グレートマジンガー
グレートマジンガー | |
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登場作品 | |
デザイン | 永井豪 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック (TV版) | |
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分類 | マジンガー |
全長 | 25 m |
重量 | 32 t |
動力 | 光子力エンジン |
エネルギー | 光子力エネルギー |
最大出力 | 90万馬力→130万馬力(出力増強) |
飛行速度 | マッハ4 |
最高飛行高度 | 50,000m |
装甲材質 | 超合金ニューZ |
内蔵機体 | ブレーンコンドル |
開発者 | 兜剣造 |
所属 | 科学要塞研究所→統合軍 |
パイロット | 剣鉄也 |
スペック (OVA版) | |
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分類 | マジンガー |
全長 | 23 m |
動力 | 光子力エンジン |
エネルギー | 光子力エネルギー |
装甲材質 | 超合金ニューZ |
内蔵機体 | ブレーンコンドル |
開発者 | 兜十蔵 |
パイロット | 剣鉄也 |
スペック (真マジンガー版) | |
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分類 | マジンガー |
動力 | 光子力エンジン |
エネルギー | 光子力エネルギー |
装甲材質 | 超合金ニューZ |
内蔵機体 | ブレーンコンドル |
パイロット | 剣鉄也 |
グレートマジンガーは『グレートマジンガー』の主役メカ。
この項目では強化ブースターである「グレートブースター」を装備した形態についても説明する。
概要
機体概要
兜甲児の父・兜剣造博士が、ミケーネ帝国の地上侵攻を予測し、父・兜十蔵の設計・開発したマジンガーZを超える存在を目指して極秘裏に15年かけて建造した生み出したスーパーロボットで、「偉大なる勇者」。
小型戦闘機・ブレーンコンドルが頭部にファイヤーオンする事で、そのままコクピットになる。
マジンガーZがDr.ヘル一派と戦っている間も入念に開発と調整が行われていた結果、基本スペックの全てがマジンガーZを圧倒的に上回っている[1]。また、装甲には超合金Z以上の強度を誇る超合金ニューZが使用されている為、初陣となる戦いでは圧倒的な戦闘力でマジンガーZを破壊した戦闘獣の攻撃にも無傷で、その強度を生かした攻撃は戦闘獣を容易に撃破している。また、最初から単独で飛行可能な設計をされており、翼となる「スクランブルダッシュ」は背中に収納可能で、ジェットスクランダーのように合体の必要はなかったが、後に攻撃と超高速での飛行を兼ねたグレート専用の強化装備である「グレートブースター」も開発されている。
武装の多くはマジンガーZのコンセプトと共通しているが、それらも全てマジンガーZを凌駕し、3万度の高熱を放射するマジンガーZの「ブレストファイヤー」を上回る「ブレストバーン」は4万度の超高熱を放ち、それ以上の破壊力を持った必殺武器として、上空より集めた電気エネルギーを収束して300万ボルトの超高圧電撃を放つ「サンダーブレーク」を備えている。また、これまでのマジンガーZの戦闘記録の解析から、より近接戦闘を意識した機能や武装も備えられており、両腕部にはブレード状の突起が備えられ、更にグレートと同じく超合金ニューZを材質とした剣である「マジンガーブレード」を二本も装備し、後にバックスピンキックやニーインパルスキックといった蹴撃を生かした武装も追加装備している。
あらゆる点でマジンガーZよりも優れたスーパーロボットとして完成を迎えたグレートマジンガーであるが、実はスクランブルダッシュの収納部に致命的な弱点があり、ここを攻撃されると予備装置が作動して復帰するまでの数秒間全機能がマヒしてしまう。この弱点は、劇場版『UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー』においてグレートマジンガーがベガ星連合軍のバレンドスに奪われた際、甲児が奪還する為に逆利用しており、その後は甲児が搭乗して円盤獣1体を撃破している。 グレートに初めて乗ったバレンドスがグレンダイザーと互角に戦えたのはグレートの性能が優れているためである。
『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』では、この他にも統合軍移籍後は各武装が承認制となっているため、場合によっては使用しようとしても承認が下りないという弱点ができた[2]。『INFINITY』冒頭ではこのためにグレートブースターが使用できなかった。
強化装備形態
- グレートマジンガー(グレートブースター装備)
- グレートマジンガーがグレートブースターを装着した形態。
- スクランブルダッシュを収納した状態で背部に装備される。飛行速度が向上する他、グレートブースターを射出することで強力な必殺武器となる。
マジンカイザー版設定
設計図から光子力研究所で建造されたプロトタイプと呼ばれるレプリカ機(「旧グレート」というと、こちらを指す)が登場するが、装甲材質が超合金Zであったり、TV版より小型であったり設定が異なる。その為、TV版程マジンガーZとの大きな性能差は無く、マジンカイザーの圧倒的な力を強調するための前座的役割であった。詳細は「グレートマジンガー (試作型)」を参照。
マジンガーZやマジンカイザーと同じく兜十蔵が開発したオリジナルのグレートマジンガーが存在する。鉄也曰く「本物のグレートマジンガー」であり、通称は「真グレート」。こちらの方は外見が腕と脚が青みがかった、原作に近い配色となっている。能力もプロトタイプとは比較にならないほど高く、武装もオリジナル版同様にドリルプレッシャーパンチ等を使用可能。装甲材質も超合金ニューZが用いられている。
それでもミケーネ帝国の戦闘獣軍団には苦戦を強いられ、最終的には半壊しながらも戦闘獣軍団を殲滅、さらに後続の妖機械獣軍団と七大将軍のうち魔魚将軍アンゴラスと大昆虫将軍スカラベスを撃破したが、蓄積したダメージで戦闘不能に陥っている。 なお死闘!暗黒大将軍では、手足のカラーリングが旧グレートのものとなっており、全長も公式サイトでは20.5mと旧グレートのスペックになっているが、本作のグレートがどちらだったのかは不明[3]。
津島直人氏のコミカライズ版ではOVA版よりも格段に良い扱いがなされ、物語終盤でガラダブラMk01に苦戦するマジンカイザーの元に援軍として現れ、共闘するシチュエーションも存在する。また、作中の描写から試作型は存在せず最初からこちらに乗っている[4][5]。
真マジンガー版設定
1話と25話にちらりと登場。
真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍版設定
前半と後半に2種の「グレートマジンガー」が活躍する。
前半のグレートは、作品世界の差異次元の兜剣造がマジンガーZの魔神化防止を目論み造った機体で、「グレートがいち早く敵を撃退すればマジンガーZに戦闘の必要はなく、魔神化には至らない」という発想に基づき4種の魔神パワー(再生、吸収、強化、変態)の完全制御を果たしており[6]、グレートブースターも未完成ではあった物の魔神パワーを強化する装備であった。しかしその制御され洗練された強大な力が「マジンガーZの最強を脅かす力」と認識され、眠っていたZEROの意識を覚醒させてしまう…。
後半のグレートは、魔神パワーを搭載していない[7]いわゆるスパロボでお馴染みのイメージに近いと思われるが、操縦自体が常人の身体を破壊する[8]ため、遺伝子レベルで肉体を強化するかサイボーグになる以外で操縦することが出来ない代物。ミケーネ軍と戦う最中に現れたベガ星軍を暗黒大将軍率いるミケーネ軍と共闘して追い払うも、ミケーネ軍にはギリギリの辛勝を重ねていたらしく、パイロットの剣鉄也(達)が毎回死ぬまで戦う必要があった。こちらはグレートブースターもお馴染みの特攻兵装。
また前作の『真マジンガーZERO』では魔神パワーが生み出された世界の剣造が父、十蔵を越えるために造った機体として登場。こちらでの鉄也はテストパイロットであり、正パイロットは甲児だったが、ミネルバXが時間逆行を行ったために甲児の記憶もそこで止まっている。こちらのグレートは魔神パワーの存在しない世界で製造されたため、上述のような性能ではなく東映版に近い性能だったと思われる。
登場作品と操縦者
