「ヤクト・ドーガ」の版間の差分
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2022年2月6日 (日) 07:40時点における版
ヤクト・ドーガ | |
---|---|
外国語表記 | Jagd Doga[1] |
登場作品 | |
デザイン | 出渕裕 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦 |
スペック | |
---|---|
分類 | ニュータイプ専用モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | MSN-03 |
頭頂高 | 21.0 m |
本体重量 | 28.0 t |
全備重量 | 64.6 t |
動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 3,340 kw |
スラスター推力 |
17,000 kg×2
|
アポジモーター数 | 17 |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
センサー有効半径 | 16,400 m |
開発 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属 | ネオ・ジオン軍 |
主なパイロット |
ギュネイ・ガス クェス・パラヤ |
ヤクト・ドーガは『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の登場メカ。
概要
開発はギラ・ドーガをベースにしたネオ・ジオン総帥であるシャア・アズナブル専用機候補であるレーテ・ドーガを前身としている。しかし、総帥専用機とするには性能不足であるとして、「ギラ・ドーガ サイコミュ試験型」を経て本機が開発される事になった。
基本フレームはギラ・ドーガの物と同一であるが、大型ジェネレーターやスラスターを追加するなどの改装が行われており、実質的にはギラ・ドーガとは別物と言っても良い。
本機の製作過程でサイコミュを搭載するには手狭な設計であったため、それを補う技術として開発されたのがサイコフレームである。これを搭載する事により、基本性能が大幅に向上し、ファンネルの搭載が可能になった。しかし、ニュータイプ専用機としてはやや強引に仕上げているため、機体のバランスには多少の問題がある。
バリエーション
- ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)
- ギュネイ・ガス専用機。機体色は青緑と金で、頭部にアンテナが付いている。
- ヤクト・ドーガ (クェス専用)
- クェス・パラヤ専用機。機体色は赤と銀。後に袖付きに改修されダークグリーンの塗装となった。
- ヤクト・ドーガ (量産型)
- SRWオリジナルの量産型。機体色は薄緑。
登場作品
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- ギュネイ機とクェス機が登場。しかし終盤では多くのMSパイロットがギュネイ機に乗って押し寄せてくる。
- 第2次スーパーロボット大戦G
- ギュネイ機が登場。流石に今回はガイア達は乗らず。
- 第3次スーパーロボット大戦
- ギュネイ機とクェス機、そしてSRWオリジナルの量産型が登場。クェス機のみ終盤でプルツーを仲間にすると自軍ユニットとして運用できる(クェス本人は別のシナリオで何故かMS無しで加入)。貴重なファンネル持ちMSだが、三種類あるヤクト・ドーガの中でHPなどは一番低い。
- スーパーロボット大戦EX
- ギュネイ機のみ登場で、しかもギュネイは参戦せずシュテドニアス軍のザコ兵士が乗ってくる。目玉のファンネルを使用してこないのでSRWシリーズの中でも扱いがかなり悪い…と思いきや、メガ粒子砲の性能がが攻撃力3900・射程2~8・消費EN5というとんでもない超兵器と化している。何故これをサザビーに搭載してくれなかったのか、実に悔やまれる。
- 第4次スーパーロボット大戦
- ギュネイ機とクェス機が登場。前回に引き続き今回もギュネイは参戦せず、ギュネイ機はザコ兵士の機体となっている。また前回より数が多いので中々鬱陶しい存在。
- クェス機はリアルルート限定でクェスを仲間にすると手に入るが、その際ジェガンを所持しているとどちらかを廃棄させられてしまう。まぁここで敢えてジェガンを残すメリットは特にないのだが。基本性能は平凡だがファンネルは強力なので、ニュータイプのガンダム系パイロットを多用するなら是非強化しておこう。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 機体そのものはSFC版とあまり変化はないが、モブパイロットの強化兵が強化人間スキルをレベル40まで修得しないという謎の改変が行われたため、敵側のヤクト・ドーガがファンネルを撃ってくることはほぼ皆無となった。もちろんファンネルを撃てない本機などただの雑魚である。
- スーパーロボット大戦F完結編
- オープニング戦闘デモで量産機が久々に登場。……ただしそちらの出番はここだけ。
- クェス機は終盤の分岐でポセイダルルートに進むとクェスが持ってくるが、同時にサザビーも持ってきてくれるため影が薄い。ファンネルをフル改造するとMAP兵器版も追加されるが、やはりサザビーも同様なのでそちらを優先されがち。本機も弱いわけではないのだが。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α(DC)
- ギュネイ機とクェス機が登場。ギュネイ機は敵専用ということもあってか、クェス機よりファンネルの攻撃力がかなり低い。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- ギュネイ機とクェス機が登場。逆襲のシャアのイベント再現もあり、この二機も目立つ存在。
Zシリーズ
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- ギュネイや強化兵が乗ってくる他、シーン6の選択肢でステージ『ジオンの血』を最初にクリアすると、入手できる。強MSが出そろっている時期なので、有用性は今一。ニュータイプで出撃枠を埋めたいなら。
- スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor
- シーン6の選択肢でステージ『ジオンの血』を最後にクリアすると、入手できる。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 隠しシナリオでギュネイ機とクェス機が登場。両者の他に一般兵も乗ってくる。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- ギュネイ機とクェス機が終盤に登場。ハマーン・カーン率いるネオ・ジオンの戦力で、ザコ兵士達が搭乗する。位置づけはギュネイ機が指揮官機、クェス機が隊員機。
- スーパーロボット大戦R
- スーパーロボット大戦D
- ギュネイ機とクェス機が序盤から登場し、仲間として使える。ギュネイ機が少し装甲が高く、クェス機は運動性で勝る。
- 同時期にほぼ上位互換なサザビーも加入するが、こちらはメガ粒子砲の命中補正が高いという地味ながら大きな利点がある。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦X
- ギュネイ機とクェス機が機体のみ登場。『Gのレコンギスタ』のキャラが搭乗している。
- 「ヘルメスの薔薇」に遺されていたデータから復元された設定になっているためか、機体BGMが『Gレコ』の前期OP曲になっている。
- 長射程で弾数制のファンネルと射程1-4でP兵器のメガ粒子砲と武装のバランスがよく、NTならばだれを乗せても使いやすい機体。
- ただし最終的な火力はかなり低めなので、改造資金をつぎ込むかどうかは微妙な所。
- スーパーロボット大戦T
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- ギュネイ機とクェス機が登場。クェス機は条件を満たすと記憶喪失となったクェスと共に加入する最後の自軍参加ユニットとなる。但し使用できるのは最終話のみなので念入りに改造しないとまともに活躍できない。
- スーパーロボット大戦DD
- 1章Part2より、ギュネイ機がエネミーユニットとして登場。
関連機体
- ギラ・ドーガ
- 大元の原型機。ヤクト・ドーガの前身であるレーテ・ドーガ(SRW未登場)は、この機体をベースにサイコミュとファンネルを搭載した「ニュータイプ専用ギラ・ドーガ」とも言うべき機体であった。
- サザビー
- 発展型。結局ヤクト・ドーガでも総帥専用機としては性能不足であったため、この機体が開発されている。
- サイコ・ギラ・ドーガ(SRW未登場)
- 小説版(『ベルトーチカ・チルドレン』)にて、ヤクト・ドーガの代役として登場した機体。
脚注
資料リンク
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