ベルナルド・モンシア
ベルナルド・モンシア | |
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外国語表記 | Bernard Monsha[1] |
登場作品 | |
声優 | 茶風林 |
デザイン | 川元利浩 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 28歳 |
所属組織 | 地球連邦軍 → 地球連邦軍 / ティターンズ |
所属部隊 | 不死身の第4小隊 → アルビオン隊 |
軍階級 | 中尉 |
ベルナルド・モンシアは『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』の登場人物。
概要
不死身の第4小隊の一員。
作中においてはGP02追撃の任を受けたアルビオン隊の所属となる。流石に一年戦争を生き抜いたベテランパイロットだけあって腕前はしっかりしたものがある。
ただし、性格が傲慢かつ尊大でスペースノイドを「宇宙人」と呼び、敵の捕虜に対して腹いせに暴行を加えるなど素行面に問題がある。このあたりの事情が問題視されたのか、サウス・バニング戦死後の部隊指揮官は同じ階級のアルファ・A・ベイトが担当することとなる。
また、マリーという恋人持ちであるにも関わらず女癖が悪く、美人と見ればすぐに手を出したがる。ガンダム試作1号機と一目惚れしたニナ・パープルトンの事で、コウ・ウラキとはいがみ合いが絶えなかったが、後半は一応認めるようになった。デラーズ紛争後はティターンズに所属となる。
登場作品と役柄
原作のような素行面、性格面の悪さはあまり見られず。面倒見の良いところを感じさせるあたりはコミックボンボン版に近いかもしれない。
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。トリントン基地のパイロットとしてネモに乗り込む。残念ながらルート限定での登場かつスポット参戦。
- PS版でも扱いは同じだが、しっかり音声収録が行われている。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α(DC)
- 既に音声が収録されているためか、ベイトやアデルをさしおいてバニングとともに登場。ガンダム強奪の時点でトリントン基地所属となっており、今回から正式に自軍パイロットとしてジム・カスタムと共に加入する。
- 忍に「ヒゲオヤジ」と罵倒されたり、シュラク隊に相手にされなかった怒りの矛先をウッソに向けたりと情けない場面も目立つ一方で、時折鋭い一言を発する場面もあったりとオイシイ立ち位置で描かれている。
- 能力は特に光るものも無く、精神も半端で空適応B。さらに2回行動可能レベルがスーパー系並みに遅いという欠点もあるため、一軍に残り続けるのは厳しいところ。また、『0083』組の信頼補正グループから一人だけ除かれているのも悲しい。性格が超強気なのは良い。
- スーパーロボット大戦α外伝
- バストアップが書き直され、『α』から一転、格闘もイケるようになった。他の能力や精神コマンドも見直されたため使いやすくなったが、相変わらず『0083』組の信頼補正グループからは除かれたままなのが悲しい。
- 極東支部ルート5話にてイルムの策に従い敵として登場するがすぐに自軍に翻り、未来では∀ルート突入直後に復帰と早く、その際に合流していたコウや洸らを率いていたり、ソシエやメシェーの訓練を受け持つなど面倒見のいい一面を見せている。
- 原作とは異なりティターンズに反感を持っている。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 調子の戻ったアイビスに「中尉の腕じゃ敵機は撃墜できても女の子は落とせない」と揶揄されたり、アラドとの模擬戦ではついに念願のガンダムに乗り込んだり(そしてヤザンに奪われたり)と、今回も個性的な活躍?をする。