TV版とOVA版とではやや武装が違うが、基本的にスパロボにおいてはマジンガーZを上回る総合能力を持ち、グレンダイザーと肩を並べる強さを誇る。
旧シリーズでは地形適応が宇宙:Bだったため、宇宙ステージが増える終盤で涙を飲む事も多かったが、近年では他のスーパー系同様に宇宙:Aであったり、強化パーツなどで補強できるようになった為、問題にはなっていない。
マジンカイザーが登場すると流石に一歩譲ることもあるが、マジンガーZ等との合体攻撃も併せて最終戦まで安定して使っていけるのは大きい。ただし、スパロボオリジナルの後継機マジンエンペラーGが現れた最近の作品では、その仕様次第で立場が大きく揺れ動いている。
他面、飛行能力・耐久力・射程・継戦力(EN+弾数)と、他のマジンガー系ユニットが何かしら取りこぼしがちなスペックを高いバランスで備え、修理装置・補給装置こそ無いものの優秀な援護要員を務められる乗り換え機体として、鉄也以外を乗せる選択肢が浮上しやすい事も特徴。主人公機ながらプレイヤーによって運用が大きく変わるポジションに置かれる場合もある。
旧作版設定
漫画版や、劇場版の要素が含まれる場合もある。
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- νガンダムやゲッターGと同じノリで、今作には登場しない剣鉄也に代わり兜甲児がマジンガーZから乗り換える。これについては批判が多かったらしく、『第3次スーパーロボット大戦』『第2次スーパーロボット大戦G』でネタにされた。
- 第2次スーパーロボット大戦G
- リメイクに際し、正パイロットである剣鉄也が搭乗した。グレンダイザーより後にやってくるためか、機体性能は高い。しかし火力面ではサンダーブレークの燃費が悪い上、多用するであろうマジンガーブレードはビームサーベル並みの威力しかなく、経戦能力に難がある。ちなみにアトミックパンチは、マジンガーZのロケットパンチと違って何故かP属性を持たない。
- 第3次スーパーロボット大戦
- 剣鉄也が乗る。グレンダイザーと同等かそれ以上のスペックで、無消費で射程5、高威力のグレートブーメランが大変使いやすい。ちなみにサンダーブレークはそこまでの威力ではなく、当時はブレストバーンが必殺技扱いだった。
- なお、鉄也の宇宙適性の低さの関係で、終盤の宇宙戦では大抵の場合、適性の高いマリアにグレートを奪われる。
- スーパーロボット大戦EX
- マサキ編で登場。鉄也が負傷したため、最初はマリアが乗る。マサキ編においてはF91やビルバインとともに最後まで大火力を期待できる強力な機体であり、鉄也の能力も悪くないが、幸運があり、2回行動の早いマリアにそのまま機体を占領される場合もある。あるいはひらめきを持つ甲児が乗ることも。またこの作品から、ブレストバーンよりサンダーブレークの方が高火力となった。
- 第4次スーパーロボット大戦
- 博物館に置かれていたところをブロッケン伯爵に奪われ、その後奪還してロンド・ベルに参加する。総合的な強さこそ2人分の精神が使用できるスペイザー合体のグレンダイザーには劣るが、火力面ではグレンダイザーをも上回り、最後まで充分使っていける。本作からグレートブースターも実装された。
- なお、敵対時のグレートはほぼ不可能なレベルだが破壊可能であり、専用の会話まで用意されている。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 機体性能は装甲値が100底上げされた他、空の地形適応がBからAにアップしている。
- 武器はマジンガーZと同じく攻撃力が上方修正されており、ネーブルミサイルとグレートブースター以外の全ての武器の威力が向上している。特にパンチ系とブレストバーン・サンダーブレークの強化が著しく、SFC版以上にロンド・ベルの切り込み役として活躍してくれるだろう。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 原作アニメによる発進デモが用意された。無改造で5段階改造のマジンガーZ (JS)以上の性能。加入時期の早さに対して装甲はトップクラス、攻撃力も軒並み高い高性能な機体。しばらくの間は必中の使い所さえ誤らなければ十分頼れる。しかし、後から加入されるマジンカイザーには1発限りのグレートブースターしか勝る点は無く、下位互換の謗りは免れない。宇宙に出てからも運用するなら、相応の改造と愛は必須。そのマジンカイザーにも言える事だが、当時は不屈が存在せず鉄壁の効果が今作のゲームバランスに噛み合わない事から、ひらめきを持たない甲児や鉄也の場合、大ボス級の高火力から受ける大ダメージを根本的に無効化する手段が存在しない。(無論、反撃を許す前にトドメを刺せば問題ない。)HPの高くないグレートの場合はこの欠点を特に忘れてはならない。
- スーパーロボット大戦コンプリートボックス
- リメイクに伴い武器の性能が『F』に近くなった。『F』と同じくサンダーブレークが主力武器、ブレストバーンが準主力武器となった他、グレートブースターも追加されている。最大攻撃力がSFC版より高くなり、いくつかの武器にP属性が付与される等、使い勝手がSFC版よりも向上している。一方でブレストバーンの燃費が40から60に大幅悪化、サンダーブレークはそれ以上に高い等、下方修正された点も少なくない。特に燃費が悪くなったにも拘わらず、最大ENが255から205に大きく下げられた点は痛い。
- 壁役や対ボス要員として主力の一角だが、パイロットの宇宙適応の低さからゲッタードラゴンやグレンダイザーには一歩劣ってしまいがち。必中が多用し辛い本作では、命中率の問題でドリルプレッシャーパンチやグレートブーメランよりマジンガーブレードの強化も一考。また、本機に限らずマジンガー系は武器の改造費が比較的安いので、主力として使うならフル改造してしまいたい。
- 『EX』ではマジンガーZほどでは無いにしろパワーダウンが目立ち、爆発的火力のオーラバトラーやマップ兵器持ちユニットの前には見劣りしてしまう。それでも乗り換え可能マジンガー系ユニットの中では最も高性能であり、鉄壁の追加による反撃戦法も取りやすくなった。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 劇場版に準じた登場デモが用意された。本機もαにおいてマジンパワーを初実装。
- サンダーブレークが有射程になったため遠近問わず強力なのが魅力で、ファイヤーブラスターと同威力な上に有射程のグレートブースターによりマジンガー系の機体の中では最大の火力を持つ。欠点としては正式参戦が遅く、マジンカイザーや強化型マジンガーZと比べて主要武器の燃費が悪めで、サンダーブレークもグレートブースターも移動後に使えないのでP武器の火力が低め。
- 分離か撃墜でブレーンコンドルに変化。また、ブレストバーンとサンダーブレークはフル改造でマップ兵器版を追加できる。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 武器性能が『α外伝』仕様に変更されたため攻撃力が大幅にアップしており、無改造状態でもやたら強い。外伝とは違いサンダーブレークは格闘属性のまま。追加された合体攻撃も豊富で正式加入後は即戦力となる。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 今作は鉄也が主役級の扱いということもあり、未来では最初から使用可能で強制出撃も多く、性能の高さとマジンパワーのお陰で未来編の序盤では抜群の存在感を見せる。移動後の攻撃力と射程が強化されており、マジンガー系で唯一マップ兵器が残っているのも魅力。ただし中盤に鉄也と共に味方時の能力のまま敵対するため早期の改造はリスクがあり、武器改造費が高めで伸びが悪く、主力の通常版サンダーブレークが射撃属性に変更されているため能力的に合わないパイロットが多いのが難点。隠し要素を満たせば強化型マジンガーZがマジンカイザーと同時に入手できるのも悩みどころ。
- パイロットは射撃の伸び、援護レベル、精神コマンドから見て鉄也よりジュンの方が最終的には相性が良くなる。ただしグレートブースターは今回の仕様上援護では使用できない。
- 鉄也のセリフで桜田版にあった自爆装置を搭載していることが示唆されている。また、一部バージョンではブレーンコンドル側で武器改造すると改造費が安くあがるというバグがある。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 今回ミケーネ帝国がシリーズを通して大暴れするため、グレートが主役になる。鉄也の小隊長能力「ミケーネ帝国への攻撃力20%アップ」とマジンパワーの組み合わせは絶大な攻撃力を誇る。サンダーブレークが射撃武器で、全体攻撃扱いなのは好みに分かれるところか。
