ジャミトフ・ハイマン
ジャミトフ・ハイマン | |
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外国語表記 | Jamitov Hymem |
登場作品 | |
声優 |
池田勝(『Ζ』前半) 西村知道(『Ζ』後半以降・SRW) |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 老年 |
没年月日 | 宇宙世紀0088年1月25日 |
身長 | 195cm |
所属 | 地球連邦軍(ティターンズ) |
軍階級 |
准将(一年戦争時 大将(グリプス戦役時) |
概要
「ティターンズ」の最高司令官。元は地球連邦軍の財務部門を担当する高官であった。
宇宙世紀0083年の「デラーズ紛争」終了後、ジャミトフはジオン残党狩りと地球圏の治安維持を名目にしたエリート部隊「ティターンズ」を結成した。しかし、腐敗した連邦の現体制を嫌っていたジャミトフの本当の目的は「ティターンズによる地球圏の支配」であり、事実上ティターンズは地球圏の支配とその権力を確立する為のジャミトフの私兵であった。
作中においては覇権獲得の為に、ティターンズに有利な法案を連邦議会で通そうとするなど政治工作で暗躍するが、最期はバスクを牽制するために自らが登用したパプテマス・シロッコに裏切られ、謀殺された。
キャラクターの総評
ジャミトフは表面的には地球至上主義者であるが、実際にはスペースノイドへの憎悪や侮蔑を動機とするバスク等とは異なり、地球環境悪化の大きな要因である過大な人口を、戦争を利用して減少させ管理しようという意図があった。これはかつてのジオン公国の指導者ギレン・ザビの思想に似ていると指摘されている。また、手段は異なっていたが、「地球環境の保護修復を目指す」という点では政敵のブレックスと大して変わらなかった。
ニュータイプに関しては、多くの軍高官同様に「特殊能力を持つ単なるミュータント」程度の認識であったが、一方でニュータイプ思想そのものに対しては理解があったようであり、「人の意思と感性の狭隘さを突破するだけで、人はニュータイプになり得る」、すなわち「(いわゆる特殊能力を持たない)オールドタイプであっても、意識の持ちよう次第で(本来の意味での)ニュータイプとなる事が可能だ、という信条を持っていた」事が、小説版『機動戦士Ζガンダム』で描写されている。
軍人や政治家としてはそれなりに有能な人物で、ジェリド・メサの執念と強運を評価して自身の護衛に任命したり、ゼダンの門脱出の際には、自身よりも部下たちの安否を心配するなど、部下思いの面も見せた。アニメ放映から時を置いたアナザーストーリー展開においては、地球「人」至上主義者であるバスクやジャマイカンらの動きにも警戒しており、「30バンチ事件」の様なコロニーへの毒ガス注入や、グラナダへのコロニー落とし、更にはグリプス2の住民を強制退去させてコロニーレーザーへ改造する等、明らかに世間の反感を増幅させかねない彼等の行動には難色を示している描写も描かれた。
バスクやジャマイカンの様な過激思想を持つ部下の排除に踏み切れていれば、ジャミトフやティターンズの評価・イメージは、多少は変わっていた可能性がある。
登場作品と役柄
上記の通り、ジャミトフは原作ではバスクほど過激なアースノイド至上主義者では無い。しかし、SRWシリーズにおいてはそうした内面のニュアンスが反映されることはなく、バスクと同様にアースノイド至上主義で地球圏の実権掌握とスペースノイドの粛清を図る完全な悪役に描かれている場合が殆どで、特にαシリーズではその傾向が強い。 元々アニメでは上項のような深層政治観がほとんど出ない地味な黒幕だったので、戦闘主体のSRWではバスク達寄りに引きずられるのも致し方ないのかもしれない。
基本的にはティターンズ或いはそれに近い組織の長として地球圏全体の実権を握ろうと、プレイヤー部隊やその系統の将軍達と激しく対立するが、大抵は原作通りにシロッコ等に暗殺される結末を迎える。
なお、『GC(XO)』や『OE』等では「本編開始前に拘束されてティターンズ自体結成されない」という前代未聞の結末を迎えている。
