ディアッカ・エルスマン

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ディアッカ・エルスマン
外国語表記 Dearka Elthman[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 笹沼晃
デザイン 平井久司
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人コーディネイター
性別
生年月日 コズミック・イラ54年3月29日
星座 牡羊座
年齢 17歳 → 19歳(DESTINY)
出身 プラント・フェブラリウス市
身長 176 cm ⇒ 180 cm(DESTINY)
体重 67.5 kg ⇒ 58 kg(DESTINY)
髪色
瞳の色 薄い紫
血液型 AB型
所属組織 ザフト
所属部隊 クルーゼ隊アークエンジェル隊ジュール隊
役職 赤服 ⇒ 緑服 ⇒ 黒服
軍階級 大尉(『DESTINY』後)
趣味 日本舞踊
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ディアッカ・エルスマンは『機動戦士ガンダムSEED』・『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムSEED[編集 | ソースを編集]

ザフトクルーゼ隊パイロット。プラント最高評議会議員のタッド・エルスマンを父に持つ。

ヘリオポリスバスターガンダムを奪取し、以後愛機にする。

軽い性格であるが、趣味が日本舞踊という歴史あるもの[2]なのが意外。後述するが「グゥレイト!」という特徴的な台詞を持ち、本編外では口癖のように扱われている。同じ隊のイザークとは対照的な性格だが、心の奥底ではしっかりとした信頼関係で繋がっているようである。所謂凸凹コンビか。

初期設定では「狡猾で残忍な性格」とされていたのだが、そんな描写は見られなかった。むしろ戦闘機に手こずったり、砂漠の砂に足を取られて機体を転ばせたり、ミリアリアに失言をして危うく殺されかける等、間抜けなところばかり目立ったため、ファンからは「迂闊で残念」などと揶揄されている。

ニコル死亡後の戦闘で、ムウのスカイグラスパーと相撃つ形でバスターが致命打を受けてアークエンジェルへ降伏、捕虜になる。捕虜として過ごす中で生き方を見つめ直すこととなり、オーブでの戦闘においてミリアリアの乗るアークエンジェルを守るべくバスターに乗り出撃。その後は自分の意志で三隻同盟に参加し、敵として再会したイザークに対しても銃を向けずに話し合うように説得する等の成長が見られた。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY[編集 | ソースを編集]

続編である『DESTINY』ではザフトに戻るも緑服に降格し(ザフトに軍階級は無いが、一度アークエンジェル隊と行動を共にしているので、エリートの証である赤服は取り消された)、イザークの部下になる。エピローグでは地味に黒服(大部隊の副官クラス)に昇進している。

なお、小説版において、彼はデスティニー・プランに対して当初から否定的だった事が判明している。同時にラクスの偽者を担ぎ出したデュランダルの本性も察しており、中々の切れ者の一面を見せている。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

バスターガンダムの性能と本人の相性が非常に良く、使いやすいキャラ。作品によってはキラ等より使いやすいくらいである。だが、『スーパーロボット大戦Z』ではまさかの声無し非戦闘キャラになっていた(一応没データとしてパイロットデータは存在している)こともあり、『DESTINY』準拠での参戦の場合、自軍ユニットとして使えないパターンも多くなっている。参戦したとしてもデフォルトの乗機がガナーザクウォーリアなので戦力として不足と今ひとつ扱いが悪い。