- カットインの追加に台詞の新規収録、さらには何故か中断メッセージにも一人だけで登場していたりと妙な優遇を受けているが、パイロットとしての能力は平凡。幸運・脱力と覚えるので小隊員としては優秀ではあるが。性格が強気と下がって居る。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 基本的には『第2次α』と同じで、相変わらず幸運・脱力と覚えるので小隊員としては優秀。
- 「コーディネイターなんだからこうでねいとな」とのオヤジギャグを飛ばしたり、引き続き一人だけ中断メッセージに出ていたりといった変な所での優遇も健在。
パイロットステータス
精神コマンド
特殊技能
- 第3次(PS版)
- シールド防御L4、切り払いL4
- α
- シールド防御L9、切り払いL5
- α外伝
- 援護L2、シールド防御L4、切り払いL2
- 第2次α、第3次α
- 援護攻撃L2、援護防御L2、シールド防御L4
小隊長能力
パイロットBGM
人間関係
- サウス・バニング
- 隊長。尊大な性格であるモンシアが敬愛する数少ない人物で、彼の死に号泣していた事からも強い信頼関係があった事が察せられる。バニングの方もモンシアの問題行動に悩まされつつも信頼していた。
- アルファ・A・ベイト
- 同僚。モーラと張り合ったりと共に問題行動を起こす事もしばしば。
- チャップ・アデル
- 同僚。ベイトとは違って真面目であるので、無茶苦茶な行動に呆れたり、抑え役になったりしている。
- コウ・ウラキ
- 後輩。前述の理由でとにかくコウに対し、何かにつけ突っかかって嫌味を言うが、最終的には認めるところもあった。
- コミックボンボン版ではコウに対して時には厳しい態度を取りつつもその成長を見守る良き先輩として描かれ、最後はコウを庇って戦死した。
- チャック・キース
- 後輩。コウ同様にヒヨッコ扱いをしているが、宇宙戦の指導もしていたりする。
- ニナ・パープルトン
- 彼女に一目惚れし、常に「ニナさん」と呼ぶ。結果的にはこれがコウとの対決に繋がる事に。
- モーラ・バシット
- 彼女の部下にも手を出した事や、ニナに対するアプローチを邪魔されて邪険に扱われている為に仲が悪い。
- シーマ・ガラハウ
- コミックボンボン版では彼女との戦闘で戦死する。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- ビルギット・ピリヨ
- 『α(DC)』では嘗て部下だった設定。流石にビルギットもモンシアの性格を苦手としてたようである。
- ウッソ・エヴィン
- 『α(DC)』では模擬戦で負けたのを根に持ち、彼のモビルスーツに搭載されてるハロのせいにして執念深く再戦を申し込むが、直後にシーマ部隊からの襲撃を受けた際には宙間戦闘に不慣れな彼やキースを逃がす為、囮役になる男気も見せている。
- シュラク隊(ジュンコ・ジェンコ、ヘレン・ジャクソン、マヘリア・メリル、ケイト・ブッシュ、ペギー・リー、コニー・フランシス)
- 『α(DC)』の分岐ルートで共闘。シュラク隊が女ばかりの部隊と言う事で喜んでいたが、モンシアの女好き振りは早々にバレてしまい、彼女らに呆れられる事に。
- カルルマン・ドゥカートゥス
- 『α(DC)』にて、カルルマンの面倒をたまに見ていたらしい。
- バスク・オム
- 『α外伝』ではバニングを人質にとり、配下につかせる。モンシアから激しく嫌悪されており[2]、「タコハゲ」と罵倒される。
正暦作品
- ロラン・セアック
- 『α外伝』では、マウンテンサイクルに埋まったフラットを発掘するシーンから遭遇するなど縁が深い。また、ローラ・ローラとしての姿を見た時には、あまりの美人ぶりに気を取られたりもしている。
- ソシエ・ハイム、メシェー・クン
- 『α外伝』では、彼らにMSのパイロットとしての戦闘技術を教育するが、コンピュータを知らなかったり、要求してくる水準の高さに思いのほか苦戦していた。
- グエン・サード・ラインフォード
- 『α外伝』では、彼の頼みによりムーンレィスが主催するパーティに招待される。モンシア自身は「パーティ自体は嫌いではないが、上流階級の人間に求められるマナーのような堅苦しいものは大嫌い」とぼやいていた。
