「車弁慶」の版間の差分
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:弁慶の台詞としてはスパロボオリジナルだが、八奈見乗児氏がナレーションを担当していた『合体ジャンボマシンダー ゲッターロボ』のCMにて「チェンジ~」の部分を発したことがある。 | :弁慶の台詞としてはスパロボオリジナルだが、八奈見乗児氏がナレーションを担当していた『合体ジャンボマシンダー ゲッターロボ』のCMにて「チェンジ~」の部分を発したことがある。 | ||
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2024年9月26日 (木) 17:25時点における最新版
車弁慶 | |
---|---|
読み | くるま べんけい |
外国語表記 | Benkei Kuruma |
登場作品 | |
声優 |
八奈見乗児(旧作版) 梁田清之(アーク) 高塚正也(大決戦) |
デザイン |
永井豪・石川賢(原案) 小松原一男(旧作版) 本橋秀之(アーク) |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 |
パイロット サブパイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 男 |
年齢 | 18歳 |
所属 |
浅間学園 新早乙女研究所(ゲッターチーム) |
車弁慶は『ゲッターロボG』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
TV版[編集 | ソースを編集]
浅間学園への転校生。後に野球部のキャプテンを勤め、野球部だけにパイロットスーツは野球の捕手の防具一式である。
流竜馬や神隼人ですら苦戦した新ゲットマシン用シミュレーターに乗っても平然としているタフな体力を買われ、ゲッターチームにスカウトされた。子供好き且つ動物好きの優しい性格で、争いを好まない平和主義者ゆえ、当初は早乙女博士の申し出を断っていたが、早乙女ミチルの弟である早乙女元気が百鬼帝国の攻撃で負傷したのを見て、ゲッターチームの一員として戦う事を決意する。愛読書は当時、「週刊少年チャンピオン」にて連載されていた山上たつひこ氏の漫画『がきデカ』[1]。
物語序盤は臨戦態勢の最中に有っても子供との約束や動物の保護を優先する過度のマイペース振りを発揮し、それがチームワークを乱す要因にも繋がるなどトラブルメーカーとして描かれる事が多かったが、戦闘面では竜馬に次ぐ百鬼メカ撃破数を誇り勝利に貢献する機会にも恵まれていた。その反面、殺伐とした日々の影響なのか物語終盤では些細な事で激昂する様子が多々見受けられ、序盤の平和主義者設定が雲散霧消化してしまった感は否めない。
劇場版の『グレートマジンガー対ゲッターロボG・空中大激突』ではゲッターチームの補充人員として秘密訓練を受けていた設定で登場する。『決戦!大海獣』では強敵・ドラゴノザウルスの弱点を看破し、攻略の突破口を開く。
原作漫画版[編集 | ソースを編集]
漫画版ではゲッターロボG登場後に早乙女博士がどこからかスカウトしてきた補充要員。いきなりゲットマシンで竜馬と隼人をからかう結構嫌なヤツである(すぐに馴染んだが)。また、自意識過剰なところがあり、「俺がいる限りゲッターは無敵」「俺がいれば恐竜帝国との戦いも早く片付いた」と豪語したりする。おかげで『真ゲッターロボ』では途中で骨折してゲッターに乗れなくなった際に、竜馬と隼人にボロクソに言われてしまった。
尤も、同作において、初めて乗ったベアー号での合体が難しいと発言しながらも、それより遥かに操縦性が上がったゲッターGに乗ったハチュウ人類よりも速く合体を成功させていたり、竜馬がゲッタードラゴン、弁慶がゲッター1に搭乗し、それぞれの他のゲットマシンにはゲッターチームの新人パイロットが乗りこんで(隼人は早乙女博士が不在だったため、研究所で指揮)出撃した際、戦闘の途中で新人パイロット達が恐怖から発狂しかけていた事を考慮すると、弁慶のパイロットとしての適性は決して竜馬・隼人に見劣りするものではない。同作中、真・ゲッター用のゲッター炉となっていたゲッターGで敵を迎撃した際にゲッター線の暴走によって行方不明になってしまう。理由はそれ以前に発表された続編『ゲッターロボ號』では存在を完全に忘れられたためと思われる(正確には写真や回想で登場しているが…)。
