「シャギア・フロスト」の版間の差分
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− | + | オルバとは距離に関係なく会話が出来る他、互いの視覚・感覚なども共有可能な特殊能力を持ち、二人揃ってのコンビネーション戦闘時に強力な戦闘力を発揮する。しかし、連邦におけるニュータイプか否かの定義であるフラッシュシステムに反応しなかった為、[[ニュータイプ (X)|ニュータイプ]]ではなく特殊な力を持つがニュータイプとは似て非なる者、[[カテゴリーF]]として分類された。このことで自分たち兄弟の力を認めない世界を憎悪するようになる。 | |
新連邦軍から貴重な最新型ガンダムを与えられ、表向きはフリーの傭兵として活動するだけありパイロットとしての実力も非常に高く、その技量でフリーデンを度々追い詰めた他、バルチャーや所属している新連邦軍のMS達も兄弟の目的の邪魔になるものは敵味方関係なく次々と力で排除していった。 | 新連邦軍から貴重な最新型ガンダムを与えられ、表向きはフリーの傭兵として活動するだけありパイロットとしての実力も非常に高く、その技量でフリーデンを度々追い詰めた他、バルチャーや所属している新連邦軍のMS達も兄弟の目的の邪魔になるものは敵味方関係なく次々と力で排除していった。 | ||
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最後は新連邦軍総司令官[[フィクス・ブラッドマン]]の側近となり、彼の邪魔者を排除。その後の新連邦軍と革命軍の全面衝突では、「サテライトランチャー」を用いてブラッドマンと革命軍総統ザイデル・ラッソの両指導者を殺害する。だが、自分ら兄弟を認めない[[ガロード・ラン]]との最後の対決では、サテライトシステム同士の衝突で生じた衝撃に飲み込まれた。 | 最後は新連邦軍総司令官[[フィクス・ブラッドマン]]の側近となり、彼の邪魔者を排除。その後の新連邦軍と革命軍の全面衝突では、「サテライトランチャー」を用いてブラッドマンと革命軍総統ザイデル・ラッソの両指導者を殺害する。だが、自分ら兄弟を認めない[[ガロード・ラン]]との最後の対決では、サテライトシステム同士の衝突で生じた衝撃に飲み込まれた。 | ||
− | + | 辛うじて生き延びたシャギアは、半年後のエピローグにおいて、車椅子に座った状態で、オルバと共に、ガロードが住んでいた町に姿を見せたが、兄弟共に後姿のみで表情は描かれなかった。漫画版では2人揃って元気な姿で笑顔で見送っており、続編漫画「Next Prologue」では新たな目的の為に暗躍を始める様子が描かれている。 | |
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:『[[Z]]』ではジ・エーデルに吹き込まれた事で、[[黒歴史]]の終末に起こる彼とアムロの戦いを知る。彼を「自分達と同じく世界を滅ぼす者」と呼ぶ。 | :『[[Z]]』ではジ・エーデルに吹き込まれた事で、[[黒歴史]]の終末に起こる彼とアムロの戦いを知る。彼を「自分達と同じく世界を滅ぼす者」と呼ぶ。 | ||
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;「切り札は最後まで取っておくものだよ」 | ;「切り札は最後まで取っておくものだよ」 | ||
:第5話より。ここでいう切り札とは上記のメガソニック砲のこと。……[[キョウスケ・ナンブ|同じ声のギャンブラー]]と賭け勝負したらどうなるか、気になるものである。 | :第5話より。ここでいう切り札とは上記のメガソニック砲のこと。……[[キョウスケ・ナンブ|同じ声のギャンブラー]]と賭け勝負したらどうなるか、気になるものである。 | ||
− | ; | + | ;「ひとつ言っておこう。未来を作るのはニュータイプでは無い、カテゴリーFと呼ばれた我々だ」 |
− | :[[アイムザット・カートラル|アイムザット]]暗殺に際して。この辺りから兄弟の真意が見え始める。尚、裏切りに怒るアイムザットが「カテゴリーFめ」と発言した直後、シャギアはポーカーフェイスを崩し、表情を怒りで歪めたことから、カテゴリーFの烙印が相当の屈辱であることがわかる。 | + | :第24話、[[アイムザット・カートラル|アイムザット]]暗殺に際して。この辺りから兄弟の真意が見え始める。尚、裏切りに怒るアイムザットが「カテゴリーFめ」と発言した直後、シャギアはポーカーフェイスを崩し、表情を怒りで歪めたことから、カテゴリーFの烙印が相当の屈辱であることがわかる。 |
