に基づいた小説『破嵐万丈シリーズ』4部作を執筆し、[[ダイターン3]]には乗らないものの、アニメ同様の颯爽とした活躍をさせている。また、演じていた鈴置洋孝氏にとっても出世作のキャラクター以上の存在だったようで、「SRW収録時には決め台詞をソラで発した」「晩年のインタビューで万丈を'''己が分身'''のように評した」など、愛着の深さが窺える逸話を遺している。
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関わった多くの人に愛される作品、キャラクターと言って過言ではない。例えば富野監督は、彼を私立探偵として設定した世界観に基づいた小説『破嵐万丈シリーズ』4部作を執筆し、[[ダイターン3]]には乗らないものの、アニメ同様の颯爽とした活躍をさせている。また、演じていた鈴置洋孝氏にとっても出世作のキャラクター以上の存在だったようで、「オーディションの際に『これは俺の役だ。誰にも渡せない。』と思った」と自身で回想している他、「SRW収録時には決め台詞をソラで発した」「晩年のインタビューで万丈を'''己が分身'''のように評した」など、愛着の深さが窺える逸話を遺している。
  
 
=== スパロボシリーズにおいて ===
 
=== スパロボシリーズにおいて ===
ほぼ全てのシリーズで'''完全無欠の超人'''と言えるような万能なベテランとして描写されている。SRWシリーズでは[[オリジナル設定]]の「[[破嵐財閥]]」を経営していることが多く、その豊富な資金と広いコネにより、プレイヤー部隊が軍組織などの援助を受けられない状態に陥っても資金や物資の援助をする。隊員としても極めて有能で、作戦の立案に関わっていることが多いだけでなく、部隊を2分割する時は部隊指揮官の[[ブライト・ノア]]等が担当しない方の指揮官を任されることが多い。その完全無欠振りから[[まとめ役]]になる事が多く、メガノイドが敵として登場しない[[いるだけ参戦]]の作品もありながらも、どの作品でも抜群の存在感でストーリーの重要な場面に大きく関わったりとシナリオ面では優遇されている。参戦が中盤以降になる事も多い。
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鈴置氏は万丈を「暗さがあって、ニヒルで、二枚目で、カッコ良くて、ジョークも言うキャラクター」と評していたが、SRWシリーズではほぼすべての作品でそれを踏まえた'''完全無欠の超人'''と言えるような万能なベテランとして描写されている。SRWシリーズでは[[オリジナル設定]]の「[[破嵐財閥]]」を経営していることが多く、その豊富な資金と広いコネにより、プレイヤー部隊が軍組織などの援助を受けられない状態に陥っても資金や物資の援助をする。隊員としても極めて有能で、作戦の立案に関わっていることが多いだけでなく、部隊を2分割する時は部隊指揮官の[[ブライト・ノア]]等が担当しない方の指揮官を任されることが多い。その完全無欠振りから[[まとめ役]]になる事が多く、メガノイドが敵として登場しない[[いるだけ参戦]]の作品もありながらも、どの作品でも抜群の存在感でストーリーの重要な場面に大きく関わったりとシナリオ面では優遇されている。参戦が中盤以降になる事も多い。
  
 
原作では意外と隙が多く、コマンダー・バンチャー(SRW未登場)とカムヒア合戦を繰り広げたり、真冬の湖でパンツ一枚で走り回り唇を真っ青にしたり、惚れられていると勘違いして鼻の下を伸ばしたりと、道化を演じる事も少なくないのだが、完璧超人属性や伊達男ぶりが強調されているSRWシリーズで、彼の三枚目的な側面が再現される事は稀。コメディも違和感無くこなせるキャラなだけに、少々勿体無い印象も受ける。時折ギャグや冗談に乗ったりするものの、あくまで余裕を持つ者としての描写にとどまっている。
 
原作では意外と隙が多く、コマンダー・バンチャー(SRW未登場)とカムヒア合戦を繰り広げたり、真冬の湖でパンツ一枚で走り回り唇を真っ青にしたり、惚れられていると勘違いして鼻の下を伸ばしたりと、道化を演じる事も少なくないのだが、完璧超人属性や伊達男ぶりが強調されているSRWシリーズで、彼の三枚目的な側面が再現される事は稀。コメディも違和感無くこなせるキャラなだけに、少々勿体無い印象も受ける。時折ギャグや冗談に乗ったりするものの、あくまで余裕を持つ者としての描写にとどまっている。

2014年2月21日 (金) 20:17時点における版

破嵐万丈(Banjo Haran)

無敵鋼人ダイターン3』の主人公。かつては父である破嵐創造(SRWでは名前のみ登場)と火星にいたが、兄と母をメガノイドに改造され、反乱を起こしたメガノイドの反乱によりマサアロケットで火星から脱出、火星から持ち出した金塊を元手にシン・ザ・シティの大富豪となり、同時に持ち出したダイターン3でメガノイドと戦うことになる。

紳士的でありながら型破り、優男に見えて冷静沈着、射撃や身体能力、その他どれをとっても非の打ち所のない快男児であるが、その一方でメガノイドに関しては激しい憎悪を持つ。原作の最終回でドン・ザウサーを倒した後、いずこと無く姿を消してしまう。

その最後や、作品内で描かれた人間の枠を超えた力、メガノイドに対する異常なまでの敵意、そして、宿敵ドン・ザウサーの正体に関する疑惑などから、彼自身もまたメガノイド、それも完成体というべき究極のメガノイドであるという説(あるいは解釈)もあるが、彼に関することの多くは未だ謎に包まれたままである。ただメガノイド相手であっても情や色恋沙汰には弱いようで、部下思いのメガノイドを倒した時には墓を建て、愛する者の死に直面し嘆くメガノイドにダイターン3のバッテリーを渡し命を助けた。

関わった多くの人に愛される作品、キャラクターと言って過言ではない。例えば富野監督は、彼を私立探偵として設定した世界観に基づいた小説『破嵐万丈シリーズ』4部作を執筆し、ダイターン3には乗らないものの、アニメ同様の颯爽とした活躍をさせている。また、演じていた鈴置洋孝氏にとっても出世作のキャラクター以上の存在だったようで、「オーディションの際に『これは俺の役だ。誰にも渡せない。』と思った」と自身で回想している他、「SRW収録時には決め台詞をソラで発した」「晩年のインタビューで万丈を己が分身のように評した」など、愛着の深さが窺える逸話を遺している。

スパロボシリーズにおいて

鈴置氏は万丈を「暗さがあって、ニヒルで、二枚目で、カッコ良くて、ジョークも言うキャラクター」と評していたが、SRWシリーズではほぼすべての作品でそれを踏まえた完全無欠の超人と言えるような万能なベテランとして描写されている。SRWシリーズではオリジナル設定の「破嵐財閥」を経営していることが多く、その豊富な資金と広いコネにより、プレイヤー部隊が軍組織などの援助を受けられない状態に陥っても資金や物資の援助をする。隊員としても極めて有能で、作戦の立案に関わっていることが多いだけでなく、部隊を2分割する時は部隊指揮官のブライト・ノア等が担当しない方の指揮官を任されることが多い。その完全無欠振りからまとめ役になる事が多く、メガノイドが敵として登場しないいるだけ参戦の作品もありながらも、どの作品でも抜群の存在感でストーリーの重要な場面に大きく関わったりとシナリオ面では優遇されている。参戦が中盤以降になる事も多い。