なお、『小学一年生』『小学四年生』に連載された方の漫画では、中々存在感のある活躍をしている。
石川賢によるコミカライズ版『グレート対ゲッターG 空中大激突』では、元やじり専門の野球部員という驚愕の設定になっている。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
武蔵より登場頻度は多いが、イベント的にはあまり目立たず、また作品によっては水中戦の機会が少ないことでゲッターポセイドンや真・ゲッター3に変形する機会が減り、精神コマンド要員と化していることも度々ある。武蔵の死亡イベントが本編以前に消化され、最初からゲッターチームの一員としてゲッター3に乗っている作品も少なくない。
原作やTV版では武蔵との面識はなく、大雪山おろしを使うのもスパロボのオリジナル設定である。なぜか多くの作品で弁慶は武蔵を先輩と呼んでいる(竜馬も隼人も愛称か呼び捨てで呼ぶ)。先代ゲッター3パイロットであり、作品によっては弁慶合流前に仲間のために命を散らした武蔵に敬意を持っているのかもしれない。この設定が逆輸入されたらしく、『世界最後の日』の弁慶は武蔵を「先輩」と呼んでおり、大雪山おろしを使用する際に「直伝」と付けることも。ちなみに小説『スーパーロボット大戦』では「ムサシさん」と呼んでいる。
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。戦死した武蔵の代わりに登場。初期レベルは40で、竜馬と隼人が弁慶よりも高いレベルになっていることが多いが、弁慶が敵を倒してレベルを上げた際、高レベルである竜馬と隼人も弁慶が上げた分だけレベルが上がる。武蔵と同じく気合はあるものの、熱血は覚えない。
- スーパーロボット大戦EX
- 最初からポセイドンで参戦。本作では彼がゲッターチームの幸運担当となる。PS版では幸運が隼人に移ったのでいつも通り気合担当、気合を持たないガラリアに激励を使う手もある。
- リューネの章『シュテドニアス、追撃』では海の多い島嶼部での戦闘とあって気炎を上げる一幕も。
- 第4次スーパーロボット大戦
- ゲッター3で参戦。大雪山おろしの特訓イベントがある。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 今回から声が入った。
- スーパーロボット大戦F
- 『第4次』同様、大雪山おろしの特訓イベントがある。序盤、ガギエルを攻略する場合、EVA弐号機のアスカと共に活躍する。威力と燃費に優れた大雪山おろしは強力だが、弁慶の空適応はD。空中戦までミノフスキークラフトを付けて強引にやらせるよりは、素直に竜馬か他の味方に任せよう。どちらにせよ、今作の弁慶は気合をまず使っておけば間違いはない。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 真ゲッターロボの初登場シナリオで出番がある。地上編の間は活躍の機会もあるが、それ以降はずっと宇宙戦なので専ら気合担当。レベル48以降は弁慶1人で気力を130まで上げられるのが嬉しい。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- 劇場版の設定を受けてか、補充人員として登場。今回は巴武蔵が直々に大雪山おろしを伝授すると発言するのだが、その前に離脱してしまい、結局いつの間にか大雪山おろしが使えるようになっていた。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 第1話ではゲットマシンで強制出撃する。未来編以降はリョウとハヤトの反目に巻き込まれ、隠しごとをするリョウを心配し、また戦闘中に負傷するなどシナリオにも絡んでくる。今作より戦闘台詞にてリョウ、ハヤトとの掛け合いが追加された。
- 戦闘面では援護を初期習得。早期に2に上がるため、武器の地形適応を補うとかなり強力な援護役となる。今回はひらめきを覚えるため、分離での削り、敵の援護、精神剥がし役もハヤト同様こなせる。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- クスハルートでは神隼人・武蔵と共にゲッターGに乗るステージがある。そこでゲッターの合体機能が破損し、正式参戦はもう少し先に。また2周目以降のゼンガールートでは、PPが引き継がれないバグがある。