- 鉄也が気迫を覚えるため、1ターン目からマジンパワーを発動させて高い装甲に物を言わせた無双スタイルが強み。グレートブースターは地形適応Sを持つ武器で、マジンパワーも合わさり攻撃力数値以上の大ダメージを出す。本作屈指のボスキラーである。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 前作とほぼ同じだが、シナリオ的に前作よりも影が薄い。前作でもそうだが、サンダーブレークが射撃武器で、射程が1~6とそれなりの長さしかないのが難点。本作ではグレートブースターの弾数が3に増えたので、強力な援護攻撃役になったと言える。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 最大の見せ場は第24話にて「パリン」と割れる光子力研究所のバリアが強化されて手が付けられない所に、グレートブースターを装着して真正面から突撃で打ち破った場面だろう。イベント出番はこのシナリオのみ。
- 基本性能は高く扱いやすいが、グレートブースターにサイズ差補正無視がないので鉄也に特殊技能版を習得させたい。マジンガーZとは合体攻撃がある為、同じ小隊に入れて運用した方がいいのだが、その場合どちらかがただの相方止まりになる可能性が高い。鉄也の技量の高さやグレートブースターによる一撃の重さを考えると、鉄也に再攻撃を覚えさせてボスキラーにすると良い。本来の搭乗者でビューナスA・ボスボロットと組むとトライチャージ攻撃にボーナスが付く。精神コマンドや攻撃・回復・補給のバランスのとれた小隊となるが、ボロットの機動力はテコ入れしてやる必要がある。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- シーン2から使用可能。無気力で使える攻撃力の高い武器が魅力的。マジンガーZと違い宇宙:Aのため、宇宙ステージでも難なく戦える。
- スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor
- COMPACT2の影響で、ブレストバーンとグレートブースターにカットインが入った。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
- 他のスーパー系同様同作では空中の適応が低い。量産型グレートマジンガーを入手する為には本機を地上に残さなくてはならないが、代わりにミネルバXが入手不可能になる。当時は援護攻撃時の武器が選択不可能で、グレートブースターは一発だけなので援護で使用してくれないのが泣き所。サンダーブレークが地味にP属性1-2な為、重宝する。ただし、マジンガーZと違い強化パーツスロットが2のため、V-UPユニットの恩恵をあまり受けられない。最大射程が3なのが一番の問題。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
- 第1部で鉄也を宇宙に送った場合、またはデータ引継ぎを行なわなかった場合に登場する。第1部でバンドックを落としておくと若干改造されて登場する。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
- シーン2~3は離脱する為使用不可能。強化パーツスロット数でマジンガーZに劣り、大車輪ロケットパンチに対抗できる武器もなくマジンガーZより総合面でやや劣る。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- グラフィックはαシリーズのものが流用されているが、マジンパワーは持っていない。性能はC2と違い遠距離攻撃も可能。特にサンダーブレーク、グレートブースター等は大きく射程が伸びている。装甲値はトップクラスで耐久力重視の本作では重要な戦力。改造段階が高めで攻撃力も伸びやすく、鉄也が統率と援護攻撃の両方を持っているため撤退ボス撃破にも心強い。
- マジンガーZとグレンダイザーとの合体攻撃も実装されているが、3機での合体攻撃が使用できるのは3部に入ってからである。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 格闘兵器が有効な本作だが、リアル系の敵が多いため当てられないことが多い。WSでは初の合体攻撃可能。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 序盤に登場するがすぐに抜け、中盤から復帰する。
- アトミックパンチがP属性・射程1-5と非常に扱いやすいのが特徴(ただし合体攻撃に用いられるのは、射程3のドリルプレッシャーパンチ)。 単体攻撃力はグレートブースター以外それほどでもないので、マジンガーZ、グレンダイザーなどと豊富な合体技中心にして使うのがベター。ただし、鉄也だと宇宙:Bなので宇宙ステージではマリアなどが良い。
- グレートブースターは撤退するボス敵へのサポートアタックで非常に頼れる武器だが、気力が必要なく射程も長い故に雑魚敵へのサポートアタックに使われてしまう事が多々あり、注意が必要。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- GBA版とほぼ同性能。装甲初期値・伸びしろともに高く、さらにフル改造すればダメージ30%カットが付く(ただし改造費はトップクラスの高さ)ので、非常に硬い。
- 武器改造の効率も良くこちらもフル改造した場合、グレートブースターが攻撃力8600という単体・非隠し武装では破格の火力を誇る。とはいえ、命中補正が低めで必中無しでは攻撃を当てにくいので、やはり補正に優れる合体技中心の運用がよい。
- また、今回はスラスターモジュールによる宇宙適応の底上げができるため鉄也でも宇宙でパワーダウンせず使用できる。戦闘グラフィックは『MX』のものがベースになっているが、グレートブースター合体時のリアルカットインは変更されている。
- スーパーロボット大戦R
- ミケーネ帝国の策略によって、鉄也が負傷し、さらに光子力エンジンが壊れたため参戦が遅れる。能力面ではマジンパワー採用、鉄也の宇宙適応A、合体攻撃のレベル制限排除、周回プレイでの改造累積など『A』よりも強化されている。
- スーパーロボット大戦D
- 地上ルートでは比較的早く仲間になる。グレートブースターを翼として最初から装着しているという特殊な状態で登場する(表記は「グレートマジンガー・GB」)。GB状態だと空適応がSとなり、移動力が1高い。グレートブースターを撃つと通常のグレートになる。補給では回復できないが、戦艦に搭載すると再装着され、1ターンでGBに戻る。今作の仕様上戦艦に搭載した場合1ターンでHPとENが全回復するため、ENが尽きるorHPが危険水準になったら搭載して次のターンで即攻撃に出るといい。
- なお、システム上反撃で選択されがちなので暴発に注意。
- 本作ではマジンガーZと同様にマジンパワーの存在と武器の高い改造効率により凄まじい攻撃力を発揮する一方、防御力をどう伸ばしても到底複数の敵からの攻撃を耐えられないので、味方に守ってもらいながら敵に痛打を与えることが適任。援護攻撃との相性は抜群。スキルパーツをつける、もしくは高レベルまで修得する脇役を乗せかえるといい。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- バランスのとれた強力なユニット。特に耐久力が高いのがありがたい。ただ、何故かマジンガーZより装甲が低い。必殺技はサンダーブレークを差し置いてブレストバーンが採用。SRWでは珍しくマジンガーZの必殺技であるブレストファイヤーより威力が高い。サンダーブレークは使い勝手の良い通常射撃武器というポジションに収まっている。
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 引き続きマジンガーZより装甲が低い。前作では通常攻撃止まりだったサンダーブレークに必殺技版が追加された。ブレストバーンも引き続き必殺技として使用可能。空中形態とは別に飛行形態があり、攻撃はできないが高速で移動することが可能。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦T
- 『INFINITY』版。第1話から早速参入するが、承認が下りていないのかサンダーブレークは追加武装。代わりにグレートブースターは最後まで無し。というか、序盤から連邦軍と戦闘になっても何の問題もなく承認が下りるがいいのだろうか。
