チャム・ファウ
チャム・ファウ | |
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外国語表記 | Chum Huau[1] |
登場作品 | 聖戦士ダンバイン |
声優 | 川村万梨阿 |
デザイン | 湖川友謙 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦EX |
SRWでの分類 | サブパイロット |
プロフィール | |
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種族 | ミ・フェラリオ |
性別 | 女 |
出身 | バイストン・ウェル |
身長 | 0.3メット |
体重 | 8キラ |
スリーサイズ | B-0.15、W-0.106、H-0.156 |
所属 | ゼラーナ |
チャム・ファウは『聖戦士ダンバイン』の登場人物。
概要
ギブン家に協力するミ・フェラリオ。異世界と地上の両方が舞台であるというファンタジー要素を持つ本作の象徴的存在。
当初はニー・ギブンに想いを寄せ、ドレイク・ルフト側にいたショウ・ザマを敵視していたが、行動を共にするにつれ、大切なパートナーとなる。特に最初の浮上時はショウの唯一の味方として、彼の複雑な心境や深い悲哀に同調し、支えとなっていた。あまり話題には挙がらないが、ショウに好意を寄せているが叶わぬものとして諦めているかのような言動もあった。
戦闘中はショウに悲鳴混じりの指示を与え、ショウが即答でぶっきらぼうに返事をする場面が多く、その掛け合いはまさにダンバイン名物。妖精という身体的特徴を活かし、偵察や敵のかく乱に大活躍する。初期は機体に搭乗されることをショウに煙たがられていたが、気付けばショウがチャムの搭乗準備を待つようになるなど、深い絆が生まれていった。コミカルな面も随所で見られ、シリアスな戦闘中に間の抜けた発言をし、ショウにツッコミを入れられる場面も多々。また家事にも長け、オーラバトラーに乗った時に着用していた戦闘服は自らの手作りである。
最終決戦でシーラ・ラパーナが魂を浄化する時、一人地上にとり残されてしまった。これにより、初期のオープニングナレーションの「ミ・フェラリオの伝える、バイストン・ウェルの物語を伝えよう」の「ミ・フェラリオ」とは、最終回で地上に残されたチャムであることが分かる。決戦後は地上人の軍艦に救助され介抱されていたが、その後姿を消し二度と戻って来なかった。
「オーラ斬り」の命名者でもある。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦EX
- 初登場作品。マサキの章に登場。ショウの機体に乗っているが、妖精システムはまだ採用されていなかったため、単なるNPC。割と出番は多い。
- 『コンプリートボックス』およびプレイステーション版では、妖精システムがあるのでサブとして活躍できる。基本的には幸運係。一応奇跡も覚えるが、ラスボスのレベルより習得レベルが遥かに上なためほとんど無理。
- 第4次スーパーロボット大戦
- シナリオ「浮上」よりショウと一緒にダンバインに乗って地上に現れる。今回は妖精システム採用により彼女の精神コマンドが使用でき、再動や気合といった重要コマンドを持つ為非常に役立つが、今回も奇跡に関しては習得レベルが非常に高い上に幸運を覚えない為、通常プレイでの習得は困難となる。とにかく同乗するオーラバトラーで敵を狩りまくるか、ゴラオンのオーラノバ砲を活用して大幅レベルアップを狙う必要がある。幸運の有無でショウの相棒にベル・アールを選ぶプレイヤーも。
- 今回の見所は、リリス・ファウとの初対面イベント。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 今回から声が入った。オーラ斬り、ハイパーオーラ斬り使用時に、パイロットに代わって台詞を喋ることがある。
- 経験値取得バグの対象が兜甲児から主人公に変わったため、奇跡を覚えやすくなった。
- スーパーロボット大戦F
- 顔グラフィックが普段着になった。シナリオ「浮上」よりショウと共にダンバインに乗って地上に現れる。ボス退治に幸運が光る他、激励を早々に覚える為気力調達に役立つ。ただし、今回は気合を覚えるのがレベル34とかなり遅い。ボスキラーに囮にと、『F』はビルバインが戦力の中核を成すため、多くのプレイヤーが、ショウとチャムの掛け合いを、台詞を覚えてしまう程に聴いたと思われる。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 条件がそろうと、リリスと一緒にビルバインを迷彩カラーに塗るイベントが発生。間の悪い事に『F』から幸運の獲得経験値2倍効果が失われている為、奇跡の習得が難しいのは『第4次』と変わらず。今作はビルバインと言えど、戦力の中核を成すのは厳しい物がある。オーラバトラーを使わないのであれば、更なる激励要員としてゴラオンかグラン・ガランに乗せ換えてしまうと良い。ただし、DCルートではその2隻が出撃できないシナリオが多い為、同じく激励を覚えているマーベルと同乗させるのが良い。
