シャイニングガンダム

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シャイニングガンダム
外国語表記 Shining Gundam[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦G
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 モビルファイター
生産形態 ワンオフ機
型式番号 GF13-017NJ
頭頂高 16.2 m
本体重量 6.8 t
動力 熱核融合炉
装甲材質 ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材
レアメタルハイブリッド多層材
バトルポイント

※( )はバトルモード時

19.91
速さ
18.86(27.86)
攻撃力
22.18(33.04)
守備力
18.31(14.02)
索敵能力
10.17(11.06)
適応能力
19.11(14.11)
総計
117.54(120.00)
開発者 ミカムラ博士
所属 ネオジャパン
ガンダムファイター ドモン・カッシュ
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シャイニングガンダムは『機動武闘伝Gガンダム』の登場メカであり、前半の主役機。

概要[編集 | ソースを編集]

第13回大会ガンダムファイトにおけるネオジャパンのモビルファイター主人公ドモン・カッシュの乗機。

デザインは鎧武者をモチーフとしている。 もう一つのモチーフが歌舞伎で、モードチェンジ時のカバー展開したフェイス等に意匠が取り入れられている。

機体概要[編集 | ソースを編集]

パイロットであるドモンの闘法に合わせ、機動性を重視している。固定武装は少なく、主な攻撃手段は流派東方不敗の技。人間の気功をマシンで再現するために、胸部には擬似的な「気」を発するエネルギーマルチプライヤーが設置されている。

機体背面に「コアランダー」というコクピット兼脱出装置となるメカが合体することで起動する。単体の性能としてはタイヤのないホバリング車輌(いわゆるエアカーのようなもの)で、ドモンは移動手段として平時からこれを活用している。また合体時にはバックパックとして機体の主推進装置となる。コアランダーはモビルファイターの標準装備というわけではないが、他国のモビルファイターにもいくつか装備している機体は存在する。

非戦闘時には「ブッド・キャリアー」と呼ばれる卵型の装置に格納され、メンテナンスされている。ドモンの「出ろ、ガンダム!」の掛け声に反応してどこからともなくキャリアーが飛来してくるのがお約束。

バトルモード[編集 | ソースを編集]

フェイスマスクとアームプロテクターを展開した形態。装甲が展開されることで守備力は下がるが排熱効率が上がり、高出力の必殺技・シャイニングフィンガーが使用可能になる。

スーパーモード[編集 | ソースを編集]

機体の構成材であるガンダリウム合金がパイロットの感情の昂ぶりに反応することで、機体出力が向上するスーパーモードになる。機体各部の装甲がバトルモードからさらに展開され、冷却効率を上げると共に、内蔵されていたブースターが使用可能になり、高い機動性や攻撃力を発揮する。

攻撃力は上昇するが、出力が上がるぶん細かい機体制御を行いにくくなり、パイロットも疲労しやすい。また、物語当初は怒りの感情によってスーパーモードを発動させていたために、怒りで我を忘れた攻撃は大振りで単調なものになりがちで、東方不敗マスター・アジアのような達人からは「動きが見え見えで隙だらけ」と一蹴されている。

後にシュバルツ・ブルーダーとの特訓を経て、ドモンは感情を昂ぶらせながらも冷静さを失わない明鏡止水の境地に至り、上述の弱点を克服。東方不敗やデビルガンダムを逆に圧倒する実力を見せた。

劇中での活躍[編集 | ソースを編集]

第13回ガンダムファイトにおけるドモンの愛機として、後のシャッフル同盟の機体を繰るライバル達を始めとする数多のモビルファイターとサバイバルイレブン期間中の激戦を潜り抜ける。

ギアナ高地デビルガンダム戦で機体は限界を迎える。戦いを終え、ギアナ高地に届けられたゴッドガンダムレイン・ミカムラの遠隔操作により機体データを移植したことで全ての役目を終えた本機は、ギアナ高地で静かにドモン・カッシュを見守っている。また、後期オープニングでは破壊された本機が写るカットが挿入されている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

