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2013年12月4日 (水) 02:55時点における版
パワーアップイベント(Power Up Event)
機体、またはパイロットがパワーアップするイベントの事。スパロボでは各原作における機体改修やパイロットの成長を再現するため、あるいはゲームバランスの観点から、数多く盛り込まれている。また原作終了組に見られるパターンだが、本来その時点で使用できるはずの武装や能力に制限がかけられていて、ストーリーの進行と共に解放されるものも存在する。この場合も便宜上パワーアップイベントと呼ぶことがある。
機体の場合は『マイナーチェンジ的な強化』、『大幅なカスタマイズ』、『新型機・サポート機との合体』、『武装追加』、『上位機種への乗り換え』、『封印されていた機能の開放』に分かれ、パイロットの場合は『能力の向上』と『特殊技能の追加』に分かれる。
そして「戦闘BGMが変化する」というイベントが起こる事も。盛り上がることの多いイベントである。
本項では、この8つに分けて解説する。
機体
マイナーチェンジ的な強化の例
機体に追加パーツが取り付けられたり、出力が向上したりする例。機体の名称が変わらない範囲内の強化に留まったものを指す。
- マジンガーZ
- 機体そのものが強化される代表例。ジェットスクランダーという翼パーツの装着が有名だが、それ以外にも出力向上や装甲材の変更など、様々な強化が繰り返された。最終的には、マジンカイザーと同等の力を得るほどに強化された。
- 鋼鉄ジーグ
- 白馬型強化パーツ・パーンサロイドや、特定の戦況下に特化した性能を誇るアース・マリン・スカイパーツ(いずれもSRW未登場)といったオプションを換装する事により、更なる機動性や攻撃力の増強を図っている。
- ガイキング
- 頭部を中心とした武装追加を始め、装甲の全面的な強化を施し、いわゆるガイキング (後期型)として新生。外見的には、フェイス部分の形状の変化と、四肢がどっしりと太くなっている点がポイント。「フェイス・オープン!」のシャウトと共に顔面装甲が飛散し、主人公機らしからぬ凶悪な面構えの『超兵器ヘッド』が露出する様はインパクト絶大。母艦の大空魔竜も小まめなパワーアップを繰り返しており、その都度ガイキングとのコンビネーション技も必然的に増加する。
- ガオガイガー
- 『平成のマジンガーZ』といった趣きの出力向上を施された。ただし、ゲーム中ではこの出力向上は見られず、専らスターガオガイガーへの換装、ガオファイガー、ジェネシックガオガイガーへの乗り換えでパワーアップしている。
- ダイ・ガード
- 厳密には「強化」ではない、「デチューンされた機体が本来な性能まで復元された」という特殊な例。特に第2次Zでは装甲値は200(Zシリーズの最低値)から一気1300まで引き上げられるなど、ある意味な原作再現である。
- キングゲイナー
- ゲイナーのオーバーセンスの向上によってパワーアップを果たした機体。機体そのものが改造されていないという特殊な例。
- アンジュルグ
- ツヴァイザーゲイン相手に『コードATA』を敢行・自爆した本機とパイロットのラミアをレモンが救出し、本機の全面的な能力の底上げをした上でラミアに返還している。
- ブラスタ(破界篇)
- 中盤にて新武装『SPIGOT-VX』が追加。射撃版と格闘版があり、序盤にて選択した戦闘スタイルに準拠したものが装備される。
機体が大幅にカスタマイズを受ける例
機体の外見が大きく変わるのが最大の特徴。それに伴い、機体の名称も変更される。バンプレストオリジナルに多い。
- ドラグナー1型・2型
- ドラグーンの量産によってお役御免になる所をプラート博士が、それぞれD-1カスタム、D-2カスタムへと強化・改良した。D-3も同様に強化されたが、人工知能の『マギー』を始めとする全体的なスペックアップが成されただけで、外見そのものは変わっていない。
- ガンダムデスサイズ・ガンダムヘビーアームズ・ガンダムサンドロック・シェンロンガンダム
- それぞれ経緯は異なるが舞台が宇宙に上がり、それぞれ宇宙戦用に改修を受けた。
- アルトアイゼン
- キョウスケが機体の性能に限界を感じ、改造プランを提案。OGシリーズではマ改造も加わり、アルトアイゼン・リーゼへと強化される。
- ASソレアレス
- 『様々な量産機体のパーツをそのまま使用できる為、修理や改造が容易』という特性を持ち、これをフルに活かして大胆なカスタマイズを短期間に施し、ASアレグリアスへと強化された。
- ベルグバウ
- ゼ・バルマリィ帝国の手によって、ディス・アストラナガンへと改修された。元々が融合・変質した機体であり、それを改修したという、一風変わったケースである。