無愛想で味方として使える期間が少ないイザークと比べると他作品のキャラとの絡みも多い。基本的には味方陣営でも「少々皮肉屋だが気さくで明るい青年」キャラで通っているようだ。本編ではいまいちカッコつかないキャラだが、脇役としてはきちんと機能しているところも人気のポイントか。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
初登場作品。『SEED』の原作通り、初期は敵だが、アラスカルート第30話「終わらない閃光」で捕虜となり、同33話「暁への脱出」で味方として参戦する。妙にαナンバーズに馴染んでいるのが印象的。
バスターに乗るために生まれてきた男、と呼べるほど乗機との相性は抜群。援護攻撃に適した高威力長射程の単体攻撃武器を、小隊長能力『援護攻撃のダメージ+20%』と連携攻撃でフルに活かす。さらに移動後使用可能な全体攻撃武器を活かす集束攻撃、残弾制の武装を長持ちさせるBセーブまで初期技能で所持する。ザコ処理から援護攻撃までこなす縁の下の力持ち的存在。バスターもストライクガンダムの改造を引き継ぐので即戦力として使える。
初期能力はキラ・ヤマトアスラン・ザラに若干劣るが、成長タイプが万能型の彼らに対し射撃特化のため、最終的に射撃や命中では逆転する。もちろんSEED発動時の彼らには引き離されるが、能力は十分にエース級と言って良い。
彼の趣味の日本舞踊は、他メディアでもほとんど触れられない没設定にも等しい設定だが、本作では「パレッス粒子に侵された際、日本舞踊を皆に披露しようとする」という形で拾われている。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Z
『DESTINY』設定。ジュール隊の一員として登場する…のだが、まさかの声無しのNPC扱い。ミリアリア自身に振られた(正確には違うらしい)事を暴露された際、チャンドラ二世に「色々と不幸な奴」と評されている。デスティニープランに関しては「ナチュラルの女の子と付き合えないなんてゴメンだ」と否定。
ちなみに使用こそ出来ないが専用の黒いブレイズザクファントムのグラフィックは用意されており、内部には没データも存在する(精神コマンドや特殊技能は『第3次α』のものと殆ど同じ。ただ、ボイスが人工知能と同じだったのでネット上で「ディアッカ・ELSマン」などと呼ばれた)。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
今回はNPCとして顔見せ程度での登場。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
今回もNPCとして登場。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦J
『SEED』設定。精神コマンドがを覚えるようになり、原作には無かったミリアリアへの本気の気持ちを言うシーンもある。能力・技能ともバスターとの相性が良く、リアル系が辛い本作でも使いやすい部類に入る。ナデシコ…というか、ユリカの空気にすっかり染まってしまった主人公部隊の面々に「よくお前ら生き残ってきたな…」と冷静にツッコミを入れる常識人でもある(それに対する回答は、「よく分からないけど何故か上手くいく」というもの。ちなみにユリカは一見そうは思えないが、艦長としては有能ではある)。
スーパーロボット大戦W
『SEED』設定。『J』の頃とほぼ同じ。惜しむらくは使用可能のタイミングが遅い事だけ。しかもフラグを満たしていると仲間になったタイミングでトールが生還してしまう為、ミリアリアとの絡みが無いに等しくなってしまう。ただその代わりにトールとは周りから「意外といいコンビになれそう」と思われるほどに意気投合するため一概に扱いが悪いとは言えない。使い勝手は前作同様。最早忘れられていた「狡猾」の設定だがクルーゼは覚えていたらしく、終盤に彼で戦闘を行うとそれに関する会話がある。ちなみに「残忍」に関しては触れられない。声優ネタか、本作と『SC2』では笹沼晃氏が演じた『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』のリンクが言った「エアァ!」を言う。
スーパーロボット大戦K
『DESTINY』設定。メサイア攻防戦中に説得するとその場で自軍入り。撃墜してもシナリオクリア後に問題なく自軍参入する。ディアッカ自身はともかく、専用ザクが汎用機クラスの射撃武器しか持たないので火力に欠ける。インパルスかアカツキに乗り換えれば解決するが…。援護関係の仕様が大幅に変わった為に以前のような援護の鬼では無くなった。ただ、信頼補正は「射撃武器の攻撃力アップ」であり、何と主人公キャラ以外では数少ない「攻撃力アップ」の補正を持つキャラである(ちなみに、キラと同じ補正である)。その為、それを活かせば最終的にはSEEDを発動させたキラ達と同程度に落ち着く事になる(これはディアッカとの補正が高いイザークにも言える)。なお、今回彼はいつものセリフをある男に取られるが、その前にも取られた人が居た。ちなみに中盤からずっと味方にいるのに、一度もミリアリアと会話が無い(ディアッカからしたら気まずいのかも?)。
スーパーロボット大戦L
『DESTINY』設定。序盤のシナリオでガナーザクウォーリアに乗っており、一時的にミネルバクルーとして戦ってくれる。シンにキラの人となりについて語ったり、条件次第だがバスターに乗れるようになったりと『DESTINY』設定での参戦としては割と優遇されている。終盤、『DESTINY』時代では珍しく一瞬だけだがミリアリアと絡む場面がある。バスターが手に入った場合は速攻で乗せかえをしよう。

Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
『DESTINY』設定で音声が収録された唯一の作品。イザークと共に登場はするのだが、序盤はほとんど地上シナリオ。終盤でも量産色のガナーザクウォーリアを駆る(イザークも専用のスラッシュザクファントム)。終盤でもなんとなく2人とも地味に登場といった感じなので、あまり目立たない。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Card Chronicle
『W』以来の『SEED』設定で登場。シナリオが進むと『DESTINY』設定に変化する。
今作ではアークエンジェルに投降せず、ジュール隊にニコルと共に参加するという展開となるが、『DESTINY』設定時のグラフィックは原作同様の緑服。一体彼は何をして降格されたのだろうか……。
スーパーロボット大戦X-Ω
バスターガンダムに搭乗している。
スーパーロボット大戦DD
1章Part4から登場するエネミーユニット。『SC2』以来13年ぶりの声付き参戦で、『SEED』設定となると『第3次α』から15年ぶりとなる。
1章Part7で原作同様にアークエンジェルに機体ごと鹵獲され、Part11からは自らの意志で彼等に協力している(シナリオ描写のみでユニットとしては使用できない)。2章Part1終了後はプラントに戻り、3章Part7にて『DESTINY』設定で再登場。何気にHDリマスター版準拠の黒いガナーザクウォーリアに搭乗している。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

能力値[編集 | ソースを編集]

射撃命中に秀で、バスターガンダムとの相性はぴったり。技量回避も高水準。MS乗りの常で防御はあまり伸びない。

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

どの作品でも非常に便利な精神コマンドを持っておりバスターとの相性抜群な狙撃を早い段階で習得する。汎用性の高い集中熱血も欠かさず習得。ミリアリアとの関係からを習得する作品も。

第3次α
狙撃集中必中熱血幸運ひらめき
J
狙撃集中ひらめき熱血鉄壁
W
狙撃集中必中熱血ひらめき
K
狙撃集中必中熱血不屈突撃
Z(没データ)
集中狙撃ひらめき必中熱血
L
集中狙撃必中不屈熱血
X-Ω
必中集中闘志

特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]

SEED設定で参戦した場合、MSパイロットとしては珍しく切り払いシールド防御を覚えていないが、バスターがそれらに対応していないので、そのまま乗り続けるなら気にならない欠点である。

第3次α
援護攻撃L3、集束攻撃連携攻撃Bセーブ
J
コーディネイターヒット&アウェイ援護攻撃援護防御
W
撃ち落としヒット&アウェイコーディネイター援護攻撃コンボ
K
コーディネイター切り払い撃ち落としシールド防御ヒット&アウェイ援護攻撃援護防御アタックコンボ
Z(没データ)
援護攻撃連携攻撃支援攻撃Bセーブ
L
切り払い撃ち落としシールド防御ヒット&アウェイ援護防御アタックコンボ

小隊長能力(隊長効果)[編集 | ソースを編集]

援護攻撃時の攻撃力+20%
第3次α』での能力。

人間関係[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムSEED[編集 | ソースを編集]

タッド・エルスマン
父親。プラント最高評議会の一員。ザラ派よりの議員だが、ディアッカが捕虜になった後は強硬派とは距離を置いたらしく、ニコルの父とは立ち位置が対照的。
ちなみに小説版ではディアッカが軍人になる事には反対していたが、親心ではなく「不向き」という理由だったとの事。
イザーク・ジュール
親友。後に上官になるが、現場では同等の立場でやっている。
アスラン・ザラ
仲間。オーブで再会するまで、スクール時代を通して意見が一度として合致した事がないらしい。
ニコル・アマルフィ
仲間。当初はその穏やかさを軽んじて馬鹿にしていたが、いざとなれば躊躇なく冷徹に行動する様を見て認識を改めた。『SEED DESTINY』ではアスラン・イザークと共に彼の墓参りをしている。
ラウ・ル・クルーゼ
(元)上官。後にバスターと交戦し中破させているが、特に会話は無かった。といってもディアッカは相手が誰か解っていなかったが。スパロボでは専用の戦闘会話がある場合がある。
アンドリュー・バルトフェルド
イザークとともに地上に降下した際、彼の指揮下に入る。ザフトの赤服とはいえ地上戦の経験が無い二人に対し当初は邪魔にしかならないんじゃないかと見ていたが、ディアッカの引き際の良さを見た時は「長生きするタイプ」と評している。
ミリアリア・ハウ
自身の軽口(のつもりだった)で殺されかける。その後微妙に距離を縮めていく。しかし、『DESTINY』では結局振るというか一時的に身を引いている状態。彼女は後に戦場カメラマンとなって世界を駆け巡っていたが、情勢が悪化したのに伴い、再び、管制官としてアークエンジェルに搭乗する。ディアッカのことは彼の余りの過保護振りに「振っちゃった」と発言しているが、もちろん別れてなどおらず仲間(主に元彼氏のトール・ケーニヒ)と世間体を気にしての発言である。お互い未練がある状態で付き合いそのものは続いている。「ナチュラルの女の子と付き合えないなんてゴメンだ」と他の女性に気がある素振りを見せつつも浮気そのものは絶対にせず何よりもミリアリアの事を1番に考えている。自身の彼女ながら一度も絡みがなかった。監督はTwitterにて、「ディアッカとミリアリアの今後はいい方向に考えていい」と発言している事から見るに別れてはいない事が解る。
フレイ・アルスター
殺されかける。ミリィとは違いその後絡みはなかった。
キラ・ヤマト
何度も戦ったが決着つかず。三隻同盟参加後は「ディアッカさん」、「ディアッカ」と呼ばれる。元・宿敵でありながら、会話のやり取りは悲しいくらい少ない。確かに戦闘含めて絡みは無いに等しいが…。
ムウ・ラ・フラガ
原作でバスターを戦闘不能に追い込んだ最初の人物。行動を共にするようになってからは「おっさん」と茶化し気味に呼んでいるが、比較的ウマは合っていた。
トール・ケーニヒ
原作では一度も絡まない。『W』ではフラグ次第で彼と表向きは仲良く振舞っている。もちろん内心は穏やかではなくディアッカもミリアリアもそこは気にしている。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY[編集 | ソースを編集]