原作では意外と隙が多く、コマンダー・バンチャー(SRW未登場)とカムヒア合戦を繰り広げたり、真冬の湖でパンツ一枚で走り回り唇を真っ青にしたり、惚れられていると勘違いして鼻の下を伸ばしたりと、道化を演じる事も少なくないのだが、完璧超人属性や伊達男ぶりが強調されているSRWシリーズで、彼の三枚目的な側面が再現される事は稀。コメディも違和感無くこなせるキャラなだけに、少々勿体無い印象も受ける。時折ギャグや冗談に乗ったりするものの、あくまで余裕を持つ者としての描写にとどまっている。

また、生身の人間ではないのでは?と思わせつつ結局正体は分からない、というエピソードが意識的に盛り込まれているほか、作品にもよるがメガノイドへの異常なまでの憎しみはたびたび再現されており、ラストで原作同様に行方不明となる作品もある。また、他作品に登場するサイボーグ等、メガノイド同様に人為的な手を加えられた存在に対しては例え仲間であっても複雑な感情を見せる事も。

能力的には、スーパー系では貴重なを修得する事が多い(ダイターン3が1人乗りの上、他作品のようなパワーアップイベントが無い事への救済とも取れるが)。能力は全体的に高く、格闘は全キャラ中トップクラス。その他の能力もスーパー系としては破格の数値が与えられている場合も多く、この点でも完璧超人ぶりを見せる。ただし参戦が常に中盤以降である事が災いし、育成要素がある作品ではPPを稼ぐことが難しく、周回プレイを重ねると他のキャラに若干水をあけられてしまう事も。

登場作品と役柄

旧シリーズ

第3次スーパーロボット大戦
初参戦作品。能力はこの頃から高く、下手なオールドタイプよりも高い命中回避能力を持っており、ダイターン3の性能と併せてスーパー系のパイロットでは最後まで通用するエース級。終盤にはルートにもよるが、メキボスとのイベントがある。
第4次スーパーロボット大戦
第3次の後に行方不明となっていたが、破嵐財閥をひっさげて「イントルーダー」で初登場となり、以後は地上ルートの纏め役になったりとロンド・ベル隊の中心人物として活躍、以後のシリーズにおける立ち位置をこの作品でほぼ確立する。しかしドンとコロスを打倒した後はやはり原作と同じように複雑な感情を見せ、EDでは原作通りに行方不明となってしまう。近距離攻撃力が化け物じみて高く、の習得によってサンアタックは凄まじい破壊力となる。遠距離攻撃力もリアル系エース並、命中や2回行動レベルも他のスーパー系パイロット比較して優秀と隙が無い。精神ポイントもかなり豊富で、終盤はカンストしてしまう。
第4次スーパーロボット大戦S
今回から声が入った。今作のみ原作どおり、声にエコーがかかってない。
スーパーロボット大戦F
マップ画面におけるセーブを行い、ゲームを終了した場合のボイスイベントで、他の作品の主人公同様、ランダムで出現。本編への登場は無し。
スーパーロボット大戦F完結編
やはりメキボスと仲がいい。登場シーンでムービー(原作アニメの使い回しでない)が入った。今回不遇のスーパーロボット系だが、地形適応 宇宙:Aの貴重なスーパー系として、最前線で活躍できる。元の能力が高いのもあるが、終盤戦での対ボス戦の切り札となる立ち回り。参戦が遅いのが欠点。第4次同様地上ルートの纏め役になる。不自然なまでにスーパー系のキャラが登場せず、リアル系キャラ主体で進む後半のインターミッションで甲児と並び、最後まで会話に参加する数少ないスーパー系キャラである事も、今回の特徴のひとつ。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
メガノイドは既に倒した設定だが、ドンコロスは生き残っている。ちなみに初参戦時のマップが破嵐万丈邸である。ドンを倒した後、アクシズで行方不明となってしまう。
スーパーロボット大戦COMPACT for WSC
COMPACTとほぼ同様。能力は高く申し分ないが、精神コマンドのパターンに2パターン穴がある。どちらも必中効果のある精神コマンドを覚えないというもの。片方は集中すら覚えないパターンなので、攻撃がかすりもしない。その場合は諦めてギャリソンにダイターンを譲った方が良い。
スーパーロボット大戦COMPACT2
基本的に高い能力を持つ上、サブパイロットがいない代わりなのか1回のレベルアップでSPが3上昇する。ただしダイターンが今回さほど堅牢でないため油断しているとすぐ落ちる。精神コマンドのバラつきがあり、タイプBだと必中系がない。しかもを覚えるのはそのタイプBのみときているからたちが悪い。その場合は、熱血+必中を必修するギャリソンにダイターンを素直に譲った方が戦力アップが図れる。どうしても魂+サンアタックを撃ちたければ運動性をフル改造しよう。
スーパーロボット大戦IMPACT
火星絡みで『機動戦艦ナデシコ』の面々との絡みが多い。作中において、生身でボソンジャンプをしても無事だった描写が存在する。また、「なぜなにナデシコ」への飛び入り出演を楽しむ余裕も見せる。原作関連では、第20話におけるコロスとの遣り取りがDVEで再現されるイベントも有る。C2であった精神コマンド面の問題は解消されている。なお「コンビネーションクラッシュ」の音声収録も行われたが、当作品では使われず、初めて使用されたのは鈴置氏没後のA PORTABLEとなる。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
メガノイドは既に倒した設定で、41話「バイバイ・マルス」にておなじみ火星で初登場。いるだけ参戦で登場が遅いながらも圧倒的な存在感を際立たせ、特にエヴァ絡みのイベントで活躍して加持に代わるシンジの良き兄貴分的な存在となっている。また、碇ゲンドウとは「万丈=メガノイド疑惑」を巡ってのやり取りも盛り込まれている。本作まではの攻撃力が3倍の為、スーパー系でも屈指(というかほぼ最高)の攻撃力を持つ。彼とダイターン3がいなければ間違いなくゼルエルをプレイヤーの手で倒すのは不可能。終盤DVEでエアロゲイターに向かって、名乗りを上げる。
スーパーロボット大戦α外伝
寺田プロデューサー曰く外伝の実質的な主人公の一人といわれるだけあり、作中では現代編においては序盤に分散した旧ロンド・ベル隊をまとめつつ、イージス計画の主要な推進者の一人であり、裏では目的のつかめないシュウの行動を追っていたりとかなり目立ち、本作で活躍するJ9を雇ったのも彼である。未来編では獣戦機隊J9とともにブレーカー稼業をしてダイターン3アイアン・ギアーと巨大ロボ対決をするというイベントがあり、シリアス面においてもメガノイドに共通する面があるシビリアンに複雑な感情を持ち、オリジナルの敵であるアンセスターにいち早く疑念を抱く等、イベントは数多く八面六臂の大活躍。
性能面では今回のダイターンは武装がスーパーロボットの中では弱く、の効果も下がりアタッカーとしては今ひとつ。高いHPと武装の燃費の良さを生かしたい。使えるのは後半だが援護との相性もいい。他作品の主人公同様、大幅に戦闘音声が収録され、ギャリソン、レイカ、トッポ搭乗時には勝手に台詞を言う彼らに苦労する姿も。最終決戦では前作同様にDVEでアンセスターに名乗りを上げてくれる。
第2次スーパーロボット大戦α
基本的にどの主人公で始めても火星にいる設定。中盤のメガノイド復活により、ついにαシリーズでも原作再現。一時はαナンバーズを離れて一人でメガノイドと戦おうとする展開があり、スパロボシリーズでは珍しく「憎しみ」という万丈の負の一面が味方側にも認識された形で描写されている。完璧超人である彼しか知らないプレイヤーにとって、仲間との絆とメガノイドへの怒りと憎しみが入り混じる万丈は必見。結局はαナンバーズの仲間と共にメガノイドと戦う事を決意し、また身を軽くする為に破嵐財閥を解体する事になる。中盤、鋼鉄ジーグと共に敵地へ乗り込むという無茶なイベントがあるものの、「鍛え方が違うんでね」の一言で全て済まされる。ダイターン3のサイズ差補正の有利さもあってかなり強い。
第3次スーパーロボット大戦α
中盤のアラスカで仲間になる。それまではアランと共にブルーコスモスの動向を探っていた。またアスランとの死闘でMIAになったキラを救出している…が、実はこの時、万丈は「知り合いにキラを任された」と発言している。この「知り合い」の正体がであるかは最後まで明言はされない。タイミング的には一人しかいないのだが…。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
謎の富豪「ザ・ストーム」という設定で登場。どのルートでも編入する時期はほぼ一緒だが、セツコ編では度々顔を出している。またフォウステラ生存フラグが立っている場合には彼がフォウとステラを助けている。特に、ステラの生存イベントはファン待望であるためにその活躍は印象深いだろう。また、サンドマンとは友人という設定になっている。鈴置氏没前に収録しておいたのか、今作にて初登場したダイターン3の武器「ダイターンスナッパー」の音声が初披露された。
第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
エリア11ルート第36話から参戦。事前に「行政特区日本」式典会場を張り込んでいたが、完璧超人の万丈でも悲劇を未然に防ぐ事は叶わず、被害を最小限に食い止めるのがやっとの有様という沈痛な空気の中での登場となった。ダイターン3が完調状態で登場する上にザンボット3トライダーG7との合体攻撃があるので機体に改造を施せば十分に使っていける。ZEUTH組はいるだけ参戦に近いものの、「あれがZEUTHの快男児・破嵐万丈か…!」と注目を浴びるなど、相変わらずのキャラクター性で目立つ。
第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
ゲーム序盤の分岐で、地上ルートでは第10話から、宇宙ルートでは13話から仲間に加わる。
プリベンターと協力体制をとっており、アーガマの宇宙打ち上げを援護するために、ロンド・ベル本隊を別行動となった部隊を自身の邸宅に引き入れる。合流時はコマンダー・アイサーの色香によってメガノイドに捕まっているという原作さながらのドジをしでかしているが、自力で脱出してくる。ルート分岐によって度々指揮を執ることもある。メガノイドの使う精神攻撃(自軍の気力を下げる)に抵抗して、逆に気力を上げてみせるなど、メガノイドに対しての強烈な敵意を垣間見られる。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
鈴置氏没後の初の声付きのスパロボ。移植による追加エースボーナスは「熱血」もしくは「」とクリティカルの効果を重複させるモノ。底力、魂と組み合わせたザンボット3との合体攻撃で計算上本作最大ダメージを叩き出せる。であり、「コンビネーションクラッシュ」が音声付きスパロボで初登場であったため、どう処理されるか注目されたが、先述の通りIMPACTの時に鈴置氏が収録していた音声が披露されることとなった。
スーパーロボット大戦R
序盤から登場。メガノイドが様々な作戦を仕掛けてくるため出番が多い。中盤で主人公達が未来から来た事に気付き、サポートする。