- 雷鳳
- 後に大雷鳳へと強化されるが、長所ばかりを伸ばしたピーキーな機体の為、短所を省みない仕上がりになっている。トウマの特訓によって、真の力を発揮した。
- ベルゼルート
- フューリーとの戦闘で大破した際ベルゼルート・ブリガンディへと改修。
- クストウェル
- 専用パーツによりクストウェル・ブラキウムへと改修。実はこちらがオリジナルの形態という設定。
- ブラスタ(再世篇)
- 中盤にてリ・ブラスタへ改修。1周目ではリ・ブラスタRとリ・ブラスタBとの選択式で、2周目より換装が可能に。
機体の変質
スーパーロボット大戦F完結編におけるマジンカイザーのように、何らかの要因により機体そのものが変質する場合がある。下記の「封印されていた機能の開放」=「機体の変質」であることも。
基本的には外的要因によるものが多いが、中にはパイロットの精神状態により変質が起こるケースも見られる。なお不可逆なものと、一時的な変質に留まるものがある。
カスタマイズの亜種ともいえる為ここに追記する。
- ファイヤーライガー
- 大牙剣の怒りが頂点に達した時、獣神ライガーはファイヤーライガーとなる。一時的な変化。
- リューのクラスチェンジ
- 精霊石の力により、リューは強化された形態へと変質(クラスチェンジ)する。ただし精霊石の力を引き出すには乗り手の精神的成長が必要。一時的な変質。
- ブレードライガー
- シールドライガーがジークの力により進化。不可逆な変質だがOEではパワーアップ後も両方運用可能。
- ヤルダバオト (神化)
- 成長を果たしたフォルカがヤルダバオトを神化させた機体。不可逆な変質。
- ベルグバウ
- ヴァルク・ベンとアストラナガンが融合、変質した機体。人間の手が加わらなかった珍しい例。不可逆な変質。
- シグザリアス
- シグザールが三つのアームドファントマの覚醒により変質した機体。不可逆な変質。
- ライン・ヴァイスリッター
- ヴァイスリッターがアインスト化して変質した機体。COMPACT2、IMPACTでは元に戻すことを選択可能。OG2では、エンディングで元に戻ったとされていたが、OGSでは元に戻らず、それ以降もそのままである。
- バルゴラ・グローリー
- スフィアの共嗚により、主武装であるガナリー・カーバーが生物の形を変異した。不可逆な変質。
なお、スフィアの共嗚前元に機体(バルゴラ改)が既に大幅にカスタマイズを受けるが、ガナリー・カーバーの変質は厳密に言うと改修の一部ではない。
新型機・サポート機との合体
主にエルドランシリーズに多く見られる、グレート合体など。2号ロボが登場して合体したり、既存のロボットの合体機能が後から開放されるケースを指す。
なお、合体機能開放後、普段は分離状態として出撃か、合体以降に合体状態のままか機体・作品ごとに異なる。
- ライジンオー
- バクリュウオーと合体し、ゴッドライジンオーにパワーアップする。
- ダンクーガ
- ブラックウイングと合体する事で、設定のみで存在したファイナルダンクーガにパワーアップする。作品によっては、以降に分離不可、最初からファイナルダンクーガとして登場になるの場合もある。
- ダンクーガノヴァ
- R-ダイガンと合体する事で、ダンクーガノヴァ・マックスゴッドにパワーアップする。但し、上記のファイナルダンクーガと違いL、UXでは合体後の分離が無いため、第2次スーパーロボット大戦Zでは分離そのものが出来ないため合体した後は常時この形態のままである。
- ダブルオーガンダム
- オーライザーと合体する事で、ダブルオーライザーにパワーアップする。なお、スパロボでは合体以降にダブルオーライザーのままが、原作では搭載母艦の都合上、合体状態のまま出撃する事は不可能となる(劇場版では改修により合体状態のまま出撃が可能)。
- R-1、R-2、R-3
- R-2とR-3にプラスパーツが装着され、R-2パワード、R-3パワードに強化される。そして、R-1と合体し、SRXになる。
- アルテリオン
- 対となるベガリオンと合体し、ハイペリオンになる。最初から合体する事が前提の機体だったが、パイロット間の不和の為に合体できずにいた。
- ガナドゥール、ストレーガ
- 両機が合体することでフォルテギガスとなる。『第2次OG』では、設定変更によりフォルテギガスは最初から合体形態になる(分離は攻撃演出を変更)。
- グランティード
- ドラゴン型メカ「バシレウス」との合体によりグランティード・ドラコデウスとなる。バシレウスはフューリーに伝わる「伝説の龍」との類似性が指摘されており、新型機でない可能性がある。なおバシレウスはユニット扱いではないため分離不可。
- ヴァルホーク