- 今回水中戦の機会はそこそこあるが、小隊制というシステムと、変形で形態を使い分けることの噛み合わせが悪い[2]。全体攻撃・援護攻撃要員としての出番がたまにあるかという程度。その場合は命中がかなり低いので、必中が必要になることが多い。一方でサブパイロットとしては養成可能という大きな利点がある上、精神コマンドのラインナップも強力。
- ゲッターポセイドンの武装にはフィンガーネットが追加されたが、音声の新規収録がないため、既存の台詞を組み合わせた専用台詞になっている。珍しくアムロ・レイとの声優ネタがある。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 『第2次α』から努力がひらめき、友情が絆に変化したが、使い勝手はそれほど変わらず。真ゲッター3もほぼ変わらないまま、真ゲッター1に全体攻撃が追加され、さらにサブ専任に拍車がかかる。
- 流竜馬がユウキ・コスモとの絡みが多いので、必然的にイデオン系との絡みが多い。惑星キャラルでは泣き虫のマラカ・ファードに「ケガを我慢するのが男ってもんだ」とアドバイスするが、エルピー・プルらに「あたしたち(女)は泣いていいの?」と突っ込まれ、答えに窮する。エンディングでは隼人が造るゲッター線を使わないロボットについて、「どうせ並の奴じゃ乗れない」と言い、テストパイロットに名乗り出る。
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Z
- 久々に大雪山おろしを使わない(使えない)。また、TV版の設定を受けているようで最初はゲッターに乗るのを拒否していたらしい。珍しく武蔵を呼び捨てにしている。ポジションはいつもと一緒。チームワークの特訓の際、シルヴィアを庇った。
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦COMPACT
- ゲッター3に乗っている。参入時から「ド根性」「気合」「鉄壁」を使え、「努力」も高確率で覚える。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
- 同上。ゲッター1が地上に対して不利なため、ゲッター3を必中+鉄壁で敵の中へ放り込むのが定石。必修精神コマンドは「ド根性」「気合」「鉄壁」と安定のラインナップ。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
- 海マップが少なく、最終話も宇宙なので出番が減る。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- リメイク前と同じ。序盤はゲッター3に乗る。必中+鉄壁戦法は今回も有効。第1部中盤で乗り換えるが、以降は機体性能と戦場の変化から出番が減る。気合役なのはいつも通りだが、本作のゲッターチームの幸運係は隼人ではなく彼なためSP配分に注意。『ナデシコ』の参戦により、「なぜなにナデシコ」へ飛び入り出演するイベントが追加されている。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- デフォルトでガッツを覚えている。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦A
- ゲッターロボGが完成していたためか、すでに早乙女研究所にいてドラゴンを持ってきた。なお今作では条件を満たすと武蔵は死亡しない。
- スーパーロボット大戦W
- 武蔵死亡後のため最初から登場。だがゲッターはマジンガーのおまけ感が強く影が薄い。
Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- ケガで離脱した武蔵と交代する形で加入。
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- ゲッターロボGが変形できるようになったため、ゲッターポセイドンで活躍できるようになった。第23話ではポセイドン単機で出撃する場面もあるため、防御を上げておきたい。