+ | ;「君がフラッシュシステムを動かせた以上、死んでもらうよ」「それがわからないなら、君も本当のニュータイプでは無い」 | ||
+ | :第29話、[[アベル・バウアー]]暗殺に際して。当のアベル中尉は「フラッシュシステムの起動」でニュータイプへ覚醒したと歓喜しているが、兄弟は彼が"フラッシュシステムの起動しかできない"ことを察して、この台詞を贈っている。兄弟の想定している「本物のニュータイプ」へ覚醒しているのであれば、自身の身に起こる悲劇の未来を感じたり、兄弟の内に秘めた真意に気づくなりで、身の安全のために抵抗なり逃亡なり選ぶところだが、アベル中尉は兄弟に暗殺されてカテゴリーFに認定される事になる。 | ||
+ | ;「我々は戦争を望んでいる」<br />オルバ「だから君たちが邪魔なんだよ」<br />「新連邦政府に栄光あれ!」 | ||
+ | :第36話。新連邦の和平派部隊の前に立ちはだかり、[[ガンダムヴァサーゴチェストブレイク]]のトリプルメガソニック砲を発射、部隊を壊滅させた。フロスト兄弟の求めた戦争が遂に始まる。 | ||
;「世界が我らを黙殺するから、我らは世界を滅ぼすのだ!」 | ;「世界が我らを黙殺するから、我らは世界を滅ぼすのだ!」 | ||
:第38話より。ガロードに対して吐露した本音。 | :第38話より。ガロードに対して吐露した本音。 | ||
:『α外伝』では[[キャラクター事典]]に収録されている。 | :『α外伝』では[[キャラクター事典]]に収録されている。 | ||
+ | ;「ジャミル・ニートはこの引金を引いて心に深い傷を負った。ガロード・ランは引金を引こうともしなかった。」<br />オルバ「けれど僕らは違う。躊躇いも後悔も無い!」 | ||
+ | :最終話。サテライトランチャーを発射する際。自分達はジャミルやガロードとは違うと発する。 | ||
+ | :またガロードが引き金を"引かなかった"ではなく"引こうともしなかった"と言っている辺りガロードがサテライトキャノンを使うことを期待していたのかもしれない。 | ||
+ | :『α外伝』では「[[ギム・ギンガナム]]は引金を引くことを焦り過ぎ、[[アグリッパ・メンテナー]]はその存在すら認めなかった」と付け加えている。 | ||
;「ば、馬鹿な!送電システムはこちらの手中にあるはずッ!」<br />オルバ「兄さん!」<br />「ダブルエックスを撃つ!」<br />オルバ「でも、チャージが!」<br />「構わんッ!」 | ;「ば、馬鹿な!送電システムはこちらの手中にあるはずッ!」<br />オルバ「兄さん!」<br />「ダブルエックスを撃つ!」<br />オルバ「でも、チャージが!」<br />「構わんッ!」 | ||
− | : | + | :最終話。掌握したはずの送信施設からダブルエックスにマイクロウェーブが照射されたことに焦り、シャギアはオルバの忠告も意に介さず、サテライトランチャーのトリガーを引くが、チャージが完全ではなかったことから、兄弟のガンダムはダブルエックスと相打ちになった(チャージを待つより先にダブルエックスに一方的に消し炭にされるよりはマシと考えた可能性あり)。 |
;「宿命のライバルだからな」 | ;「宿命のライバルだからな」 | ||
− | : | + | :漫画版のラストシーンで、ガロードとティファの旅立ちを見送って。さわやかな笑顔なのがとても印象的である。ちなみに、アニメ版では負傷したのか車椅子に乗った姿だったが、漫画版では負傷した様子は見られていない。 |
== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *双子の弟より身長が14センチも高い。しかしこれには理由があり、西村の設定画によると'''実はシークレットブーツを着用している'''らしく、10㎝は身長を底上げしているようである。 |
+ | *名前の由来はシャギーアップから | ||
== 資料リンク == | == 資料リンク == |
2024年7月17日 (水) 02:07時点における最新版
シャギア・フロスト | |
---|---|
登場作品 | |