シン・アスカ
原作では特に関わりがないが、『L』においてフリーダムのパイロット(キラ)について聞かれ、答えるシーンがありシンとキラの和解に一役買っている。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]

デュオ・マックスウェル
W』ではノイ・ヴェルターにあまりにも馴染みすぎている事を彼に「馴染みすぎだ」と突っ込まれる。さらにニコルの生存フラグを立てているとトールが生還してミリアリアとのフラグが叩き折られてしまったことをネタにされる。
ジュドー・アーシタ
第3次α』では降っても飄々としていたディアッカの態度に不快感を隠さなかった。もっとも、後半には和解したものと思われる。
フォウ・ムラサメルー・ルカエル・ビアンノ
『第3次α』では彼女達にミリアリアとの仲を応援される。

スーパー系[編集 | ソースを編集]

碇シンジ
第3次α』ではキラとアスランが再会して二人で話をしたいと言った時、割って入ろうとしたカガリを彼やジュドーと共に止めている。レイに笑顔でお礼を言われ、アスカに嫉妬の目を向けられる彼を「色男」と冷やかしたり、使徒を迎え撃つ彼の気迫に気圧される場面も。
ツワブキ・サンシロー
『第3次α』ではαナンバーズに編入された事を驚かれるも、真に戦うべき相手を見極めた事で信頼を得、快く仲間として迎え入れられた。

リアル系[編集 | ソースを編集]

イッシー・ハッター
K』では彼に決め台詞を取られてしまう。

バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]

セレーナ・レシタール
第3次α』ではクルーゼ隊の頃から色々と縁がある。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「グゥレイト!」
ディアッカの台詞の中でも最も有名な台詞。この台詞の後には『SEED』第13話ではドレイク級撃沈時に「数だけは多いぜ!」と、『SEED DESTINY』では「やったぜ!」と続く。
実の所原作ではこの2回しか言っていないのだが、SRW含めゲーム等の他媒体ではディアッカの口癖の様に扱われている。
前者はSRWでも『第3次α』で宇宙怪獣バッフ・クラン軍等を相手にした際の特殊戦闘台詞で使われている。
余談だが、福田己津央監督が後年クリエイティブプロデューサーを務めた『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』でも、ヴィヴィアンが上記の台詞を言っている。
加えて、ゲーム『Gジェネレーション WORLD』においてはディアッカのボイスが収録されていない中で担当声優が同じ『機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』の影のカリスト(SRW未登場)が「グゥレイト!」と言い放ち、物議を醸した。

SEED[編集 | ソースを編集]