- 担当声優の八奈見乗児氏は2021年12月3日に亡くなったため本作が最後の音声新規収録となった。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- 新スーパーロボット大戦
- 漫画版をベースとしたオリジナル設定で登場。石川賢先生書き下ろしであり、髪型がモヒカンスタイルになっている。元々原作漫画版でもその出自が全くといいほど描かれていないためか、プロフィールはTV版のものが流用・アレンジされている。宇宙編初登場時ベテランのように振舞っていたが、宇宙では真・ゲッター3は活躍させられない…。
- 地上編ではスーパーロボットが主戦力なので、激励が役立つ…と言いたいところだが出撃できるのは終盤の4マップ(しかもそのうち1面はイベント面なので使うまでもない)のみ。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
- スーパーロボット大戦64
- 中盤でアヴィエスレルムにゲッターで特攻を仕掛けた武蔵の代わりに登場。中条長官による紹介でゲッターチームに加入するという独特の経緯で登場する。顔グラフィックはいつになくしょげた様な雰囲気が漂う。
- スーパーロボット大戦MX
- 劇場版をベースにした登場。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- ゲッタードラゴンのサブパイロット。メインストーリーでは第5章から怪我で入院した武蔵の後任として登場する。
- 後から参戦したOVA版の弁慶とは同一人物扱いで、同時編成はできない。メインストーリーでは竜馬と隼人が第25章から立ち絵がOVA版に切り替わる(シナリオ中での言及はない)のだが、弁慶はその後のシナリオに登場しないため変化したのかどうかは不明であった。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
防御がゲッターパイロットの中では高く、格闘の高さは3人の中では中間に位置することが多い(竜馬>弁慶>隼人)。ただし、射撃、命中、回避が一通り低い。竜馬や隼人に比べて見劣りする点が多いものの、「必要に応じて形態を使い分ける」ゲッターチームの特性故に、能力そのものを気にする機会は少ない。ゲッター3やポセイドンが燃費の良い高威力武器を持つことが多いため、水中戦以外でも活躍の機会はある。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
主に気合、必中、努力を担当する。激励やかく乱などのサポート系の精神コマンドを覚えることもあるが、ほとんどの場合自分やチームメイトの気力上げだけで手一杯。
- 第3次
- 根性、ド根性、気合、加速、集中、友情
- 第3次(PS版)
- 偵察、努力、ド根性、気合、激励、友情
- EX
- ド根性、気合、友情、加速、幸運、激怒
- EX(PS版)
- ド根性、気合、偵察、激励、努力、鉄壁
- 第4次(S)
- ド根性、気合、必中、偵察、友情、探索
- F、F完結編、64
- ド根性、気合、努力、鉄壁、友情、かく乱
- α
- ド根性、気合、努力、必中、友情、かく乱
- α外伝
- ド根性、気合、ひらめき、必中、熱血、友情
- 第2次α、MX
- ド根性、気合、努力、必中、熱血、友情
- 第3次α
- ド根性、気合、ひらめき、必中、熱血、絆
- Z
- 努力、ド根性、気合、鉄壁、激励
- IMPACT
- ド根性、気合、鉄壁、熱血、幸運、激励
- COMPACT3
- ド根性、気合、必中、鉄壁、熱血、修行
- A(PORTABLE)
- ド根性、気合、努力、必中、鉄壁、応援
- W
- ド根性、気合、鉄壁、必中、熱血、絆
- 新
- 根性、気合、ド根性、熱血、激励、激怒
- リンクバトラー
- 気合、友情、かく乱、鉄壁、努力、ド根性
特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]
竜馬や隼人と同様にあまり特殊技能は覚えない。ガードや援護防御レベルが伸びるなど防御系スキルを修得する。
- 第4次(S)、F、F完結編、α
- 底力
- α外伝
- 底力、援護L2
- 第2次α、第3次α、Z
