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+ | シュラク隊のメンバーやオリファーの死を乗り越え、やがて彼女はリガ・ミリティアの[[モビルスーツ]]パイロットを引っ張っていく存在へと成長する。ウッソにとって姉の様な存在であるが、オリファーの子供を宿した辺りから後方支援をメンバーらに任せて、積極的な戦線への参加はしなくなっている。 | ||
最後まで生き残り、[[ポイント・カサレリア|カサレリア]]でウッソら戦いを共にした少年少女達と日々を過ごしながら、子が生まれるのを心待ちにしている。 | 最後まで生き残り、[[ポイント・カサレリア|カサレリア]]でウッソら戦いを共にした少年少女達と日々を過ごしながら、子が生まれるのを心待ちにしている。 | ||
− | + | 漫画版では、穏やかな性格をしているテレビ版と異なって、序盤は破天荒な面が目立っており、ウッソがVガンダムのパイロットである事を負かされた[[クロノクル・アシャー]]にあっさりバラしてリガ・ミリティアに身を寄せざるを得ない様にしたり、[[オデロ・ヘンリーク]]と喧嘩になった際は、止めるどころか銃を乱射して「いいぞ、やれやれー!」と煽ったりもしている。一方で同じ回で、ウッソが再三に渡ってVガンダムを壊しているのに激怒し日本刀を振り回していたオリファーを止めたりもしている。なお、テレビ版とは対照的に戦いも最後までパイロットとして参戦しているが、終戦後の描かれるラストではオリファーとの間に出来た子を無事に出産しており、「オリファーJr.」と名付けている。 | |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
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:初登場時は[[Vガンダム]]のコアファイターに乗っているがすぐに[[ガンイージ]]に乗り替える。その後は[[ホワイトアーク]]を経て最終的には[[Vダッシュガンダム]]がデフォルトユニットとなる。[[能力]]は二流だが加入時点で[[幸運]]を覚えているので序盤の資金稼ぎに役立つ。 | :初登場時は[[Vガンダム]]のコアファイターに乗っているがすぐに[[ガンイージ]]に乗り替える。その後は[[ホワイトアーク]]を経て最終的には[[Vダッシュガンダム]]がデフォルトユニットとなる。[[能力]]は二流だが加入時点で[[幸運]]を覚えているので序盤の資金稼ぎに役立つ。 | ||
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+ | :ホワイトアークのパイロットとして第1話から登場。相変わらず能力は低いが、[[射撃 (能力)|射撃]]が人並み程度にまで上がり鉄壁を覚えるようになったため、序盤では戦力として使えないことも無い。『α』同様に最初から幸運があるので序盤での資金稼ぎに役立つが、戦力としてもサポートとしても微妙なため最終的には他の補助に優れたパイロットにホワイトアークを持っていかれがち。 | ||
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− | :[[能力]]ははっきり言って大したことないが、[[回避]]しづらいバランスにおいて[[不屈]]・[[鉄壁]]持ちで、さらに[[必中]]も覚えるため、意外と強い。スキルスロットが4つなのもいい感じ。また、Vガンダムルートを進んだ場合は最初期の[[幸運]] | + | :[[能力]]ははっきり言って大したことないが、[[回避]]しづらいバランスにおいて[[不屈]]・[[鉄壁]]持ちで、さらに[[必中]]も覚えるため、意外と強い。スキルスロットが4つなのもいい感じ。また、Vガンダムルートを進んだ場合は最初期の[[幸運]]持ちなので、資金稼ぎの面においても重要。ストーリーでは、オリファーと結婚式を挙げる。 |
− | :顔グラフィックが1種類しかないため、結婚式でも厳しい表情のままであり、[[アンソロジーコミック]] | + | :顔グラフィックが1種類しかないため、結婚式でも厳しい表情のままであり、[[アンソロジーコミック|4コマ]]でもネタにされている<ref>光文社『スーパーロボット大戦D 4コマギャグバトル』P45より。</ref>。 |
