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[[クロスボーン・バンガード]]の試作型[[モビルアーマー]]。「ラフレシア・プロジェクト」と呼ばれる余剰人口抹殺計画を遂行するために開発された。
 
[[クロスボーン・バンガード]]の試作型[[モビルアーマー]]。「ラフレシア・プロジェクト」と呼ばれる余剰人口抹殺計画を遂行するために開発された。
  
その名の通り、巨大な花の様な形状をしており、5基の花弁の様な大型バインダーユニットには武装が多数内蔵されている。また、ネオ・[[サイコミュ]]・システムを搭載しており、パイロットの思考のみで機体制御を可能としている。さらに[[Iフィールド]]・ジェネレーターも搭載されているため、ビーム攻撃への耐弾性が高い。
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その名の通り、巨大な[[花]]の様な形状をしており、5基の花弁の様な大型バインダーユニットには武装が多数内蔵されている。また、ネオ・[[サイコミュ]]・システムを搭載しており、パイロットの思考のみで機体制御を可能としている。さらに[[Iフィールド]]・ジェネレーターも搭載されているため、ビーム攻撃への耐弾性が高い。
  
 
劇中では[[カロッゾ・ロナ]]が乗り込み、[[月]]から発進した[[地球連邦軍]]の1個艦隊を瞬く間に壊滅させた。さらに[[セシリー・フェアチャイルド]]の[[ビギナ・ギナ]]と[[シーブック・アノー]]の[[ガンダムF91]]と交戦し、ビギナ・ギナを大破させている。しかし、直後にF91の最大稼働モードが発動し、「質量を持った残像」を発生させながら接近するその機動にセンサーを幻惑され、半ば[[自爆]]のような形で撃破されている。
 
劇中では[[カロッゾ・ロナ]]が乗り込み、[[月]]から発進した[[地球連邦軍]]の1個艦隊を瞬く間に壊滅させた。さらに[[セシリー・フェアチャイルド]]の[[ビギナ・ギナ]]と[[シーブック・アノー]]の[[ガンダムF91]]と交戦し、ビギナ・ギナを大破させている。しかし、直後にF91の最大稼働モードが発動し、「質量を持った残像」を発生させながら接近するその機動にセンサーを幻惑され、半ば[[自爆]]のような形で撃破されている。
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== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
『[[スーパーロボット大戦]]』のリリースが開始された当時の[[ガンダムシリーズ]]最新作『F91』のラスボス機体という事で、[[旧シリーズ]]では強敵であったが、[[αシリーズ]]以降ではそれほどではない。
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『[[スーパーロボット大戦]]』のリリースが開始された当時の[[ガンダムシリーズ]]最新作『F91』の[[ラストボス|ラスボス]]機体という事で、[[旧シリーズ]]では強敵であったが、[[αシリーズ]]以降ではそれほどではない。
  
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦}}
 
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:初登場作品。[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の精鋭部隊である[[ラストバタリオン]]の司令官機として登場。FC版は強い。
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:初登場作品。[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の精鋭部隊である[[ラストバタリオン]]の司令官機として登場。[[ファミリーコンピュータ|FC]]版は強い。
 
:;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}
 
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::FC版同様、[[ラストバタリオン]]が使用。出番が1回に減り能力も相対的には下がったが、相変わらずバグは脅威。
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::FC版同様、[[ラストバタリオン]]が使用。出番が1回に減り能力も相対的には下がったが、相変わらず[[バグ (ガンダムシリーズ)|バグ]]は脅威。
 
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}
:引き続きDCが使用。シナリオ「リューネ、そしてヴァルシオーネ」に登場する。メガ粒子砲が強く、[[Iフィールド]]もあり、さらにカロッゾの回避能力が高いので苦戦を強いられる。PS版でも高い攻撃力は健在。
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:引き続きDCが使用。シナリオ「[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]、そして[[ヴァルシオーネ]]」に登場する。メガ粒子砲が強く、[[Iフィールド]]もあり、さらにカロッゾの[[回避]]能力が高いので苦戦を強いられる。[[プレイステーション|PS]]版でも高い攻撃力は健在。
 
