「ガーベラ・テトラ」の版間の差分
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なお、名称のガーベラ・テトラの由来は、「ガーベラ」は本機の元となった試作4号機に与えられたコードネームからで、「テトラ」はギリシャ語で数字の「4」を意味する。 | なお、名称のガーベラ・テトラの由来は、「ガーベラ」は本機の元となった試作4号機に与えられたコードネームからで、「テトラ」はギリシャ語で数字の「4」を意味する。 | ||
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:リデザイン機。便宜上は改良型とされることが多い。 | :リデザイン機。便宜上は改良型とされることが多い。 |
2024年11月12日 (火) 13:21時点における最新版
ガーベラ・テトラ | |
---|---|
外国語表記 | Gerbera Tetra[1] |
登場作品 | |
メカニックデザイン | 明貴美加 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 強襲用モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | AGX-04 |
頭頂高 | 18.0 m |
本体重量 | 46.7 t |
全備重量 | 73.2 t |
動力 | 核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,710 kW |
スラスター推力 |
56,000 kg×2
|
180度姿勢変換 | 0.9 sec |
装甲材質 | ルナ・チタニウム合金 |
開発 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属 | デラーズ・フリート |
主なパイロット | シーマ・ガラハウ |
ガーベラ・テトラは『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
アナハイム・エレクトロニクス社が開発した試作型モビルスーツ。
「ガンダム開発計画」にて開発されていたガンダム試作4号機の外装を変更した機体。これは「本機の開発に旧ジオニック系技術者が関わっていた為」という説と、「ジオン残党との裏取引の事実を隠す為の擬装である」という説がある。
両肩には大型スラスターが装備されており、優れた機動性を誇る。また、背部にはシュツルムブースターと呼ばれる追加装備が装着可能。総推進力は通常時でもガンダム試作1号機Fb(234,000kg)に匹敵し、シュツルムブースター装備時には316,000kgにまで達する(その際の全備重量は86t)。
本機はオサリバンとの裏取引でシーマ・ガラハウに譲渡されている。その後、コロニー落とし作戦での決戦にてシーマが搭乗し、ガンダム試作3号機と交戦したが、胸部にメガ・ビーム砲を突き刺され、零距離からの砲撃で撃破された。なお小説版では本機が登場せず最後までゲルググMだったが、メガ・ビーム砲が刺さって撃破という最後は変わっていない。
なお、名称のガーベラ・テトラの由来は、「ガーベラ」は本機の元となった試作4号機に与えられたコードネームからで、「テトラ」はギリシャ語で数字の「4」を意味する。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
SRWでは突出した性能や、これといった特殊能力も無い為、苦戦する事はあまり無い。量産されていたり、『0083』と関係の無い所で自軍の機体となる事も。
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。DCの戦力として中盤に登場。シーマが乗ってくるが、それ以外にもカリウス・オットーや一般兵が搭乗してくる。
- 第4次スーパーロボット大戦
- シーマが乗って現れる他、ルート次第で一般兵搭乗の機体が一機だけ出てくる。
- マップ「ブライトの帰還」のヘクトール・マディソンとシーマの戦闘前会話で本機が「GP計画の4号機になる予定の機体だった」ことが語られる。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- マップ「グレートマジンガー奪回」にて追加された増援イベントで再登場する。
- スーパーロボット大戦F
- 搭乗者はシーマのみ。リアル系1話の時点では十分手強いが、シナリオ「ネルフ襲撃」以降では機体性能が明らかに追い付いておらず弱い。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 少数が量産されている。HPが10000を超えているが、最大射程5に加え限界反応不足。こちらの戦力が整っている中盤以降は脅威にならない。ただし、しぶとい割に資金は安い。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- 「ティターンズがガンダムMk-IIの機体データと共にジオンに横流しした」という設定。リアル系の序盤に譲渡されたようであるが、登場は終盤近くになる。
- MSにしてはタフで硬めだが、武器面では量産機程度の性能しか無いためあまり怖くない。あまり登場しないうえに、シーマは最終的にドッゴーラに乗り換えてしまう。
- スーパーロボット大戦α外伝
- ヴァル・ヴァロ同様、宇宙ルート選択時のみバザーで購入可能。ロボット大図鑑登録のためには購入必須。
- HPとENは『α』から据え置きなのでMSにしては高いが、装甲値が半分にまで落とされ、HPとEN以外は量産機並の性能に。武器は移動後射程5と長めなくらいしか取り柄が無く、空陸Bなのが痛いところ。強化パーツ装備数が2つなのも痛い。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- ごく普通に乗ってきて、ごく普通に倒される。機体よりもパイロットのシーマの方が色々とイベントがある。
- 『機動戦士Vガンダム』が参戦作品から消えた為か、また搭乗機がこの機体に戻っている。それゆえ倒しやすくなった。ただし、運動性は高いので命中系の精神コマンドは必須。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- シーマは『第2次α』で死亡しているが、隠し要素の条件を満たすと入手できる。同じフラグで3択になっているヴァル・ヴァロとノイエ・ジールが全体攻撃武器を持っているので、小隊長機として使うならばそちらを入手する方が有効。