単独作品

スーパーロボット大戦64
スーパー系序盤のまとめ役。スーパー系女主人公機スイームルグの製造を請け負っていたのも彼。今回からザンボット3との合体攻撃が可能。スーパー系序盤では最初から熱血・気合を覚えているので一度離脱するまで序盤のボスキラーとなる。

その他の作品

バトルロボット烈伝
ゲルスター帝国に捕えられており、ウルロフのビグ・ザムより先に戦艦ドラグーンを沈めれば仲間になる。幽閉中は食事を与えられていなかったらしく、本格参戦は次ステージから。ダイターンは弾数制の強力な武装が多いが、AIの仕様上それらを中々使ってくれないのがネック。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

原作通りの超人ぶりが再現されている。格闘技量がかなり高い傾向。また、命中射撃なども格闘重視のスーパー系にしては異常に高い場合が多く、スーパー系パイロット内では屈指の強さを誇る。ほとんど最高クラスの能力値。リアル系とは強さのベクトルが異なるとはいえ、スパロボシリーズで最強のパイロットと言えば間違いなく候補に挙がる人物だろう。

精神コマンド

スーパー系のパイロットとしては異例のを覚えるのがお約束となっている。このため、複数乗りが多いスーパー系でさえも圧倒する程の火力を持つことが多い。また、レベル1の時点で以外の全ての精神コマンドを持っていることが多いのが特徴。他にも、一人乗りであるためか、常人の倍以上の精神ポイントを所持している(α外伝あたりまでのシリーズでは、終盤では軽く200を超える数値を記録していた)。

第3次
必中ド根性気合ひらめき熱血友情
第4次S
必中ド根性気合ひらめき熱血
F完結編
熱血必中ひらめき気合加速鉄壁
リンクバトラー
気合ひらめき熱血必中ド根性
64
必中ド根性気合ひらめき熱血
α
ド根性必中気合熱血覚醒
α外伝
ド根性必中気合熱血ひらめき
第2次α第3次α
加速必中気合熱血ひらめき
IMPACT
ド根性必中熱血鉄壁気合覚醒
AA PORTABLE
ド根性必中気合熱血覚醒
R
ド根性必中気合熱血不屈
Z
直感狙撃気合鉄壁
第2次Z
直感狙撃気合鉄壁熱血

特殊技能(特殊スキル)

ライディーンなどと同じく数少ないシールド持ちのスーパー系なので、援護防御に関してはトップクラスである。また、ダイターン3のHPがスーパー系と比べても非常に多いことで、底力の恩恵を受けやすいのも特徴。