- 底力L9、援護攻撃L2、気力+(ダメージ)
- COMPACT3
- 援護攻撃、援護防御、ガッツ
- A(A PORTABLE)
- 底力L8
- W
- 底力L7、援護防御L2、マルチコンボL2
- 64
- 底力L8
- MX
- 底力L9、援護防御L2、ガード
小隊長能力(隊長効果)[編集 | ソースを編集]
エースボーナス[編集 | ソースを編集]
- パイロット地形適応「海」がS
- 『A PORTABLE』で採用。
パイロットBGM[編集 | ソースを編集]
- 「ゲッターロボ!」
- 前作から継続して使用されているTV版OPテーマ。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- 車大介
- SRW未登場の父親で、ジャンボジェット機の機長を勤める。中年体型にも関らず身のこなしが軽い上に、百鬼兵数人を打ち倒すほど腕っ節も強い。48歳。
- 流竜馬
- チームメイト。戦闘中にヘマを遣らかした場合、高確率で彼から手厳しいダメ出しを喰らう事が多かった。
- 神隼人
- チームメイト。最終決戦前に彼と一寸した諍いを起こすが、行方不明になって以降はその事を悔やんでおり、後に彼の生存を確認した際には涙を流して喜んだ。
- 巴武蔵
- 戦死した先任メンバー。スパロボでは生存する事もままあり、「ムサシ先輩」と呼ぶ事が多い(『Z』では「ムサシ」と呼んでいる)。
- 早乙女ミチル
- 仲間。武蔵のように彼女を異性として意識している様子は全く見られず、「タダ飯を喰わせてくれる人」程度の認識しか無い模様。
- 早乙女元気
- TV版では彼の存在が弁慶の行動理念の1つにまで位置付けられており、仲の良さを強調したシチュエーションが多い。元気自身も、歴代メンバーの中で最も弁慶を慕っている様子。
- 三頭鬼
- 『G』第7話に登場する百人衆。搭乗していたメカ三頭鬼を失い逃亡を図る彼に対し、弁慶は豪速球を投げつけて角をへし折り撃破した。SRW未登場。
- 清水一角(一角鬼)
- 『G』第34話で浅間学園野球部の面々をフルボッコにした彼の所業に怒るも、直後の野球対決を経て意気投合し新早乙女研究所へと招待するが、その正体は「角面鬼三兄弟」の長兄・一角鬼だった。SRW未登場。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- 兜甲児、剣鉄也、デューク・フリード
- 劇場版にて共演。
- タカヤノリコ
- 『α』にて彼女にバスターホームランを伝授する。
- ファトム・モエラ
- 『第3次α』惑星キャラルルートでは、ミスターからの批判にいきり立つ彼をやんわりと諭し、一触即発だった雰囲気を緩和する。
- マラカ・ファード
- 『第3次α』惑星キャラルルートで、泣き虫の彼に「男」の何たるかを説く。
- 静かなる中条
- 『64』では、彼の紹介によりゲッターチームに入る。
- 相良宗介、千鳥かなめ
- 『W』にて同級生となる。
- アマノ・ヒカル
- 『W』では彼女に漫画の手伝いをさせられてしまう。
- ハルカ・ミナト
- 『W』の第2部では彼女の教え子になる。
名台詞[編集 | ソースを編集]
TV版[編集 | ソースを編集]
- 「あのな、あんまりカッカしない方がいいよ。怒るのは健康に良くないからな」
「つまんない事で喧嘩なんかしちゃいけないよ?みんな仲良く平和にやっていかなきゃ」 - 第1話で勃発した柔道部VS剣道部の諍いに介入し双方の主将を宥める際に発した台詞だが、弁慶の飄々とした物言いは彼らの神経を却って逆撫でする結果に…。
- 「平和主義者」という弁慶のキャラクターを印象付ける一幕だが、同時に「武蔵の居ない柔道部」に一抹の寂寥感が漂うシーンでも有る。
- 「ぐるぐる回るだけで意外と迫力ないなぁ」
- リョウとハヤトが弱音を吐いてしまうほどのゲッターロボGの操縦シミュレーターに搭乗した際の台詞。全く苦に感じていない。
- さらにこの後早乙女研究所に百鬼帝国のスパイが潜入していることが発覚し対処が行われるのだが、その間研究所のメンバー全員がシミュレーターに搭乗している弁慶の事を失念してしまっており、慌てて降ろされたが弁慶自身は退屈で眠ってしまっていた。新ゲットマシンの戦闘機動でも平然と寝れてしまうタフさを買われ、ポセイドン号のパイロットとしてスカウトされることに。