- ちなみに「日輪は我にあり」における『年寄りに死に水』発言は、リアル系でジャックがいない場合はチャムが言う。ツッコミはマーベル。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 音声新規収録。チャムが飛ぶ時の効果音が再現されている。幸運と気合が特に役に立つ。ちなみに、トッド・ギネスを仲間にして使う場合、トッドが持たない集中をベル・アールが補う事になり、エル・フィノは覚醒を持つ為、チャムは激励担当として戦艦に乗り込む事もあるだろう。一応奇跡を覚えるが習得レベルがなんと80。通常のプレイではまずお目にかかることはない。
- なおシナリオデモのバストアップでは普段着だが、戦闘マップでのアイコンは戦闘服姿となっている。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- パーソナルデータによって使える精神コマンドが変わってしまうので若干注意が必要。必修は幸運、信頼。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
- 必ず幸運を覚え、奇跡を2パターンで習得。仕様で経験値が多めに入るので、奇跡習得も楽に達成できる。トッドやマーベル、ガラリアともちゃんと掛け合いがある。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
- 第1部と同じ。集中力を真っ先につけよう。敵のレベルが高いのでこまめに乗せ換えすればレベル100近くまで育成できる(そこまでする意味はないが)。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 気合を覚えなくなってしまったが、支援精神が充実している。オーラシップに妖精を全員乗せられる。アインストとの絡みが多いため、今回は彼女と他のキャラとの掛け合いが非常に多い。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 聖戦士技能を強化するオーラ力増幅を持っているので乗せるだけですぐ役に立つ。また、ゼラーナに乗せて補給でレベル上げすれば奇跡を2回使う事も可能になる。歴代最強のチャムかもしれない。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦UX
- カットインが追加。ショウだけでなくマーベルやバーンと同乗しているものまであるのが芸コマ。本作では唯一の乗り換え可能な妖精。
- なんとダンバイン勢の中では一番最初に、八稜郭に保護されていた事でバイストン・ウェルに行かない内から合流し、『聖戦士ダンバイン』での戦いを自軍部隊に説明する(「バイストン・ウェルの物語を伝えよう」を意識したネタか)。
- クロスオーバー面では、エレボスとのかくれんぼでマークエルフに隠れたために、真壁一騎の竜宮島脱走からマークザイン入手までのイベントに丸々付き合う(そのため、この時期は部隊を離脱する)のが最も目立つ場面と言える。
- スーパーロボット大戦BX
- 音声新規収録。マーベルやニーの他、バーンやトッドとの掛け合い台詞も存在する。
Scramble Commanderシリーズ
VXT三部作
- スーパーロボット大戦X
- 今作ではショウ専属のサブパイロット(一部DLCステージでのみマーベルのサブとなる)。顔グラフィックがバストアップではなく全身となった。支援向きの貴重な精神を覚えサポート役として自軍に貢献出来るが、軒並み消費SPが高い点に注意。
- スーパーロボット大戦T
- 今作でもショウ専属。シルキーがシオン専属になったため、ショウと三人での掛け合いはなくなったが、音声の新緑が行われている。
- 「東京上空」の事件で地上で撮られた資料をもとに彼女の等身大フィギュアが発売され「浮上」後に本人が対面したのは原作通り(名台詞も参照)なのだが、そのことが700年後まで伝わっておりある意味事件関係者で最も有名になっている。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 今回はパイロットスーツを着ていない。2周目以降覚えられるであろう奇跡が役に立つ。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- スーパーロボット大戦X-Ω
- イベントごとに共に行動するキャラが変わっており、原作通りショウの場合もあれば、モニカやネーナなど意外すぎるキャラの場合も。
- 2018年5月のイベント「翻弄される少女」にて、Ωスキル搭載のビルバインが登場。演出にてボイスが入った。
- スーパーロボット大戦DD
- 序章ワールド1より登場。ビルバインのサブパイロット、および支援ユニットパーツとして登場。