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 階級は准将であったが、元DCのメンバーを集め、「DC残党狩り」と称してティターンズを組織し、中将となる。
- 中盤においてはドレイク軍と結託し、コーウェン中将を暗殺したりロンド・ベルの兵器を接収しようとしたりとするが、ダカールでのブレックス(またはシャア)の演説で野望を阻止された。その後は潜伏先のラサで再起を図ったが、原作と違いシロッコがいなかったためか、ハマーンの手によって最期の場面が無いままに暗殺されてしまう。
- スーパーロボット大戦F
- おおまかな位置づけは第4次と一緒。傘下にOZのメンバーも加わっている。声が付いたが、ユニットには乗らない。ちなみに後半の方の声を担当した西村知道氏の方を採用している。
- スーパーロボット大戦F完結編
- ティターンズとドレイクの密約を暴くべく奔走するロンド・ベルに対し、先んじて地球連邦とドレイクとの同盟を公表することでその意図を摘み取るなど序盤はそれなりに立ち回る。しかし議会の掌握を阻止されたほか、トレーズの排除に失敗したことで一気に形成を覆される。
- 今回はDVEで「シロッコ? 貴様!?」の最期の台詞が入り、ウォン・ユンファの手引きで宇宙に上がり再起を図ろうとしたものの、原作どおりシロッコに暗殺された(ただし、クローンだが)。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 原作通りティターンズ総帥として地球連邦軍を牛耳りつつあるが、ダカール演説後はやや影が薄め。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 新規EDルートでティターンズと決着をつけるのだが、ジャミトフの姿は無い。その後も一切登場せず彼に関する説明もないため、シナリオライターに存在を忘れられていたのかもしれない。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 前作後に衰退していたティターンズを復興させて連邦内部に置ける勢力を拡大し、連邦大統領就任を計ったが、プリベンターにより野望を阻止される。
- 難ルートのみ9話「愚者の祭典」にて、自らティターンズの総指揮官としてドゴス・ギアに搭乗し、指揮を執る事になる。ドゴス・ギアの耐久力は高めだが本人自体は気にかけるまでもない能力。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のロード・ジブリールと共に賢人会議に参加している。だが、その後のクーデターにより、シロッコに暗殺されてしまう。なお、今作ではブレックスより先に暗殺されている。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- ロームフェラ派のOZ重鎮でインターミッションでの会話も多い。現時点では最も原作に近い扱いの作品であり、今作では単なる地球至上主義の人物ではない。地球圏の現状を語るモノローグではスパロボでは描かれなかった彼本来の思想を見せている(後述)。同じOZ重鎮のデルマイユとは対照的で、それなりの良識とある程度は共感出来る地球圏の将来像を持っており、特にデルマイユの思想やロームフェラ財団については内心「古き良き伝統など無用なもの」「地球経済に打撃を与えるだけの財団など過去の遺物」と断じていた。OZルートでは派閥抗争前に、互いに警戒しながらもマーチウィンドのメンバーと同志として会談を行う。しかし、どのようなルートを通っても、最終的に死ぬ事になる。
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- なんとバスク共々逮捕・拘束されてるという凄い設定でプレイヤーを噴かせた。
- ただ、拘束されているのは確かだが、粛清されただの処刑されただのといった話は出てこないので、収監されているか、あるいは更迭もしくは罷免された可能性が高い。そのため最後まで生存している可能性が高いだけ原作より扱いは良い……のか?