その他ガンダムシリーズ
- ゼクス・マーキス、ルクレツィア・ノイン
- 『α(DC)』ではキースやウッソとの模擬戦中にシーマ隊に遭遇した際、ジオン部隊の追撃中である彼らと共闘する。
- アサギ・コードウェル、マユラ・ラバッツ、ジュリ・ウー・ニェン
- 『第3次α』では彼女達に後述のオヤジギャグを呆れられる。
リアル系
- マクシミリアン・ジーナス、ミリア・ファリーナ
- 『α(DC)』ではマックスからの唐突な結婚報告にスレッガー&フォッカー共々面喰らい、更にその後紹介されたミリアの美貌を目の当たりにして(だ、大金星じゃねえか…)と驚愕する。
スーパー系
- 藤原忍
- 『α(DC)』では共にトリントン基地所属だが、作中ではやっぱり二人の性格上仲が悪く、初っぱなから忍にヒゲオヤジだのヒゲのオッサンだのと暴言を吐かれ、喧嘩していたが最終的には収まった。
- 結城沙羅
- 『α(DC)』序盤でジャブロールートを選択した場合は、アーガマ隊の救援へと駆け付けた際に彼女とシャピロの裏切り行為の件を持ち出して厭味を漏らした挙句、「今度裏切りやがったら後ろから撃つぜ」と吐き棄てる憎まれ役を担うが、これに激昂した忍から「ヒゲオヤジ」と罵倒される事に。
- ツワブキ・サンシロー
- 『第3次α』終盤でコウが喧嘩別れになってしまったニナへのメールを送っているのにサンシローが一方的に突っかかっているのを見て、さすがに引いていた。
バンプレストオリジナル
- アラド・バランガ
- 『第2次α』では新米の彼に宇宙戦のレクチャーをしている。
- アイビス・ダグラス
- 『第2次α』では「敵機は撃墜できても女の子は落とせない」と揶揄される。彼女の普段の服装(おへそ丸出し)が「目の保養になってる」とのたまって睨まれる事も…。
- ツグミ・タカクラ
- アイビスの「恋愛の手ほどき相手」に立候補するも、保護者(?)である彼女からダメ出しを喰らい、激昂。
- エルマ
- 『第3次α』ではモンシアのセクハラ疑惑について検索を行い、彼を大いに狼狽させた。モンシア曰く「エル吉」。
名台詞
- 「その性格もいい! キミはボクの理想の女性だ…」
- 第3話でニナに出会って一目ぼれした際の台詞。しかし、モーラに邪魔される羽目に。
- 「今そこで殺られたって聞いたんで、地下の霊安室を探しちまいましたよ」
- 第3話より。前話の戦闘で負傷したバニングと医務室で再会した際のブラックジョーク。こんなジョークが言える辺り、二人の信頼関係が窺える。
- ……が、後にこれが現実になる事を、バニングとモンシア自身は想像も付かなかっただろう。
- 「ほ!ニナさん…。おお~っと!サブカメラは、と…おほ~っ!」
- 第4話。アルビオンのカタパルトから射出前にブリッジにいたニナのお尻をサブカメラで眺めていた際の台詞。しかし、直後に通信でモーラがニナに警告。シナプスも盗撮に激怒したのか、「射出しろッ!」と命令。横のサブモニターを見ていたモンシアは首に激しい負担が掛かる格好で飛ばされてしまった。
- モビルスーツで盗撮紛いは流石に不謹慎な行動だが、戦場で人知れず自分だけ死ぬことが多いパイロットは羽目を外したがる傾向が強いとされる。
- 「へへっ! どこだ、宇宙人めぇ! たっぷりかわいがってやるぜ!」
- 第4話で出撃した際の台詞。キースからはスペースノイドだと即座に突っ込まれている。アースノイドとスペースノイドの壁が感じられる。
- 「何だぁ!? 敵の陽動に引っ掛かったぁ~? 本当の基地はダイヤモンド鉱山跡だぁ!? 何だそりゃッ!?」
- 第4話。モンシアの指揮でビーム兵器を恐れて逃走を図った敵モビルスーツを追跡した結果、敵基地とは見当違いの方向へ誘導された挙句、複数の敵から一斉攻撃を受けて。
- ただし、この状況からシナプスはオービルの初期逃走経路先に敵拠点があると判断。キンバライト基地の目星を付ける事に成功した。……が、このモンシアの指揮でアルビオンは直衛以外の機動兵器は完全に足止めを食らってしまった。
