イーノ・アッバーブ
イーノ・アッバーブ(Ino Abbab)
- 登場作品:機動戦士ガンダムΖΖ
- 声優:菊池正美
- 種族:地球人
- 性別:男
- 年齢:14歳
- 生年月日:宇宙世紀0073年4月15日
- 身長:179cm
- 体重:59kg
- 血液型:A型
- 出身:サイド1・シャングリラ
- 所属:エゥーゴ(ガンダム・チーム)
- 階級:なし
- 主な搭乗機:メガライダー
- キャラクターデザイン:北爪宏幸
メンバーの中ではやや気弱な性格で、ジュドーやビーチャ達に巻き込まれ、不運な役回りをする事が多いが、後半以降は仲間に冷静なアドバイスや叱咤したりと成長する場面も見られた。
頭部を破壊されたΖガンダムをザクヘッドのΖザクに改修したりとメカニックの腕に秀でていた。シャングリラの面々の中ではメカニックやブリッジクルーの役割がメインの為、主にΖΖガンダムの下半身であるコア・ベースやメガライダーに搭乗していた。
40話ではジュドーと共に、女装姿を披露した事も印象的。なお、その時はジュドーより美人であった。
登場作品と役柄
パイロットよりもメカニックとしての印象が強い為か、Gジェネでは出てこない作品もあるが、スパロボでは他のシャングリラチルドレンと共に参戦している。反面、Ζザクの改修イベントはスパロボでは再現されておらず、彼の出番を一層少ないものにしている。
パイロットとしての印象の薄さはシナリオ面だけでなく戦闘マップ中でも顕著に現れており、他のシャングリラチルドレンが初登場時に強制出撃をしている時も、彼1人がそこからあぶれてしまい、戦闘終了後にパイロット登録されるというケースもある。その為、彼1人がレベルやPPの面で一歩出遅れる事になってしまう。
また、男性キャラのメインパイロットとしては熱血を覚えない作品もあり、補助要員として割り切る必要がある。
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- 他のシャングリラ組とともに中盤に仲間になる。最初の時点で精神コマンドを一つも覚えず、習得する精神も幸運や必中が無いので単独で育てるのは厳しい。
- PS版では貴重な激励を習得するため、育てておけばネオ・グランゾン戦でスーパーロボット達の気力をフォローできる。
- スーパーロボット大戦F
- 声が入った。激励をパイロットでは最も早くレベル24で習得する為、メタスなどで育てておくと役に立つ場面が結構ある。戦闘台詞のタイミングが他のキャラと異なり、攻撃と同時に台詞を言うようになっている(完結編でも同様)。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 「灯火は炎となりて」にてジュドーやブライト艦長達に内緒でモビルスーツをブローカーに無断で売り飛ばそうとする際、旧ザクに乗る(乗せられた?)。その後、失敗しブライト艦長に修正される。能力面ではレベル42で補給も覚えるのでサポート役として使える。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α(DC版)
- 中盤の分岐で他の仲間と共にラビアンローズに忍び込み、ガンイージを盗んで出撃する。魂を覚えず、直接戦闘をこなす能力も無いが、これといったサポート向きの精神コマンドも覚えない。その為、完全に二軍落ちが確定しているキャラクターである。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 激励と友情で小隊をサポートするのが主な役割。他のシャングリラチルドレンと比べると使い勝手の面で劣るが、鉄壁・集中・ひらめきを持つので敵の全体攻撃に対応できる。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 前作と役割は同じ。ΖΖガンダムのフルアーマーパーツの早期入手フラグに彼の撃墜数が関係するが、ジュドーで稼ぐのが一般的。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 中盤でジュドーらと共に加入する。NTキャラの中では最弱クラスだが、激励と補給を覚えるのでサポート役としては役に立つ。
- スーパーロボット大戦MX
- お気に入りシステム等の登場もあり、彼でも改造を施した強力な機体に乗ればそれなりに戦えるのだが、熱血を覚えないので要注意。ビーチャやエルと違い、カットインが入らない。それでも他のU.C.系ガンダムパイロット達と共に、ディジェSE-Rの入手フラグにも関わるため、ある程度育てなくてはならない。シナリオ面ではマジンガーZやライディーンといった地球製のロボットに興味を示すなど、メカニックとしての個性が強調されている印象。
- スーパーロボット大戦GC(XO)
パイロットステータス設定の傾向
能力値
原作であまりMSに乗って戦う機会がなかったためか、シャングリラチルドレンで能力は最弱に位置する。
精神コマンド
- 第3次
- 根性、ド根性、友情、愛、熱血、激励
- F、F完結編、64