底力シールド防御切り払い統率援護攻撃援護防御戦意高揚

小隊長能力(隊長効果)

メガノイドへの攻撃力+40
第2次α
クリティカル率+20%
第3次α
命中率+10%、クリティカル率+20%
Z

固有エースボーナス

熱血」「」効果中にクリティカル判定が発生
ザコ戦では発揮されないものの、ボス戦においては恐らく最も驚異的な能力と言える。このボーナスにより、PSP版Aにおいて、最も重い一撃を持つ事になる。
シナリオクリア時に資金+30000
第2次Zではこちらになっている。この世界では破嵐財閥もないのに、一体何をしているのか…(第2次Z再世篇の活躍を鑑みれば営業活動か?)。能力自体は周回数が少ないと非常に有用。ただ何周もしていると引き継ぎ資金が余りがちに。

パイロットBGM

「カムヒア!ダイターン3」
最終回ラストシーンで真価を発揮した感のあるOP主題歌にして、全ての参戦作品共通のBGM。他のロボットアニメのように挿入歌が存在せず、副主題歌も戦闘BGMへ宛がうには苦しい曲調なので、曲の固定も止むを得ない措置だと言える。
ただし、作品によってはデモムービーやインターミッション用に本編のBGMが使用される事も有る。

人間関係

家族

破嵐創造
実父。万丈にとって、母と兄を死に追いやった彼も憎悪の対象。SRWに於いては、グラフィックを伴った登場こそ果たされていないが、第2次αでのドン・ザウサーとの最終決戦で原作同様、幻聴とも取れる表現で息子にメッセージを送った。ドン・ザウサー=破嵐創造説もある。万丈の正体ともども、真実は明らかになっていない。
母親
彼女によって火星からの脱出に成功したが、メガノイドの反乱によって死亡した。コロスが彼女の成れの果てとも云われるが、こちらはさらに確証が無い。
母親と同じく仲は良かったが、メガノイドの反乱によって死亡したとのこと。

仲間

ギャリソン時田
執事。万丈のサポートを一手に引き受ける。時にはダイターンにサポートで乗ることもあり、スパロボでは万丈の覚えない鉄壁を覚えていたり、熱血も持っていたりと何かと優秀。ゲストにしては勿体ない…のだが、ダイターンが複数乗りになるとさすがにバランスが崩れるのだろう。
三条レイカ
万丈のアシスタント。万丈一筋。
ビューティフル・タチバナ
万丈のアシスタント。同じく万丈一筋。二人とも、万丈が「二人を犠牲にしてでも敵を倒す」と選択したときは迷わず命を捨てる覚悟を決めた。並の絆では結ばれていないのであろう。
戸田突太
万丈の一番弟子を自認する少年。愛称は「トッポ」。ダイターンの操縦経験がある。

メガノイド

ドン・ザウサー
憎むべきメガノイドの首魁。
コロス
ドン・サウザー同様に憎むべき敵。ラスボスであるドン・ザウサーに対してコロスは宿敵と言える。
ミナモト
創造の助手で旧知の間柄。彼の支援もあり、万丈は火星からの脱出に成功する。
コマンダー・エドウィン
奇術師。少年時代の万丈にとってのヒーロー。
コマンダー・キドガー木戸川
学生時代の旧友。憎むべきメガノイドであるものの、最後には和解できた数少ない存在。

他作品との人間関係

その社交性ゆえ、版権・オリジナル問わずあらゆる人物と満遍無く接する。老若男女問わず、子供に慕われ、大人には一目置かれ、女性には好かれ…とほぼ完全無欠。

無敵シリーズ

神勝平
無敵シリーズ主人公繋がりで、競演自体は第4次と早く、合体攻撃64から登場しているが、本格的に絡むのはZから(第4次ではやや子供扱いしている面が目立つが)。万丈が完全無欠の恵まれた主人公なのに対し、こちらは可哀想なほど不幸。ただ、万丈自身は家庭的な不幸故に神ファミリーを羨ましく思っており、Zにおいては勝平の良き兄貴分として描かれた。第2次Z 破界篇では「勝平」と呼び捨てで呼称しており、両者の親密度が一層深まっている模様である。
コンピュータドール第8号
Zにて彼の思想をメガノイドと重ねて独善であるとし、激しく非難した。
木下藤八郎
第2次Z 破界篇EDではこちらの世界での生活手段として、彼の部下として営業マンになった。なお営業成績は抜群であるとのこと。

富野作品

ギジェ・ザラル
第3次αソロシップクルーへの謝罪の際に彼が流した涙を見て信用する。色々と気が合っていた。
エルチ・カーゴ
α外伝にて、初めて彼女らの前で「謎のランドシップ」と称されていたダイタンクからダイターン3に変形して、いつもの口上を名乗ったら「ノリが何となく豹馬健一に似てる」と彼女から言われていた。
カシム・キング
α外伝にてシビリアンを失敗作扱いとのたまう彼に激怒する。

スーパー系

ダイナミック系

兜甲児
第3次以降、競演する作品は多く、甲児からは兄貴分的な存在として強く信頼されている。初めて顔を合わせた設定の作品でも、ほとんど顔馴染みのように接する。
あしゅら男爵
第4次では「汚名挽回」と発言してしまった彼にツッコミを入れる。
ゲッターチーム流竜馬神隼人車弁慶
甲児と同じく競演歴は長く、彼らからも強く信頼されている。
剣鉄也司馬宙卯月美和
第2次αのVN作戦ルートでは、コロスが発生させた異空間に彼らもろとも幽閉され、窮地に陥る。特に宙に対してはその境遇から凱と同様に複雑な感情を抱いていたが、彼の決意を聞いて信頼するようになる。

葦プロ系

北条真吾
後述のブライトと同じ声優のキャラクターで、第4次では彼を認めている節が見受けられる。後の第2次αでは真吾が万丈の口まねをしている。第3次αでは彼を含めたグッドサンダーチームと協力してブルーコスモスの動向を探った。
獣戦機隊藤原忍結城沙羅式部雅人司馬亮
α外伝では、未来世界に飛ばされた際に、彼らと共にブレーカーとして行動していた。
アラン・イゴール
64では彼と共にカラバを結成し、帝国軍に立ち向かう。α外伝では、未来世界に飛ばされた際に、彼と共にブレーカーとして行動を共にしていた。第3次αにおいて、ブルーコスモスの動向を探る為に協力して秘密裏に活動していた。
シャピロ・キーツ
IMPACTの植物惑星戦で、父・創造博士の所業を交えた彼からの挑発に、さすがの万丈も怒気を隠し切れなかった模様。