関連作品
- リアルロボット戦線
- サブパイロット枠で登場。リリスには同族らしき感覚を覚えており、友好的な関係。
パイロットステータス
精神コマンド
高確率で幸運を覚えるのは最後まで生き残った事によるものだろう。ショウのサポートか、オーラシップに同乗させて幸運MAP兵器を狙うかはお好みで。
奇跡を覚える事も多いがほとんどの作品では到達困難な高レベルに設定されている。
- EX(PS版)
- 幸運、信頼、激励、隠れ身、ひらめき、奇跡
- 第4次(S)
- 信頼、ひらめき、鉄壁、気合、再動、奇跡
- F、F完結編、64
- 幸運、信頼、激励、隠れ身、気合、奇跡
- リンクバトラー
- 激励、気合、幸運、信頼、隠れ身、奇跡
- α
- 幸運、信頼、激励、隠れ身、気合、奇跡
- IMPACT
- 幸運、応援、信頼、激励、祝福、復活
- UX、BX
- 応援、信頼、順応、幸運、脱力
- X、T
- 信頼、感応、応援、脱力、かく乱、希望
- OE
- 応援、感応
- リアルロボット戦線
- 幸運、脱力、再動、ひらめき、かく乱、復活
特殊技能(特殊スキル)
戦術指揮
- 回避率5%上昇、移動後変形可能、プレイヤーフェイズ時の攻撃力10%上昇
- 『UX』。困った事に、バーンを仲間にする為に戦術指揮を担当させる必要がある第30話の時点では、回避率5%上昇しか持っていない。全ての効果が出揃った後ならビルバインとの相性は抜群。
- 回避率上昇、移動後変形可能、プレイヤーフェイズ時の攻撃力上昇
- 『BX』。TSPの影響を受ける点以外は『UX』と同じ。隠し要素フラグはシーラに譲っている。
サポートアビリティ
支援効果
パーツ | メイン効果 | サブ効果 | 精神コマンド | 専用演出対応 |
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フェラリオの輝き | 斬撃強化III | タイプ強化III(回避) | 信頼 | ビルバイン (ショウ・ザマ) |
人間関係
- ショウ・ザマ
- 彼に懐き、一緒にオーラバトラーに乗り込む。
- マーベル・フローズン
- ゼラーナのクルー。
- ニー・ギブン
- ショウを信用していなかった頃はむしろニーの方に懐いていた。
- キーン・キッス
- ゼラーナのクルー。仲が良く、子供っぽい会話などをする場面も。一方で「報われぬ恋をする者同士」でもある。
- エル・フィノ、ベル・アール
- ナの国で出会ったフェラリオ仲間。ゼラーナを手伝うチャムは他のミ・フェラリオから見ると少しマジメにみえるらしい。
他作品との人間関係
バイストン・ウェル関連作品
- シルキー・マウ
- 原作では上位妖精のお姉様。度々OVA版設定の彼女と共演する。
- レムル・ジルフィード
- 『T』では、ショウと共に彼女が自分たちが知っている少女の生まれ変わりである事に感付く。
- エレボス
- 同じミ・フェラリオ。チャムと違い人間と同じ大きさのため、『UX』で出会った際にはエ・フェラリオだと勘違いする。
- ジャコバ・アオン
- 『UX』にて『リーンの翼』での彼女を見て「ジャコバ様だけどジャコバ様じゃない」と言い困惑した。
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- カミーユ・ビダン
- 『F』では、DCによってロンド・ベルの拠点であるロンデニオンが占拠された際に、体術が使える偵察メンバーとして彼と共に同行する。
- また、作品によってはルート次第で一時的ではあるが共にバイストン・ウェルに行く事になったり、マーベル曰く「憎しみのオーラ」に取り憑かれたジェリドに執拗に狙われる彼に同情していた。
- ブレックス・フォーラ
- 『第4次』では、連邦政府のあるダカールの議事堂で、ブレックスが演説を行う作戦において、選択次第では彼がティターンズ兵に暗殺されそうになるのを、ショウとのコンビネーションに防ぐことに。
- シロー・アマダ
- 偶然から彼の台詞で敵が来襲してきた為に容赦なく突っ込んだり、彼がアイナと共にシローの部屋でやっていた「ある事」を覗き見して、からかうと言う野暮な真似をしてしまう。
- アイナ・サハリン
- 『IMPACT』では、彼女がシローの部屋でやっていた「ある事」を覗き見して、からかうと言う野暮な真似をしてしまう。
- カルルマン・ドゥカートゥス
- 『α』に於ける遊び相手の一人。「いないいないばあ」で彼をあやし、喜ばせる。
その他ガンダムシリーズ
- ドモン・カッシュ
- 『F』では、DCによってロンド・ベルの拠点であるロンデニオンが占拠された際に、体術が使える偵察メンバーとして彼と共に同行する。
- アレルヤ・ハプティズム、ソーマ・ピーリス
- 『UX』にて一騎共々連邦軍に捕まった際に彼らに救出されており、その際に彼らが二重人格である事に気付いている(チャム曰く、オーラがふたつあるとのこと)。
- ネーナ・トリニティ
