スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD

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スーパーロボット大戦OGサーガ
魔装機神II
REVELATION OF EVIL GOD
シリーズ 魔装機神シリーズ
前作 スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
次作 スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
開発元 ウィンキーソフト
発売元 バンダイナムコゲームス
対応機種 プレイステーション・ポータブル
プロデューサー 寺田貴信(チーフプロデューサー)
小椋亙
じっぱひとからげ
渡部隆
後藤能孝
ディレクター 高宮輝雄(制作シニアディレクター)
吉田渉(企画/制作ディレクター)
シナリオ 魔装機神制作チーム
阪田雅彦
音楽 植松大地
谷口晶紀
発売日 2012年1月12日
価格 通常版・ダウンロード版:6,280円(税込)
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神I&II:10,480円(税込)
CERO区分 B(12歳以上対象)
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スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD』は「スーパーロボット大戦シリーズ」のゲーム作品。「魔装機神シリーズ」の1つ。

概要[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦シリーズ20周年記念作の1つ。1996年の『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』発売より15年を経て発表された「魔装機神シリーズ」の新作。『LOE』のエンディング後のストーリーが描かれる。PSPのスパロボシリーズとしては第4作目。

企画開始は古く、1997年の『新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク』の発売直後に、セガサターン用ソフトとして『新スーパーロボット大戦』の続編と共に発表する予定で制作が進められていた。しかし、『スーパーロボット大戦F』の優先のため企画は中止された。その後、「OGサーガシリーズ」として再企画され、2011年にようやく公式発表された。

初回限定生産版『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神I&II』も同時発売された。本作に加えてPSP版『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』が同梱されている。これは2010年に発売されたニンテンドーDS版のリメイク作品。これまで存在しなかったメインキャラ以外の登場人物の音声が収録され、DS版までは未登場の機体も登場する。声優の配役は『スーパーロボット大戦コンプリートボックス』における『スーパーロボット大戦EX』とほぼ同じ。本作とPSP版LOE、および『第2次スーパーロボット大戦OG』は同時期に収録が行われたため、新規に声優が割り当てられたキャラクターや新キャラクターには、OGシリーズ本編で登場するキャラクターと兼役になっている者もいる。

なお、「IとIIの間にデータの引き継ぎ等は存在しない」とWebラジオで公表されている。

ダウンロード版はプレイステーション・ヴィータ(PSV)互換。PSVで遊べる最初のスパロボ関連作品となる。

システム [編集 | ソースを編集]

新システム[編集 | ソースを編集]

インターミッション音声
インターミッションおよび戦術マップを味方機が撃墜された状態でクリアした際に、ウェンディ、セニア、シャリアンのいずれかが音声ガイドを行う。登場するキャラクターはランダムで選ばれる。
おまけ劇場
特定条件を満たすとオプションに追加される。いわゆるコンプリート特典でフルボイスのショートドラマが見られる。
条件はシナリオクリア・追想録コンプリート・用語録コンプリート・武器開示率100%。

主な既存システムと変更点[編集 | ソースを編集]

武器ランクアップシステム
前作で初めて導入されたシステム。特定の武器を最高段階まで改造することで、新しい武器へとランクアップする。
操者育成
携帯機シリーズにおけるスキルパーツに類似したシステム。操者の持つスロットの数だけ特殊スキルを装備できる。特殊スキルの種類はシナリオ進行に伴い増加する。一部の特殊スキルは特定回数の戦闘によりレベルアップする。
援護攻撃・援護防御
特殊スキルの装備により援護攻撃援護防御が可能となる。
地形効果
戦術マップの地形にも属性が設定され、通過あるいは位置する機体の守護精霊との相性問題が生ずるようになった。相性が悪い場合、移動コストが増加し、回避率が低下する。逆に相性が良い場合、回避率が上昇する。
また、各地形に新たに攻撃率修正値が設定された。こちらは属性に関係なく全ユニットが同一の補正を受ける。
シナリオデモ
会話の行われている場所の風景が表示されるようになった。

登場人物[編集 | ソースを編集]

新規登場人物。前作からの続投キャラについては魔装機神シリーズの登場人物を参照。

アンティラス隊[編集 | ソースを編集]