見た目はガンダムで一見リアル系のように見えるが、スーパー系に匹敵する必殺技を持つ、異彩を放つ機体。

初期の作品では、スーパー系に匹敵するHP装甲を持ち、さらに運動性も高め、という万能な能力を与えられていたが、近年の作品ではスーパー系・リアル系のどちらとも言えない平均的な装甲・運動性になっていることが多い。

序盤はドモンの乗機で、威力の高い「シャイニングフィンガー」とドモンの熱血の修得が早い事が多く、戦力の揃わない序盤ではボスキラーとして活躍することとなる。

また、『R』以前は単独飛行ができず、空中の敵には有効な攻撃手段がなかったためミノフスキークラフトの装備が必須であった。気力が規定値まで上昇するとスーパーモードとなり各能力が底上げされる。欠点は射程の短さと移動力が低いこと。

後半はドモンがゴッドガンダムに乗り換えるため、後述のようにライジングガンダムの代わりにレインが乗り込むことが多い。

ちなみに「必殺技使用時に専用BGMが流れる」というロボットアニメのお約束をスパロボシリーズで初めて取り入れた機体である。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦G
初登場作品。イベント後、常にスーパーモードの姿となる(実質的にノーマルモードからの乗り換え扱い)。また特定のマップでのみレインが乗る。
初登場であるためか性能的には作中でもかなり優遇されており、何故か分身を標準で備え、機体をフル改造することでIフィールドジェネレーターまで追加される。武装面でもシャイニングストライクが燃費・威力ともに強力。シャイニングフィンガーは燃費が悪く、使い勝手はそれほど良くないのでシャイニングストライクに絞って改造するのも手か。欠点は通常武器の射程が1しか無く、射程外攻撃でよく狙われるため突出させると攻略が非効率になる点である。
スーパーモードで追加されるシャイニングフィンガーソードは射程3だが移動後不可なので使いどころが難しい。またビームソードが失われるため、燃費にも気を遣う必要が出てくる。
スーパーロボット大戦F
スーパー系ルートでは第3話「特訓!大雪山おろし」で一時加入し、キエフルート第14話「グラン・ガラン救出」もしくは南米ルート第16話「デビルガンダム」で離脱する。リアル系は序盤の一時加入はなく、スーパー系・リアル系共に第26話「DCの陰謀」で正式加入する。第26話ではドモンの代わりにレインが搭乗するが、無改造かつ射撃系の彼女ではきついため、大人しく後ろに下がろう。
機体性能的には移動力が低くHP・装甲が高いジェガンといったところ。ドモンは命中値・回避値共にそこまで高いわけではないため、運動性にはきっちりと手を加えたい。また、空中の敵には自慢の格闘攻撃が一切届かないため、ミノフスキークラフトの装備は絶対条件、できればメガブースターかアポジモーターも装備したい。
シャイニングフィンガーは攻撃力と燃費のバランスがいいが、気力制限がかなり高い130なのが困りもの。普通に戦っているとシナリオ終盤に1回使うかどうかなので、イーノを早めにLv24にして激励を習得させるといい。また、シャイニングフィンガーを含む各格闘攻撃は全てという切り払い対象なので、ネームドパイロットやエリート兵に仕掛ける際はセーブを心掛けよう。
問題なのはゴッドガンダムへの改造引き継ぎであり、シャイニングストライク→マシンキャノン、シャイニングショット→ゴッドスラッシュタイフーン、シャイニングフィンガー→ゴッドスラッシュとかなり変則的になっている。改造可能なゴッドガンダムの武器で最も強力なのはタイフーンなので、シャイニング時代に多用するシャイニングストライク・シャイニングフィンガーの改造が無駄になり、逆にドモンの能力値に合わないシャイニングショットがタイフーンに引き継がれてしまう。気にせず改造してもいいが、資金を節約したいなら機体性能とシャイニングショットのみ改造するのも一つの手である。
