「デキム・バートン」の版間の差分
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:その後ストーリーを進めると、実はネオ・ジオンの協力を得てクーデターを行っていたことが明かされので、リリーナの処刑理由もネオ・ジオンとの関係を知っていたからではないかと疑いたくなる。 | :その後ストーリーを進めると、実はネオ・ジオンの協力を得てクーデターを行っていたことが明かされので、リリーナの処刑理由もネオ・ジオンとの関係を知っていたからではないかと疑いたくなる。 | ||
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:暗殺されたコロニー独立運動の英雄。かつては彼の腹心の部下として独立運動に尽力した。元々タカ派だったのが、ヒイロの死を契機により過激な闘争路線に傾倒していくこととなる。 | :暗殺されたコロニー独立運動の英雄。かつては彼の腹心の部下として独立運動に尽力した。元々タカ派だったのが、ヒイロの死を契機により過激な闘争路線に傾倒していくこととなる。 | ||
;アディン・ロウ | ;アディン・ロウ |
2017年5月31日 (水) 12:46時点における版
デキム・バートン | |
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外国語表記 | Dekim Barton |
登場作品 | |
声優 | 依田英助 |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
所属 | マリーメイア軍 |
役職 | バートン財団総帥 |
概要
バートン財団総帥で、マリーメイア・クシュリナーダの祖父であり、真のトロワ・バートンの父親。
マリーメイア軍の実質的な指導者で、かつてのコロニーの一大反抗作戦である「オペレーション・メテオ」の発案者でもある。
その目的は息子のトロワやカーンズの口から「『人類の覚醒』を施す作戦である」と語られているが、実際は彼個人のエゴと欲望によるものに過ぎなかった。
来歴
かつては、コロニーの指導者ヒイロ・ユイと共にコロニーの独立運動を行っていたが、彼がアディン・ロウ[1]に暗殺されてからは、表向きはバートン財団総帥として実業家の活動をしながらも、裏では反地球連合を掲げたカーンズ率いるレジスタンスに支援を行っていた。
AC188年、かつて指導者ヒイロ・ユイを暗殺したアディン・ロウに、「X-18999コロニー」の中央司令部に侵入し、地球連合軍の過激派筆頭で指導者ヒイロ・ユイ暗殺の黒幕でもあるセプテム将軍の暗殺を依頼しているが、その真の目的は、指導者ヒイロ・ユイを暗殺したアディンへの復讐でもあった。最終的に、セプテムの抹殺には失敗で終わっているが、カーンズがトラゴス8機を率いて中央司令部に攻撃を仕掛けている混乱に乗じて、アディンを射殺する事には成功。トラゴス隊を全滅させたカーンズを諌め、撤退するよう指示した[2]。
TV版の時点では直接登場しなければ、名前も出ていなかったが、「コロニー落としで混乱する地球を、ガンダムで制圧」という「真のオペレーション・メテオ」の発案者となっており、カーンズもそれに協力している。5人の科学者にガンダム開発の出資を行い、息子のトロワ・バートンは、ガンダムヘビーアームズのパイロットに任命していたが、トロワはドクトルSの助手に射殺されてしまう。このため、「名無し」と呼ばれていた元傭兵の整備士が「トロワ・バートン」としてヘビーアームズのパイロットとなり、オペレーション・メテオに参加した。そして、オペレーション・メテオですらも、5人の科学者によって変更されてしまい、自らの目論見は御破算で終わってしまったが、デキムは諦めようとしなかった。
後に、カーンズ率いるホワイトファングが、リーブラを占拠して「真のオペレーション・メテオ」を実行に移そうとしていたが、モビルドールを主戦力としミリアルド・ピースクラフトを指導者に迎えようとした彼の考えを甘いと評し、自らは直接手を貸そうとせず、静観の立場を決め込むのだった[3]。