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}
:シナリオ「ポセイダルの野心」に登場。2回行動可能なカロッゾが乗っている上に、早い内なら動き出して攻撃力の高いバグをどかどか撃ち込んでくるので、被害が広がらないうちに早めに撃破したい。
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:シナリオ「[[オルドナ・ポセイダル|ポセイダル]]の野心」に登場。[[2回行動]]可能なカロッゾが乗っている上に、早い内なら動き出して攻撃力の高いバグをどかどか撃ち込んでくるので、被害が広がらないうちに早めに撃破したい。
 
:;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S}}
 
:;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S}}
 
::追加シナリオ「救出」にもボスとして登場。攻撃力の高さは『第4次』と変わっていないので、攻撃を食らわないように。
 
::追加シナリオ「救出」にもボスとして登場。攻撃力の高さは『第4次』と変わっていないので、攻撃を食らわないように。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}
:今回もDCが使用してくるが、カロッゾが出ないため[[マ・クベ]]の保有戦力として登場。その能力はゲストの指揮官機、[[ライグ=ゲイオス]]に匹敵する。特にポセイダルルートシナリオ「砂上の楼閣」では4機も登場する上、全機が[[2回行動]]可能であり、相対する自軍、[[OZ]][[ポセイダル軍]]を壊滅できるだけの破壊力がある。一応ターン数が過ぎると撤退するものの、NPCであるウイングガンダム勢の生存成否は[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]ら5人のガンダムパイロットを仲間にするフラグに絡んでいるので、彼らとの戦闘には要注意。特に[[HP]]が低いカトルの[[ウイングガンダムゼロ]]は危険。
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:今回もDCが使用してくるが、カロッゾが出ないため[[マ・クベ]]の保有戦力として登場。そのスペックは[[ゲスト]]の指揮官機[[ライグ=ゲイオス]]に匹敵し、1機だけでも別勢力として相対する[[ポセイダル軍]]すら殲滅できるだけの強さを持つ。特にポセイダルルートシナリオ「砂上の楼閣」では'''4機も'''登場する上、全機が2回行動可能。そのシナリオではターン数が過ぎると撤退するので手に余るなら無視しても良いが、[[隠し要素/F・F完結編#ウイングガンダムゼロ&ヒイロ・ユイ、ガンダムサンドロック改&カトル・ラバーバ・ウィナー|隠し要素]]にかかわる[[NPC]][[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]][[トロワ・バートン|トロワ]]を攻撃されるのだけは避けておきたい。
 
:なお、DCルートに進んでもどういうわけか1機も出てこない。
 
:なお、DCルートに進んでもどういうわけか1機も出てこない。
  
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:原作同様にクロスボーンが使用。バグの攻撃力は相変わらず要注意。シナリオでは中盤と最終盤で交戦。中盤では分岐ルートなのでこちらのユニットが少ない上に[[ガンダムF90V]]を入手する場合はフラグの都合上、セシリーがシナリオ終了時にならないと加入しないため旧シリーズとまでは行かないがかなりの強敵。しかし最終盤ではこちらも強力なユニットが揃っているので、最早脅威ではない。
 
:原作同様にクロスボーンが使用。バグの攻撃力は相変わらず要注意。シナリオでは中盤と最終盤で交戦。中盤では分岐ルートなのでこちらのユニットが少ない上に[[ガンダムF90V]]を入手する場合はフラグの都合上、セシリーがシナリオ終了時にならないと加入しないため旧シリーズとまでは行かないがかなりの強敵。しかし最終盤ではこちらも強力なユニットが揃っているので、最早脅威ではない。
 
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}
 
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:カロッゾの遺した機体を[[木星帝国]]が使用。パイロットは[[人工知能]]。良心もエゴも持たぬ正真正銘の「機械のバケモノ」と化したその様に、ベラが戦意を失いかける一幕も。以降もベラやキンケドゥで攻撃すると特殊戦闘台詞が聞ける。性能自体はごく普通で、バグも別ユニット化したためHPが高いだけの敵となった。
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:カロッゾの遺した機体を[[木星帝国]]が使用。パイロットは[[人工知能]]。良心もエゴも持たぬ正真正銘の「機械のバケモノ」と化したその様に、ベラが戦意を失いかける一幕も。以降もベラやキンケドゥで攻撃すると特殊戦闘台詞が聞ける。性能自体はごく普通で、バグも別ユニット化したため[[HP]]が高いだけの敵となった。とはいえ、縦に横にとにかくグルグルと回転しまくる戦闘アニメーションは必見。
  