「つつけば慌てて巣穴から出てくる…って、やっぱり間抜けなモンだ。ナチュラルなんて」
第1話より。ディアッカ初登場時の台詞。ザフトヘリオポリス襲撃を受け、秘匿していたG兵器を野外へ搬送する車両を目の当たりにして。
当初はナチュラルを見下すコーディネイターの典型例であるディアッカだが、戦争によって広い世界を見て、精神的な成長を遂げていく。
「ちぃ! ビームの減衰率が高すぎる! 大気圏内じゃこんなかよ!」
第21話より。初の地上戦でのビーム兵器の使い勝手に戸惑う台詞。なお、爽快感が重視される近年のSRWではこの辺は無視される傾向にある。
「いい加減に落ちろ!」
同話より、低空飛行中に廃墟に引っ掛かって動けなくなったアークエンジェルを攻撃して。…が、この攻撃は廃墟の方を破壊してしまい、自由になったアークエンジェルから反撃を受けて足場にしていたレセップスが大破。余計なことをして自軍の損害を招いてしまった「残念」なシーンの一つ。
「俺達が討たなきゃならないのはストライクだ!」
第30話より。ニコルが死亡し、怒りのあまりに喧嘩になるアスランイザークに向けた台詞。
今までニコルが務めてきた部隊内の緩衝材の役目を引き継ぐ形になり、ディアッカの成長の発端となる。
「へえ、この船ってこんな女の子も乗ってんの」
「バッカみたい。何泣いてんだよ。泣きたいのはこっちだっつーの」
第31話より。直後の戦闘にてやむなくアークエンジェルに降伏し、捕虜として連行される最中、トールキラを失い悲しみに暮れるミリアリアを見かけて絡む。
その厚顔無恥な態度に、一緒に居たサイは怒りを露わにするが、ノイマンに軍法を理由に制止される。
「ああ、それとも馬鹿で役立たずなナチュラルの彼氏でも死んだか?」
第32話より。捕虜としてアークエンジェル艦内の医務室で寝ている際にミリアリアと遭遇し、小馬鹿にした発言を続けた末に言い放った一言。
2人のMIAと入れ替わりで捕虜になったという立場とここまでの発言で既に心象最悪なところに、事情を知らないなりの想像で考えうる限り最悪の発言をした結果、のような形相の彼女にナイフで襲われ、危うく殺されかけるという騒動に発展してしまった。まさに「口は災いの元」。
この出来事がきっかけで彼は「ナチュラルにもコーディネイターにも、それぞれ大切な人が存在している」という当たり前の事実に気が付くことになり、自分の発言を悔やむ。そしてこれ以降はナチュラルに対する侮蔑的な態度や言動は鳴りを潜める事になる。
小説版ではこの辺りのディアッカの心情が明確に描写されており、この時はナチュラルとの戦争をゲーム感覚に捉えて一種の英雄願望を持って戦っていたため、まさかあんな少女が目を真っ赤に泣き腫らして襲い掛かってくるなど想定した事すらなかった。その分ディアッカの衝撃は激しく、価値観を激変させることになった。
「…っと、その… お前の彼氏…どこで、その…」
「…俺じゃない…」
第33話より。牢へと入れられた後、自分の元を訪れたミリアリアに対して「彼氏」の事を尋ね、スカイグラスパーのパイロットだったと知り、「彼氏」を殺したのが自分ではなかったことに安堵する。触れるのが憚られる話題に言葉を濁す様子からも心境の変化が見て取れる。
「…嫌だね。あんなもんにはお前が乗れよ」
プラントに潜入するアスランに「もしも自分が戻らなかった時はジャスティスを頼む」と言われた際に返した台詞。皮肉を被せたツンデレな友情が垣間見える。
なお、小説版では「嫌だね」の後に「俺はバスターが気に入ってるんだ」という台詞が追加されている。
「まあ…、あの頃の俺たちに囲まれてちゃ、そんなこと言いだせなかっただろうけどな…」
PS2用ソフト『機動戦士ガンダムSEED 終わらない明日へ』より。メンデルでイザークと再会した後、知り合い同士で撃ち合う状況をアスランと話し合った時の台詞。
当時の自分達の態度ではそれを打ち明けられるはずもなく、その揚げ句に友人同士で殺し合いをさせる羽目に陥ってしまったことへの後悔が伺える。

SEED DESTINY[編集 | ソースを編集]