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− | : | + | :音声初収録。担当声優の白石文子氏も本作がスパロボシリーズ初参加。最初は[[NPC]]として[[カミオン]]に乗る。宇宙に上がってからパイロットとして登録。サポート系[[精神コマンド]]を多く覚えるが、火力上昇系精神コマンドが[[気合]]しかなく、宇宙適応Bなので育てづらい。 |
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+ | :最速登場は宇宙ルート第2話「リガ・ミリティア」。[[Vダッシュガンダムヘキサ]]に搭乗。 | ||
+ | :本作から『SDガンダム GGENERATION SPIRITS』以降の作品で[[代役]]を務めている木村亜希子氏にキャストが変更された。木村亜希子氏は今作でSRW初出演となる。 | ||
+ | :キーミッション「新しい翼」ではヘキサで強制出撃(被撃墜時敗北)があるので、主力にしていない人も一撃で落ちない程度には育てた方が良い。同話で[[ホワイトアーク]]に乗り換える。 | ||
+ | :VXT三部作の流れをくむため[[援護攻撃]]のダメージ倍率が0.5倍固定と低い本作では、援護ダメージアップのABを持つマーベットは追加ダメージ源としては悪くない。精神コマンドも『[[希望]]』や『[[愛]]』と良いものを覚えるので、中盤以降余ったVダッシュなどに乗せても良い。 | ||
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− | 「幸運」持ちなのは、死者が多い『Vガンダム』にて最後まで生き残ることができたからだろうか。「愛」は[[オリファー・イノエ|オリファー]] | + | 「幸運」持ちなのは、死者が多い『Vガンダム』にて最後まで生き残ることができたからだろうか。「愛」は[[オリファー・イノエ|オリファー]]に対してのものだろう。「希望」は、オリファーが遺した、彼との子供を表しているのだろう。 |
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== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
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− | : | + | :『D』にてマーベットが投げたブーケをキャッチしてしまい大変な目に遭う。 |
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− | : | + | :『D』では彼に勇気付けられる場面も。 |
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
+ | ;「結局ウッソが前で私が殿…」 | ||
+ | :第21話より。[[カイラスギリー]]攻防戦において、オリファーから「マーベットには殿をやってもらう」という命令を受け。気を抜いた直後に敵機に隙を突かれて撃墜寸前でオリファーに救われた。戦略における「殿(しんがり)」とはトップに次ぐ実力者、戦況全体を見渡せる視野の広さ、万が一の奇襲やを護衛する役目など多い。オリファーがそれを実践しており、ウッソやシュラク隊辺りは不適格である。のちに子を宿すことになり、自然と殿を守る役目を補っていく。 | ||
;「私、あなたの子供を生むわ」 | ;「私、あなたの子供を生むわ」 | ||
:第28話より。[[オリファー・イノエ|オリファー]]との結婚には内心戸惑いを感じつつも、この一言で結婚に同意した。その後、マーベットの行動は思わぬ安らぎへと繋がる。 | :第28話より。[[オリファー・イノエ|オリファー]]との結婚には内心戸惑いを感じつつも、この一言で結婚に同意した。その後、マーベットの行動は思わぬ安らぎへと繋がる。 | ||
;「タイヤが空を飛ぶな!」 | ;「タイヤが空を飛ぶな!」 | ||
− | :[[ゲドラフ]] | + | :第28話より。[[ゲドラフ]]の異様な光景から、発した軽蔑ともいえる印象。しかし多くの視聴者がアインラッドを見て抱いていた感想でもあり、その代弁をしてくれたとしてよくネタにされる。 |
+ | ;「鈴を鳴らさないで!」 | ||
+ | :[[ファラ・グリフォン]]の[[ゲンガオゾ]]に向かって。撃墜される寸前「一つの命に二つの命」を感じ取ったファラは気が動転、ここからウッソの怒りの奇策がファラを追い詰める。 | ||