- 『X-Ω』のイベント「翻弄される少女」ではエンブリヲからの褒美として与えられる形で彼女と出会い、当初こそ彼女から辛く当たられていたが彼女との交流を重ねていくうちに親しくなると共に自身の明るさを取り戻していき、同時に彼女の内面にも良い影響を与える事になる。共にエンブリヲから離反しアルゼナルの一員に加わりショウと再会した後も彼女の傍を離れずに、彼女の悲しみにも寄り添うなど、親友といっても過言でないほどの親密な関係を築く。
- シン・アスカ
- 『DD』の第3章part9「ステラ」において、デストロイガンダムに乗っているステラの救出で、ディバイン・ドゥアーズの共闘を拒否する彼に対して、「友達を助けたいのか助けたくないのか」を強く言ってしまう。だが、チャムの発言で「この場は信用する」となんとか共闘に持ち込めた。
リアル系
- ダバ・マイロード
- 『F』では、DCによってロンド・ベルの拠点であるロンデニオンが占拠された際に、体術が使える偵察メンバーとして彼と共に同行する。また、その時に彼からリリスと間違えられる。
- リリス・ファウ
- 妖精仲間。声も含めて非常に似ている。また、ACEシリーズやサンライズ英雄譚シリーズでも共演を果たしている。
- 真壁一騎
- 『UX』ではエレボスとのかくれんぼでマークエルフのコクピットにもぐりこんだところ、彼共々連邦軍に拉致されてしまう。
- その後もなし崩し的に彼に同行することになり、しばしの間相棒のような関係に。
- モニカ・クルシェフスキー
- 『X-Ω』のイベント「麗しき花、心の行く末」ではショウとはぐれたところを彼女に拾われて世話になっており、彼女の相棒兼友人として行動を共にする。
- エンブリヲ
- 『X-Ω』のイベント「翻弄される少女」では「浄化」を経て独りになってしまったところを彼に捕らえられ、失意の日々を送っていた。
スーパー系
- ひびき洸
- 『IMPACT』では、互いにアインストへ感応する者同士という接点があり、会話も多い。妖魔島での決戦では、バラゴーンを撃破した彼の凄まじい気迫に怯える一幕も。
- 三条レイカ、ビューティフル・タチバナ
- 『IMPACT』で初顔合わせした際、彼女達から手荒く愛でられる。
- ギャリソン時田
- 『IMPACT』の「なぜなにナデシコ」で、彼が発する筈だった台詞を横取りしてしまい、結果的に出番をも奪ってしまった。
- ジョウ・マヤ
- 『UX』では「ショウと名前が似ている」と認識している。
- 飛影
- 『IMPACT』では、何処からともなく現れ自分達を助けてくれる彼(?)を、頼もしく思っていた。
- 南原ちずる
- 『IMPACT』で初顔合わせした際、彼女から手荒く愛でられる。
- 司馬亮
- 『F』では、DCによってロンド・ベルの拠点であるロンデニオンが占拠された際に、体術が使える偵察メンバーとして彼と共に同行する。
- 葉月考太郎
- 『COMPACT2第1部』、『IMPACT』では、後述の台詞で彼を茶化す。
- ドン・ハルマゲ
- 『OE』にて、ショウとチャムをドキドキスペースへと召喚した。
- 大河幸太郎
- 『BX』では、中盤で彼に指名された事により、戦術指揮を担当。
- 忍部ヒミコ
- 『X』では彼女に忍法トンボつかみの術で捕まえられてしまう。
- プリメーラ
- 『T』での妖精仲間。彼女とはお互いのパートナーのどちらが上かで張り合う場面も見られる。
バンプレストオリジナル
- マサキ・アンドー、シロ、クロ
- 『F』では、DCによってロンド・ベルの拠点であるロンデニオンが占拠された際に、体術が使える偵察メンバーとして彼らと共に同行する。
- ホープス
- 『X』では彼にバイストン・ウェルの物語を語っている。
- イヌイ・アサヒ
- 『X-Ω』メインストーリー第26章にて、彼に宿っていた温かな力を示唆し、彼が使えなくなっていた力を取り戻すきっかけになった。
名台詞
- 「地上の人、きらーい!」
- 第1話。召喚されたばかりのショウに飛び蹴りを見舞ってこの一言。本作の女性キャラの例に漏れず出会い頭がきつい。
- 「ショウ、優しいね」
ショウ「なぜそう思うんだ?」
「うん…キーンの心、わかってるじゃない」 - 第5話にて。キーンを助け、ニーに優しくしてやれと言ったショウを見て。まだバイストンウェルの住人に警戒されているショウだが、チャムはいち早く心を開いていく。
- 「地上の方、ショウの言う事は本当です。信じてください」
- 第17話で地上で取調べを受け全く信じてもらえないショウを庇うのだが、普段のおてんばさや元気は潜め、敬語で相手を警戒させないように訴えている。しかしやはり聞いてもらえずチャムは身体検査の為に連れて行かれてしまう。この際ショウは「チャムにもしもの事があったら…!」と何度もチャムを守る様に叫んでおり、お互いを大切なパートナーとして庇いあっているのが印象に残る。
- 「ガラリアとオーラ力を合わせれば、バイストン・ウェルに戻れるかもしれないでしょ?」