ツレイン・ザン・レカニバン
アンティラス隊に新規配属された操者。階級は少尉。声優は岡本寛志氏。
メフィル・ザニア・ボーラング
アンティラス隊に新規配属された操者。階級は少尉。ツレインとは幼馴染み。声優は佐藤聡美氏。
ギド・ゼーホーファー
地上からラングランへ召喚された軍人。ドイツ人。声優は桐本琢也氏。
ブラッドロイ・ザン・ベリファイト
邀撃空母フリングホルニの艦長。階級は大佐。声優は銀河万丈氏。
シャリアン・ザニア・ベリファイト
邀撃空母フリングホルニの副長。階級は少佐。ブラッドロイの一人娘。声優は折笠富美子氏。

北部シュテドニアス連邦[編集 | ソースを編集]

ニコ・サンドリーブ
妹リコと共に双子のエースとして著名な操者。階級は大尉。不易久遠流の使い手。声優は沢城みゆき氏。
アクレイド・バロム
「神算鬼謀」の異名を持つ、北部軍作戦参謀。飄々としてつかみどころの無い人物。声優は松本保典氏。

南部シュテドニアス聯合[編集 | ソースを編集]

リコ・サンドリーブ
ニコの双子の妹。南部軍のエースで階級は大尉。姉同様に不易久遠流の使い手だが、やや内気。声優は沢城みゆき氏。
レッフェン・ダスドレーシュ
南部シュテドニアス聯合随一の作戦家で、エースとしても名高い。不易久遠流の使い手で、「剣聖」シュメル・ヒュールの兄弟子。ニコ・リコ姉妹の師匠でもある。声優は菅生隆之氏。

エリアル王国[編集 | ソースを編集]

ライコウ・ゼフェンバー
アドバーザリー部隊の隊長。階級は大尉。神祇無窮流の修行中。声優は小西克幸氏。
マンジ・フィールドナウ
エリアル王国の防衛計画責任者。「オーガイン計画」で強力な魔装機の開発を行う。過去にウェンディにプロポーズをしたことがある。声優は大川透氏。

戦争請負会社マルテナ社[編集 | ソースを編集]

ジェン・デミン
中国系地上人の傭兵。魔装機の操縦だけでなく、狙撃による暗殺も得意としている。声優は水内清光氏。
ディーゴ・カムラッド
傭兵。「混沌」の別名でサイバーテロを行う。アンティラス隊のセニアとは浅からぬ因縁を持つ。声優は田中一成氏。
エラン・ゼノサキス
魔装機帝ゼルヴォイドの操者。神祇無窮流の伝承者。マサキとサイバスターに戦いを挑む。声優は神谷浩史氏。

ヴォルクルス教団[編集 | ソースを編集]

ガエン
ヴォルクルス教団の暗殺者。幼少期の記憶を失っており、その名も偽名。神祇無窮流の使い手。声優は杉田智和氏。
ウーフ
ヴォルクルス教団の暗殺者。過去にゼオルートと戦った事もある。声優は楠大典氏。
サティルス・ギャレール
ヴォルクルス教団の大司教。ヴォルクルス復活のために暗躍する。ルオゾールの盟友でもある。声優は阪脩氏。

霍奕の細胞[編集 | ソースを編集]

オンガレッド・キレシナ
己の目的を実現するためには、残虐な作戦も平気で実行するテロリスト。後に南部シュテドニアスに所属し、実権を握る。今作最大の敵の一人。声優は古川登志夫氏。
ドレップ・フィールズ
オンガレッドの理想に傾倒し、寡黙にその補佐を務める片腕。声優は稲田徹氏。

晨明旅団[編集 | ソースを編集]

エリック・グレゴリック
モヒカンに肩パットと、某世紀末救世主伝説の第1話でやられそうな外見の、テロリスト集団「晨明旅団」のヘッド。ノリと勢いで破壊活動をするハタ迷惑な男。かなりのおバカさん。声優は川津泰彦氏。
ズネロ・ホネーガ
頭の足りないリーダーを主に頭脳の面でフォローする、晨明旅団のナンバー2。声優は龍田直樹氏。

登場メカ[編集 | ソースを編集]

新規登場メカ。前作からの続投メカについては魔装機神シリーズの登場メカを参照。

アンティラス隊[編集 | ソースを編集]

レオゲイラ
ジェイファーの後継機として製作された魔装機。守護精霊は炎系低位の流星「レオガ」。ツレインが搭乗する。
デルギラン
フェンターの後継機として採用された魔装機。守護精霊は大地系低位の火山「デルキナ」。メフィルが搭乗する。
ディンフレイル
ディンフォースと同時に開発されたが、予備機となっていた魔装機。守護精霊は炎系低位の稲妻「ディンヒュール」。ギドが搭乗する。
邀撃空母フリングホルニ
アンティラス隊の空母であり、彼らの生活の場。艦長はブラッドロイ。

