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2019年6月1日 (土) 15:25時点における版
ナナイ・ミゲル | |
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外国語表記 | Nanai Miguel |
登場作品 | |
声優 | 榊原良子 |
デザイン | 北爪宏幸 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 女 |
年齢 | 24歳前後 |
所属 | ネオ・ジオン軍 |
役職 | 戦術士官 |
軍階級 | 大尉 |
ナナイ・ミゲルは『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の登場人物。
概要
ギュネイ・ガスを強化したニュータイプ研究所の所長にして、ネオ・ジオン軍の戦術士官。
シャア・アズナブルからの信用が厚く、ルナツー奇襲作戦では指揮を任されていた。
自身もニュータイプの素養があったようだが、前線での際立った活躍はない。
『逆襲のシャア』後の作品は登場しておらず、現時点でも消息は不明のままである。
プライベートにおいても、1人の女性としてシャアを愛し、陰ながらサポートする存在であった。中には「シャアに取り入ったおかげであの地位に付いた」と影口を叩く者もいたが、もちろん彼女の実力は本物である。
漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』にも登場。当時14歳の眼鏡っ娘。ジオン本国ズムシティ近郊にある、かつてフラナガン博士の使っていたラボで手伝いをしているが、もともとはニュータイプ被験者として訓練に参加していた。初顔合わせではシャア、ナナイ、ハマーン・カーン、ナタリー・ビアンキ(同作のシャアの恋人的ポジション)、ララァ・スン(回想シーンに登場)と、ある意味オールスターな顔ぶれが揃っている。
漫画『デイ・アフター・トゥモロー~カイ・シデンのレポートより~』でも、元々はニュータイプ研究所の被験者だったが、施設縮小のあおりを受けて研究者側へ変わっている。そのためゲーツ・キャパ、ロザミア・バダムとは知り合い。また当時はジャーナリストでありながらカラバ協力のためにデータ回収を行っていたカイ・シデンとも遭遇している。
その他
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』では「メスタ・メスア」という名前で登場する。
登場作品と役柄
『逆襲のシャア』が再現される機会は割と多いのだが、実はそれほど彼女は出ていない。初期の作品ではレウルーラの艦長扱いになっている場合が多かったが、現在ではライルやヒル・ドーソンにその座を譲り、NPC止まりとなっている場合が多い。
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- シャアが仲間でなければ、シナリオ「魔装機神」にNPCとして登場する。旧シリーズでは逆シャアの原作再現が無い為、彼女の出番はここだけ。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- ルート次第でアクシズに監禁されたクワトロにサザビーをくれる。また、敵として登場してもクワトロをぶつければ撤退する。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- レウルーラの艦長として登場。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 本作のネオ・ジオンは、ハマーンやフロンタルといった司令官クラスの人間がいる為かシャアの補佐役に徹しており、レウルーラには乗らず敵として戦う機会は無い。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- シャアがZ-BLUEに合流してからはソレスタルビーイング号に留まり、参謀役を務めた。また、マリーダの再調整を担当したのが彼女である事が示唆されている。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- 隠しシナリオの逆襲のシャアシナリオに登場。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 終盤でクワトロと密会するシーンがある。顔・名前は伏せられているが、この時点で彼を「大佐」と呼んでいた。その後は『COMPACT2』同様、隠しシナリオの逆襲のシャアシナリオに登場する。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V
- 原作終了設定。行方不明のシャアの意志を継ぎ、アクシズを拠点にミネバらと共にラプラスの一員として活動。
- 行方不明になる前のシャアからラプラスの箱やコロニーレーザーの情報を教えられており、ラプラスを起ち上げる際に活用していた。
- スーパーロボット大戦T