- ガラリアを撃墜するしかないのか?と悩むショウにこのアドバイスをするのだが、この後すぐにショウは地上の人だったね…と発言を撤回し申し訳なさそうにする。しかし、ショウはチャムを見世物にできないと地上よりチャムの安否を気にし、地上への未練を捨てバイストン・ウェルに戻る決意を固める。チャムもその心遣いに「…ありがとう、ショウ!」と満面の笑みで気持ちに答えるのだった。
- 「私はショウには、何にもしてあげられない…」
ショウ「ありがとうチャム、君にそう言ってもらえるだけで嬉しいよ」
「ショウ…可哀想…!」 - 第18話で母のチヨに銃を向けられ拒絶されてしまったショウを気遣う。自分の世界なのに一人ぼっちになってしまったショウの為に、チャムは大粒の涙をこぼす。
- 「じゃあ、私は不幸な女じゃない!」
- 第19話で地上に出て危なくなった時のショウの「地上で死ねるのがせめてもの幸せかなって、考える時もあるのさ」に対しての台詞。『F』ではショウの台詞と合わせてDVE。
- 「必殺の、オーラ斬りだぁっ!」
- 第19話より、オーラ斬りを命名した時の台詞。
- 「オーラ斬り」という言葉はこれを含めてもたった2回しか使っていないが、スパロボではこのチャムの台詞からイメージを膨らませて「オーラ斬り」という必殺技が設定された。ゆえにゲームでオーラ斬りの技を使用するときはこの台詞が頻出する。そして、作品によってはショウやマーベルまで叫ぶくらい浸透してしまっている。
- 「いいじゃない?これ私が縫ったのよ?可笑しい?」
- 第27話で自作のフリフリのドレスをショウに見せながら。ショウが素っ気無い反応でやり過ごしてしまった為に褒めてくれてもいいじゃないと機嫌を悪くする。
- 「スカート、評判悪いからさ」
- 今度は第28話でSRWでもお馴染みの赤い戦闘服を自作する。ショウにも感心されるのだが、「フェラリオって無能かと思ってたけど意外と器用なんだな」とかなり失礼な事を言われてしまう。その後実戦に着ていくのだが、サイズがあっておらず即脱ぎ捨てている。本格的に着始めるのは手直しした第29話から。
- 「私もああしてミ・フェラリオになったの」
- 第30話でジャコバ・アオンの力でニクス・ティタンがフェラリオのナックル・ビーに戻された際に語っている。この回では前世の事を思い出しそうになっており、チャムにも前の姿があったようだ。
- 「やだあ!あたしこんなにブスなの?」
- 浮上後に日本の防衛隊に連れて来られた小笠原基地で、自分のフィギュアが日本で売られていることを言われるが、出来映えが悪いと文句をつける。しかしショウは「そんなもんじゃないか?」と興味なさげであった。チャムにしても酷評した割にはフィギュアにじゃれついていたが。…それにしても件のフィギュアや、同じシーンで紹介されたチャムの写真集(?)は、防衛隊員の私物だろうか。
- ちなみにそれらしきフィギュアが携帯機シリーズで「1/1チャム人形」というスキルパーツとして採用されている。出来映えのほどはどうか。
- 「落ちてるよ、ショウ!どうしたの!?ビルバインは壊れてないよ、ショウ!」
「ショウ、起きてよショウ…地上で気を遣い過ぎて疲れたのよね、ショウ?休んでるのよね…?」 - 第34話「オーラ・バリアー」でクの国の赤い三騎士のトリプラーを受けオーラバリアに力を取られすぎ気を失ってしまったショウを死んでしまったのではないかと心から心配する。
- 「大好きな人がいても、一度も愛されないまま死ぬかもしれない人だっているのよ…?」
「キーンよ。…あたしもね」 - 第36話でトルストールを失い塞ぎ込むエレに対し耳打ちする。キーンがエレに冷たく当たる理由を言い当て、同時に自身のショウへの気持ちもやり場がないことをこぼした。
- 「やらせないよ!」
- 第37話で、ジェリルのハイパーレプラカーンの攻撃からショウを守ろうとしたときの台詞。この行動とともにオーラ力が発露し、それによりジェリルのオーラ力の暴走までもが引き起こされ、事態打開のきっかけとなる。
- ショウ「置いてくぞ」
「ごめ~ん、着るのが難しい服なんか戦闘服じゃないわ、もう!」 - 自作の戦闘服を着ながら慌ててビルバインに乗り込む。自分で凝った作りにしてしまったのだが…。ちなみにショウはチャムを危険に巻き込むまいと戦闘には置いていこうする事も多々あったのだが、ここではチャムを仲間として同乗を待っている。
- マーベル「私には何も聞こえないわよチャム。時計の音がするの?」
「ふふっ、地上人には聞こえないのかな?」 - 第38話「時限爆弾」にて。ソ連から和平の証として送られてきた衣装棚に仕込まれた超小型の核の起動タイマーに気がつき事前に阻止するという大手柄を挙げる。もっとも、フェラリオ達は鳩時計と勘違いしていたようだが。
- 「ショウは憎んでいる…ただ憎んでるだけじゃ駄目よ!」
- 第40話でショウが憎しみのオーラに包まれハイパー化寸前までいってしまい、必死に呼びとめようと声をかける。
- 「あの二人、もっと素直に愛してるって言えばいいのに。いつも遠回しに事を運ぶんだから」
- キーン「大人はね、上品にやるのよ」
