「ジェガン」の版間の差分

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:第3次αから9年ぶりの登場。カツ、ハサウェイが乗る他、敵としても登場する。今回は入手できるMSが多く、その中でも'''全体攻撃が無い、特殊能力が無い、移動後攻撃が射程2しか無いと'''無い無い尽くしの本機は[[リゼル]]が空くとすぐに空き機体として乗り手がいない状態が多い。カスタムボーナスでアシスト武器の攻撃力が上がるので、サブとして使うのが無難か。ボーナスシナリオでもカツやハサウェイは本機ではなく[[リゼル]]に乗っている。'''だが2機も手に入る。'''[[機動戦士ガンダムUC|「UC」]]が一緒に参戦しているのだから、強化型であるD型やスタークジェガンに[[換装]]できたら…と思ったプレイヤーも多いのではないだろうか(本作ではいずれも未登場)。一応、ハサウェイが乗ってくる機体は2段階改造されているので、ジェガンファンはそちらを使おう。
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:第3次αから9年ぶりの登場。カツ、ハサウェイが乗る他、敵としても登場する。機体パラメータの低さに加えて、全体攻撃や際立った特殊能力もないため[[リゼル]]が空いた後は、本機には乗り手がいない状態が多い。カスタムボーナスでアシスト武器の攻撃力が上がるので、サブとして使うのが無難か。
 
:また、実戦のデータを使ったシミュレーションを行う場面がスパロボでは初めて再現されており原作同様ハサウェイとクェスが体験している(恐らくデータはカツの物と思われる)。
 
:また、実戦のデータを使ったシミュレーションを行う場面がスパロボでは初めて再現されており原作同様ハサウェイとクェスが体験している(恐らくデータはカツの物と思われる)。
  

2014年12月27日 (土) 16:13時点における版

RGM-89 ジェガン(Jegan)

U.C.0090年代の地球連邦軍の主力量産型モビルスーツジムシリーズとネモの設計が統合され、開発・生産をアナハイム・エレクトロニクスが担当している。
従来のジムシリーズより遥かに高性能で、運動性や機動性に優れる。装甲もガンダリウム合金並みの強度があるなど、主力機として申し分ない性能を誇る。この機体の優秀さから「ジムシリーズ」に代わる「ジェガンシリーズ」として地球連邦軍内で運用され続けることになる。

劇中ではロンド・ベルの主力MSとして登場し、新生ネオ・ジオンの主力MSのギラ・ドーガと対立。のちにケーラ・スゥの最初の愛機として登場し活躍した。
後半にてハサウェイ・ノアが無断で本機に乗り込んで出撃したが、終戦後、連邦軍によって収容されている。
終盤では無数の本機とジムIII、さらに敵軍のギラ・ドーガが、νガンダムと共に地球に落下するアクシズを押し戻す為に援護した。
また、実戦のデータを使って訓練シミュレーションを行うこともでき、劇中ではハサウェイやクェスが体験している。

第2次ネオ・ジオン抗争から3年後のU.C.0096年を描いた『機動戦士ガンダムUC』でも主力MSとして運用されており、マイナーチェンジ版であるD型が新しく設定され、それをもとにした重武装のスタークジェガンや特殊部隊エコーズ仕様が登場するなどの機体バリエーションの豊富さが強調されている。 なお、シャアの反乱以後の操縦桿は一時期採用のアーム・レイカーは廃止され、通常のコントロールレバーへと戻された。

30年以上後のU.C.0123年のコスモ・バビロニア建国戦争(F91)でも連邦軍の主力MSである。『F91』に登場したジェガンはJ型・M型・R型の3タイプの強化型とされ、それぞれノーマルタイプ・Aタイプ・Bタイプとも呼ばれる。
性能は向上しているものの1世代前の機体であることに変わりなく、ヘビーガン等の小型MSが開発された後は世代交代していくことになる。作中ではクロスボーン・バンガードの小型MSには成す術もなくやられてしまっていた。