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 名前のみ登場。第2章DLCシナリオ「30バンチ事件」において、コロニーに毒ガスを注入させようという凶行を目論むが、カミーユとクワトロ、そして刹那によって未然に防がれた上に、その事件の首謀者として逮捕・拘束されてしまう。
関連作品
- ヒーロー戦記
- シロッコがバスクを暗殺するシーンで名前だけ登場する。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
ティターンズ
- バスク・オム
- ティターンズのナンバー2で、実質的に部隊の総指揮をとる。軍人としては「戦術の天才」と呼ばれた事もある人物だが、毒ガスによる1500万人の虐殺を実行するなど過激な手段を平然と用いる彼の扱いには、ジャミトフも苦慮していたようである。
- もっとも、バスクも上司たるジャミトフに対して忠実だったわけではなく、時と共に増長していった。バスクはティターンズの悪名の多くを作った人物と言え、それらの責任はなし崩し的にジャミトフに押し付けられてしまっている。
- パプテマス・シロッコ
- ティターンズ内での横暴が目立つようになったバスクを牽制するために登用。利用していたつもりだったが…。
- ジャマイカン・ダニンガン
- ティターンズのナンバー3にあたる軍人(シロッコが頭角を現してからはナンバー4へ格下げで、劇場版では元から)。
- 殆どバスクの腰巾着と化している為、彼と同様過激な作戦を平然と行っており、特にグラナダへのコロニー落としに関しては、ジャミトフも危惧している。
- ジェリド・メサ
- 終盤、自身の護衛に選ぶ。
- フォウ・ムラサメ
- TV版『Ζ』では、キリマンジャロ基地で彼女がサイコミュのテストをしている様子を見ていた。
エゥーゴ
- ブレックス・フォーラ
- エゥーゴの創設者。ジャミトフにとっては政敵であるが、かつては彼の同志だった。
- カミーユ・ビダン
- 原作ではキリマンジャロ基地にクワトロと共に潜入した彼に遭遇した事以外に、特に絡みは無いが、SRWではジャミトフの事を「地球の重力に魂を引かれた人間の代表格」として明確に敵対している。
- クワトロ・バジーナ
- ブレックスと同様に原作でもSRWでも敵対する存在。
- アムロ・レイ
- 原作では特に絡みは無いが、SRWではクワトロ同様に敵対関係にあり、『α外伝』と『Z』のデモでも対決している。
- メラニー・ヒュー・カーバイン
- SRW未登場のアナハイム・エレクトロニクス会長。小説版『Ζ』によると、士官学校時代の同期。また、「実業家として成功したメラニーの事をジャミトフは嫉妬していた」という。因縁もあったようだが、出番はかなり少ない。
- 各種関連書籍での情報によると、メラニーも「理由や目的は違えどジャミトフと同じように最終的に地球から人類を追い出すことを考えてた」ようだ。
0083
- ジーン・コリニー
- SRW未登場。『0083』時の上司である連邦宇宙軍提督。後に実権を握った後に彼を引退させたともされるが詳細は不明。
- ジョン・コーウェン
- 『0083』時の政敵。原作同様にSRWにおいても彼を失脚させる。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- ギレン・ザビ
- ウォン・ユンファ
- F完結編では、香港で彼の協力を得て宇宙へ上ろうとするが…。
- トレーズ・クシュリナーダ
- 『F』『α』『64』で競演。
- 似たような組織同士の長であるが、考え方の違いもありジャミトフ自身は快く思っていない。『64』では、ロームフェラ派OZの二大巨頭の一人として対立する。
- デルマイユ
- OZ絡みとしては明らかにこちら側寄り。しかし、『64』では伝統と格式ばかりを重んじる彼に内心呆れ果てている場面も。
- デキム・バートン
