「スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ」の版間の差分
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*発売直前には『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』と期間限定でコラボレーションが行われ、同作に本作からグランティードがユニットとして参戦した。 | *発売直前には『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』と期間限定でコラボレーションが行われ、同作に本作からグランティードがユニットとして参戦した。 | ||
*英語版も発売されたが、翻訳の質は極めて低く、英語圏においては未だに「駄目な翻訳のゲーム」の代名詞として語り継がれている。誤植や誤訳、そもそも英語として成立していない文章、翻訳することを放棄した文章や名称(玉座機→「Gyokuza Ki」等)がほとんどで、むしろ問題のない文章を探すほうが難しいとされている。 | *英語版も発売されたが、翻訳の質は極めて低く、英語圏においては未だに「駄目な翻訳のゲーム」の代名詞として語り継がれている。誤植や誤訳、そもそも英語として成立していない文章、翻訳することを放棄した文章や名称(玉座機→「Gyokuza Ki」等)がほとんどで、むしろ問題のない文章を探すほうが難しいとされている。 | ||
− | + | **例として、[[キョウスケ・ナンブ]]の台詞「どんな装甲だろうと撃ち貫くのみ」が「No matter what armor! All you need is fire and pierce!」(「どのような装甲でも!あなたに必要なのは炎と貫通!」)に翻訳されており、完全に意味不明である。 | |
− | + | **他にもエンドレス・フロンティアを指す「未知なる無限の開拓地」が「an endless, unknown stretch of reclaimed land」(「無限に広がる未知な'''埋立地'''」)に訳された。 | |
**「日本語以前に、英語も分からない人が訳したのでは?」と言われているほど。 | **「日本語以前に、英語も分からない人が訳したのでは?」と言われているほど。 | ||
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*本作は「自軍部隊が地球人と敵対することがない」という、OG史上でも類に見ない作品となっている(敵部隊が地球製の機体を運用しているが、彼らは全て異星人である。また、[[エントリヒ・ガイスト]]も登場するが暴走状態でパイロットの[[ドゥバン・オーグ|ドゥバン]]とは交戦していない)。 | *本作は「自軍部隊が地球人と敵対することがない」という、OG史上でも類に見ない作品となっている(敵部隊が地球製の機体を運用しているが、彼らは全て異星人である。また、[[エントリヒ・ガイスト]]も登場するが暴走状態でパイロットの[[ドゥバン・オーグ|ドゥバン]]とは交戦していない)。 | ||
*PS4版のみ、味方は青色、敵は赤色、第三勢力は黄色、味方NPCは緑色と、フェイズが切り替わる度にコントローラー(DUALSHOCK4)の発光色が変化する。 | *PS4版のみ、味方は青色、敵は赤色、第三勢力は黄色、味方NPCは緑色と、フェイズが切り替わる度にコントローラー(DUALSHOCK4)の発光色が変化する。 | ||
− | *2021年10月5日配信の『[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]] | + | *2021年10月5日配信の『[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]』において、寺田Pより開発中のタイトルは『第2次スーパーロボット大戦OG外伝』であったことが明かされた。 |
+ | *『OG』は「[[DC戦争]]」「[[L5戦役]]」、『OG2』は「[[インスペクター事件]]」、『OG外伝』は「[[バルトール事件]]」「[[修羅の乱]]」、『OG2nd』は「[[ラ・ギアス事件]]」「[[封印戦争]]」と、具体的な戦乱名が付けられているが、本作のみ現時点では付けられていない。 | ||
== 脚注 == | == 脚注 == |
2024年7月19日 (金) 19:52時点における最新版
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ | |
---|---|
シリーズ | OGシリーズ |
前作 | 第2次スーパーロボット大戦OG |
開発元 |
トーセ B.B.スタジオ |