- 「大人っていうよりは、私が見た限りじゃ只の不器用って感じだわ」
- キーン「ま、それは言えるかもね」
- 「でしょ~?」
- 47話で出撃前にお互い心配しあうショウとマーベルを外でキーンと見ながら。恋が実らない仲として意気投合しながら二人の恋を影から応援する。
- 「ドレイクだって、ルーザやシーラ様と同じぐらい、オーラ力があるのよ? ドレイクに騙されちゃ駄目よ!」
- 最終話でシーラ、ドレイク共にお互い地上に居てはならないと悟り、地上から消えるべく特攻をかけるように見せかけて逃げるドレイクを察し、騙されないように叫ぶ。しかしチャムの声は届かず、直接グラン・ガランにシーラを止めに行こうとする。
- 「あたし、グランガランに行く!」
ショウ「俺も…」
「ガラバのバーンが居るでしょ? 開けて」 - ビルバインでショウも一緒に行くというが、チャムは自分のするべき事があるはずだとショウを止め、ビルバインから降りグラン・ガランへと飛翔する。これがショウとの最後の別れの言葉となった。
- 「エル! ベル! …ああっ! グラン・ガランが…」
「あ、あああああああああっ!!!!」 - 劇中最後の台詞。結局グラン・ガランの特攻には間に合わず最期を見届ける事になったのだが、特攻に巻き込まれる事なく最後まで生存し、一人地上に残る結末を迎えた。[2]
スパロボシリーズの名台詞
戦闘台詞
- 「いっけぇぇぇぇぇ! ハイパーオーラ斬りだぁっ!」
- ハイパーオーラ斬り使用時に頻出する戦闘台詞。上述した「オーラ斬り」とは違ってこちらは原作には存在しない台詞である。「ハイパーオーラ斬り」という技をスパロボ独自設定で作ったために、この台詞も加わったわけである。
旧シリーズ
- 「シルキーって…まさか、シルキーお姉様?」
- 『第4次(S)』「大将軍ガルーダの悲劇」より。OVA版のシルキーにこう疑問を投げかけるが、エ・フェラリオの記憶のないシルキーから「お姉様なんかじゃないわよ」という答えが返ってくる。
- 意外なことに、チャムがOVA版のシルキーとTV版のシルキーの関係を問う数少ない作品。その他の作品では、TV版のシルキーが名前すら登場しない、あるいはOVA版のシルキーが自己紹介しないという形でこの問題を避けている。いささか強引だったのか、VXT三部作ではTV版が原作終了後なのでチャム達はシルキーがミ・フェラリオになったことを既に知っているので質問しない形になった。
- 「こっちが本家よ!」
- 『第4次(S)』「勇者ライディーン」より。人間の生体エネルギーで動くオーラバトラーが「何だか、サイバスターみたいだろ?」と言われての反論。確かにそういう立場ではあるのだが、チャムがそれを知っている訳ではないと思う…。
COMPACTシリーズ
- 「おそらのみんな、どうしてるのかなぁ。シーラさま、空のずーっとずーっと上はまわり中が夜になるのよ」
- 『IMPACT』第3部銀河決戦篇第9話「そのために今、生きている」より。別行動を取っているロンド・ベル隊を気に掛けながら、シーラへリリカルな表現を交えて宇宙の様子を語る。
- 「ショウは…悪くない。あいつが…勝手に…」
- 『IMPACT』第3部銀河決戦篇第10話「海よ、大地よ」に於ける黒騎士撃墜時の台詞。彼に引導を渡したものの、後味の悪さに苛まれるショウを懸命に慰める。
- 「じゃあ…私も…もともとはショウと同じなの!?」
「…なんか…うれしい」 - 『IMPACT』通常ルート最終ステージで聖戦士や超能力者、念動力者らが「地球人」という種族を基に、様々な方向へ進化して行った形なのではというキョウスケの推論を受け、表情をほころばせながら発した台詞。
- 「でも、あんな生き物バイストン・ウェルに居たかしら?」
- 『COMPACT3』第17話「地上に近き者」より。翼竜ジーラを見て。700年の歳月と共にバイストン・ウェルの生態系も変わった様子。
携帯機シリーズ
- 「エレボスはエ・フェラリオのお姉さまなの?」
エレボス「やあだあ。私はまだミ・フェラリオだよう」 - 『UX』第12話「ホウジョウの王」より。初めてエレボスを見て。このやり取りは富野監督が設定を忘れていたことが元ネタなんだろうか。
- 「…!? そ、そんな…ウソでしょ!?」
「私の知ってる人じゃない…でも絶対そうなのよ! フェラリオの長…ジャコバ・アオン様!」 - 直後、自らの目の前に死んだはずのジャコバ・アオンが現れて。
- 「ねえ、知ってる? 地上で死んだ人間の魂はね、バイストン・ウェルで生まれ変わるのよ?」
真矢「生まれ変わる…?」
「そう! だからね、その翔子って人も、きっと今ごろは…」 - 『UX』第14話アメリカルート「I, ROBOT」シナリオデモより。翔子が散華したことで荒れている甲洋に対して。単なる気休めとも取れる台詞である(甲洋もそう受け取っている)。
- しかし、翔子の生存フラグを満たしているとその頃、翔子は本当にバイストン・ウェルに召喚されていたというまさかの展開が待ち構えている。気休めのつもりで発言した台詞が思わぬ伏線となった希有な例である。