「一応出て行って、瞬殺されてくる?」
メサイア攻防戦直前、戦闘宙域に現れたエターナルを見つつ言った台詞。
デュランダルへの不信もさることながら、キラやアスランの戦闘能力と自分達のそれを冷静に分析した上での発言でもある。ただ、露骨に命令違反をすれば、ジュール隊全体への責任にもなり兼ねないが、出撃して被弾したとなれば一応軍への義理は果たした形になる。
ちなみにイザークから「そんなつもりなら、最初から出るな!」と即座に反論された…のだが、ディアッカにとっては彼の反応を想定した上で発言したのであろう。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次α
「目が二つついててアンテナはえてりゃマスコミがみんなガンダムにしちまうのさ」
トロワ「…どこかで聞いたセリフだな」
セレーナ編第7話「ワンズ・ジャスティス」にて。αシリーズでは前作でも万丈が同じセリフを言っている。
「俺も…ここに残るぜ」
「成り行きってのもあるけど、アスランもそう言ってるしな。どうやら、プラントのことだけを考えてりゃいいって状況じゃなさそうだ。薄々気づいてたことだけどよ。内輪揉めばっかやって、生きる場所…プラントや地球を失っちまったら、本末転倒だもんな」
第33話「暁への脱出」にて仲間入りした際の台詞。原作以上に地球圏が荒れていることもあり、流石のディアッカもより沈痛な面持ちで発している。
「簡単に言ってくれるぜ…全人類のためと言えば聞こえはいいが…」
「いけすかない連中のために俺達が生命を張るんだぜ。馬鹿らしくもなるさ…」
第37話「果て無き旅路の始まり」より。αナンバーズ太陽系外追放を命じられた際、命懸けで守ってきた同胞に疎まれようと平和のために前向きに考えていた面々に対して。
「ああ、もう…!お前ら、そろってお人好し過ぎるぜ!」
惑星キャラルルート第39話「果てに待つもの」より。敵対異星人のギジェが仲間に加わる事に異を唱えた際、キラ&アスランの両名から揃って反論され、堪らずに上述の台詞を叫ぶ。
「じゃあ俺は得意の日舞でも披露するぜ」
惑星キャラルルート第40話「勇者王、最後の刻!」より。レプリ地球パレッス粒子に侵された時に発した台詞。上記の通り裏設定で彼は日本舞踊が得意とされるが、このシーンでこの事を知ったプレイヤーも少なくない。
「くそっ!照準が定まらないんじゃ、狙撃も無理だぜ!!」
第44話にて。暴走しかけているハザル・ゴッツォ念動力の影響を受けているヴァイクランが引き起こしている次元境界線の歪みと重力場異常によって、照準が常に揺れている状態であるため、バスターが得意とする狙撃を行えないことを口にした際の台詞。
「俺にはあいつらほどの業も覚悟もねえけどよ、見ちまったから……」
「あいつら見て……アラスカやパナマやオーブ見て……」
「そんでもって、地球から遠く離れた銀河の中心を見て……」
「それでもまだザフトに戻ってプラントのために戦うなんてこと、俺にはできねえよ」
宇宙ルート第47話「ヒトの見た夢」でイザークと対峙して。原作の台詞に「銀河の~」が加わっただけだが、外宇宙で壮絶な戦いを経験し、危機を身近に感じて来た「αナンバーズの」ディアッカにとって、プラントを守ることのみを一義とするザフトの今の在り方は到底受け入れがたいものであった。
「ま…難しい理屈はともかく悪い奴ってのが連邦にもプラントにもいるってのは確かだな」
非は両陣営の一部の人間にあり、ナチュラルコーディネイターの和解は絶望的ではないと力説するキラ&アスランの主張を、ディアッカ流の言い回しで支援する。
「やるねぇ……色男」
綾波に微笑みかけられたシンジを冷やかして。
「もう止せ、イザーク!お前だって、この戦いに意味なんてないのがわかるだろ!」
イザーク「………」
「コーディネイターだ、ナチュラルだなんて、馬鹿らしいくらいちっぽけなんだよ!」
「そんなことよりも、もっと大事なことがあるだろ!」
第51話「終わらない明日へ」の前半ステージより。条件を満たしている場合、イザークとの戦闘後に発生する会話その1。
イザーク「…俺はどうすればいい…」
「お前の力を貸してくれ。まずは、この馬鹿げた戦いを止めようぜ!」
「その後のことはそれから考えようぜ」
イザーク「ああ!」
同上。条件を満たしている場合、イザークとの戦闘後に発生する会話その2。
ディアッカの言葉を受けて、イザークは遂にαナンバーズに力を貸すことを決める。
「それはあんたにとって使い勝手のいい駒ってことだろうが」
同話の後半ステージにて、イザーク加入フラグを満たした場合、2PPでイザークが味方援軍として参戦した際の、クルーゼとの会話より。
今は亡きニコルを含めたクルーゼ隊の隊員が優秀な部下だったと語るクルーゼに、ディアッカは痛烈な皮肉をぶつけた。
「ま…俺が神様ならそういう結論を出すかもな」
ミリアリア「あんたは黙ってて。まじめな話なんだから」
「あ、ああ…」
第59話「果てしなき流れの果てに」のシナリオデモより。人類が争いを続けるせいでアポカリュプシスに滅ぼされるのだろうか、と悩むキラに対して軽口を叩く。が、ミリィから即座にツッコミを受けて沈黙…。隣に相方がいる場合、(ディアッカ…情けないやつ…)と呆れられてしまう。
「銀河の戦い…これで終わるんならよ!」
「ケイサル・エフェス! これで終わらせてもらうぜ!」
最終話でのケイサル・エフェスへの特殊戦闘台詞相方ばりの熱血度である。
ミリアリア「で、どうして、あんたもオーブにいるわけ?」
「俺もアスランと同じで脱走兵扱いなんでね」
「ま…イザークの奴がとりなしてくれれば、おとがめは無しになるだろうけどよ」
ミリアリア「だったら、早くプラントに帰りなさいよ」
「そう言うなよ。少しは地球ってのをゆっくり見物する時間が欲しいからな」
「お前、この国の出身なんだろ?とりあえず案内してくれよ」
ミリアリア「………」
「…ダメか?」
ミリアリア「いいわよ…。あんたも頑張って戦ったしね…」
「お、おう!」
ミリアリア「でも、いつかはプラントに帰りなさいよ。こういうことはキチンとしないと」
「ああ…」
エンディングにて。銀河大戦終結後、オーブに帰国したミリアリアとの会話。
「的は腐るほどいるんだ! 外すかよ!」
「根本的にはバスターと同じ…使いこなして見せるぜ!」
「一気に片付けてやるぜ!」
いずれもハイマット(ミーティア)・フルバーストとフォルティス・ビーム砲用の没台詞。ちなみに専用カットインまで用意されていたが乗り換え不可の扱いになり、あえなくお蔵入りに。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