ガイナックス系

碇シンジ
彼に対するよき兄貴分として接することが多い。αでは加持に代わって彼を諭し、再起を促した。
碇ゲンドウ
αシリーズではゲンドウが父・創造と旧知の仲であるという設定であり、万丈本人とも縁がある。色々と絡みが多く、第3次αでは彼に対して「父親としての義務を果たしていない」と責める。また、ゲンドウの口からは「万丈=メガノイド」であることを推測させるような言葉も。
シモン
第2次Z 再世篇では後述にもある通り、アンチスパイラルのメッセンジャーとして覚醒したニアの変貌、告げられる絶望に戦意を消沈させていく彼に檄を飛ばし、奮い立たせる。

その他のスーパー系

風見博士
Zでは彼の研究に出資し、協力するが、後に恩を仇で返されるハメに。
アイザック・ゴドノフ
α外伝では彼らJ9の雇い主となっており、特にアイザックとは自身の参謀役的な存在として会話が多い。また第3次αのEDでは「悪党退治は彼らに任せる」と発言。全幅の信頼を見せた。
カーメン・カーメン
α外伝では彼にデキム・バートン暗殺の件について問い詰めた。
獅子王凱
第2次αでは当初、サイボーグの彼を警戒しているような節も見受けられたが、徐々に信頼するようになる。共に啖呵を切る場面も。
クライン・サンドマン
Zにおいて、友人という間柄になっている。
ミヅキ・立花
Zでは以前からの知り合いであり、彼女がZEUTHに戻ってくる事を信じていた。
ロジャー・スミス
Zシリーズにおける友人の一人。境遇や立ち位置など、色々と似た者同士。色々と気が合う。

ガンダムシリーズ

宇宙世紀ガンダムシリーズ

アムロ・レイ
第3次からの付き合いで、互いに信頼しあっている間柄。
シャア・アズナブルクワトロ・バジーナ
SRWでは常にその実力と人物を認め合っている関係。第4次では将来の指導者として彼に期待していたが、行方不明という形で裏切られる事になり、αシリーズにおいても第2次αでシャアが反乱を起こした時に対峙した際、シャアに強く期待していた事が万丈の発言から分かり、いずれ自分たちの元から離れていく事を予測していたが、自身の期待に反して反乱という手で改革を行おうとした彼を批難した。
ブライト・ノア
第4次にて彼のマネをしてSRW最初の声優ネタを披露している(ただし、より厳密にはローラのCCガールズネタの方が先である)。ちなみに突っ込んだのはカミーユ。お互いを信頼し合っている。
カミーユ・ビダン
スパロボ全般で、彼の兄貴分となる事が多いのか絡みが多い。F完結編では、DCソーラ・レイ完全平和主義を唱える目障りなサンクキングダムを焼き払おうという作戦を阻止するべく、彼と行動を共にする。
フォウ・ムラサメ
α外伝では、ルーと共にプリベンターに参加した彼女の事を固く口止めしていた。ティターンズに誘拐され再び強化人間としてまた利用されるのを防ぐためでありカミーユすら知らなかった。Zではチラム首都での戦闘で撃墜された彼女を救出し、回復するまで色々と面倒を見ていた。その後、ギャプランに乗った彼女を連れて、彼女の思い人であるカミーユのいるアーガマへ行き、彼と再会させた。
パプテマス・シロッコ
αでの決戦では他のガンダム主人公とともに会話があり、シロッコにも評価されていた事が分かるが、万丈はシロッコのやり方を否定する。
ジュドー・アーシタ
αでは仕事を手伝って貰った事もあって、割と親しい間柄で会話も多い。年上に対してもフランクに接することのできるジュドーが、かえって万丈には受け入れやすかったのだろう。第2次ααナンバーズを抜ける万丈の行動を特に心配していた一人。
エルピー・プル
α外伝では、日本で一緒に彼女やジュドーと共にイージス計画を手伝ってくれた。
アナベル・ガトー
64ではアクシズでの攻防戦の際にお互いの心意気を認め合い、意気投合し、グレミー派を相手に共闘した。
カロッゾ・ロナ
IMPACTでは彼の掲げる主張にメガノイドと同質の傲慢さを感じ、不快感を露わにする。

アナザーガンダムシリーズ

ドモン・カッシュチボデー・クロケットジョルジュ・ド・サンドサイ・サイシー
アルゴ・ガルスキー東方不敗マスター・アジアデュオ・マックスウェル
Rでは、かぐらづきで行われる木連との和平交渉において、地球圏統一国家の外務次官であるリリーナの護衛として同行し、ダイターンに乗せる。
カトル・ラバーバ・ウィナー
α外伝では彼と共にイージス計画に携わっていた。
リリーナ・ドーリアン
第3次αではアラスカで窮地に立たされた彼女を救出した。
フロスト兄弟シャギア・フロストオルバ・フロスト
Zにおいて、デスティニー・プランによって生き方を歪められた彼らと、父親の所業によって生き方を歪められた自身をある意味似た存在であると感じながらも、彼らの憎悪は認めなかった。
フィクス・ブラッドマンザイデル・ラッソ
ZではD.O.M.E.にて言い争う彼らの姿に、「ブルドックと土佐犬の吠え合い」と揶揄した。

正暦作品

グエン・サード・ラインフォード
ZSPDの後日談ではある目的でロジャーと共に彼を訪ねた。

ガンダムSEEDシリーズ

キラ・ヤマト
第3次αでは「知り合い」に託された彼をマルキオの許まで運んだ。
マルキオ導師
第3次αでは「知り合い」に託されたキラを彼に預けた。
ムルタ・アズラエル
第3次αではアランと共に彼の暗躍を追っていた。「コーディネイターメガノイドは同類」と言う彼に対して、きっぱりと否定した。
ロウ・ギュール
直接明言はされないのだが、原作の展開を考えると第3次αで万丈にキラを託した「知り合い」とはおそらく彼だと思われる。
ネオ・ロアノークムウ・ラ・フラガ)、ステラ・ルーシェ
Zではチラム首都での戦闘で撃墜された彼らを救出し、回復するまで色々と面倒を見ていた。ステラに至ってはメガノイドの技術を用いて治療された(改造されたわけではない。念のため)。

リアル系

早瀬未沙
αでは彼女を救出するが、彼の声をかつての想い人であるライバーと聞き違える(声優ネタ)。
テンカワ・アキト
IMPACTでは色々と彼を助けるが、アキトからボソンジャンプにも耐えられた理由を追及された際には、珍しく歯切れの悪い言葉で話題を逸らしていた。
ミスマル・ユリカ
R序盤から行動を共にしており、かぐらづきで行われる木連との和平交渉においては、地球圏統一国家の外務次官であるリリーナの護衛として同行し、ダイターンに乗せる。
エリナ・キンジョウ・ウォン
IMPACTでは、カワサキシティでボソンジャンプについて何か隠している彼女を問い詰める。
白鳥九十九
Rでは、かぐらづきで行われる木連との和平交渉において、草壁の陰謀によって殺されそうになった彼をダイターンに乗せ、救出する。IMPACTでは瀕死の彼を救う為にメガノイドの技術を応用する方法を提案するが、人命に関わる事とは言えメガノイドの力に頼らねばならぬ事態に人知れず苦悩していた。
オルソン・D・ヴェルヌ
Zでは彼と共にZEUTHの双方の誤解を解いた。尚、中の人も同じ(ただしZは鈴置氏没後で収録できなかったため、オルソンは代役)。
ゼロ / ルルーシュ・ランペルージ
第2次Z 再世篇原作ルートでは万丈の強い意志を「太陽」と例える。父親の思想や行動を否定するという点で似たもの同士でもある。
ディートハルト・リート
第2次Z 破界篇ではギアスの暴走によるユーフェミアの日本人虐殺事件の被害を最小限に食い止め、多くの日本人を救った事で、虐殺を望んでいた彼からは非情な苦言を浴びせられる。
シャーリー・フェネット
第2次Z 再世篇では条件を満たしていればロジャーと共に彼女をロロの手から救い、彼女を自宅に送り届ける。