ただし、U.C.0150年代においても警備用MSとなり運用されているらしい。

登場作品

地球連邦軍の主力機として一般兵が搭乗する事が多いが、基本的にはやられメカの一角を占める。

自軍だと流石にガンダムの名を冠した機体には敵わないが、なんだかんだでジム系では最強クラスの性能であり、改造次第でそれなりに使える作品もある。

旧シリーズ

第3次スーパーロボット大戦
中盤辺りで気づいたら入手している。もう少し入手が早ければ使える能力なだけに惜しい。
第4次スーパーロボット大戦
ルート次第でケーラ・スゥの乗機として、またはマップ「悲しい記憶(日本海ルートのみ)」クリア後に入手できる。2体同時に所有する事も可能。「合体できないガンダムMk-II」とでも言うべき性能。登場時期が早いこともあり、中盤までは十分使える。
が、中盤ではザク改と選択で廃棄するイベントがあり、更にクェス・パラヤを仲間入りさせた際にヤクト・ドーガと引き換えに廃棄しなければならない。その際にはクェスに「何これジェガン?まだこんなダッサイの使ってんの?」「ジェガンはポイね」とあんまりなことを言われる(これらのイベントではジェガンを2機所有していると、その内片方が失われるだけ)。
またロザミアの出撃イベントに利用はできるが、その場合もやはり失われる。とはいえ、リアル系主人公で「Ex-Sガンダム、ヤクト・ドーガ、ロザミア」の全てを手に入れる為には、本機2機セットかザク改のどちらかは必須なのだが。
なお一部の攻略本では「『悲しい記憶(太平洋ルート)』でも入手できる」と誤表記されている。
第4次スーパーロボット大戦S
『第4次』と同じ扱いだが、ジムIIIガンタンクの廃棄イベントがなくなった為、そちらをロザミアのイベントに回すこともでき、結果的に本機を最終面まで残す事もできる。
スーパーロボット大戦F
補充物資とかヘビーガンが出ない代わりでビルギット・ピリヨの乗機として加入したりなど、ルートにもよるがザク改以上に妙にジェガンをやたら入手することになる。しかし今回はラスト登場の百式を除いてΖガンダムリ・ガズィスーパーガンダムに次ぐ性能を誇る(火力だけならスーパーガンダムと互角)ので、序盤はエース級が使い、後半はお気に入りのMSパイロットが乗り回す。実弾系兵器や射程のあるP兵器を持っているのもポイント高い。おそらくジェガンに最もお世話になるスパロボだろう。
スーパーロボット大戦F完結編
エルが乗って強制出撃+無改造の旧ザク(ジュドー)と一緒に孤立状態、さらに施設防衛という笑えないシナリオがある。火力的に太刀打ちできるのがドムくらいで、オーラバトラーには攻撃が当たらないので無理させないように。どのジェガンに乗るのかは内部データ依存(改造段階や強化パーツは無視、インターミッションでの確認不可能)なので、強化パーツをつける場合はどれに乗るのかリセットを駆使してでも確かめておかないと無駄になる。
不要なユニットを下取りに出すイベントにおいて、性能がよくなくても思い入れのあるユニットやユニットのバリエーションを残したい場合に、数があるジェガンが犠牲に下取られることになりやすい。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦IMPACT
コンテナから入手できる。初期値は雑魚そのものだが改造段階が高く、たっぷり資金を投入すれば化ける。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
前半に味方となるケーラとビルギットが乗ってくる。強力なMSが序盤からどんどん揃うので強制出撃時以外出番はない。作中イベントでまたしても衝撃のアルベルトに粉砕されたり(64に次いで二度目)、強化兵の操るベルガ・ギロスに蹂躙されたりとやられメカ的な扱いを受けているのも納得の低性能ユニット。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
スーパーロボット大戦α外伝
第6話のアムロ達の救出シナリオで、熟練度が「難」だと増援のアムロが乗ってくる。その後はカツ・コバヤシのデフォルト搭乗機となる。今回は弱い機体の武器の改造効率がずば抜けてはいるものの、本機は武器の地形適応が低いため同じ改造段階ならばジム・カスタムよりも火力が低い。一応最大射程は6ある。
第3次スーパーロボット大戦α
前作『第2次α』にはいなかったが、復活した。おそらく前作のヘビーガンの代理と思われる。「ビームライフル(連射)」がΖΖガンダムのハイメガキャノンを除けば、UCガンダム系で唯一の移動後攻撃可能な全体攻撃なので、意外と使いやすい。序盤のステージを少ないターンで攻略したい時には重宝する。スペシャルモードではフル改造で脅威の高性能機になる。連邦軍のモビルドールレプリジンといった敵ユニットとしても登場する。