スーパーロボット大戦F完結編
怒りのスーパーモード・真のスーパーモードになるイベントがあるが、いずれも特定のシナリオ限定でプレイヤーの任意では使えない。
途中でガタがきてゴッドガンダムに交代する。原作に比べれば穏やかなイベント。改造は引き継がれる。シャイニングフィンガーが切り払われなくなったが、基本的な性能が低いため戦闘で使うにはかなり苦しくなる。ゴッドガンダムが手に入るまでの辛抱の期間とも言える。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦IMPACT
前半はドモンが乗る。ライジングガンダムが登場しない為、後半はレインが乗ることになる。ドモンはゴッドガンダム登場後も乗り換えが可能。しかしマスターガンダムとの合体攻撃が強いため、そちらも仲間にした場合はおそらく倉庫番。
本作の仕様上、改造段階の差によりシャイニングフィンガーソードの攻撃力は単機でのゴッドガンダムを上回るが、明鏡止水技能が必要なためレインでは使用できない。
フル改造で比べるとゴッドガンダムよりも性能面では上回るため、マスターガンダムを仲間に出来なかった場合はフル改造を施したうえでドモンをこちらに乗せるのも手だが、ラブラブ天驚拳イベントを発生させずに自力でデビルガンダムを倒すと永久離脱してしまうので注意。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦A
前半、ドモンが乗っている。改造はゴッドガンダムに引き継がれる。格闘の射程が1-2となり、密着状態でなくてもまともな攻撃が可能となった。格闘と射撃武器のみ空中に攻撃できる。隠し要素の撃墜数稼ぎくらいはできるが戦力にするなら登場ステージのデビルガンダムを倒してミノフスキークラフトはぜひゲットしたい。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
MF共通の変更で格闘が空中に使えなくなったのでフライトモジュールの装備は必須。幸い、強化パーツの持ち主が変わったので今回は必ず入手できる。戦闘アニメは新規作り起こし。
スーパーロボット大戦R
原作終了後の参戦だが、ゴッドガンダムがオーバーホール中という事で前半ではドモンが乗っている。本作より単独での飛行が可能となり、移動及び空中の敵への攻撃が容易になった。しかし、:Bなので空中戦の際は注意。ライジングガンダムが登場しない為、後半レインが乗ることになる。改造はゴッドガンダムに引き継がれる。この頃になると初期と比べて射程の短さが大分改善されてきた感がある。
スーパーロボット大戦J
R』に引き続いて飛べるが空適性Bなのは変わらず。しかしGガンダム系は「スーパー系の運動性にリアル系の装甲」などと度々揶揄されるように、癖が強く、全般的に不遇とされる本作だが、本機は特に弱体化が酷い。火力が物足りない、足が遅い、スーパーモードの能力上昇値がいまひとつ、ゴッドガンダムへの乗り換えが遅い、シャイニングショットがオミットされた事で射程にも難を抱えると踏んだり蹴ったり。
それでも他のGガンダム系と異なり前半から必殺技が使える分、ボス戦でも活躍はできる。Gガンダム系ユニットはパイロットへの依存度合が高く、ユニット側以上にパイロット養成が重要になっている。格闘値と技量値はトップクラスなので武器のクリティカル補正の高さを活かすと思いのほか安定して高い攻撃力を発揮する。防御面も地形適応補正の強化パーツ、信頼補正や底力、援護を視野に入れれば意外とどうにかなる。他のユニットと比較して扱い難いことに変わりはないが。
明鏡止水習得後、ドモンのカットインは怒りのスーパーモードのままだが、直後にゴッドガンダムに乗り換えるのでほとんどおまけ要素。

単独作品[編集 | ソースを編集]