- 「お前たち百鬼一族は、いつだって汚い遣り方をするんだ!お前の母親が誘拐した元気君はな、俺の命より大切な友達なんだ!」
「俺はな、お前たち百鬼一族を1人残らず殺してやりたいぐらいだよ!!」 - 第8話で元気が白骨鬼に誘拐された事を知り、怒髪天を衝く勢いで娘のリサへと怒りをぶつける。弁慶が如何に元気を大切に思っているかが窺えるのと同時に、普段のんびりとした発言が多い分だけ、弁慶らしからぬ苛烈さが印象に残る。直後、ミチルから窘められるも弁慶の怒りは収まらなかった。
- 「ゲッターロボでアメリカのギャング退治かあ…いや、カッコいい~!」
- 第12話で新早乙女研へFBIからの捜査協力要請が舞い込み、西部劇気分が味わえると大はしゃぎする。
- 「どうだい、お前達やっぱり西部に来たらこの恰好じゃねーとなあ?どっから見たって西部の男よ。TVにでも出演するかなあ、うん?」
- ゴーストタウンの廃屋で見つけたウェスタン服一式を身に纏って御満悦の発言だが、いつものユニフォームの上から強引に着込んでいる為、「西部の男」云々と形容するには少々苦しい。
- 「2人とも二枚目ぶっちゃって自信タップリだな…だが、こっちは心で勝負だ!ドンと来い!」
- 第15話より、抜け駆け無しで胡蝶争奪戦に挑む事を誓った竜馬&隼人を目の当たりにして、負けじと弁慶も発奮する。
- 「百鬼帝国にもあんな奴がいたとはな。まともにやってたらゲッターロボがやられていたかもしれねぇな」
- 第16話より。鉄甲鬼の壮絶な死に様を見て。メカ鉄甲鬼と対峙した際は、「貴様ら百鬼帝国に正義などあるもんか」と非難した弁慶だが、彼の正々堂々とした戦いに見方を変えた。
- 「リョウ、そう剥きに成るなよ。俺達だって人の子だ、親父やお袋を恋しいと思うのは、みんな同じだろう?」
- 第31話で父・竜作の模範試合の結果を気に掛けるあまり、特訓に身が入らない竜馬の不調を「ホームシックを患ったから」と誤解し茶化すが、デリカシー皆無な弁慶の発言に竜馬はブチ切れ、あわや乱闘寸前の険悪な雰囲気に。
- 「真打ち?この俺がか?成程ぉ、言われてみればそれもそうだな。よ~しリョウ、最初はお前やれ!」
「後にこの俺が控えてるからな、思う存分戦ってきな!」 - 第34話でゲッターチーム相手にタイマン勝負を挑んでくる一角鬼へ、当初こそ先陣を切って相手になろうとする弁慶だったが、隼人から上手く煽てられた事ですっかり気を良くし、リーダー風全開で竜馬に出番を譲る。
- 「胃袋ってのはな、魚でも何でも背中には無い筈だよ」
- 劇場版『決戦! 大海獣』にて、ドラゴノザウルスも生物である事に変わりない点に着目し発したトリビアで、竜馬やデュークから感心される。
漫画版[編集 | ソースを編集]
- 「博士…おれのことは…いやドラゴンは死にません、心配しないでください、見えます!!世界が!新しい世界が!!」
- 原作漫画にてゲッタードラゴンと共に地下深くに沈む時の台詞で、ゲッターのすべてを知る。ちなみにこれでゲッター3乗りの二人目の死亡者。
スパロボシリーズの名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]
特殊戦闘台詞[編集 | ソースを編集]
- 「うおおおおーっ! 大・雪・山おろしぃーっ!!」
「ムサシ先輩直伝の……元祖! 大雪山おろし!」 - 「大雪山おろし」使用時の台詞で、特殊戦闘台詞としても最初期のものに当る。原作では大雪山おろしを使用していないため、スパロボオリジナルの台詞となった。武蔵とアクセントが異なるのがミソ。
- 2段目は『IMPACT』にて追加された台詞。
- 「覚悟しろ、恐竜帝国!」
- 『α外伝』および『第2次α』でのメカザウルスをはじめとする恐竜帝国との特殊戦闘台詞。原作では恐竜帝国撃退後にゲッターチーム入りしたため、弁慶が恐竜帝国と戦うことはなく、旧シリーズから『α』までは恐竜帝国自体登場しなかったため、SRWで初交戦となった。
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 「チェンジ・ゲッター3!! スイッチ・オン!!」
- 変形デモなどで聞けるゲッター3及び真・ゲッター3変形時の台詞。
- 弁慶の台詞としてはスパロボオリジナルだが、八奈見乗児氏がナレーションを担当していた『合体ジャンボマシンダー ゲッターロボ』のCMにて「チェンジ~」の部分を発したことがある。