バンプレストオリジナル

メキボス・ボルクェーデ
第3次でビューティ達を人質にとった際のやりとりがきっかけで、第4次やF完結編ではお互いを認め合う「星を越えた友情」を結ぶ。ちなみに、OGシリーズにおいてはイルムが万丈の役回りを務める事で、第3次を踏襲する展開になっている。
テイニクェット・ゼゼーナン
第4次で醜い争いを続けてきた地球人を下等種族扱いして打倒しようとする彼の考えを一部認めつつも、それを大義とした地球攻撃の目的の真相がゼゼーナン自身の野心による軍事技術の独占と見抜いて詭弁と断じ、ゼゼーナンを痛烈に非難した。
ビアン・ゾルダークリューネ・ゾルダーク
αシリーズではシナリオ開始前からの旧知という設定。
シュウ・シラカワ
αシリーズではストーリー開始前からの旧知であるが、α外伝では彼の行動に疑念を持ち密かに行方を追っていた。
ユーゼス・ゴッツォ
αの最終決戦にて、万丈が破嵐創造によってメガノイドと同様に「生み出された」と発言しており、彼の正体について知っていた模様。
メイガス
α外伝では初対面時から疑念を持ち、彼女の考え方に対して、メガノイドと同じだと非難する。
クストース
第2次αで度々窮地を救ってくれる彼等をαナンバーズの面々が頼もしく思う中で、万丈だけがその存在に疑念を抱き続ける。
ルアフ・ガンエデン
万丈の心の奥底の孤独や苦悩を見抜き、そしてその「正体」までも見透かしたかのように嘲笑い、挑発めいた態度をとる彼に激昂する。
マナミ・ハミル
64では旧知の仲。帝国を相手に決起した際には、彼女を誘った。
キョウスケ・ナンブ
IMPACTでは彼の告白により、キョウスケらとアインストを結びつける発端となったシャトル事故の真相を知る。
ラウル・グレーデンフィオナ・グレーデン
Rでは彼らの良き相談相手になる。正体に気付いていた節も。
ジ・エーデル・ベルナル
Zでの最終決戦では彼を真っ向から否定。ジ・エーデルからは父の事に言及されたり「人間らしい」と皮肉られる。

名台詞

「世のため人のため、メガノイドの野望を打ち砕くダイターン3! この日輪の輝きを恐れぬならば、かかってこい!」
万丈のキメ台詞。スパロボでは「メガノイド」の部分をいろいろな組織に変えたバリエーションが多数存在する(具体例については後述)。
スパロボを代表する口上である為、部隊の士気を上げる為に求められる場合がある。なおバージョン違いでDVEもある。
「世のため人のため、特に美人のため! メガノイドの野望を打ち砕くダイターン3! この日輪の輝きを恐れぬならば、かかってこい!」
上記のバリエーション。ヒーローよりプレイボーイを優先して結構ひどいことを言う。男共は被害にあっても後回しにされる可能性あり。
「日輪の力を借りて、今必殺の! サン・アタァァァック!!」
サンアタックの時の台詞。『サン・アタック!』と、叫ばずに言い放つ場合もある。また、サンアタックでトドメを刺すと、『ダイターン・クラァァァッシュ!!』と、トドメの一撃を決める。
「この万丈の名にかけて、美少女たちは渡さん!」
第1話での万丈の台詞。第1話で言った台詞としてはなんというか、非常にアレ。 いや変な意味で言ったわけじゃないんですけどね。
「礼儀は心得ているつもりだ。」
これも第1話の台詞。パーティ会場に潜入用の黒いスーツに身を包み、ステンドグラスを突き破って会場に入った際、「なんて礼儀知らずな奴なんだ!」と言われ、すかさず黒スーツの下のパーティ用の正装を披露して反論。
皆さんは決して真似しない様に。実に手の込んだ礼儀である。
僕はビューティを助け、コロスを倒せるほど格好良くは出来てはいない
この一度のチャンスを取り逃すわけにはいかない、僕にはそんな余裕もない
ビューティ、死ぬ時はひとおもいに殺してやる、苦しまずにな
これはゲームではないんだ、コロス
殺さば殺せ!
20話で、コロスの策にはまり異次元空間に投げ込まれたところ、コロスがレイカを捕らえビューティをその場で人質にし、万丈に降伏を迫った時の台詞。普段の二枚目半なお調子者からは考えられないほど、非情な一面とメガノイドを相手に戦う覚悟を、万丈が見せたシーンである。その後、コロスは万丈の殺気に気圧されビューティを解放する。IMPACTでは、DVEで収録されている。レイカとビューティも、万丈の言葉に迷わず命を捨てる覚悟を決めていた。
「今のは僕の…僕自身の力だ! 僕自身の力なんだ!!」
「父さんの力など、借りはしない!!」
最終決戦で覚醒したドン・ザウサーに追い詰められた際、父・創造からの(幻聴ともとれる)助言を拒絶し、最後の力で渾身のサン・アタックを放つ。
「僕は…嫌だ…!」
最終回ラスト、コロスの亡骸を見て何かに怯えながら発した独白。万丈=メガノイド説に拍車をかけた。ちなみに台本では「僕は…厭(いや)だ…!」と書かれていたらしい。この台詞を最後に万丈は表舞台から姿を消すことに。