- コウからの苦言は強気に言い返したが、モーリスから「追伸、バニング大尉は非常に怒っている!」との言葉には本気で恐怖を感じたらしく、絶叫までしている。
- 「ほぉー……へっ、案外やるじゃねぇか、青臭い新米少尉にしちゃあよ! よし、アルビオンの救援へ向かう。ついて来いウラキ少尉!」
- 第4話。ジオン残党軍のモビルスーツ4機の足止めを突破すべくコウを煽って突貫させたが、コウが見事な動きで2機を撃破。残りの敵機もモンシアとキースが隙をついて撃破する。
- コウの動きに感嘆する様子を見せた後、初めてコウを「ウラキ少尉」と呼び、認めた。これ以降は比較的関係が改善されることになる。
- 「逃がすかよ」
- 「いい加減落ちやがれッ!」
- 5話。シーマ艦隊のゲルググMとの戦闘中に。一気に敵機の背後を確保して追い詰めており、彼が宇宙戦闘にも成熟している事を窺わせる。
- なお、このゲルググは不利になりながらも相当粘った様で、後半の台詞では苛立っている。
- 「ちっ、そっちはキースっきりだ」
- 5話。シーマ・ガラハウに戦線を突破されてしまった際に。宇宙慣れしていないキースの方向に敵機が向かってしまった事を焦っており、新米であるキースをあまり危険にさらさない様に配置を考えていた事が分かる。
- 「うおおおおぉぉぉ~っ!」
「大尉~っ! くそぉ~っ!」
「うおぉっ、大尉~…ううう…」 - バニングの死に号泣した際の台詞。
- 「条約違反だってか!? 綺麗事で済まねえ事ぐらいわかってんだろ!」
- 第8話でデラーズ・フリートの捕虜に拷問を加えて情報を聞き出そうとしたのをコウに咎められた際の台詞。
- 先述のスペースノイド侮蔑発言といい、デラーズ紛争終結後にモンシアが配属されることになる(悪い意味での)ティターンズらしさを感じさせる発言である。
漫画版
- 「こんな数字じゃねェーッ!! おまえにはパイロットにいちばん大事なものがたりねェーんだ」
- 加登屋みつる氏によるボンボン漫画版より。コウとガンダム搭乗を巡って揉めた際、最近は良いデータを出していると抵抗するコウに対しての台詞。
- 当作でのモンシアは頑固なベテランパイロットでありつつも、原作と比べて後輩に対して面倒見の良い面が目立つ。
- 「おまえのからだを心配しているんだ。そうだろ ニナさん。……だがこいつのパイロットの腕は本物だ。おれが保証するぜ」
- 加登屋みつる氏によるボンボン漫画版より。コウに三号機を任せることを悩むニナに対しての台詞。
- ニナの気持ちを汲み取り、その上で序盤は半人前扱いしていたコウの成長を認めるという、彼の上官としての温かみの溢れた言葉である。
- 「ウラキ……コロニーを地球へ落としてはならんぞ。……それができるのは……おまえだけだ」
- 加登屋みつる氏によるボンボン漫画版より。シーマの攻撃からコウをかばい、戦死する直前の台詞。
- 最後の最後までコウの身を案じ、そして全てを託していく。本作のモンシアは全体的にバニングの役割を担っているが、原作中盤で唐突な死を迎えてしまったバニングに対して、よりコウの頼れる上官としての存在が強調されている。
- 「せっかくの飲み会に遅れちまったか……」
「へへっ、馬鹿言うな。俺は不死身だぜ」 - 『A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-』(SRW未参戦)より。顔に包帯を巻き、杖をつきながら酒場に現れた際に酒場のマスターとのやり取りの台詞の一部。
- デラーズ紛争から8年後、グリプス戦役から3年後のU.C.0091年、「ドナルド」という偽名を用いて火星に潜伏する彼はいったいどんな心境だったろうか…。
スパロボシリーズの名(迷)台詞
旧シリーズ
- 「なんだあ!? 誰が1号機を動かしてる!?」
「あの若造が!! オレも出る! キース、おまえも来い!」 - 『第3次』「ガンダム強奪」より、味方増援として現れる際の台詞。
αシリーズ
- α(DC)
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- 「チッ!ただでさえ獣戦機隊とかいう、名ばかり豪勢なヒヨッ子共がいるってのによ!」