声優 | 森川智之 |
デザイン | 西村誠芳 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦α外伝 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 19歳 |
身長 | 185 cm |
体重 | 72 kg |
髪色 | ブルネット |
瞳の色 | コバルトブルー |
所属 | 新地球連邦軍 |
軍階級 | 諜報機関大尉→新連邦軍参謀本部大佐→特別攻撃隊少将 |
シャギア・フロストは『機動新世紀ガンダムX』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
フロスト兄弟の兄のほう。冷静で物腰は柔らかいが非情な性格。年齢は双子の弟のオルバ・フロストと同じ19歳なのだが、老け顔や沈着な雰囲気も相まって到底10代には見えない。双子なのに似ていないのは二卵性双生児のため。
オルバとは距離に関係なく会話が出来る他、互いの視覚・感覚なども共有可能な特殊能力を持ち、二人揃ってのコンビネーション戦闘時に強力な戦闘力を発揮する。しかし、連邦におけるニュータイプか否かの定義であるフラッシュシステムに反応しなかった為、ニュータイプではなく特殊な力を持つがニュータイプとは似て非なる者、カテゴリーFとして分類された。このことで自分たち兄弟の力を認めない世界を憎悪するようになる。
新連邦軍から貴重な最新型ガンダムを与えられ、表向きはフリーの傭兵として活動するだけありパイロットとしての実力も非常に高く、その技量でフリーデンを度々追い詰めた他、バルチャーや所属している新連邦軍のMS達も兄弟の目的の邪魔になるものは敵味方関係なく次々と力で排除していった。
最初はフリーのモビルスーツ乗りを装っていたが、本来所属する新連邦軍に戻ると本格的に行動。上司のアイムザット・カートラルを追い落として殺害。ニュータイプ選別のため各エースパイロットを集めてフリーデンのモビルスーツ部隊と対戦させ、邪魔者を片付けていく(ニュータイプ=フラッシュシステム適応者の選別が兄弟に与えられた任務だったが、二人にとってニュータイプは憎むべき存在であり、真っ先に抹殺すべき存在であった)。そしてフラッシュシステムに覚醒したアベル・バウアーの殺害や、ニュータイプ研究所の破壊を行った。
最後は新連邦軍総司令官フィクス・ブラッドマンの側近となり、彼の邪魔者を排除。その後の新連邦軍と革命軍の全面衝突では、「サテライトランチャー」を用いてブラッドマンと革命軍総統ザイデル・ラッソの両指導者を殺害する。だが、自分ら兄弟を認めないガロード・ランとの最後の対決では、サテライトシステム同士の衝突で生じた衝撃に飲み込まれた。
辛うじて生き延びたシャギアは、半年後のエピローグにおいて、車椅子に座った状態で、オルバと共に、ガロードが住んでいた町に姿を見せたが、兄弟共に後姿のみで表情は描かれなかった。漫画版では2人揃って元気な姿で笑顔で見送っており、続編漫画「Next Prologue」では新たな目的の為に暗躍を始める様子が描かれている。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
原作でのポジション上、ガンダム作品の悪役の中でも影で暗躍するタイプに位置する。また、出典作品と定義こそ違えど、宇宙世紀ガンダムシリーズのニュータイプ達を憎悪している事も多い。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α外伝
- 初登場作品。立ち位置は原作と同様だが、今回はギンガナムの部下。序盤から登場する上に本人の能力に加えカテゴリーFの効果で強烈な命中・回避を持つ強敵。未来編で宇宙ルートを通った際は彼ら兄弟が核ミサイルを持ち出したことがアンセスターとの決別の決定的な理由となる。その後難ルートの「黒歴史の終焉」ではグエンと手を組んでプリベンターに最後の総攻撃を仕掛けてくるが、通らなかった場合は特に決戦もなく退場してしまう。なお弟が先に倒されると精神コマンドを使ってくるのは以後シリーズではお約束。ちなみに「私の愛馬は凶暴です」と言う場面では専用のグラフィックが用意されている。
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Z