スパロボシリーズの名台詞

旧シリーズ

「世のため人のため、悪の野望を打ち砕くダイターン3!この日輪の輝きを恐れぬならば、かかってこい!」
万丈のキメ台詞スパロボバージョン。どの組織に対して使えるためか、α以降はこのバージョンが使われる事が多い(もちろんDVE)。
「気持ちはわかるが…あせりは禁物だぞ。激しい感情は判断力をにぶらせる」
第3次で武蔵を失い、DCとインスペクターの打倒に燃えるゲッターチームを諭した台詞。第3次の時点ではまだメガノイドに関する話題やそれに対する万丈の複雑な背景は出てこないのだが、唯一それらを匂わす台詞とも取れる。
「やあやあ、久しぶり。まだアーガマなんて使ってたのかい?」
第4次ロンド・ベル隊と再会したときの台詞。万丈自体に悪気は無いのだが、ホワイトベーストロイホースとかならともかく、アーガマはそこまで旧式なのかと思ってしまう。
「へえ、費用は600万ドルってとこかい、スティーブ=オースティン大佐? それともジェミー=ソマーズかな?」
第4次でサイバネティクスの手術を受けて復活したメキボスと再会した際に飛ばした冗談。スティーブ=オースティンはアメリカのTVドラマ『600万ドルの男』の主人公で、メキボス同様にサイボーグ化しており、ジェミー=ソマーズはスティーブ=オースティンの恋人で、スピンオフ作品である『地上最強の美女バイオニック・ジェミー』の主人公で、同じくサイボーグ化手術を受けた設定。これに便乗してミオもアメリカの料理番組「新・世界の料理ショー」のネタを出したが、当然宇宙人であるメキボスにはチンプンカンプンであった。
「ゼゼーナン! 貴様のいう事は、確かに一部そのとおりだ。だがな…貴様のやろうとしている事は、今、貴様が、非難した事、そのものだ!!」
「その言葉、そっくりお返しさせてもらう。貴様は何を根拠にして、地球人とその技術を、我が物にしようというのだ!?」
「貴様の目的が、地球の軍事技術にある事は明白だ! 貴様の言っている事は、それを独占するための詭弁にすぎん!!」
第4次の最終決戦にて、メキボスの説得にも耳を貸さずに地球人を一方的に野蛮と決めつけるゼゼーナンを真っ向から非難した。

COMPACTシリーズ

「日輪の輝きを、そして何より君自身の力を信じろッ!」
IMPACTのカワサキシティ戦で自爆寸前のマジンを押さえ込みながら、躊躇するアキトボソンジャンプの慣行を促す。
「ひとつの価値観を盲目的に信じると、人は暴走してしまう…メガノイドのように」
火星基地での戦いに介入してきた木連の行動理念に、メガノイドと同質の危うさを感じて発した台詞だが、勝平には難解すぎて今ひとつ伝わらなかった模様。
(…コロス…愛の為に他の全てに目を塞ぐ愚かさに、何故気付かない…?)
(それがメガノイドの限界という事にも。だから…僕は…)
火星での囮作戦に失敗しながらも、ドンへの盲目的な愛を口にして去ったコロスへ呟いたモノローグ。
「見返りを求めて戦っている訳じゃあ無い。みんな、自分の故郷や大切な場所を守って戦っている…」
「それが無意味な事だとは言わせん…!」
爆死寸前のブッチャーからの問い掛けに一同が戸惑う中、それに動じる事無く毅然と反論する。
「この宇宙で生きる者に相応も不相応も無い。ガデス、お前にもな。だが…生きる物達の命を脅かす権利は無い…!」
ラ・ムーの星」は人類に不相応と嘲笑うガデスの傲慢さを一蹴する。
(……メガノイドの技術…だが、人を救う為に…許される…はずだ…)
瀕死の白鳥を救う為、自分の内に秘めたメガノイドへの憎悪と、必死に折り合いを付けようと葛藤する。

αシリーズ

オーラ力オーラバトラーにはこんな力もあるというのか!?」
(ジェリル)「ハハハハ! なめるんじゃないよ!!」
「何の! これで僕のダイターンと対等に戦えるってことだ!!」
αにて、ハイパーレプラカーンに乗るジェリル・クチビの戦闘前台詞。巨大対決である。
「(メイガスは女性だったのか…。その上、美人だ)」
「(だけど、彼女の印象はあの女に似ているな…)」
α外伝にてメイガスと初対面したときの心の中で感じた印象。いきなり美人と心の中で評するのは万丈らしいと言えるが、即座にあの人物に重ね合わせて警戒することになる。
「失敗作だと…! お前達は何様のつもりだ!?」
「人が人を作り、それを失敗作という…! 人が人を利用し、それを戦争の道具にする!」
「そんな権利はお前達に…いや、誰にもないんだ!!」
α外伝でのイノセントとの決戦で、かつて自分らイノセントが作り出したシビリアンを失敗作と断じ、核ミサイルで殲滅させようとするカシム・キングへの罵倒。台詞からカシム達イノセントの傲慢さがメガノイドと同類と感じている事が明らかであり、メガノイド以外の相手としては相当な激怒振りである。
「…そんなに生易しいものじゃない…」
「奴らはメガノイドと同じ…いや、それ以下だ!」
α外伝の終盤でアンセスターのメンバーであるイーグレットの正体がマシンナリー・チルドレンと呼ばれる人造人間である事を知った際に「まるでイノセント」と評したジャミルに対して。
「世のため人のため、アンセスターの野望を打ち砕くダイターン3! この日輪の輝きを恐れぬならば、かかってこい!」
万丈のキメ台詞のα外伝バージョン。α外伝は主人公不在だが、制作側が「実質の主人公」と定めているだけあって八面六臂の大活躍。超人ぶりを見せつける。
(そうだ…。彼らは人のエゴを増徴させたメガボーグとは違う……)
(宙と凱なら…人として在り続けようとしてくれるだろう…)
第2次αで凱の生き様に影響を受け、サイボーグの身であっても人間の心を失わないと決めた宙の決意を聞いての万丈の心中。
「…すまない。みんなの力…今一度貸してもらうよ」
第2次αより。メガノイドの復活を知った際、ただ一人で戦おうとしながらも、万丈を心配したαナンバーズの加勢を受けて再びαナンバーズの一員として戦う決意を固めた台詞。
万丈「決まっているさ…! 行くぞ、凱!」
(凱)「おう!」
万丈「世のため、人のため!」
(凱)「地球の平和、守るため!」
万丈「メガノイドとゾンダー…」
(凱)「そして、あらゆる悪を打ち砕くαナンバーズ!」
万丈「この日輪と」
(凱)「獅子の牙を恐れぬなら…」
万丈「かかってこい!」
上記の決め台詞の類型。第2次αでのメガノイドゾンダーとの決戦における凱とのクロスオーバー。「αナンバーズ」の部分はプレイヤーの入力した部隊名になる。
「ふむ…エリカという名前には薄幸の美人が多いという統計があるかも知れないな…」
第2次α中盤、サンシローの救出した被災者が、一矢の恋人と同じエリカという名前である事に驚いての発言。第2次αでは無いものの、もう一つの実例も有るので、中々に的を射た指摘だと言える。
「フ…城を追われた裸の王様が、起きながら夢を見ているようだ…」
第2次α終盤、小バームを棄て攻撃司令艦ザンタルで決戦を挑むオルバン大元帥に対する、痛烈な皮肉。
「あなたの求めていた人類の革新はきっと来る…誰かが手を下さなくても」
アクシズ落下阻止に成功し、宇宙に消えた嘗ての盟友・シャアへ思いを馳せる。
「イルイ…自分以外の意志に縛られちゃいけない」
「その力は君のものじゃない。それに溺れれば…メガノイドと同じ運命を辿る事になる」
「僕達は…自分の力の使い方を間違えちゃあいけない」
第2次α最終話のイルイ説得イベントより。彼女の居場所がαナンバーズだという事を諭した上で、熱く静かに語り掛ける。
「ガンエデン…自由を縛り、未来を閉ざす神など人類には必要ない…」
「だから僕達はお前を倒す!自らの手で、平和な世界と輝かしい明日を築くために!」
ガンエデンとの戦闘前会話。偽神に提供される平和を完全否定する。
「そこまでの覚悟なら僕も真っ向から勝負しよう!お前達の悪行への怒りを込めて!」
「今、お前の邪悪をダイターン3の日輪が照らす!勝負だ、ハザル・ゴッツォ!!」
第3次αでのヴァイクランとの戦闘前会話。己の生命をも省みず、全てを懸けて挑んでくるハザルの気概は認めつつも、彼が行ってきた非道な振舞いまで許すほど万丈は甘い男ではない。
「明日が見えないからこそ、男も女も刹那的になるのさ」
第3次αギジェシェリルの極限状況下での恋愛関係を評して。この後、万丈自身は如何なる状況でも普段通りのスタンスを崩さないと発言しており、前述の2人のような劇的なロマンスを期待していたレイカビューティからは残念がられる。
「そうだ、キラ! 僕達に今必要なのは言葉じゃない! 想いを形にする力だ!」
第3次αにおけるヤキン・ドゥーエ戦で、クルーゼの妄言に窮するキラにシンジと共に檄を飛ばした。本作のキラにとっては大きな助言になっていた。
「結果を知り、覚悟をするということは、ある意味、勇気がいることかも知れない…」
「だが、だからといってまだ全てをあきらめるのは早い!ましてや、あなたはシンジの父としての義務を果たしてはいない!」
第3次αより。人類補完計画を発動させようとするゲンドウに対して。万丈の父である創造もまた父親としての責務を果たしていない人間であり、万丈にはゲンドウの姿がそんな父の姿にもダブって見えたのだろう。
「残念だ、シヴァー・ゴッツォ…。あなたは道を誤らなければ、本当にこの星に新たな歴史を創ったかも知れない」
「だが、あなたの野望は霊帝ルアフと同じ…いや、それ以上に危険だ!」
第3次αの第55話で初対面したシヴァーに対して。
「さあ、ケイサル・エフェス…そろそろ終わりにしよう…」
「銀河の死と再生も、それによって生まれた怨念の歴史も…」
第3次α最終話でのケイサル・エフェスとの戦闘前会話。この後、いつもの前口上にアレンジを加えた特別バージョンで、霊帝を断罪する。
「それも悪くないけど、そっちは既にウルフのマークの凄腕集団がいるしね……」
エンディングにて、身の振り方を考えている時、トッポから「社会の闇に潜む悪を討つ仕置き屋集団は?」と言われての返事。αシリーズでは外伝にしか出てこなかったコズモレンジャーJ9のことである。彼らは封印戦争銀河大戦の間もきっと、ブライガーで「人の涙背負って宇宙の始末」に駆けまわっていたのだろう。