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT}}({{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor|WSC}})
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT}}({{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor|WSC}})
:本作で初めて、本来の開発組織であるクロスボーン・バンガードにより使用される。他に[[メガノイド]]による複製品も登場。獲得資金は18500と破格だが、攻撃力3000越えのバグには要注意。更に別ユニット扱いのバグも登場する。
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:本作で初めて、本来の開発組織であるクロスボーン・バンガードにより使用される。他に[[メガノイド]]による複製品も登場。獲得[[資金]]は18500と破格だが、攻撃力3000越えのバグには要注意。更に別ユニット扱いのバグも登場する。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2}}
 
:第2部と第3部に登場。パイロット共に能力は高いが、戦うのは終盤なので戦力は整っているはず。
 
:第2部と第3部に登場。パイロット共に能力は高いが、戦うのは終盤なので戦力は整っているはず。
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=== VXT三部作 ===
 
=== VXT三部作 ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X}}
:宇宙世紀世界最後の敵としてレコンギスタ軍ルート45話で登場する。本作ではカロッゾが元々乗っていたものはアクシズでの戦闘で撃墜されたため、ヘルメスの薔薇に残されていた設計図から復元したという設定で登場する。
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:宇宙世紀世界最後の敵としてレコンギスタ軍ルート45話で登場する。本作ではカロッゾが元々乗っていたものは[[アクシズ]]での戦闘で撃墜されたため、ヘルメスの薔薇に残されていた設計図から復元したという設定で登場する。
:バグの代わりとして[[ピレスロイド]]を大量に出してくる他、[[モビルドール]]の[[サーペント (ガンダムW)|サーペント]]も同時に出してくる。武装としてもバグは搭載されておらず、MAP兵器以外は射程が1~5の武器一つしかない。その為、ファンネル系やツインバスターライフル最大出力、ハイ・メガ・キャノンフルパワー等長射程の武器には手も足も出せないという宇宙世紀世界最後の敵としては非常に情けない事になっている。とはいえ、真っ向勝負を挑む場合は鉄仮面の能力が高い上にラフレシアもSアダプターを装備している為、洒落にならないダメージを叩き込んでくるので決して弱い訳ではない。撃墜時は花弁が閉じるようにして爆散していく。
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:バグの代わりとして[[ピレスロイド]]を大量に出してくる他、[[モビルドール]]の[[サーペント (ガンダムW)|サーペント]]も同時に出してくる。
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:武装としてもバグは搭載されておらず、[[MAP兵器]]以外は[[射程]]が1~5の武器一つしかない。その為、[[ファンネル]]系や[[ウイングガンダムゼロカスタム|ツインバスターライフル最大出力]]、[[ΖΖガンダム|ハイ・メガ・キャノンフルパワー]]等長射程の武器には手も足も出せないという'''宇宙世紀世界最後の敵'''としては非常に情けない事になっている。本作の[[クィン・マンサ]]などは射程が長いため、スタッフが失念していたわけでもないだろうが…。
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:ターン制限がない分、先に戦った[[カルキノス]]よりは楽かもしれないが、それでも真っ向勝負を挑む場合は鉄仮面の能力が高い上にラフレシアも[[S-アダプター|Sアダプター]]を装備している為、洒落にならないダメージを叩き込んでくるので決して弱い訳ではない。
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:撃墜時は花弁が閉じるようにして爆散していく。
  
 
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
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;テンタクラー・ロッド
 
;テンタクラー・ロッド
 
:本機の「触手」。バインダー1基につき各25基ずつ、計125基が格納されている。ロッド部先端にはビーム砲とチェーンソーが内蔵されており、ネオ・サイコミュ・システムによる思考コントロールで自在に操っている。これを回避するのは至難の業である。
 