- 何と無改造の時点で運動性115と言うとんでもない事になっている。また、『V』・『X』同様サンダーブレークが必殺技らしい高火力になっているが特殊効果が無くなっている。
- ちなみに序盤は全体的に低燃費になっているが、サンダーブレーク追加と同時に火力が上がる代わりに全体的な燃費が悪くなるので注意。
- なお従来とは異なり、本作ではサンダーブレークとダブルバーニングファイヤーの攻撃範囲が逆になっているため、ベテランユーザーは少し戸惑うかもしれない。
- 本作ではマジンガーの運用がモビルスーツよりも前から始まっているため、ネオ・ジオンからも「地球連邦の象徴」扱いされている。
単独作品
- スーパーロボット大戦
- 初登場作品。マジンガーチームを選択した場合に自軍ユニットとして運用可能。それ以外は敵として登場する。ブレストバーンを入手すれば、純粋な味方ユニットでは最高クラスの攻撃力を持つ。ただしマジンガーZに比べると対空戦には弱い。
- スーパーロボット大戦64
- マジンガーZとの合体攻撃が採用された。鉄也では宇宙:Bなので本領発揮できない。使うなら超能力のバグにより強キャラとなったマリアがよい。
- スーパーロボット大戦MX
- 鉄也とグレートの能力が高く、各必殺技の威力、バリエーションの豊富さから最後まで主力を張れる。しかし初登場時はロボット博物館に収められていたのが原作通りバレンドスに奪われ敵として登場。ダブルマジンガーが同時に敵として初登場したスパロボ。
- なお、漫画版の設定を取り入れ、終盤1シナリオだけボスの手によって、敵として現れる量産型グレートマジンガーとの区別の為、股間に「元祖」の文字が書かれる。しかし、当然ながら鉄也は怒っていた。この状態になると強化パーツのスロットが1つ増えるが、宇宙の機体地形適応は悪化してしまう。さらに鉄也の撃墜数が多いとブラック・グレートまで手に入る…と、何かとグレート尽くしな作品である。
- ちなみにグレートブースターが作中で完成するので、ミケーネ帝国との戦いはグレートブースターなしで戦い抜いた模様。
- スーパーロボット大戦NEO
- 中盤からの登場。何時も通りマジンガーZより全体的に高い数値を誇っているが、Zほど武装が多彩では無い為、捻りの効いた運用には向かない。ZともどもNEOでは、全体的に攻撃の回避が困難だが重装甲、気力が上がり易い上にマジンパワーが強力、とシステムとの相性が良いので扱い易い。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- サービス初期から登場。UCとSR、SSRの3段階のレアリティがあり、UCはディフェンダー、SRはアタッカー、SSRはアタッカー、ディフェンダー、シューターの3種が存在する(うちアタッカーは大器型)。装甲と攻撃力が高く、アビリティも攻撃力を上げるものが多い。足は遅いが飛行可能なので移動速度が地形に左右されないうえ、SSRはアビリティのスクランブルダッシュで底上げされる。SSRの必殺スキルはアタッカーとディフェンダーが燃焼付与のブレストバーン、シューターがスタン付与のサンダーブレークと追加効果も強力で、総じて弱点が少なくバランスの良い機体となっている。
- 2019年10月より「Sチップガシャ・ゴールド」でのみ入手可能な大器型SSRブラスターが追加。排出率は0.001%。
- 2020年9月のイベント「蒼き誓い」にて大器型SSRブラスターが追加。必殺スキルにグレートブースターが設定されている。
- 2021年1月のイベント「兵たちの足跡」にてSR・大器型SSRファイターが追加。
- 2018年1月には『INFINITY』版が期間限定参戦。イベント「平和を創った戦士たちへ…」の報酬ユニットとしてSSRアタッカーが登場した。
- スーパーロボット大戦30
- 『INFINITY』版。機体性能は『T』と同様だが、ブレストバーンとサンダーブレークの消費ENが1.5倍ほどに増加している。
- 追加武装だが、遂にグレートブースターが使用可能になった。素の弾数が2発あるため、BセーブEXやフルカスタムボーナスの『弾数+1』を組み合わせることで弾数を6発まで増やすことが可能なので、フルカスタムボーナス選びは思案のしどころ。合体攻撃の相方であるマジンガーZにも、同様に弾数制の最強武器があるので、2機セットで『弾数+1』を選択するという手もある。
- 『T』同様に甲児やシローを乗せることも可能だが、鉄也が最も好相性なので、特に乗せ換える理由は無い。
- イベントでは、修理を終えたものの本調子ではないダン・オブ・サーズデイにサンダーブレークを叩き込んでヴァンのオーバーフロウを励起させるというとんでもない荒療治を行う。
関連作品
- シャッフルファイト
- 最終章スタート時に登場。ゴッドシグマ&ガンダムF91と共にア・バオア・クーの防衛任務に就いていたが、復活したガルシアスの奇襲に遭い惨敗。自らも負傷したもののカードメタルの力によって回復し、最終決戦に臨む。各種ステータスのバランスが極めて取れているが、やはり特筆すべきは防御力・HPの高さ。特にコン・バトラーVと並ぶ3桁HPは、グレートの大きなセールスポイントである。
- リアルロボットレジメント
- 使用ロボットの一体として登場。高いHPに豊富な武器を持ち頼りになるのだが、マジンガーZと比べてややモーションが遅かったりと差別化されている。
- 今作ではサンダーブレークをマジンガーブレードに落とすサンダーブレード(原作漫画版最終回で使った「切り札」的戦術)を必殺技として使用する。
マジンカイザー版設定
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 携帯機では初のOVA版設定。真グレートが登場した後は、新技のダブルサンダーブレークが使用できるようになった。ただし、本作とWでは最強武器はグレートブースターのまま。ゲッターロボが参戦していないので、ファイナルダイナミックスペシャルは今回ない。爆発力ではさすがにカイザーに劣るが、甲児専用機であるカイザーと違い、乗り換え可能という強みがあり、さやかやボスも乗れるのが強み(もちろん甲児が搭乗することも出来る)。
- 新旧2種類存在し、旧バージョンは第29話で破壊され、次の第30話で新バージョンが手に入る。能力が全体的に上昇し、改造も引継がれるが、旧バージョンに付けていた強化パーツは新バージョンに引継がれず消滅してしまうという重大なバグが存在する。第29話インターミッションでは必ずグレートの強化パーツを外しておく事。
- なお、携帯機シリーズに共通するが、鉄也は格闘より射撃の方が僅かに高いのに携帯機シリーズのグレートには射撃武器がない。
- スーパーロボット大戦W
- OVA版設定。今回、旧グレートはスポット参戦で2回しか使えない。
- J同様、オリジナルのグレートが登場した後にダブルサンダーブレークが使用可能。更に復活したファイナルダイナミックスペシャルにも参加でき、乗り換え可能なのも同様。何気に旧グレートは破壊されたわけでもないのに第2部未登場という不遇な扱いである(マジンガーZは第2部にも出てくるのに…)。
- なお本作の真グレートは十蔵博士が建造していなかったらしく設計図のみが発見され、メリダ島のミスリル基地で建造されている。
- スーパーロボット大戦L
- Wまでとの大きな違いがグレートブースターの扱いでP属性が無くなった代わりに弾数が4発になり射程は3~8となった。このためマジンガーZとは逆に遠距離戦を得意とするユニットと相性が良い。また、最強武器がグレートブースターからダブルサンダーブレークになっている。
- 地味に真グレート初登場時に、カイザーと共に宇宙空間から地上に射出されたがこっちも無傷だった。
- 真グレートの参戦後も旧グレートは残るので、2体のグレートで出撃可能となる。ただし、特に合体攻撃が用意されているわけではない。おまけにマジンガーZ&マジンカイザーと同様、旧グレートの改造は真グレートに引き継がれない。真グレートの参戦が遅いため、旧グレートを改造して引き続き前線に立たせるのも手ではあるが、旧グレートは宇宙適応Bである事に注意。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC
- スパロボ初のOVA版設定。序盤は旧グレートがスポット参戦しマジンガーZと合体攻撃が出来るが、マジンカイザーとの合体攻撃は中盤特定のサブシナリオを通って真グレートにならないと使えない。その場合一時離脱するものの、主力にするなら必須。旧グレートよりも全体的に燃費が悪化している事と、カイザー同様Mサイズな事には注意。なお、本作ではファイナルダイナミックスペシャルが実装されているものの参加できない。
- スーパーロボット大戦XO