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
第3次αから9年ぶりの登場。カツ、ハサウェイが乗る他、敵としても登場する。機体パラメータの低さに加えて、全体攻撃や際立った特殊能力もないためリゼルが空いた後は、本機には乗り手がいない状態が多い。カスタムボーナスでアシスト武器の攻撃力が上がるので、サブとして使うのが無難か。
また、実戦のデータを使ったシミュレーションを行う場面がスパロボでは初めて再現されており原作同様ハサウェイとクェスが体験している(恐らくデータはカツの物と思われる)。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦R
序盤から使用可能。性能は低いが、ケーラの乗っていたジェガンを改造しておくと、フォウ・ムラサメが乗るものに引き継がれるので第20話の攻略が少し楽になる。条件達成でジェガンがガンダムMk-IIIに変化するが、改造引き継ぎは変わらない。

単独作品

スーパーロボット大戦64
スーパー系主人公の場合は序盤にルー・ルカが、リアル系主人公の場合は序盤後期にエマ・シーンが自軍に加わる際に乗ってくる。中盤に入りかかる頃でコウ・ウラキも初登場時に乗っているが、こちらは入手できない。また、ゲリラの乗るジェガン(とザク)が衝撃のアルベルト素手で粉砕されるイベントがある。

装備・機能

武装・必殺武器

バルカン砲
頭部右側に装備。ガンダムMk-IIのバルカンポッドを小型化、固定化したもの。地味な武器だが、ギラ・ドーガをシールドごと蜂の巣にするほどの威力を有する。
ハンドグレネード
手投げ式のグレネード弾。左腰に3個装備。
ビームサーベル
右腰に装備。本機の唯一の格闘武器。
ビームライフル
本機のメインウェポン。取り回しを重視した短銃身型となっている。
ハサウェイはこの武器でクェスを亡き者にしたリ・ガズィを撃墜、同時にチェーンを殺してしまった。なお、小説版(『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』)では、シャアを倒そうとしたハサウェイのミスでα・アジールを撃墜し、自分自身でクェスを殺してしまった。
ビームライフル(連射)
第3次αでは、ビームライフルを連射するパターンアタックが全体攻撃として採用されている。
シールド
シールド内にミサイルランチャーを内蔵。ミサイルを増加したシールドが数年先のジェガンに装備されている(『UC』、『F91』)。なお、64では衝撃のアルベルトにシールドごと(シールド防御発動)粉砕されていた。
ミサイルランチャー
シールド内に2連装の発射口を2基内蔵している。『UC』の時代では発射口が4連装に強化されている。
ハイパー・バズーカ
小説版(『逆襲のシャア べルトーチカ・チルドレン』)のカセットブック版で使用。この武器でクェスα・アジールを撃墜してしまった。

特殊能力

剣装備、盾装備、銃装備
切り払いシールド防御撃ち落としを発動。

移動タイプ

サイズ

M

機体BGM

「MAIN TITLE」
メイン戦闘BGMとして数多くの作品で採用。

関連機体

  • 本Wikiでは主にスパロボ関連のものを取り上げる。それ以外の機体についてはGUNDAM:ジムシリーズを参照されたし。
ジムシリーズ、ネモ
ジェガンはこれらの機体の集大成である。
ガンダムMk-II
細部がガンダムMk-IIに似ており、参考にされたと思われる。
ジムIII
追加装備を施した「スターク・ジェガン」は、火力支援型であるジムIIIのコンセプトを引き継いでいる。
リゼル
ジェガンのパーツを多数利用した量産型可変MS。メタスになれるジェガンといったところ。
ヘビーガン
ジェガンを小型、スケールダウンした機体。

余談

  • 逆襲のシャア』公開当初は「ガンダムと互角の性能」という設定だった。当時の設定ではガンダムの性能は現在より遥かに高く、グリプス戦役時代のMSでも並ぶものは少ないという感じだったため、今から見ると失笑物のこの謳い文句でも箔付けになった。
    • だが、後のOVA作品等で一年戦争中にもガンダムと互角(あるいは上回る性能)の量産機が多数存在していたことになった為、現在ではこの設定は抹消されているものと思われる。
  • 機動警察パトレイバー』の「AV-98イングラム」とはデザイナーが同じ人で、頭部が似ているとネタにされることが多い。

商品情報

※ここではD型も扱う

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資料リンク

ガンダムwiki - ジェガン