北部シュテドニアス連邦[編集 | ソースを編集]

キョウメイ朱
エリアル王国製の第三世代魔装機。ジンオウと同じく翼を持つ特徴的な外見。ニコが搭乗する。

南部シュテドニアス聯合[編集 | ソースを編集]

キョウメイ蒼
エリアル王国製の第三世代魔装機。ニコのキョウメイ朱と同デザインだが、色と契約している精霊が異なる。リコが搭乗。
ローゼルライ
高速飛行からの突撃攻撃が強力な新型魔装機。レッフェンやザンボスが搭乗する。

エリアル王国[編集 | ソースを編集]

スヴェンド[編集 | ソースを編集]

スヴェンド系の機体はどの属性の精霊とも契約できるという特徴を持ち、操者によって契約している精霊が異なる。

スヴェンド・ニーダム
主にライコウが搭乗。接近しての剣撃戦で真価を発揮する。アドバーザリー部隊がアンティラス隊に合流する際は全員がこの機体に乗る。
スヴェンド・オラン
ゴシンら、アドバーザリー部隊の隊員が搭乗。巨大戦斧による接近戦を得意とする。
スヴェンド・ゲハード
ユノーら、アドバーザリー部隊の隊員が搭乗。弓による長距離攻撃を得意とする。

改獣[編集 | ソースを編集]

ドーゼル
怪獣のような外見の半生体機動兵器。質量低減、慣性制御により巨体のわりにスムーズに動ける。接近戦が得意。
ザイオス
怪獣のような外見の半生体機動兵器。飛行し、射撃武器による遠距離攻撃を得意とする。

戦争請負会社マルテナ社[編集 | ソースを編集]

エンバローズ
ダイオンの発展機。格闘戦が得意。デミンら傭兵がこのカスタム機に搭乗する。
ゼルヴォイド
サイバスターと酷似した姿の魔装機。守護精霊は属性を持たない高位の无「ゼルヴ」。エランが搭乗する。

ヴォルクルス教団[編集 | ソースを編集]

ヂーヱン
ヴォルクルス教団が開発した「靈裝機」。魔装機より開発時期は古い。ガエンやウーフが搭乗する。

晨明旅団[編集 | ソースを編集]

バゾーダン極
晨明旅団のリーダー、エリックが主に搭乗する。必殺技は「奥義・全部粉砕破」。
グラフ・ドローン極
派手なカラーリングのグラフ・ドローンのカスタム機。「巴琉巣罵流漢(パルスバルカン)」「惨駄亜墓宇留(サンダーボール)」という漢字(当て字)表記の武装が特徴。
ベンディッド極
バゴニア製魔装機、ベンディッドのカスタム機。武装は「巴琉巣伽怨(パルスカノン)」「猛虎突殺撃(もうことっさつげき)」と、こちらも漢字ばかり。

登場勢力[編集 | ソースを編集]

アンティラス隊
国際的な組織「聯盟」の下に結成された部隊。国家の枠組みを越えて、各地の紛争調停を目的に活動する。マサキら前作の魔装機神隊の面々が中心に所属。
シュテドニアス連合国
南部と北部に分裂して争う。南部・北部共に、争いの調停を目指すアンティラス隊と度々対決する。
バゴニア連邦共和国
名前のみで、今回は舞台としては登場しない。
エリアル王国
魔装機の開発で有名な海洋の小国家。各国に武器・魔装機を輸出して財政を維持しているため、「死の商人」と呼ばれている。
霍奕の細胞
大国ラングランの支配による階級社会の打倒と、絶対民主主義の導入を目指して活動するテロリスト集団。
ヴォルクルス教団
破壊神ヴォルクルス復活という宿願を達成するため、各地で活動を続ける。
晨明旅団
テロリスト集団。某世紀末救世主伝説に登場しそうな面々で構成されている。

関連記事[編集 | ソースを編集]

ゲーム中データ[編集 | ソースを編集]

分類 記事
全話一覧 全話一覧/魔装機神II
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精神コマンド 精神コマンド/魔装機神II
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魔装機神シリーズの登場人物
魔装機神シリーズの登場メカ
用語事典 用語事典/魔装機神II

システム[編集 | ソースを編集]

商品情報[編集 | ソースを編集]

ゲーム本体[編集 | ソースを編集]

書籍[編集 | ソースを編集]

話題まとめ[編集 | ソースを編集]

熱血!必中!ボイス・スパログ!~魔装機神II篇~
寺田貴信プロデューサーとマサキ役の緑川光氏が出演するWebラジオ。

Blog記事[編集 | ソースを編集]