ギラ・ドーガ
AMS-119 ギラ・ドーガ(Geara Doga)
- 登場作品:ガンダムシリーズ
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- 機動戦士ガンダムUC
- 機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91(SRW未参戦)
- 分類:汎用量産型モビルスーツ
- 型式番号:AMS-119
- 頭頂高:20.0m
- 本体重量:23.0t
- 全備重量:50.8t
- 動力:熱核反応炉
- ジェネレータ出力:2,160kw
- スラスター総推力:14,000kg×2、13,000kg×2
- センサー有効半径:16,400m
- 姿勢制御バーニア数:15
- 装甲素材:チタン合金ハイセラミック複合材
- 開発:ネオ・ジオン軍(設計)、アナハイム・エレクトロニクス社(製造)
- 所属:ネオ・ジオン軍
- 主なパイロット:レイラ・ラギオール、ネオ・ジオン兵
シャア・アズナブル率いるネオ・ジオンの主力となった量産型モビルスーツ。アナハイム・エレクトロニクス社が製造を請け負っている。第1次ネオ・ジオン抗争時には既に開発が開始されており、ザクの基本設計にマラサイのムーバブルフレームを採用したような構造である。そのため、外見はザクに似ており、その汎用性とフォルムを受け継いだモビルスーツとして完成している。そのポテンシャルはグリプス戦役時に投入された機体よりも上だが、同時期に量産型として採用された地球連邦軍のジェガンとはほとんど変わらない。旧ジオン軍の伝統にのっとり、指揮官機は頭部にブレードアンテナが装備される。また、エースパイロットに対してはパーソナルカラーへの塗装変更も許可されている。
劇中ではネオ・ジオン軍の主力モビルスーツとして多数が投入されている。また、アクシズ落下を阻止するために集まった多数のモビルスーツの中に本機の姿が確認できる。
本機をベースにしたニュータイプ専用機にヤクト・ドーガがある。
レズン・シュナイダー搭乗機はギラ・ドーガ (レズン専用)を参照。
『機動戦士ガンダムUC』では、ネオ・ジオン残党軍の「袖付き」にて後継機のギラ・ズールと共に未だ第一線で運用され、腕部に装飾が追加されている。また、30年後の『機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91』では一機だけ登場。ネオ・ジオン残党の少女レイラ・ラギオールがトキオ・ランドール達をガレムソンの再来と勘違いし残党村の本機を持ち出して襲いかかるが、誤解は解けている。
登場作品と役柄
旧シリーズ
EX以外では基本的にDCの戦力として登場する。
- 第2次スーパーロボット大戦
- 後半から登場。PS版ではグレネードランチャーが移動後攻撃可能武器となっており、ドライセン同様間合いに気をつけるべきユニットになっている。最長射程は4なのでアウトレンジ攻撃は楽。
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 後半から登場。リメイクでコンティオやゲドラフなどの強力な量産MSが増えたこともあり、やはり影は薄い。
- 第3次スーパーロボット大戦
- 中盤に登場するが、同時期に登場するガブスレイやドライセンらのMSと比較すると、登場シナリオが少ない為にいまいち印象が薄い。
- スーパーロボット大戦EX
- リューネの章でシュテドニアス軍にいるケーラが乗っていて、説得することで自軍ユニットになる。また、マサキの章でも途中で手に入り、ジオン系統のMSが手に入ったことでバーニィが喜ぶ。他のMSと比べても攻撃力が低く、なぜか武装の空の地形適応がことごとくBなので使い勝手はあまりよくない。リメイクであるPS版のコンプリートボックスでは、武装の空適応がAになっている。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- DCやティターンズの戦力として序盤から登場。原作の時代を鑑みるとかなり弱い機体として扱われている。
- スーパーロボット大戦F
- DCの戦力として登場。F完結編では逆シャアシナリオをやる没構想があったらしく、その名残か登場しなくなる。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- 隠し面のみ登場。レベルも改造段階も高くおよそ一般機とは思えない。リアル系は一撃で落とされることも。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 隠しストーリーである逆シャア編で登場。もの凄い確率でこちらの攻撃を切り払う。シールド防御もあり一般機とは思えないしぶとさを見せる。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- ナナイやギュネイがギレン率いるネオ・ジオンの所属の為、ネオ・ジオンのMSの1つとして使われている。