- 今回は原作どおり新地球連邦軍のエージェント。序盤から登場した時点で全スキルが埋まっている凶悪なスキル欄を持ち、それを活かした全体攻撃のトリプルメガソニック砲が脅威。底力が無いのが救い。道化回りを演じ、サテライトランチャーを入手。後半は射程無限のMAP兵器を毎ターン連発してくる。最後はギンガナム軍と行動を共にする。なお出生の秘密に「デスティニープラン」が関連しており、ガンダム系クロスオーバー展開がなされている。ちなみにifルートで彼ら兄弟に引導を渡すのはギルバート・デュランダルであった。今回はオルバ共々死ぬことなく生き残っている(弟と違って直接的な登場シーンはないが)。弟と違い森川氏が別役で出現しているため、台詞が新規収録された。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 最終話においてまさかの再登場。他のZ-BLUEのメンバーと関わってきた多くの人達と同様に至高神Zに挑むZ-BLUEに向けて応援の祈りを送っている。出番はこの1シーンのみだがボンボン版の最終話と同じようにその様からはかつての怨念は一切感じられず、本作は漸く彼ら兄弟が救われた作品といえなくもない。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦R
- 今回も立場は同じ。最初はネオ・ジオンにいる。相変わらず序盤から登場し命中回避も非常に高い強敵。後に、切り札であるサテライトランチャーを武器に様々な勢力に接触してくる。最後は機械帝国ガルファに加担する。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X-Ω
- シナリオNPCを経て、2019年11月のイベント「革命の選択肢」よりガンダムヴァサーゴチェストブレイクのパイロットとしてプレイアブル参戦。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
基本的に全ての能力が高くカテゴリーFの補正で数値以上の高い命中回避を持つ上に、兄弟間の援護や信頼補正、合体攻撃など原作通りのコンビネーションで自軍を苦しめる強敵。また、序盤から出現する事が多いのも非常に厄介。厄介な援護と合体攻撃は兄弟どちらかを倒す事で封じることができるので精神コマンドを使って一気に始末したい。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]
- α外伝
- カテゴリーF L8、援護L2
- Z
- カテゴリーF L9、ブロッキング、カウンターL8、集束攻撃、気力+ (ダメージ)、サイズ差補正無視
- 初登場時点で既に全技能が埋まっている上、ヴァサーゴCBとの相性(特にトリプルメガソニック)があまりにも良すぎる。反面防御技能はないので結構もろい。
- なおカテゴリーFの技能レベルはシャギア本人のレベルが70でL9になるが、ゲーム本編では決戦シナリオでのレベルは62なので、実際の技能レベルは8で止まる。
- R
- カテゴリーF L8、援護攻撃L2、援護防御L2
隊長効果[編集 | ソースを編集]
- 武器消費EN-20%
- 『Z』での効果。これのお陰で見た目以上にトリプルメガソニックとサテライトランチャーの燃費が良い。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- オルバ・フロスト
- 弟。ツインズシンクロによりテレパシーでお互いの心が通じ合っている。
- ガロード・ラン
- フロスト兄弟曰く「宿命のライバル」。オルバと共に幾度も交戦するが、最後は相討ちの形で敗れる。
- ティファ・アディール
- 幾度と無く彼女を狙う。
- カロン・ラット
- フロスト兄弟にカテゴリーFの烙印を刻み込んだ張本人。最後は彼女を謀殺した。
- アイムザット・カートラル
- 上司だが、後に謀殺。
- フィクス・ブラッドマン
- 上司だが、最後はサテライトランチャーで抹殺。
- フォン・アルタネイティヴ
- アルタネイティヴ社社長。ティファを狙うべく接触。アルタネイティヴ社のMS隊を蹴散らし、実力を証明した。SRW未登場。
- ザイデル・ラッソ
- ブラッドマン共々サテライトランチャーで葬り去る。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]