- 「でもなあ…オレはほんとは野球部だぜ。なら野球にあわせた新必殺技でもあみ出した方が、有効なんじゃないかなあ」
「ジャコビニ流星打法とか、一本づり打法とか」 - 『第4次』第3話(『第4次S』では第4話)「特訓!大雪山おろし」にて。野球部出身であるための発言だが、ミチルに「バットを持つわけ?」と突っ込まれて没になった。なお、原作だとポセイドンが街灯をバット代わりにしてメカ半月鬼(SRW未登場)の砲弾をピッチャー返しするエピソードがある。
- また、後の作品『α』では、実際にバットを持っているノリコのガンバスターにバスターホームランを伝授する場面がある。
- ジャコビニ流星打法は『アストロ球団』、一本づり打法は『侍ジャイアンツ』が元ネタ。
- 「俺達がただ何もしないなんて…そんなことムサシ先輩も…何より達人さんが望んでいるワケありません!」
- 『F完結編』「解かれた封印」より。真ゲッターロボ乗り換えイベントにおける台詞。
- 「ポチッとな!」
- 『F』の中断メッセージより。竜馬の「スイッチオン」に合わせてタイミングよくボタンを押すと出る隠しボイス。
- 八奈見氏の代表作「タイムボカンシリーズ」の声優ネタ。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
α(α for Dreamcast)[編集 | ソースを編集]
- 「すいません!俺、野球やってたもんスから!!」
- スーパー系ルート第19話「激突! ゲッターロボVSゲッターロボG」に於けるゲッターチームとの初対面時、通常会話でも人並み外れた大音量で喋る事を竜馬達に驚かれての返答。「ヤジ専門のベンチ要員ゆえに声がデカい」というコミカライズ版『グレート対ゲッターG』を反映したネタであろうか?
- 「よろしく頼んます、ムサシ先輩!俺、先輩の技・大雪山おろしのデータを見て研究してました。今度、特訓をお願いします!」
- 自己紹介を終えた後、改めて武蔵に差し向かいで挨拶を送り「大雪山おろし」の教えを請うが、この台詞によって武蔵は自分がチームのリストラ対象にされたと早合点し、弁慶を敵視する事に…。
- 「だったら、俺のゲッターポセイドンに任せてくれ。使徒だろうが何だろうが、ムサシ先輩直伝の大雪山おろしで…」
- 第26話(宇宙ルート経由)「海からのマレビト」の第6使徒ガギエル戦にて発生する台詞。水中戦ゆえに苦戦を予想するアムロの言葉を受け、武蔵から伝授された奥義の披露に闘志を燃やすが、その意気込みもアスカの乱入によってカットアウトされてしまう。
α外伝[編集 | ソースを編集]
- 「…あいつ、気づいてないんだよ」
「自分の帰る所がここだってこと」
「ま、あんまり心配すんな。あいつはきっと戻ってくるって」 - 熟練度15以上ルート第26話「果てしなき大空に誓う」より。プリベンターを抜けた鉄也を共に心配し、もう戻ってこないのではと悲観する甲児にかけた言葉。
第2次α[編集 | ソースを編集]
- 「…もしかしたら、あの人には仲間なんか最初からいらなかったのかもな…」
- 第30話バイタル・ネット作戦ルート「コロスは殺せない」より。αナンバーズの面々が万丈の去就問題に揺れる中、ふと漏らした不用意発言…ではあるのだが、初めて負の側面を曝け出した万丈を端的に表した言葉とも言える。しかし、レイカ達の前で発するには余りにも迂闊すぎた感が否めず、本人もすぐに彼女らへ謝罪するが。
- 「悲しいけどよ…それでこそ俺達の仲間だった、あのクワトロ大尉だぜ」
- 第54話ハマーン休戦ルート「逆襲のシャア」or第56話ハマーン拒絶ルート「BEYOND THE TIME」に於けるシャアとの戦闘前会話。竜馬の説得に応じず、自分なりのけじめをつけようとするシャアの覚悟に感銘を覚える。
第3次α[編集 | ソースを編集]
- 「なあ…こうやって一緒に行動するのも何かの縁なんだ。お互いにツンケンするのはやめようぜ」
- 第38話惑星キャラルルート「運命の炎の中で」より。
- 「どうした、ボウズ?男の子が、この程度で泣いてちゃ駄目だぞ」
