アルゴ・ガルスキー
ナビゲーションに移動
検索に移動
アルゴ・ガルスキー | |
---|---|
外国語表記 | Argo Gulskii |
登場作品 | |
声優 | 宇垣秀成 |
デザイン |
島本和彦(原案) 逢坂浩司 |
種族 | 地球人(ネオ・ロシア) |
性別 | 男 |
生年月日 | 未来世紀33年9月13日 |
星座 | 乙女座 |
身長 | 219cm |
体重 | 101kg |
血液型 | 0型 |
所属 | ネオロシア |
役職 | ガンダムファイター |
特技 | パワーレスリング |
アルゴ・ガルスキーは『機動武闘伝Gガンダム』の登場人物。
概要
ネオロシア代表のガンダムファイター。ボルトガンダムに搭乗する。
かつてはコロニー荒らしとして有名な宇宙海賊のリーダーだったが、部下ともども捕えられ、仲間の命と引き換えにガンダムファイトに出場していた。ファイトの時以外は両腕をビーム鎖でつながれており、胸のベルトには言うことを聞かせる為の小型爆弾が仕込んであった。ファイティングスーツの時も変わらず装着しているが、着用のため裸になる時外すのかは謎。バンクシーンでは、上半身スーツ装着~完了の際には既に装着しているのが見て取れる。
常に自制心を失わない寡黙な男だが、内には熱い情熱を秘めている。2mを越す巨体から繰り出すパワーに加え、知略にも精通しており、ギアナ高地においては東方不敗の策略を看破している。ブラックジョーカーの紋章を継承してからは、新シャッフル同盟の一員にもなった。また、他のメンバーより精神が強く、デビルガンダムに乗っ取られた後の後遺症が無かった。
島本和彦氏の漫画『超級!機動武闘伝Gガンダム』では、宇宙海賊時代の海賊の衣装を身にまとっている姿が見られる。
登場作品と役柄
イベントにて原作でも見せた知略戦において一役買う事が多い。
能力はGガンダム勢の中でも一際スーパー系寄りの能力と精神コマンドを持つ。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 比較的序盤に仲間になる上に、搭乗機のボルトガンダムの使い勝手がよく、また最初から気合を使えるため、ドモンを除くシャッフル同盟の中ではかなりの実力者。ステージが進めばガイアクラッシャーが使えるようになる。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- アルゴの能力はA同様だが、ボルトガンダムに下降修正が入ったため若干使いづらくなっている。ボルトガンダムの硬さとアルゴの防御の高さと鉄壁を生かして、援護防御の付加がオススメ。
- スーパーロボット大戦R
- シナリオ「『ゲキ・ガンガー』を越えてゆけ!」では、宇宙海賊時代の経験を生かした交渉術で木連と渡り合い、ラウンドナイツの窮地を救う見せ場がある。
ちなみにアンソロジーコミックではラゴウと間違えられてボコボコにされるというネタがあったが、そもそも作者が名前を「ラルゴ」と間違えているため、ネタとして殆ど成立していない。編集の段階で誰も気付かなかったのか、色々な意味で不憫である。 - スーパーロボット大戦J
- JではGガンダムの面々が弱体化を受けたが、アルゴもその例に漏れず、搭乗機のボルトガンダムは弱体化、本人も鉄壁以外の防御回避系精神コマンドを覚えないなどの不遇な扱いを受ける。一応、原作でのガンダムヘブンズソード戦を再現した合体攻撃が追加された。一線を張るには辛い。
- Gガンダム勢はどの分岐を選択しても主人公と同行するので、このゲームの「分岐時に別ルートに行ったパイロットのレベルは合流時に自軍パイロット上位16人の平均レベルになる」仕様を利用してのレベル上げができない。もし使うなら、後半に強制出撃があるので、定期的に出撃させてレベルを上げておきたい。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 初登場作品。チボデー、サイシー、ジョルジュと共に「シャッフルの名のもとに」にて敵として登場するが、ステージクリア後、自軍に参戦。愛機ボルトガンダムが射程が短い・ろくな対空攻撃が無い、必殺技が宇宙で使えないという3重苦を背負っており、シャッフル同盟メンバー5人の中では最も使い勝手が悪い。
- スーパーロボット大戦MX
- 初の声付き参戦。担当声優の宇垣秀成氏は本作でスパロボ初参加。