+ | ;ウッソ「とっても素敵な事ですね、マーベットさん」<br />「そうよ…とてもすごい事だと思うわ、ウッソ」 | ||
+ | :第48話。お腹の中に宿った新しい命をホワイトアーク隊の子供たちと触れる中でのウッソとのやり取り。 | ||
+ | :直前まで両親の育成方針や父との仲に悩むウッソに対して優しく諭しているなど「母性」が強く出ている場面でもある。 | ||
== 迷台詞 == | == 迷台詞 == | ||
− | ; | + | ;「めいどのみやげにおしえてあげるわ かれこそがVガンダムの天才パイロットウッソ・エヴィンくんよ!!」<br />「そうよ! あんたは十三歳の子どもにコテンのパーにやられちゃったのよ――ほーほほほ」 |
− | : | + | :『コミックボンボン』版第2章「ウッソの旅立ち」での迷言。 |
:この発言のせいで[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]は[[ザンスカール帝国|ザンスカール]]側からお尋ね者扱いになり、[[リガ・ミリティア]]に身を寄せざるを得なくなる。酷い話である。 | :この発言のせいで[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]は[[ザンスカール帝国|ザンスカール]]側からお尋ね者扱いになり、[[リガ・ミリティア]]に身を寄せざるを得なくなる。酷い話である。 | ||
;「あたしの出番はどーなっとんじゃいな!」 | ;「あたしの出番はどーなっとんじゃいな!」 | ||
− | : | + | :漫画『いけ!いけ!ぼくらのVガンダム!!』での台詞。本作のマーベットは初期の[[カテジナ・ルース|カテジナ]]の人気やウッソの腕に嫉妬する性格破綻者となっている。 |
− | + | :なお、『[[トップをねらえ!]]』の[[ドラマCD]]「トップをねらえ! 音楽大図鑑」には出演声優の一言セリフを収録しているボーナストラックがあるのだが、なぜか白石氏のセリフはこれが採用されている。 | |
− | + | ||
+ | == 搭乗機体 == | ||
+ | ;[[Vガンダム]] | ||
+ | :本来のテストパイロット。序盤に怪我をしてウッソに席を譲ることになる。 | ||
+ | :その後ポイントDDで別の機体を受領したが、宇宙に持って上がったのは一機のみ。 | ||
+ | ;[[Vガンダムヘキサ]] | ||
+ | :リーンホース合流以降に改装。 | ||
+ | :地球クリーン作戦への対応中にウッソとオデロ達によってVガンダムへと再改装されるが、整備中に別の機体を使用していたことも。 | ||
+ | ;[[ガンイージ]] | ||
+ | :アメリア政庁からの脱出時に搭乗。 | ||
+ | ;[[ガンブラスター]] | ||
+ | : | ||
+ | ;[[ホワイトアット]] | ||
+ | :ハイランドの事件で鹵獲したゾロアットを塗り替えたもの。 | ||
+ | ;[[ホワイトアーク]] | ||
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+ | ;[[コアファイター (V2)|ボトムファイター]] | ||
+ | :後期OPで搭乗。 | ||
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+ | == 余談 == | ||
+ | *『いけ!いけ!ぼくらのVガンダム!!』では第1話・2話では主人公として描かれたのだが前述のようにギャグ漫画ゆえ、'''感情の起伏が激しく、自意識過剰で破天荒な性格をしており、他人への嫉妬から奇想天外な行動をとることが多い'''というぶっとんだ人物にされた。 | ||
+ | *『新SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語』(未参戦)では'''騎士マーベット'''として登場。『ナイトガンダム物語』は『Vガンダム』をベースとしながらも主人公のモチーフが[[シャッコー|Vガンダム以外の機体]]であるようにヒロインもシャクティではなく、マーベットという異例のものであり、原典とカードダスでは中性的な女性だったが漫画版のほうでは髪型を変えて描かれたために女性らしさが増した。 | ||
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+ | == 脚注 == | ||
+ | <references /> | ||