- しかし本機は小隊編成コスト1、移動力7、小隊攻撃武器のビームマシンガンが射程7…と空こそ飛べないものの、小隊員向けの機体としては非常に優秀。他にも小隊長機候補が多数存在する本作では、これ以上小隊長向けの機体が増えても倉庫行き…と考えると、小隊員用の機体として本機を選ぶのも手。入手を狙う場合、コウ・ウラキとチャック・キースの撃墜数を開かないようにする必要があるため、この両者を小隊長として使わないのが無難か。
- 本機に加えて隠し機体のガンダム試作2号機を入手すれば、1~4号機のコンプリートが果たせる。普通のプレイヤーはユニット性能で、原作のファンは好みで選ぶと良い。
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 第11話のクリア時ランダムボーナスとして入手できる。…が、よりにもよってGP-02Aサイサリスと択一になるのが何とも不遇。
- スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor
- 第11話のクリア時に総ターン数が86以上だと入手。(85ターン以下だとGP-02Aサイサリス)
- スーパーロボット大戦COMPACT2
- 三部作全てに登場する。MSにしてはHPが高く、火力もそれなり。第2部と第3部ではシーマ機が登場するが、流石に第3部ではボス機体としては力不足感が否めない。また第3部シーン4「ミレーヌ再臨」でメガボーグ・ベンメル出現前に一番右上のピラミッドに移動すると、敵フェイズで入手。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- エル・ビアンノが第2部序盤に乗ってきて味方に加入。格納庫でこの機体を見たコウがガンダムタイプだと一目見ただけで看破する一幕もある。第3部では2回程この機体でエルの強制出撃があるので注意。またシーマ機が別に存在しており、他に一般兵搭乗の量産機も複数登場。
- ビームマシンガンの射程はそれなりだがP属性武器が貧弱なため、使うなら最初から突撃が使えるコウが適任。改造段階は多いのだが、早期加入なだけあって攻撃力はリック・ディアスに劣る程度しか無い。クリティカル補正も低く、装甲は最低級、おまけに(敵も使えるからか)やけに修理費が高い。運動性の割に何故か限界が妙に高いが、まともな優位点としてはENが不要で装弾数に不足なく、移動力が高めというくらいしかない。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦A
- 今作では入手不可。今回シーマは指揮官用ゲルググMに1度しか乗らず、その後に登場するシーマ機は全て本機。指揮官用ゲルググMは量産されている。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2019年11月のイベント「宇宙に揺らぐ陽炎」期間限定参戦。SR・大器型SSRシューター。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
武装[編集 | ソースを編集]
- 110mm機関砲
- 両腕に2門ずつ内蔵されている実弾兵器。速射性にも優れるため、中~近距離ならばMSを十分に破壊できる。
- ビームサーベル
- 2本装備。
- 長らく装備箇所が不明であったが、後述の『ガンダムビルドファイターズ』劇中では「太股のパーツが展開して、そこから取り出す」というギミックが搭載されている。
- ビームマシンガン
- パルス状に圧縮されたメガ粒子を断続的に発射する本機の主兵装で、エネルギーパックを含めたほとんどの部品は連邦の規格品を使用している。
- 『X-Ω』では通常攻撃に使用。
必殺技[編集 | ソースを編集]
- ビーム・マシンガン(コンボ)
- 『X-Ω』における必殺スキル。ビームマシンガンで円を描くように攻撃し、ビームサーベルでトドメを刺す。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- 剣装備
- 切り払いを発動。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ガンダム試作4号機(SRW未登場)
- 「ガンダム開発計画」で開発された機体。本機を基に、ガーベラ・テトラが開発された。
- なお、孫尚香ガーベラのモチーフとなっているのはガーベラ・テトラではなく、ガンダム試作4号機である。ある意味、オリジナルの試作4号機そのものではないが「ガンダムタイプのガーベラ」が初めてSRWに登場した事になる。
- ガーベラ・テトラ改(SRW未登場)
- リデザイン機。便宜上は改良型とされることが多い。
- ガンダム試作1号機(Fb)、ガンダム試作2号機、ガンダム試作3号機(ステイメン)
- 同じくガンダム開発計画により生まれた(事実上の)兄弟機。
玩具作品での関連機[編集 | ソースを編集]
- ガーベラ・テトラ (キララ専用)
- ピンク色に塗装されたガンプラ。
余談[編集 | ソースを編集]
- SRWシリーズにおいてはシーマ・ガラハウの愛機として比較的頻繁に登場するガーベラ・テトラだが、実は原作『0083』において登場した場面が最終話の数シーンのみで、かつ小説版では登場すらしていないという、ある意味悲劇の機体である。
- ガーベラ・テトラの機体各所のギミックがまともに描写されたのは、『0083』から実に22年を経た後の『ガンダムビルドファイターズ』第4話「ガンプラアイドルキララ☆」が初となる。
- 後にBD-BOXの映像特典でガンダムと同様のツインアイ仕様「ロールアウトVer」が設定された。この設定を引き継いだ漫画「0083 REBELLION」では劇中で実際に試作4号機が登場、強奪の流れからツインアイの本機が登場し、戦闘で頭部カメラを破壊された後に最終決戦でモノアイVerが登場する流れとなっている。後に発売されたプラモでは頭部のパターンが二種類選べるようになった。
- 開発経緯が経緯なので実は各所にガンダムっぽさが残っており、「何の前情報もなくガーベラ・テトラを見せられてもガンダムだと見抜ける人もいる」と冗談めかして語られることがある。[2]『IMPACT』ではMSの造詣に深いコウ・ウラキが本機を一目見ただけでガンダムだと見抜いている。
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脚注[編集 | ソースを編集]
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