- GCでは参加できなかったファイナルダイナミックスペシャルに参加できるようになった。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 剣鉄也がパイロット。
- スーパーロボット大戦DD
- 2019年11月に追加された第1章Part3より参戦。十蔵博士の設計図から弓教授らが作り上げたグレートだが、マジンガーが別世界に転移している間戦い続け登場後限界となる。ユニット入手は第25話だが、シナリオ上で登場するのは第31話から。こちらはオリジナルの真グレートで、攻撃&防御タイプ。
- 使い勝手のいいユニットが多い攻撃&防御タイプの中では控えめな性能だが、その分を鉄也の高い能力で補っている。
- 第31話では当初は地下帝国に奪われており、あしゅらマジンガーの代わりであしゅら男爵が乗ってくる。撃墜後はブレーンコンドルを引っこ抜いて入れ替えることで鉄也が奪い返し、そのまま味方となる。そのため、本作のグレートは試作型のブレーンコンドルで操縦している状態になっている。試作型と真グレートは大きさが異なるのは気にしないでおこう。ちなみにロボット図鑑では全長、重量共にデータ無しになっている。2章Part12にて意思を持つかのように鉄也をかばい大破してしまうが、その後もユニットとしては使用可能。3章Part2にてマジンガーZ共々修復中と弓教授が口にしている。
- マジンカイザー版の設定ながら量産化が構想されているらしい。
真マジンガー版設定
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V
- 原作では一瞬だけの登場だったが「真マジンガー 衝撃! Z編」設定でまさかの参戦。パイロットも同じく真マジンガー版鉄也。但し原作ではまともな戦闘シーンが無かった為か、戦闘演出は「マジンカイザー」版グレートをベースに、マジンガーZを意識したものを加えた物となっている。
- 参戦は第5話。グレートブースターがない為か、サンダーブレークの性能が必殺技らしい高性能に設定されている。
- 超合金Zの設定に合わせEN回復を所持してはいるものの、武器の燃費は全体的に悪い方である為注意。
- 宇宙世紀世界に帰還した後第26話で一旦離脱し、ZEROに関連する形で一時敵対、第38話と遅めのタイミングで再び自軍に復帰する。
- 自部隊と単機で対抗するために光子力エンジンを意図的に暴走させており、最終的には第39話でマジンガーZEROを滅ぼすために最大まで暴走させ自爆させられる事で戦線離脱する。なお改造値はマジンエンペラーGに引き継がれるためある程度改造しておくと、デビュー戦が楽になる(マジンガーZEROが相手になるので)。
- スーパーロボット大戦X
- 今作ではマジンガーZと共にミケーネと戦うために、兜剣造博士がゼウスの幻の左腕を用いて開発した機体となっている。
- 24話で加入するが、28話にはマジンエンペラーGが登場するので活躍期間は短い。初登場時の新録DVEが最大の見せ場という声も。能力面は攻撃力が若干上がったくらいでグレートブースターもないまま。
- エンペラーを入手した後も乗り換え可能機体として残る。しかしマジンカイザーよりも秀でた点のあるZとは異なり、グレートがマジンエンペラーGより優れている点はサンダーブレークにサイズ差補正無視がついている程度(エンペラーは合体攻撃を早期に追加できなければ終盤までバリア貫通・サイズ差補正無視付きの武装が無いが、鉄也はサイズ差補正無視L1を習得しているためそれほど優れている訳ではない)で、それ以外はエンペラーがほぼ上位互換であるために、使うのは殆ど趣味の範囲となる。
装備・機能
旧作版、OVA版共に武装はほぼ共通だが、採用される武器は作品ごとに異なる。
また、近接武装も装備している関係上、マジンガーZと比べると近接戦に長けた機体となっている。
桜多吾作氏の漫画版では以下の他にも自爆装置が搭載されている。
武装・必殺武器
- パンチ
- 『X-Ω』で通常攻撃に採用。ディフェンダータイプが使用。
武装
- アトミックパンチ
- 肘から先を弾頭として発射する、マジンガーZのロケットパンチを発展させた武装。回転を伴うのが特徴で、ロケットパンチよりも優れた威力を発揮する。TV版で初めて使用した武器。OVA版ではレプリカ機が使用。『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』ではマジンパワー「変態」で左肘から先を小型戦闘機のように変化させて発射する。またマジンパワーを搭載していない世界でも、何らかの方法で変化させる事ができ、マジンガーZEROと戦闘している際に変化させている場面が存在する。
- 『NEO』ではガードアーム特性付き。『X-Ω』ではシュータータイプの必殺スキルに採用。『DD』では打撃属性の通常攻撃。
- プレッシャーカッター
- ドリルプレッシャーパンチで使用する腕部に4つ内蔵された鋭利な刃物。
- バックスピンキッカー
- バックスピンキックで使用する脛部に内蔵された刃物。マサカリ状の刃物が展開する。
- 『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』では、飛行時に展開する垂直尾翼並びに脚部をマジンパワー「変態」で刃物に変形させている。
- ニーキッカー
- ニーインパルスキックで使用する膝部に内蔵されたスパイク。バックスピンキッカー共々、脚部が損傷したのを機に取り付けられた。
- グレートタイフーン
- 口分スリットから風速150mの嵐を起こす。マジンガーZのルストハリケーンのように酸は含まれてはいないが、より強烈な風圧を発生させて相当の重量物を吹き飛ばす事が可能。
- 『マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍』では投擲したグレートブーメランの軌道をグレートタイフーンで変えるという戦法を使った。
- 小隊制作品では全体攻撃。『NEO』では対空特性付き。ただしマジンガーZのルストハリケーン同様に移動後使用不可なのがネック。『X-Ω』ではSSRディフェンダー・ファイタータイプの必殺スキルに採用。初期作品では宇宙での使用が出来ないことが多かった。
- ネーブルミサイル
- 臍部分から発射するミサイル。威力はTNT火薬800t分に相当する。マジンガーZのミサイルパンチを踏襲した武装。
- OPでも歌われている武装の一つだが、SRWでは専ら支援・牽制用で全体的に火力は低め。作品によっては弾数が99発ある。『X-Ω』ではシューター・ブラスタータイプの通常攻撃に採用。
- OVA版で参戦した際は僅かしか使用していない為、長らく不採用だったが『DD』で後述の演出に組み込まれる形で採用された。
- 放熱板
- 胸部に装備したブレストバーン発射用の赤い放熱板。マジンガーZのものとは違い左右が繋がりV字状の1枚板になっている。かなりの強度を持ち、これ自体も取り外して斬撃武器として使える。
- ブレストバーン
- 放熱版から発射される4万度の高熱放射。
- SRWではバランスの問題か、マジンガーZのブレストファイヤーと比べるとスペックの上では1万度も高いのに、攻撃力や使い勝手の面で劣っている事が多い。
- 『NEO』ではファイア特性付き。
- 『T』『30』では『INFINITY』版の設定のため、使用時に承認が下りる演出がある。
- 『X-Ω』では必殺スキルに採用。SSRアタッカータイプは目の前にまっすぐ伸びる「直線範囲」、SSRディフェンダー・ファイタータイプは横に伸びる「範囲」となっている。
- 『DD』では特殊属性のSSR必殺技として登場。メインアビリティは「光子力エネルギー」で、攻撃力と防御力が増加する。サブアビリティは「攻撃力・防御力アップIII」。
- 冷凍光線
- マイナス回路に切り替える事で発射される冷凍光線。SRW未採用。
- グレートブーメラン
- 胸部放熱板を外し、ブーメランとして投擲する。
- OVA『マジンカイザー』ではガラダブラを墜落させ、『死闘!暗黒大将軍』では大昆虫将軍スカラベスと魔魚将軍アンゴラスに大ダメージを与えるなど劇中では決して扱いの小さい武器ではない。
- SRWでは大抵の作品でP属性付きの短射程武器だが、『α外伝』のみP属性なし、射程1~5の中距離攻撃武器となっている。
- 長年、OVA版で参戦した際は採用されなかったが『DD』ではR必殺技として初採用。斬撃属性。過去作で使用されていない家中氏のボイスも初披露された。
- メインアビリティは「全力攻撃I」で、気力120以上の時、与ダメージが増加する。サブアビリティは「攻撃力アップI」。
- サンダーブレーク