:本機の「触手」。バインダー1基につき各25基ずつ、計125基が格納されている。ロッド部先端にはビーム砲とチェーンソーが内蔵されており、ネオ・サイコミュ・システムによる思考コントロールで自在に操っている。これを回避するのは至難の業である。
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:旧シリーズでは単なる鞭のようなアニメーションだったが、『第2次α』ではスラスターを使って直立状態になってから射出する演出となり、さらに駆動音が響くためチェーンソーを内蔵しているのがわかりやすくなった。
 
;メガ粒子砲
 
;メガ粒子砲
:バインダーに5門装備。速射性が高い。
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:バインダーに5門装備。速射性が高い。『第2次α』では回転しながら連射する演出になっている。
 
:『X』では広範囲のMAP兵器のみとなっている。
 
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:本来は[[ザムス・ガル]]で運用される兵器であり、本機の武装ではないが、SRWではよく装備されている。
 
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:これを正すためか、『α』では「バグ援護攻撃」という違和感のない名称の武装にされていた。
 
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=== [[サイズ]] ===
 
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== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
<!-- 本Wikiではスパロボ関連の物のみを取り上げる。未登場の物についてはガンダムwikiを参照されたし。 -->
 
<!-- 本Wikiではスパロボ関連の物のみを取り上げる。未登場の物についてはガンダムwikiを参照されたし。 -->
;[[バグ (メカ)|バグ]]
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;[[ザムス・ガル]]
 
;[[ザムス・ガル]]
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*コミックボンボンで連載された漫画版『F91』では、シーブックにその外観を「チンポコユリ」と評された。
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*ガンダムシリーズの機動兵器には珍しく、カメラアイに相当するパーツが見受けられない。作中のカロッゾはコクピットから有視界戦闘を行っていた。
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*コミックボンボンで連載された漫画版『F91』では、シーブックにその外観を'''「チン〇コユリ」'''と評された。
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**同作では尺の都合か「コックピットを直接射貫かれて大爆発」と最期がシンプルになっている。
 
*『ガンダムビルドファイターズトライ』では、制作者によりラフレシアにバグが武装として搭載されていた。「設定では搭載されていないはず」と即座に登場人物による指摘が入ったのがビルドシリーズらしい。
 
*『ガンダムビルドファイターズトライ』では、制作者によりラフレシアにバグが武装として搭載されていた。「設定では搭載されていないはず」と即座に登場人物による指摘が入ったのがビルドシリーズらしい。
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== 脚注 ==
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== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==

2024年10月22日 (火) 19:22時点における最新版

ラフレシア
外国語表記 Lafressia[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン 富野由悠季(イメージラフ)
石垣純哉(第1稿)
大河原邦男(クリンナップ)
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 宇宙用モビルアーマー
生産形態 試作機
型式番号 XMA-01
全高 37.5 m
本体重量 184.6 t
全備重量 263.7 t
動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 31,650 kw
スラスター推力

52,020 kg×5
43,350 kg×5
28,900 kg×20

総推力
1,054,850 kg
アポジモーター 40
装甲材質 チタン合金ハイセラミック複合材
開発 クロスボーン・バンガード
所属 クロスボーン・バンガード
パイロット カロッゾ・ロナ
テンプレートを表示

ラフレシアは『機動戦士ガンダムF91』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

クロスボーン・バンガードの試作型モビルアーマー。「ラフレシア・プロジェクト」と呼ばれる余剰人口抹殺計画を遂行するために開発された。

その名の通り、巨大なの様な形状をしており、5基の花弁の様な大型バインダーユニットには武装が多数内蔵されている。また、ネオ・サイコミュ・システムを搭載しており、パイロットの思考のみで機体制御を可能としている。さらにIフィールド・ジェネレーターも搭載されているため、ビーム攻撃への耐弾性が高い。

劇中ではカロッゾ・ロナが乗り込み、から発進した地球連邦軍の1個艦隊を瞬く間に壊滅させた。さらにセシリー・フェアチャイルドビギナ・ギナシーブック・アノーガンダムF91と交戦し、ビギナ・ギナを大破させている。しかし、直後にF91の最大稼働モードが発動し、「質量を持った残像」を発生させながら接近するその機動にセンサーを幻惑され、半ば自爆のような形で撃破されている。