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{{ガンダムシリーズ}} | {{ガンダムシリーズ}} | ||
{{DEFAULTSORT:まあへつと ふいんかあはつと}} | {{DEFAULTSORT:まあへつと ふいんかあはつと}} |
2024年3月2日 (土) 12:38時点における最新版
マーベット・フィンガーハット | |
---|---|
外国語表記 | Marbet Fingerhat[1] |
登場作品 | |
声優 |
白石文子 木村亜希子(『30』代役) |
デザイン | 逢坂浩司 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦G |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(アースノイド) |
性別 | 女 |
年齢 | 22歳 |
所属 | リガ・ミリティア |
マーベット・フィンガーハットは『機動戦士Vガンダム』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
リガ・ミリティアのパイロット。褐色の肌の女性。
Vガンダムのテストパイロットだったが、負傷した為にウッソ・エヴィンに機体を託す。シュラク隊の隊長のオリファー・イノエとは恋人同士であり、後に結婚するのだが、女性ばかりで構成された同隊のメンバーに嫉妬する一面も見せた。特にジュンコ・ジェンコとは女同士で火花を散らし合っていた(原因は全てウッソなのだが)。
シュラク隊のメンバーやオリファーの死を乗り越え、やがて彼女はリガ・ミリティアのモビルスーツパイロットを引っ張っていく存在へと成長する。ウッソにとって姉の様な存在であるが、オリファーの子供を宿した辺りから後方支援をメンバーらに任せて、積極的な戦線への参加はしなくなっている。
最後まで生き残り、カサレリアでウッソら戦いを共にした少年少女達と日々を過ごしながら、子が生まれるのを心待ちにしている。
漫画版では、穏やかな性格をしているテレビ版と異なって、序盤は破天荒な面が目立っており、ウッソがVガンダムのパイロットである事を負かされたクロノクル・アシャーにあっさりバラしてリガ・ミリティアに身を寄せざるを得ない様にしたり、オデロ・ヘンリークと喧嘩になった際は、止めるどころか銃を乱射して「いいぞ、やれやれー!」と煽ったりもしている。一方で同じ回で、ウッソが再三に渡ってVガンダムを壊しているのに激怒し日本刀を振り回していたオリファーを止めたりもしている。なお、テレビ版とは対照的に戦いも最後までパイロットとして参戦しているが、終戦後の描かれるラストではオリファーとの間に出来た子を無事に出産しており、「オリファーJr.」と名付けている。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 初登場作品。能力はそこそこで気合を早めに覚えるなど使い勝手がいいが、熱血を覚えないのが痛い。代わりに信頼や愛といった補助系のコマンドを覚えるので、メタスやホワイトアークに乗せるといいだろう。 ちなみに本作では名前の表示欄が区切り文字含めて13文字しかないので、合計14文字ある彼女は一部特殊フォント(Gガンダムの武器名のシャイニングフィンガーと共用)で描画されている。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- 初登場時はVガンダムのコアファイターに乗っているがすぐにガンイージに乗り替える。その後はホワイトアークを経て最終的にはVダッシュガンダムがデフォルトユニットとなる。能力は二流だが加入時点で幸運を覚えているので序盤の資金稼ぎに役立つ。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 信頼に代わり鉄壁を習得。余談だが、なぜかVガンダム系のパイロットは今回信頼を削除されているケースが多い。
- スーパーロボット大戦α外伝
- ホワイトアークのパイロットとして第1話から登場。相変わらず能力は低いが、射撃が人並み程度にまで上がり鉄壁を覚えるようになったため、序盤では戦力として使えないことも無い。『α』同様に最初から幸運があるので序盤での資金稼ぎに役立つが、戦力としてもサポートとしても微妙なため最終的には他の補助に優れたパイロットにホワイトアークを持っていかれがち。