- 耳のアンテナ部分から300万ボルトの放電で雷を起こし、秒速30万アンペアの超高圧指向性電流を投射する。人差し指か、マジンガーブレードから発射する。OPでも「必殺パワー」と歌われる、グレートを代表する武器の一つ。
- アンテナから人差し指を経て発射するほか、空に放電して雷雲を呼び寄せ、そこから再度アンテナ、もしくは人差し指に雷を落として発射したり、直接敵機に落雷を叩き込むなど、様々な作品で多彩なパターンが存在する。
- この機構があるため、グレートにはZにあった光子力ビーム=目から発射するビームの発射機構が存在しない[9]。このこともあってか、ゲーム的には両者は似たような性質を持つ武器として扱われることが多い。
- なお、『INFINITY』の描写からサンダーブレークとブレストバーンを同時に撃つ事も可能[10]。
- 旧シリーズでは射程1のP武器が多く、近作ではブレストバーンと差別化するためか、長射程非P武器が多い。小隊制作品では全体攻撃。
- 『W』では運動性ダウン効果のある特殊武器。『L』では真グレートと旧グレートで何気に演出が違う。
- 『SC2』では通常武器と必殺技の2種類の使い方が出来、前者なら+2秒、後者では範囲内全ユニットに対し+5秒のスタン効果を持つ。
- 『X-Ω』ではシューター・ブラスター(2019年10月)タイプの必殺スキルに採用。
- 『DD』では特殊属性のSSR必殺技として登場。メインアビリティは「超高圧電流」で、攻撃&防御タイプの移動力、攻撃力が増加し、気力120以上の時サンダーブレークの必殺技威力が増加する。メインスロット装備時と必殺技スロット装備時は前者の方が、増加率が高くなっている。サブアビリティは「防御力・照準値アップIII」。
- マジンガーブレード
- 両大腿部に収納された超合金ニューZ製のブロードソード。グレートを象徴する武器であり、主役アニメロボが初めて装備した"剣"としても有名。
- 近接武器としてはもちろん、サンダーブレークの避雷針として敵機に突き刺したり、投擲武器として用いられたりと、鉄也のセンスによる多彩な戦法が披露されている。
- OVA版では試作型が数回装備するも、真グレートになってからは使用していない。
- 『Z』では地対地では普通に切り付けるが空対地では2本のブレードを取り出して敵に投げつける。『D』『J』『W』ではコンボ(マルチコンボ)武器。『NEO』ではヒット&アウェイ特性付き。『X-Ω』ではアタッカータイプの通常攻撃、UCディフェンダータイプの必殺スキルに採用。
- 『DD』では斬撃属性のSR必殺技として登場。メインアビリティは「ガードII」で、戦闘時、50%の確率で被ダメージを軽減する。サブアビリティは「必殺技威力アップII(斬撃)」。ブレードがグレートの背と同じほどの長剣になっておりSRとは思えぬ戦闘アニメは必見。
- スクランブルダッシュ
- 背部に内蔵されている翼部とブースターで構成された飛行装置。普段はフレキシブル構造で収納されている。ブースター部は2基の光子力ロケットエンジンを搭載しており、展開時は蛇腹状になった主翼部が開くと共に2基のブースターの間から尾翼が展開される。また、飛行時は脛部からも垂直尾翼を展開させる[11]。上述の通り、グレートマジンガー最大の弱点で破壊されると行動不能になる他、グレートブースターとの接続自体不可能になる。
- 翼部を展開する動作が「スクランブルダッシュ」、逆に収納する動作は「スクランブルオフ」と呼称される。
必殺技
- ドリルプレッシャーパンチ
- アトミックパンチの強化版。プレッシャーカッターを展開し、回転させながら腕を発射する。OVA版ではオリジナル機が使用。『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』では右肘から先をマジンパワー「変態」を使い巨大なドリルに変化させて発射する物になっている。
- 『MX』ではグレートタイフーンで敵の動きを封じてから発射する連続技になっている。
- 『W』ではマルチコンボ対応武器になっている。『NEO』では押し出し特性付き。『X-Ω』ではSRアタッカータイプの必殺スキルに採用。
- バックスピンキック
- バックスピンカッターを展開しての蹴り技だが、技名に反してオーバーヘッドキックで蹴る事も(本来は後ろ回し蹴り)。OVA版では使用しない。
- 『X-Ω』ではSSRアタッカータイプの必殺スキルに採用。仕様上、オーバーヘッドキックの再現が難しかった為か、回し蹴りである。
- 『DD』ではOVA版設定ながら、SSR必殺技として登場。打撃属性。スクランブルカッター→ネーブルミサイル→飛び蹴り→パンチで殴り飛ばした所で、バックスピンカッターを展開してオーバーヘッドでのバックスピンキックを繰り出す。
- メインアビリティは「超合金ニューZ」で、戦闘回数に応じて攻撃力・防御力が増加する。気力130以上のとき、全ての攻撃の与ダメージが増加する。バックスピンキック命中時、自分に「根性」を発動する。サブアビリティは「タイプ強化IV・攻撃(攻撃・防御)」。
- ニーインパルスキック
- ニーキッカーを展開しての膝蹴り技。OVA版では使用しないが、津島直人氏のコミカライズ版ではマジンカイザー暴走時に使用している。また『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』ででは、膝蹴りの形から膝を中心にマジンパワー「変態」を使い巨大な杭の形に変化して敵を穿つ技になっている。
- バックスピンキック共々、当時映画が公開されて人気を博していたアクション俳優、ブルース・リーの格闘技を劇中に採り入れた技であるとされる。スパロボでは基本的に小技扱いだが、実は原作ではどちらも直撃すると必ず敵を破壊していた強力な技だったりする。
- 『MX』ではマジンガーブレードを相手に突き刺した後、そのブレードの束尻をバックスピンキックで蹴りつけて更に深く押し込み、ニーインパルスキックでトドメを刺す連続技として実装された。
- 『30』では武装としては非採用だが、DLCミッション「激突! 勇者VS勇者」にて、イベント内でガオガイガー相手に使用し、ドリルニーと互角に打ち合っている。
- スクランブルカッター
- スクランブルダッシュの翼で切りつける。但し、伸縮式の翼で行う戦法である為、スクランダーカッター以上に翼への負担が大きく、威力も低い。OVA版では使用しないが、『DD』では前述の通り「バックスピンキック」の演出に組み込まれた。
- ダブルサンダーブレーク
- サンダーブレークのバリエーションの一つ。両手から雷を発生させ発射、若しくは敵の真上からぶつける。
- TV版でも度々使用していたが、OVA版でのオリジナルのグレートマジンガーが初登場するシーンでの印象が強いのか、SRWではOVA版設定でのみ採用されている。
- 『J』『W』『L』で鉄也がオリジナルのグレートマジンガーで復帰した後に使用可能。『J』『W』では射程1固定の格闘武器となっている。『L』ではグレートブースターを押しのけて最強武器に昇格した。
- サンダーブレード
- サンダーブレークのバリエーションの一つ。相手にマジンガーブレードを投げつけ、それを避雷針として直接雷を落とす。
- 『Z』ではサンダーブレークを対地で使った場合、TV版を再現したこの演出になる。『リアルロボットレジメント』では手に持ったマジンガーブレードに雷を落とし帯電させてから投げつける漫画版を再現した技がスペシャルアタックとして採用された。
- サンダーブースター
- サンダーブレークのバリエーションの一つ。グレートブースターにサンダーブレークを纏わせて発射する。漫画版で使用し、『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』でもマジンガーZEROに対し切り札として使用している。SRW未登場[12]。
- エレクトロサンダースパーク
- サンダーブレークのバリエーションの一つ。原作漫画版のみ使用。SRW未登場。
- 相手に両腕の肘関節部分を押し付け高圧電流を直接流し込む。両腕を失いグレートブーメランも無くなりほとんどの武装を使えなくなったグレートマジンガー最後の奥の手。
- サンダーフィールド
- サンダーブレークのバリエーションの一つ。周囲一体に電撃を終始流す。『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』でグレートマジンカイザーが存在しない世界でマジンガーZEROに対抗するために使用。SRW未登場。
追加ブースター
- グレートブースター