- 気迫があるのでスーパーモードを一発で発動できるのが魅力。Gガンダム勢の中では回避は低めだが、気になるほどではない。出撃を圧迫するものの、合体攻撃・『シャッフル同盟拳』は強力。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
格闘・技量が高く、特に防御が高い。成長性も防御重視のシリーズもあり、最終的にかなりの硬さとなる。Gガンダム勢の中では所謂「スーパー系」(に近い)能力値であると考えるのが妥当か。
精神コマンド
必中、鉄壁、気合、熱血とスーパー系の精神コマンドを修得する。
- リンクバトラー
- 気合、集中、熱血、友情、鉄壁、信頼
- 64
- 鉄壁、集中、熱血、気合、信頼、友情
- A、A PORTABLE
- 鉄壁、気合、必中、信頼、熱血、ド根性
- R
- 鉄壁、必中、ド根性、信頼、気合、熱血
- J
- 鉄壁、必中、ド根性、熱血、気合、直撃
- MX(MX PORTABLE)
- 鉄壁、必中、不屈、熱血、友情、気迫
特殊技能(特殊スキル)
ボルトガンダムの装備の都合上、切り払いやシールド防御等の防御スキルを一切持たない。
- A
- 底力L9、カウンターL4
- A PORTABLE
- 底力L9、カウンター
- R
- 底力L7、援護攻撃L2、援護防御L1、カウンターL3
- J
- スーパーモード、カウンター、底力L7、援護攻撃L2、援護防御L1、コンボL2
- MX(MX PORTABLE)
- スーパーモード、底力L8、援護防御L2、ガード
- ガードはアルゴと相性の良いスキル
固有エースボーナス
- A PORTABLE
- SP+20、出撃時気力+10
- ジョルジュ・ド・サンド、サイ・サイシーと同様のボーナス。
パイロットBGM
- 「FLYING IN THE SKY」
- 前期OPテーマ。『64』で採用。
- 「我が心 明鏡止水~されどこの掌は烈火の如く」
- 『MX』にて採用。
- 「勝利者達の挽歌」
- 第24話で流れたシャッフル同盟との共闘での選曲。『MX』終盤に変更される。
人間関係
- ドモン・カッシュ
- ネオジャパン代表のガンダムファイター。新シャッフル同盟の仲間。初登場時、収容所に捕らえられた彼の脱走の手助けをしている。
- チボデー・クロケット
- ネオアメリカ代表のガンダムファイター。新シャッフル同盟の仲間。
- ジョルジュ・ド・サンド
- ネオフランス代表のガンダムファイター。新シャッフル同盟の仲間。
- サイ・サイシー
- ネオチャイナ代表のガンダムファイター。新シャッフル同盟の仲間。シャッフル同盟の中でも共に何度か闘った仲間である。テーマソングも2人で歌う。
- ブラック・ジョーカー(トリス・スルゲイレフ)
- 旧シャッフル同盟のブラック・ジョーカー。DG細胞で洗脳された際、彼女の捨て身の行動により、DG細胞を浄化され、ブラック・ジョーカーの紋章も受け継いだ。
- ナスターシャ・ザビコフ
- ネオロシアの女性士官。アルゴのサポートと監視役。アルゴに付けられた爆弾の起爆装置を握っている。
苛烈な性格であるが、ギアナ高地で水浴びのシーンを披露したり、ドモンとの対決前夜のアルゴをチャイナドレス姿で激励するなど、Gガンダムにおける希少なお色気要員でもある。
アルゴに対し徐々に想いを寄せていくようになり、最終回では一緒にネオロシアを捨てて宇宙海賊になるという、衝撃的な結末を迎えた。
SRWでは他のシャッフル同盟サポートメンバーが一度は登場したことがあるにもかかわらず、彼女は今もって未登場である。 - アンドリュー・グラハム
- ネオカナダ代表のガンダムファイター。アルゴが宇宙海賊だった頃、アルゴの海賊船が勤務していた宇宙ステーションに激突し、妻を失う。アルゴへの復讐の為ガンダムファイターとなり、アルゴに戦いを挑む。
- 最後はアルゴが自らの命を犠牲にしてまで仲間を助けようとする心に打たれ、暴走するノーベルガンダムからボルトガンダムをかばい、ファイターとして再起不能となる。SRW未登場。
- アレンビー・ビアズリー
- ネオスウェーデン代表のガンダムファイター。バーサーカーモードを発動した彼女に48秒で倒される。
他作品との人間関係
- フロスト兄弟(シャギア・フロスト、オルバ・フロスト)