その後地球圏統一国家が発足すると、その裏でOZのトレーズ派やホワイトファングの残党を集め、自身の孫娘でありトレーズの娘である「マリーメイア・クシュリナーダ」を指導者としたマリーメイア軍を組織する。そしてOZが設計段階で開発を中断していた13番目の星座の名を冠するMS「サーペント」を大量生産、更にはガンダムパイロットの一人である張五飛とその乗機であるアルトロンガンダムも仲間に加え、密かに「真のオペレーション・メテオ」を実行する為の戦力を蓄え続けていた。
AC196年の12月24日、コロニー「X-18999」で会談に赴いていたリリーナ・ピースクラフトを捕らえた後に宣戦を布告。「真のオペレーション・メテオ」を実行に移すべく資源衛星である「MO-III」へ移動、そこからサーペント部隊を降下させようとしたが、そこにゼクス・マーキスの駆るトールギスIIIが現れる。しかし、デキムは「X-18999」を地球へ落とすと脅迫する事でゼクスの身動きを封じ、サーペントの降下を完了させた後、自らもMO-IIIから脱出して地球に向かう。
地球への到着後、サーペント部隊で大統領府を制圧。大統領府を地下シェルター内に移動させ、その周辺にサーペントを大量に配備する事で磐石の布陣を敷いていたが、プリベンターのトールギスIIIとトーラス、そして資源衛星ウルカヌスからガンダムを取り戻したガンダムパイロット達の襲撃を受ける事になる。 それに対し、デキム率いるマリーメイア軍は圧倒的な物量戦によって彼らを追い込み、もはや勝利は時間の問題と思われたが、そこに駆けつけてきたウイングゼロにシェルターを破壊され、リリーナのカメラ奪取による演説とドロシー・カタロニアの扇動によって発破をかけられた民衆からも抗議デモを起こされてしまい、軍内は混乱状態に陥ってしまう。
追い込まれたデキムはマリーメイアに兵士達を鼓舞させようとするが、戦う恐怖を知ったマリーメイアもまた、リリーナによる平手打ちと説得によって心が揺らぎ始めていた。それに逆上したデキムはリリーナを銃撃、それをマリーメイアが庇って負傷しても全く意に介さなかったが、その行為により完全に求心力を失う事になり、最期はトレーズ派であった部下の一人に射殺された。
登場作品と役柄
毎回他作品のキャラに酷い目に遭わされている印象が強い。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α外伝
- ティターンズを復興させて利用し、ヌビア・コネクションと手を組んで地球圏の掌握を謀るが、最期はカーメン・カーメンの手により放たれた毒蛇に噛まれて死亡した。
- また、一年戦争のコロニー落とし以前に、小惑星を地球に落下させその隙にガンダムを降下させて地球を制圧する真のオペレーション・メテオを考案しており、カミーユに疑いを持たれていたが、以後のαシリーズでそれに言及されることはなかった。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- ほぼ原作通りの役回り。最期はマリーメイアを殺そうとしたところをスザクに阻止され、ゼロの登場に恐怖したところを部下に粛清された。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- クロスボーン・バンガードと手を結ぶが、クーデターは阻止され、逮捕された。黒幕である鉄仮面からはカス扱いされ、使い捨て用の駒にされる。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- おおよそ原作通りの役回り。最期は十三に狙撃されて死亡した。
- スーパーロボット大戦R
- 未来編は彼のクーデターが成功した世界で、新地球連邦政府首相となっている。コロニーシンパから地球至上主義者に変節しており、シャアの反乱を招くことになる。なお、「首相」と言うからには、名目上の上役として「新地球連邦政府の国家代表」がいるはずだが、詳細は不明。
- 過去編ではハマーンと手を組み、クーデターを狙う段階。最後はエニルに殴打された挙句逮捕された。