「ケガをすれば誰でも痛い。でも、それをぐっと我慢するのが男ってもんだ」 - 同上。転んだ程度でベソをかくファードに発した精神論。頭ごなしに怒鳴りつけるモエラとは対照的な対応に、子供好きという弁慶の性格が反映されているのだが、直後にプルやアーシュラからツッコまれた事もあり、何となく空振りに終わってしまった感は否めない。
- 「お前のやってるのは合体じゃねえ!ただ相棒を従わせているだけだ!」
- 第44話「闘志、未来のために」or「四神招魂、ここに」or「鋼の戦神」or「マイホーム・マイフレンズ」でのヴァイクランとの戦闘前会話。
- 地球の合体メカを「赤子のオモチャ」と侮蔑するハザルの傲慢さを一蹴し、真の「合体」を叩き込む。
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 「地球から人類を抹殺する日の為に、ずっと眠り続けていたとは御苦労な事だぜ!」
- 『ZSPD』シークレットエピローグ最終話「黒い歴史を越えて」に於けるXAN-斬-との戦闘前会話より。チームの先陣を切って、古より人類の淘汰を画策してきた悲観主義者達への怒りを叫ぶ。
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 「百鬼の大将も似たような事言ってたぜ! 人間様を舐めるとこうなるんでえ!」
- 『IMPACT』第3部銀河決戦篇第14話「妖魔の島」より。自身の敗北に愕然とするバラオへ放った台詞
- 「じゃあオープンゲットして逃げてもいいんだぜ? 隼人」
- 『IMPACT』第3部銀河決戦篇隠しシナリオ最終話「メビウスの宇宙を越えて」より。落下するアクシズを、ロンド・ベルの機体総動員で押し返すという無謀さに皮肉を漏らす隼人へ発したジョーク。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- 「完全平和主義か……。案外、俺が考えていたよりも骨のある代物かも知れないな……」
- 完全平和ルート「浄化」より。サンクキングダムでゲッター線や光子力エネルギーの研究を行うことに、考えを改める。
- 「…他人のフンドシでスモウを取ろうなんざ、鬼共も底が知れたな」
- 第30話(『MX PORTABLE』では第31話)(「地上に残す」ルート)より。ベガ星の戦力で新早乙女研究所を襲うヒドラー元帥へ吐き棄てた台詞。
- 「すまねえな、ドラゴノザウルス…!お前をこんな風にしちまったのは、人間なのかも知れねえのによ…!」
- 第33話(『MX PORTABLE』では第34話)(「地上に残す」ルート)「決戦! 大海獣」で発したドラゴノザウルスへの謝罪。原作や他のスパロボシリーズでは特に感じる事の無かったシンパシーを、ここで寄せている。
- 「そんな勝手な理屈が通るか!俺が自慢の角を叩き折ってやるぜ!」
- 第42話(『MX PORTABLE』では第43話)「神よ、百鬼のために泣け」での合体百鬼ロボットとの戦闘前会話。「百鬼帝国の長=世界の支配者」と主張するブライの妄執を、バッサリ斬り捨てる。
関連作品[編集 | ソースを編集]
- 「リョウも空手をやってたんだよな。うん? 剣道だったかな?」
- 『RRR』より、空手を使うロボットとしてダイモスの話題になった時に。TV版と漫画版での設定の違いからの台詞であり、当のリョウは「ははは…」と苦笑いで誤魔化していた。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- ゲッターロボG
- 真ゲッターロボ
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- 真ゲッター3
- 『真ゲッターロボ (原作漫画版)』での乗機。真ゲッターロボの海戦形態。
- ゲッターロボ
SRWでの搭乗機体[編集 | ソースを編集]
余談[編集 | ソースを編集]
- 初期案では彼の代わりに大枯文次(SRW未登場)がゲッターチームに加入する設定だった[3]。
- 「大柄な体格」「キャッチャー姿」「声優が八奈見乗児氏」という共通項から、スポ根アニメ『巨人の星』の名脇役・伴宙太と比較される事が多い弁慶だが、実際に八奈見氏は弁慶を演じるに当たり「敢えて伴宙太のニュアンスを意識してアフレコに臨んだ」と証言している。
脚注[編集 | ソースを編集]
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