- 『R』では、丸腰のニュータイプ達をMSで始末しようとした際に、シャッフル同盟の素手の一撃でMSを転倒させた事で彼らを驚愕させた。
- 秋山源八郎
- 『R』では、火星遺跡の演算ユニットを巡って彼と交渉して、彼を説き伏せ木連を一度は撤退させる。
- 剣鉄也
- 『A』にて、にぎやかなのは苦手という点で互いに親近感を持つ。
名台詞
- 「どうした、これでおわりか! 収容所でのファイトはみせかけか! 貴様もこの程度か!」
- 第5話にて。収容所にてくじけなかったドモンのファイター魂を感じていたため、ファイト中に敵といえどもドモンに激を入れる。
- 「俺もあの日の事を忘れはしない。事実はどうあれ、あんたの奥さんを死なせた事に変わりはない。そう仇を討ちたければ来い! 俺もこのファイトで優勝して、囚われている仲間を救うまで、闘い続ける。それまで俺は、逃げも隠れもせん!」
- 第8話にて。誤解からもアルゴを妻の仇と憎むグラハムに対し、自分もグラハムの妻ノーマを助けられなかったことに後悔の念を感じていたアルゴだったが、それを受け止めた上で自身の決意を語るアルゴ。寡黙ながらも彼の決意の強さが見える。
- 「俺は闘いに喜びを感じた事など無い。海賊だった頃から、一度もな。いや、お前との闘いは別だった。あれはいいファイトだった。またあんなファイトをして見たいものだ」
- 第18話にて。自分の心情とドモンとのファイトの感想。アルゴには珍しく微笑みを見せる場面でもある。
- 「気まぐれな指揮官だ」
- 第21話より。決勝大会の3日前に「シャッフル同盟は本来は敵同士」と言いながらもドモンの様子を見て、すぐにネオホンコンに向かわないナスターシャに対して不敵に笑いながらの一言。
- 「ガンダムファイトは何が起こるかわからないという事だ。貴様も充分気を付けるんだな」
- 第28話より。
- 「来い、鳥野郎! フライドチキンにしてやるぜ!」
- 第42話にてガンダムヘブンズソードにグラビトンハンマーを当てる前に言った台詞。
- 「い、いいのか? 罪人を勝手に釈放するのは重罪だぞ…!」
- 上記のナスターシャが、アルゴの手錠と首に設置された爆弾を解除した時の台詞。
- 後顧の憂いをなくす一番の手だが、もうナスターシャは国に戻れないということでもある。「だったら、お前と共に海賊にでもなるさ」と、押しかけ女房的な発言をするナスターシャに、アルゴは小さく笑って答えを示した。
- 「言ってしまえばいいだけだ!」
- 最終回にて。レインに告白することに対し、ドモンを激励する。先にナスターシャに告白されただけに、印象に残る発言でもある。
迷台詞
- 「いいや、俺は映画を見るときは、一番前で見る主義なんだ…!」
- ドラマCD『世界高達骨牌拳』にて、サイシーに「前が見えない」と言われて返した台詞。チボデーからは「どっかの監督みたいな事言ってるぜ」とぼやかれた。
- 「俺は…好きだ」
- 同ドラマにて、映画の中のとある人物を見て呟いた台詞。周囲の仲間はドン引きしていた…。
- 「俺は宇宙で不敗だ!」
- 同ドラマ内、量産された「不敗」その3。
- 「俺は、あんみつがいい…白玉入りのやつ」
- 同ドラマ内、映画を見終わり劇場を後にするときに呟いた台詞。意外と甘党のようだ。
スパロボシリーズの名台詞
携帯機シリーズ
- 「現状において、ボソンジャンプできなくなることが、地球と木連のどちらにダメージが大きいかはわかるはずだ」
「俺たちはな、だが、俺たちが滅びた後、地球との全面戦争になった場合、お前たち、勝てるのか?」 - 第34話「「ゲキ・ガンガー」を越えてゆけ!」にて木連と交渉した際の台詞。不利な状況での戦闘の多かった、宇宙海賊時代の経験を活かしての交渉である。
単独作品
- 「…俺はそうでもない」
- ハマーンと協力することになった際、その外見や雰囲気に不満を漏らす男性陣の中で放った発言。ナスターシャを重ねたのかもしれない。
- 「む…! こいつのパワー…ボルトガンダムと互角か…!」
- 第25~27話「光に導かれし者達」にて凰牙との戦闘前会話。アルテアにも「やるな…! 凰牙のパワーを受け止めるとは!」と感嘆せしめた。
- 「フライドチキンにするまでもない! そのまま消え失せろ!!」
- 第50話(『MX PORTABLE』では51話)「勝利者達の挽歌」より。爆散直前のガンダムヘブンズソードに向け、最期までDG細胞に依存するミケロの見苦しさを斬り捨てた。
搭乗機体
資料リンク
|