- 「だったら、謝ればいいじゃない! 総士とちゃんと向き合って…わかり合えるまで、ふたりで話し合って!」
- 『UX』第21話「朋友-おかえり-」より。溶岩のように溶けたマークザインの中で、幼い頃の総士の幻影と対話し、葛藤する一騎。チャムはそんな一騎に、純粋な気持ちをもって後押しする。ちなみにこの言葉は蒼穹のファフナーのテーマでもある。
- 「いっけぇ~! マークザインだぁ!!」
- 同上。マークザイン初陣の時にチャムが発するセリフ。2話に渡って真壁一騎と行動を共にし、拉致イベントからザインの溶岩化などにまで付き会うことになったチャムがファフナー勢のDVE会話が繰り広げられる中に混ざりこのセリフを叫ぶ。流石に声は付かなかったが…
- 「いっけえ! トリプルオーラ斬りだぁぁぁ!」
- 『UX』第22話「SUPER NOVA」より。加藤機関が発射した核ミサイルをショウ、マーベル、エイサップが撃墜するときの台詞。実際にゲームで使えないのが残念である。
- 「あの人、なんだかイヤーな感じ! 何で自分の子供を訴えようとするのよ!?」
- 『UX』第29話にて、真矢の適正データを改ざんした弓子を訴え、竜宮島から追放しようとするミツヒロのやり方に怒りをぶちまける。
- しかも、ミツヒロの目的は適正データの高い真矢を人類軍のパイロットに組み込もうとするのだから、尚更そう感じてしまう。
- 「いっつも、いっつも汚い手ばかり使って! あなた、そんな事しか考えられないの!?」
- 『UX』第49話「侵略の終焉」に於けるショウとハザードとの戦闘前会話より。自身の利欲を満たすために卑劣な手段を幾度も重ね、さらには他者をも利用し、苦しめることに何の抵抗も感じないハザードに対しては、チャムも腹を据えかねていることがわかる。
- 「でも、邪悪獣に新型って言い方があってるのかしら?新種?」
- 『BX』第22話より、ベルゼブとの戦闘前会話。この後ショウも律儀に(?)「新種」と呼んでいる。もっとも、ジャークサタンは正確には邪悪獣ではないのだが。
単独作品
- 「怒ればいいじゃない! 全部出しちゃえばいいじゃない!」
「ネーナはバカよ! 我慢できない性格なのに、全部溜め込んで! そういうのが黒いオーラになるのよ!」
「怒りたい時に怒ればいいじゃない! できない我慢なんて止めちゃいなさいよ!!」
「だけどあたしは退かないわ! お兄さんみたいに甘やかしたりもしない!」
「けど全部聞いてあげる! 飽きっぽいところも、好きなスイーツのこともお兄さんが大好きなことも!」 - 『X-Ω』の「翻弄される少女」にて、エンブリヲの元から脱走したネーナと共にアルゼナルで保護された時の場面。
- 自暴自棄になっていたネーナを叱咤していた。
- 「あたしの知ってるシルキーお姉さまは、こんなのじゃないわ。エ・フェラリオだもの」
- 『DD』の「バランバランの秘宝」にて。久方ぶりにOVA版のシルキーとTV版のシルキーの関係を問う場面だが、今回はシルキーだけでなく、黒騎士、ズワウス、ショット・ウェポンと共通事項が多いことに自軍が疑問を抱く場面でもある。なおシルキーは「こんなのとは何よ! 失礼ね!」と怒ってしまう。
- 「アニメって、ショウ達の世界でいうテレビまんがのことよね」
- 『DD』の「ハンニバルの亡霊」にて、ゲキ・ガンガー3の話題が出た際の台詞。ものすごく時代を感じさせる一言だが、ショウからは「ほとんど死語だけど」と返された。
- 昭和で一括りにされてしまうワールド1だが、テレビまんがの言葉が使われていたのは1970年代までで、『ダンバイン』から3年後の『機動戦士ガンダムΖΖ』の主題歌「アニメじゃない」に見られるように1980年代にはアニメの呼び名が主流になっていた。このやり取りからすると、ワールド1は『ダンバイン』に準じた80年代(他は軒並み70年代)なのだろうか。
- とはいえ1年前の『戦闘メカ ザブングル』に「まんがだからね」という台詞があるように視聴者だけでなく制作側まで呼び名を変えるには時間差があった。劇場版マジンガーシリーズを上映していた「東映まんがまつり」が「東映アニメまつり」に改称したのは1990年(平成2年)のことであり、『まんが日本昔ばなし』に至っては2001年まで放送が続けられた。
スパロボシリーズの迷台詞
戦闘台詞
- 「正面、当たっちゃう~」
- 『F/F完結編』『α』でショウの搭乗機に同乗している際に回避すると聞ける台詞。直後に彼から「耳元で怒鳴るな!」と叱られる。『UX』ではショウの反応が変化したため怒鳴られなくなった。
- 作品によってはショウに限らない場合もある。
- 「右から?」
- 『64』でガラリアの搭乗機に同乗している際に回避すると聞ける台詞。直後に彼女から「左さ」と言われてしまう。
旧シリーズ
- 「フンだ! ど~せあたしは、はすっぱなミ・フェラリオですよ~だ」
- 『第4次(S)』シナリオ「空飛ぶマジンガーZ」より。キャオにリリスと違っておてんばと評され、むくれる。