発売元 | バンダイナムコエンターテインメント |
対応機種 |
プレイステーション4 プレイステーション3 |
プロデューサー |
寺田貴信 じっぱひとからげ 國政修 塚中健介 坂田圭右 |
シナリオ |
寺田貴信 竹田裕一郎 |
音楽 | |
主題歌 | 「Shining Storm 〜烈火の如く〜」 |
発売日 | 2016年6月30日 |
価格 |
通常版:8,200円 初回限定生産版:11,800円 |
CERO区分 | B(12歳以上対象) |
『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』は「スーパーロボット大戦シリーズ」のゲーム作品。「OGシリーズ」の一作。
概要[編集 | ソースを編集]
スーパーロボット大戦シリーズ25周年記念タイトル第1弾。『第2次スーパーロボット大戦OG』の続編であり、正規OGシリーズの第6作となる。プレイステーション4(PS4)・プレイステーション3(PS3)のマルチプラットフォームでリリースされそれぞれシリーズ初のPS4向け・シリーズ最後のPS3向けタイトルとなっている。略称は『OGMD』。
本作はシリーズでは初となる、日本国外展開を念頭に置いたプロデュースが行われており、タイトルが「第○次」というナンバリング形式でないのもバンダイナムコエンターテインメント側の要望により、本作で初めてOGシリーズに触れる海外ユーザーを考慮したものであるとしている[1]。
システム面でも、『第2次OG』と同様「ガイダンスシナリオ」が搭載される他、初心者向けの新モードとして、強化パーツや資金が通常モードよりも多く獲得可能な「ビギナーズモード」の実装や、SRポイントによるシナリオ分岐の廃止など新規プレイヤーに配慮したデザインがなされている。
機種による相違点[編集 | ソースを編集]
全体的なローディングや動作スピードはPS4版が上回っている。PS3版は長期間の動作によって戦闘アニメOFF時におけるオルゴン・クラウドのバリア展開で動作不良を起こすといった不具合もあるため、基本的にPS4版でのプレイが推奨される。
なお、PS3版・PS4版間のクロスセーブには非対応となっている。
システム[編集 | ソースを編集]
- 『OGDP』にて導入されたアビリティの売買は本作でも可能。
- ツインユニットでの個別攻撃において、デフォルトではメインユニットのパイロットのみが攻撃時の技使用前のセリフを喋るように変更された。従来通り、サブユニットのパイロットも喋るように設定することも可能。
- 『第2次OG』の目玉システムであった「マキシマムブレイク」に必要な技能の名称が「統率」から「MB発動」に変更された。併せて先天技能から後天技能に変更され、養成すればどのパイロットでも発動可能となった。なお一部のパイロットは初期技能として習得済みとなっている。
- スペシャルディスク以外では初となる中断メッセージの再生機能が実装された。
- 周回プレイにおいてパイロットポイントと撃墜数は「個別パイロット振り分け」となっている。撃墜数は隠しユニットにも関わる。
- エースボーナスやカスタムボーナスが「○○が1マス以内にいる」「○○がパートナー」「フィールド上に○○がいる」など特定キャラをトリガーとするものがかなり多くなっており、各種ボーナスの個性の補強としての側面が大幅に色濃くなっている。有用なボーナスも多い一方で、ネタ・死に能力になってしまったものも多い。
BGM[編集 | ソースを編集]
『J』『GC/XO』のBGMが新たに多数起用された他、『OGDP』で新規制作されたBGMが一部本作でも続投している。なお『GC/XO』のBGMは原曲を流用しており、そのためか同作出典のイベントBGMが多く使われている。一方これまで大半のOGシリーズで採用されていたイベント・マップ用BGMが多く削除されている。サラマンダー・ファクトリーは本作においては楽曲の新規制作には一切関わっていない。
なお、カスタムサウンドトラック機能は非実装となっている。
登場作品[編集 | ソースを編集]
『スーパーロボット大戦J』『スーパーロボット大戦GC/XO』のキャラクター・メカニックがOGシリーズに初登場する。また、事前告知無しのサプライズとして『ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン』のキャラクター、『グランドレッド』のメカニックが登場する。なお、今作から既作に登場したユニットの半数近くが等身が上がったものに描き直されている。
スーパーロボット大戦J[編集 | ソースを編集]
登場人物[編集 | ソースを編集]
- トーヤ・シウン
- OGのネーミング規則上カタカナ表記に変更された紫雲統夜。本編の主人公。
- カルヴィナ・クーランジュ
- カティア・グリニャール
- メルア・メルナ・メイア