- グレートマジンガー最大の武器である大型の追加ブースター。科学要塞研究所から射出される際には外殻でブースター本体を覆っており、ドッキング前にパージしているがSRWで再現されているのは『第2次α』『第3次α』のみ。最高速度マッハ5の速さでドッキングして、敵に目掛けて発射する[13]。スクランブルダッシュを収納してドッキングするが、ドッキング時のタイミングが命で1度しか合体できないが、実は敵に発射した後に戻ってきたブースターとの再合体は可能[14]。ちなみに、最強の武装でありながらTV版最終回では、意識を失っている鉄也を助けるべく剣造が遠隔操縦を行なっているためか、デモニカの猛攻の前に呆気なく破壊されている。
- 「劇場版マジンガーシリーズ」と共通の時間軸で描かれた後日談であるデジタルコミック『ダイナミックヒーローズ』(作:越智一裕)では再建造されており、ヤヌス侯爵に操られたジュンの操縦するビューナスAにスクランブルダッシュを破壊された際には翼部を掴んでコントロールし、敵に目掛けて手投げで発射している。TVシリーズの後日談になる『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』でも再建造されているが、グレートが軍属になったため使用の承認が下りず登場しなかった。
- その為、『T』では実装されなかったが、『T』発売後に『INFINITY』版グレートマジンガーが玩具として立体化された際、映画のメカニックデザイナー柳瀬敬之氏が直々に設定を書き起こしグレートブースターも立体化された。その為、次作である『30』では実装され、映画本編では叶わなかった『グレートブースターの使用承認』が降りたのだった[15]。
- スパロボにおいては『1度しか合体できない』という設定から大抵1発限りの弾数制となっている為、武器の改造システムが個別の場合、改造されない不遇の武器でもある(逆にいえば、改造システムが全体になった時に最も恩恵を受けた武器でもある)。グレートブースターと合体する戦闘アニメ制作が難しかったためか初期の頃は演出がよく変わっており、初登場の『第4次』ではあろうことか、戦闘アニメがスクランブルカッターと全く同じ[16]だったため、原作を知らない人には何故これが1発しか使えないのか理解出来なかったものと思われる。『F完結編』『64』ではどこからともなくグレートブースターを取り出して発射する[17]
- 『A』『R』では背後に飛んできたグレートブースターが一瞬停止した後にそのまま敵へ向かって飛んでいく。ちゃんとグレートブースターを呼び出して合体する作品の場合は鉄也が「こちら鉄也だ、グレートブースターを射出してくれ」とどんな場所からでも言うため、これはこれでネタになってしまっている。作品によってはグレートブースター本体からも光線を発射して牽制攻撃を行う。『NEO』では突破攻撃として採用されている。
- 『X-Ω』ではブラスター(2020年9月)タイプの必殺スキルに採用。
- 余談であるが、いずれの作品でも科学要塞研究所の無いマップでは百式のメガ・バズーカ・ランチャー同様に母艦から射出されていると思われるが、鉄也の台詞パターンに「所長!」と呼ぶパターンがある作品もあり、相当な遠距離からでも科学要塞研究所から飛来していると解釈できる場合もある。『α外伝』のコミカライズ『鋼の救世主』では、未来世界での初戦でグレートブースターが飛来したことから、発進システムが生きていると考えた鉄也たちが、マジンガーの予備パーツを求めて廃虚となった科学要塞研究所を訪れるエピソードが描かれ、下記のマジンガーブースターが発見された。
- グレートブースター(OVA版)
- TV版と比べて巨大なサイズになっており、ドッキングはせずにグレートマジンガーが上に乗って突撃する。OVA劇中では本機は使用せず、レプリカ機が使用。その使用方法もブースター自体を相手にぶつけるというより、「加速をつけて敵を殴る」という要素が主であった。
- 漫画版ではグレートではなくマジンカイザーが上に乗ってガラダブラMk01にとどめを刺している。
- 『GC』ではブースターの衝角だけをぶつけていたが、『J』以降の携帯機作品ではグレートのパンチと衝角の同時攻撃という描写になった。…しかし、演出の都合上ブースターよりもグレートの頭突きが当たっているように見えなくもない。『L』では弾数が4になり、攻撃後にブースター上に再着地するトドメ演出が追加。
- 『DD』では打撃属性のSSR必殺技。今回はブースターで加速をつけ、飛びかかって殴りつけた後にブースターが衝突するという演出になった。シナリオでは地下帝国との決戦後に作られたという設定になっている。メインアビリティは「遠隔大型支援機(グレート)」で、攻撃&防御タイプの攻撃力・防御力が増加する。グレート装備時に戦闘回数に応じて攻撃力・防御力・照準値が増加。気力が10上昇する毎に、グレートブースターの必殺技威力が増加。グレートブースター命中時、自身に「直撃」「我慢」を発動し、敵ユニットに「挑発」を発動する。サブアビリティは「タイプ強化IV(攻撃&防御)(剣鉄也)」。
- マジンガーブースター
- 『α外伝』のコミカライズ作品『鋼の救世主』で登場したグレートブースターの発展型。
- グレートだけでなくマジンガーZやマジンカイザーにもドッキングできる機能を持つが、未完成品である為に強度が不十分であり、作中で使用した後に大破してしまった。
合体攻撃
マジンガー系
- ダブルマジンガーパンチ / ダブルロケットパンチ
- マジンガーZ、グレンダイザー、量産型グレートマジンガー、ミネルバX、マジンカイザーのいずれかとの組み合わせによる2発同時のロケットパンチ。
- トリプルマジンガーパンチ
- マジンガーZ、グレンダイザーとの組み合わせによる3発同時のロケットパンチ。
- ダブルマジンガーブレード
- マジンガーZにマジンガーブレードを持たせての連携攻撃。或いは、マジンカイザーKSのカイザーブレード二刀流やグレンダイザーのダブルハーケン、量産型グレートマジンガーのマジンガーブレードとのコンビネーション剣撃。
- ちなみに原作でもグレート単独でマジンガーブレードの二刀流をする際は「ダブルマジンガーブレード」と呼ばれる。
- トリプルマジンガーブレード
- マジンガーZ、グレンダイザーによるマジンガーブレードとダブルハーケンの連携攻撃。
- ダブルバーニングファイヤー
- マジンガーZのブレストファイヤーと、グレートのブレストバーンによる同時熱線攻撃。TV版最終回で無敵要塞デモニカを、劇場版では獣魔将軍を葬り、『INFINITY』ではさらにイチナナ式にマジンガーブレードを貸してサンダーブレークを制御してもらうことでダブルバーニングファイヤーとサンダーブレークの合体攻撃を放ち地獄大元帥を追い詰めた。スパロボでは64より登場。相方はOVA版ではマジンカイザーでも、作品によっては量産型グレートマジンガーやミネルバXでも使用可能。
- マジンガートルネード
- マジンガーZのブレストファイヤー、グレートのブレストバーン、グレンダイザーの反重力ストームの同時攻撃。スパロボ64より登場。
- ダブルライトニングバスター
- グレートのサンダーブレークと、グレンダイザーのスペースサンダーの同時攻撃。作品によっては、量産型グレートマジンガーやブラック・グレートのサンダーブレークとも同時に放てる場合もある。
ダイナミック系
- ファイナルダイナミックスペシャル
- MXではマジンガートルネードの組み合わせから、ゲッタードラゴンのシャインスパークで止めを刺す究極の必殺技。シリーズによってはサンダーブレーク、ゲッタービーム、ファイヤーブラスターなどの各必殺技によるバリエーションがある。
その他
- サンシャインブレーク
- 『スーパーロボット大戦コンプリートボックス』のコミックアンソロジーに登場したオリジナル合体攻撃。
- ダイターン3のサンアタック・ゲッタードラゴンのシャインスパークのエネルギーを一体化させ、サンダーブレークの要領でグレートマジンガーが射出する。この技でディカステスにトドメを刺した。
- マジンガーフェニックス
- グレートのマジンガーブースターとサイバスターのアカシックバスターによる連携攻撃。
- サイバードの代わりに魔法陣をくぐり抜けたマジンガーブースターがフェニックスを模した炎に包まれて突撃する必殺技。
- 『α外伝』のコミカライズ作品『鋼の救世主』で披露したコミックオリジナルの合体攻撃である。
特殊能力
- 剣装備
- マジンガーブレードで切り払いを行うことができる。
- マジンパワー
- 気力130以上(GCなど一部作では120以上)で、攻撃の最終ダメージがアップする。
- 分離
- 分離しブレーンコンドルになる。
- EN回復(小)
- 真マジンガー版。
移動タイプ
サイズ
- M
- 3(NEO)
カスタムボーナス
- ブースター(移動力+2)
- 第2次G。
- 受けるダメージ-30%
- A PORTABLE。
- 装甲値+300、EN+50。