- ヴァルストークとの合体によりヴァルガードへ、更にアルムアルクスとアルムストラが合体し、ヴァルザカードになる。ヴァルザカードへの合体以降は分離不可。
- レヴリアス
- セルケリウスとの合体によりソルヴリアス・レックスおよびソルヴリアス・レギーナとなる。
- オルフェス
- ライラスとの合体によりオデュッセアとなる。ライラスはゲーム序盤からサポート機として存在。
武装追加が行われる例
基本的には無条件で追加されるものが大半だが、フラグを立てる事で早期追加されたり、フラグを立てないと追加されない場合などがある。 なお、原作中の重要な局面(主にクライマックス)で使用されたものが武装として採用されることが多いため、そうした武装は必然的にスパロボでも登場・追加が遅くなりがちな傾向にある(早くて中盤、遅ければ最終話の前マップということも)。
- コン・バトラーV
- ただでさえ武装が多いのに、『グランダッシャー』や『ツインランサー』が追加され、全身武器庫の様相を呈する。Fでは主人公がスーパー系かリアル系かで追加されるタイミングが異なる。Aではボルテス、ダイモスとの3択で武器が追加可能。
- ボルテスV
- マキシンガル合金を打ち破る為に、『超電磁ボール』が開発され、『超電磁ボールVの字斬り』が追加された。Aではコン・バトラー、ダイモスとの3択で武器が追加可能。
- ダイモス
- 『必殺烈風正拳突き・改』が追加される。Aではコン・バトラー、ダイモスとの3択で武器が追加可能。
- ダルタニアス
- 『キャノンキュービック』『火炎アタック十文字斬り』『超空間エネルギー解放』が追加される。
- バルディオス
- 『パルサーベル・ドリンギング』や『バルディロイザー』が追加される。小説版にしか登場しなかったバルディロイザーの映像化はスパロボが初出である。
- ガンダムダブルエックス
- 『Gビット』が追加される。原作ではガンダムエックスが使用したのみである。
- サイバスター
- 作品によって状況は異なるが、『サイフラッシュ』『コスモノヴァ』『ディスカッター・乱舞の太刀』がそれぞれ追加される事が多い。また、αでは乱舞の太刀の追加に伴い、機体性能も上昇していた。
- ラッシュバード
- 南雲&アリスの操縦スキルの向上によって「ディメンションストーム」まで覚える。最終盤ではストレイバードの翼パーツ(及びその次元コンバータ)を一時的に装着して「モード・アーキオーニス」が使用可能になる。バンプレストオリジナルでは珍しく主人公の機体そのものが改造されていない。
- エグザート
- 第3章にてサブパイロットにヴァサージが加わり「ヴァリオ・リフレクト」「エンペリオン・グランツ」が追加、さらに第5章にてオリジナルのライコウ・ブレード入手により最強技「紫電の太刀」が追加。ラッシュバード同様機体改装は行われない。
上位機種への乗り換え
主にリアル系に顕著。リアル系は性質上下位機種が乗り換え後も残ることが多く過去の作品(旧シリーズなど)では改造が引き継がれない場合が多かった。そもそも、リアル系は戦闘マップ中で上位機種に乗り換える事が少なく、『パワーアップイベント』とは言い難い。
- ゲッターロボ
- ゲッターロボG、作品によっては更に真ゲッターロボへと乗り換える。作品によっては、ゲッターロボGで最初から最後まで戦い抜く場合も。
- ガンダム試作1号機
- 前半主役機。パイロットのコウは、後にガンダム試作3号機(ガンダム・ステイメン)へと乗り換える。SRWではその後バニングが搭乗したりする。
- ガンダムMk-II
- 前半主役機。パイロットのカミーユは、後にΖガンダムへと乗り換える。ただし、SRWではカミーユが乗っている事は少なく、エマやエルが乗っている事が多い。
- Ζガンダム
- 前半主役機。パイロットのジュドーは、後にΖΖガンダムへと乗り換える。ただし、SRWではほとんど再現されていない。SRWでは大方カミーユの愛機として活躍。ルー等も搭乗する事がある。
- リ・ガズィ
- 前半主役機。パイロットのアムロは、後にνガンダムへと乗り換える。SRWでは初めからケーラが搭乗したり、別作品のフォウやルーの搭乗機となる事も。
- νガンダム
- SRWではアムロが後にHi-νガンダムへと乗り換える事も多い。
- Vガンダム
- 前半主役機。パイロットのウッソは、後にV2ガンダムへと乗り換える。その後は、原作通りマーベットが搭乗する。
- シャイニングガンダム
- 前半主役機。パイロットのドモンは、後にゴッドガンダムへと乗り換える。SRWではその後永久離脱となるかレインの搭乗機となる場合もある。
- ウイングガンダム
- 前半主役機。パイロットのヒイロは、後にウイングガンダムゼロへと乗り換える。SRWではその後永久離脱となる。第2次αでは初めてウイングゼロと併用できた。