- フェステニア・ミューズ
- アル=ヴァン・ランクス
- ジュア=ム・ダルービ
- フー=ルー・ムールー
- グ=ランドン・ゴーツ
- シャナ=ミア・エテルナ・フューラ
- エ=セルダ・シューン
登場メカ[編集 | ソースを編集]
- グランティード
- グランティード・ドラコデウス
- ベルゼルート
- ベルゼルート・ブリガンディ
- クストウェル・ブラキウム
- ドナ・リュンピー
- ガンジャール
- ヴォルレント
- ラフトクランズ
-
- ラフトクランズ・アウルン
- アル=ヴァン専用のラフトクランズ。
- ラフトクランズ・ファウネア
- フー=ルー専用のラフトクランズ。
- ラフトクランズ・カロクアラ
- カロ=ラン専用のラフトクランズ。
- ズィー=ガディン
- グ=ランドン専用の巨大機動兵器。
スーパーロボット大戦GC/XO[編集 | ソースを編集]
登場人物[編集 | ソースを編集]
- アキミ・アカツキ
- 統夜同様、カタカナ表記に変更された赤月秋水。
- アケミ・アカツキ
- 『XO』では秋水と別字同音だったが、双子として共存する関係で読みも変更された赤月光珠。
- フェアリ・クリビア
- フェアリ・ファイアフライから姓が変更された。
- ジーク・アルトリート
- サリー・エーミル
- ヘルルーガ・イズベルガ
- レジアーネ・ヨゼフィーヌ
- ヴォート・ニコラウス
登場メカ[編集 | ソースを編集]
- ソウルセイバー
- スーパーソウルセイバー
- レオニシス
-
- レオニシス・ハーガ
- クラウドハーケンの代わりとなるジークの機体。
- レオニシス・ヴァーガ
- クロイツ・ヴァールハイトの代わりとなるサリーの機体。
- ギャノニア
-
- ギャノニア・オーガ
- オーダイの代わりとなるヴォートの機体。
- ギャノニア・ブラガ
- ガーディアル・ブラッドの代わりとなるレジアーネの機体。
- アラウンザー“フロラーガ”
- 「アラウンザー」がシリーズ名という設定になり、名前が足された。
無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ[編集 | ソースを編集]
登場人物[編集 | ソースを編集]
登場メカ[編集 | ソースを編集]
ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン[編集 | ソースを編集]
登場人物[編集 | ソースを編集]
- クリスタルドラグーン
- ダークブレイン三幹部の一人。口数の少ない寡黙な性格。
- デブデダビデ
- ダークブレイン三幹部の一人。コミカルな外見に似合わず思慮深い性格。
- スカルナイト
- ダークブレイン三幹部の一人。何故か関西弁で喋る。
- XN-L
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ[編集 | ソースを編集]
登場人物[編集 | ソースを編集]
登場メカ[編集 | ソースを編集]
スーパーロボット大戦OGダークプリズン[編集 | ソースを編集]
登場人物[編集 | ソースを編集]
登場メカ[編集 | ソースを編集]
スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記[編集 | ソースを編集]
登場人物[編集 | ソースを編集]
オリジナル[編集 | ソースを編集]
登場人物[編集 | ソースを編集]
- ギント・キタウミ
- 連邦軍から鋼龍戦隊に送られたハガネの新たな艦長。過去、部隊を失うという失態を犯した様で、その経験による慎重さから鋼龍戦隊の手綱として選ばれた。
- マイルズ・ブースロイド
- 同じく、艦長専任となったレフィーナに代わって配属された司令。
- サイカ・シナガワ
- 初出は『スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE』。
- カロ=ラン・ヴイ
- フューリーの諜士長。
- ソ=デス・ズォー
- フューリーの諜士。
- ダ=ニーア・ゲルト
- フューリーの宰士長。
- マルム・クイスード
- 本作におけるガディソードのトップ。穏健派。
- ビルゴー・ベルチャー
- ガディソードの軍人でレジアーネの部下。
- イラドーヤ・クジューア
- ゴモウドッカ・ゴライクンル
登場メカ[編集 | ソースを編集]
- エクスバイン・タイプL
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- エクスバインボクサー・タイプL、エクスバインガンナー・タイプL
- エクスバイン・タイプR
- エントリヒ・ガイスト
- 『第2次OG』にて登場したアレス・ガイストが更なる変異を起こした姿。
- エクサランス・ガンストライカー