- 「あたしはチャム=ファウよ! まちがわないで!」
- 『F』シナリオ「和平成立」より。ダバにリリスと間違えられたときの台詞。いわゆる、声優ネタと外の人ネタである。
- 「でも、今さらジェガンなんて整備しなくてもいいんじゃないの? どうせ使わないんでしょ?」
「ふうん‥‥ねえ、前から思ってたんだけど、このジェガンとかネモってさ、地味よね?」 - 『F完結編』シナリオ「タイムリミット(後)」より。ジェガンやネモは相変わらず酷い扱われようだが、この後に続くモーラとの会話で機体色は地味なほうが戦闘には有利であると知り、リリスと共にビルバインを夜間迷彩色に塗り替えてしまう。
αシリーズ
- 「じゃあ、あたしとショウみたいな関係ね。あたしもショウも寝相が悪いこと知ってるもん」
- 『α』第26話「紅いエヴァンゲリオン」より。ミサトとの関係を「寝相の悪さを知ってる間柄」とシンジに説明する加持の言葉を言葉通りに受け取っての発言。もちろん『男女の仲』を意味した言葉であるため、ショウに「そういう意味じゃないよ」と突っ込まれる。ちなみに、シンジもこの言葉の意味を理解できていなかったようである。
- なお、別ルートの第26話「海からのマレビト」では後半が「ショウも寝相が悪いもん」と短くなっており、ショウの突っ込みも「お前が勝手に俺の部屋へ飛んで来てるだけだろ?」に変化している。
COMPACTシリーズ
- 「きゃはは! コータロー、困ってる困ってる!」
- 『COMPACT2 第1部』シナリオ「2人のニュータイプ」(『IMPACT』ではシナリオ「出撃、超電磁ロボ」)より。「コータロー」とは『ダンクーガ』の葉月博士(この作品内では長官)のことであり、これには葉月も「…まったく、こんなところを藤原や結城に見られたらなんと言われるかわからんな…」とこぼしていた。
- 「いつも、のほほんとしてるシローっぽくないね? ショウ」
- 『COMPACT2 第1部』『IMPACT』シナリオ「強襲」より。アイナが出現する予感に突き動かされ、熱くなっているシローを指して。「のほほん」は言いすぎです。
- 「なんか爆発ばっかり!」
- 『COMPACT2 第3部』『IMPACT』シナリオ「マシンロボ・炎」より。ディラド星、バンドック内部に続きギャンドラー要塞も決戦の終わりには爆発が待っていたため、たまらず叫ぶ。
携帯機シリーズ
- 「面白そう! 私もやるー!」
- 『UX』第26話「THE SHADOW OVER INNSMOUTH」より。泥酔した瑠璃が指揮を取ると聞いた彼女はあろうことか戦術指揮に立候補した。しかもチャムに負けじとエレボスやフェイまでも参加する始末。そして本当に戦術指揮に任命されてしまった。
- 「ね、ショウ! 修理が終わったら、あたしが強そうな色にビルバインを塗ってあげる!」
- 『BX』第33話「AEU戦線」より。この後ビルバインは夜間迷彩に入れ替わるが、あの配色が「強そうな色」なのかは疑問である。もっとも、SRWでは夜間迷彩に変更された際に性能が上昇するパターンが多いため、メタ的な意味もあるのかもしれない。
VXT三部作
- 「性能は変わらないけどね」
- 『X』シークレットシナリオ「想いというオーラ」より。ビルバインを塗り替えるかどうかの選択の際に。上記の『BX』同様、かなりメタな台詞である。
- 「こらーっ! ショウにくっつくな!」
シルキー「そんな事、あなたに言われたくありません!」 - 『X』第33話対ドアクダールート「白き翼」より。サーバイン搭乗の際に同乗したシルキーに嫉妬して。直後にショウから「二人して耳元で怒鳴るな!」と怒られる。
- 「雰囲気が大切なのよ! 黒騎士になったバーンと同じね!」
- 『X』ボーナスシナリオ「プリティ・サリアンの冒険」に於けるショウの戦闘前会話より。例の魔法少女衣装で出撃し完全に美少女聖騎士になりきったサリアを見て困惑するショウに対して。バーンが聞いたらコスプレと同じ扱いをされた事に憤慨しそうである。
搭乗機体
SRWでの搭乗機体
余談
- チャムの身長・体重・スリーサイズの数値にはそれぞれ、バイストン・ウェルならではの単位が適用されているが、『重戦機エルガイム』に登場するリリス・ファウを基準に考えると、身長30cm・体重0.3kgになり、スリーサイズは上からB15-W10.6-H15.6になるのだろう。
- 上記のデータを5倍に相似拡大すると、身長150cm、スリーサイズが上からB75-W53-H78となる。人間で考えると、これくらいのサイズという事になると考えるのが妥当だろう。ついでに、体重は5の3乗で125倍の37.5kgと、そこそこ妥当な数値である。
- チャムは角川書店(現・株式会社KADOKAWA)発行の週刊TV情報雑誌『ザテレビジョン』1984年1月27日号の表紙に登場している。これはアニメキャラクターとしては初となる快挙であり、こうした人気の高まりが同社のアニメ情報誌『Newtype』の創刊(1985年5月)につながったとも言える。