J
「格闘競技ぃ? モビルスーツでか?」
「…ナチュラルの考えることは、ほんとわかんねえな」
第40話「すれ違う運命」より。イネスにガンダムファイトのことを聞いて。ごもっともである。
「よく生きてたな、お前ら」
第46話「破滅への扉」より。自軍参入後、ナデシコ組の行き当たりばったりぶりを目の当たりにして。ごもっともである。
「くそおっ! もうあんたを隊長とは呼ばねええっ!」
第48話「終末の光 後編」における、フレイが殺された直後のクルーゼとの戦闘前会話
「俺にだって守りたい物ができたんだ!あいつらは俺が死なせねえ!」
第49話「憎悪の果て」における、ザフトとの最終決戦でのクルーゼとの戦闘前会話。
W
「………」
第43話「記憶の底から」にて、ニコル生存フラグを満たした際の追加場面。仲間に加わるきっかけだったにも関わらず、トールがミリアリアのもとに帰ってきたときの無言。顔グラからも、悲しいぐらいの哀愁が漂っているように感じられる。ニコル生存自体は間違いなく良いことだが、トールの生還と連動した影響で割を食った形になる。
「ダガー系を回してもらえない二線級の部隊が相手とはな。拍子抜けしちまうぜ」
第50話(プラントルート)「憎悪と運命の螺旋」にて、ユーラシア連邦の編成を見て。
「あんたの本性…見せてもらったぜ!!」
ヤキン戦にてクルーゼと対峙した際の台詞。『J』や『第3次α』でもクルーゼ用の特殊戦闘台詞として採用されている。
「この世の中には損得勘定じゃ計れないものがあるのさ…。それを俺は見つけちまったんでね!」
「そういうわけでやらせてもらうぜ、元隊長さんよ!」
第54話「忘れえぬ思い出を胸に」でのクルーゼとの最終決戦にて。しかしルートによっては計れないものには恋人が戻ってきているので、別の意味で泣けてくる。
「エアァ!」
ディアッカ役の笹沼晃氏が演じた『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』でリンクが回転斬りを放った時に言う台詞。SRWでは『W』で初登場。『SC2』でその台詞が声付きのSRWに初登場。
K
ディアッカ「あいつら、実にグレ…」
ハッター軍曹「実にグレイトな腕前! だが、根性がなってない!!」
ディアッカ(俺の台詞も取るのかよ!?)
第21話「決戦の時は来たれり・前編」より。砲戦特化のバーチャロイドであるギル、レドン等を賞賛しようとしたものと思われるが、ハッター軍曹に決め台詞を取られてしまう。なお会話を聞かれたのか、フェイが直後に「ゴメンなさいね~」と謝罪している。
「グゥレイト! これなつかしいな!」
戦闘台詞。先述の通り、『DESTINY』時代は一度、通算でも二度しかグゥレイトと発言していない。
L
「何よりも人の命を大切に思ってる…アイツは、そんな奴さ」
第15話連合軍の暴走を止めに向かえルート「僕たちの行方」より。シンにキラの事を聞かれ、「不器用で馬鹿」と言いつつもこう評した。後にこの発言がシンとキラが和解をする切欠となった。
「議長のメッセンジャーボーイやら護衛やら、忙しいのはいいとして攻略戦にまで狩り出されるとはよ……!」
「ったく、これじゃイザークの下にいた方がいくらか楽だったぜ!」
第20話ミネルバの支援メンバーへルート「舞い降りる天使達」に於ける戦闘前会話より。今作のディアッカは出番が増えた分とにかく忙しいらしく、出撃させるとこの台詞が出る。ちなみに登録されるのはインターミッションではなく出撃前なので、事前編成を重視するプレイヤーは気付かない人も多い。
「…悪いな、イザーク。俺はもう我慢の限界だ」
「議長の言う世界が正しいとしても、こんな事を認めちまったらまたザフトはおかしくなっちまう!」
第33話「選ばれた未来」より。味方もろともネオ・ジェネシスエターナルを沈めようとしたデュランダル議長のやり方について行けなくなった際の台詞。直後にイザークが機転の利かせた指示を出し、「…!まったく…本当にお前って奴は…」と続く。
デュオ「なるほどな。どうせならかつての相棒と、ってか」
ディアッカ「ま、相棒の出自を考えると胸張って言える事じゃねぇけどよ」
同上。デュエル・バスター入手フラグが立った場合の台詞。バスターを始めとする「G」シリーズは、もともとヘリオポリスオーブが秘密裏に地球連合軍と共に製造していた物をクルーゼ隊が強奪したものである。ちなみに傍にいたカガリは複雑そうではあったが、「平和のために使うのならば構わない」と述べている。
「一世代前の機体だからって甘く見ると火傷するぜ!」
「こいつの火力は現行機にも劣らないぜ!」
バスター搭乗時の専用台詞。台詞の通り、バスターの性能は年月が経過しても優秀である。
「ちっ、数が多いのはセントラル同様か…!」
第38話「トゥルー・ビギン」より。グレイスバジュラとの決戦にて、バジュラの援軍を前に思わずオープンチャンネルで吐いてしまった弱音。直後、ミリアリアから叱咤の声が飛んでくる。「数が多い」とのことなので、『SEED』時代の「グゥレイト!」を意識しての台詞だろうか。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