- スーパーロボット大戦W
- ブルーコスモスやアマルガムと手を組んだりして原作通りの行動を起こすが、最期は部下達に見捨てられた挙句、コロニーごとヒイロにツインバスターライフルで狙撃されて死んだ。
- スーパーロボット大戦L
- 原作終了後のため既に故人。名前のみの登場。
単独作品
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 手を組んでいるDr.ヘルから提供されたエネルガーZに搭乗してカイルスに立ちはだかって戦う。つまり、原作で前線に出ていないデキムが他作品の機体に登場して自軍部隊と直接対決を繰り広げるというシリーズでもかなり珍しい衝撃の展開を迎えることに。
- 最終的には部下に射殺されるという、原作通りの展開を迎える。
人間関係
- マリーメイア・クシュリナーダ
- 孫娘であり組織の象徴として、歪んだ教育を施している。
- しかし、実際は「代わりなど、いくらでも作れる」存在と見なしており、コミックボンボン連載の漫画版では「拾ってきた小娘」とまで述べるなど、孫娘としての愛情は無きに等しく、自身の野望を満たすための道具としか見ていない。
- レイア・バートン
- 娘であり、マリーメイアの母親。かつては自らが労働者用に設立した医療施設で看護士をしており、それが縁で彼女はトレーズと関わり、男女の仲となった。駄目息子のトロワに比べれば、彼女への愛情はあった模様。
- しかし、自らがコロニー落としの計画である「オペレーション・メテオ」を発案した事に反発したのか、失踪。マリーメイアを産んだ後、死去した。その後、マリーメイアだけはデキムに保護されるが…。劇中では写真のみの登場。
- トレーズ・クシュリナーダ
- 娘のレイアが産んだマリーメイアの父親。マリーメイア軍の地球への宣戦布告の際は、彼の名を利用した形となった。
- なお、ゼクスがトールギスIIIで現れた際にトレーズの可能性を出している事から、仮にトレーズが生きていれば、自分のやろうとしている事は絶対に認めないであろう事はわかっていたようだ[4]。
- トロワ・バートン
- 実の息子で、レイアの弟。彼の死後、その名は「名無し」が名乗ることとなる。回想での言動からも分かるとおり善人ではなく、親の権力を振りかざす、俗に言うロクデナシのドラ息子であった。
- 父親のデキムも、凡庸な上に身勝手な振る舞いの多い息子には殆ど愛想を尽かしていた模様で、後に「トロワ」の名を奪った「名無し」が目の前に現れても、特に憎悪を見せる事は無く、部下として重用までしている[5]。
- カーンズ
- 共にコロニーの指導者であるヒイロ・ユイを支援する同志であったが、仲はあまり良くなかった様で、ホワイトファングに協力しなかった事からも、それが伺われる。
- デキムの発案したオペレーション・メテオに賛同した一人であったが、結果的にデキムの口車に乗せられてそのエゴに踊らされたに過ぎなかった。ゼクスは彼を通じてデキムの存在を知った。
- 張五飛
- 自分に降ったガンダムパイロット。兵士達に対する広告塔として利用する。
- ディセット
- デキムの側近的な役割を務めていたマリーメイア軍の兵士で、元OZトレーズ派の戦術参謀。
- 原作では無名の兵士に射殺されるのを、小説版とボンボン版では彼に射殺される結末となった。
- リリーナ・ピースクラフト
- 彼女を拉致する。なお、『R』の歴史改変前の世界では処刑している。
- その後ストーリーを進めると、実はネオ・ジオンの協力を得てクーデターを行っていたことが明かされので、リリーナの処刑理由もネオ・ジオンとの関係を知っていたからではないかと疑いたくなる。
- ヒイロ・ユイ
- 暗殺されたコロニー独立運動の英雄。かつては彼の腹心の部下として独立運動に尽力した。元々タカ派だったのが、ヒイロの死を契機により過激な闘争路線に傾倒していくこととなる。
- アディン・ロウ