携帯機シリーズ

万丈「さあて、最後の決戦と行こうか」
ヴィンデル「君にとってのな。スーパー人間メガノイドが、なぜ戦いを望んだのか…それがわからん男でもあるまい」
万丈「ああ、連中はわかってたのかもしれない。戦争によって得られるものを」
ヴィンデル「人間を越えた者たちは、より高みへと…」
万丈「おっと待った。でもメガノイドは理解していなかったよ。 戦争によって失われてしまうものをね。それがわからないのでは、しょせんは人間以下。…お前も同じだ、ヴィンデル・マウザー」
ヴィンデル「得られるもののために、失うものもある、両立などできるわけがあるまい」
万丈「それを目指せるのが人間だ!」
A最終話でのヴィンデルとの戦闘前会話。
「名文句は永遠不滅なのさ!」
R28話「明日の『艦長』は君だ!」にていつものように前口上を述べたところ、ネンドルから「マンネリこそ我がメガノイドの敵」と言われての返し。

Zシリーズ

「だが、月は闇夜を照らす」
Zより。アキ人間爆弾で失い、悲嘆にくれる勝平に言った台詞。『超重神グラヴィオン』の主題歌「嘆きのロザリオ」の一節に同じような歌詞がある(グラヴィオンの監督の大張氏は『無敵鋼人ダイターン3』の大ファンでもある)。
「ブルドックと土佐犬の吠え合いだ。聞いていられるものではない」
Zより。ブラッドマンとザイデルの言い争いに呆れて。ちなみにブルドック=ブラッドマン、土佐犬=ザイデルを指す。
「僕が人体改造についてそれなりの知識を持ってたのが幸いしたよ。」
Zより。ステラ・ルーシェを助け連れてきた際の台詞。
「そう…!それが破嵐万丈の生き方だ!」
「行くぞ!ジ・エーデル!君と混沌の闇は、ダイターン3と僕が掃ってみせよう!」!
Zの最終決戦では「痛みのわからないエゴイスト」のジ・エーデルにこう言い切った。さすがのジ・エーデルも「正義の味方」と称した。
「枢木スザク君、君は皇女殿下を捜して、すぐにこの命令を止めさせるんだ」
第2次Z破界篇の初台詞。正論ではあるのだがギアスのことを知らないので実際にギアスに罹ったスザクとユフィが鉢合わせをしたら彼らにとってより悲惨なことになることはさすがに見抜けなかった(ユフィは日本人であるスザクを殺そうとし、スザクは自分を殺そうとするユフィを排除しようと行動したことは間違いない)。
「…憎しみと怒りの連鎖が戦いを広げる……」
「…今はこの場を収めるために戦うしか無い…」
第2次Z破界篇にて初登場した際に怒りに震える黒の騎士団を目にして、沈痛な表情を浮かべ発した台詞。
「そう…。F.S.の切り札にして希望…チームDダンクーガノヴァのベースになったマシンだそうです」
第2次Z破界篇の第37話で万丈がZEUTHのメンバー全員にダンクーガノヴァの元となったダンクーガ(同作ではファイナルダンクーガのみ)の事を教える。
「何をしている、シモン!」
「君は常に先頭を走る男だ。こんな所で立ち止まる事は許されない!」
第2次Z 再世篇中盤でカミナシティに駆け付け、ニアの変貌振りに戦意が萎えそうなシモンへと檄を飛ばす。
「そうかな、ニア?…どんなに厚く暗雲が立ち込めようと、その上には太陽が輝く…」
「シモン!君が目指すのは、その太陽より高い所だ!」
万丈からの檄も「絶望の中にいるシモンへは届かない」と告げるニアの言葉を一蹴し、再度シモンへ奮起を促す。太陽を万丈に見立てれば、シモンが自分を超える器を持っていると見抜いている台詞なのだろうか。

搭乗機体・関連機体

ダイターン3
マッハアタッカー

話題まとめ

資料リンク

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