- V。
- 装甲値+200、EN回復(小)がEN回復(中)になる。
- X。
- 装甲値+200、EN+100。特殊能力「EN回復(小)」を得る。
- T
機体ボーナス
- 初期:装甲値+150 照準値+5
5段階:装甲値+200 照準値+15
10段階:装甲値+250 照準値+25 - L
機体BGM
- 「おれはグレートマジンガー」
- 『第2次G』にて初採用。『T』限定版ではこちらが設定されている。
- 「勇者はマジンガー」
- 「鉄也のテーマ」
- 「いざゆけ!ロボット軍団」
- MX以降、TV版でファイナルダイナミックスペシャルを使用した時に流れる。
- 「マジンガーZ」
- 『初代』『第2次』『第3次』『EX』『第4次』にて。
- 「FIRE WARS」
- OVA版のみ。
- 「守護神ーthe guardianー」
- 真マジンガー版のみ。
- 「マジンガーZ(INFINITY version)」
- INFINITY版のみ。
対決・名場面
- 「偉大なる勇者」
- 劇場版『マジンガーZ対暗黒大将軍』より。ミケーネ帝国の暗黒大将軍が差し向けた戦闘獣軍団に、マジンガーZが追い詰められる。そして、兜剣造はマジンガーZを助けるべくグレートマジンガーを戦闘獣軍団に差し向ける。グレートマジンガーとマジンガーZとのダブルマジンガーより戦闘獣軍団は敗れた。
- 甲児はグレートのことを「偉大」と称え、鉄也は「マジンガーの兄弟」と答え、その場を去る。これが事実上のグレートマジンガーの初登場である。
- 対グラトニオス、ビラニアス
- マジンガーZを粉砕した両戦闘獣は、光子力研究所をも襲う。そこに颯爽と駆けつけたグレートマジンガー。アトミックパンチで、グラトニオスとビラニアスの両者を押し返す。そしてグレートブーメランでグラトニオスの首を刎ね、サンダーブレークで破壊。残るビラニアスをマジンガーブレードを投げつけて串刺しにして破壊。圧倒的かつ鮮烈なデビュー戦であった。
- ロボットアニメでは最初の主役交代劇。しかし、まさかグレート最終回で、これが逆になろうとは誰が予想できただろうか。
- 対暗黒大将軍
- 数々の失態を繰り返してきた暗黒大将軍は、自らけじめを付けるべくグレートマジンガーと鉄也との一対一の対決に臨む。互いに剣を交え、あらゆる攻撃手段を出し尽くす。
- 互いに死力を尽くし、倒れこんだグレートに猛然を止めを差そうと立ち向かったが暗黒大将軍もまた倒れこみ、その瞬間グレートのマジンガーブレードが突き刺さってしまった。形としてはグレートマジンガーの勝利に終わったが、鉄也は暗黒大将軍を「誇り高き将軍」と評した。
- 復活の勇者
- OVA7巻より。マジンカイザーがマグマに沈み、光子力研究所も破壊され、大ピンチなボス達一行。彼らに迫るガラダブラMk01。その時、真紅のブーメランがガラダブラの翼を切断し、2条の雷光が巨体に突き刺さる。雷雲を裂いて現れたのは試作機ではない本物のグレートマジンガー。勇者復活の瞬間であった。
- この後復活したカイザーと共にガラダブラを撃破し、研究所に迫る機械獣の大軍団をたった一機で全滅させるのだが……物語はカイザーの決戦に焦点が当てられ、グレートの活躍は描写されなかった。
関連機体
マジンガー
- 量産型グレートマジンガー
- 新住日重工が製作したグレートマジンガーの量産型。スクランブルダッシュは無いものの、それ以外の性能はグレートと互角。
- ブラック・グレート
- 量産型グレートマジンガーの試作型である黒いグレートマジンガー。
- グレートマジンガー (試作型)
- 『マジンカイザー』に登場する、光子力研究所で建造されたプロトタイプと呼ばれるレプリカ機。本家のグレートより性能は劣り、Zと大差無い。
- グレートマジンカイザー
- 『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』に登場する、グレートの進化系。
- マジンガーZ
- 兄弟機。Zとグレートを合わせ、ダブルマジンガーと称される。
- マジンカイザー
- マジンガーZのプロトタイプで、グレートにとっても源流と言える機体。最強のマジンガー。
- マジンエンペラーG
- 『スーパーロボット大戦V』に登場する新たなマジンガー。グレートをベースに設計されており、武装やデザイン面でいくつか共通点が存在する。
関連機
他作品の関連機体
- グレちゃん
- グレートマジンガーの擬人化キャラクター。
余談
- 本機が初めて公式の場に登場したのは1974年に発刊された『テレビマガジン』4月号紙面に掲載された「マジンガーズクラブ」の会員募集の会員証に描かれた顔のイラストが最初。正式発表はその4ヶ月後の同誌の8月号誌上だった。
- 通称の「グレート」でも意外と通りがいい。当時アニメの制作に関わっていた団龍彦氏によると、正しくは「グレート・マジンガー」と表記するとのこと。実際に当時「テレビマガジン」誌上で連載されていた漫画版では「グレート★マジンガー」と表記されている。
- 団龍彦氏によれば、グレートマジンガーは前身となる企画『ゴッドマジンガー』(80年代の同名アニメとは別企画)の主人公機「ゴッドマジンガー」の試作機であったとされていた。この企画における設定では、敵軍勢に追い詰められた情勢の中でゴッドマジンガー完成までの時間を稼ぐべく、鉄也は自殺行為を承知でグレートの動力源とエンジンを反陽子炉に替え、単独で戦闘獣の大軍に立ち向かい、その力を大いに振るって危機を退ける。その代償として限界に達した反陽子炉が崩壊してグレートは再起不能となり、鉄也は半身不随に陥るほどの重症を負う」という展開が予定されていた。
- 「剣」を振るい、「電撃」を操る演出はのちのボルテスVが受け継がれ、そのボルテスVが剣と電撃の組み合わせのの「剣技」を生み出した。
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脚注
- ↑ …のだが、実は開発時期の関係(設計基準が完成時のZ)により、増強前の出力は『マジンガーZ』終盤のマジンガーZより低い(グレート:90万馬力 / Z:95万馬力)。
- ↑ 承認によるタイムラグについては、作中の描写では、鉄也が武装を使用する際に即座に承認/非承認が下りている事から、皆無に等しいと思われる。
- ↑ アトミックパンチ/ドリルプレッシャーパンチ等、区別できる武装を使用していないため
- ↑ 序盤の機械獣軍団との戦闘時にマジンガーブレードを握ったままドリルプレッシャーパンチを発射して複数機を破壊している場面が存在する。
- ↑ 鉄也がリハビリの為にジュンと共に光子力研究所を離れる際にも、グレートマジンガー修理と書かれている。
- ↑ 正確には魔神パワーそのもののコピーではなく、効力が近い物による模倣である。
- ↑ 剣造もブラックボックスの解析に失敗していると発言している。
- ↑ 剣造が試運転を行った際に全身が壊死になる程の重症を負っている。
- ↑ 一部の漫画作品や小説では、両方搭載しているグレートマジンガーが存在する。
- ↑ さすがにブレストバーンを撃ちながらサンダーブレークを指先やマジンガーブレードに落として制御するのは危険と判断してか、作中ではイチナナ式にマジンガーブレードを貸して制御してもらっている。
- ↑ この脛部の尾翼は漫画版等では描かれる事が省かれており、SRWでも『V』で描かれるまで省かれていた。
- ↑ 双葉社『スーパーロボット大戦W 4コマ戦線』ではOVA仕様のグレートブースターを用いて「グレートサンダーブースター」として使うものの、ブースターが耐電仕様ではなかったから、と自爆する4コマが存在する。
- ↑ 劇場版の更に漫画版ではスピードが今までの5倍で、ブースターを発射するのではなく先端部の小型水爆並の破壊力を持つブースターミサイルを射出している。同作のブースターは発射後の制御を全く行っていないのか、ドッキングを失敗した場合どこに行くかわからないと剣造が説明している。
- ↑ 初登場である劇場版では連射している。また、スクランブルダッシュの収納場面は省略されてスクランブルダッシュと融合しているように見える場面もある。
- ↑ 承認画面はブレストバーンの物の流用。
- ↑ グレートマジンガー自身がそのまま相手に突っ込んで敵と交錯するだけ。なお「IMPACT」を除くCOMPACTシリーズでもほぼ同様だが、こちらにはブースター装備のグレートのリアルカットインが入る。
- ↑ 描写から、『第4次』『F』『64』のグレートは『D』のようにグレートブースターを常時着用だったのだろうか? その割にはスクランブルカッターも使えるが……。
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