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2014年8月29日 (金) 22:37時点における版
アナハイム・エレクトロニクス(Anaheim Electronics)
月を主な拠点とする巨大コングロマリッド(複合企業)。ガンダムシリーズでは主にモビルスーツ(MS)を開発している企業として登場する。地球連邦軍の兵器受注でトップを占める。
一年戦争後に、ジオン系の企業などを吸収合併・買収を繰り返しシェアを上げてきた。
『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』では、地球連邦軍によるガンダム開発計画に共同参加する。宇宙企業のため、基本的にはエゥーゴやネオ・ジオンを援助しているが、予断を許さない情勢ではティターンズにモビルスーツを供与するといった面も見られた。こういった行動から「死の商人」と揶揄されることも多い。
小型モビルスーツの開発に積極的でなかった為か、『機動戦士ガンダム F91』の時代にはかなり衰退しており、地球連邦軍所属の研究所であるサナリィに最先端モビルスーツ開発競争の先頭の座を明け渡している。しかし、量産型モビルスーツでは依然トップシェア。
『機動戦士Vガンダム』の時代にはラビアンローズにおいてリガ・ミリティアの戦艦リーンホースJr.を開発。地球連邦軍の主力モビルスーツであるジェムズガンやジャベリンはアナハイム製である。
なお「スプーンから宇宙戦艦まで」というキャッチフレーズが示すとおり、本来はMS開発だけを行う企業ではなく、電子機器や宇宙艦艇、果てはコロニーの製造にも関わる総合商社である。
主な人物
- メラニー・ヒュー・カーバイン
- 会長。今で言うCEO。
- マーサ・ビスト・カーバイン
- メラニーの妻で、ビスト財団の当主カーディアス・ビストの妹。『ガンダムUC』の主人公バナージ・リンクスの叔母にあたる。
- アルベルト・ビスト
- 幹部。『ガンダムUC』の主人公バナージ・リンクスの異母兄にあたる。
- ウォン・リー
- 幹部。エゥーゴとの連絡役。
- オサリバン
- フォン・ブラウン支社常務。ガンダム開発計画責任者。
- ニナ・パープルトン
- フォン・ブラウン支社の社員。試作ガンダム1号機・2号機担当システムエンジニア。
- ルセット・オデビー
- フォン・ブラウン支社の社員。試作ガンダム3号機担当システムエンジニア。
- ミリィ・チルダー
- ラビアンローズ所属の社員。
- オクトバー・サラン
- フォン・ブラウン支社の社員。νガンダムの開発主任。
関連地名
- フォン・ブラウン市
- 月面都市。郊外に自社ビル「アナハイム・ビル」を持つ。最重要拠点。
- インダストリアル7
- サイド4(旧サイド5)に位置するアナハイム・エレクトロニクス社が所有する工業コロニー。コロニー内にはアナハイム工業専門学校がある。
アナハイム・エレクトロニクス社製のモビルスーツ
ガンダム開発計画
Ζプロジェクト
その他
委託製作
開発艦船
- アーガマ
- ホワイトベースを参考にして建造した宇宙巡洋艦。エゥーゴの旗艦となる。
- ラーディッシュ(アイリッシュ級)
- アーガマの発展型である宇宙戦艦。アーガマと共にエゥーゴの戦力となった。
- ネェル・アーガマ
- アーガマの後継となる戦艦。エゥーゴだけでなく、ロンド・ベル隊でも使用された。
- ラビアンローズ
- アナハイム・エレクトロニクスが所有するドッグ艦。大型の艦船の修理や補給を行う。
- リーンホースJr.
- 大破したリーンホースとガウンランドをザンスカール帝国から鹵獲したスクイード1を使用し、ドッグ艦ラビアンローズにて改修した宇宙戦艦。
関連組織
- 地球連邦軍
- 派生した軍事組織も含めて、アナハイム・エレクトロニクスの最大の取引相手と言える。
- エゥーゴ
- アナハイム・エレクトロニクスが支援する反地球連邦組織。
- スポンサーであるアナハイム・エレクトロニクスの意向に振り回される面があり、「アナハイム社の私兵」と揶揄されることもある。
- ロンド・ベル
- アムロ・レイ専用モビルスーツであるνガンダムを開発している。
- ティターンズ
- 支援するエゥーゴの敵対組織ではあるが、量産型モビルスーツ・マラサイを開発してティターンズに引き渡している。
- ネオ・ジオン
- 地球連邦軍と並ぶ取引相手。サザビーやシナンジュといった専用機や、シュツルム・ディアス、ギラ・ドーガ、ギラ・ズールといった量産機を開発・譲渡している。
- ビスト財団
- 宇宙世紀の政財界に巨大な影響力を有する組織。
- 財団の創始者サイアム・ビストが草創期のアナハイムに役員として迎えられて以来、一心同体ともいうべき関係にある。メラニー会長の妻マーサもビスト家出身。
- サナリィ
- 地球連邦軍の海軍戦略研究所で、アナハイム・エレクトロニクスにとっては商売仇にあたる。
- リガ・ミリティア
- アナハイム・エレクトロニクスが協力する民間軍事組織。大破したリーンホースをリーンホースJr.として改修している。
登場作品
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦
- エゥーゴのスポンサーだが、DCにもMSを提供している。
- スーパーロボット大戦F完結編
- フルアーマー百式改などロンド・ベル(クワトロ)に譲渡し、イデオン解析するなどイベントにも絡んでいる。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦IMPACT
- ネルガル重工とはライバル関係であることがプロスペクターから明かされた。
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 今作ではオサリバン常務が登場。ティターンズ残党のヤザンと裏取引をしている。また、サナリィで開発された量産型ガンダムF91やクロスボーン・ガンダムを委託生産している(元々サナリィには生産施設はないため)。どちらも優秀な性能を発揮していた辺り、原作のGキャノンの件とは違い技術提供が問題なく行われたか、アナハイムの技術力がサナリィと同等だったとも解釈できる。しかし、原作でF91のデータを盗用したアナハイムが量産型F91を作るのは皮肉と言えなくもない。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- ブルーコスモス(ロゴス)の影響力があり、アナハイム側も今までのガンダムタイプのデータの引き渡しを迫られるなど危機的状況が伝えられている。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 本作では黒歴史由来の機体の残骸を解析・研究することで、本来の歴史よりも早くサイコフレームの開発に成功しており、これによりνガンダムも早く登場した。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- サイコフレームが開発されてるため『機動戦士ガンダムUC』も本来の歴史よりも早い時間軸で参戦を果たしている。
- また、カミーユ、フォウ、カツがテストパイロットとして、ファもカミーユのアシスタントとして入社している他、Ζガンダムやνガンダムのサイコミュ搭載機をオーバーホールと偽って(実際カミーユらも急な事に不信感を抱いていた)封印している。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- ストーリー根幹に0083は関わっているため、エンディングでオサリバン常務が死亡する。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- オクトバー・サランが初登場。OZと協力関係を結んでいるのか、OZルートへ進むとフルアーマー百式改や量産型νガンダムを納品してくる。
話題まとめ
資料リンク
リンク
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