新スーパーロボット大戦
今回はドモンのみが乗る。ドモンの能力も相まってそこそこの強さを持っているのだが、必殺技のシャイニングフィンガーが遠距離攻撃になっているため、ドモンの近距離能力が活かされないのが痛い。ただしゴッドガンダム交換時にマップ兵器が追加されるので、8段階まで改造するのは有効。
改造はゴッドガンダムに引き継がれるが、シャイニングショットだけはどの武器にも引き継がれず、またエネルギーも底上げされて255になるのでどちらも改造しないのが吉。というよりシャイニングフィンガーさえ改造してミノフスキークラフトとチップ系パーツを装備させれば、あとは無改造でもゴッド登場まで十分通用する。
なおスーパーモードは、特定のイベント中に2回登場するのみ。マジンパワーの様に任意で発動できればシャイニングフィンガーソードで近距離能力を活かす事もできたのだが……。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトルに登場。こちらではノーマル・スーパー両モードを選択可能。
スーパーロボット大戦リンクバトラー
シャイニングフィンガーをスーパーモードになれば無消費で使える。ゴッドガンダムが手に入ってからもコストの関係などでシャイニングを使い続けた人もいるかもしれない。というか本作ではゴッドガンダムより本機の方が優遇されている。
スーパーロボット大戦64
F』の頃と比べてかなりパワーアップ。本機の段階で、『F完結編』のゴッドガンダムにも匹敵する機体性能を得た。加入時からスーパーモードになれるのも大きい。空を飛べない、射程が短いという弱点は相変わらず残っているが。
スーパーロボット大戦X-Ω
2016年5月のイベント「三位一体! 交えろ、その拳!」にてスーパーモード版が実装。SSRアタッカー。後に通常状態のSR・SSRファイターが追加。
同年11月開催のイベント「轟き叫べ! 愛の名を!」では報酬ユニットとしてレイン搭乗版が登場(SSRディフェンダー)。
なお、本作ではまたも飛行不可能。

関連作品[編集 | ソースを編集]

リアルロボッツファイナルアタック
プレイアブル機体。ビームソードの斬撃を飛ばすことができることもあって、撃ち合いができる程の射撃装備はある。地上での機動力も高く、積極的に性能の高い格闘攻撃を狙っていける。とにかくシャイニングフィンガーによる一撃火力が光り、必殺技版は無限に追尾する特徴もある。
ちなみに、必殺技4枠のうち2枠を何故か第1話の煙幕弾が占有している。
スーパーヒーロー作戦
ドモンの戦闘時における姿。スーパーモードはイベントで2回登場するのみ。後半、ゴッドガンダムに乗り替える。
スーパーロボットスピリッツ
ドモンの乗機。接近戦特化のインファイターで、パワーとスピードを兼ね備えた格闘技で相手ロボットを圧倒するファイトスタイルを持ち味としている。一方で遠距離では射程が短いシャイニングショットかシャイニングフィンガーくらいしか対抗手段がない。シャイニングショットは出が速いのでけん制目的ならば使える。超必殺技「シャイニングフィンガーソード」は数ある超必殺技の中でも特に出が速く、扱いやすい。地味にバルカンも使用可能。2Pカラーはライジングガンダム風、隠しカラーで明鏡止水に目覚めた金色カラーを選択できる。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

格闘(シャイニングストライク)
モビルファイターの基本攻撃。
』ではモビルファイター相手だと当てる様がカットインとして入る。そのバリエーションは様々。初期の作品だと「シャイニングストライク」という名称で実装されていた。

武装[編集 | ソースを編集]

バルカン砲
頭部に2門設置された牽制用の射撃兵装。劇中での使用頻度は高い。
内蔵武器は脳波制御のため思考するだけで使えるのだが、ドモンは「バァルカン!!」と叫んで使用することもあった。
マシンキャノン
胸部上肩側に2門設置された機関砲。
シャイニングショット
両腕のアームプロテクター内部に装備されたビームガン。劇中で使用されたことは少ない。
SRWにおいては射程があるP武器であり、空中の敵にも攻撃可能で扱いやすい性能であるため、進撃戦で使う機会が多い。また、射撃属性のためレイン搭乗時の雑魚戦はこれに頼ることになるだろう。
Jでは非採用。
ビームソード
大小2本(太刀と脇差のイメージ)を左腰にマウントしている。マウントしているホルダーは着脱が可能。因みにオープニングではビーム刃に「G GUNDAM」と刻まれている。
IMPACT』ではシャイニングストライク非採用の代わりか、敵にパンチの連打を叩き込み、最後にビームソードを一閃という演出になっている。
煙幕弾
缶状の煙幕弾。第1話において、射撃武器を主体に戦うネロスガンダムから身を隠す際に一度だけ使用された。
SRW未実装だが、『リアルロボッツファイナルアタック』にて「スモークボム」名義で必殺技として採用されており、煙幕にも拘らずダメージを与えることが可能(爆炎の色が真っ黒いだけで他ロボットの手榴弾系の必殺技と同様になっている)。