- ラースエイレムに対抗するべく、新たに組み立てた時流エンジンを搭載したエクサランス。ストライカーとガンナーの複合フレームとなっている。
用語[編集 | ソースを編集]
関連記事[編集 | ソースを編集]
ゲーム中データ[編集 | ソースを編集]
※『第2次スーパーロボット大戦OG』と同じゲームシステムのため、重複あり。
分類 | 記事 |
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全話一覧 | 全話一覧/OGMD |
隠し要素 | 隠し要素/OGMD |
精神コマンド | 精神コマンド/OGMD |
強化パーツ | 強化パーツ/OGMD |
特殊能力 | 特殊能力/OGMD |
特殊技能(特殊スキル) | 特殊技能/OGMD |
メカ&キャラクターリスト | メカ&キャラクターリスト/OGMD |
ネタバレ | ネタバレ/OGMD |
その他オプション | オプション/OGMD |
商品情報[編集 | ソースを編集]
ゲーム本体[編集 | ソースを編集]
PS4版[編集 | ソースを編集]
PS3版[編集 | ソースを編集]
音楽[編集 | ソースを編集]
攻略本[編集 | ソースを編集]
話題まとめ[編集 | ソースを編集]
- 初回限定生産版に全4話のピクチャードラマ「び~ち・でゅえら~ず」とその番外編のピクチャードラマ「ゼンガーの帰還」が収録されている。「ゼンガーの帰還」は『第2次OG』後に『PROJECT X ZONE』のエンドレス・フロンティアに飛ばされたゼンガーとハーケンの出会い、そして今回の参戦の経緯が描かれている。
- スパロボ初の韓国語版が発売された。
- 公式ラジオでは「ムーン・デュエラーズ」が言い辛いと指摘され、名古屋弁の「どえりゃあ(どえらい)」とひっかけ「ムーン・ドエリャーズ」と言われている。
- エクセレン・ブロウニングやアインスト・アルフィミィを演じた声優の水谷優子氏が2016年5月17日に他界された為、2016年4月収録の「び~ち・でゅえら~ず」が生前最後のスパロボの収録となった。
- 発売直前には『スーパーロボット大戦X-Ω』と期間限定でコラボレーションが行われ、同作に本作からグランティードがユニットとして参戦した。
- 英語版も発売されたが、翻訳の質は極めて低く、英語圏においては未だに「駄目な翻訳のゲーム」の代名詞として語り継がれている。誤植や誤訳、そもそも英語として成立していない文章、翻訳することを放棄した文章や名称(玉座機→「Gyokuza Ki」等)がほとんどで、むしろ問題のない文章を探すほうが難しいとされている。
- 例として、キョウスケ・ナンブの台詞「どんな装甲だろうと撃ち貫くのみ」が「No matter what armor! All you need is fire and pierce!」(「どのような装甲でも!あなたに必要なのは炎と貫通!」)に翻訳されており、完全に意味不明である。
- 他にもエンドレス・フロンティアを指す「未知なる無限の開拓地」が「an endless, unknown stretch of reclaimed land」(「無限に広がる未知な埋立地」)に訳された。
- 「日本語以前に、英語も分からない人が訳したのでは?」と言われているほど。
余談[編集 | ソースを編集]
- 本作は「自軍部隊が地球人と敵対することがない」という、OG史上でも類に見ない作品となっている(敵部隊が地球製の機体を運用しているが、彼らは全て異星人である。また、エントリヒ・ガイストも登場するが暴走状態でパイロットのドゥバンとは交戦していない)。
- PS4版のみ、味方は青色、敵は赤色、第三勢力は黄色、味方NPCは緑色と、フェイズが切り替わる度にコントローラー(DUALSHOCK4)の発光色が変化する。
- 2021年10月5日配信の『スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE』において、寺田Pより開発中のタイトルは『第2次スーパーロボット大戦OG外伝』であったことが明かされた。
- 『OG』は「DC戦争」「L5戦役」、『OG2』は「インスペクター事件」、『OG外伝』は「バルトール事件」「修羅の乱」、『OG2nd』は「ラ・ギアス事件」「封印戦争」と、具体的な戦乱名が付けられているが、本作のみ現時点では付けられていない。
脚注 [編集 | ソースを編集]
- ↑ 『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ パーフェクトバイブル』267頁。
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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