「ラー・カイラム」の版間の差分
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− | ネームシップには[[ブライト・ノア]]が艦長に就任し、[[ネオ・ジオン]] | + | ネームシップには[[ブライト・ノア]]が艦長に就任し、[[ネオ・ジオン]]軍と激戦を繰り広げた。宇宙世紀0096年の「ラプラス戦争」には新型[[ミノフスキークラフト]]を試験的に搭載し、MSのテストのため地上の[[トリントン基地]]へ降りている。また、宇宙世紀0105年の「マフティー動乱」においても現役で運用されていた。 |
− | [[機動戦士Vガンダム]] | + | [[機動戦士Vガンダム]]の時代、UC0150年代まで同型艦が活躍し続けている息の長い艦である。しかし、今のところネームシップのラー・カイラム以外はスパロボに参戦していない。 |
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− | スパロボで最も多く参戦している味方[[母艦]] | + | スパロボで最も多く参戦している味方[[母艦]]で、ブライトが搭乗する母艦では最強の性能を持っているという設定。 |
− | シリーズ初期は火力が低く、他の作品の母艦と比べてもHPが低い傾向がある為、MAP兵器が役に立たなければただのお荷物であった。しかし、近年では原作通りに[[核ミサイル]] | + | シリーズ初期は火力が低く、他の作品の母艦と比べてもHPが低い傾向がある為、MAP兵器が役に立たなければただのお荷物であった。しかし、近年では原作通りに[[核ミサイル]]を撃てるようになるなど性能が強化され、[[トーレス]]や[[サエグサ]]らの[[サブパイロット]]が追加される事もあるので充分に第一線で運用できるようになっている。 |
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− | : | + | :シナリオでの扱いはリメイク前と同じだが、P武器のサブメガ粒子砲がつくなど戦闘力は格段に増した。しかし、本作には[[ナデシコ]]という強力なライバルが・・・。 |
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− | :全ての武器が弾数製である意味扱いやすい。[[妖精]]を乗せる事で2人乗りに出来る『[[聖戦士ダンバイン]] | + | :全ての武器が弾数製である意味扱いやすい。[[妖精]]を乗せる事で2人乗りに出来る『[[聖戦士ダンバイン]]』の母艦と比べると、サポート能力が見劣りする。[[ブライト・ノア|ブライト]]が[[激励]]を覚えるのが遅いのがネック。 |
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− | :火力が飛躍的に向上。ブライトが[[魂]] | + | :火力が飛躍的に向上。ブライトが[[魂]]を使えるようになったこともあり、一線級のMSに匹敵する活躍が期待できる。ただ、メインメガ粒子砲が[[EN]]消費制になり、その他武器の弾数も減ってしまったため継戦力は落ちた。 |
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− | :未来世界の[[マウンテンサイクル]] | + | :未来世界の[[マウンテンサイクル]]から発掘され、そのまま過去世界へお持ち帰りされる。 |
+ | :前作[[スーパーロボット大戦α|α]]と比べると火力が上がり援護を駆使できるが、他の母艦と違い、[[サブパイロット]]不在なのが痛い。メガ粒子砲の空陸地形適応が悪いのも使いにくさに拍車をかけている。第2次α以降のラー・カイラムは未来世界で発掘された物なのかは不明。 | ||
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− | :中盤で加入。[[サイズ]]差がダメージに反映するため、今までより火力が上がった形になるが、さらに終盤、協定ルートなら[[ハマーン・カーン|ハマーン]]から、拒絶ルートなら原作通り[[カムラン・ブルーム|カムラン]] | + | :中盤で加入。[[サイズ]]差がダメージに反映するため、今までより火力が上がった形になるが、さらに終盤、協定ルートなら[[ハマーン・カーン|ハマーン]]から、拒絶ルートなら原作通り[[カムラン・ブルーム|カムラン]]から核を貰える(前者の方が入手タイミングが早い)。ハマーン曰く「ブライト艦長なら使いこなせる」との事。この追加により爆発的な火力を発揮し、汚名を一気に返上した。また、[[トーレス]]がサブパイロット化した。弱点は武器が[[全体攻撃]]ばかりで[[援護攻撃]]に使えるのが機関砲くらいである事。 |