バスターガンダム
ヘリオポリスで強奪した4機のGのうちの1機で、遠距離支援用MS。ディアッカの愛機。
ザクウォーリア
『DESTINY』時の機体。HDリマスター版ではカラーリングが黒く塗装されている。
ガナーザクウォーリア
遠距離砲撃用ウィザードを装備したザクウォーリア
ザクファントム
黒く塗装された機体に搭乗。
ブレイズザクファントム (ディアッカ専用)
高機動戦用のウィザードを装備した状態。
ガナーザクファントム(SRW未登場)

余談[編集 | ソースを編集]

  • 機動戦士ガンダムSEED』の監督である福田己津央氏によれば、初期設定の「キレると狡猾で残忍な本性を現す」といった性格が反映されなかったのは、担当声優の笹沼晃氏の甘ったるい声故に役者の演技の方を尊重する判断をしたため、嫌な奴にし切る事が出来なかったとコメントしている。なお、当初のストーリーラインによればディアッカが途中で寝返るという筋書きは考えていなかったのだが、バスターガンダムの玩具の売れ行きが思いの外悪かったため、テコ入れをする必要があり、やむを得ずそういう流れとなったとも語っている。
  • ネット上において「炒飯」という渾名と「得意料理は炒飯」という設定が語られる事があるが、これは『SEED』放送当時におけるネット掲示板での視聴者の書き込みからくる二次創作ネタである。当然、原作には存在しない設定である。ちなみにこのネタが生まれたのはバスターのカラーリングが炒飯の具材を連想させるため、とされる。
  • 一時期発売されたゲーム(08年~11年)において、ディアッカとカガリのみボイスが収録されていない(なお、ディアッカと声が同じダコスタは声が収録されている)という事態が続き、様々な憶測を買った。ディアッカに関しては先述の通り、担当声優が同じ『機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』の影のカリスト(SRW未登場)が「グゥレイト!」と言い放ったことがあったので尚更であった。
    • しかし、現在ではディアッカのボイスは問題なく使用されており、2024年公開の劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』においても笹沼晃氏が声優を継続して担当する形となった。

脚注 [編集 | ソースを編集]

  1. リマスター版第1クールのオープニングにて判明。
  2. ディアッカに関してはほぼほぼ触れられない設定であるが、CE世界では日本古来の文化の継承自体は行われていることが『ASTRAY R』にて判明しているため、日本文化が趣味であること自体は十二分に成り立つ。

資料リンク[編集 | ソースを編集]