「サイコガンダムMk-II」の版間の差分
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == |
2015年3月12日 (木) 07:27時点における版
MRX-010 サイコガンダムMk-II(Psycho Gundam Mk-II)
- 登場作品:ガンダムシリーズ
- 分類:ニュータイプ専用試作型可変モビルアーマー
- 型式番号:MRX-010
- 頭頂高:39.98m[MS]
- 全高:40.74m[MS]、33.53m[MA]
- 全幅:31.78m[MA]
- 本体重量:187.8t
- 全備重量:283.9t
- 動力:核融合炉
- ジェネレーター出力:19760kw
- スラスター総推力:244240kg
- センサー有効半径:16230m
- 装甲材質:ガンダリウム合金
- 開発:ムラサメニュータイプ研究所
- 所属:ティターンズ⇒ネオ・ジオン軍
- 主なパイロット:ロザミア・バダム⇒プルツー
- メカニックデザイン:藤田一巳
ムラサメ研究所でMRX-009サイコガンダムの後継機として開発されていたティターンズの可変モビルアーマー。形式番号はMRX-010。モビルスーツ形態とモビルアーマー形態に変形可能で、モビルアーマー形態はモビルフォートレス(機動要塞)とも呼ばれる。
火力が更に強化され、有線サイコミュ式ビームソードやリフレクタービットといった、サイコミュ・システムを利用した遠隔操作が可能な兵器も装備された。機体制御もサイコミュで行われている。コクピットは頭部にあり、それ自体が脱出ポッドにもなる。
TV版『Ζガンダム』終盤に登場しており、劇場版では登場しない。
サイコガンダムのパイロットだったフォウ・ムラサメが死亡した為、強化人間の被験者がいなくなったムラサメ研究所からオーガスタニュータイプ研究所に譲渡され、ロザミア・バダムが搭乗。アーガマを攻撃させるが、ロザミアが情緒不安定であった事もあり、真価を発揮できずにΖガンダムによって撃破。ロザミアは死亡した。
なお、この時はモビルフォートレス形態に変形する事はなかった。
その後、放棄されていた本機をアクシズ(ネオ・ジオン)軍が接収し、修復。グレミー・トトに引き渡されてプルツーが搭乗したが、今度はΖΖガンダムに撃破された。この際、ムラサメ研究所及びオーガスタ研究所から機体とパイロットデータがネオ・ジオン側に提示されており、連邦とジオンのニュータイプ研究の取り引きがあった事を示唆している。この機体のコンセプトを元に、ネオ・ジオンはドーベン・ウルフやクィン・マンサを開発している。
小説版『Ζガンダム』ではカミーユと意識が共鳴したロザミアが彼を庇い、攻撃してきたゲーツのバウンド・ドックと相打ちになっている。また、小説版『ガンダムΖΖ』ではアムロのシュツルム・ディアスによって撃墜されている。
登場作品と操縦者
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- プルツーが搭乗し、仲間にすると手に入る。その条件はエルピー・プルがプルツーに殺されて、そのプルツーを説得することで手に入ること。その代り、クィン・マンサは入手出来なくなる。原作の展開に近いのだが、ファンの間では不評だったのか、このパターンは以後のスパロボでは「タブー」にされた。
- 第3次スーパーロボット大戦
- プルツーを説得して味方にした際、そのシナリオのみ使用できる。その後はシナリオ分岐でフォウ機、バイオロイド兵機と続け様に登場。MS形態の目が不気味。リフレクタービットは装備しておらず、ただ堅いだけの敵。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- MS、MA両形態共に登場する(ただしルート分岐が原因で、どちらか一方としか戦えない)。両者ともロザミアが搭乗するが、リフレクタービットの命中率が高く、苦戦必死。なおロボット大図鑑に「登場作品はZガンダム」とあるが、MA形態はZZにしか登場していないので、厳密には間違い。
- スーパーロボット大戦F完結編
- MA形態にロザミアが搭乗する。MS形態にティターンズ強化兵が搭乗し、複数登場する。性能は高く、スーパーロボットでは辛い。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- シーン5シナリオ「刻の涙」にMS形態のみが登場する。パイロットはロザミア。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- MS形態のみ登場する。シーン5シナリオ「宇宙の道標」で、強化兵が乗る。リフレクタービットの攻撃力が高い。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 登場しないが、没データに存在している。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- シナリオ「ジオンの幻像」にてプルツーがMS形態にて出撃。耐久力はクィン・マンサやα・アジールなどを上回る。同シナリオでロンド・ベルに破壊されるが、その後ジュピトリアンが量産し強化兵の乗るMA形態が2機出現。なお、一応レフレクタービットもファンネルと同じくニュータイプ(強化人間)技能で射程が増す設定になっている。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- スーパーロボット大戦α外伝