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− | :中盤で正式加入。終盤、カムランが核を用意してくれるが、「[[ブルーコスモス]]と同じ手段を[[ザフト]] | + | :中盤で正式加入。終盤、カムランが核を用意してくれるが、「[[ブルーコスモス]]と同じ手段を[[ザフト]]に使うべきではない」というブライトと[[アムロ・レイ|アムロ]]の意向により、SEEDシナリオ終了まで、[[核ミサイル]]が付かない。 |
+ | :[[全体攻撃]]ばかりなのは変わっておらず、高いレベルまで伸びるブライトの[[援護攻撃]]が完全な死に技能になってしまっている。 | ||
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− | : | + | :第3次αから9年ぶりの登場。UC版のブライトが乗る。UC版とはいえ、[[ネェル・アーガマ]]と同時使用できるのは初。<br />ちなみに、今作のブライトは本当に'''ラー・カイラムで[[アクシズ]]を押す。'''原作とは違い超エネルギーがごまんと存在する世界の[[戦艦]]なので、無茶でもないのかも知れない。 |
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− | :終盤、[[木星]] | + | :終盤、[[木星]]に行く直前に[[ブライト・ノア|ブライト]]が乗艦。しかし、通常のエンジンであるラー・カイラムでは、[[木星]]に行くまでかなりの時間を要するはずなのだが、その辺りの説明は一切無かった。[[ナデシコ]]と比べると性能は一段落ちるが、ブライトの能力が高いため燃費の良いメガ粒子砲を改造すれば十分一線で戦える。 |
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:何とHPが33000と大幅に増えている。 | :何とHPが33000と大幅に増えている。 | ||
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− | :序盤と終盤に登場。序盤は轟沈してしまう。今回より武装に[[マップ兵器]]の[[核ミサイル]] | + | :序盤と終盤に登場。序盤は轟沈してしまう。今回より武装に[[マップ兵器]]の[[核ミサイル]]が追加。ただし、ブライトが命中率を上げる[[精神コマンド]]を覚えないため、使い勝手はあまりよくない。 |
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− | :最初から最後までブライトが乗り続ける。特筆すべきは'''最初から''' | + | :最初から最後までブライトが乗り続ける。特筆すべきは'''最初から'''装備されている核ミサイル。フル改造時の攻撃力は1周目の自軍では最高の6350(マップ兵器版は5250)にもなる。艦長であるブライトとの相性も良く、精神コマンドの[[愛]]はマップ兵器の核。[[援護攻撃]]は通常兵装の核で有効活用でき、非の打ち所がない。 |
+ | :本作の[[戦艦]]としては、格が違う[[マクロス7]]の[[バトル7]]があるが、乗員数5(終盤は4)対1でも戦闘力に限れば引けを取らないほど。欠点は弾数が少ないところか。幸い、[[強化パーツ]]スロットは最多の4なので増強はしやすい。 | ||
+ | :なお、核ミサイルは'''地上や施設内でも使用できる'''ので、「[[アドラステア]]を撃沈すると核爆発するかもしれん! 気を付けろ」→「爆発に巻き込まれるなよ! 核ミサイル発射!」なんて事も。 | ||
:また、本作は対[[ギシン星間帝国]]戦の為、シリーズとしては初めて[[太陽系]]を出た。 | :また、本作は対[[ギシン星間帝国]]戦の為、シリーズとしては初めて[[太陽系]]を出た。 | ||
:余談だが、本作は物語冒頭でブライトやアムロがネオ・ジオンに捕らえられた状態で始まる関係上、この艦のクルーも大半が[[ネオ・ジオン兵]]で構成されている。無論、ブライトやアムロの監視の意味もあるのだろうが、艦長であるブライトの指示にはしっかりと従うため、[[シャア・アズナブル|シャア]]も相応の人材を考慮してクルーを配置したものと思われる。 | :余談だが、本作は物語冒頭でブライトやアムロがネオ・ジオンに捕らえられた状態で始まる関係上、この艦のクルーも大半が[[ネオ・ジオン兵]]で構成されている。無論、ブライトやアムロの監視の意味もあるのだろうが、艦長であるブライトの指示にはしっかりと従うため、[[シャア・アズナブル|シャア]]も相応の人材を考慮してクルーを配置したものと思われる。 | ||
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:22基を装備。艦のあらゆる場所に設置されており、敵機の接近を許さない。 | :22基を装備。艦のあらゆる場所に設置されており、敵機の接近を許さない。 | ||
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− | :『[[機動戦士ガンダムF90]]』に登場するラー・カイラム級機動戦艦。名前は『[[機動戦士ガンダム]] | + | :『[[機動戦士ガンダムF90]]』に登場するラー・カイラム級機動戦艦。名前は『[[機動戦士ガンダム]]』に登場したティアンム提督から来ている。 |