宇宙世紀ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]
- アムロ・レイ、カミーユ・ビダン、ジュドー・アーシタ、ウッソ・エヴィン、パプテマス・シロッコ、ハマーン・カーン
- UCとAWで定義こそ違えど、やはりニュータイプである彼らの存在を憎悪する。
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- 『Z』ではジ・エーデルに吹き込まれた事で、黒歴史の終末に起こる彼とアムロの戦いを知る。彼を「自分達と同じく世界を滅ぼす者」と呼ぶ。
- フォウ・ムラサメ
- 『R』ではNT研にてあえて彼女を逃がし、ラウンドナイツを助けさせた。
- バスク・オム
- 『Z』では彼がクーデターによって新連邦を追われた後にシロッコの命によって接近し、彼とジブリールに従ったフリをして、見事に陥れた。
- グレミー・トト
- 『R』では上官。
- ラカン・ダカラン
- 『R』では同僚。「私の愛馬は凶暴」と言うシャギアに対し、「馬は臆病な生き物」と痛烈な皮肉を浴びせた。
アナザーガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]
- シャッフル同盟(ドモン・カッシュ、チボデー・クロケット、ジョルジュ・ド・サンド、サイ・サイシー、アルゴ・ガルスキー)
- 『R』では、ニュータイプ研究所から脱走しようとしたニュータイプ達を始末しようとしたところを、ガロードと共に救出に来た彼らの生身の一撃を受けて仰天する事に。
- 張五飛
- 『R』では、一時的な同僚。
- デキム・バートン
- 『R』では、彼の協力で乗機が強化された。
正暦作品[編集 | ソースを編集]
- ロラン・セアック
- 『Z』ではフロスト兄弟の暴挙を食い止めるべく、初めて月光蝶の力を発動させる。
- ディアナ・ソレル
- 『Z』ではミーアを討とうとした際に彼女にも一喝され、彼女達への憎悪を口にしながら撤退する。
- グエン・サード・ラインフォード
- 『α外伝』では最終的には彼と手を組む。
- ギム・ギンガナム
- 『α外伝』では上司。『Z』でも最後は共同歩調をとる。
ガンダムSEEDシリーズ[編集 | ソースを編集]
- キラ・ヤマト
- 『Z』では、スーパーコーディネイターである彼の存在も憎んでいた。彼からは「クルーゼと同じ」と断ぜられた。
- ラクス・クライン
- 『Z』では、終盤に命を振り絞って歌うミーアを討とうとした際に彼女に阻止され、「自分で自分を偽者に貶めた者達」と一喝され、彼女に対して屈辱を味わう。
- ラウ・ル・クルーゼ
- 共に憎しみのままに世界を滅ぼそうとした者同士。Zでは彼の素性や所業、辿った運命を知った上で、自分達兄弟は彼と違うと主張するが、キラからは同類と断言される。
- シン・アスカ
- 『Z』では彼を「デュランダルの操り人形」呼ばわりする。フロスト兄弟の語ったデスティニープランの真相に、彼も激しく動揺する。
- ギルバート・デュランダル
- 『Z』では前述の設定から仇敵として付け狙う。メサイアにとどめを刺すも、ifルートではその後彼に引導を渡される。
- ミーア・キャンベル
- 『Z』の終盤、地球圏の人々に団結を必死に呼びかける彼女を討とうとするも、ラクスとディアナに阻止される。フロスト兄弟は「ニュータイプの偽者」であり、彼女は「ラクスの偽者」であるが、「偽者」となった境遇は互いに異なっており、ラクスはフロスト兄弟を「自分で自分を偽者に貶めた者」と断じている。
- ロード・ジブリール
- 『Z』では彼がクーデターによって新連邦を追われた後にシロッコの命によって接近し、彼とバスクに従ったフリをして、見事に陥れた。
リアル系[編集 | ソースを編集]
- ジロン・アモス
- 『Z』では自分達と同じくデスティニープランの犠牲者とも言えるシビリアンである彼に自分達の憎悪への理解を求めるが、彼は自分達の境遇を恨む事なく、フロスト兄弟の憎悪を否定した。
- キッド・ホーラ
- 『α外伝』では、一時的に共闘。
- ゲイナー・サンガ
- 『Z』ではかつて独りの世界にこもっていたゲイナーはフロスト兄弟の苦しみに理解を示しつつも、その生き方を否定した。
- 草壁春樹
- 『R』では、ネオ・ジオンがラウンドナイツに討たれ壊滅した後に、彼が率いる木連に取り入り、いいように利用した。
- 桂木桂、オルソン・D・ヴェルヌ