- 信頼、集中、友情、激励、隠れ身、補給
- リンクバトラー
- 補給、友情、集中、激励、信頼、隠れ身
- α
- 信頼、根性、友情、必中、加速、熱血
- α for DC
- 信頼、友情、期待、集中、ひらめき、激励
- 第2次α、第3次α、GC(XO)
- 集中、根性、鉄壁、友情、ひらめき、激励
- MX
- 集中、応援、鉄壁、友情、ひらめき、激励
特殊技能(特殊スキル)
- 第3次(PS版)
- ニュータイプL3、シールド防御L3、切り払いL3
- F、F完結編
- ニュータイプL4、シールド防御L6、切り払いL1
- α(α for DC)
- ニュータイプL4、シールド防御L6、切り払いL2
- 第2次α、第3次α
- ニュータイプL5、援護攻撃L3、援護防御L3
- GC(XO)
- ニュータイプL5、援護L3、シールド防御
小隊長能力(隊長効果)
パイロットBGM
- 「アニメじゃない」
- 前期OP主題歌。『第2次α』・『第3次α』で採用。
- 「サイレント・ヴォイス」
- 後期OP主題歌。『F』・『64』などの旧シリーズではこちらがメイン。
- 「宇宙のジュドー」
- 劇中BGM。『MX』にて採用。
人間関係
シャングリラ時代
- ジュドー・アーシタ
- 友人。一緒に女装した事もある仲。
- モンド・アガケ
- 友人。
- ビーチャ・オーレグ
- 友人。当初は何かとうるさい彼に押される事も多かったが、それで鍛えられたのもあってか後半は強気で切り返す事もあった。
- エル・ビアンノ
- 友人。
エゥーゴ
- ルー・ルカ
- 仲間。
- ブライト・ノア
- 上官。
- カミーユ・ビダン
- 原作では精神崩壊した状態の彼としか接触していないが、スパロボでは仲間であり先輩に当たる。
- 『GC(XO)』では、MSを盗もうとしたものの失敗してしまい、拘束されたところを彼に修正されてしまう。
- ファ・ユイリィ
- 序盤で共闘。
ネオ・ジオン
- ゴットン・ゴー
- 11話で人質にされた。
その他
- エマリー・オンス
- 11話で宇宙に投げ出されたイーノを救出した。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- コウ・ウラキ、チャック・キース
- F完結編では、ネェル・アーガマの通信装置を秘かに使ってブローカーと交渉し、余っているモビルスーツを売りとばそうというビーチャ達の悪巧みに無理矢理巻き込まれ、自主訓練という名目のため彼らを巻き込んでしまう。
リアル系
- ギャブレット・ギャブレー、チャイ・チャー
- 『F』のリアル系ルート序盤では、住んでいたシャングリラをポセイダル軍である彼らに襲撃され、再び戦いの中に身を投じる。
- アンナ・ステファニー
- 『64』では、スウィートウォーターにて彼女を人質にしてマーチウィンドのモビルスーツを奪おうとしたが…。
- ル・カイン
- 『GC(XO)』では、原作と違ってシャングリラではなく地球の北アメリカに住んでいたという設定で、住んでいた地区を彼に制圧され圧政を強いられた事から、かなりの怨恨を抱いていた。
スーパー系
- アラン・イゴール
- 『GC(XO)』では、ホワイトベースの新型MSを盗もうとして失敗し拘束され、彼の判断によって自習室入りを命じられる。
- 出雲銀河、草薙北斗
- MXでは、電童のパイロットに選ばれたものの現実を受け入れられず苦悩する北斗に自分達が戦いの中に身を投じた経緯や、銀河にも宇宙で生きていく事の過酷さをジュドーと一緒に語り、先輩として彼らを諭した。
名台詞
- 「学校なんて一体何を教えてくれるのさ」
- ジュドーと共にファを人質に取った際に学校はどうしたのと言うファに対して。
- 「父さんがね。友達は大事にしろって言ったんだ。決して裏切ってはいけないって」
- ビーチャとモンドがネオ・ジオンに加担した事に怒ったジュドーが、その事を言わなかったイーノにも怒った際に返した台詞。スパロボではキャラクター事典に収録されている事も。
- 「胴体はΖでしょ、機体はΖでしょ、ジュドー!」
ジュドー「それでΖ!? よりによってなんて頭つけて!」
「じゃあ来なくっていいっていうの!?」 - Ζザクに乗ってジュドーの救援に来たが、頭のおかげで敵だと思いっきり勘違いされ誤射までされてしまう。幸い当たらなかったものの、直後にこう突っ込んだ。ジュドーの気持ちはわからなくもないが…。
- 「さすがホワイトベースの人!」
- 35話でのコロニー落としの前にカミーユを避難させる為、自分の乗ってきた飛行機をファとカミーユに提供する事をしたハヤトの決断に喜んで。
- 「ヘンな目で見るなよー」
- 40話で女装をした際の台詞。
- 「だったら、なおさらここにいろ!」
- 41話より。モンド及びムーン・ムーンを心配してネェル・アーガマを出るジュドー達についていこうとしたビーチャを引き止めた際、艦長に命令するなよと怒るビーチャへの台詞。やや気弱なイメージのあるイーノにしては珍しく、ビーチャも驚いていた。
搭乗機体
スパロボでの搭乗機体
資料リンク
|