必殺技[編集 | ソースを編集]

シャイニングフィンガー
シャイニングガンダムの必殺技。バトルモード以上で解禁される。
指の股の関節から液体金属を噴出させて拳を覆い、掴んだ相手を液体金属から発するエネルギーで粉砕する。緑色に輝くが、ドモン自身は(ミケロ・チャリオットの「銀色の脚」との対比の意味も込めて)「黄金の指」と評した。
局部の破壊に特化しているため、ガンダムファイト国際条約第一条「頭部を破壊されたものは失格となる」、第二条「コックピットを攻撃してはならない」の両方を遵守しやすい。
ガンダムシリーズでは珍しい「主題歌で歌われている必殺技」でもある…が、スパロボではシャイニングフィンガーを使うと「燃え上がれ闘志~忌まわしき宿命を越えて」が流れる事が多い
放出したエネルギーで遠距離攻撃することも可能で、『新』ではこちらのバージョンが採用されている。
設定上は流派東方不敗の技の一つ[2][3]であり、当機能はその技を機械技術で擬似的に再現したもの。機械による再現であるためか、SRWにおいては流派東方不敗を学んでいないレインが搭乗した場合でも使える。
劇中ではバトルモードで撃っていることが多いが、SRWでは使用時のシャイニングの姿がスーパーモードになっていることが多い。
シャイニングフィンガーソード
スーパーモード時に使用可能な必殺技で、シャイニングフィンガーのエネルギーをビームソードに注ぎ込んで相手を切り裂く。使用時に「シャイニングフィンガーソード」と叫んだのは実は第6話の初使用時のみで、その後は「シャイニングフィンガー」としか叫んでいない。
超級覇王電影弾
機体全体を気のエネルギーで覆って巨大な気弾と化し、そのまま突撃して広範囲の敵を討つ技。気弾の先端にパイロットの顔が出ているのが特徴的。
原作ではクーロンガンダムとの合体技。機体固有の機能ではなく、あくまで流派東方不敗の技なので、シャイニングガンダム単体でも使用可能と思われる。
SRWでは『第2次G』や『F』のイベントで使用。ゴッドガンダムの技のイメージが強いが、初出はこちらである。

合体攻撃[編集 | ソースを編集]

ダブルシャイニングフィンガー / ラブラブゴッドフィンガー(『R』)
レイン・ミカムラ搭乗の本機と、ドモン・カッシュゴッドガンダムとの合体攻撃
石破ラブラブ天驚拳
ドモンのゴッドガンダムと、レインの愛の合体攻撃。SRWではライジングガンダムとの合体攻撃として採用されることが多いが、同機が登場しない場合、レインが乗ったシャイニングガンダムが代役となる。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

剣装備、銃装備
切り払い撃ち落としを発動する。
スーパーモード(特殊能力)
イベントか、気力130以上で発動する。必殺技が解禁され、一部の作品では機体性能も上がる。
怒りのスーパーモードと明鏡止水の境地による真のスーパーモードがある。作品によっては機体側でなくパイロットの特殊技能としてドモンが所持していることもある。
分身
第2次G』のみ。恐らくはギアナ高地で明鏡止水に至った直後のマスター戦で見せた瞬間移動染みた高速機動の再現か、ゴッドガンダムの「分身殺法ゴッドシャドー」のシャイニング版[4]

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

『A』までの作品と『X-Ω』では飛行不可能。
(『R』『J』)
飛行可能な作品でも空適性自体は低め。

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

Iフィールドジェネレーター(ビーム攻撃を無効化する)
第2次G』。
全武器を切り払い無効にする
A PORTABLE』。主力武器がどうしても切り払い対象の格闘武器になる本機にとって、切り払いで無効にされる可能性を取っ払えるのは非常に有用なボーナス。後継機のゴッドガンダムも同じボーナスを持つ。