- 『Z』では特異点である彼らの身柄の確保も狙った。
- エウレカ
- 『Z』では彼女の身柄を確保し、デューイに引き渡そうとする。
- ドミニク・ソレル
- 『Z』では同僚。彼の顔を立てる場面も。
- デューイ・ノヴァク
- 『Z』では彼に協力的な立場である。
スーパー系[編集 | ソースを編集]
- 破嵐万丈
- 『Z』では、フロスト兄弟を自分と同じように「他者によって生き方を歪められた者」と認めつつも、その憎悪を認めなかった。
- 一文字號
- 『R』では、オルバを先に撃墜し怒り狂った状態の時に、自分達のツインズシンクロと呼ばれるテレパシー能力に対して、その力も兄弟の片方がいなくなったら意味がないと核心を突っ込まれていた。
- ガルファ皇帝
- 『R』では最終的にはあろうことか彼ら機械帝国ガルファに加担した。
- 天空侍斗牙
- 『Z』では彼を自分達兄弟と同じように「他者に行き方を歪められた者」とし、彼を味方に引き入れようとするが、当然彼にも拒絶される。
バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]
- デスピニス
- 『R』にてお互いを利用し合い、デュミナスにも取り入る。彼女は自分達の境遇もあってか、フロスト兄弟の苦しみをよく理解していた。
- ラージ・モントーヤ
- 『R』の終盤にて彼から「使いこなせない力に固執すると、身を滅ぼしますよ」と忠告されるが軽く聞き流した。
- レーベン・ゲネラール
- 『ZSPD』では013特命部隊で共に行動しており、彼がZEUTHに潜入している事も知っていた。
- 黒のカリスマ
- 『Z』においてフロスト兄弟に黒歴史とデスティニープランの真実を教えた張本人。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「私の愛馬は凶暴です」
- シャギアの最も有名な台詞。第3話サブタイトル。
- ティファを奪われたアルタネイティブ社に押し掛け強引に自分を雇わせた際、「囚われのクイーンにナイトのお出ましというわけか!」とチェスになぞらえた苦言を漏らした社長への返答である。「愛馬」とはガンダムヴァサーゴのこと。
- なお『R』ではラカンに「馬はもともと臆病な生き物」と揶揄されている台詞だが、原作では直前のシーンで同社の警備モビルスーツをヴァサーゴで圧倒してその力を誇示しており、本来は「私の愛馬はその辺の臆病な馬とは違う」という意味も含んだ上での発言である。現にこれを聞いた社長は苦虫を噛み潰しながらヴァサーゴを見つめ、渋々要求を呑んでいる。『α外伝』においてもこのシーンは採用され、ボイスが追加された上、わざわざナイトの駒を掲げてみせるバストショットまで用意されるという謎の厚遇ぶりであった。
- 「~だな、オルバよ」
- 「~だね、兄さん」といった感じで続く。この兄弟の会話には欠かせない台詞。
- 「月を見ぬまま地獄に落ちろ」
- ガンダムヴァサーゴのメガソニック砲を撃った時の台詞。
- 「切り札は最後まで取っておくものだよ」
- 第5話より。ここでいう切り札とは上記のメガソニック砲のこと。……同じ声のギャンブラーと賭け勝負したらどうなるか、気になるものである。
- 「ひとつ言っておこう。未来を作るのはニュータイプでは無い、カテゴリーFと呼ばれた我々だ」
- 第24話、アイムザット暗殺に際して。この辺りから兄弟の真意が見え始める。尚、裏切りに怒るアイムザットが「カテゴリーFめ」と発言した直後、シャギアはポーカーフェイスを崩し、表情を怒りで歪めたことから、カテゴリーFの烙印が相当の屈辱であることがわかる。
- 「君がフラッシュシステムを動かせた以上、死んでもらうよ」「それがわからないなら、君も本当のニュータイプでは無い」
- 第29話、アベル・バウアー暗殺に際して。当のアベル中尉は「フラッシュシステムの起動」でニュータイプへ覚醒したと歓喜しているが、兄弟は彼が"フラッシュシステムの起動しかできない"ことを察して、この台詞を贈っている。兄弟の想定している「本物のニュータイプ」へ覚醒しているのであれば、自身の身に起こる悲劇の未来を感じたり、兄弟の内に秘めた真意に気づくなりで、身の安全のために抵抗なり逃亡なり選ぶところだが、アベル中尉は兄弟に暗殺されてカテゴリーFに認定される事になる。
- 「我々は戦争を望んでいる」
オルバ「だから君たちが邪魔なんだよ」