- ガンダムエックス
- 前半主役機。パイロットのガロードは、後にガンダムダブルエックスへと乗り換える。その後は原作通りジャミルが搭乗する。
- ストライクガンダム
- 前半主役機。パイロットのキラは、後にフリーダムガンダムへと乗り換える。その後はムウが搭乗する。
- インパルスガンダム
- 前半主役機。パイロットのシンは、後にデスティニーガンダムへと乗り換える。その後はルナマリアが搭乗する。
- ガンダムエクシア
- 前半シーズン主役機、後に、ダブルオーガンダム(ダブルオーライザー)へと乗り換える。スパロボではその後永久離脱になるが、原作ではその後ガンダムエクシアリペアIIとして修復され最終決戦に登場。
- エルガイム
- 前半主役機。パイロットのダバは、後にエルガイムMk-IIへと乗り換える。旧シリーズではMk-IIの入手が遅く、苦労した。
- ダンバイン
- 前半主役機。パイロットのショウは、後にビルバインへと乗り換える。その後はマーベルが搭乗する。
- ザブングル
- 前半主役機。パイロットのジロンは、後にウォーカー・ギャリアへと乗り換える。その後はラグが搭乗する。
- 黒獅子
- 最終的に飛影に乗り換えとなる。
- ビルトビルガー
- 相性の良い機体に恵まれなかったアラドが、ようやく巡り会えた愛機。
封印されていた機能の開放
最初から機体に組み込まれていたシステムが、あるきっかけを境に開放される事。キングゲイナーのように、パイロットの成長に伴って機体がパワーアップしたものは含まれない。
- ライディーン
- 第3次αでは、『ムートロン開放』によって、武装の全てが使用可能になる。
- Ζガンダム
- バイオセンサーの機能により、『ハイパー・ビーム・サーベル』や『ウェイブライダー突撃』が使用可能になる。それに伴い、機体性能の強化が加わる場合もある。
- ∀ガンダム
- 文明さえも滅ぼす力『月光蝶』が封印されていた。
- イデオン
- 機体に秘められていたイデの無限力が『イデオンソード』や『イデオンガン』という形で発現。そしてその力の行く先は・・・。
- レイズナー
- 機体の内部に秘匿されたもう1つのAI『フォロン』が、V-MAXの発動の権限を握っていた。
- ガンレオン
- スフィアを開放する事で、『マグナモード』へとパワーアップする。ただし戦闘中の演出であり、普段はパワーアップ前と同じ姿で運用する。
パイロット
能力の向上
特訓や覚醒など、何らかのイベントを経てパイロットのステータスが一回り強化される。ただし、バンプレストオリジナルのキャラクターの場合、『能力向上を経て、ようやく一人前』というケースが多い。
- 司馬宙
- 第3次αでは新サイボーグ宙へと進化した事により、鋼鉄ジーグ時の運動性と移動力が上昇する。
- アイビス・ダグラス
- 過去のトラウマを振り切る事でパワーアップを果たす。なお、それに伴いアルテリオンのリミッターを解除したので、機体の性能も上昇している。
- トウマ・カノウ
- 雷鳳及び大雷鳳の力を引き出す為に、鉄也達から厳しいトレーニングを受けた。能力以外にも、パワーアップの都度、雷鳳や大雷鳳に新たな技が追加され、使用可能になる。
- セツコ・オハラ
- 仲間の死に直面し、仇を討つ為に特訓した。能力の向上に加え、貴重なSP回復まで覚える。
特殊技能の追加
版権キャラクターに多く見られるパワーアップイベントで、原作を再現したものである。
- ドモン・カッシュ
- 『明鏡止水』を体得する事で、シャイニングガンダムの真のスーパーモードを引き出す事に成功した。
- キラ・ヤマト
- 彼を始め、一部のキャラクターに『SEED』が追加される。気力が一定値以上になると顔グラフィックが変化し、目が光彩を失ったものになる。
- ゲイナー・サンガ
- 『王』の名を冠するキングゲイナーに相応しい者になるべく特訓。その結果、ゲームチャンプとして覚醒を果たした。
- ケーン・ワカバ
- 打倒グン・ジェムの為、『見切り』を身に付けるシーンがあるが、MXではジョルジュから手ほどきを受けて身に付けるというクロスオーバーがある。
- 刹那・F・セイエイ
- 原作ではセカンドシーズン終盤、SRWでは再世篇終盤にてリボンズとの最終決戦時にイノベイターへと覚醒。
- 飛鷹葵、館華くらら、加門朔哉、ジョニー・バーネット、エイーダ・ロッサ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇ではダンクーガとのクロスオーバーでダンクーガノヴァ・マックスゴッドが登場した際に野性化を取得する。また、UXでも同様に合体した際にビースト化を取得するが合体時でのみ効果を発揮する物になる。