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「FLYING IN THE SKY」
前期オープニングテーマ。
「燃え上がれ闘志~忌まわしき宿命を越えて」
決め技「シャイニングフィンガー」での選曲。
「最強の証~キング・オブ・ハート」
次回予告やドモンが相手との対峙の際の選曲。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

G(ガンダム)ファイト開始! 地球に落ちたガンダム
ネロスガンダムとの第13回ガンダムファイト最初のバトル。シャイニングフィンガーで頭部を破壊したことで、ガンダムファイトのルール「頭部を破壊されたガンダムは失格になる」を印象付けた。
闘えドモン! 地球がリングだ
ドモンの実力を疑問視したネオジャパンのガンダムファイト委員長カラトは、幻覚装置を使ってファントマ(SRW未登場)をデビルガンダムに見せかけて、ドモンにけしかける。キョウジへの怒りと憎しみを呼び起こされたドモンはシャイニングガンダムのスーパーモードを起動させ、シャイニングフィンガーソードでファントマを撃破した。
マスターガンダム
新宿とギアナ高地での対決。新宿では、レイン同乗によるシャイニングフィンガーやマスター・アジアが知らないスーパーモードで窮地を脱するが、ギアナ高地での戦いでは、フィンガー対決に敗れた上、マスター・アジアの挑発に乗って、怒りのスーパーモードに振り回されてしまう。シュバルツの身を挺した助けにより、落ち着きを取り戻したドモンは、明鏡止水に目覚め、真のスーパーモードを発動。マスターガンダムを圧倒・勝利する。
宿命の闘い! ドモン対デビルガンダム
新宿での戦闘では敵わなかったが、ギアナ高地での戦闘では、ドモンが明鏡止水を会得したことで形勢逆転し、シャイニングフィンガーでデビルガンダムに勝利する。
受け継がれる魂
マスターはまだ倒れておらず、デビルガンダム撃破後に再び対決。お互い最後の力を振り絞るが、フィンガー対決で本機はエネルギーをほぼ使い果たしてしまう。脱出したドモンを襲うディスタントクラッシャー。その一撃を身を挺して守ったのは無人となったシャイニングであった。新たなガンダムの元へ彼を進ませるために…。

スパロボシリーズの対決・名場面[編集 | ソースを編集]

ウイングガンダム
』第8話「ガンダムファイト」にて、ストーカーのファイトコールで開始。しかし、両者決着つかず。
なお、ヒイロはあろうことかバスターライフルを撃ってくるが、これは回避したため事なきを得た。

関連機体[編集 | ソースを編集]

強化型・バリエーション機[編集 | ソースを編集]

ライジングガンダム
シャイニングガンダムのプロトタイプ。共通している部品が多い(後述)。
シェイディングガンダム(SRW未登場)
漫画『超級!機動武闘伝Gガンダム』に登場。
シャイニングガンダムの予備パーツを利用して作られており、外見はそのまま「黒いシャイニングガンダム」。TV版でのファントマに代わってドモンのテスト相手となった機体だが、こちらはドモンを負かせてシャイニングにすり替わるつもりであった。

関連機[編集 | ソースを編集]

ゴッドガンダム
後継機。シャイニングの機体データが移植されている。
前述の通り、『超級!』ではこの機体を模倣してシャイニングが開発されている。
デビルガンダム
同じネオジャパン製MF。頭部、胴体部の形状が酷似している。部品の共有が可能。

他作品の関連機体[編集 | ソースを編集]