「てめえら、俺の足を引っ張るんじゃねえぞ!」 - 南アタリアルート第11話「ガンダム強奪」にて。ガンダム試作2号機強奪という非常事態に対する苛立ちを獣戦機隊にぶつけるが、「ヒヨッ子」のリーダーから返す刀で「うるせえ、ヒゲオヤジ!」と言い返される。
- 「おうおう、まぁたワシに乗った兄ちゃんがほえてるぜ」
「上官のシャピロ少佐が裏切って、エアロゲイター側についたってのに元気のいいこった!」
「それから…結城少尉! てめえがまた俺達を裏切ろうとしたら、遠慮なく撃つからな!」 - ジャブロールート第13話「翼を持ったガンダム」にて。「エアロゲイターは俺達に任せろ!」と勢いづく忍に茶々を入れつつ、一度は裏切ろうとした沙羅に対しても一言釘を刺した。が、忍に「黙れ、ヒゲオヤジ!」と言い返されてしまう。
- 「ジャジャ馬だろうが何だろうが羨ましい…俺の小隊は、野郎ばかりだってのに」
- 宇宙ルート第21話「ホンコン・シティ」にて。「美人部隊」であるシュラク隊の話題に喰い付いた際に、隊長のオリファーから「ジャジャ馬揃い」と釘を刺されるも、意に介さず鼻の下を伸ばす…が、すかさずバニングから気の緩みようを一喝されてしまう。
- 「おおっ!あれが噂の美人部隊かい!?」
- 上記の続き。訓練を終え、ホンコン・シティに駆け付けてきたシュラク隊の登場を目の当たりにしての一言。この上なく嬉しそうであったが、やはりバニングに一喝される。
- 「バカヤロウ、茶化すんじゃねえ!パイロットの俺達だけならまだしも、ニナさん達もやられちまうんだぞ!」
- 第57話「天使の輪の上で」にて。エンジェル・ハイロゥから放射されるサイキック・ウェーブへの打開策が見出せずイラついていた際に、「中尉なら大丈夫だったりして」と軽口を叩くリュウセイの不謹慎さを一喝する。珍しく正論を吐いたモンシアの発言に、リュウセイも自身の迂闊さを猛省して即座に謝罪した。
- 「ジュドーの言うとおりでさ、艦長。俺もここまで来てくたばるつもりはありませんや」
- 第66話「絶望の宴は今から始まる」/「人類に逃げ場なし」にて。ブライトの「みんなの命をくれ」という発言に対して、主人公クラスが各々の覚悟を口にする中に混じっての一言。まさかのモンシアが会話に混ざった事に驚いたプレイヤーも多かったかもしれない。
- 「チッ!ただでさえ獣戦機隊とかいう、名ばかり豪勢なヒヨッ子共がいるってのによ!」
- α外伝
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- 「ふう~、ようやく人が住んでいそうな所に出てきたか…キース、ナビシステムの方はどうだ?」
- ∀ルート第14話「招かれざる客」にて。わけもわからず共に見知らぬ土地へ飛ばされたコウ、キース、洸、マリらとノックスの街に辿り着いた時の台詞。自身が先頭に立ち、手探りで道なき道を切り開いてきた様子がモンシアの台詞からうかがえる。
- 「よし…ウラキ、洸。朝になったらライディーンの腹ン中に入ってるバイクでその街に行って来い」
「ああ、そこで情報を集めろ。その間、俺達はこの周辺を調べておく」 - 上記の続き。自分達のいた新西暦の時代ではないと薄々感づいており、現状を判断するために情報収集に徹する判断を下す。上官として的確に指揮しており、この辺りはモンシアもやる時はやる男なのだというのが分かる。
- 「馬鹿言え! ガンダムにあんなヒゲがあるかよ! 仮にあれがアンテナだとしてもふつうは額についてるもんなんだよ!」
- 上記の続き。ディアナ・カウンターの襲撃で石像の中にあった∀ガンダムが起動した際に、カラーリングからガンダムタイプなんじゃないかと漏らしたコウに返した怒号。
- これは、ヒゲが生えたようなインパクトのあるデザインに対する『∀ガンダム』放送当時の視聴者の意見を代弁しているようでもある。
- 「んな所でデモもストライキもあるか!」
「しかしもカカシもねえんだよ!」 - 上記の続き。「けど、あのトリコロールカラーはガンダム系のデモンストレーション用のものだ」「しかし!」と続けるコウに対して放った親父ギャグの2連発。これには傍で見ていた洸も言葉を詰まらせていた。