- オリファーが出ないからだろうか、愛を忘れた。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦D
- 能力ははっきり言って大したことないが、回避しづらいバランスにおいて不屈・鉄壁持ちで、さらに必中も覚えるため、意外と強い。スキルスロットが4つなのもいい感じ。また、Vガンダムルートを進んだ場合は最初期の幸運持ちなので、資金稼ぎの面においても重要。ストーリーでは、オリファーと結婚式を挙げる。
- 顔グラフィックが1種類しかないため、結婚式でも厳しい表情のままであり、4コマでもネタにされている[2]。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- 新スーパーロボット大戦
- 音声初収録。担当声優の白石文子氏も本作がスパロボシリーズ初参加。最初はNPCとしてカミオンに乗る。宇宙に上がってからパイロットとして登録。サポート系精神コマンドを多く覚えるが、火力上昇系精神コマンドが気合しかなく、宇宙適応Bなので育てづらい。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- SRサポートユニット。
- スーパーロボット大戦30
- 最速登場は宇宙ルート第2話「リガ・ミリティア」。Vダッシュガンダムヘキサに搭乗。
- 本作から『SDガンダム GGENERATION SPIRITS』以降の作品で代役を務めている木村亜希子氏にキャストが変更された。木村亜希子氏は今作でSRW初出演となる。
- キーミッション「新しい翼」ではヘキサで強制出撃(被撃墜時敗北)があるので、主力にしていない人も一撃で落ちない程度には育てた方が良い。同話でホワイトアークに乗り換える。
- VXT三部作の流れをくむため援護攻撃のダメージ倍率が0.5倍固定と低い本作では、援護ダメージアップのABを持つマーベットは追加ダメージ源としては悪くない。精神コマンドも『希望』や『愛』と良いものを覚えるので、中盤以降余ったVダッシュなどに乗せても良い。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
「幸運」持ちなのは、死者が多い『Vガンダム』にて最後まで生き残ることができたからだろうか。「愛」はオリファーに対してのものだろう。「希望」は、オリファーが遺した、彼との子供を表しているのだろう。
- 第2次G
- 気合、ひらめき、必中、信頼、手加減、愛
- α
- ひらめき、幸運、信頼、必中、熱血、愛
- α外伝
- ひらめき、幸運、鉄壁、必中、熱血、激励
- D
- 不屈、幸運、鉄壁、必中、熱血、激励
- 新
- 気合、信頼、集中、愛、激励、必中
- 30
- 根性、必中、閃き、気合、希望、愛
- 必中と閃きはLv5で同時に習得する。
特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]
- α(DC版)
- シールド防御L7、切り払いL6
- α外伝
- シールド防御L4、切り払いL2、援護L3
- D
- 底力L5、シールド防御、斬り払い、援護攻撃L3、援護防御L3、指揮L1、コンボL3
- 新
- 切り払いL4、シールド防御L4
- 30
- 底力L6、援護攻撃L2、パーツ供給
エースボーナス[編集 | ソースを編集]
- 援護攻撃の与ダメージ1.2倍。援護防御に参加した際の被ダメージ0.8倍。
- 『30』で採用。援護攻撃は最初から所持しているが、援護防御はスキルプログラムで追加する必要がある。
サポートアビリティ[編集 | ソースを編集]
- 遺された生命
- SSR。WAVEが進むごとにHP回復。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- オリファー・イノエ
- 上司であり、恋人。彼を失った後は、彼の遺志を尊重して生き残った。
- ウッソ・エヴィン
- 当初彼の実力に驚き、不本意ながらも彼にVガンダムを譲り渡すこととなる。漫画版では、マーベットのせいでクロノクルとの因縁が始まってしまう。
- ジュンコ・ジェンコ
- 戦友であり、恋のライバル。
- オデロ・ヘンリーク
- オリファーが育てたパイロットとして面倒を見るが、彼らを囮にするような戦い方をして自己嫌悪に陥ることも。
- トマーシュ・マサリク
- オリファーが育てたパイロット。
- カテジナ・ルース
- 序盤で面識あり。会話はほとんどない。
- ファラ・グリフォン
- マーベットのお腹の子が勝利の鍵になった。
- オリファーJr.