撃破のされ方には諸説あるが、「ラフレシアのコクピットブロックにF91がビームランチャーを至近距離から直撃させて離脱し、直後にその残像を狙ったテンタクラーロッドが追い討ちをかけるように自らに向かってビームを発射して撃破された」というのが通説となっているようである。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦』のリリースが開始された当時のガンダムシリーズ最新作『F91』のラスボス機体という事で、旧シリーズでは強敵であったが、αシリーズ以降ではそれほどではない。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦
初登場作品。DCの精鋭部隊であるラストバタリオンの司令官機として登場。FC版は強い。
第2次スーパーロボット大戦G
FC版同様、ラストバタリオンが使用。出番が1回に減り能力も相対的には下がったが、相変わらずバグは脅威。
第3次スーパーロボット大戦
引き続きDCが使用。シナリオ「リューネ、そしてヴァルシオーネ」に登場する。メガ粒子砲が強く、Iフィールドもあり、さらにカロッゾの回避能力が高いので苦戦を強いられる。PS版でも高い攻撃力は健在。
第4次スーパーロボット大戦
シナリオ「ポセイダルの野心」に登場。2回行動可能なカロッゾが乗っている上に、早い内なら動き出して攻撃力の高いバグをどかどか撃ち込んでくるので、被害が広がらないうちに早めに撃破したい。
第4次スーパーロボット大戦S
追加シナリオ「救出」にもボスとして登場。攻撃力の高さは『第4次』と変わっていないので、攻撃を食らわないように。
スーパーロボット大戦F完結編
今回もDCが使用してくるが、カロッゾが出ないためマ・クベの保有戦力として登場。そのスペックはゲストの指揮官機ライグ=ゲイオスに匹敵し、1機だけでも別勢力として相対するポセイダル軍すら殲滅できるだけの強さを持つ。特にポセイダルルートシナリオ「砂上の楼閣」では4機も登場する上、全機が2回行動可能。そのシナリオではターン数が過ぎると撤退するので手に余るなら無視しても良いが、隠し要素にかかわるNPCヒイロトロワを攻撃されるのだけは避けておきたい。
なお、DCルートに進んでもどういうわけか1機も出てこない。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
原作同様にクロスボーンが使用。バグの攻撃力は相変わらず要注意。シナリオでは中盤と最終盤で交戦。中盤では分岐ルートなのでこちらのユニットが少ない上にガンダムF90Vを入手する場合はフラグの都合上、セシリーがシナリオ終了時にならないと加入しないため旧シリーズとまでは行かないがかなりの強敵。しかし最終盤ではこちらも強力なユニットが揃っているので、最早脅威ではない。
第2次スーパーロボット大戦α
カロッゾの遺した機体を木星帝国が使用。パイロットは人工知能。良心もエゴも持たぬ正真正銘の「機械のバケモノ」と化したその様に、ベラが戦意を失いかける一幕も。以降もベラやキンケドゥで攻撃すると特殊戦闘台詞が聞ける。性能自体はごく普通で、バグも別ユニット化したためHPが高いだけの敵となった。とはいえ、縦に横にとにかくグルグルと回転しまくる戦闘アニメーションは必見。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦COMPACTWSC
本作で初めて、本来の開発組織であるクロスボーン・バンガードにより使用される。他にメガノイドによる複製品も登場。獲得資金は18500と破格だが、攻撃力3000越えのバグには要注意。更に別ユニット扱いのバグも登場する。
スーパーロボット大戦COMPACT2
第2部と第3部に登場。パイロット共に能力は高いが、戦うのは終盤なので戦力は整っているはず。
スーパーロボット大戦IMPACT
対処法や扱いはリメイク前と変わらない。
SRWではそこそこ散見される事とはいえ、LLサイズ設定が一際謎めいている作品。(同じ宇宙世紀系で僅かに全高が高いサイコガンダムはMサイズ、無敵戦艦ダイに至っては本機の十倍以上のスケールなのにLサイズである。)