- SRW未登場。殺し屋。指導者ヒイロ・ユイ暗殺の実行犯であることを特定し、仕事の依頼で誘き出した末に謀殺した。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- カロッゾ・ロナ
- 『COMPACT』では彼と手を結ぶが、カス扱いされ、使い捨て用の駒にされる。
- ジャミトフ・ハイマン
- 『α外伝』では密かにティターンズ復興に手を貸し、表面的には協力関係にあったが、実質的には互いに利用しあい腹の内を探りあっている関係で、最後は決裂する。
- パプテマス・シロッコ
- αシリーズでは面識があり、真のオペレーション・メテオも認識していた。
- ハマーン・カーン
- 『R』過去編では彼女と協力関係を結んでおり、彼女はリリーナにデキムをネオ・ジオン公国の者だと紹介している。クーデター成功後はハマーンを倒すつもりだったので、この時点でコロニーシンパだったかも怪しい。クーデター失敗後にハマーンは真相が明らかになることを恐れたことから、未来編ではハマーンとの繋がりが明らかにならなかったのだろう。
- シャア・アズナブル
- 『第3次Z時獄篇』では彼と手を組むが、結局は捨て駒として扱われてしまう。
アナザーガンダムシリーズ
- ザイデル・ラッソ
- 『R』では協力関係だが、ニュータイプを盲信しすぎている彼の姿勢には半ば呆れてもいる。
- フロスト兄弟
- 『R』では彼らの機体を強化した。
- エニル・エル
- 『R』では一時的にマリーメイア軍に協力するが、最終的にデキムのやり口に怒った彼女に殴打された挙句、生け捕りにされる。
ガンダムSEEDシリーズ
スーパー系
- アイザック・ゴドノフ
- 『α外伝』の序盤でマリーメイアを殺そうとしたところに、彼の電子ムチを食らってしまう。
- カーメン・カーメン
- 『α外伝』では彼と手を組むが、最期は見捨てられた挙句、コブラで暗殺されてしまう。
- 浪花十三
- 『A』では彼に射殺されてしまう。
- ロゼ・アプロヴァール
- 『W』ではリリーナと同様に彼女も人質にとる。
- Dr.ヘル
- 『CC』では手を組んでおり、彼からエネルガーZを提供される。
リアル系
- 黒騎士
- 『リアルロボットレジメント』では原作通りにマリーメイアを殺そうとしたところを、主君をも手にかけようとするやり方に失望した彼に斬り殺されてしまった。
- ドルチェノフ
- 『A』で手を組むが、内心彼の事を見下していた。
- 草壁春樹
- 『R』の未来編では、反新連邦組織「火星の後継者」の総帥で、敵対関係。
- 『W』では彼と手を組むが、裏で草壁はザフトと手を組んでおり、利用されてしまう。
- レナード・テスタロッサ
- 『W』では彼とも手を組んでいるが、決起の情報をヴェルターに横流しされ、真のオペレーション・メテオを彼にも邪魔される結果となる。
- セイナ
- 『W』ではリリーナとマリーメイアを撃とうとしたところを彼女に撃たれ、阻止される。
- ナナリー・ランペルージ
- 『第3次Z時獄篇』ではリリーナ同様に彼女も人質にとる。
- ゼロ、枢木スザク
- 『第3次Z時獄篇』ではマリーメイアを殺害しようとしたところを彼らに阻止される。
バンプレストオリジナル
- ヴィンデル・マウザー
- 『A』で手を組むが、結局は利用されただけだった。
- カズマ・アーディガン
- 『W』でロゼがマリーメイアを引き取った際に「クリスマスにサンタが孫をプレゼントしてくれた」と喜んでいた事について、「それではデキムがサンタになってしまう…」と日誌で突っ込んでいた。
名台詞
- 「カーンズから聞かされていなかったのか? 真のオペレーション・メテオを発案したのが、このわしである事を」
- ゼクスに問われた時に口走った台詞。
- 「ガキ共が! どこまでワシに刃向かうつもりだ!」
- 圧倒的な戦力差にも関わらず戦闘を続けるガンダム達に向けて苛立ちと共に発したセリフ。一見何でもない台詞に見えるが、彼の立場の上では「ワシ(=デキム)」ではなく「マリーメイア」が正しい。
- 「では死ぬ前に真理を教えてやろう! 民衆は勝者に従うものなのだ!!」
- マリーメイアを説得しようとするリリーナを射殺しようとする時口走った、民衆を指導する絶対者の必要性を主張する教義。