- 『α外伝』では協力関係にあったが、あくまでも表面的で互いに腹の内を探り合っており、最後はデキムの宣戦布告によって決裂した。
スーパー系
- 兜甲児
- 『F完結編』では、進路を上海に取ろうとしているブライトに彼(ジャミトフ)の言いなりになんかなる事はないと断じていた。
- 流竜馬
- 『F完結編』では、ジャミトフの率いるティターンズのあまりの腐敗ぶりに激怒していた。
- 『α外伝』で対決した際は「強大な力を誤った方向へ向けている愚か者」とリョウ達を否定したが、リョウ達の方もジャミトフの力による支配を否定した。
- 三輪防人
- 『第4次』では准将の三輪よりも中将のジャミトフの方が立場が上なので、さしもの三輪もジャミトフには頭が上がらず、最終的にはジャミトフに味方する。それでも、ジャミトフに対してロンド・ベルを擁護する場面も。
- キール・ローレンツ
- 『α』ではクワトロのダカール演説によってティターンズの権威が失墜した所を彼らゼーレに拾われ、彼らの手駒となることで権威を回復させた。しかし、それでも手駒とされてしまった事を、ジャミトフはどのように思っていたのか…。
- 岡防衛長官、ロス・イゴール
- 『α』ではティターンズの結成を反対されており、コーウェンと同様に反ティターンズ派の軍人として苦々しい存在。
- イゴールの場合はF完結編では彼の軍人としての厳格さを利用してロンド・ベルにぶつけたが、『GC(XO)』ではティターンズ結成前に失脚させられる。
リアル系
- ショウ・ザマ
- 『F完結編』では、ドレイクと手を結んだ事に激怒していた。
- シーラ・ラパーナ
- 『F完結編』では、「ドレイクと同質の男」と断じられていた。
- ドレイク・ルフト
- 『F完結編』や『α』では、地上に出てきた彼らドレイク軍と手を組む。
- 黒騎士
- 『CC』ではシロッコと共謀した彼によって暗殺されてしまう。
- リン・ミンメイ
- 『α外伝』においては彼女の名声を利用してティターンズの正当性を示そうとしたが、逆に彼女の行動によってティターンズの正当性を失う。
名台詞
0083
- 「フ…。完璧な囲みは敵に死力を尽くさせますからな」
- コリニーがシーマと通信していた事にコーウェンが驚愕した際、側にいたジャミトフが語った台詞。そして無言でコーウェンに銃を突き付け、コーウェンを追い落とす。
Ζ
- 「パプテマス・シロッコ、危険かもしれん」
- 世捨て人のような暮らし方をしていたにも関わらずシロッコの素早い行動力を見て、称した一言。この懸念は後に現実となる。
- なお、上記の台詞は西村知道氏ではなく、池田勝氏が担当していた時のものであり、物静かな印象を受ける。
- 「赤い彗星も地に堕ちたものだな」
- キリマンジャロでシャアと対峙した際の台詞。かつて一年戦争時においてキシリア・ザビが発した台詞と同一であり、シャアを評する代表的な言葉になっている。
- 「シロッコ? 貴様!?」
- シロッコに暗殺される直前の台詞。『F完結編』では西村知道氏によるDVEで収録されている。
- 「わしだって大量殺戮者の汚名は着たくはないが…武闘派という輩は、宇宙が砂漠化しても生きていけると思っているようだな」
- 劇場版第二部『恋人たち』において、連邦総会への出席中にバスクが独断でコロニー落としを実行したことを聞かされて。
- 地球至上主義という表面的には共通しながらも、本質的にジャミトフとバスクが求めているものが違うことを示している。
- 「頑冥な人々は、地球上で掃討し、無知無能な者は、コロニー開発に追いあげる。それが、地球上から人間を排除する方法なのだ。今となれば、地球に残りたがるエリート意識に凝り固まった選民は、危機に陥った地球に残して、飢えさせれば良いのだ」
- 小説版『Ζ』より。ジャミトフにとっては、エゥーゴとティターンズの戦乱も「自らの思想を実現させるための道具」でしかない。
- 「歳だ。いつ死んでもよい。私の死ぬまでに、地球圏に対して必須のことをやってみせる」