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− | :『[[機動戦士ガンダムF91]] | + | :『[[機動戦士ガンダムF91]]』にて登場するラー・カイラム級機動戦艦。 |
+ | :フロンティアサイドに駐留していた部隊の所属であり、[[フロンティアIV]]に向けてメガ粒子砲で砲撃して[[民間人]]を巻き添えにした。スパロボ未登場。 | ||
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− | :『[[機動戦士Vガンダム]]』に登場するラー・カイラムの同型艦。この頃になると既に旧式の部類に入っているが、艦首に[[ビームシールド]] | + | :『[[機動戦士Vガンダム]]』に登場するラー・カイラムの同型艦。この頃になると既に旧式の部類に入っているが、艦首に[[ビームシールド]]を搭載するなど、近代化改修が施されている。 |
+ | :ムバラク・スターン提督と[[ハンゲルグ・エヴィン|ジン・ジャハナム]]が乗り込み、所属艦隊ごと[[リガ・ミリティア]]に協力したが、最後は[[ザンスカール帝国|ザンスカール]]艦隊に[[特攻]]して撃沈した。スパロボ未登場。 | ||
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2014年7月25日 (金) 03:17時点における版
ラー・カイラム(Ra Kailum)
- 登場作品:ガンダムシリーズ
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- 機動戦士ガンダムUC
- 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(未参戦)
- 分類:ラー・カイラム級機動戦艦
- 全長:487m
- 全幅:165m
- 重量:不明
- 動力:熱核融合炉
- 開発:ヴィックウェリントン社
- 所属:地球連邦軍外郭新興部隊ロンド・ベル隊(逆襲のシャア、UC)→地球連邦軍第13独立艦隊(閃光のハサウェイ)
- 搭乗員
- ブライト・ノア【艦長】
- メラン(逆襲のシャア、UC)→シーゲン・ハムサット(閃光のハサウェイ)【副艦長】
- トゥース【戦術士官】
- アストナージ・メドッソ【メカニック】
- チェーン・アギ【メカニック】
- アンナ・ハナン【メカニック】
- ベルトーチカ・イルマ【メカニック】(小説版(『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』)のみ)
宇宙世紀0090年代における地球連邦軍の主力戦艦であり、ロンド・ベル隊に旗艦として配備された新造戦艦。これまでの連邦軍宇宙艦艇の集大成と言える高性能艦で、モビルスーツの運用能力と火力を両立させており、単艦でも戦線を張れる性能を誇る。また、ブリッジは通常ブリッジと戦闘ブリッジがある。
ネームシップにはブライト・ノアが艦長に就任し、ネオ・ジオン軍と激戦を繰り広げた。宇宙世紀0096年の「ラプラス戦争」には新型ミノフスキークラフトを試験的に搭載し、MSのテストのため地上のトリントン基地へ降りている。また、宇宙世紀0105年の「マフティー動乱」においても現役で運用されていた。
機動戦士Vガンダムの時代、UC0150年代まで同型艦が活躍し続けている息の長い艦である。しかし、今のところネームシップのラー・カイラム以外はスパロボに参戦していない。
スパロボシリーズにおいて
スパロボで最も多く参戦している味方母艦で、ブライトが搭乗する母艦では最強の性能を持っているという設定。
シリーズ初期は火力が低く、他の作品の母艦と比べてもHPが低い傾向がある為、MAP兵器が役に立たなければただのお荷物であった。しかし、近年では原作通りに核ミサイルを撃てるようになるなど性能が強化され、トーレスやサエグサらのサブパイロットが追加される事もあるので充分に第一線で運用できるようになっている。
登場作品と操縦者
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- ホワイトベース隊最後の旗艦。ラー・カイラムに乗っていても、ホワイトベース隊である。
- 第2次スーパーロボット大戦G
- リーンホースJr.に乗り換えるため、最後の旗艦ではなくなった。
- 第3次スーパーロボット大戦
- 限界反応が200なので、パイロットの命中が意味を為さなくなる(どちらにせよ必中を使うことに変わりはあるまいが)。2回行動可能にすれば、最後まで使えないこともない。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 後半のシナリオ「栄光の落日」をクリアした際に乗り換える。元々はジャミトフが宇宙へと逃れる為にラサにあったティターンズの秘密基地に置いてあったという設定。