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X
宇宙世紀世界最後の敵としてレコンギスタ軍ルート45話で登場する。本作ではカロッゾが元々乗っていたものはアクシズでの戦闘で撃墜されたため、ヘルメスの薔薇に残されていた設計図から復元したという設定で登場する。
バグの代わりとしてピレスロイドを大量に出してくる他、モビルドールサーペントも同時に出してくる。
武装としてもバグは搭載されておらず、MAP兵器以外は射程が1~5の武器一つしかない。その為、ファンネル系やツインバスターライフル最大出力ハイ・メガ・キャノンフルパワー等長射程の武器には手も足も出せないという宇宙世紀世界最後の敵としては非常に情けない事になっている。本作のクィン・マンサなどは射程が長いため、スタッフが失念していたわけでもないだろうが…。
ターン制限がない分、先に戦ったカルキノスよりは楽かもしれないが、それでも真っ向勝負を挑む場合は鉄仮面の能力が高い上にラフレシアもSアダプターを装備している為、洒落にならないダメージを叩き込んでくるので決して弱い訳ではない。
撃墜時は花弁が閉じるようにして爆散していく。

関連作品[編集 | ソースを編集]

ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
マ・クベの戦闘時における姿。二度登場し、最初は4人目が居ない状態で戦闘を行わないといけない(この時は機体自体が未完成らしく何らかのパーツを入手するためにサナリィを襲撃している)。二度目は終盤の中ボスとして登場し、かなりの強敵だがこの時は4人目としてシュウ・シラカワグランゾンが参加している上にメインメンバーのほぼ全員が最強装備の一つ前の装備になっているため一度目よりは与し易い。本作にはカロッゾ自体が未登場。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

武装[編集 | ソースを編集]

拡散ビーム砲
茎部に8門内蔵されている。
テンタクラー・ロッド
本機の「触手」。バインダー1基につき各25基ずつ、計125基が格納されている。ロッド部先端にはビーム砲とチェーンソーが内蔵されており、ネオ・サイコミュ・システムによる思考コントロールで自在に操っている。これを回避するのは至難の業である。
旧シリーズでは単なる鞭のようなアニメーションだったが、『第2次α』ではスラスターを使って直立状態になってから射出する演出となり、さらに駆動音が響くためチェーンソーを内蔵しているのがわかりやすくなった。
メガ粒子砲
バインダーに5門装備。速射性が高い。『第2次α』では回転しながら連射する演出になっている。
『X』では広範囲のMAP兵器のみとなっている。
メガビームキャノン
バインダーに5門内蔵されている。
Iフィールド・ジェネレーター
機体の周囲に対ビームバリアを展開。ビーム兵器への防御力は高めで、劇中ではビームシールドを貫通するヴェスバーをも遮断してみせた。また、テンタクラー・ロッドから放たれるビームも防げるので機体への誤爆もない。

召喚攻撃[編集 | ソースを編集]

バグ
本来はザムス・ガルで運用される兵器であり、本機の武装ではないが、SRWではよく装備されている。
これを正すためか、『α』では「バグ援護攻撃」という違和感のない名称の武装にされていた。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

Iフィールド
指揮系統中枢
X』で所持。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

第2次』では飛行可能。

サイズ[編集 | ソースを編集]

L

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

ビギナ・ギナガンダムF91
ラフレシアと対峙するシーブックとセシリー。シーブックは「宇宙を乱す物の怪」と評し、セシリーはカロッゾの存在と合わせて「バグ」と表現した。

関連機体[編集 | ソースを編集]

バグ
ザムス・ガル
劇中ではこの艦から出撃した。

余談[編集 | ソースを編集]

  • ガンダムシリーズの機動兵器には珍しく、カメラアイに相当するパーツが見受けられない。作中のカロッゾはコクピットから有視界戦闘を行っていた。
  • コミックボンボンで連載された漫画版『F91』では、シーブックにその外観を「チン〇コユリ」と評された。
    • 同作では尺の都合か「コックピットを直接射貫かれて大爆発」と最期がシンプルになっている。
  • 『ガンダムビルドファイターズトライ』では、制作者によりラフレシアにバグが武装として搭載されていた。「設定では搭載されていないはず」と即座に登場人物による指摘が入ったのがビルドシリーズらしい。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. MS、『機動戦士ガンダムF91』公式サイト、2022年2月8日閲覧。

資料リンク[編集 | ソースを編集]