- なお、この後に「黒いカカシの方が一方的だ! 俺は白い方を助けに行くぜ!」と洸が飛び出していったため、状況もつかめぬまま戦闘に介入してしまうことに。
- 第2次α
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- 「少しはオンナらしく『きゃーっ!』とか『いやん!』とか言ってみろってんだ!」
- 第34話「オペレーション・アポロ」or「いつかまた出逢う日のために」の冒頭でアイビス編のみ追加される場面にて。小馬鹿にされた腹いせに彼女へ吹っ掛けた無理難題。
- 「地面に叩き墜としてやるぜ、赤い彗星さんよぉ!」
- ネオ・ジオンの総帥となって現れたシャアとの特殊戦闘台詞。
- 「ジオンなんてのは、もう時代遅れなんだよ!」
「略してジオンってな!……わかんないか、うん……」
「時代遅れで"時遅ん"なんだ!……違うかぁ、まぁいいや!」 - 対ネオ・ジオン兵の回避台詞。画面に表示されている台詞は一行目の部分だけなのだが、回避し終わった後も二行目以降の台詞を長々と喋る。本人のアドリブだろうか?
- 第3次α
-
- 「構うこたあねえって! 俺達は当事者みたいなもんだしよ!」
- 第2話「さらばGGG、さらば勇者」or「新たなる侵略者! 立ち上がれV!」にて。ユニウスセブンでの戦いの真相を地上で活動していた仲間に話すべきか、という一場面。自分たちと同じ連邦軍側から再び人間同士の争いが引き起こされた、という事実に負い目を感じていたようである。
- 「まあ、コーディネイターなんだからこうでねいとな」
- 宇宙ルート第47話「ヒトの見た夢」にて。バクゥ(とラゴゥ)を見て「コーディネイターのセンスがわからない」と悩むジュドーとルーの横で放ったお得意の親父ギャグ。
- このフレーズはアサギら三人も開戦当時から頭に浮かんでいたようで、「ついに出ちゃいましたか…」とあきれはてていた。
搭乗機体
SRWでの搭乗機体
余談
- コミックボンボンで連載された加登屋みつるの漫画版ではバニングの代わりに隊長を務め、OVA版より人柄の良い印象が強い。未熟なコウを叱咤し、導き、やがてその実力と成長を認め、ガンダム三号機をコウに任せる。最期はシーマ・ガラハウに撃墜され、コウにコロニー落としの阻止を託して戦死した。
- 漫画『REBELLION』ではスペースノイドを嫌う一面が強調され、ジオン残党はもちろん民間人であっても毛嫌いする場面が追加されている。一方、戦闘で虫の息になったコウの命を救うために必要な「A」Rh-の血液提供をケリィ・レズナーが拒否した際には激昂する等、仲間想いな一面も明確に描かれている。しかし、コロニー落としを巡る最終決戦では、ガンダム試作3号機の搭乗の座をコウに奪われた逆恨みや、バニングの命を奪ったケリィへの私怨が入り混じった結果、これまで以上にコウやスペースノイドに対する憎悪が肥大化してしまう事になり、コウの救出任務を受けた際は強引にケリィの殺害に踏み切ろうとしただけでなく(コウに制止されている)、「救出の対象外」を大義名分にする形でベイトにビームサーベルで攻撃させて、ケリィを宇宙空間へ投げ出して死に追いやろうとした(実行したが、最終的にケリィは生存)。その結果、その醜悪な有様から半ば衝動的に近い形でコウの試作3号機にビーム砲を放たれ、それに逆上したモンシアも本機で殺しにかかり逆に返り討ちになりそうになるも、コウが思い留まり、キースが制止した事で難を逃れている。
- U.C.0091を舞台とする漫画『A.O.Ζ RE-BOOT ガンダム・インレ -くろうさぎの見た夢-』では、OVA本編後に消息不明となっていたモンシアの去就が独自解釈で描かれ、ティターンズ崩壊後は「ドナルド」という偽名を名乗りティターンズ残党と共に火星に潜伏していることが明らかとなった。
資料リンク
脚注
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