- 小説版『Ζ』より。理想の為とはいえ、自らの取ろうとする手段が傲慢かつ危険なものであることはジャミトフ自身も認めるところであり、ティターンズ結成にあたっては親類縁者に累が及ばぬよう、それら全てと訣別した。
その他媒体
- 「スペースノイドごときが地球の大地を踏むなど、あってはならんのだ」
- 『ギレンの野望 ジオン独立戦争記』にて一年戦争時のジャミトフが地上のジオン公国軍を破った際に発した台詞で、側に居たバスクも同調する。
- ジオンの侵攻による地球環境の悪化を憂慮した故の台詞ともとれるが、スペースノイドへの蔑視はバスクと変わりなく、そのスタンスはガンダム関連のゲームでは共通している。
スパロボシリーズの名台詞
- (古き良き伝統など無用なものなのだがな。わしももう歳だ。死ぬ前に地球圏にとって必須のことをやって見せる。頑迷な者たちは地上で掃討し、無知無能な者はコロニー再建に追い上げる。それが地球から人間を排除し、地球環境を再生させる方法なのだ。だがそんな手段を講じている間に地球が疲弊しすぎる危機感がある。帝国の侵略により従来の秩序が崩壊した今となっては、戦争を続けるごとによって地球経済に打撃を与え、ついでに地球上のエリート意識にこり固まった選民も排除する財団など過去の遺物にすぎん。時代の要求なのだ。でなければジオンの旗揚げも帝国の侵略も無かった…。)
- 『64』におけるデルマイユとのやり取りの後、地球圏の現状とデルマイユ率いるロームフェラ財団を皮肉るモノロ-グ。
- 小説版『Ζ』のジャミトフの台詞に『64』の世界観を加味して語られている。表面上はデルマイユ寄りの人間ではあるジャミトフだが、ただひたすらに「古き良き伝統と格式による支配」を叫ぶデルマイユに呆れるばかりか「つまらないエリート意識による支配があったからこそ、それに否を唱えたジオン公国が独立戦争を挑んできた」「ジオンを倒せたという慢心から腐敗した体制だからこそ地球が異星人に制圧される事態に陥った」とまで吐露する辺り、少なくともデルマイユよりかは地球圏の事を案じているのがわかる。間違いなく「スパロボ史上最も原作寄りのジャミトフ」として描かれた名シーンだろう。また、スパロボシリーズ全体でも「敵組織の幹部1人だけで延々と地球圏の未来を真剣に語る」という非常に珍しいシーンでもある。
- 「……今回の作戦では失敗は許されんぞ、トレーズ。作戦の失敗はロームフェラ財団だけでなく地球の行く末にも影響する」
- 『64』におけるオペレーションデイブレイク発動前のトレーズに向けた台詞。本気でムゲ及びグラドスへ反抗しようとする事への念押しをする。曲がりなりにも地球圏の事を考えていることがわかる。
- 「…バルマー戦役において、SDFは地球圏に何一つ恩恵をもたらしはしなかった」
「それどころか、地球圏の防衛という夢想を掲げた彼らによって、我々は未曾有の危機に追い込まれることになったのだ」
「だが戦後、地球圏の治安を維持してきたティターンズの領袖でこの私が、連邦政府の大統領へ就任することによって…」
「宇宙のシンボルであるこの地球上に新たな秩序を確立する!」 - 『α外伝』第9話「愚者の祭典」における連邦大統領就任式におけるジャミトフの演説。
- 重力波を招いたSDFを悪者扱いし、その後の治安維持を行ったティターンズを正当化した内容でこの時点では一応の支持を得たが、直後のミンメイの演説によって覆される事になる。
- 「私を倒したとて状況は変わらんぞ。いずれ、第二第三のティターンズが現れ、地球をより良い方向に導こうとするだろう」
「そして、何よりも地球の繁栄なくして人類に未来はありえん。ティターンズの真の目的はそれだ」 - 同上。カミーユとの戦闘前会話。αシリーズにおけるジャミトフが上記の台詞を言っても説得力は皆無であるが、皮肉にも後の『第3次α』で彼が言うような「第二第三のティターンズ」が現れる事に…。
資料リンク
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