「新連邦政府に栄光あれ!」 - 第36話。新連邦の和平派部隊の前に立ちはだかり、ガンダムヴァサーゴチェストブレイクのトリプルメガソニック砲を発射、部隊を壊滅させた。フロスト兄弟の求めた戦争が遂に始まる。
- 「世界が我らを黙殺するから、我らは世界を滅ぼすのだ!」
- 第38話より。ガロードに対して吐露した本音。
- 『α外伝』ではキャラクター事典に収録されている。
- 「ジャミル・ニートはこの引金を引いて心に深い傷を負った。ガロード・ランは引金を引こうともしなかった。」
オルバ「けれど僕らは違う。躊躇いも後悔も無い!」 - 最終話。サテライトランチャーを発射する際。自分達はジャミルやガロードとは違うと発する。
- またガロードが引き金を"引かなかった"ではなく"引こうともしなかった"と言っている辺りガロードがサテライトキャノンを使うことを期待していたのかもしれない。
- 『α外伝』では「ギム・ギンガナムは引金を引くことを焦り過ぎ、アグリッパ・メンテナーはその存在すら認めなかった」と付け加えている。
- 「ば、馬鹿な!送電システムはこちらの手中にあるはずッ!」
オルバ「兄さん!」
「ダブルエックスを撃つ!」
オルバ「でも、チャージが!」
「構わんッ!」 - 最終話。掌握したはずの送信施設からダブルエックスにマイクロウェーブが照射されたことに焦り、シャギアはオルバの忠告も意に介さず、サテライトランチャーのトリガーを引くが、チャージが完全ではなかったことから、兄弟のガンダムはダブルエックスと相打ちになった(チャージを待つより先にダブルエックスに一方的に消し炭にされるよりはマシと考えた可能性あり)。
- 「宿命のライバルだからな」
- 漫画版のラストシーンで、ガロードとティファの旅立ちを見送って。さわやかな笑顔なのがとても印象的である。ちなみに、アニメ版では負傷したのか車椅子に乗った姿だったが、漫画版では負傷した様子は見られていない。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「忠告ありがとう…だが、それは杞憂というものだよ」
- 『R』第34話「ゲキ・ガンガー」を越えてゆけ!」より。ラージの忠告を聞き流して。だが…。
- 「バカな! 我々は優れているのだ。こんな連中に!」
「お前たちとは違うのだ! 我々は!」
「ぐ、ぐわぁぁぁぁっっっ!」 - 『R』第35話「嵐の海」より。『R』での断末魔。フロスト兄弟は皮肉にもラージの忠告通りの最期を遂げてしまった。
- シャギア「人は持って生まれた遺伝子によってその後の生き方の全て…言うなれば運命を決められる」
オルバ「完全な適材適所による理想郷…。そこには争いも貧困もない…」
シャギア「そして、個人の自由もな!」 - 『Z』第52話ミネルバ一時残留ルート「黒歴史の真実」より。黒歴史の真実を知った後、ZEUTHの面々に対して、デスティニー・プランの危険性を述べた。
- オルバ「スーパーコーディネイター、キラ・ヤマト…!」
シャギア「君の存在は知っている。君は我々の対極の存在だからね」 - 同上。キラとの戦闘前会話。似て非なる者とされたカテゴリーFと、最高傑作とされたスーパーコーディネイターの対峙。
- オルバ「ギルバート・デュランダル!」
シャギア「最後まで貴様はっ!!」 - 『Z』において、デュランダルが最後の力で放ったネオ・ジェネシスによって引導を渡されて。最後の最後まで、フロスト兄弟はデュランダルにしてやられてしまった。
- オルバ「気に入らないね。僕達が誰かにものを頼むなんて」
シャギア「だが、彼等の力は認めざるを得ない」
オルバ「そうだね、兄さん」
シャギア「フ…ここは彼等に託そう。我々の未来も」 - 『第3次Z天獄篇』最終話にて、地球から至高神Zと戦うZ-BLUEを見て。完全に憑き物が落ちている。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
余談[編集 | ソースを編集]
- 双子の弟より身長が14センチも高い。しかしこれには理由があり、西村の設定画によると実はシークレットブーツを着用しているらしく、10㎝は身長を底上げしているようである。
- 名前の由来はシャギーアップから
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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