- MAP兵器を持っているのは大きいが、ブライトが2回行動できないと有効に使えず、さらにブライトが熱血を持たない為に一度に敵を殲滅する火力は期待できない上、幸運を持っていないのもマイナス。
- スーパーロボット大戦F完結編
- ブライトが必中と幸運を覚える為、戦闘能力が格段に上昇した。しかし、他の母艦に比べると激励を覚えず、総合的に母艦としての有用性はそれほど高くない。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 後半にアーガマに代わってロンド・ベル旗艦となる。一応、アーガマの改造を引き継ぐが、改造しようがしまいが大した性能ではない。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
- 珍しく第2部とはいえ第1話から使用可能。ロンド・ベルの旗艦となる。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- ワープ能力がない為、終盤エルシャンクに母艦の座を譲る。しかし、隠しシナリオに進むと、母艦として返り咲く。また、スパロボでは珍しく「大気圏内を航行できない」という設定が使われている。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- シナリオでの扱いはリメイク前と同じだが、P武器のサブメガ粒子砲がつくなど戦闘力は格段に増した。しかし、本作にはナデシコという強力なライバルが・・・。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 全ての武器が弾数製である意味扱いやすい。妖精を乗せる事で2人乗りに出来る『聖戦士ダンバイン』の母艦と比べると、サポート能力が見劣りする。ブライトが激励を覚えるのが遅いのがネック。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 火力が飛躍的に向上。ブライトが魂を使えるようになったこともあり、一線級のMSに匹敵する活躍が期待できる。ただ、メインメガ粒子砲がEN消費制になり、その他武器の弾数も減ってしまったため継戦力は落ちた。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 未来世界のマウンテンサイクルから発掘され、そのまま過去世界へお持ち帰りされる。
- 前作αと比べると火力が上がり援護を駆使できるが、他の母艦と違い、サブパイロット不在なのが痛い。メガ粒子砲の空陸地形適応が悪いのも使いにくさに拍車をかけている。第2次α以降のラー・カイラムは未来世界で発掘された物なのかは不明。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 中盤で加入。サイズ差がダメージに反映するため、今までより火力が上がった形になるが、さらに終盤、協定ルートならハマーンから、拒絶ルートなら原作通りカムランから核を貰える(前者の方が入手タイミングが早い)。ハマーン曰く「ブライト艦長なら使いこなせる」との事。この追加により爆発的な火力を発揮し、汚名を一気に返上した。また、トーレスがサブパイロット化した。弱点は武器が全体攻撃ばかりで援護攻撃に使えるのが機関砲くらいである事。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 中盤で正式加入。終盤、カムランが核を用意してくれるが、「ブルーコスモスと同じ手段をザフトに使うべきではない」というブライトとアムロの意向により、SEEDシナリオ終了まで、核ミサイルが付かない。
- 全体攻撃ばかりなのは変わっておらず、高いレベルまで伸びるブライトの援護攻撃が完全な死に技能になってしまっている。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 第3次αから9年ぶりの登場。UC版のブライトが乗る。UC版とはいえ、ネェル・アーガマと同時使用できるのは初。
ちなみに、今作のブライトは本当にラー・カイラムでアクシズを押す。原作とは違い超エネルギーがごまんと存在する世界の戦艦なので、無茶でもないのかも知れない。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 終盤、木星に行く直前にブライトが乗艦。しかし、通常のエンジンであるラー・カイラムでは、木星に行くまでかなりの時間を要するはずなのだが、その辺りの説明は一切無かった。ナデシコと比べると性能は一段落ちるが、ブライトの能力が高いため燃費の良いメガ粒子砲を改造すれば十分一線で戦える。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- 何とHPが33000と大幅に増えている。
- スーパーロボット大戦R
- 序盤と終盤に登場。序盤は轟沈してしまう。今回より武装にマップ兵器の核ミサイルが追加。ただし、ブライトが命中率を上げる精神コマンドを覚えないため、使い勝手はあまりよくない。