- シナリオ「愚者の祭典」でプルツーがMS形態に搭乗する。何の因果か、場所は連邦政府議事堂のあるダカールであり、前作でカミーユがサイコガンダムに乗っていたフォウを救出した場所であった。「決戦!Xポイント」ではMA形態にロザミアが搭乗する。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- ロザミアは乗らず、ネオ・ジオンの戦力として2機登場が前座扱い。他にクィン・マンサとα・アジールとモンスターモビルスーツが次々と登場する。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- 終盤に量産されて登場。HP60000、命中率が高い難敵…が、これでも前座。
- スーパーロボット大戦R
- ルート次第ではMS形態にプルツーが乗ってくる。プルツーはこのとき説得可能だが、仲間にしてもイベントにより破壊される。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 終盤、シャア・アズナブル指揮するネオ・ジオン軍でわんさか出てくる。
射程が長い上に火力も高く、運動性をフル改造しアムロが乗ったνガンダムでもハロ無しでは命中率が0%に出来ない凄まじい命中率を誇り、おまけにHPも高いため、スーパーロボットではとうてい正面切って戦えない。
関連作品
- ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦
- ザコ敵。名称表記は「サイコガンダム」。ゲーム中の敵最大級の大きさでありながら、何故かボスではない上に逃げられない。HPだけ高いが攻撃力は低く弱い。なおMk-Iは未登場。
装備・機能
武装・必殺武器
- サイコミュ式ビームソード
- 腕部に内蔵されたビームソードをワイヤーで飛ばす。原作ではワイヤー機能によるソードは使わなかった。主にソードとして使用。ワイヤー機能はΖΖガンダムを捕まえる際に使用。
- 拡散メガ粒子砲
- スパロボではよく「メガ拡散ビーム砲」と表記される。腹部に3門装備。
- メガ粒子砲
- 全身に20基内蔵。サイコガンダムに比べ、数が増加している。
- 頭部メガ粒子砲
- 額部に2門内蔵。
- 指部ビーム砲
- 指に内蔵されたビーム砲。
- リフレクタービット
- それ自体に攻撃力はないが、ビットから磁気フィールドが発生し、サイコガンダムMk-II本体から射出したビームを磁気フィールドにより反射させることで、敵の死角を狙う特殊兵器。重力下でも使用可能。作品によってはレフレクタービットと表記されていることがある。
- シールド
- 本機専用の防御兵装。かなりの大きさであり、モビルフォートレス形態時は分割して装備される。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- L
対決・名場面
- 対Ζガンダム
- いるはずのない兄の姿を求め、錯乱状態で戦闘するロザミアに、Ζガンダムのパイロットであるカミーユは説得を試みるが、反って彼女を苦しませる結果に。アーガマの危機を救うため、カミーユは仕方なくコクピットにビームを直撃させる。ロザミアは「見つけた、お兄ちゃん!」と叫び、宇宙へと投げ出されて死亡した。
- 対ΖΖガンダム
- プルツーが乗り込むが、ロザミアの癖が残っており、彼女を不愉快な気分にさせた。長時間の戦闘の末、ΖΖガンダムが戦闘限界時間を超えて機能不全となり、撃墜されそうになったところをプルのキュベレイが庇う。彼女はプルツーが自分の分身であると理解し、「私よ、死ねーっ!!」と叫ぶと自らのニュータイプ能力でサイコガンダムのリフレクタービットを使って攻撃し、プルは死亡。だが、多大なダメージを受けつつ、なおも立ち上がるサイコガンダムにジュドーの怒りが爆発し、機能不全のΖΖガンダムが起動。巨大化したビームサーベルでサイコガンダムは撃破される。そして、脱出したコクピットブロックを追撃してきたΖΖガンダムに抵抗するが、その攻撃は全く通用しない。直後、ΖΖガンダムのビームサーベルがコクピットハッチを切り裂いた時、ジュドーの目に飛び込んできたのは、コクピットに座っているプルと瓜二つのプルツーであった。そのショックによりジュドーは戦意を喪失し、ΖΖガンダムは海中へと落下していった……
関連機体
- サイコガンダム
- 開発のベースとなった機体。
- ドーベン・ウルフ
- 武装などサイコガンダムMk-IIを参考にしており、小型量産型とも言うべき機体。
- クィン・マンサ
- 開発にサイコガンダムMk-IIのデータが使われている。
商品情報
資料リンク
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