- この事自体には一片の理もないではないが、勝者により形作られてきた醜い歴史を嘆き、自ら敗者となる事を望んだトレーズの遺志をまるで理解していない発言であり、マリーメイアを担いだのは単なる方便に過ぎなかったことが窺い知れる一言。また、この直後の「マリーメイアの代わりなどいくらでも作れる」という発言からも、その点は十分すぎるほど明らかである。
- もっとも、この発言をした時にはデキムは勝者ではなく敗者となっている為、その理論だと彼自身はもう当てはまらず、単に往生際の悪い台詞にしか聞こえない。
- 『W』では「勝者」の部分が「力」に変わっている。
- 「マリーメイアの代わりなど、いくらでも作れる! その小娘もワシが…」
- デキムの放った銃弾がマリーメイアに当たった際に。この後、部下に射殺されてしまうが、色々と解釈の出来る意味深長な台詞となっている。
- なお、小説版や漫画版では、「その小娘もワシが拾って…」で締められる。
スパロボシリーズの名台詞
- 「諸君、我々がマリーメイア様のために立ち上がり、完全平和主義という誤った呪縛から解き放たれ、栄光なる道を歩み始めてから数年。いまもって真の自由も、平和も理解できぬ者たちは我々に牙をむいている。ジオンの亡霊に取りつかれ、幽鬼と化して襲い来るネオ・ジオン。そして、言葉や見てくれの格好良さに振り回され、真実を見ようとしない火星の後継者達。彼らは哀れな者たちである。だが、そのために我ら新たなる人類は歩みを止めることは出来ない。我々は古き思想、古き体制にしがみつくジオンと木連を払いのけ、真なる覚醒の道を開かねばならない。その時こそ、我ら新地球連邦は本当の栄光をつかみ取り、希望の象徴となるであろう!」
- 『R』第4話における、新地球連邦首相としての政治演説。ブライトからは「こんなことをする余裕があったら、一隻でも多く戦艦を回してもらいたいものだ」と毒づかれる。
- 内容もまた、ネオ・ジオンとジオン共和国全体、火星の後継者と木連全体を混同した、民族的偏見むき出しのものとなっている。
- 「おのれ…『水銀』め! このワシを…」
- 『W』第1部第9話地上でハイジャックに対処ルート「戦うボーイズ・アンド・ガールズ」より。自分がユーラシア連邦と天秤に掛けられていた事を知って。
- 別になんて事のない台詞のようだが、水銀=ミスタ・Hg(マーキュリー)は「自分の意志は一切表に出さず、組織の管理運営にのみ徹する」存在なので、違和感が生じる。
- 「マリーメイア…! 貴様もワシの邪魔をするならば消すまでだ!!」
「貴様の代わりなど、いくらでも作れるわ! 死ね!」 - 『W』第1部第23話「終わらない円舞曲・終幕」より。原作より露骨な台詞になっている。…結局、セイナに阻止されるが。
- 「我々に敗北はない! 我がバートン一族こそ地球圏の支配者なのだ!」
- 同上。ロゼやリリーナもセイナやレディによって救出され、マリーメイアやその私兵団たちも離脱されてしまい、ついに彼だけコロニーの中に孤立してしまう。
- それでもなお敗北を認めず、この台詞を叫ぶが、最終的にヒイロによってコロニーごと運命を共にしてしまった。
脚注
- ↑ 本編主人公・工作員ヒイロの父。
- ↑ なお、この事件を機に、スペシャルズ(後のOZ)の青年士官で、トラゴス隊の迎撃作戦の指揮を執ったトレーズ・クシュリナーダは、バートン財団所有の医療施設にて、娘のレイア・バートンと出会う事になった。
- ↑ 実際、この判断は間違っているとは言えず、最終的にカーンズはミリアルドに裏切られる形で計画が失敗に終わっている。
- ↑ マリーメイアを撃った時の態度からも、むしろデキムは「娘を誑かした男」として、トレーズを激しく憎悪していた可能性もある。
- ↑ しかし、これはあくまで部下たちに寛大さを示すためのポーズで、不穏な行動を取れば息子の仇として即抹殺するつもりである事が小説版で語られている。
資料リンク
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