登場時期が遅めな割に性能はとくに高くない。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 多少強化されたがやっぱり微妙な性能で旧式のザクIIIやバウの方が強い。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 未来世界にてムーンレィスが使用する。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 原作通り、シャア率いるネオ・ジオンの主力MS。主要なパイロットの機体や艦艇の小隊要員としているが、基本的に雑魚。PLAはシュツルムファウストを使ってくるので、対ビームコーティングなどを装備しても効果が薄い点は注意。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- ネオ・ジオン兵の他、モビルドール、ゾンダーメタルとしても登場。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- PV1でデスティニーガンダムと対決していた事が判明され、第2次αから11年ぶりの登場となった。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A(A PORTABLE)
- 終盤、ジオン残党が使用。一般機とレズン専用機が登場するが、どちらも乗っているのはジオン兵。終盤に出てくる敵としては弱い部類に入る。原作通り一般機とレズン専用機ではビームマシンガンの形状が異なっており、芸が細かい。
- スーパーロボット大戦R
- 現代編ガンダムルートのみで登場するため、影は薄い。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- ネオ・ジオン兵が搭乗。SPTよりも回避は低くもHPは高い。
- スーパーロボット大戦64
装備・機能
武装・必殺攻撃
- グレネードランチャー
- シールド上部の裏側に装備された武装。
- シュツルムファウスト
- シールド下部の裏側に4発装備。手に持って発射するだけでなく、シールドから直接撃ち出す事も可能。
- ビームソードアックス
- 近接戦用の武装。サーベル、斧、ピックの3モードに切り替え可能。
- ビームマシンガン
- ビームを撃ち出すマシンガン。原作ではアムロの駆るνガンダムに奪われて使用されたこともあった。
- ビームライフル
- 指揮官用の武装。ビームマシンガンの代わりに携行する。
- ショックアンカー
- 敵機をワイヤーで拘束し、電撃を流す。原作ではνガンダムに使用していた。
- シールド
- 折りたたみ式で、左腕に固定されている。裏側にはシュツルムファウストやグレネードランチャーを装備。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
関連機体
SRW未登場
- ギラ・ズール
- 『機動戦士ガンダムUC』に登場。ギラ・ドーガの後継機であるがデザイン的にはザクに近く、オーソドックスなジオン・スタイルにまとめられている。
- メッサー
- 『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』(SRW未参戦)に登場。型式番号はMe2R。マフティー・ナビーユ・エリン率いるマフティー軍の量産型モビルスーツでギラ・ドーガの再設計機。
- ギラ・ドーガ改(シド専用)
- 『機動戦士ガンダムF90』で登場。型式番号は原型機と同じくAMS-119。地球連邦軍が接収したギラ・ドーガをジェガンのパーツを使って改修しており、性能が向上している。オールズモビルに奪取されたF902号機のテストパイロットであったシド・アンバーが搭乗しており、1号機の護衛として運用されている。ちなみに『CCA-MSV』に登場するギラ・ドーガ改とは全くの別物である。
- ギラ・ドーガ(フル・フロンタル機)
- 『機動戦士ガンダムUC MSV』に登場。ネオ・ジオン残党「袖付き」の首領であるフル・フロンタルがシナンジュを入手する前に搭乗していた機体で、元々はバリエーション機で使用するパーツ類の耐久値などをテストする試験機であり、性能向上型とは名ばかりのアンバランスな機体バランスだった為予備パーツとして解体予定だった機体である。赤く塗られたこの機体にフロンタルが搭乗したことで「赤い彗星の再来」を印象付ける事になった。武装はセンサーを追加したギラ・ズール用のビームマシンガンを使用する。
- ギラ・ドーガ(アンジェロ・ザウバー機)
- 『機動戦士ガンダムUC MSV』に登場。ネオ・ジオン残党「袖付き」のアンジェロ・ザウバー専用機で、機体色はパーソナルカラーの紫でブレードアンテナ無しの頭部が特徴。ランゲ・ブルーノ砲を装備した重装仕様で運用されており、後に親衛隊仕様のギラ・ズールに乗り換えた後も装備は引き継がれている(ランゲ・ブルーノ砲は宇宙戦用に改良されたランゲ・ブルーノ砲改となっている)。
商品情報
|