- スーパーロボット大戦D
- 最初から最後までブライトが乗り続ける。特筆すべきは最初から装備されている核ミサイル。フル改造時の攻撃力は1周目の自軍では最高の6350(マップ兵器版は5250)にもなる。艦長であるブライトとの相性も良く、精神コマンドの愛はマップ兵器の核。援護攻撃は通常兵装の核で有効活用でき、非の打ち所がない。
- 本作の戦艦としては、格が違うマクロス7のバトル7があるが、乗員数5(終盤は4)対1でも戦闘力に限れば引けを取らないほど。欠点は弾数が少ないところか。幸い、強化パーツスロットは最多の4なので増強はしやすい。
- なお、核ミサイルは地上や施設内でも使用できるので、「アドラステアを撃沈すると核爆発するかもしれん! 気を付けろ」→「爆発に巻き込まれるなよ! 核ミサイル発射!」なんて事も。
- また、本作は対ギシン星間帝国戦の為、シリーズとしては初めて太陽系を出た。
- 余談だが、本作は物語冒頭でブライトやアムロがネオ・ジオンに捕らえられた状態で始まる関係上、この艦のクルーも大半がネオ・ジオン兵で構成されている。無論、ブライトやアムロの監視の意味もあるのだろうが、艦長であるブライトの指示にはしっかりと従うため、シャアも相応の人材を考慮してクルーを配置したものと思われる。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- シリーズ屈指の戦艦の乗り換えの多い本作のブライトの最後の乗艦。しかし終盤の逆襲のシャアシナリオのみの登場のため、非常に出番が少ない。またシナリオによってはヘンケンがブライトに代って艦長を務めることも。
装備・機能
武装・必殺武器
- メインメガ粒子砲
- 上と同じものだが、サブと分かれている場合こちらの名称になる。
- サブメガ粒子砲
- 同上。P武器であることが多い。
- ミサイルランチャー
- 艦首左右に射出口が6基ある。
- 対空機銃
- 22基を装備。艦のあらゆる場所に設置されており、敵機の接近を許さない。
- スパロボでは使われることがない兵装だが、ブライトの「弾幕を張れ!」などのセリフに欠かせない武器。
- 核ミサイル
- 戦略級の威力がある核。本編ではカムランから提供され、アクシズ破壊の為に使用した。カムラン曰く、「博物館行きの代物」らしい。
- 提供されたのは合計で15基で、2基は通常ミサイルに混ぜ込んで牽制、9基がミサイル第六派の本命、4基が最後の切り札として発射され、最後の切り札の内の1発を除きシャアとギュネイのビームショットライフル及びファンネルによって迎撃されている。
- スパロボでは通常の全体攻撃と、着弾指定型のマップ兵器の2種類がある。
- ハイパーメガ粒子砲
- 本来は搭載されていない。スパロボではマップ兵器として装備されている。
特殊能力
移動タイプ
- 空
- 飛行可能。原作では初期型は大気圏内の飛行は不可能であるが、数年後には戦艦にもミノフスキークラフトがデフォルトで備えられている。
サイズ
- 2L(LL)
機体フル改造時のカスタムボーナス
- 戦艦特殊パーツの使用範囲2倍。
- 『メガ粒子砲一斉射』の攻撃力+300、最大EN+60
- 第3次Zで採用。
機体BGM
- 「MAIN TITLE」
- 「SegmentIII SALLY(出撃)」
- 「SegmentVI GUNDAM(ニュー・ガンダム) 」
- 新にて採用。
関連機体
- クラップ級
- ラー・カイラム級と同時期に開発された地球連邦軍の宇宙巡洋艦。ラー・カイラムと共にロンド・ベルの戦力となっている。
- アドミラル・ティアンム
- 『機動戦士ガンダムF90』に登場するラー・カイラム級機動戦艦。名前は『機動戦士ガンダム』に登場したティアンム提督から来ている。
- 第1次オールズモビル戦役で投入されたが、オリンポスキャノンによって撃沈した。スパロボ未登場。
- エイジャックス
- 『機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91』(未参戦)に登場するラー・カイラム級機動戦艦。
- ネオガンダムのテストを兼ねたネオ・ジオン残党狩りの名を借りた難民虐殺を行っていた。
- ラー・グスタ
- 『機動戦士ガンダムF91』にて登場するラー・カイラム級機動戦艦。
- フロンティアサイドに駐留していた部隊の所属であり、フロンティアIVに向けてメガ粒子砲で砲撃して民間人を巻き添えにした。スパロボ未登場。
- ジャンヌ・ダルク
- 『機動戦士Vガンダム』に登場するラー・カイラムの同型艦。この頃になると既に旧式の部類に入っているが、艦首にビームシールドを搭載するなど、近代化改修が施されている。
- ムバラク・スターン提督とジン・ジャハナムが乗り込み、所属艦隊ごとリガ・ミリティアに協力したが、最後はザンスカール艦隊に特攻して撃沈した。スパロボ未登場。
資料リンク
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