ターンX
シャイニングフィンガー(溶断破砕マニピュレーター)を装備している。
当然ながらターンXは流派東方不敗とは関係なく、仕組みもシャイニングのものとは異なる。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 放送当時、ロボットアニメにおける主役メカの交代は既に定番となっていたが、本機は珍しく「他のパイロットに払い下げられず、本編から完全に退場した1号ロボ」である。しかし、前述の通り後期オープニングでは腹を串刺しにされ機能停止した状態で、本機が登場し続けていた。
  • 『Gガンダム』放送開始前のアニメ雑誌では「ライジング・ガンダム(仮)[5][6]と紹介されていた。ライジングの名前は後に、プロトタイプであるライジングガンダムに採用された。
  • ゲーム『SDガンダムGジェネレーション』シリーズでは何故かシャイニングフィンガーやゴッドフィンガー等、フィンガー技に特殊台詞が多数用意されていることが多く、様々な歴代ガンダムキャラの叫ぶフィンガーを聞くことが出来る。各々(迷)台詞変にアレンジしたもあるし技名を勝手に変えもいる。近年は何故か流派を継承してたり語り継いでいたりも。
  • 型式番号(登録番号)のGF13-017NJは「第13回大会参加(GF13)、前回17位(017)、ネオジャパン所属(NJ)」を表したものだが、前大会で、ネオジャパン代表のウルベ・イシカワは「決勝大会まで辿り着き、最後の一戦を迎えた」と語っており、そこでマスター・アジアに敗れている。この「最後の一戦」が決勝戦であるなら彼は準優勝となるはずだが、それでは設定と矛盾してしまう。「ウルベにとっての(12回大会での)最後の一戦」と解釈すれば、最終順位が17位だったとしても不自然ではない。
  • シャイニング、ゴッド両者ガンダムの設定が変更されている漫画『超級!機動武闘伝Gガンダム』では最後の演出が別物となっており、超スーパーモード(明鏡止水の境地)による負担に耐えられなくなりエネルギーも尽きて動けなくなったはずのシャイニングガンダムがゴッドガンダムの下へ向かうドモンを東方不敗マスターガンダムからかばい更に反撃のシャイニングフィンガーを行うが、ダークネスフィンガー最大出力を頭部に撃ち込まれて完全に大破するという形となっている。この状態でもゴッドガンダムに乗り換えたドモンがマスターガンダムを破壊し、飛び立った直後に再起動し正座して見送るという現象が起きている。
    • この作品ではゴッドガンダムを模倣してミカムラ博士が開発した機体となっており、ハイパーモードの完全なコピーこそ出来なかったが、本職のファイターではないレインが搭乗しても十分に性能を発揮することが可能な繊細できめ細やかなプログラムと戦闘以外でも機能を果たす事のできる手・腕・指の動きに関してはゴッドガンダムよりも上となっている。またこの優秀な機能をライゾウ博士は自分より上だと認識しており、その息子キョウジのコピーであるシュバルツ・ブルーダーから聞かされた事がこの作品でのミカムラ博士の改心に繋がっている。
  • 小説版Gガンダムにはゴッドガンダムが登場しないため、最後までシャイニングガンダムを使用する。
  • 歴代主役級ガンダムタイプの定番装備である「サーベル、バルカン、ライフル、シールド」のうち銃器と盾は本機や後継機には非採用となっている。
    • 一方でガンプラを題材にした『ガンダムビルドダイバーズ』(SRW未参戦)の外伝作品『ガンダムビルドダイバーズブレイク』(SRW未参戦)に登場するシャイニングガンダムを元にした改造ガンプラ「ガンダムシャイニングブレイク」(SRW未参戦)は、通常のMSと同様にライフルとシールドを装備し、可変機構も追加されている。
  • 漫画作品『機動戦士ガンダムALIVE』(SRW未参戦)では大仏像の中から姿を現すという衝撃の登場を果たした。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. モビルファイター紹介、機動武闘伝Gガンダム、2022年2月10日閲覧。
  2. ときた洸一氏の漫画版では、諸々準備期間不足の状態で始まったためか、初回では「ドモン拳」という仮称が用いられていた(2024年4月7日のときた洸一氏のポストより)。
  3. 小説版ではドモンによる生身での使用シーンが描かれており、指を通して相手の頭に気を流し込む技となっている。
  4. 分身はゴッドガンダム固有の能力ではなく流派東方不敗による技術(マスターガンダムも同様の分身技を持つ)であるため、シャイニングガンダムが使えても不自然ではない。
  5. 徳間書店『アニメージュ 1994年4月号』46頁。
  6. 徳間書店『月刊ニュータイプ 1994年4月号』23頁。

商品情報[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]