- 物語終盤にて宿ったオリファーの忘れ形見。TV版では妊娠止まりだったが、ボンボン版では最終話にて出産し、父親の名を名付けた。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- ジュドー・アーシタ、エルピー・プル
- 『α外伝』では、未来世界に飛ばされた際彼らと行動を共にしていた。
- ルクレツィア・ノイン
- 『D』では戦友同士。
- エルチ・カーゴ
- 『α外伝』では、素性を隠した自分が正体不明なのにも関わらず、彼女に気に入られスカウトされた。
- ボス
- 『D』にてマーベットが投げたブーケをキャッチしてしまい大変な目に遭う。
- 號
- 『D』では彼に勇気付けられる場面も。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「結局ウッソが前で私が殿…」
- 第21話より。カイラスギリー攻防戦において、オリファーから「マーベットには殿をやってもらう」という命令を受け。気を抜いた直後に敵機に隙を突かれて撃墜寸前でオリファーに救われた。戦略における「殿(しんがり)」とはトップに次ぐ実力者、戦況全体を見渡せる視野の広さ、万が一の奇襲やを護衛する役目など多い。オリファーがそれを実践しており、ウッソやシュラク隊辺りは不適格である。のちに子を宿すことになり、自然と殿を守る役目を補っていく。
- 「私、あなたの子供を生むわ」
- 第28話より。オリファーとの結婚には内心戸惑いを感じつつも、この一言で結婚に同意した。その後、マーベットの行動は思わぬ安らぎへと繋がる。
- 「タイヤが空を飛ぶな!」
- 第28話より。ゲドラフの異様な光景から、発した軽蔑ともいえる印象。しかし多くの視聴者がアインラッドを見て抱いていた感想でもあり、その代弁をしてくれたとしてよくネタにされる。
- 「鈴を鳴らさないで!」
- ファラ・グリフォンのゲンガオゾに向かって。撃墜される寸前「一つの命に二つの命」を感じ取ったファラは気が動転、ここからウッソの怒りの奇策がファラを追い詰める。
- ウッソ「とっても素敵な事ですね、マーベットさん」
「そうよ…とてもすごい事だと思うわ、ウッソ」 - 第48話。お腹の中に宿った新しい命をホワイトアーク隊の子供たちと触れる中でのウッソとのやり取り。
- 直前まで両親の育成方針や父との仲に悩むウッソに対して優しく諭しているなど「母性」が強く出ている場面でもある。
迷台詞[編集 | ソースを編集]
- 「めいどのみやげにおしえてあげるわ かれこそがVガンダムの天才パイロットウッソ・エヴィンくんよ!!」
「そうよ! あんたは十三歳の子どもにコテンのパーにやられちゃったのよ――ほーほほほ」 - 『コミックボンボン』版第2章「ウッソの旅立ち」での迷言。
- この発言のせいでウッソはザンスカール側からお尋ね者扱いになり、リガ・ミリティアに身を寄せざるを得なくなる。酷い話である。
- 「あたしの出番はどーなっとんじゃいな!」
- 漫画『いけ!いけ!ぼくらのVガンダム!!』での台詞。本作のマーベットは初期のカテジナの人気やウッソの腕に嫉妬する性格破綻者となっている。
- なお、『トップをねらえ!』のドラマCD「トップをねらえ! 音楽大図鑑」には出演声優の一言セリフを収録しているボーナストラックがあるのだが、なぜか白石氏のセリフはこれが採用されている。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- Vガンダム
- 本来のテストパイロット。序盤に怪我をしてウッソに席を譲ることになる。
- その後ポイントDDで別の機体を受領したが、宇宙に持って上がったのは一機のみ。
- Vガンダムヘキサ
- リーンホース合流以降に改装。
- 地球クリーン作戦への対応中にウッソとオデロ達によってVガンダムへと再改装されるが、整備中に別の機体を使用していたことも。
- ガンイージ
- アメリア政庁からの脱出時に搭乗。
- ガンブラスター
- ホワイトアット
- ハイランドの事件で鹵獲したゾロアットを塗り替えたもの。
- ホワイトアーク
- ボトムファイター
- 後期OPで搭乗。
余談 [編集 | ソースを編集]
- 『いけ!いけ!ぼくらのVガンダム!!』では第1話・2話では主人公として描かれたのだが前述のようにギャグ漫画ゆえ、感情の起伏が激しく、自意識過剰で破天荒な性格をしており、他人への嫉妬から奇想天外な行動をとることが多いというぶっとんだ人物にされた。
- 『新SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語』(未参戦)では騎士マーベットとして登場。『ナイトガンダム物語』は『Vガンダム』をベースとしながらも主人公のモチーフがVガンダム以外の機体であるようにヒロインもシャクティではなく、マーベットという異例のものであり、原典とカードダスでは中性的な女性だったが漫画版のほうでは髪型を変えて描かれたために女性らしさが増した。
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ CHARACTER|機動戦士Vガンダム 2022年1月5日閲覧。
- ↑ 光文社『スーパーロボット大戦D 4コマギャグバトル』P45より。
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