- 声なしのNPC。本作ではついにレウルーラの艦長はライルに立場を譲った。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 宇宙編で登場するが、非戦闘員。シャアは敗北後バルマー帝国に同行し地球を去ったが、彼女がどうなったのかは語られない。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
小隊長能力(隊長効果)
- ダメージ-10%
- 『第2次α』で採用。
人間関係
- シャア・アズナブル
- 表向きには上官であるが、裏では彼の愛人といえる存在となっている。
- ギュネイ・ガス
- 強化人間。NT研究所の所長として彼の調整も担当している。
- クェス・パラヤ
- シャアの近くにいるという事で敵視される。
- ナナイの方も、クェスを「あんな小娘」と罵っていた。
- ジョルジョ・ミゲル
- 『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』に登場。実兄でニュータイプ。ジオンへの愛国心を胸に秘めつつ連邦軍に所属している。
- 操縦技術を買われて引き抜かれただけあり、連邦軍ではG-3ガンダムに搭乗する。ただし他の連邦パイロットからは疎まれている。
- シャア、アポリー、ロベルトらを後のエゥーゴに送り届ける最中、ルナツーにてティターンズに気取られジム・クゥエルと戦闘になり死亡する。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- カミーユ・ビダン、エマ・シーン
- 『α』では、ハマーンによってアクシズに監禁されていた彼らを自身の手引きによって解放した。
- 『V』ではシャアの遺志を受けて、カミーユをラプラスへと招き入れる。
- ハマーン・カーン
- 中の人が同じであり、しかも同じ男性を愛した関係である。『第2次α』のハマーン受入ルートではシャアに尽くして死んだ事を羨まれていた。
- 再度の共演となる『第3次Z』では、最終的には共にシャアを支えることとなった。
- フル・フロンタル
- シャアの再来と呼ばれる男。『第3次Z時獄篇』ではシャアから彼の正体を探るように依頼されていた。
- ミネバ・ラオ・ザビ
- ザビ家の末裔。『第3次Z』では共にシャアを支えた。
- 『V』では彼女をラプラスへと招き入れる。
- マリーダ・クルス
- 『第3次Z天獄篇』では彼女の再調整を担当した。
リアル系
- イネス・フレサンジュ
- 『V』では、ボソンジャンプでアクシズにジャンプしてきた彼女を保護する。
スーパー系
- ひびき洸
- 『α』では、ハマーンによってアクシズに監禁されていた彼らを自身の手引きによって解放した。
- ロム・ストール
- 『IMPACT』ハードルートでは、ナナイも彼の前口上へ驚愕のリアクションをとる羽目に…。
バンプレストオリジナル
- エレノア・バラージュ
- 『バトルロボット烈伝』における、シャアのパートナー。
- 同作にナナイは登場していないため共演はしていないが、クェスと険悪な関係であることや、シャアに対するセリフ回しなど、エレノアにはナナイを意識したかのような描写が散見される。
名台詞
- 「アムロ・レイは、優しさがニュータイプの武器だと勘違いしている男です。女性ならそんな男も許せますが、大佐はそんなアムロを許せない…」
- アムロとシャアの関係を彼女なりに評して。
- 「大佐の…大佐の命が…吸われていきます…」
- アクシズ・ショックの光を見ての台詞。『第2次α』では、決別ルートでの最期の台詞。
- 「ああ…大佐が……」
- シャアが死亡か行方不明になった際の台詞。第二次ネオ・ジオン抗争終結後、ナナイはどうなったか不明。
スパロボシリーズでの名台詞
- 「もはや…ここまでか…。総員、脱出せよ!」
- 『第2次α』にてハマーン休戦ルートでの最期の台詞。
- ミネバ「私とハマーンとあなた…。シャアの側にいた女三人…ことごとく、あの男と対する事になるとはな」
「それぞれの立場はありますが、私もハマーンも、これが自然な事だと考えております」
ミネバ「私も同じだ」 - 『第3次Z天獄篇』第44話「宿命を越えて」にて。
搭乗機体
- レウルーラ
- 正確には艦長ではなく作戦参謀として乗艦しているが、SRWでは艦長扱いされる場合が多い。
SRWでの搭乗機体
余談
- ハマーン・カーンとは声優が同じことから、「同一人物」だという流言が流れた事もある(当然ながら半ばネタに近い)。
- PSゲーム『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』ではディスクをCDプレイヤーで再生すると聞ける警告メッセージのドラマにて、「ナナイと話していると思ったら、突如ハマーンになる」というネタに近いやり取りも存在する。
- 『機動戦士Vガンダム』の主人公であるウッソ・エヴィンは、彼の母親が「ミューラ・ミゲル」とナナイと同姓であることから、「ウッソはナナイの孫ないしは曾孫」だという説も根強く囁かれたが、富野監督によって否定されている。実際、ミューラとナナイの「ミゲル」姓は、英語のスペルが異なっている。
資料リンク
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